JPS591302B2 - 漆器素地用合成樹脂組成物 - Google Patents
漆器素地用合成樹脂組成物Info
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- JPS591302B2 JPS591302B2 JP2243175A JP2243175A JPS591302B2 JP S591302 B2 JPS591302 B2 JP S591302B2 JP 2243175 A JP2243175 A JP 2243175A JP 2243175 A JP2243175 A JP 2243175A JP S591302 B2 JPS591302 B2 JP S591302B2
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Landscapes
- Table Devices Or Equipment (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は塗装性の良好な漆器素地用合成樹脂組成物に関
する。
する。
さらにくわしくは、ポリプロピレンと炭酸カルシウムお
よび乾燥木粉とからなる漆器素地用合成樹脂組成物に関
する。従来から、台所や食卓用品として盆、椀、膳、重
箱、茶びつなどの漆器類が、その素地として木質材料を
使用してきたが、近年、量産性や価格の面などで、フェ
ノール樹脂やメラミン樹脂、尿素樹脂などの熱硬化性樹
脂や、ナイロン樹脂やABS樹脂などの熱可塑性樹脂が
、木材の代替えとして、一部使用されるようになつた。
よび乾燥木粉とからなる漆器素地用合成樹脂組成物に関
する。従来から、台所や食卓用品として盆、椀、膳、重
箱、茶びつなどの漆器類が、その素地として木質材料を
使用してきたが、近年、量産性や価格の面などで、フェ
ノール樹脂やメラミン樹脂、尿素樹脂などの熱硬化性樹
脂や、ナイロン樹脂やABS樹脂などの熱可塑性樹脂が
、木材の代替えとして、一部使用されるようになつた。
しかしながら、フェノール樹脂やメラミン樹脂は衝撃強
度など機械的強度が一般に弱く、量産性にも難点があり
、また尿素樹脂は取扱いの際、ホルムアルデヒドの発生
にもとづく保健衛生上の問題があるほか、破損や変形を
起し易い欠点がある。また、ナイロン樹脂やABS樹脂
は熱水などにより熱変形を起し易く、価格の面でも難が
あり、これらの合成樹脂は、いまだ漆器素地として木材
に充分代るまでには至つていない。しかも、これら合成
樹脂素材の中には、廃棄処理にあたり、焼却の際、有害
ガスを発生するおそれがあるという欠点を有するものも
ある。さらに、これら合成樹脂素材によるときは、金型
成形後のバリ取り仕上げが容易でない。
度など機械的強度が一般に弱く、量産性にも難点があり
、また尿素樹脂は取扱いの際、ホルムアルデヒドの発生
にもとづく保健衛生上の問題があるほか、破損や変形を
起し易い欠点がある。また、ナイロン樹脂やABS樹脂
は熱水などにより熱変形を起し易く、価格の面でも難が
あり、これらの合成樹脂は、いまだ漆器素地として木材
に充分代るまでには至つていない。しかも、これら合成
樹脂素材の中には、廃棄処理にあたり、焼却の際、有害
ガスを発生するおそれがあるという欠点を有するものも
ある。さらに、これら合成樹脂素材によるときは、金型
成形後のバリ取り仕上げが容易でない。
すなわち、熱硬化性樹脂の場合には、金型成形後のバリ
取り仕上げをサンドペーパーでおこなうが、これは困難
な作業であり、また熱可塑性樹脂の場合には、バリ取り
仕上げをサンドペーパーでおこなうと、成形体がかえつ
て粗面化したり、あるいは摩擦熱で成形体の表面が変形
することもあるので、これを使用することができず、し
たがつて、刃物によりバリ取りをおこなうことになるが
、これだけでは、なかなか平滑な面を得ることができな
いという欠点がある。ここにおいて、本発明者らは、従
来における漆器素地としての各種合成樹脂の欠点を改善
し、量産性があり、かつ価格も低廉で、その他漆器素地
として充分な諸物性を有する合成樹脂系素材について、
種々探索し検討した結果、ポリプロピレン30ないし6
0重量%に、炭酸カルシウム30ないし50重量%と乾
燥木粉10ないし30重量%を添加した合成樹脂組成物
が、漆器素地として最″ も好適であることを見出すに
至つた。
取り仕上げをサンドペーパーでおこなうが、これは困難
な作業であり、また熱可塑性樹脂の場合には、バリ取り
仕上げをサンドペーパーでおこなうと、成形体がかえつ
て粗面化したり、あるいは摩擦熱で成形体の表面が変形
することもあるので、これを使用することができず、し
たがつて、刃物によりバリ取りをおこなうことになるが
、これだけでは、なかなか平滑な面を得ることができな
いという欠点がある。ここにおいて、本発明者らは、従
来における漆器素地としての各種合成樹脂の欠点を改善
し、量産性があり、かつ価格も低廉で、その他漆器素地
として充分な諸物性を有する合成樹脂系素材について、
種々探索し検討した結果、ポリプロピレン30ないし6
0重量%に、炭酸カルシウム30ないし50重量%と乾
燥木粉10ないし30重量%を添加した合成樹脂組成物
が、漆器素地として最″ も好適であることを見出すに
至つた。
すなわち、本発明による合成樹脂組成物を漆器素地とす
る場合は、金型成形後のバリ取り仕上げを、サンドペー
パーにより極めて容易におこなうことができ、また従来
の木質素地の場合における)ごとく、とのこやじのこな
どの使用によるさび付け下地作業をする必要が全くなく
、作業性が著しく向上する。
る場合は、金型成形後のバリ取り仕上げを、サンドペー
パーにより極めて容易におこなうことができ、また従来
の木質素地の場合における)ごとく、とのこやじのこな
どの使用によるさび付け下地作業をする必要が全くなく
、作業性が著しく向上する。
しかも本発明による漆器素地は、とくに熱変形が生じに
くい特徴を有する。
くい特徴を有する。
漆器素地として、ポリプロピレンを単独で使用した場合
には、木質材料の素地に比して、剛性や表面硬度および
塗料の密着強度が、著しく劣るということが判明した。
には、木質材料の素地に比して、剛性や表面硬度および
塗料の密着強度が、著しく劣るということが判明した。
したがつて、本発明者らは、これらの欠点を改善するた
め、剛性や表面硬度の向上を期待して炭酸カルシウムを
、また、塗装性が良好になるようにその添加効果を期待
して木粉を、それぞれ同時にポリプロピレンに添加した
ところ、これらはポリプロピレンとの親和性が良く、前
記混合比率の範囲内において、漆器素地として極めて好
適な物性を示すことを見出すに至つた。本発明に用いる
ポリプロピレンは、市販の一般品のほか、プロピレンを
主成分とするエチレンなどとの共重合体をも含む。炭酸
カルシウムは100ないし250メツシユのものが、ま
た木粉は、とがやかえでのほか、杉、白かばなどのもの
を乾燥し、その水分含有量を5ないし7重量%程度とし
た80ないし200メツシユのものが、いずれも本発明
の合成樹脂組成物成分として好適である。本発明の漆器
素地用合成樹脂組成物として、とくに好適なその混合比
率を示せば、ポリプロピレン40ないし45重量%、炭
酸カルシウム35ないし40重量%、乾燥木粉15ない
し20重量%である。
め、剛性や表面硬度の向上を期待して炭酸カルシウムを
、また、塗装性が良好になるようにその添加効果を期待
して木粉を、それぞれ同時にポリプロピレンに添加した
ところ、これらはポリプロピレンとの親和性が良く、前
記混合比率の範囲内において、漆器素地として極めて好
適な物性を示すことを見出すに至つた。本発明に用いる
ポリプロピレンは、市販の一般品のほか、プロピレンを
主成分とするエチレンなどとの共重合体をも含む。炭酸
カルシウムは100ないし250メツシユのものが、ま
た木粉は、とがやかえでのほか、杉、白かばなどのもの
を乾燥し、その水分含有量を5ないし7重量%程度とし
た80ないし200メツシユのものが、いずれも本発明
の合成樹脂組成物成分として好適である。本発明の漆器
素地用合成樹脂組成物として、とくに好適なその混合比
率を示せば、ポリプロピレン40ないし45重量%、炭
酸カルシウム35ないし40重量%、乾燥木粉15ない
し20重量%である。
炭酸カルシウムや乾燥木粉の使用量を増大すれば、価格
の面では好都合となるが、かえつて、成形性が不良とな
つたり、製品の衝撃強度が低下するので好ましくない。
本発明の合成樹脂組成物として、漆器類の形状により、
とくにその成形性を良くする必要のある場合には、溶融
時における合成樹脂組成物の流動性を高めるため、たと
えば、アタクチツクポリプロピレンとして分子量250
00ないし35000程度のものを、3ないし5重量%
となるように添加すればよい。
の面では好都合となるが、かえつて、成形性が不良とな
つたり、製品の衝撃強度が低下するので好ましくない。
本発明の合成樹脂組成物として、漆器類の形状により、
とくにその成形性を良くする必要のある場合には、溶融
時における合成樹脂組成物の流動性を高めるため、たと
えば、アタクチツクポリプロピレンとして分子量250
00ないし35000程度のものを、3ないし5重量%
となるように添加すればよい。
また、漆器素地の表面硬度をとくに大きくしたい場合に
は、タルクを適当量添加すればよい。本発明の合成樹脂
組成物は、前記混合物を混練機を用いて、180ないし
200′Cで1分間程度混練したのち、押出機を経てペ
レタイザ一でペレットの形にし、これを用いて、溶融温
度180ないし220℃程度の射出成形などにより、任
意形状の漆器素地を得ることができる。
は、タルクを適当量添加すればよい。本発明の合成樹脂
組成物は、前記混合物を混練機を用いて、180ないし
200′Cで1分間程度混練したのち、押出機を経てペ
レタイザ一でペレットの形にし、これを用いて、溶融温
度180ないし220℃程度の射出成形などにより、任
意形状の漆器素地を得ることができる。
成形された漆器素地はそのままでも、各種容器として使
用し差支えないことはいうまでもないが、塗装仕上げの
ため、あらかじめ、ポリウレタン系などのアンダーコー
ト材を塗布したのち、エポキシやポリウレタン系の塗料
や天然うるしなどを塗布して漆器製品に仕上げる。つぎ
に、本発明を実施例により、さらに具体的に説明する。
用し差支えないことはいうまでもないが、塗装仕上げの
ため、あらかじめ、ポリウレタン系などのアンダーコー
ト材を塗布したのち、エポキシやポリウレタン系の塗料
や天然うるしなどを塗布して漆器製品に仕上げる。つぎ
に、本発明を実施例により、さらに具体的に説明する。
実施例 1〜4
ポリプロピレンとして、徳山曹達(株)製、徳曹ポリプ
ロピレンMl2lのペレツトを、180メツシユの炭酸
カルシウム粉末と、とがの木質部から得た100メツシ
ユの乾燥木粉、あるいは、さらに分子量25000のア
タクチツクポリプロピレンのペレツトと混合し、これを
神戸製鋼所製、FCMフアレル形連続混練機により、2
00℃で1分間溶融混練し、ついで押出機を経て、ペレ
タイザ一によりペレツト化する。
ロピレンMl2lのペレツトを、180メツシユの炭酸
カルシウム粉末と、とがの木質部から得た100メツシ
ユの乾燥木粉、あるいは、さらに分子量25000のア
タクチツクポリプロピレンのペレツトと混合し、これを
神戸製鋼所製、FCMフアレル形連続混練機により、2
00℃で1分間溶融混練し、ついで押出機を経て、ペレ
タイザ一によりペレツト化する。
このペレツトを用いて、射出成形をおこない、たて10
7XU、よこ150mTfL、厚さ3.2mmの板状試
験片をつくる。得られた試験片について、各種機械的性
質を測定した。さらに、得られた試験片にアンダーコー
ト材として、カシユ一(株)製マイクロンをほどこし、
仕上げに中國塗料(株)製HGコートの朱を塗つた。塗
装面は1mmの基盤目模様に切込み、その上に、ゼロテ
ープを貼り、ゼロテープの剥離にともない、塗膜が剥離
するか否かをみて、塗料の密着強度を判定し、塗装性の
良否を判断した。これらの結果を第1表に示す。上表よ
り明らかなように、本発明による試験片は、その機械的
性質ならびに塗装性において、漆器素地として充分使用
できることがわかる。
7XU、よこ150mTfL、厚さ3.2mmの板状試
験片をつくる。得られた試験片について、各種機械的性
質を測定した。さらに、得られた試験片にアンダーコー
ト材として、カシユ一(株)製マイクロンをほどこし、
仕上げに中國塗料(株)製HGコートの朱を塗つた。塗
装面は1mmの基盤目模様に切込み、その上に、ゼロテ
ープを貼り、ゼロテープの剥離にともない、塗膜が剥離
するか否かをみて、塗料の密着強度を判定し、塗装性の
良否を判断した。これらの結果を第1表に示す。上表よ
り明らかなように、本発明による試験片は、その機械的
性質ならびに塗装性において、漆器素地として充分使用
できることがわかる。
Claims (1)
- 1 ポリプロピレン30ないし60重量%に、炭酸カル
シウム30ないし50重量%と乾燥木粉10ないし30
重量%を添加してなる漆器素地用合成樹脂組成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2243175A JPS591302B2 (ja) | 1975-02-25 | 1975-02-25 | 漆器素地用合成樹脂組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2243175A JPS591302B2 (ja) | 1975-02-25 | 1975-02-25 | 漆器素地用合成樹脂組成物 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5197648A JPS5197648A (ja) | 1976-08-27 |
| JPS591302B2 true JPS591302B2 (ja) | 1984-01-11 |
Family
ID=12082493
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2243175A Expired JPS591302B2 (ja) | 1975-02-25 | 1975-02-25 | 漆器素地用合成樹脂組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS591302B2 (ja) |
-
1975
- 1975-02-25 JP JP2243175A patent/JPS591302B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5197648A (ja) | 1976-08-27 |
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