JPS5924228B2 - 耐薬品性不織布ロ−ル - Google Patents
耐薬品性不織布ロ−ルInfo
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- JPS5924228B2 JPS5924228B2 JP51130018A JP13001876A JPS5924228B2 JP S5924228 B2 JPS5924228 B2 JP S5924228B2 JP 51130018 A JP51130018 A JP 51130018A JP 13001876 A JP13001876 A JP 13001876A JP S5924228 B2 JPS5924228 B2 JP S5924228B2
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Landscapes
- Treatment Of Fiber Materials (AREA)
- Nonwoven Fabrics (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は不織布ロールに関するものであり、更に詳細に
は繊維製品の仕上げ加工工程特にシルケット加工や捺染
後のアルカリ発色加工等のようなアルカリ等の薬品が使
用される工程において好適に使用し得る不織布ロールに
関するものである。
は繊維製品の仕上げ加工工程特にシルケット加工や捺染
後のアルカリ発色加工等のようなアルカリ等の薬品が使
用される工程において好適に使用し得る不織布ロールに
関するものである。
従来より繊維製品の洗滌工程には、不織布を円板状に打
ち抜き金属製のロール芯に多数差し通し、ロール芯方向
に圧縮成型した所謂不織布ロールが使用されている。
ち抜き金属製のロール芯に多数差し通し、ロール芯方向
に圧縮成型した所謂不織布ロールが使用されている。
この不織布ロールは従来のゴムロールより優れた絞り効
果を有することが知られており、これは不織布の有する
ポーラス性、高い弾性によるものであると考えられてい
る。
果を有することが知られており、これは不織布の有する
ポーラス性、高い弾性によるものであると考えられてい
る。
即ち、不織布の構成繊維が天然ゴムNBR,SBR等の
弾性を有する接着剤により結合されて弾性のある不織布
構造になっていることによる効果である。
弾性を有する接着剤により結合されて弾性のある不織布
構造になっていることによる効果である。
このような不織布ロールは通常の洗滌工程に使用される
場合には、非常に優れた絞り効果を発揮するが、シルケ
ット加工や捺染後のアルカリ発色加工の絞りロールとし
て使用すると不織布を構成する繊維や接着剤がシルケッ
ト加工や発色加工に使用される苛性ソーダやケイ酸ソー
ダのような薬品に侵され、不織布ロールの特徴である弾
性やポーラス性が損われ、絞り効果が低下するばかりで
なく、絞りが不均一になり製品にムラを生じさせたり、
更にはロール自身の寿命も短かくなるという問題が生じ
る。
場合には、非常に優れた絞り効果を発揮するが、シルケ
ット加工や捺染後のアルカリ発色加工の絞りロールとし
て使用すると不織布を構成する繊維や接着剤がシルケッ
ト加工や発色加工に使用される苛性ソーダやケイ酸ソー
ダのような薬品に侵され、不織布ロールの特徴である弾
性やポーラス性が損われ、絞り効果が低下するばかりで
なく、絞りが不均一になり製品にムラを生じさせたり、
更にはロール自身の寿命も短かくなるという問題が生じ
る。
本発明は上記の如き技術情況に鑑みなされたものであり
、特殊な不織布によりロールを構成することにより、耐
薬品性を改良し、しかも絞り効果の優れた不織布ロール
を実現したものである。
、特殊な不織布によりロールを構成することにより、耐
薬品性を改良し、しかも絞り効果の優れた不織布ロール
を実現したものである。
即ち本発明は、ポリエチレンを主体とする低融点接着成
分とポリプロピレンを主体とする高融点骨格成分とより
なるポリオレフィン系複合繊維のみからなり、該繊維の
交点で低融点成分の軟化溶融のみにより接着した見掛密
度0.6.9/i以下の嵩高な不織布を円板状に裁断し
、これを多数ロール芯に差し通しロール芯方向に圧縮成
型したことを特徴とする耐薬品性不織布ロールである。
分とポリプロピレンを主体とする高融点骨格成分とより
なるポリオレフィン系複合繊維のみからなり、該繊維の
交点で低融点成分の軟化溶融のみにより接着した見掛密
度0.6.9/i以下の嵩高な不織布を円板状に裁断し
、これを多数ロール芯に差し通しロール芯方向に圧縮成
型したことを特徴とする耐薬品性不織布ロールである。
本発明の不織布ロールが優れた耐薬品性を有するのは構
成繊維がポリエチレン成分とポリプロピレン成分とから
なる耐薬品性に優れたポリオレフィン系複合繊維を使用
したことによる効果であるが、本発明の不織布ロールの
優れた絞り効果も又、このポリオレフィン系複合繊維を
使用したことによるものである。
成繊維がポリエチレン成分とポリプロピレン成分とから
なる耐薬品性に優れたポリオレフィン系複合繊維を使用
したことによる効果であるが、本発明の不織布ロールの
優れた絞り効果も又、このポリオレフィン系複合繊維を
使用したことによるものである。
即ち、この複合繊維を利用することにより弾性の優れた
嵩高な不織布が得られ、この不織布がロールに構成され
ることにより優れた絞り特性が実現されるのである。
嵩高な不織布が得られ、この不織布がロールに構成され
ることにより優れた絞り特性が実現されるのである。
不織布が嵩高であり、しかも弾性を有することは、以下
に詳しく記載した比較例と実症例の絞り率の差からも裏
付けられているように、ロールの絞り率に大きな効果を
及ぼすことが見い出された。
に詳しく記載した比較例と実症例の絞り率の差からも裏
付けられているように、ロールの絞り率に大きな効果を
及ぼすことが見い出された。
本発明においては前記複合繊維が嵩高で弾性のある不織
布を実現する。
布を実現する。
この理由は次のように説明される。
ポリエチレンを主体とする低融点接着成分が繊維の外表
面の少なくとも1部を占るサイドバイサイド型、シース
・コア型等の複合繊維は加熱されると該低融点接着成分
がまづ軟化溶融して接着性を有するようになる。
面の少なくとも1部を占るサイドバイサイド型、シース
・コア型等の複合繊維は加熱されると該低融点接着成分
がまづ軟化溶融して接着性を有するようになる。
この時繊維の骨格を形成するポリプロピレンを主体とす
る高融点骨格成分はポリエチレンを主体とする低融点接
着成分が軟化溶融する温度では影響を受けないので複合
繊維全体が著るしく変形したり収縮したりすることはな
い。
る高融点骨格成分はポリエチレンを主体とする低融点接
着成分が軟化溶融する温度では影響を受けないので複合
繊維全体が著るしく変形したり収縮したりすることはな
い。
従ってポリエチレンを主体とする低融点接着成分が繊維
の交点で繊維相互を嵩高な状態のまま接着する。
の交点で繊維相互を嵩高な状態のまま接着する。
又、この時多少の圧力を加えれば、それに応じた圧縮状
態のまま接着される。
態のまま接着される。
この時、不織布の見掛密度が0.6g/CrIを越える
程度までに圧縮して緻密化した状態で接着すると弾性が
得られなくなりロールに構成した場合の絞り効果が低下
する。
程度までに圧縮して緻密化した状態で接着すると弾性が
得られなくなりロールに構成した場合の絞り効果が低下
する。
またこのような緻密化した不織布は円板状に裁断後ロー
ル芯に通して圧縮成型する場合にもなじみが悪く均一な
表面硬度が得られにくくなり好ましくない。
ル芯に通して圧縮成型する場合にもなじみが悪く均一な
表面硬度が得られにくくなり好ましくない。
本発明の不織布ロールが優れた絞り効果を有すのは、以
上に説明したように特殊なポリオレフィン系複合繊維を
使って見掛密度0.6g/i以下の嵩高な不織布を使用
したことによるが、本発明で使用する不織布に弾性を有
するゴム系結合剤が含まれていないことも又絞り効果の
向上に貢献している。
上に説明したように特殊なポリオレフィン系複合繊維を
使って見掛密度0.6g/i以下の嵩高な不織布を使用
したことによるが、本発明で使用する不織布に弾性を有
するゴム系結合剤が含まれていないことも又絞り効果の
向上に貢献している。
即ち従来のゴム系結合剤により接着された不織布ロール
は弾性物質を含むために湿潤時、或は、絞り時にロール
のニップ幅が広くなるという現象が生じ単位面積当りの
加圧力が低下し絞り効果にも限界があることが明らかに
なった。
は弾性物質を含むために湿潤時、或は、絞り時にロール
のニップ幅が広くなるという現象が生じ単位面積当りの
加圧力が低下し絞り効果にも限界があることが明らかに
なった。
一方、本考案のロールには弾性物質が含まれておらず、
繊維のみによって成り立っているのでロールのニップ幅
を従来の1/2〜1/3程度まで狭ばめることが出来、
これにより単位面積当りの加圧力を高め優れた絞り効果
を発揮することが出来る。
繊維のみによって成り立っているのでロールのニップ幅
を従来の1/2〜1/3程度まで狭ばめることが出来、
これにより単位面積当りの加圧力を高め優れた絞り効果
を発揮することが出来る。
なお、本発明に使用する不織布はその不織布を構成する
すべての繊維がポリオレフィン系複合繊維であり、その
繊維が交点においてお互いに低融点成分の軟化溶融によ
り接着しているので、円板状に裁断する時に寸法変形や
ほつれが生じることはなく、またこれを用いて得られる
不織布ロールも使用時に毛羽抜けなどによる製品中への
異物の混入が生じる心配がない。
すべての繊維がポリオレフィン系複合繊維であり、その
繊維が交点においてお互いに低融点成分の軟化溶融によ
り接着しているので、円板状に裁断する時に寸法変形や
ほつれが生じることはなく、またこれを用いて得られる
不織布ロールも使用時に毛羽抜けなどによる製品中への
異物の混入が生じる心配がない。
以下に実施例及び比較例を挙げて本発明をより具体的に
説明する。
説明する。
実症例
3デニール、64朋長のポリエチレン成分とポリプロピ
レン成分とよりなるサイドバイサイド型ポリオレフィン
系複合繊維(チッソ株式会社製造ES繊維)、を気流に
より解繊してスクリーン上に集積して目付300g/m
のウェブを形成した。
レン成分とよりなるサイドバイサイド型ポリオレフィン
系複合繊維(チッソ株式会社製造ES繊維)、を気流に
より解繊してスクリーン上に集積して目付300g/m
のウェブを形成した。
次いでこのウェブをスリット間隔3 mmの150°C
に加熱したスチールロール間を数量通過させ、ポリエチ
レン成分を軟化溶融させてウェブの繊維間をこれにより
結合した。
に加熱したスチールロール間を数量通過させ、ポリエチ
レン成分を軟化溶融させてウェブの繊維間をこれにより
結合した。
このようにして得られた不織布は目付300g/m厚み
4 mm1見掛密度o、o75g7cr;tであった。
4 mm1見掛密度o、o75g7cr;tであった。
この不織布を直径150mmの円板状に打ち抜き多数ロ
ール芯に通し、圧縮成型して有効幅500朋のロールを
得た。
ール芯に通し、圧縮成型して有効幅500朋のロールを
得た。
このロールの表面硬度は93°H8Aであった。
このロールの絞り率を表に示す。
なお、このロールは90゜Cの30%NaOH水溶液中
に1000時間浸漬し後においてもロールの絞り率、表
面精度等に変化が見られなかった。
に1000時間浸漬し後においてもロールの絞り率、表
面精度等に変化が見られなかった。
比較例 1
3デニール、64mm長のナイロン繊維30wt%、ポ
リエステル繊維30wt%、レーヨン繊維40wt%、
よりなる目付210g/mのウェブ゛を形成し、NBR
系ラテックスで含浸して繊維を結合させ目付3009
/ mの不織布を得た。
リエステル繊維30wt%、レーヨン繊維40wt%、
よりなる目付210g/mのウェブ゛を形成し、NBR
系ラテックスで含浸して繊維を結合させ目付3009
/ mの不織布を得た。
この不織布により実症例と同じ方法でロールを構成した
。
。
このロールを実症例と同条件である90°Cの30%N
aOH水溶液中に1000時間浸漬したがロール材質の
溶解が生じた。
aOH水溶液中に1000時間浸漬したがロール材質の
溶解が生じた。
又絞りテストを30’Cの20%NaOH水溶液を使用
して行なったが200時間経過前後からロールの表面が
著るしく不均一になりロールとして使用可能な状態でな
くなった。
して行なったが200時間経過前後からロールの表面が
著るしく不均一になりロールとして使用可能な状態でな
くなった。
実施例と同じ方法で加圧条件のみを変更し、目付300
9/rn’、厚み0.45mm、見掛密度0.67g/
cdを不織布を得、実施例1と同じ方法でロールを得た
。
9/rn’、厚み0.45mm、見掛密度0.67g/
cdを不織布を得、実施例1と同じ方法でロールを得た
。
このロールの表面硬度は93°H8Aであった。
このロールの絞り率を次表に示す。以上、実施例及び比
較例を示して説明したように本発明の不織布ロールは耐
薬品性に優れているばかりでなく、ロールの絞り率、特
性も優れている。
較例を示して説明したように本発明の不織布ロールは耐
薬品性に優れているばかりでなく、ロールの絞り率、特
性も優れている。
又不織布をロールに構成する際にも不織布が適度の弾性
とポーラス性を有しているので円板状不織布の隣り同士
のなじみがよく、均一な圧縮成型が可能でありロール精
度、或は表面精度も優れている。
とポーラス性を有しているので円板状不織布の隣り同士
のなじみがよく、均一な圧縮成型が可能でありロール精
度、或は表面精度も優れている。
本発明においてはポリエチレンを主体とする低融点接着
成分とポリオレフィンを主体とする高融点骨格成分とよ
りなるポリオレフィン系複合繊維を利用することにより
耐薬品性を改善したばかりでなく、この複合繊維により
ロールとして好適な不織布構造を実現したものであり、
複合繊維のもつ化学的な特性と物理的な特性をロールに
複雑且つ巧妙に応用したものであるということができる
。
成分とポリオレフィンを主体とする高融点骨格成分とよ
りなるポリオレフィン系複合繊維を利用することにより
耐薬品性を改善したばかりでなく、この複合繊維により
ロールとして好適な不織布構造を実現したものであり、
複合繊維のもつ化学的な特性と物理的な特性をロールに
複雑且つ巧妙に応用したものであるということができる
。
そしてこのようにして得られた本発明の不織布ロールは
上記のような優れた特徴を有しているのでアルカリばか
りでなく酸等の種々の薬品が使用される可能性がある染
色分野をはじめとして、製紙分野、印刷分野、各種の繊
維製品仕上げ加工分野等広範な分野の絞りロール、ガイ
ドロール、引出ロール、プレスロール等に使用すること
が可能であり、産業上の利用価値は極めて高いものであ
る。
上記のような優れた特徴を有しているのでアルカリばか
りでなく酸等の種々の薬品が使用される可能性がある染
色分野をはじめとして、製紙分野、印刷分野、各種の繊
維製品仕上げ加工分野等広範な分野の絞りロール、ガイ
ドロール、引出ロール、プレスロール等に使用すること
が可能であり、産業上の利用価値は極めて高いものであ
る。
Claims (1)
- 1 ポリエチレンを主体とする低融点接着成分とポリプ
ロピレンを主体とする高融点骨格成分とよりなるポリオ
レフィン系複合繊維のみからなり、該繊維の交点で低融
点成分の軟化溶融のみにより接着した見掛密度0.6
g/ffl以下の嵩高な不織布を円板状に裁断し、これ
を多数ロール芯に差し通しロール芯方向に圧縮成型した
ことを特徴とする耐薬品性不織布ロール。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP51130018A JPS5924228B2 (ja) | 1976-10-30 | 1976-10-30 | 耐薬品性不織布ロ−ル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP51130018A JPS5924228B2 (ja) | 1976-10-30 | 1976-10-30 | 耐薬品性不織布ロ−ル |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5358078A JPS5358078A (en) | 1978-05-25 |
| JPS5924228B2 true JPS5924228B2 (ja) | 1984-06-07 |
Family
ID=15024117
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP51130018A Expired JPS5924228B2 (ja) | 1976-10-30 | 1976-10-30 | 耐薬品性不織布ロ−ル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5924228B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2554215Y2 (ja) * | 1991-07-08 | 1997-11-17 | 日本バイリーン株式会社 | 耐薬品性工業用ロール |
| JP3864123B2 (ja) * | 2002-08-19 | 2006-12-27 | 株式会社クラレ | 塗装用ローラーブラシ構造体 |
-
1976
- 1976-10-30 JP JP51130018A patent/JPS5924228B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5358078A (en) | 1978-05-25 |
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