JPS5918239B2 - 電気記録謄写原紙 - Google Patents
電気記録謄写原紙Info
- Publication number
- JPS5918239B2 JPS5918239B2 JP2371376A JP2371376A JPS5918239B2 JP S5918239 B2 JPS5918239 B2 JP S5918239B2 JP 2371376 A JP2371376 A JP 2371376A JP 2371376 A JP2371376 A JP 2371376A JP S5918239 B2 JPS5918239 B2 JP S5918239B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- binder
- electrical
- polyethylene
- paper
- odor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Printing Plates And Materials Therefor (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は、穿孔製版機、ファクシミリなどに応用され
る電気記録謄写原紙に関する。
る電気記録謄写原紙に関する。
従来、一般の電気記録謄写原紙は、塩化ビニル樹脂をバ
インダとし、これにカーボンブラック等の導電性微粉末
と必要により可塑剤・安定剤等の添加剤とを混練して均
一に分散させ、フィルム状に成形したものを導電性記録
層としたもので、この導電性記録層を単独に、あるいは
基紙に貼付して用いることが普通である。
インダとし、これにカーボンブラック等の導電性微粉末
と必要により可塑剤・安定剤等の添加剤とを混練して均
一に分散させ、フィルム状に成形したものを導電性記録
層としたもので、この導電性記録層を単独に、あるいは
基紙に貼付して用いることが普通である。
このような電気記録謄写原紙を用いた画像の再生は、原
稿画像を光学的に走査しながらこれを電気信号に変え、
その電気信号によつて原紙上に当接した放電針より放電
をさせて、その部分の導電性記録層を放電破壊し、穿孔
を生ぜしめることによつて行なわれるが、これにはいく
つかの難点がある。
稿画像を光学的に走査しながらこれを電気信号に変え、
その電気信号によつて原紙上に当接した放電針より放電
をさせて、その部分の導電性記録層を放電破壊し、穿孔
を生ぜしめることによつて行なわれるが、これにはいく
つかの難点がある。
その最たるものは、使用中に悪臭を放つことである。
すなわち、導電性記録層が放電破壊して穿ワ 孔を生ず
るときに、導電性記録層内のバインダが燃焼するが、バ
インダとしては前述のように塩化ビニル樹脂が普通に用
いられているために、燃焼時に分解ガスが発生し、その
特異な臭気は同室者に不快感を与える。操作機械はその
性質上外気の’0 影響のない換気の少い室で使用する
ことが多いので、このような不快臭は極力防ぐ必要があ
る。そのためには、バインダとして塩化ビニル樹脂を使
用しないことが良いことは当然であるが、電気記録謄写
原紙は、その成形から印刷に使用するまで15に、いく
つかの行程を経るものであつて、その間に種々の条件、
例えばバインダとしての成膜性、機械的強度、柔軟性、
耐溶剤性、電気特性などの条件に合つた特性が要求され
るものであり、これらの諸条件を満足させるものは塩化
ビニル樹脂以20外に、実用性のあるものはなかなか見
当らないのが現状である。例えば、不快臭の少ないバイ
ンダとして構造中に塩素を持たないポリエチレン樹脂が
あるが、成形フィルムの機械的強度や耐溶剤性において
不十分で実用的でない。25そこで、この発明において
は、電気記録謄写原紙の導電性記録層のバインダとして
、成膜性、機械的強度、柔軟性、耐溶剤性、電気特性な
どの諸性質においては優れており、かつ、使用時に不快
臭ガスを発生しない物質について究明した結果、30塩
素化ポリオレフィン中でも塩素化ポリエチレンがかかる
要求に適合することを見出した。
るときに、導電性記録層内のバインダが燃焼するが、バ
インダとしては前述のように塩化ビニル樹脂が普通に用
いられているために、燃焼時に分解ガスが発生し、その
特異な臭気は同室者に不快感を与える。操作機械はその
性質上外気の’0 影響のない換気の少い室で使用する
ことが多いので、このような不快臭は極力防ぐ必要があ
る。そのためには、バインダとして塩化ビニル樹脂を使
用しないことが良いことは当然であるが、電気記録謄写
原紙は、その成形から印刷に使用するまで15に、いく
つかの行程を経るものであつて、その間に種々の条件、
例えばバインダとしての成膜性、機械的強度、柔軟性、
耐溶剤性、電気特性などの条件に合つた特性が要求され
るものであり、これらの諸条件を満足させるものは塩化
ビニル樹脂以20外に、実用性のあるものはなかなか見
当らないのが現状である。例えば、不快臭の少ないバイ
ンダとして構造中に塩素を持たないポリエチレン樹脂が
あるが、成形フィルムの機械的強度や耐溶剤性において
不十分で実用的でない。25そこで、この発明において
は、電気記録謄写原紙の導電性記録層のバインダとして
、成膜性、機械的強度、柔軟性、耐溶剤性、電気特性な
どの諸性質においては優れており、かつ、使用時に不快
臭ガスを発生しない物質について究明した結果、30塩
素化ポリオレフィン中でも塩素化ポリエチレンがかかる
要求に適合することを見出した。
塩素化ポリエチレンは一般にポリエチレン微粉末を水性
懸濁下に塩素化して得られるが、ポリ塩化ビニルとポリ
エチレンの両方の性質を見せ、そ35の性質は塩素化の
程度によつて様相が変る。
懸濁下に塩素化して得られるが、ポリ塩化ビニルとポリ
エチレンの両方の性質を見せ、そ35の性質は塩素化の
程度によつて様相が変る。
ポリエチレンより始まり塩素化が進んだもの程、機械的
強度は高くなり機密性も増す。最終的には塩化噌ハ岬ビ
ニルになるが、機械的強度や耐溶剤性についていえば、
例えば5%(重量)程度と塩素含有率の少ないものでも
、十分にこれらの性質が改善されることが判つた。
強度は高くなり機密性も増す。最終的には塩化噌ハ岬ビ
ニルになるが、機械的強度や耐溶剤性についていえば、
例えば5%(重量)程度と塩素含有率の少ないものでも
、十分にこれらの性質が改善されることが判つた。
一方、バインダとして塩化ビニル樹脂を使用したときの
放電破壊時の不快臭について考えるに、その臭気の具体
的な構造は不明であるが、塩化ビニル樹脂の燃焼により
発生する臭気が不快感を伴うのに対して、ポリエチレン
の場合は不快感が少ないことを考え併せれば、塩化ビニ
ル樹脂がその構造中に塩素をもつていることに起因する
ものであることは明らかである。
放電破壊時の不快臭について考えるに、その臭気の具体
的な構造は不明であるが、塩化ビニル樹脂の燃焼により
発生する臭気が不快感を伴うのに対して、ポリエチレン
の場合は不快感が少ないことを考え併せれば、塩化ビニ
ル樹脂がその構造中に塩素をもつていることに起因する
ものであることは明らかである。
発生した臭気が人体に不快感を与える程度を、その含有
する塩素の量で見れば、不快の感じ方に個人差はあるも
のの、一般的には、樹脂中の塩素含有率(重量)が25
%を超えた時で、それ以下のものは不快臭ガスの発生は
少なく、また燃焼も可能である。塩素化ポリエチレンに
ついてもこれと同じことが言え、塩素含有率25%以下
の時は、放電破壊時に発生する臭気に不快感はない。以
上のことから綜合して、塩素化ポリエチレン特に塩素含
有率が5ないし25%の範囲の塩素化ポリエチレンが電
気記録謄写原紙における導電性記録層のバインダとして
、前記従来の欠点を改善するものであることが判る。
する塩素の量で見れば、不快の感じ方に個人差はあるも
のの、一般的には、樹脂中の塩素含有率(重量)が25
%を超えた時で、それ以下のものは不快臭ガスの発生は
少なく、また燃焼も可能である。塩素化ポリエチレンに
ついてもこれと同じことが言え、塩素含有率25%以下
の時は、放電破壊時に発生する臭気に不快感はない。以
上のことから綜合して、塩素化ポリエチレン特に塩素含
有率が5ないし25%の範囲の塩素化ポリエチレンが電
気記録謄写原紙における導電性記録層のバインダとして
、前記従来の欠点を改善するものであることが判る。
塩素化率の高い塩素 二化ポリエチレンでも、ポリエチ
レンと混合して用いることによつてバインダ全体の塩素
含有率を低下させ、同様の効果を挙げることができる。
かかる塩素化ポリエチレンをバインダとして使用した原
紙は、記録の鮮明性、フイルムの柔軟性 5において優
れ、かつ印刷時に印刷インキ中の油や溶剤などによつて
伸びやしわを生ずることがなく、正確な印刷像を多数板
得られるものである。なお、ポリオレフインとしてポリ
プロピレンを用いてもノポリエチレンと同様に有効であ
る。
レンと混合して用いることによつてバインダ全体の塩素
含有率を低下させ、同様の効果を挙げることができる。
かかる塩素化ポリエチレンをバインダとして使用した原
紙は、記録の鮮明性、フイルムの柔軟性 5において優
れ、かつ印刷時に印刷インキ中の油や溶剤などによつて
伸びやしわを生ずることがなく、正確な印刷像を多数板
得られるものである。なお、ポリオレフインとしてポリ
プロピレンを用いてもノポリエチレンと同様に有効であ
る。
なお、本発明においては,必要ならば導電性記録層の表
面に、ZnOなどの有機顔料あるいは染料などと、塩素
化ポリエチレン、アクリル系樹脂、酢ビ系樹脂、セルロ
ーズ系樹脂などの結着剤とよりなる極めて薄い着色層を
設けて、穿孔後の孔の判別を容易にすることができる。
面に、ZnOなどの有機顔料あるいは染料などと、塩素
化ポリエチレン、アクリル系樹脂、酢ビ系樹脂、セルロ
ーズ系樹脂などの結着剤とよりなる極めて薄い着色層を
設けて、穿孔後の孔の判別を容易にすることができる。
つぎにこの発明の実施例を説明する。
実施例 1
塩素含有率(重量)10%の塩素化ポリエチレン15部
、可塑剤としてジエチルフタレート10部、導電性微粉
末としてカーボンブラツタ4部を、2本のロールで加熱
下で混練してペレツトとする。
、可塑剤としてジエチルフタレート10部、導電性微粉
末としてカーボンブラツタ4部を、2本のロールで加熱
下で混練してペレツトとする。
このペレツトを溶融押出機でフイルム状に成形して厚さ
25μの電気記録謄写原紙を得た。この原紙を導電性の
台紙と貼合せて穿孔製版機によつて穿孔・印刷を行なつ
たところ、穿孔時の不快臭は全く感じられず、複写像の
画質、並びに耐刷性は従来の塩化ビニル樹脂フイルムを
用いた場合と変らず良好であつた。
25μの電気記録謄写原紙を得た。この原紙を導電性の
台紙と貼合せて穿孔製版機によつて穿孔・印刷を行なつ
たところ、穿孔時の不快臭は全く感じられず、複写像の
画質、並びに耐刷性は従来の塩化ビニル樹脂フイルムを
用いた場合と変らず良好であつた。
実施例 2
塩素含有率30%の塩素化ポリエチレン5部とポリエチ
レン10部との混合物をバインダとし、これにジエチル
フタレート10部、カーボンブラツク4部を加えて、実
施例1と同じ方法で厚さ25μの電気記録謄写原紙を得
た。
レン10部との混合物をバインダとし、これにジエチル
フタレート10部、カーボンブラツク4部を加えて、実
施例1と同じ方法で厚さ25μの電気記録謄写原紙を得
た。
この原紙をそのまま穿孔製版機によつて穿孔・印刷を行
なつたところ、穿孔時の不快臭は全く感ぜられず、耐刷
性は良好でありかつ印刷画像の画質、階調性、解像力も
良好であつた。
なつたところ、穿孔時の不快臭は全く感ぜられず、耐刷
性は良好でありかつ印刷画像の画質、階調性、解像力も
良好であつた。
なお、比較のため、実施例2におけるバインダを塩素含
有率30%の塩素化ポリエチレン15部としたところ、
穿孔時に発生する臭気はやや不快感を持つていた。
有率30%の塩素化ポリエチレン15部としたところ、
穿孔時に発生する臭気はやや不快感を持つていた。
Claims (1)
- 1 導電性微粉末と、塩素化ポリエチレンを含むバイン
ダとを主成分とし、バインダ中の塩素含有が5ないし2
5%である導電性記録層を有する電気記録謄写原紙。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2371376A JPS5918239B2 (ja) | 1976-03-06 | 1976-03-06 | 電気記録謄写原紙 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2371376A JPS5918239B2 (ja) | 1976-03-06 | 1976-03-06 | 電気記録謄写原紙 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS52107846A JPS52107846A (en) | 1977-09-09 |
| JPS5918239B2 true JPS5918239B2 (ja) | 1984-04-26 |
Family
ID=12117969
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2371376A Expired JPS5918239B2 (ja) | 1976-03-06 | 1976-03-06 | 電気記録謄写原紙 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5918239B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6811724B2 (en) * | 2001-12-26 | 2004-11-02 | Eastman Kodak Company | Composition for antistat layer |
| US20030134212A1 (en) * | 2001-12-26 | 2003-07-17 | Eastman Kodak Company | Element with antistat layer |
-
1976
- 1976-03-06 JP JP2371376A patent/JPS5918239B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS52107846A (en) | 1977-09-09 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US2664043A (en) | Stencil recording blank and process of preparation | |
| US2398779A (en) | Method of making duplicating blanks by telefacsimile and the like | |
| DE2425925C3 (de) | Elektrografisches Aufzeichnungsmaterial | |
| US3220345A (en) | Electrically inscribable lithographic offset printing plate | |
| JPS5918239B2 (ja) | 電気記録謄写原紙 | |
| US3511700A (en) | Electro-sensitive marking blank | |
| DE2021432A1 (de) | Thermographisch farbentwickelbare Zusammensetzung | |
| US4555461A (en) | Process for preparing a lithographic printing plate | |
| USRE28336E (en) | Carbon black dispersions, their prepara- tion and film products therewith | |
| DE2529043C3 (de) | Verfahren und Druckfarbe zur Herstellung von Blindenschrift-Drucken | |
| DE1244205B (de) | Waermeempfindliches blattfoermiges Kopiermaterial und Verfahren zu dessen Herstellung | |
| US3467539A (en) | Ink-releasing sheets and ribbons | |
| IL38465A (en) | Duplicating stencils | |
| US4264913A (en) | Electric discharge recording method and material with non-recording layer | |
| DE2855432B2 (de) | Thermoelektrostatographisches Aufzeichnungsmaterial | |
| JPS5829756B2 (ja) | 放電記録材料 | |
| JPH0251755B2 (ja) | ||
| JPS63160893A (ja) | 電気記録謄写原紙 | |
| DE2737364A1 (de) | Bildbildendes material | |
| JPH0323901B2 (ja) | ||
| JPS602198B2 (ja) | 電気記録謄写用フイルム | |
| JP2002172837A (ja) | 多孔性樹脂印版及びその製造方法 | |
| JPS592894A (ja) | 電子記録謄写原紙 | |
| JPS58147395A (ja) | 電気記録謄写原紙 | |
| JPS6160796B2 (ja) |