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JPS5925037B2 - 硫黄含有ニツケルの電着 - Google Patents
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JPS5925037B2 - 硫黄含有ニツケルの電着 - Google Patents

硫黄含有ニツケルの電着

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JPS5925037B2
JPS5925037B2 JP55163469A JP16346980A JPS5925037B2 JP S5925037 B2 JPS5925037 B2 JP S5925037B2 JP 55163469 A JP55163469 A JP 55163469A JP 16346980 A JP16346980 A JP 16346980A JP S5925037 B2 JPS5925037 B2 JP S5925037B2
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nickel
electrolyte
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anolyte
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    • C25ELECTROLYTIC OR ELECTROPHORETIC PROCESSES; APPARATUS THEREFOR
    • C25DPROCESSES FOR THE ELECTROLYTIC OR ELECTROPHORETIC PRODUCTION OF COATINGS; ELECTROFORMING; APPARATUS THEREFOR
    • C25D3/00Electroplating: Baths therefor
    • C25D3/02Electroplating: Baths therefor from solutions
    • C25D3/12Electroplating: Baths therefor from solutions of nickel or cobalt
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C25ELECTROLYTIC OR ELECTROPHORETIC PROCESSES; APPARATUS THEREFOR
    • C25CPROCESSES FOR THE ELECTROLYTIC PRODUCTION, RECOVERY OR REFINING OF METALS; APPARATUS THEREFOR
    • C25C1/00Electrolytic production, recovery or refining of metals by electrolysis of solutions
    • C25C1/06Electrolytic production, recovery or refining of metals by electrolysis of solutions or iron group metals, refractory metals or manganese
    • C25C1/08Electrolytic production, recovery or refining of metals by electrolysis of solutions or iron group metals, refractory metals or manganese of nickel or cobalt

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  • Electrochromic Elements, Electrophoresis, Or Variable Reflection Or Absorption Elements (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、硫黄含有ニッケルの電着に関するものであり
、更に特定すれば、ニッケル塩溶液からの硫黄含有ニッ
ケルの電着に関するものである。
ニッケルの商業的利用には、基体表面上への電着がある
。これは腐蝕防止の良く知られた方法である。その他の
応用では、付着させたニッケル層が更に、他の金属、例
えばクロミウムなどが付着されるべき基体として用立て
る。電解セル内での陽極溶解により、上記の電着や電気
的形成に適切な形でニッケルを得ることは、ごく普通の
実施である。しかしながら、陽極溶解の過程で、高純度
のニッケルは、場合によつては、例えば酸化ニッケル薄
膜の形成により不動化を示し、これが均一ではない溶解
をもたらす。ニッケル溶液を得るための目的が何であれ
、陽極溶解は均一であるのが望ましい。ニッケル中に溶
解した、又は分散した少量の硫黄の存在が、より低い、
安定した陽極電圧での溶解をせしめ、そしてより均一な
陽極腐蝕をもたらすことは明らかにされてきた。
米国特許第4087339号には、硫黄含有ニッケルを
、特定の硫黄含有化合物、例えばチオ硫酸塩、重亜硫酸
塩、チオウレア、並びに四チオン酸塩のような化合物の
存在下でニッケル含有溶液から電気的に得る方法が記載
してある。
これらの化合物は塩素による酸化に大変鋭敏であり、そ
この方法は、陽極と陰極の両者を、それらの各々の隔膜
で分離し、陽極で発生する塩素が陰極近傍の電解液に入
るのを防ぎ、引続き硫黄含有付加物が酸化するのを防ぐ
ような電解セル配置を記載している。この先行技術方法
における電解液オーバーフローを、陰極室の外側に置き
、陰極と陽極両方の室から、使用済電解液を抜き出す。
陽極液レベルより上の気体スペースを空気が追い出し、
発生した塩素ガスを除去する。陽極中に溶解している塩
素は、他方、二つの室の間にある電解液カラムに入り、
オーバーフローで除去されるが、溶解塩素のかなりの比
率が、高い溶解性のために、陰極室中にもどつて拡散し
、本方法で用いられる硫黄含有付加物を酸化する。電解
液は通常、その上硫酸イオンを含有する。これらはしか
しながら、硫黄の最高の酸化状態を表わすので、塩素に
よつて影響を及ぼされることはなく、また、ニツケル電
着で印加される陰極電圧において、堆積しうる硫黄を生
ずるものとみなすこともできない。硫黄のような減極剤
の存在は、ニツケルの均一な陽極溶解を強化するだろう
が、金属の完全溶解を犠牲にする。
このように、ニツケル中に分散する過剰量の硫黄は、硫
黄含有ニツケルが使用される陽極バスケツト内、または
セルの底部に、黒色の残渣を結果として形成するだろう
。その結果、所望のレベルでの硫黄の注意深いコントロ
ールが、商業的利用では非常に重要である。ニツケル含
有溶液に添加する硫黄含有化合物として用いられる場合
、チオシアン酸塩は痕跡量の塩素存在の影響に対して、
先行技術で挙げられている化合物よりも感度が小さいこ
と、そして従つて、電着されるニツケルの硫黄含有で、
より大きいコントロール度が達成しうることが今日発見
された。有利なことに、これはまた、共堆積する硫黄の
レベルでより小さい分散度をもたらし、その結果、本文
前記の陽極分解工程で生成物が用いられる時により少な
い残渣形成となる。メツキ溶液中のチオシアン酸塩の存
在は、既述されており、先行技術で応用されているが、
本出願のものとは異つた対象と方法についてである。
米国特許第2844530号は、濃着色の、装飾性の、
色あせのしない、耐摩耗性の黒色ニツケルプレートを、
塩化ニツケル溶液から得る方法を教示している。ニツケ
ル電気メツキ法の基本添加物は塩化亜鉛であるが、塩化
アンモニウムとチオシアン酸ナトリウムの付加的存在も
教示している。英国特許第1414353号並びに仏国
特許第2202953号は、ニツケル一鉄磁性合金の薄
膜様の層を電気メツキするための、装置、方法及び溶液
を記載している。本プロセスのエツセンスは、ニツケル
と鉄の塩、硼酸並びにサツカリンの溶液からの合金の電
気メツキの間、磁場と偏光を同時印加することにある。
この仏国特許は、少量のチオシアン酸ナトリウムの付加
的存在を示している。このように電解液へのチオシアン
酸塩の添加を教示している。
出願人にとつて既知のた〜1件の先行技術が、黒色ニツ
ケルプレート又は電磁性鉄ニツケル合金の薄膜を得る目
的のために、他の試薬との組合せでそれを行なつている
が、電着ニツケル中へのコントロールした硫黄量の導入
のためにチオシアン酸塩を使用する手段を記載してもい
ないし、予想してもいない。本発明は、硫黄含有ニツケ
ルを、電解セル中の複数個の陰極上に、電解性水溶液か
ら電着させるプロセスから成り、該セルはせき手段を有
し且つ陽極を内蔵して、陽極の各々はその中に陽極液を
封入する陽極室を形成する隔膜によつて囲まれており、
その方法は、ニツケルイオン、塩化物イオン並びに随意
に硫酸塩イオンを含有する電解液を用い、陽極室の外側
に新しい電解液を加えることにより陽極室の内外で電解
液を異なつたレベルに保ち、陽極液レベル以下の陽極室
の外側のせき手段によつて電解液を取り出し、且つ同時
に陽極室の外側のセルの電解液レベルより上では、陽極
室からの吸引により陽極液と塩素ガスを抜き出すことか
ら成り、チオシアン酸アルカリ、チオシアン酸アンモニ
ウム及びアルカリ土類金属チオシアン酸塩から成るグル
ープから選ばれた少なくとも一つのチオシアン酸塩を含
有する電解液を用いることを特徴とする方法である。
塩素の陰極液への戻り拡散を最小に保つことが望ましい
これは、更に、陰極を格納すること、並びに隔膜によつ
て、減少させられることができ、それにより、溶解塩素
ガスの通路に於ける二つの別々の障壁手段を与える。本
発明の好ましい実施態様においては、金属は多数個の陰
極上に堆積される、陰極の各々は、電解セル内にて中に
陰極液を有する陰極性を形成する隔膜により囲まれてお
り、電解セルはせき手段と陽極を有し、陽極は中に陽極
液を有する陽極室を形成する隔膜により同様に用いられ
ている。そしてそのプロセスは更に、ニツケルイオン、
塩化物イオン並びにチオシアン酸アルカリ、チオシアン
酸アンモニウム及びチオシアン酸アルカリ土類金属から
成るグループから選ばれた少なくとも一つのチオシアン
酸塩を含有する電解質水溶液を、該セルの各々の室内で
、陰極室に新して電解液を加えることにより異つた液面
に維持し、陰極室と陽極室両者の外側に置かれているせ
き手段により電解液を抜き出し、そして同じく、陰極液
レベルより上に陽極室からの吸引により電解液と塩素を
抜き出すことから成る。第1図は、本発明において記載
された、ニツケル電着の好ましい実施態様のためのセル
内の電極と隔膜を例示するものである。第2図は、 (a)二酸化硫黄添加 (b)チオシアン酸塩添加 .により得られた陰極上のニツケル堆積を示すものであ
る。
本文中で既に言及したように、陽極分解を含むニツケル
電気メツキのあるプロセスでは、特に塩化物イオンのな
い場合には、酸化ニツケルは金属上に表面薄膜を形成す
ることができ、この金属がそれから溶液中にニツケルイ
オンが更に入るのを阻止して、そして分極をもたらし、
電解効率を減少させる。
硫黄のような減極剤は、マトリツクス全体に溶解してい
るか分散しており、はつぎりとは判つていないメカニズ
ムで、このような酸化物薄膜の効果を減するだろうし、
またより低い、且つ安定した陽極電圧で進行するために
、均一な溶解と金属の陽極腐蝕を起こさしめることだろ
う。しかしながら、過剰量の硫黄の存在は、恐らく硫化
ニツケル形成のため完全な溶解を妨げそして、タンク底
にあつてはならないスラツジを、そして陽極バスケツト
に残渣を起すであろう。スラツジまたは残渣の量は、そ
してそれによるニツケル含有溶液中の溶解のためのニツ
ケル損失は、硫黄含有堆積物において、硫化ニツケル形
成単独から期待され得るのよりも多い。というのは、結
合していないニツケルのあるものは、形成される不溶性
硫化ニツケルで捕捉されるだろうからである。ニツケル
中に分散している硫黄の量を、不溶解残渣物の量を最小
にしながら、それの陽極溶解を強化するレベルに維持し
コントロールすることは、このように重要である。減極
剤としての硫黄は、有利にニツケルイオンの溶液から共
堆積する。堆積中への均一な分布のためには、該硫黄含
有化合物が陰極液中で平均に分布していることが望まし
い。電着の目的のためのニツケル溶液は、あるニツケル
含有物質の酸溶解によりあるいは塩化物浸出プロセスに
より通常得られる。いずれの場合においても、溶液中に
は、塩化物イオンが、ニツケルイオンと硫化物イオンと
、一諸にかなりの濃度で共存する。陰極におけるニツケ
ル堆積は、電子取得プロセス時に、陽極における塩素発
生を伴う。ニツケルが電子捕獲する電圧範囲にて、陰極
に堆積され得る硫黄含有化合物中のこれら硫黄原子の大
部分は、塩素分子で容易に酸化されることは、良く知ら
れていることであるし、基本的な化学反応で示される。
チオシアン酸塩は、塩素による酸化に対しては、先行技
術記載の硫黄含有化合物よりは鋭敏ではないことがこれ
までに判?つている。1下記の式は、硫黄含有化合物と
塩素との反応を示すものである。
これらの硫黄含有化合物の場合には、堆積し得る硫黄の
塩素分子に対する比は、1:1であることは明白である
他方、チオシアン酸塩イオンの酸化がより多くの塩素分
子を必要とするだろうことを例示することが出来る。酸
化が下記のメカニズムに従つてのみ進行するだろうとは
示唆しないし、他の化学反応や生成物もまた可能である
が、チオシアン酸塩酸化が、塩素分子1個以上を必要と
し完全な反応の場合には、4分子を消費すると推論する
のはかなりの論拠がある。硫黄含有化合物がチオシアン
酸塩である時には、陽極室から外へ拡散する痕跡量の塩
素の、陰極室内の堆積し得る硫黄の濃度変化への影響は
より少ないことは、従つて期待しうることである。
電着されるニツケル中の硫黄の量は、陰極液中のチオシ
アン酸塩の濃度に比例する。そして、陽極における塩素
発生の結果として不可避的に存在する塩素のミリグラム
の数分の1の量は、共堆積する硫黄のレベルに関しては
、実質的には影響はないだろう。しかしながら、陰極液
内の塩素の過剰な形成を避けることは、それでも尚必須
である。
本発明の好ましい実施例では、低い塩素レベルを維持す
るために、電子捕獲セルが利用され、その中には、隔膜
室中に納められた陽極と、それとは無関係のせきとが、
米国特許第4155821号中に記載されているように
配置されており、且つ陰極は別個の隔膜によつて囲まれ
て、陰極室を形成している。発生した塩素はこれにより
、気体として、及び溶解状態での両方で、陽極室から直
接取り除かれる。この配置の付加的な利点は、電解的に
得られた塩素が、容易に収集できて、他の応用に用いら
れ得ることである。陽極室を形成する隔膜を通つて拡散
しうる塩素の少量が、せきでの電解液オーバーフローと
共に除去されるだろう。このようにして、陰極へ拡散す
る溶解塩素分子の通路には、2個の隔膜障壁と、使用済
電解液の2つの向流する流とが効果的に存在する。第1
図は、硫黄含有ニツケル堆積の商業的製造のための、そ
のようなセルの必須部分を示すものである。
さて、第1図をみると、これは電解液のタンクの断面で
あり、多数個の陽極と陰極とを格納する壁10を有して
いる。陰極12はバスバ一(Busbar)19から懸
架しており、これは米国特許第4082641号中で教
示してあるように、再生可能陰極ユニツトであつてもよ
いし、あるいは簡単なニツケル始動板であつても良い。
再生可能な陰極ユニツトを使つた場合には、得られる堆
積は、分離した半球の、あるいは半楕円球の金属ピース
であり、それぞれ57から50yの間の重さで、全表面
域は、その平面底部の少なくとも3倍であり、底部領域
に対する高さの比は0.12?−1 (0.3インチ一
りをこえる。用いられる陰極のタイプは、ニツケル製品
の所望の形状に依る。いずれの場合にも、陰極12は、
陰極液17を含有する隔膜16により囲まれている。新
しい電解液は、注入ダクト18を通つて供給される。ニ
ツケルを使い果たした電解液13は、ダクト15を介し
てセルを出てゆく、そして陰極液の液面27と使用済電
解液は、せき14により調節される。不活性金属の陽極
11あるいは代替的にはグラフアイトの陽極は、陽極隔
膜21と陽極フード22により完全に格納されており陽
極液24の中に浸漬している。ダクト25は陽極スペー
ス23に多岐管26で連結している。吸引手段(図示せ
ず)が多岐管26を通じて適用されて、発生した塩素と
陽極オーバーフローとの両方を取り除く。印加した吸引
とせき14との結果、失印Hで示すように、陰極液の液
面27と陽極液の液面28との間には、差が存在するこ
とになろう。これが液面差を引起こす吸引であり、これ
が、塩素含有陽極液を連続的に多岐管16を介して除去
することを確かにし、且つ電解液の流方向を陰極室から
出て陽極の中へとすることを確かにし、従つて塩素の戻
り拡散を最小にするのである。せき14もまた、陰極液
面の調節を助け、隔膜の気孔率の変化を調整する。米国
特許第4155821号中に教示し且つ本文前記にて要
点を記述した、電子捕獲セルの適用により、恐らく極め
て少量の塩素のみが陰極室内に人り、チオシアン酸塩添
加剤と反応し、そして従つて、陰極堆積ニツケルの硫黄
含有量が、有利にコントロールされることは、理解する
ことができる。本発明の好ましい実施態様の追加される
利点は、セル周辺の雰囲気中の実際上の塩素防除であり
、そしてこのことから、健康への危害が除かれる。この
プロセスは、先行技術にあるような、混合または塩素除
去のための空気攪拌にたよらないので、霧形成による電
解液の損失も同様に避けられる。120ppm以上の硫
黄レベルを得るため、ニツゲルイオンと塩化物イオンと
を含む溶液からの硫黄共堆積は、かなり高濃度の、例え
ばリツトルあたり数ηの、二酸化硫黄、亜硫酸塩又は類
似の硫黄を含む化合物を必要とし、そして或る種の有機
のレベリング剤の存在がないと、得られるニツケル堆積
は平坦ではない表面の形成と、腿色を示すことが、判明
している。
意外なことに、ニツケル溶液に添加する硫黄含有化合物
としてのチオシアン酸塩の使用は、ニツケル堆積におい
て200ppmの過剰の硫黄レベルにおいてさえ、また
レベリング剤のない場合にも、そのような欠陥をもたら
さない。チオシアナート含有溶液からの硫黄のニツケル
との共堆積の容易性が、チオシアン酸塩イオンの分子塩
素への鋭敏性減少に加えて、本文上記プロセスの有利性
を呈示するものである。
本発明の有利性は更に、下記実施例により例示する。実
施例 1 硫黄含有ニツケルを、再生可能な陰極ユニツト上に溶液
から電着したが、このユニツトは非電導性プラスチツク
材料中に埋め込んだ全体で216個の導電性島状体を有
する。
陽極は、電解液により影響されることのない金属板であ
つて、第1図に示すような陽極組立品を形成する。電解
液タンクは、53リツトルの電解液を保有し、これは溶
液で、64.3y/Lのニツケル、38.37/Lの硫
酸塩、71.7y/Lの塩化物及び14.07/Lの硼
酸を含有していた。電解液のPHを1.5に調整し、そ
して陰極液温度は61〜63℃にコントロールした。チ
オシアン酸カリウム溶液を、第一表に示した比率で電解
液に加えた。電解堆積は14日間進行させた。得られた
ニツケル堆積は、それぞれ32〜37yの間の重量であ
り、硫黄について分析した。そしてそれらの硫黄含有量
は第一表に示す:ニツケルと共堆積する硫黄の範囲は、
堆積で得られる最低値と最高値を示す。
括弧内の数字は、硫黄含有量の範囲を示し、70%を越
えるサンプルで決定したものである。括弧のない値は例
えば電解中の何らかの予期せざる液の流れによつて生じ
た不完全な堆積までも含んだ全堆積におけるNi中の硫
黄分を示したものである。堆積の硫黄含有量は、基板に
占める位置とは関係のないようであつた。Ppmでの硫
黄含有量範囲は、比較的狭く、予想した実験誤差の範囲
内であることも見出された。堆積の外観は傷がなく、そ
れらの形は比較的対称的であり、平坦な形であつた。腐
蝕による循環ポンプに対するあるいは機器の他の部分の
いずれかに対する損失は、14日の連続稼動後でさえも
、観察されなかつた。比較例 実施例1で記載したセルを、チオシアン酸塩の代りに二
酸化硫黄用いて、硫黄含有ニツケル堆積を製造するため
に用いた。
セルの中には、53リツトルの、ニツケル、硫酸塩、塩
化物及び硼酸の電解液が入つており、濃度は実施例1で
与えられた値に似ている。二酸化硫黄を、亜硫酸の形で
、密閉した、圧壊可能の容器から加え、電解液内の堆積
し得る硫黄としての平均硫黄レベルを0.9m9/Lと
した。陰極上に得られたニツケル堆積は、第2a図に示
す。
四個の中心部品は129ppmの平均硫黄含有量を有し
ていた。しかしながら、硫黄濃度は陰極上の堆積位置で
著しく変化していた。そして縁端部近傍では、分散は7
2〜207ppmの範囲の価となり、堆積し得る硫黄の
局部濃度に大きい変化を示した。加えて、堆積の大部分
が変形しており、いぼ様の成長を示し、褪色もしていた
。3日間稼動後に再循環ポンプの密封を損傷するという
、電解液の欠点が更にあつた。
実施例 2 実施例と同様なセルと、硫黄含有添加物としてチオシア
ン酸カリウムを用い、もう一つの実験をくり返した。
KSOJ溶液の流速を調整して、電解液中の堆積し得る
硫黄濃度0.115my/Lを与えるようにした。チオ
シアン酸カリウムの供給率とニツケル堆積の硫黄含有量
との間の関係を得るため、第一表にあるデータをプロツ
トしてこの値を誘導した。そして次いで、グラフを硫黄
含有量のために内挿したがこれは、電解液への二酸化硫
黄添加で得られた堆積で、陰極のほ寸中央に位置した堆
積中に発見された硫黄レベルに似たものであつた。チオ
シアン酸塩濃度の存在下で、得られたニツケル堆積は1
17ppmの平均硫黄含有率を有し、分散は100〜゛
132ppmであつた。電解液からのニツケルの堆積を
第2b図に示す。褪色や変形のないことは明らかに示さ
れている。稼動数週間後の循環ポンプへの損傷の徴候は
みられず、あるいはポンプの密閉が損傷した場合に起る
かもしれないような、又は硫黄含有化合物のいずれかが
揮発性であつて電解タンクから逃げる場合に起るかもし
れないような、周囲の雰囲気への硫黄含有化合物の何ら
かの損失もなかつた。比較例と実施例2で与えられた硫
黄含有量の値と図とは、ニツケル堆積中の硫黄のレベル
と分布とが、チオシアン酸塩添加によつて二酸化硫黄に
よるよりも大きい程度でコントロール可能なことを例示
する。
その他の利点は、硫黄含有添加物としてのチオシアン酸
塩中の硫黄のより有効な利用にあり、且つ腐蝕防止にあ
る。実施例 3 硫黄含有ニツケルを、実施例1と3に記載した方法で、
の入つている電解溶液から電着した。
溶液のPHは1.5であつた。
チオシアン酸カリウムを、数日かXつた電着期間中連続
的に溶液に添加した。供給率はアンペア・時あたり0.
14η堆積可能な硫黄量とした。分析によつて決定した
堆積の平均硫黄含有量は139ppmであつた。標準偏
差は、アトランダムに取つた6個の個々の堆積で測定し
た硫黄含有量から算出したが、±13ppm硫黄であつ
た。実施例 4 硫黄含有ニツケルを、実施例4に記載した方法で、且つ
同様な電解溶液から電着させた。
本実施例における硫黄含有添加物は、チオシアン酸アン
モニウム溶液であつて、同じ様な供給率で添加したが、
これはアンペア・時あたり0.14〜の堆積可能硫黄を
与えることであつた。得られた付着物の平均硫黄含有量
は118ppmであつた。そして標準偏差は個々のサン
プルの分析から算出して、±17ppm硫黄であつた。
実施例 5 硫黄含有ニツケルを、実施例4に記載の方法で、且つ類
似の電解溶液から電着させた。
本実施例における硫黄含有添加物は、チオシアン酸カル
シウムの形で添加し、アンペア・時あたり0.14〜堆
積可能な硫黄の供給率とした。得られた堆積中の平均硫
黄含有量は、185±25ppm硫黄であることが判つ
た。実施例4、5、6が示すことは、硫黄レベルをコン
トロールした再現性のある硫黄含有ニツケル堆積が、堆
積可能な硫黄含有添加物としてのチオシアン酸イオンを
有する、ニツケル含有電解液から電着しうることである
堆積する硫黄のレベルに僅かな変化があり、それは存在
するカチオンの性質によるものであるが、この効果は再
現性があつて、且つ適切な濃度調整を容易にすることが
可能である。実施例 6 ニツケルと共堆積する硫黄に及ぼす少量の塩素の影響を
、本実施例では検討する。
得られた堆積の硫黄含有量は、数サンプルについて分析
的に決定したが、このサンプルは、共堆積可能な硫黄含
有添加物としてのチオシアン酸塩を有する溶液、ないし
は硫黄含有ニツケルを得るために先行技術に教示の試薬
であるチオ硫酸塩添加物を有する溶液から電着させた。
電解溶液中に拡散する同じ様な量の塩素で電着を繰り返
し行なつた。結果を第二表で比べてある。硫黄含有ニツ
ケル電着の同一条件下で、共堆積硫黄の量の減少は、チ
オ硫酸塩が硫黄含有添加物である時よりも、チオシアン
酸塩の場合においてより小さいことが、この実験が明ら
かに示す。
堆積の硫黄含有量の分散は、予想されたように、塩素の
存在により増加しているが、しかしながら、分散はパー
セントとしてははるかにより大きくなり、これはチオ硫
酸塩が硫黄堆積添加物である時には殆んど100パーセ
ント近くであつて、チオシアン酸塩の存在下では、約5
0%にすぎない。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明実施例のセルにおける、電極と隔膜を
示す。 第2図は(a)二酸化硫黄添加物と(b)チオシアン酸
塩添加物で得られた陰極土のニツケル堆積を示す。図中
、10・・・・・・電解タンクの壁、11・・・・・・
陽極、12・・・・・・陰極、13・・・・・・電解液
、14−・・・・・せき、15・・・・・・ダクト、1
6・・・・・・陰極の隔膜、17・・・・・・陰極液、
18・・・・・・注入ダクト、19・・・・・・バスバ
一21・・・・・・陽極隔膜、22・・・・・・陽極フ
ード、23・・・・・・陽極のスペース、24・・・・
・・陽極液、25・・・・・・ダクト、26・・・・・
・多岐管、27・・・・・・陰極液面、28・・・・・
・陽極液を夫々表わす。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 ニッケルイオン、塩化物イオン及び随意的に硫酸塩
    イオンを含有する電解液を用い、且つ陽極室の外側に新
    しい電解液を加えることによつて陽極室の内外を異つた
    レベルに電解液を保ち、陽極液レベルより低い陽極室の
    外側の電解液をせき手段により抜き出し、そして同時に
    陽極室の外側のセルの電解液レベルより上の陽極液と塩
    素ガスを陽極室から吸引によつて取り出すことから成り
    、該セルはせき手段を有し且つ陽極のおのおのがその中
    に陽極液を格納している陽極室を形成する隔膜によつて
    囲まれる陽極を内蔵する、電解水溶液から電解セルの複
    数個の陰極上に離散した形の硫黄含有ニッケルを電着す
    る方法に於て、アルカリ、アンモニウム及びアルカリ土
    類金属のチオシアン酸塩から成るグループから選ばれた
    少なくとも一つのチオシアン酸塩を含有することを特徴
    とする硫黄含有ニッケルの電着方法。
JP55163469A 1979-11-21 1980-11-21 硫黄含有ニツケルの電着 Expired JPS5925037B2 (ja)

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GB7940202 1979-11-21
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DE (1) DE3070228D1 (ja)
FI (1) FI65451C (ja)
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