JPS587297B2 - 脱臭剤とその製造方法及び保存法 - Google Patents
脱臭剤とその製造方法及び保存法Info
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- JPS587297B2 JPS587297B2 JP51059474A JP5947476A JPS587297B2 JP S587297 B2 JPS587297 B2 JP S587297B2 JP 51059474 A JP51059474 A JP 51059474A JP 5947476 A JP5947476 A JP 5947476A JP S587297 B2 JPS587297 B2 JP S587297B2
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- nitrobacter
- ammonia
- na2s
- thiobacillus
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-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61L—METHODS OR APPARATUS FOR STERILISING MATERIALS OR OBJECTS IN GENERAL; DISINFECTION, STERILISATION OR DEODORISATION OF AIR; CHEMICAL ASPECTS OF BANDAGES, DRESSINGS, ABSORBENT PADS OR SURGICAL ARTICLES; MATERIALS FOR BANDAGES, DRESSINGS, ABSORBENT PADS OR SURGICAL ARTICLES
- A61L9/00—Disinfection, sterilisation or deodorisation of air
- A61L9/01—Deodorant compositions
Landscapes
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Epidemiology (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Animal Behavior & Ethology (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Public Health (AREA)
- Veterinary Medicine (AREA)
- Disinfection, Sterilisation Or Deodorisation Of Air (AREA)
- Micro-Organisms Or Cultivation Processes Thereof (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
微生物によって、便臭を脱臭しようとするこころみは、
従来から存在した、そして中には商品化されたものもあ
る。
従来から存在した、そして中には商品化されたものもあ
る。
しかし何時の程にか市場から姿を消すのが常であった。
これは■微生物の能力、@培養条件、〇一定力価の製品
の製造法、■高い力価を保持したままでの保存法、■非
病原性の保証、θ経済性などの点で欠ける所があったが
為である。
の製造法、■高い力価を保持したままでの保存法、■非
病原性の保証、θ経済性などの点で欠ける所があったが
為である。
我々は一種又は極めて少数の菌株によって糞便臭を脱臭
せしめる事に成功し、その結果脱臭ならびに脱臭菌につ
いて従来未解決であった幾つもの知見を知り、かつ上記
■・・・・・・θなど数多くの問題点を解消する事に成
功した。
せしめる事に成功し、その結果脱臭ならびに脱臭菌につ
いて従来未解決であった幾つもの知見を知り、かつ上記
■・・・・・・θなど数多くの問題点を解消する事に成
功した。
本来、有臭物質はその組成、分子式などから見て一般理
論を確立する事が甚だ困難である。
論を確立する事が甚だ困難である。
しかも有臭物質は単純な化学反応と異なり、原料たる食
糧ないし飼料は種類も多くさらに有臭性を司ると考えら
れる腸内細菌の生化学的反応の雑多さに至っては殆んど
無限と考えられるため腸内細菌によって生産される代謝
産物、つまり便中に存在する物質の数は無限に近く、有
臭成分のみについても、極めて微量に存在するもの又他
の無臭成分と反応したものまでを含めると、その種類は
著しく多いのである。
糧ないし飼料は種類も多くさらに有臭性を司ると考えら
れる腸内細菌の生化学的反応の雑多さに至っては殆んど
無限と考えられるため腸内細菌によって生産される代謝
産物、つまり便中に存在する物質の数は無限に近く、有
臭成分のみについても、極めて微量に存在するもの又他
の無臭成分と反応したものまでを含めると、その種類は
著しく多いのである。
上記の様な複雑な成因に基づくがゆえに脱臭に関する一
般理論を展開する事は不可能に近い。
般理論を展開する事は不可能に近い。
さらに新鮮糞便中などでは腸内細菌を主株として糞便l
g中に1011個以上の菌が生存し極めて多くの種類の
代謝産物を生産している。
g中に1011個以上の菌が生存し極めて多くの種類の
代謝産物を生産している。
その上腸内細菌には大腸菌や有胞子菌など健丈な菌も多
い。
い。
そのため糞便を脱臭するために有臭物質全部について脱
臭テストをする事、さらには次々と生産される有臭物質
に打ち勝つ方法を研究する事は到底不可能である。
臭テストをする事、さらには次々と生産される有臭物質
に打ち勝つ方法を研究する事は到底不可能である。
そのため本発明者らは種々研究の結果、有臭物質を便中
に存在するS化合物、N化合物、C化合物に限定して検
討したが、その様に限定した化合物すらも種類が極めて
多く、例えば■一口に硫黄細菌と呼ばれるものも天然自
然に存在するものなるが故に、その性状、活性は著しく
異った点を個個に有しており、しかもその対称とするも
のも、非常に多くの種類より成るS一化合物である為、
その反応について考えてみても余りに現象が多すぎて、
未だ完全に研究が尽くされたと言えたものではなく、や
っとその緒に着いたか否かと言った具合のものである事
が確認出来た。
に存在するS化合物、N化合物、C化合物に限定して検
討したが、その様に限定した化合物すらも種類が極めて
多く、例えば■一口に硫黄細菌と呼ばれるものも天然自
然に存在するものなるが故に、その性状、活性は著しく
異った点を個個に有しており、しかもその対称とするも
のも、非常に多くの種類より成るS一化合物である為、
その反応について考えてみても余りに現象が多すぎて、
未だ完全に研究が尽くされたと言えたものではなく、や
っとその緒に着いたか否かと言った具合のものである事
が確認出来た。
又@硝化細菌によるN一化合物の脱臭作用についても、
同様に完全な研究や実験が不可能である事が確認出来た
。
同様に完全な研究や実験が不可能である事が確認出来た
。
ざらにθ炭素を主成分とする化合物についても、種々の
化合物が存在し、脂肪酸の脱炭酸作用のみについても、
不充分な実験と結論しか引き出せない事の3点を明らか
にする事が出来た。
化合物が存在し、脂肪酸の脱炭酸作用のみについても、
不充分な実験と結論しか引き出せない事の3点を明らか
にする事が出来た。
この様な壁に当った後、本発明者らは著しく多く存在す
る有臭物質に代り1〜2個の物質で代行し得るや否やを
先づ検討した。
る有臭物質に代り1〜2個の物質で代行し得るや否やを
先づ検討した。
その結果(a) S一化合物についてはNa2Sで以っ
て代表せしめこれを資化ないし変性せしめる菌を探し求
め(S一作用)、(b)N一化合物についてはNH3、
イントール、スカトールで代表せしめ(N一作用)、(
c)C一化合物については低級脂肪酸の何れかで代表せ
しめ、それを資化ないし、変性せしめる菌を探し求める
(C一作用)事で、ほぼ第一次の探索は充分な事が明ら
かとなった。
て代表せしめこれを資化ないし変性せしめる菌を探し求
め(S一作用)、(b)N一化合物についてはNH3、
イントール、スカトールで代表せしめ(N一作用)、(
c)C一化合物については低級脂肪酸の何れかで代表せ
しめ、それを資化ないし、変性せしめる菌を探し求める
(C一作用)事で、ほぼ第一次の探索は充分な事が明ら
かとなった。
すなわち有臭S一化合物にはH2SやNa 2S・9H
20の他に、すでに知られている代表的なもののみでも
SO2,CS2,CH,,SH・・・・・・(C6H,
5CH2)Sに到る種々の物質が存在するが、これらの
すべてを検べる必要はなく、又有臭N一化合物、有臭C
−化合物についても同様の事が数多くの有機薬剤、菌株
を用いた組合せの実験から帰結出来た。
20の他に、すでに知られている代表的なもののみでも
SO2,CS2,CH,,SH・・・・・・(C6H,
5CH2)Sに到る種々の物質が存在するが、これらの
すべてを検べる必要はなく、又有臭N一化合物、有臭C
−化合物についても同様の事が数多くの有機薬剤、菌株
を用いた組合せの実験から帰結出来た。
この■S一作用・・・・・・Na2S・9H20の脱臭
作用、■N一作用・・・・・・NH3、インドール又は
スカトールの脱臭作用、■C一作用・・・・・・低級脂
肪酸の3作用を兼ね備えた単独菌又は3作用の何れか1
又は2作用を有する複数個の菌を使用して脱臭作用を検
討すれば良い事、さらにこれらS.N.C物質と脱臭菌
との間には特別の後記するような関係があることが判明
した。
作用、■N一作用・・・・・・NH3、インドール又は
スカトールの脱臭作用、■C一作用・・・・・・低級脂
肪酸の3作用を兼ね備えた単独菌又は3作用の何れか1
又は2作用を有する複数個の菌を使用して脱臭作用を検
討すれば良い事、さらにこれらS.N.C物質と脱臭菌
との間には特別の後記するような関係があることが判明
した。
この得られたる結論を本発明者等は脱臭に関するS .
N.C理論と称する。
N.C理論と称する。
ところで上上S.N.Cの作用を兼ね備えた単独菌又は
複数菌で3作用を備えた菌株を用意しさえすれば糞便が
脱臭出来ると言う程なま易しいものではない。
複数菌で3作用を備えた菌株を用意しさえすれば糞便が
脱臭出来ると言う程なま易しいものではない。
他の必要条件を深く検討してみる事も又必要であった。
(■)゛先づ菌種についてであるが、我々は自家栄養細
菌(Autotrophic Bacteria)に限
定して考える事とした。
菌(Autotrophic Bacteria)に限
定して考える事とした。
此れは自家栄養細菌( Autotrophic Ba
cteria)が低栄養物を良く摂取し、自己の菌体成
分となし得る能力を基本的には有するからである。
cteria)が低栄養物を良く摂取し、自己の菌体成
分となし得る能力を基本的には有するからである。
此の事は菌の栄養要求の低さにつながる問題である。
(If)従来から自家栄養細菌( Autotroph
icBacteria)の中でもチオバシラスにおいて
は、メルカプタン臭を除去し得ると言う報告が散見され
る。
icBacteria)の中でもチオバシラスにおいて
は、メルカプタン臭を除去し得ると言う報告が散見され
る。
ところで増殖速度が遅いと言う致命的な欠陥を有し実用
化と経済性の点において先づ失格であった。
化と経済性の点において先づ失格であった。
我々は、増殖速度が遅いと言う理由で本菌群を対照外と
するか、あくまでも本菌群の中から速い増殖速度の菌を
探すかの2者択一に迫られた。
するか、あくまでも本菌群の中から速い増殖速度の菌を
探すかの2者択一に迫られた。
本発明者は此処で、増殖速度の問題に逢着した。
この問題は糞便中に生存する種々の細菌の増殖活躍に打
ち勝ち得るやの点と、さらに工場での生産性の点で重要
であった。
ち勝ち得るやの点と、さらに工場での生産性の点で重要
であった。
(Ill)如何に増殖速度の早い菌でも、糞便中におい
ては制菌力の強い胆汁の存在を無視する事は出来ない。
ては制菌力の強い胆汁の存在を無視する事は出来ない。
一般に土壌菌は胆汁末の0.5%前後の存在から急激に
発育が悪くなる。
発育が悪くなる。
自家栄養細菌(Autotrophic Bacter
ia )は典型的な土壌菌で一般には胆汁に感受性が高
い。
ia )は典型的な土壌菌で一般には胆汁に感受性が高
い。
胆汁非感受性株を見出すか胆汁1%以上の抵抗株を作出
しなければならない。
しなければならない。
(IV) 通気処理以外の所では好気性のみならず酸素
分圧の低い所でも良く他の生存菌を抑えて、活躍し得ね
ばならない。
分圧の低い所でも良く他の生存菌を抑えて、活躍し得ね
ばならない。
その理由は糞便中に生存する菌により糞便内部は高度の
嫌気性になっているからである。
嫌気性になっているからである。
(■ その他自然界ではpHがよく変動するがその中で
も活躍出来る事とか、 (VB 大低の場合糞は尿と共存するため塩分濃度の
高い所で活性が高い事が必要である。
も活躍出来る事とか、 (VB 大低の場合糞は尿と共存するため塩分濃度の
高い所で活性が高い事が必要である。
(自)動植物に対して非病原である事は極めて厳密な意
味で求められる。
味で求められる。
以上の要件を備えている事は是非とも大切な事項である
。
。
ところで以上のすべての条件を唯1つの菌株で備える事
が出来るかという件である。
が出来るかという件である。
以上に述べた条件の内の唯1の条件であるS.N.Cに
関する件のみでさえ従来はこれを兼備する事は不可能で
あるとさえ言はれて来た。
関する件のみでさえ従来はこれを兼備する事は不可能で
あるとさえ言はれて来た。
ところで本発明者は、極めて多くの集菌から、S一作用
、N一作用、C一作用、それぞれ単独の作用を強く有す
る菌株、上の3作用の内2者兼備、さらに3者兼備の菌
株にしてかつ前記(II)〜(Vl)の条件を保有する
菌を分離する事が出来た。
、N一作用、C一作用、それぞれ単独の作用を強く有す
る菌株、上の3作用の内2者兼備、さらに3者兼備の菌
株にしてかつ前記(II)〜(Vl)の条件を保有する
菌を分離する事が出来た。
反対に此等を用いての実験から糞便脱臭に関する本発明
者の理論の正しい事が判明する事となった。
者の理論の正しい事が判明する事となった。
第1表にそれ等の実験データーの一部を示す〇
上表に於ける脱臭程度の数値は以下に示す。
0・・・・・・完全無臭
0′・・・・・・する様な、しないような匂い..1・
・・・・・初め微かにするが、すぐに分らなくなるよう
な匂い 1′・・・・・・初め少しするがしばらく匂いでいると
分らなくなるような匂い 2・・・・・・非常に弱いが明瞭な匂いを発散2′・・
・・・・Contro(比較試料)より数段弱い3・・
・・・・弱い 3′・・・・・・Controlより少し弱い4・・・
・・・Controlの匂い なお、本明細書中の脱臭程度については何れもこの表に
準拠した。
・・・・・初め微かにするが、すぐに分らなくなるよう
な匂い 1′・・・・・・初め少しするがしばらく匂いでいると
分らなくなるような匂い 2・・・・・・非常に弱いが明瞭な匂いを発散2′・・
・・・・Contro(比較試料)より数段弱い3・・
・・・・弱い 3′・・・・・・Controlより少し弱い4・・・
・・・Controlの匂い なお、本明細書中の脱臭程度については何れもこの表に
準拠した。
第1表から明らかな如く、S一作用菌、N一作用菌およ
びC一作用菌の単独使用ではその脱臭効果は弱い、また
2作世の組合ぜに於でも、有効な脱臭には至らない。
びC一作用菌の単独使用ではその脱臭効果は弱い、また
2作世の組合ぜに於でも、有効な脱臭には至らない。
しかし、単独菌あるいは複数株でもS,N,C一作用を
有する菌を使用した場合は非常に良好な脱臭成績を得た
。
有する菌を使用した場合は非常に良好な脱臭成績を得た
。
又有臭の程度が比較試料同様に感じられるからといって
有臭物質の量もまた比較試料と同量であるというわけで
はない。
有臭物質の量もまた比較試料と同量であるというわけで
はない。
次に、本願発明の根幹をなす脱臭理論確立のために分離
実験に供した菌株のうち、とくに繁く使用した代表的菌
株8例、すなわちS.N.C一作用を単一菌で保有する
5株FERM−PA2823,A3575,43576
,,五3577および扁3578,S.N.C作用のう
ちS一作用、N一作用、C一作用の単一作用を夫々保有
する菌株FERM−PA2546 ,2544および2
544について、生化学的性状並びに共通する生物学的
特徴を第2表に記載する。
実験に供した菌株のうち、とくに繁く使用した代表的菌
株8例、すなわちS.N.C一作用を単一菌で保有する
5株FERM−PA2823,A3575,43576
,,五3577および扁3578,S.N.C作用のう
ちS一作用、N一作用、C一作用の単一作用を夫々保有
する菌株FERM−PA2546 ,2544および2
544について、生化学的性状並びに共通する生物学的
特徴を第2表に記載する。
第2表には鏡検並びに一般生化学的性状、第3表には糖
分解能、又第4表には栄養要求並びに発育促進テストの
成績を、さらに第5表には主な糞便有臭成分を種々の培
地組成中に添加した時の発育の様子について示した。
分解能、又第4表には栄養要求並びに発育促進テストの
成績を、さらに第5表には主な糞便有臭成分を種々の培
地組成中に添加した時の発育の様子について示した。
第5表から明らかな恕く基礎培地が低栄養であれば、S
.N.C物質によって発育刺激されることが判明した。
.N.C物質によって発育刺激されることが判明した。
しかしながら基礎培地が中栄養になるに従い、その刺激
度は弱まり、さらに高栄養になれば刺激の受け方が.一
層弱まって、発育刺激が殆んど認識できないことが明か
となった。
度は弱まり、さらに高栄養になれば刺激の受け方が.一
層弱まって、発育刺激が殆んど認識できないことが明か
となった。
なお、本願発明における菌の微工研菌寄番号(FEi’
tM−PA)と菌種名は次の通りである。
tM−PA)と菌種名は次の通りである。
FERM−P腐 菌 種 名
3578 ニトロバクター
3577 ニトロバクタ−sp−
3576 チオバシラス sp.
3575 チオバシラス sp.
2823 チオバシラス sp.
2544 シュードモナス(脱炭酸菌)2545
ニトロバクター. sp.2546 チオ
バシラス 第1図〜第3図には上記の事柄に関する比濁計による測
定実験の結果の1例を示す。
ニトロバクター. sp.2546 チオ
バシラス 第1図〜第3図には上記の事柄に関する比濁計による測
定実験の結果の1例を示す。
すなわち、菌の対数増殖期に当る培養開始より21時間
目にS .N.C物質を濃度を種々変えて添加し、経時
的に菌の反応を調べた。
目にS .N.C物質を濃度を種々変えて添加し、経時
的に菌の反応を調べた。
第1図は高栄養時の増殖速度の変化を示すグラフであり
、発育刺激は認められない。
、発育刺激は認められない。
第2図は中栄養時の増殖速度変化を示し、濃度によって
発育刺激が僅かに認められる。
発育刺激が僅かに認められる。
第3図は低栄養時の増殖速度変化を示し、濃度によって
かなりの発育刺激が認められる。
かなりの発育刺激が認められる。
■は無添加、■はNa2S・9H20,NHあ酢酸をそ
れぞれ゛0.1gづつ、■はそれぞれ1gづつ、■はそ
れぞれ2gづつ添加の場合の成績である。
れぞれ゛0.1gづつ、■はそれぞれ1gづつ、■はそ
れぞれ2gづつ添加の場合の成績である。
この場合のNH,は37%NH,OH,酢酸は氷酢酸を
使用した。
使用した。
なお、此処に示した実験成績は、低栄養培地として(S
−W ) 、中栄養として(S−W)+カザミノ酸1
g+ビタミン0.1g、高栄養としてペプトン102+
肉エキス5g+NaCl5g+ブドウ糖12を用いた場
合のものであるが、この培地組成自体はあくまでも1示
例にすぎない。
−W ) 、中栄養として(S−W)+カザミノ酸1
g+ビタミン0.1g、高栄養としてペプトン102+
肉エキス5g+NaCl5g+ブドウ糖12を用いた場
合のものであるが、この培地組成自体はあくまでも1示
例にすぎない。
図,から明らかな様に、Na2S’9H20,NH3、
酢酸(S.N.C物質)の添加で、発育促進を受ける場
合は、それぞれ、0.1g又はlgづつ添加した時、又
中栄養培地ではlgづつの添加で、高栄養培地に於ては
S .N.C物質を添加しても発育促進を受けないこと
、又、S.N.C物質を2gづつ添加した場合は、培地
の栄養状態に関係なく、発育が阻止されることを示して
いる。
酢酸(S.N.C物質)の添加で、発育促進を受ける場
合は、それぞれ、0.1g又はlgづつ添加した時、又
中栄養培地ではlgづつの添加で、高栄養培地に於ては
S .N.C物質を添加しても発育促進を受けないこと
、又、S.N.C物質を2gづつ添加した場合は、培地
の栄養状態に関係なく、発育が阻止されることを示して
いる。
なお、本明細書に記載の含硫アミノ酸、環状アミノ酸、
鎖状アミノ酸とは各種アミノ酸をその構造から3大別し
たもので、実際には、各アミノ酸を逐一単独で添加して
実験を行なった。
鎖状アミノ酸とは各種アミノ酸をその構造から3大別し
たもので、実際には、各アミノ酸を逐一単独で添加して
実験を行なった。
同じグループに属するアミノ酸どうしは類似の発育成績
を示したので、一括して含硫、環状又は鎖状アミノ酸と
して記載した。
を示したので、一括して含硫、環状又は鎖状アミノ酸と
して記載した。
(例えば、第4表に示す「含硫アミノ酸」とは、シスチ
ン、システイン、メチオニン、タウリン、エチオニン、
エルゴチオネイン、カルボキシメチルシステイン、シス
テイン酸シスタチオン、ランチオニンを云うが、その中
で代表的なアミノ酸すなわち、シスチン、システイン、
メチオニンについては特別に項目を設けて記載したので
、それらを除外したタウリン、エチオニン、エルゴチオ
ネイン、カルボキシメチルシステイン、システイン酸シ
スタチオン、ランチオニンの各含硫アミノ酸についても
、それぞれ個別に実験を行ない、その成績が7種とも同
質であったので、第4表では7種まとめて含硫アミノ酸
として示した。
ン、システイン、メチオニン、タウリン、エチオニン、
エルゴチオネイン、カルボキシメチルシステイン、シス
テイン酸シスタチオン、ランチオニンを云うが、その中
で代表的なアミノ酸すなわち、シスチン、システイン、
メチオニンについては特別に項目を設けて記載したので
、それらを除外したタウリン、エチオニン、エルゴチオ
ネイン、カルボキシメチルシステイン、システイン酸シ
スタチオン、ランチオニンの各含硫アミノ酸についても
、それぞれ個別に実験を行ない、その成績が7種とも同
質であったので、第4表では7種まとめて含硫アミノ酸
として示した。
)第5表から明らかな様に、FERM−PA2546菌
は、S作用が強いこと、,%2524菌はN作用を有す
ること、42544菌はC作用が強いこと、およびA2
823 ,35 75 ,35 76 ,3577,3
578菌はS,N,C3作用を強く有することが示され
ている。
は、S作用が強いこと、,%2524菌はN作用を有す
ること、42544菌はC作用が強いこと、およびA2
823 ,35 75 ,35 76 ,3577,3
578菌はS,N,C3作用を強く有することが示され
ている。
又、低〜中栄養培地に含硫アミノ酸を添加する事により
、何れの菌も発育必須又は促進を受けることが示されて
いる。
、何れの菌も発育必須又は促進を受けることが示されて
いる。
次に種々の培地を使用した比増殖速度(μ)の実験デー
ターを第6表に示す比較として、大腸菌のμ値も示した
。
ターを第6表に示す比較として、大腸菌のμ値も示した
。
脱臭菌の代表的菌株の一例として、FERM−PA28
23と一般の大腸菌とのμの値を以下の表に示す。
23と一般の大腸菌とのμの値を以下の表に示す。
この他の数多くの実験の結果強い脱臭性を表わす為には
(S−W)の培地に於いて、大腸菌の比増殖速度よりも
0.25以上高いμ値が必要なことが判明した。
(S−W)の培地に於いて、大腸菌の比増殖速度よりも
0.25以上高いμ値が必要なことが判明した。
それに加えて前記した如く糞便中に存在する胆汁酸を初
め、種々の制菌剤、例えば、服用した抗生物質、飲食物
に含まれる香辛料などに対し、抵抗力を有していること
が必要である。
め、種々の制菌剤、例えば、服用した抗生物質、飲食物
に含まれる香辛料などに対し、抵抗力を有していること
が必要である。
また、脱臭能力のある化学薬剤と併用さすことを可能な
らしめる為にはこれらの薬剤にも抵抗性を附与せしめる
事が望ましい。
らしめる為にはこれらの薬剤にも抵抗性を附与せしめる
事が望ましい。
第7表に上記の一例として、胆汁感受性の相違した場合
の脱臭程度の差について示す。
の脱臭程度の差について示す。
つぎに、継代培養を中心に記載する。
微生物による脱臭に関する研究において最も困難を極め
る問題の1つは力価の保持に関するものである。
る問題の1つは力価の保持に関するものである。
強力な脱臭菌の場合、従来の常識的な如何なる方法にお
いても力価は急速に低下した。
いても力価は急速に低下した。
不適当な培地で増菌ないし継代培養を行って一旦力価が
減弱したならば、元の力価に回復さすには通常の方法、
手段では著しく困難である。
減弱したならば、元の力価に回復さすには通常の方法、
手段では著しく困難である。
従って力価を低下させない培養条件を確立しなければ常
に高い脱臭効果は維持できないのである。
に高い脱臭効果は維持できないのである。
言い換えれば割合安定している化学脱臭剤に比較して細
菌による脱臭剤は不安定なものとなり、せっかく持って
いる生物利用脱臭剤の幾多の利点もその不安定さの故に
活用し得ないことになる。
菌による脱臭剤は不安定なものとなり、せっかく持って
いる生物利用脱臭剤の幾多の利点もその不安定さの故に
活用し得ないことになる。
上記の事情の故に強い脱臭力を失活せしめない培地組成
、さらに脱臭力保持の点で優れているのみでなく、菌増
殖の点でも秀でた培地の開発は、研究並びに実用上から
極めて肝要な事であった。
、さらに脱臭力保持の点で優れているのみでなく、菌増
殖の点でも秀でた培地の開発は、研究並びに実用上から
極めて肝要な事であった。
我々はこの点について、鋭意努力し、継代培養時の力価
保持のための培地組成上、基本的に重要な問題点を解明
することが出来、この事から培地開発という初期の目的
を達し得た。
保持のための培地組成上、基本的に重要な問題点を解明
することが出来、この事から培地開発という初期の目的
を達し得た。
多数の分離脱臭菌の中でも非常に強力な菌株FERM−
PA2823 ,腐3577,腐3576,腐3 5
7 5,A3578を用いた実験の成績を記載する。
PA2823 ,腐3577,腐3576,腐3 5
7 5,A3578を用いた実験の成績を記載する。
なお、此処に使用した菌株は何れも強力で単一株でS.
N.C一作用を強く保有しており、実験成績においても
、ことのほかかけ離れた実験データーを示した菌株が見
当らなかったのでその平均値を以って示すこととする。
N.C一作用を強く保有しており、実験成績においても
、ことのほかかけ離れた実験データーを示した菌株が見
当らなかったのでその平均値を以って示すこととする。
なお、継代用培地組成には全て胆汁末を1%含有した。
又本明細書中に示す以下の第8 − a表の成績は、何
れも菌の培養液を糞便の10重量%添加して28℃、2
4時間放置した時の結果である。
れも菌の培養液を糞便の10重量%添加して28℃、2
4時間放置した時の結果である。
先ず、高栄養のものから低栄養のものまでの種々の培地
に菌を継代培養した時の成績の1部を示す。
に菌を継代培養した時の成績の1部を示す。
以上の例で示す様に通常の如何なる培地組成を以てして
も、かなり急速に脱臭力が低下して行くのが判る。
も、かなり急速に脱臭力が低下して行くのが判る。
次の第8−b表に、上記(5), (B) , (C)
・・・・・・・・・の培地▲:有臭成分を添加した場合
の脱臭力低下の様子を示す。
・・・・・・・・・の培地▲:有臭成分を添加した場合
の脱臭力低下の様子を示す。
(添加量は何れも1gとした)
ホすなわち有臭成分とは、糞便中の有臭S 一化合物、
N一化合物及びC一化合物の事を言う。
N一化合物及びC一化合物の事を言う。
此の実験では、それらの代表として
Na2S ・9H20 , NH3及び酢酸を使用した
。
。
上記の2系例の実験成績からも判る様に(G) , (
H)ないし(■+▲,(H)+△のあたりに割合に良い
成績が見られる。
H)ないし(■+▲,(H)+△のあたりに割合に良い
成績が見られる。
つぎに以上((3),(E{),(G)+△, (H)
+△について、その内容の(S−W)からブドウ糖を除
去したもので(−ブドウ糖と示す)実験した成績を示す
。
+△について、その内容の(S−W)からブドウ糖を除
去したもので(−ブドウ糖と示す)実験した成績を示す
。
上記の一連の実験から明らかな様に、基礎となる培地が
、低栄養で、しかも▲物質が含有されていること、およ
びビタミンの存在が力価保持という点で重要な事項であ
ることが判明した。
、低栄養で、しかも▲物質が含有されていること、およ
びビタミンの存在が力価保持という点で重要な事項であ
ることが判明した。
次に第9−a表および第9−b表に(G)一ブドウ糖、
及びI−ブドウ糖を基調とし、それに各種アミノ酸を添
加したものに脱臭菌を継代した時の成績を示す。
及びI−ブドウ糖を基調とし、それに各種アミノ酸を添
加したものに脱臭菌を継代した時の成績を示す。
次の第9表a)および第9表(b)に(q−ブドウ糖、
■−ブドウ糖に△:有臭成分と各種アミノ酸を併せ添加
、継代した時の脱臭力の程度を次に示す。
■−ブドウ糖に△:有臭成分と各種アミノ酸を併せ添加
、継代した時の脱臭力の程度を次に示す。
第9表および第10表(a) , (b)で明らかな如
く、力価保持に有効なアミノ酸、含硫アミノ酸、グリシ
ン、グルタミン酸、アミノ酪酸、リジン、ヒスチジン、
アラニン、チロシンなどで、その他のアミノ酸は、力価
を徐々に低下さすことが判明した。
く、力価保持に有効なアミノ酸、含硫アミノ酸、グリシ
ン、グルタミン酸、アミノ酪酸、リジン、ヒスチジン、
アラニン、チロシンなどで、その他のアミノ酸は、力価
を徐々に低下さすことが判明した。
さらに数多くの継代の結果、デンプン、ミネラルを培地
に添加するのが力価保持という点で、良いことが判明し
た。
に添加するのが力価保持という点で、良いことが判明し
た。
ここでミネラルとはMn , Zn ,pb、Fe’,
B,Cu、co,Niの化合物の単独または混合物であ
る。
B,Cu、co,Niの化合物の単独または混合物であ
る。
さらに、力価保持に適しているアミノ酸(例えばシスチ
ン)を添加することによって、強い力価保持及び増殖力
の強化という2面から一層良好な成績が得られることも
判明した。
ン)を添加することによって、強い力価保持及び増殖力
の強化という2面から一層良好な成績が得られることも
判明した。
第11〜13表は、これらについし示した。
保存の条件
本発明者は、脱臭菌の乾燥、半乾燥及び湿潤状態に於け
る保存法について、かなりの角度から検討を加え、結論
として、乾燥状態でなければ、゛製品保存”と呼ぶ事の
出来る程の保存期間を保証する事は出来ないとの結論に
到達した。
る保存法について、かなりの角度から検討を加え、結論
として、乾燥状態でなければ、゛製品保存”と呼ぶ事の
出来る程の保存期間を保証する事は出来ないとの結論に
到達した。
以下に、その様な帰結を得た経過を順を追って記載する
。
。
第14表に示す成績は、1例として、FERM−PA2
823を使用したが、他の多くの菌株に於でもA282
3と基本的には同一傾向を示し例外を認めることが出来
なかった。
823を使用したが、他の多くの菌株に於でもA282
3と基本的には同一傾向を示し例外を認めることが出来
なかった。
なおここでは、乾燥保存とは、通常の方法で菌体の水分
含有量8%まで乾燥しての保存を言い、半乾燥とは、同
じく15%程度まで乾燥させ、湿潤保存とは、培養液か
ら菌体のみを集菌し、いわゆるWET CAKEでの保
存を言い、又液体保存とは、菌の培養液のまま保有する
ことをいう。
含有量8%まで乾燥しての保存を言い、半乾燥とは、同
じく15%程度まで乾燥させ、湿潤保存とは、培養液か
ら菌体のみを集菌し、いわゆるWET CAKEでの保
存を言い、又液体保存とは、菌の培養液のまま保有する
ことをいう。
又保存期間とは、力価の低下しない状態で保存出来うる
期間をいう。
期間をいう。
かくの如く様々の角度から検討したにもかかわらず、力
価の保存が不可能であったため、次に菌力の保持のため
の菌保存の条件六しては、何らかのアイデアの展開が必
要であった。
価の保存が不可能であったため、次に菌力の保持のため
の菌保存の条件六しては、何らかのアイデアの展開が必
要であった。
そして先づ各種水分含有量のものについて、菌体周辺に
継代培養の時にも、大いに有効であった。
継代培養の時にも、大いに有効であった。
S.N.C物質を存在せしめる事に意味があるか否かを
検べた。
検べた。
第15表(a)および(b)は継代培養の時に力価保持
に関与した物質でコーティングした時の成績の一部であ
る。
に関与した物質でコーティングした時の成績の一部であ
る。
第15表(a)および(b)で液体のコーティング保有
とは、菌培養液に各種コーティング物質を適量添加して
、保存することをいう。
とは、菌培養液に各種コーティング物質を適量添加して
、保存することをいう。
又保存期間は、コーテイング物質の濃度などによって、
少なからず影響されるか、多くの実験によって、菌株に
よつて、それぞれ最適濃度が存在することがわかつた。
少なからず影響されるか、多くの実験によって、菌株に
よつて、それぞれ最適濃度が存在することがわかつた。
(第15表(b)に1例を示す)2823菌にとって成
績の良い濃度で第15表(a)ではコーティングした場
合の保存期間を記した。
績の良い濃度で第15表(a)ではコーティングした場
合の保存期間を記した。
以下に示す表も上述にならった。
第16表に継代培養の時に力価の著しい低下を示した物
質でコーティングした時の成績の1部を示す。
質でコーティングした時の成績の1部を示す。
以上の表から明らかな様に力価保持に有効な物質でコー
ティングすることが保存によいことが判明した。
ティングすることが保存によいことが判明した。
すなわち、継代培養時、力価保持に有効な物質と保持時
のコーティング物質とは密接な関係があることが数多く
の実験から明らかとなった。
のコーティング物質とは密接な関係があることが数多く
の実験から明らかとなった。
次に、保存に良好なコーティング物質を各種組合せた実
験を行ったつの結果、力価保持によい培地組成の適当な
る濃度で、又はその組成からS.N.Cおよび/又はデ
ンプンおよび/又はビタミン+ミネラルおよび/又は力
価保持に関与するアミノ酸の適当な濃度でコーティング
して保存することが良いことが半明した。
験を行ったつの結果、力価保持によい培地組成の適当な
る濃度で、又はその組成からS.N.Cおよび/又はデ
ンプンおよび/又はビタミン+ミネラルおよび/又は力
価保持に関与するアミノ酸の適当な濃度でコーティング
して保存することが良いことが半明した。
第17表にその1例を示した。
なお第14〜17表(a)で示した保存成績は全てN2
を封入して得られたものであるが、他のガス例えばC0
2,02,H2メタンガス、および空気を封入した場合
についても保存成績を検討した結果を第17表(b)に
示した。
を封入して得られたものであるが、他のガス例えばC0
2,02,H2メタンガス、および空気を封入した場合
についても保存成績を検討した結果を第17表(b)に
示した。
第17表(b)より明かなようにCO2,H2はN2と
同等、空気はやゝ劣り、02は著しく劣ることが分る。
同等、空気はやゝ劣り、02は著しく劣ることが分る。
何れにせよ、02のない又は少ない状態で保存すること
が好ましい。
が好ましい。
以上の実験成績から、
(イ)脱臭菌の力価の保存には、28℃(常温)より8
℃の方がよい。
℃の方がよい。
(28℃保存期間の約5倍は長期保存出来うる。
)(口)液体、湿潤保存は共に悪い。
(ハ)菌株によってコーティング物質の最適濃度が存在
する。
する。
(ニ)乾燥保存では、コーティング物質を選べば、長期
保存が可能である。
保存が可能である。
(ホ)使用する目的によってコーティング物質を選べば
良い。
良い。
例えば、経口投与して脱臭を期待する時には、S.N.
C物質を使用せず、前記の特定アミノ酸、ビタミン、ミ
ネラル、デンプンなどをもってコーティングする。
C物質を使用せず、前記の特定アミノ酸、ビタミン、ミ
ネラル、デンプンなどをもってコーティングする。
(ヘ)コーティング物質と、培養時力価保持培地成分と
は密接な関係が存在する。
は密接な関係が存在する。
さらに、又重量な実用化への接近の1つに、単一菌株使
用、ないし極めて少数菌株使用の問題がある。
用、ないし極めて少数菌株使用の問題がある。
数多くの菌株を同時に用いた脱臭法について、研究を進
めている所は多い。
めている所は多い。
しかし数多くの菌株のそれぞれについて常に一定力価を
保ち、一定の製品を製造する事は、実施上非常な困難を
ともなう。
保ち、一定の製品を製造する事は、実施上非常な困難を
ともなう。
しかも、その上多くの菌株の個々及びその組合せについ
て、非病原性を保証する事は、限りある人間の能力の範
囲では、ほとんど不可能とさえ言う事が出来る。
て、非病原性を保証する事は、限りある人間の能力の範
囲では、ほとんど不可能とさえ言う事が出来る。
さらに一旦、製品を自然界で実用化した後のバランスの
くずれの問題が生じても、それは如何ともする事が出来
ない。
くずれの問題が生じても、それは如何ともする事が出来
ない。
以上の様な観点から使用菌株は、単一菌株が最も望まし
いのである。
いのである。
もしもかかる菌が入手し得ないときも極めて少数菌株で
ある2株ないし3株程度を用いる事が重要となるのであ
る。
ある2株ないし3株程度を用いる事が重要となるのであ
る。
我々は、幸いにその何れをも分離する事に成功したもの
であり、この点の実用上の意義合は大きい。
であり、この点の実用上の意義合は大きい。
それのみでなく更に重要な開発2件を行う事にも成功し
た。
た。
これも又、実用化のための不可欠な条件である。
その内の1件は次の如きものである。本発明者が単一菌
株を分離採取した時は、好気性ないし、通性嫌気性にお
いては、その増殖は旺盛であったが、嫌気性においては
ほとんど増殖不可能に見えた。
株を分離採取した時は、好気性ないし、通性嫌気性にお
いては、その増殖は旺盛であったが、嫌気性においては
ほとんど増殖不可能に見えた。
嫌気性における増殖の重要性についてはすでに前にも述
べたが、本発明者は1年以上の歳月をかけて親株を選別
馴化し嫌気性においても旺盛な増殖と脱臭力を保持する
菌株に育成する事に成功した。
べたが、本発明者は1年以上の歳月をかけて親株を選別
馴化し嫌気性においても旺盛な増殖と脱臭力を保持する
菌株に育成する事に成功した。
分離当初ならびに現在の嫌気性馴化菌株の嫌気性下にお
ける増殖の程度を次の第18表に示す。
ける増殖の程度を次の第18表に示す。
更にもう一つの重要な展開は、広い範囲の温度に対する
著しい馴化である。
著しい馴化である。
此れも又熱帯、亜熱帯から冷温地帯に広く使用される事
を考えると当然である。
を考えると当然である。
その結果、下記する様な好気性、通性嫌気性、嫌気性の
3つの酸素分圧の条件で、しかし+8℃,+28℃,+
40℃の3つの温度条件すなわち9つの夫々の条件を満
足せしめる9つの菌株を、出発は28℃好気性ならびに
通性嫌気性では良く発育する1菌株より長期間の馴化と
選別を行って逐に作出する事が出来た。
3つの酸素分圧の条件で、しかし+8℃,+28℃,+
40℃の3つの温度条件すなわち9つの夫々の条件を満
足せしめる9つの菌株を、出発は28℃好気性ならびに
通性嫌気性では良く発育する1菌株より長期間の馴化と
選別を行って逐に作出する事が出来た。
単一株においても、上記9種類の高い力価の菌株を常時
保持する事が必要であり、この菌株が増える事は、実際
上、実験と研究を非常に複雑にするものなのである。
保持する事が必要であり、この菌株が増える事は、実際
上、実験と研究を非常に複雑にするものなのである。
分離当初の菌の酸素分圧ならびに温度条件に対する適応
発育度ならびに馴化選別後の適応発育度について第19
表に示す。
発育度ならびに馴化選別後の適応発育度について第19
表に示す。
なお、我々の経験からすれば、菌によって選別馴化の比
較的容易に行える菌株とかなり困難な菌株が存する事も
判明して来た。
較的容易に行える菌株とかなり困難な菌株が存する事も
判明して来た。
かくの如く、菌の酸素分圧ならびに温度条件に対する適
応範囲を広げた事によって、実際に脱臭を行った場合の
脱臭効果は第20表の如く著しく高められた。
応範囲を広げた事によって、実際に脱臭を行った場合の
脱臭効果は第20表の如く著しく高められた。
【図面の簡単な説明】
第1〜第3図は、基礎培地として高栄養、中栄養および
低栄養を設定し、そこに対数増殖期にS.N.C物質を
濃度を変えて添加した時の発育刺激の様子を示すグラフ
である。
低栄養を設定し、そこに対数増殖期にS.N.C物質を
濃度を変えて添加した時の発育刺激の様子を示すグラフ
である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 I KH2P0, 1グ,MgS04・7H20
0.7r,NaCll I S’ ,(N}{4)
2HPO4 4 f , F,es04−7H20ソン
・ウエ゛イサム培地において28℃で培養したときの比
増殖速度(μ)が大腸菌の比増殖速度より0.25以上
高く、胆汁抵抗性に優れ、食塩濃度が1.7%(重量)
以上でも発育でき、かつ低栄養培地にNa2S + 9
H20,アンモニア、低級脂肪族カルボン酸または含
硫アミノ酸、またはこれらの混合物を添加したときに発
育必須または発育促進する自家学養細菌に属するチオバ
シラス、ニトロバクターまたはこれらの混合物の1種又
は数種を主成分とする脱臭剤。 2 KH2P0, 14,MgSO,・7H200.
7グ,Na C ll I S’ , ( NH4
)2HP04 4 ’? , FeSO4 ・7H20
0. 0 3 rおよびぶどう糖5gからなるステファ
ンソン・ウエツサム培地において28℃で培養したとき
の比増殖速度(μ)が大腸菌の比増殖速度より0.25
以上高く、胆汁抵抗性に優れ、食塩濃度が1.7%(重
量)以上でも発育でき、カリ低栄養培地にNa2S・9
H20、アンモニア、低級脂肪族カルボン酸または含硫
アミノ酸、またはこれらの混合物を添加したときに発育
必須または発育促進する自家栄養細菌に属するチオパシ
ラスまたはニトロバクターの同一または別個の親株を好
気性株、通性嫌気性株、または嫌気性株に選択馴化せし
めたチオバシラス、ニトロバクターまたはこれらの混合
物の1種又は数種を主成分とする脱臭剤。 3 KH2P04 12,MgSO4・7H20 0.
7 r ,NaCl1 ′?, (NH4)2HP0
44S’ , FgSO4” 7H200.03rおよ
びぶどう糖51からなるステファンソン・ウエツサム培
地において28℃で培養したときの比増殖速度(μ)が
大腸菌の比増殖速度より0.25以上高く、胆汁抵抗性
に優れ、食塩濃度が1.7%(重量)以上でも発育でき
、かつ低栄養培地にNa2S − 9H20、アンモニ
ア、低級脂肪族カルボン酸または含硫アミノ酸、または
これらの混合物を添加したときに発育必須または発育促
進する自家栄養細菌に属するナオバシラスまたはニトロ
バクターの同一または別個の親株を低温または高温、ま
たはそのいずれにおいても発育良好なる如く選別馴化せ
しめたチオバシラス、ニトロバクターまたはこれらの混
合物の1種又は数種を主成分とする脱臭剤。 4 KH2PO41f,MgS04・7H20 0.
7 f!,NaCl 1g, ( NH4)2HPO
4 4 f , FeSO4・7H200.03gおよ
びぶどう糖51からなるステファンソン・ウエツサム培
地において28℃で培養したときの比増殖速度(層が大
腸菌の比増殖速度より0.25以上高く、胆汁抵抗性に
優れ、食塩濃度が1.7%(重量)以上でも発育でき、
かつ低栄養培地にN a 2 S・9H20、アンモニ
ア、低級脂肪族カルポン酸または含硫アミノ酸、または
これらの混合物を添加した詭きに発育必須または発育促
進する自家栄養細菌に属するチオバシラスまたはニトロ
バクターが制菌剤に対して抵抗性を保持するようにせし
めたチオバシラス、ニトロバクターまたはこれらの混合
物の1種又は数種を主成分とする脱臭剤。 5 KH2P041 fI,MgS04・7H20
0. 7 r ,NaC/ 1 ? , ( NH4
)2HPO4 4 P , FeSO4・7H200.
03gおよびぶどう糖5gからなるステファンソン・ウ
エツサム培地において28℃で培養したときの比増殖速
度(lAが大腸菌の比増殖速度より0.25以上高く、
胆汁抵抗性に優れ、食塩濃度が1.7%(重量)以上で
も発育でき、かつ低栄養培地にNa2S . 9H20
、アンモニア、低級脂肪族カルボン酸または含硫アミノ
酸、またはこれらの混合物を添加したときに発育必須ま
たは発育促進する自家栄養細菌に属するチオバシラスま
たはニトロバクターの周囲に、Na2S・9H20、、
メルカブタン、アンモニア、スカトール、低級脂肪酸、
シスチン、システイン、メチオニン、グリシン、グルタ
ミン酸、アラニン、アミノ酪酸、リジン、チロシン、ヒ
スチジンの少なくとも1種、またはこれらを含有する培
地を存在せしめたチオバシラス、ニトロバクターまたは
これらの混合物の1種または数種を主成分とする脱臭剤
。 6 KH2PO41 g , MgS04・7H20
0. 7 g ,NaCl 1g , ( NH4
)2HP0, 4 f , FeSO4− 7H200
.03gおよびぶどう糖5gからなるステファンソン・
ウエツサム培地において28℃で培養したときの比増殖
速度(μ)が大腸菌の比増殖速度より0.25以上高く
、胆汁抵抗性に優れ、食塩濃度が1.7%(重量)以上
でも発育でき、かつ低栄養培地にNa2S・9H20、
アンモニア、低級脂肪族カルボン酸または含硫アミノ酸
、またはこれらの混合物を添加したときに発育必須また
は発育促進する自家栄養細菌に属するチオバシラスまた
はニトロバクターをNa2S・9H20、メルカブタン
、アンモニア、スカトール、低級脂肪酸、シスチン、シ
ステイン、メチオニン、グリシン、グルタミン酸、、ア
ラニン、アミノ酪酸、リジン、チロシン、ヒスチジンの
少くも1種を含有する培地を用いて、継代または増菌さ
せて得たチオバシラス、ニトロバクターまたはこれらの
混合物の1種又は数値を主成分とする脱臭剤の製造方法
。 7 KH2PO41 r ,MgSO,・7.H20
0. 7 r ,NaC/ 1 r , (NH4)
2HPO44 r , FeS04− 7H200.0
3gおよびぶどう糖5gからなるステファンソン・ウエ
ツサム培地において28℃で培養したときの比増殖速度
(Aが大腸菌の比増殖速度より0.25以上高く、胆汁
抵抗性に優れ、食塩濃度が1.7%(重量)以上でも発
育でき、かつ低栄養培地にNa2S・9H20、アンモ
ニア、低級脂肪族カルボン酸または含硫アミノ酸、また
はこれらの混合物を添加したときに発育必須または発育
促進する自家栄養細菌に属するチオバシラスまたはニト
ロバクターをNa2S・9H20、メタカプタン、アン
モニア、スカトール、低級脂肪酸、シスチン、システイ
ン、メチオニン、グリシン、グルタミン酸、アラニン、
アミノ酪酸、リジン、チロシン、ヒスチジンの少くも1
種を含有する培地にでんぷん、ビタミン、ミネラル、ま
たはこれらの混合物を加えた培地を用いて継代または増
菌させて得たチオバシラス、ニトロバクターまたはこれ
らの混合物の1種又は数種を主成分とする脱臭剤の製造
方法。 8 KH2PO41 f , MgS04・7H20
0. 7 r ,Na(J’ 1 ? − (NH4
)2HP044 ? , FeSO4 ・7H200.
03gおよびぶどう糖5gからなるステファンソン・ウ
エツサム培地において28℃で培養シたときの比増殖速
度(層が大腸菌の比増殖速度より0.25以上高く、胆
汁抵抗性に優れ、食塩濃度が1.7%(重量)以上でも
発育でき、かつ低栄養培地にNa2S・9H201アン
モニア、低級脂肪族カルボン酸または含硫アミノ酸、ま
たはこれらの混合物を添加したときに発育必須または発
育促進する自家栄養細菌に属するチオバシラスまたはニ
トロバクターの周囲に、Na2S・9H20、メルカプ
タン、アンモニア、スカトール、低級脂肪酸、シスチン
、システイン、メチオニン、グリシン、グルタミン酸、
アラニン、アミノ酪酸、リジン、チロシン、ヒスチジン
の少くも1種を存在せしめて、乾燥、半乾燥または湿潤
のまま常温または低温で保持することを特徴とする脱臭
剤の製造方法。 9 KH2P041 ? , MgS04.7H20
0.7 r ,NaC/ 1 ? , ( NH,)
2HPO44 ? , FeS04− 7H200.0
3gおよびぶどう糖5gからなるステファンソン・ウエ
ツサム培地において28℃で培養したときの比増殖速度
(μ)が大腸菌の比増殖速度より0.25以上高く、胆
汁抵抗性に優れ、食塩濃度が1.7%(重量)以上でも
発育でき、かつ低栄養培地にNa2S・9H20、アン
モニア、低級脂肪族カルボン酸または含硫アミノ酸、ま
たはこれらの混合物を添加したときに発育必須または発
育促進する自家栄養細菌に属するチオバシラスまたはニ
トロバクターの周囲に、Na2S・9H20、メルカプ
タン、アンモニア、スカトート、低級脂肪酸、シスチン
、システイン、メチオニン、グリシン、グルタミン酸、
アラニン、アミノ酪酸、リジン、チロシン、ヒスチジン
の少くも1種を存在せしめて、乾燥、半乾燥または湿潤
のまま常温または低温で、不活性ガス、炭酸ガス、又は
水素ガス中に保持することを特徴とする脱臭剤の製造方
法。
Priority Applications (8)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP51059474A JPS587297B2 (ja) | 1976-05-21 | 1976-05-21 | 脱臭剤とその製造方法及び保存法 |
| GB21343/77A GB1584693A (en) | 1976-05-21 | 1977-05-20 | Bacterial deodorant composition |
| CA278,843A CA1104956A (en) | 1976-05-21 | 1977-05-20 | Deodorant and method for preparing and storing same |
| DE19772723226 DE2723226A1 (de) | 1976-05-21 | 1977-05-23 | Desodorierungsmittel und verfahren zu seiner herstellung |
| FR7715857A FR2352058A1 (fr) | 1976-05-21 | 1977-05-23 | Nouveau desodorisant et son procede de preparation et de conservation |
| BR3308/77A BR7703308A (pt) | 1976-05-21 | 1977-05-23 | Desodorante constituido de substancias de cacterias vivas e processo para sua preparacao e armazenagem |
| US06/604,417 US4879238A (en) | 1976-05-21 | 1984-04-30 | Deodorant and method for preparing and storing same |
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