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JPS5924182B2 - プレス成形性のすぐれた耐熱フエライト系ステンレス鋼およびその製造法 - Google Patents
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JPS5924182B2 - プレス成形性のすぐれた耐熱フエライト系ステンレス鋼およびその製造法 - Google Patents

プレス成形性のすぐれた耐熱フエライト系ステンレス鋼およびその製造法

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Publication number
JPS5924182B2
JPS5924182B2 JP2047178A JP2047178A JPS5924182B2 JP S5924182 B2 JPS5924182 B2 JP S5924182B2 JP 2047178 A JP2047178 A JP 2047178A JP 2047178 A JP2047178 A JP 2047178A JP S5924182 B2 JPS5924182 B2 JP S5924182B2
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JP
Japan
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annealing
formability
stainless steel
steel
ferritic stainless
Prior art date
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Application number
JP2047178A
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JPS54112319A (en
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忠三 須藤
尚男 富士川
美智雄 高木
雄次 庄司
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Nippon Steel Corp
Original Assignee
Sumitomo Metal Industries Ltd
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  • Heat Treatment Of Sheet Steel (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、プレス成形性のすぐれた耐熱フェライト系
ステンレス鋼、特に自動車排気ガス浄化装置や各種燃焼
装置のように高温度における耐酸化性、耐食性とともに
、すぐれたプレス成形性を要求される部品に適するステ
ンレス鋼に関する。
JISに規定されるSUS430はフェライト系ステ
ンレス鋼の内でも最も広く使用されるが、850℃〜i
ooo℃のような高温度では耐酸化性が十分でなく、ま
た8000C〜8500Cの温度でも加熱一冷却の繰返
しを受ける場合にはスケールの剥離が多く、自動車排気
ガス浄化装置のように目詰まりが問題となる用途には不
適当である。また、プレス成形性が劣るので、複雑な形
状の部品を製造するのは困難である。 また、SUS3
04のようなオーステナイト系ステンレス鋼は、耐熱性
、プレス成形性は良好であるが、高価であるだけでなく
熱膨張が太きいために普通鋼、低合金鋼と組合せて使用
すると熱膨張の差によって装置の変形、破壊を生じる危
険性がある。
上記の実情ζこ鑑み、本発明者等は、適量のZrを添
加した耐熱フェライト系ステンレス鋼を開発した(特開
昭50−146512)。
このZr含有フェライト系ステンレス鋼は、耐熱性がす
ぐれているだけでなく、溶接性および冷間加工性もある
程度改善されたものであるが、冷間加工性は引張試験の
全伸びだけで評価しているに過ぎず、またその値もプレ
ス成形用として必ずしも十分なものではない。ところで
、特Cこ自動車排気ガス浄化装置のように複雑な形状を
有し、かつプレス成形によって製造される部品では、極
めて高度のプレス成形性が要求され、従来知られている
Zr添加鋼では必ずしも十分な性能を発揮し得ない。
プレス成形性は成形様式によって、深絞り性、張出し性
、伸びフランジ性などに分類され、またこれらの性質は
引張試験によって測定される種々の諸性質と相関がある
ことが知られている。また、プレス成形によって表面に
肌荒れが生じない、いわゆる耐肌荒れ性も具備すべき条
件である。一般的に言えば、実際のプレス部品において
は深絞り成形、張出し成形などの各種の成形様式が同時
に含まれるものであり、したがって上記のすべての成形
性に対して適度のバランスを有し、総合的に成形性のす
ぐれていることが、材料に要求される。
本発明者は、上記のような総合的な成形性のすぐれた材
料を開発するという観点から詳細な研究を進めてきた。
その結果、Zr%、C%+N%の成分バランスが重要で
あり、それらを厳密に調整することによって従来のZr
添加フエライト系ステンレス鋼では安定して実現し得な
い高度のプレス成形性を得ることに成功した。本発明鋼
はCrll.O〜20.0%、Sil.5%以下、Mn
l.5係以下で、かつZrとC十Nの含有量のバランス
を後に述べるように調整することを特徴とする。
本発明鋼において成分含有量を上記のように定めた理由
は次の通りである。
Crは基本的な耐酸化性、耐食性を確保するために11
%以上が必要である。
しかし、20係をこえるとプレス成形性が劣化する。S
iは製鋼時の脱酸剤として含有させることは有効である
が、1.5%をこえるとプレス成形性が劣化する。
MnはSiの脱酸作用を促進し、かつSiとの組合せで
非金属介在物の形態を変える。
しかし、1.5%をこえると鋼の硬化が著しくなり、冷
間加工が困難となる。次に本発明の特徴であるZr%と
C%+N%のバランスについて述べる。
本発明者の研究の結果によれば、Zrを含有しない場合
は、C,NはCrと結合しCrの炭窒化物を形成するが
、これは鋼の延性を低下させ、成形性を劣化させる。Z
rを適度に含有する場合は、C,NはZrの炭窒化物と
して固定され成形性ζこ与える影響はかなり少なくなる
。なお、CとNの作用はほぼ同等である。Zr%は次の
関係式を満足しないと、良好な成形性を維持し得ない。
10(C%十N%)−0.15f0≦Zr%≦10(C
%十N%)+0.15係Zrが少なすぎると一部Crの
炭窒化物が残存し、延性や集合組織に影響を与えるため
、引張試験の全伸び、r値の低下が目立ち、深絞り性、
張出し性、伸びフランジ性のいずれにも有害である。
またZrの炭窒化物による結晶微細化の効果が少なくな
るため成形時に肌荒れが生じ、外観のみならす肌荒れに
ともなう張出し性の劣化も顕著になる。Zrが多すぎる
と、余分なZrがCr,Feとの金属間化合物を形成し
、延性を低下させるため伸び、張出し性の劣化を招く。
Zr%およびC%十N%の含有量自体も問題で、Zr%
あるいはC%+N%が多すぎる場合は、いかにバランス
が適切であってもZrの炭窒化物の量自体が増加して延
性が劣化するため、張出し性、伸びフランジ性が劣化す
る。
このため、Zrは0.6%以下、C+Nは006%以下
が適当である。C+Nが低すぎる場合{才、Zrの炭窒
化物の量が低すぎて、熱延時あるいは冷延後の焼鈍Oこ
おいて結晶粒が粗大化して肌荒れが起りやすくなり、ま
た集合組織にも影響するため、r値、伸びなどが低下し
、深絞り性、張出し性が劣化しやすい。したがって、C
% + N %は0.02以上が適当である。以上、
述べたような成分バランスにより、張出し性、伸びフラ
ンジ性、深絞り性のすべてが良好な性質を有する鋼が得
られる。次Oこ、以上述べた成分を有する鋼の製造方法
について述べる。
溶解から熱間圧延までは、特に成形性に影響をおよぼす
要因はないので通常の方法に依って十分てある。プレス
成形性に対して最も大きな影響のあるのは焼鈍工程であ
る。
焼鈍には熱間圧延後冷間圧延前に行う焼鈍と冷間圧延後
の焼鈍がある。まず、熱間圧延後の焼鈍について述べる
この焼鈍工程は本発明鋼のように高成形性を目的とする
場合には必要不可欠のものである。実際の製造工程にお
いて、熱延板がコイル状態となっている場合とシート状
態になっている場合とで異なる。コイル状態の場合には
焼鈍方法は2種類ある。一つはコイルのままバッチ焼鈍
により770。C〜1000’Cの温度範囲に数時間以
上保持する方法である。もう一つはコイルをほどきつつ
連続焼鈍炉を通しながら、770ルC〜1000゜Cの
温度範囲で焼鈍する方法である。この場合は、材料は焼
鈍炉ではいわばシート状になっているため材料の温度上
昇は速やかである。したがって加熱時間はバッチ焼鈍法
に比して格段に短かくてよい。シート状態の場合はバッ
チ炉中で770゜C〜1000態Cに保持して焼鈍する
が、保持時間は上記連続炉方式と同様短かくてよい。温
度範囲を上記のように限定した理由は次の通りである。
通常のフエライト系ステンレス鋼では、焼鈍温度が83
0℃より高温になるとオーステナイトの析出により冷却
時にマルテンサイトが析出し、冷間圧延が困難となり、
またオーステナイトシの析出しない鋼でも結晶粒が粗大
化し、冷開成形性を劣化させる。しかるに本発明鋼のZ
r含有フエライト系ステンレス鋼では高温においてもフ
エライト相であり、かつ結晶粒の粗大化が起りにくいの
で、かえって高温焼鈍により成形性のすぐれた鋼が得ら
れる特徴を有する。しかし1000れCを超えると、Z
rの炭窒化物の分解、凝集が起り結晶粒が粗大化するの
で好ましくない。また770℃未満では熱延時のZrの
炭窒化物の分散形態が十分改善されないため、冷間圧延
後の焼鈍で再結晶を阻害し成形性が劣化する。次に冷間
圧延後の焼鈍について述べる。
この焼鈍は、770゜C〜1000℃の温度範囲で行な
う必要がある。温度が1000℃Cを超えると結晶粒が
粗大化し好ましくない。770をC未満では圧延組織を
十分再結晶させることができず、成形性が著しく劣化す
る。
以上のような成分並びに製造法により、板厚1.2關の
薄板にした鋼の代表的な成形性は、第1表に示すとおり
である。
図は本発明の基礎となる研究結果を要約した図である。
代表的な4種類の成形性指標を図示してあるが、第1表
のごとき特性を得るためには、Zr%c!=(C%十N
%)の成分バランスがきわめて重要であることが理解さ
れる。なお、特許請求の範囲は図に示した以外の成形性
指標.並びに耐熱性その他の性質に関しても考慮して決
定されたことは言うまでもない。実施例 1 第2表tこ示す成分を有する鋼を溶製し、熱間圧延で板
厚を3.2mmの板を作り、830℃×15分の焼鈍を
行ない、次いで冷間圧延により板厚1.2mmの薄板と
し、850冷CX5分の焼鈍を行なった。
次いで酸洗により表面スケールを除去し、板状試験片を
作成し、第1表に示した各種の成形性を調べた。その結
果を第3表に示した。本発明鋼の成分範囲を外れるもの
は、いずれも何らかの成形性の劣化があり、バランスの
とれた総合的に良好な成形性は得られないことが明らか
である。
実施例 2 第4表に示すような本発明鋼の範囲内にある成分を有す
る鋼を溶製し、熱間圧延にて板厚3.2mmの板を作り
、その後の焼鈍を行なわない場合と、830℃×15分
の焼鈍を行なった場合について、ざらに冷間圧延で1.
2mmの厚みの薄板とし、 ゜850゜CX5分の
焼鈍を行なった後、板状試験片を作成した。
この鋼の成形性は第5表に示す通りで、熱間圧延後の焼
鈍がないと成形性が著しく劣化することが明らかである
実施例 3 実施例2の成分を有する鋼を熱間圧延により板厚3.2
關の波状と成し、830℃×15分の焼鈍を行なった後
冷間圧延にて板厚121n1nの薄板を作り、一つに7
30℃×5分、もう一つに850℃×15分の焼鈍を行
ない、板状試験片を作成した。
この鋼の成形性は第6表に示す通りで、冷間圧延後の焼
鈍温度が低過ぎると成形性が全般的に著しく劣化するこ
とが明らかである。
【図面の簡単な説明】
図は成形性試験値の中から代表的Cこ、エリクセ ;ン
値Er(張出し性)、引張試験r値(深絞り性)、穴拡
げ率λ(伸びフランジ性)、耐肌荒れ性についてZrと
C + N(!:の関係を示す図表で、斜線部は成形性
が総合的に良好な領域を示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 Cr11.0〜20.0%、Si1.5%以下、M
    n1.5%以下、C%+N%0.02〜0.06%、Z
    r0.2〜0.6%で、しかもZr%=10(C%+N
    %)±0.15%の範囲内のZrを含み、残部が実質的
    にFeよりなるプレス成形性にすぐれた耐熱フェライト
    系ステンレス鋼。 2 Cr11.0〜20.0%、Si1.5%以下、M
    n1.5%以下、C%+N%0.02〜0.06%、Z
    r0.2〜0.6%で、しかもZr%=10(C%+N
    %)±0.15%の範囲内のZrを含み、残部が実質的
    にFeよりなる鋼を、熱間圧延した後770℃〜100
    0℃の温度範囲で焼鈍し、次いで冷間圧延した後770
    ℃〜1000℃の温度範囲で焼鈍することを特徴とする
    プレス成形性にすぐれた耐熱フェライト系ステンレス鋼
    の製造法。
JP2047178A 1978-02-23 1978-02-23 プレス成形性のすぐれた耐熱フエライト系ステンレス鋼およびその製造法 Expired JPS5924182B2 (ja)

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