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JPS5923833B2 - 全回転型ミシンの天秤機構 - Google Patents
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JPS5923833B2 - 全回転型ミシンの天秤機構 - Google Patents

全回転型ミシンの天秤機構

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JPS5923833B2
JPS5923833B2 JP282881A JP282881A JPS5923833B2 JP S5923833 B2 JPS5923833 B2 JP S5923833B2 JP 282881 A JP282881 A JP 282881A JP 282881 A JP282881 A JP 282881A JP S5923833 B2 JPS5923833 B2 JP S5923833B2
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needle thread
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は新規な全回転型ミシンの天秤機構に関し、特に
針糸引上レバーを徒らに長くすることなく上糸に大きな
弛みを与え且つ上糸が縫合装置をくぐシ抜げた後にはす
みやかにそれを元の緊張状態に復帰せしめることができ
、それによって縫合装置の大型化を可能ならしめる新規
な全回転型ミシンの天秤機構を提供しようとするもので
ある。
最近の全回転型Dミシン特に工業用のミシンは、その回
転が益々高速化される傾向にある。
にもかかわらず、下糸を捲回しているボビンには通例径
が20mm程度でその下糸捲回量も約30m位のものが
従前通り用いられているために、極く短時間に下糸が使
い果たされてしまう。
従って、中釜からボビンケースを取り出してボビンを入
れ替え再び中釜内にボビンケースを装着するという煩ら
れしい作業を頻繁に行なわなければならず、同じ下糸を
多量に消費する職業的作業者にとってはこの下糸補給に
要する手間と時間のロスは計り知れず大きなものである
そこで、ボビン、ボビンケースを含む縫合装置を大型化
して下糸のボビンへの捲回量を増大させることが試みら
れたが、縫合装置を大型化しようとすると次のような問
題が生じた。
即ち、縫合装置を大型化する場合にはそれに応じて上糸
の縫合装置をくぐり抜けるのに要する弛みを多くしなけ
ればならないと共に一旦縫合装置をくぐり抜けた後はす
みやかに元の緊張状態に復帰せしめなければならない。
そして、これを従来のような一本の針糸引上レバーを用
いた天秤方式によって行なうには、針糸引上レバーの長
さを犬にしてその有効ストロークを増大する以外にはな
い。
しかし、これをすることによって針糸引上レバーがミシ
ンの使用者方向に大きく延びることになり、それが使用
者に当る危険性が犬となり実用的でない。
このように、針糸引上レバーの長さを大にしなければな
らないこと力縫合装置の大型化を阻む一つの大きな隘路
となっていた。
そこで、本発明は、針糸引上レバーを徒らに長くするこ
となく上糸に大きな弛みを与え且つ上糸が縫合装置をく
ぐり抜けた後にはすみやかにそれを元の緊張状態に復帰
せしめることができ、それによって縫合装置の大型化を
可能ならしめる新規な全回転型ミシンの天秤機構を提供
しようとするもので、アーム軸の先端部に平衡錘を固定
し、該平衡錘の偏心位置に天秤機構作動用兼針棒駆動用
のピンを固定し、該ピンには同形同大の2つの針糸引上
レバーの一端を互いに相反する方向を向くようにして回
転自在に支承せしめ、該2つの針糸引上レバーのそれを
支承しているピンからそれぞれ等間隔を離したところに
アーム軸中心を通る垂直線から相反する方向に等間隔を
隔てたところのミシン構成部材に回動自在に枢支された
アンカーリンクの先端を連結するようにして成ることを
特徴とする。
以下に 本発明の詳細について添付図面に示した具体的
な実施例に従って説明する。
第1図及び第2図は本発明全回転型ミシンの天秤機構1
を示し、2はブラケットアームであり、図においては先
端部附近が示されている。
3はアーム軸を示し、該アーム軸3はブラケットアーム
2の先端部内の軸受4及びブラケットアーム2の基端部
の同様な軸受(図示しない)によってブラケットアーム
2内に長手方向に支持されており、適宜、駆動機構によ
って回転されるように形成されている。
アーム軸3はブラケットアーム2の先端部の軸受4から
片持梁状の部分には軸受に隣接して平衡錘5が固定され
ている。
この平衡錘5の偏心位置には、天秤機構作動用兼針棒1
駆動用のピン6が固定されている。
該ピン6には同形同大の2つの針糸引上レバー1,1の
一端が互いに相反する方向を向くようにして回転自在に
支持され、それら2つの針糸引上レバー1.γの先端に
はそれぞれ糸孔8,8が穿設されている。
そして、該2つの針糸引上レバーのそれぞれ前記ピン6
から等距離を隔てたところに中間ピン9,9が固定され
ており、該中間ピンにはアーム軸3中心を通る垂直線か
ら相反する方向に等距離を隔てたところのブラケットア
ーム2に固定された支軸IL)、10に回動自在に枢支
されたアンカーリンク11.11の先端が回転自在に連
結されている。
尚、前記平衡錘5に固定されたピン6には針糸引上レバ
ーγ、1と共に針棒駆動連杆12が固定されており 該
連杆12の先端は針棒13に揺動自在に連結された針棒
駆動リンク14の先端と回転自在に連結されている。
尚、15は針棒13の先端に取り付けられた針、16は
糸調子装置であす、該糸調子装置16はブラケットアー
ム2の上面に設けられている。
又、17は押え金である。針糸引上レバー1,7は水平
方向に且つ上下方向にも動きながら相反する方向に回動
即ち扇を開閉するように回動し、それによって糸調子装
置16から出される針糸18は糸案内(図示しない)か
ら2つの針糸引上レバーγ、1の糸孔8,8を通ったの
ち、直接にあるいは適当な糸案内(図示しない)を経て
糸を挿通した針15に向かう。
この天秤機構1によれば針糸引上レバーを2本7.7と
呟それらを同一の中心を軸として常に逆方向に回動させ
るようにしたので、一個の針糸引上レバーを用いた従来
の天秤機構と比較すると針糸引上レバーγ、7の長さを
徒らに長くすることなく上糸18に対して比較的大きな
弛みを与えることができ、且つその弛みが与えられた上
糸18をすみやかに元の緊張状態に復帰せしめることが
できる。
従って、この天秤機構1は大型化することによって下糸
の捲回量を大きくした縫合装置と組合せて用いるのに最
適である。
そこで、以下に大型化し、それによって下糸の捲回量を
大きくした縫合装置について説明する。
第3図乃至第6図は大型化された縫合装置の一例19を
示すもので、該縫合装置19は中釜20と大釜21と該
大釜21に固定され前記中釜20を大釜21と協動して
回転自在に保持するための中釜押え蓋22とボビン23
とそしてボビンケース24とから成り、その中釜20の
内径(ボビンの外径と略等しい)が従来の縫合装置にお
ける中釜のそれに比べて約3倍位に形成され、かつその
ように大きくしても大釜21の中釜20に対する回転が
後述する如く円滑に行われるようにされている。
中釜20はコツプ形に形成され、該中釜20の側壁25
の外面にはその開口端から少し内側に入ったところに外
周支承リブ26が設けられており、しかも該側壁25の
外周支承リブ26から後壁27に至るところは後壁27
方向に行くに従って細くなるようにテーパ状の滑り而2
8とされている。
外周支承リブ26は中釜20の側壁25全周に設けられ
るのではなく、中釜20の頂部部分即ち後述する付落し
穴29等が形成された部分に対応した箇所には設けられ
ていす、その一方の端部即ち後述する大釜21及び中釜
押え蓋22の回転方向に対向する側の端部は上糸18を
中釜20の後方へ導くフック部30とされ、該フック部
30は第3図において明らかなように、端面が斜め後方
を向くように形成されしかもその部分は中釜20の側壁
25方向に行くに従って支承リブ26の肉厚が薄くなる
ように斜めに形成されている。
又、外周支承リブ26にはその全体に亘って溝31が形
成されており、該溝31を形成している両側壁には周方
向に一定間隔を離間して多数の小孔32,32・・・・
・・が穿設され、対向する小孔にピン33,33・・・
・・・が固定され、該ピン33 、33・・・・・・に
は周面の一部が支承リブ26の外面よシ幾分突出するよ
うな小ローラ34,34・・・・・・が回転自在に嵌着
されている。
尚、この支承リブ26に設けられた小ローラ34,34
.・・・・・・は後述する大釜21に固定される中釜押
え蓋22の内面に接し、その中釜20に対する大釜21
及び中釜押え蓋22の円滑な回転を保証するためのもの
であるため、上述したような手段に替えて、第4図に示
したような手段にしても良い。
即ち、支承リブ26にはその周方向に一定間隔をあけて
多数の穴35.35.・・・・・・を設げ、その穴35
は小球36を回転自在に保持し得るように形成すると共
に小球36の一部分が支承リブ26の外面及び両側面か
ら突出するように形成し、そのように形成された穴35
に小球36を嵌入した後該穴の嵌入口に例えば止め片を
張シ出すことによって小球36が穴35から離脱しない
ようにする。
37は上糸が中釜20の滑り而28を滑って中釜背部を
くぐり抜は易くするためのスパイラル状の糸数キガイド
であり、該糸抜きガイド31は前記支承リブ26のフッ
ク部30から大釜21の回転方向に相隔てたところの中
釜滑り面28に突条として形成されている。
同、38はフランジであり、該フランジ38は第3図に
おいて略右半分と中釜200頂部から幾分左に超えたと
ころまで形成されており、該フランジ38の中釜頂部付
近の前面には中釜の回転阻止用指片(図示せず)の舌部
を受は入れる切欠39が形成されている。
又、40は下糸41の案内溝である。
42は中釜20の後壁27の内面中心に立設されたボビ
ンケース24の装架用ピン、43.43はボビンケース
24の係合片を係合させる係合凹部、44はボビンケー
ス24の下糸ガイドが嵌合される嵌合溝である。
大釜21は前記中釜20と同様にコツプ形に形成さnl
その側壁45内面は中釜20に形成された外周支承リブ
26の外径より小さく且つ滑り面28より若干大きい径
に形成されている。
そして、該大釜21の側壁45には切欠部46が設けら
れており、又後壁4γは重量を軽くするために中央部に
設けられる下軸固定部の周りに略扇形状の切欠48が複
数個設けられている。
尚、49は大釜21前端面と外周支承リブ26の後面と
の間に上糸な食い込ませないようにするための切欠、5
0゜50、・・・・・・は後述する大釜21の固定用ネ
ジ孔、51.5L・・・・・・は大釜を下軸52に固定
するためのネジ、53は下軸52に穿設された潤滑油供
給孔54と連通ずる潤滑油流出孔であり、該流出孔53
かも出た潤滑油は溝55を通って中釜20の支承リブ2
6附近に注油されるようになっている。
中釜押え蓋22は一部分が一定の幅をもって切断された
ように形成されることによって間隙部56が形成された
ために完全ではないが略リング状を為したものであって
、その一側端部内面には突条57が形成されている。
そして、該押え蓋22はその内径が前記大釜21の外径
と略等しい径に形成され、又前記突条5γは中釜20の
開口端寄り外面に接しない程度に且つ中釜20に形成さ
れた支承リブ26の前後面に当接するように形成されて
いる。
押え蓋22の間隙部56の一端部にはその間隙部方向に
突出する剣先状の上糸すくい部58が形成され、該上糸
すくい部58上に弾力性のある上糸押え片59が重なる
ように形成されることによって上糸すくい部58と上糸
押え片59との間に上糸18を緩く挾み込む挾持部60
が形成されている。
又、中釜押え蓋22の前端部の前記間隙部56とは略1
80°離れたところにはその回転方向とは逆の方向に行
くに従って前方への突出量が次第に増加するように形成
された上糸はすし部61が形成されている。
そして、該中釜押え蓋22はリング状のままではそれを
大釜21に固定することが困難であるため、図示実施例
に示した如く、半分に分割されるように形成されている
尚、62,62.・・・・・・に大釜21に形成された
ネジ孔63,63.・・・・・・と一致する箇所に穿設
されたネジ挿通孔である。
ボビンケース24は、従来のボビンケースのように、い
わゆるボビン収容室を持たない円板状のものであり、円
板状ケース本体64と該ケース本体64の中央部に立設
されたボビン嵌挿軸65とケース本体64を中釜20に
着脱自在に装着するだめの係止機構66とそしてボビン
23から下糸41を必要以上に繰出さないようにするた
めの案内手段6γとから成る。
ボビン嵌挿軸65は中釜20に立設されたピン42に外
嵌し得るような円筒状に形成され、又その長さは後述す
る係止機構66をもってボビンケース24を中釜20に
装着(〜たときに、先端部が中釜20の後壁27内面と
接するかそれより若干離れるように形成されている。
係止機構66は前記円板状ケース本体64の中心を横切
るように形成された断面形状略矩形の角孔68に案内さ
れて摺動し且つ外端部に係止片69を備えた2つの摺動
片γ0,70と該2つの摺動片70,70と該2つの摺
動片70,70を円板状ケース本体64の中心方向に向
って付勢するコイルスプリング71,71とそして前記
2つの摺動片70,70をそのコイルスプIJ 7グ1
1゜γ1に抗して円板状ケース本体640半径方向に向
って摺動せしめるための抑圧片γ2とから成る。
2つの摺動片10.γ0の第6図における上あるいは下
側の円板状ケース本体64の中心側端部かもそれぞれ一
定距離間てたところには上あるいは下方向に突出する突
片13が形成されており、該突片73は前記角孔68に
形成された発条受穴74.74にそれぞれ遊嵌され、そ
こにコイルスプリング7L71が縮設されるようになっ
ている。
そして、それらのコイルスプリング71゜11は常時は
摺動片γ0,70の各々の突片73を互いに対向する方
向に付勢し、それらの端部が円板状ケース本体64の中
央部で突き合わせられるようになっている。
押圧片72は板状のつまみ部15と該つまみ部75の片
側に突出形成されたくさび状の割り込み部γ6とから成
り、該押圧片72はそのつまみ部15が一方の摺動片γ
0に固定された支持部71にピンを介して回動自在に枢
着されている。
そして、抑圧片γ2を倒してその割り込み部76を2つ
の摺動片γ0,10の突き合わせ部に割り込ませると、
2つの摺動片70゜γ0ばそれぞれコイルスプリング7
1.71に抗して相反する方向に摺動され、そのときに
摺動片70、γ0の先端部に形成された係止片69゜6
9が円板状ケース本体64の外端部より外方に突出する
ようになっている。
下糸41の案内手段67は下糸ガイド18と調子バネ7
9とから成る。
下糸ガイド78は半筒状を為し先端部に糸通し孔80が
形成されて成るものであり、前記円板状ケース本体64
の周縁部に設けられ 該本体64に形成された嵌挿軸6
5と同方向に突出するように形成されている。
又調子バネ79はその糸口81が下糸ガイド18の基端
部と連通ずるように形成されている。
ボビン23は金属、合成樹脂等の適宜の材料により従来
のボビンと略同様な形状に形成される。
縫合装置19は上述した通りの構成を成すものであり、
その組立ては以下のようにして為される。
先ず、大釜21の下軸固定部82を下軸先端に挿し込ん
でネジ51止めし、これによって大釜21を下軸52に
固定する。
次に、中釜20をその開口端が前側にくるようにして大
釜21内に挿入し、大釜21の開口端面に中釜20に形
成された支承リブ26の後方側面を当接する。
大釜21と中釜20とを組み合わせた後、大釜21に中
釜押え蓋22を固定する。
そして、固定用ネジ83を中釜押え蓋22に穿設された
ネジ挿通孔62を通して大釜21の固定用ネジ孔63に
捩じ込むことによって中釜押え蓋22を大釜21に固定
する。
すると、中釜20はその支承リブ26か大釜21の開口
端面と中釜押え蓋22の突条57とによって形成された
環状溝84内に嵌まって抜けが阻止され、そして、支承
リブ26に設けられたローラ34が環状溝84周面に摺
接し、大釜21の中釜20に対する円滑な回転が保証さ
れる。
尚、この場合に、支承リブ26に設げられるローラ34
に替えて第4図に示したような小球36にすると、その
小球36が環状溝84を構成している各内面に接するよ
うに形成されているため、大釜21のより円滑な回転を
図ることができる。
次に、ボビン23に下糸41を捲回した後それをボビン
ケース24の嵌挿軸65に外嵌状に保持せしめる。
尚、ボビン23を合成樹脂等の比較的安価な材料で形成
し種々の下糸41をすでに捲回した状態で使用者に供給
するようにすれば、ボビンを使い捨てることができ、従
ってボビンに下糸を捲回する手間が省は且つボビンに下
糸を捲回するための装置をミシンに設ける必要かなくな
る利点がある。
しかも、そのように形成されたボビンに着脱自在なカバ
ーを被せ得るようにしておけば、下糸にほこりが付着し
たり下糸が変色したりす。
ことが少なくなり、保管上好ましい利点を有するように
なる。
ボビン23をボビンケース24に保持した後、下糸41
をボビンケース24に設げら几た下糸ガイド78の下糸
通し孔80に通しその溝内を通して調子バネ19の糸口
81からボビンケース24の外に導く。
そして、ボビンケース24を中釜20内に装着するので
あるが、この場合にボビンケース24に設けられた下糸
ガイドγ8を中釜20内面に形成された嵌合溝44に嵌
挿して中釜20のピン42にボビンケース24の嵌挿軸
65を外嵌する。
そして、ボビンケース24を中釜20内に入れるときに
、ボビンケース24の係止機構66の押圧片12を起こ
しておき、ボビンケース24が完全に中釜20内に入っ
たところで係止機構66の押圧片γ2を倒してその割り
込み部76を2つの摺動片70,70の突き合わせ部間
に割り込ませる。
すると、2つの摺動片γ0,10はそれぞれのコイルス
プリング7L71に抗して外方に摺動せしめられ、その
係止片69,69がそれぞれ中釜20内面に形成された
係合凹部43゜43と係合し、これによってボビンケー
ス24の中釜20への装着が完了する。
そして、中釜20の頂部に形成された切欠39に回転阻
止用指片の舌部を係合させ、下軸52が回転すると、大
釜21及び中釜押え蓋22のみが矢印方向に回転するよ
うにする。
次に、上述した天秤機構1と縫合装置19の動作につい
て説明する。
上糸18を伴った針15は布を貫いてその下側に出、針
15の余尺が中釜の頂部から積上がったところまで進ん
で上昇に移る。
針15が最も下にきたときぴんと張っていた上糸18は
たるんで輪になる。
同時に、上糸すくい部58と針15の余尺とが交差し、
その上糸すくい部58が輪になった上糸18をすくう(
第1図C参照)。
2つの針糸引上レバーγ、7が略広がったままの状態で
平衡錘5が略1/4回転する間に、輪状の上糸18をす
くった上糸すくい部58は第1図Aの状態から丁度半回
転し、ここで輪状の上糸18はまさに中釜20の背部を
かいくぐらんとする。
このとき、中釜20の滑り而28には糸抜きガイド37
が設けられているために、輪状の上糸18は中釜20を
確実にかいくぐるように案内される(第1図C参照)。
針15は更に上昇を続け、平衡錘5が第1図Aの状態か
ら略半回転したときに、上糸すくい部58は一回転して
元の位置に戻る。
上糸すくい部58が一回転して元の位置に戻る間に、上
糸は中釜20をかいくぐるため上糸すくい部58かも外
れ、同時に2つの針糸引上レバー1,7が鋭角的になっ
てそれらの先端が近づき、このときに中釜20をかいく
ぐった上糸18を急に引き上げる(第1図C参照)。
そのとき、ボビンケース24かも出て布地に達している
下糸41は上糸18とからみ台い、縫い目が一つできる
そして、平衡錘5が残る半回転をする間に再び2つの針
糸引上レバー7.1を開き、それと同時に大釜21は一
回転され、その間に先にからみ合った下糸41と上糸1
8とを引っ張って布に対する充分な引締めが行なわれ、
これによって縫目形成が完了する(第1図り参照)。
上述したような動作が繰り返えし行なわれ所定の縫合が
為される。
以上に述べたように、本発明全回転型ミシンの天秤機構
においては針糸引上レバーを2本とし、それらを同一の
中心を軸として常に逆方向に回動させることによって上
糸を引き上げるようにしたので、上糸の弛みを充分にと
り且つ上糸が縫合装置をくぐり抜けた後はすみやかに元
の緊張状態に復帰せしめて縫合装置の大型化を可能なら
しめることができると共に、針糸引上レバーの先端のブ
ラケットアーム外への突出量を少なくすることができ従
って使用者は安心して作業に従事することかできる。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本発明全回転型ミシンの天秤機構の
実施の一例を示し、第1図Aはブラケットアームを切断
して示す側面図、第1図B乃至りは天秤機構と縫合装置
との動きを模型的に示した図、第2図は横断平面図、第
3図乃至第6図は縫合装置の一例を示すもので第3図は
分解斜視図、第4図は外周支承リプの変形例を示す要部
斜視図、第5図は中釜の平面図、第6図はボビンケース
の正面図である。 符号の説明、1・・・天秤機構、2・・・ミシン構成部
材(ブラケットアーム)、3・・・アーム軸、5・・・
平衡錘、6・・・ピン(天秤機構作動用兼針棒駆動用)
、7・・・針糸引上レバー、11・・・アンカーリンク

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 アーム軸の先端部に平衡錘を固定し、該平衡錘の偏
    心位置に天秤機構作動用兼針棒駆動用のピンを固定し、
    該ピンには同形同大の2つの針糸引上レバーの一端を互
    いに相反する方向を向くようにして回転自在に支承せし
    め、該2つの針糸引上レバーのそれを支承しているピン
    からそれぞれ等間隔を離したところにアーム軸中心を通
    る垂直線から相反する方向に等間隔を隔てたところのミ
    シン構成部材に回動自在に枢支されたアンカーリンクの
    先端を連結するようにして成ることを特徴とする全回転
    型ミシンの天秤機構。
JP282881A 1981-01-12 1981-01-12 全回転型ミシンの天秤機構 Expired JPS5923833B2 (ja)

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