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JPS592666B2 - ブレ−キ用マスタ−シリンダ− - Google Patents
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JPS592666B2 - ブレ−キ用マスタ−シリンダ− - Google Patents

ブレ−キ用マスタ−シリンダ−

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Publication number
JPS592666B2
JPS592666B2 JP56066099A JP6609981A JPS592666B2 JP S592666 B2 JPS592666 B2 JP S592666B2 JP 56066099 A JP56066099 A JP 56066099A JP 6609981 A JP6609981 A JP 6609981A JP S592666 B2 JPS592666 B2 JP S592666B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
master cylinder
valve
hole
chamber
opposing surfaces
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP56066099A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5722949A (en
Inventor
アルフレツド・ヤ−ドレイ
ジヨン・フロリ−・ピツカ−リング
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
ZF International UK Ltd
Original Assignee
Lucas Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Lucas Industries Ltd filed Critical Lucas Industries Ltd
Publication of JPS5722949A publication Critical patent/JPS5722949A/ja
Publication of JPS592666B2 publication Critical patent/JPS592666B2/ja
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  • Transmission Of Braking Force In Braking Systems (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は液圧ブレーキ装置用のマスターシリンダーに関
し、特にいわゆる「クイック吸収」又は「クイック充填
」式マスターシリンダーに関する。
クイック充填式マスターシリンダーは、作動時先ず大量
の流体をブレーキ回路に送り、その結果ブレーキ係合部
材間の隙間をすばやく吸収返れ、ブレーキペダルをほん
のわずか移動させるだけでブレーキ作動力が与えられる
ようブレーキシューまたはパッドをブレーキドラムまた
はディスクと接触状態に位置づける。
一般に、クイック充填マスターシリンダーは、段孔と、
該段孔の各部分中摺動する異なる直径の二つのヘッドを
備えたピストンとを有する。
容量の大きい室が孔内において二つのピストンのヘッド
間に形成され、一方容量の小さい室が、孔の中において
小さいほうのピストンヘッドの前方に形成され、この室
はブレーキ回路に通ずる出口を有する。
ブレーキペダルを押し下げると、ピストンは孔に沿って
前方へ押圧され、大きい室の容量を減少し、ブレーキ流
体をそこから容量の小さい室へ、更にブレーキ回路へ移
送し、ブレーキ係合部材間の隙間を吸収する。
一旦、隙間が吸収されると、容積の小さい室の圧力の上
昇により大きい室から更に流体がそこに送られることは
妨げられ、代りにピストンが前方へ移動を続ける際、流
体は容量の大きい室から圧力応答弁装置を介してマスタ
ーシリンダーのりサーバへと流入する。
ピストンの移動により容積の小さい室の流体は圧縮され
、その圧力がブレーキシリンダーに伝達されてブレーキ
作動を与える。
クイック充填マスターシリンダーは、マスターシリンダ
ーの長さとブレーキペダルの行程を短かくし、少なくと
も幾つかの適用例ではブースターを不必要にする。
いかなるブレーキ回路に於ても、ブレーキ作動を達成す
るのに必要なペダルの行程はペダルを押し下げる速度と
無関係に同じであるべきである。
更に、マスターシリンダーの圧力室は「呼吸」が可能で
ある事、即ち、通常のブレーキオフ状態でリザーバと幾
らかの流体連通があり、例えば車両を駐車している時、
周囲温度の変動によるブレーキ回路中の流体や熱膨張や
収縮を可能にする事が必要である。
更に、クイック充填マスターシリンダーの場合には、ク
イック充填室、即ち大きい容量の室内の圧力が該室をリ
ザーバに連通させている制限通路を介して衰微するよう
にし、ブレーキ制動が該室内の圧力によって抵抗されて
ペダルに奇妙な感じを与える事がないようにするのが好
ましい。
公知のクイック充填マスターシリンダーは全ての上記の
問題点を解決し得す、その結果全ての欠点を有する。
代表的先行技術は米国特許第4.086.770号、第
4.133.178号及び第4.208.881号明細
書に記載されたクイック充填式マスターシリンダーであ
る。
上記の最初の明細書に記載されたマスターシリンダーに
於て、クイック充填室は容積の小さい圧縮室の圧力が特
定の高さに達した時に開放される弁を介して、またピス
トンの戻り行程の際クイック充填室へ流体の流れを戻す
事を可能にするように設けられた一方向弁を介して、リ
ザーバと連通している。
調整孔が通常は圧縮室をリザーバと連通させて「呼吸」
を可能にしている。
このマスターシリンダーは2つの欠点を有する。
第1に、非常に速い作動の際ブレーキ自体に圧力が伝達
される前に圧縮室内の圧力が高い圧力、すなわち弁を開
放させるのに必要な圧力にまで上昇しうる事である。
その結果、クイック充填室からの流体はりサーバへと流
れてしまいクイック充填機能が失なわれて、ペダル行程
は増大する。
第2におそい作動速度においても、調整孔は迅速にクイ
ック充填室と連通関係におかれ、その結果、おそい作動
速度において流体は調整孔を介してクイック充填室から
りサーバへ通ることになり、この場合もやはりクイック
充填作動は行なわれず、ペダル行程は増加する。
米国特許第4.133.178号明細書に記載のマスタ
ーシリンダーに於て、クイック充填室と調製孔とは弁と
制限口とを含む共通の通路を介してリザーバに連通して
いる。
通常のブレーキオフ状態で、ピストンは弁棒に作用し、
弁を開放状態に保っているので、圧縮室は呼吸する事が
できる。
ピストンが前方−に移動すると、弁はばねの作用で閉じ
、クイック充填室内の圧力を十分に発達させて流体を圧
縮室内に移行させる。
作動が早い場合には、弁は急速な圧力の増加のため閉じ
られないが、通路中の制限口により、流体は確実に圧縮
室へ送られる。
然しなからこのマスターシリンダーもなお欠点を有する
クイック充填室の圧力は衰微する可能性がなく、従って
、特におそい作動の際、ペダルに抵抗が感じられるので
ある。
更に弁を閉じるのに必要なピストンの移動が行なわれる
ためペダルの行程には相当の損失がある。
米国特許第4.208.881号明細書記載のものはこ
れらの欠点を避ける試みがなされている。
弁棒は削除され、小さな孔の通路を弁座部材に形成して
弁をバイパスできるようにした。
制限通路の存在は圧縮室が尚呼吸可能である事を意味し
、また、クイック充填室の圧力が静圧状態下で衰微する
のを可能にす・る。
然しなから、十分な流路制限効果をあげるために、通路
は非常に狭くなくてはならず、ごみ粒子によって容易に
つまってしまう。
この欠点は通路をより大きくする事では回避されえない
それはおそい作動の場合において、クイック充填室から
の流体は通路を介してリザーバに流れてしまい、クイッ
ク充填作動が行なわれなくなるからである本発明は公知
のクイック充填マスターシリンダーの欠点を縮減するこ
とを目的としており、段孔を有する本体と、該段孔のそ
れぞれの部分内を摺動自在な両端を有し且つ容量の小さ
い圧縮室と容量の大きいクイック充填室とを画成するピ
ストンと、前記本体内に設けられ該クイック充填室内に
開口している孔と、前記本体内に設けられ前記圧縮室に
連通している調整孔と、前記孔および調整孔に連結した
リザーバと、該リザーバと前記孔および調整孔との間の
連通を制御するための弁装置とを含み、該弁装置は、ク
イック充填室の圧力が所定の高さに達した時に開放する
ように設けられた圧力応答弁と、リザーバからクイック
充填室への方向に流体が自由に流れるようにするための
一方向弁とを含み、圧力応答弁をバイパスするバイパス
制限通路を形成したクイック充填型ブレーキ用マスター
シリンダーであって、該圧力応答弁は互いに協働する対
向面を有する弁部材とシートとを含み、該対向面は、該
圧力応答弁を開いて流体が該対向面間を該対向面に対し
7て実質的に平行な方向に流れるようにする時、互いに
離れるように移動可能であり、更に該圧力応答弁が閉じ
られる時、該対向面間に前記バイパス制限通路が形成さ
れるようになされているマスターシリンダーにおいて、
本願第1番目の発明によれば、前記対向面のそれぞれは
、前記弁部材および前記シートが互いに対向する領域の
実質的全範囲にわたって互いに平行に広がっており且つ
横溝を有しない実質的に平坦な面であって、前記圧力応
答弁が閉じられた時に該平坦な面が互いの間に狭い隙間
をもって保持されることにより前記バイパス制限通路が
形成されるマスターシリンダーが提供され、本願第2番
目の発明によれば、実質的にらせん状をした経路に沿っ
て延長した溝が前記対向面の一方に備えられ、前記圧力
応答弁が閉じられた時に該溝が前記バイパス制限通路を
形成するようになされているマスターシリンダーが提供
される。
これらの構成のマスターシリンダーでは、制限通路を形
成する対向面間に捕捉されるごみ粒子は、ブレーキ制動
時に弁部材をシートから持ちあげるのに十分な速度でリ
ザーバへと流れる加圧流体によって洗滌される。
本願第1番目の発明では、バイパス制限通路を形成する
弁部材およびシートの対向面が、該弁部材およびシート
が互いに対向する領域の実質的全範囲にわたって互いに
平行に広がっており、しかも横溝を有しない実質的に平
坦な面とされているので、形成されるバイパス制限通路
は、対向面に沿う方向に関して非常に広い幅を有するこ
ととなり、したがって、固形ごみ粒子によってバイパス
制限通路が完全に塞がれてしまうことはない。
本願第1番目の発明の一実施例では、圧力応答弁は、マ
スターシリンダ一本体上のボス内に収容され且つボスに
対して密閉されたカップ状シート部材の底と協働するよ
うになったほぼ平坦な端面を有する成形プラスチ゛ツク
製の弁部材により形成される。
弁部材は孔を有し、その中にポールを捕捉保持し、この
ボールは弁部材上に備えた環状シートと協働して、一方
向弁を形成する。
制限通路は弁部材の平坦な端面上の三つの短い脚部で形
成され、これらの脚部は、弁部材の平坦な端面をカップ
状シート部材の表面から、約0.1Mのわずかな隙間を
もって支持している。
弁部材がこのシートから持ち上げられた時、流体の流れ
が表面を洗滌して捕捉された粒子を除去する。
したがって制限通路は自動的に洗滌される。
通常の走行中、多くのブレーキ作動は低速でなされ、ま
た、もし、汚物が弁部材とその弁シートとの間に捕捉さ
れ、両者が正しく閉じなくなると、制限通路の自動洗滌
作用をなすには高速制動が必要となろう。
その結果、少なくとも二・五目ブレーキをかける間に、
制限通路を介してクイック充填室からりサーバへ通常、
より高い速度で流体が流れる事により、運転者に通常経
験されるものと違ったペダル感覚とペダル踏込行程とを
与える。
勿論、走行中のペダル特性の変化は避ける事が好ましい
この欠点は、制限通路を互いの間に形成している対向面
の一方又は双方に弾性材料の部材を備えれば避けられる
圧力応答弁の二つの構成部材を互いに押圧して制御通路
を形成すると、その接触面間のよごれ粒子は弾性により
弾性材料内に押し込められ、構成部材が誤まりなく接合
して制限通路を形成することができる。
然しなから、構成部材がその後、例えば高速のブレーキ
作動の際、再び離れて開くと、よごれ粒子は洗滌できる
ので、自動洗滌機能は失なわれない。
構成部材間の密閉接合が、その間に捕捉された汚れによ
り妨げられないので、ペダル行程はあらゆるペダル押し
下げ速度においても常に一定に保たれる。
一般的にいえは、対向表面の一つに直接的な横溝を形成
する事により制限通路を与えるのでは十分でない。
制限機能が十分であるためには、溝の断面が小さい事を
必要とし、そうしたとすると、固形よごれ粒子により溝
は容易にふさがれる事になり、また、このような正確か
つ狭い溝を形成する費用は高いものとなる。
しかしながら、本願第2番目の発明のマスターシリンダ
ーによれば、上記の欠点なしに制限通路として溝を利用
することができる。
すなわち、第2番目の発明においては、らせん状をした
経路に沿って延長した溝を対向面の一方に設けることに
よりバイパス制限通路を形成しているので、直線的な横
溝によるよりもバイパス制限通路を長くすることができ
る。
バイパス制限通路がらせん状の長いものであれば、直線
的で短かいバイパス制限通路より横断面積を比較的大き
くしても同等の流れ抵抗を与えることができる。
したがって固形ごみ粒子がつまりにくくなる。
らせん状の溝は、望ましくは、少なくともほぼ一回転す
るものとする。
マスターシリンダーが前述したように弾性材料の部材を
含んでいれば、らせん溝はこの部材中にモールディング
法によって形成することができる。
本発明をよりよく理解するために、添付の図面を参照し
て、以下詳細に説明する。
第1図中、符号1はマスターシリンダ一本体を示し、そ
の中に肩部によって分離された小さい直径の部分2と大
きい直径の部分3よりなる段孔を備えている。
孔に収容されたピストン4は、その前端部において、孔
部分2内を摺動する密閉部材5を担持し、その後端部に
おいて、孔部分3内を摺動する密閉部材6を担持してい
る。
容積の少なイ圧縮室7が孔部2内においてピストンの前
方に形成され、容積の大きいクイック充填室8が密閉部
材5,6の間のピストン4の周囲に形成される。
本体1は一体のボス9を有し、その内部は孔10を介し
てクイック充填室8に連通し、又ピストンが図示の通常
のブレーキオフ位置にある時、調整孔11を介して圧縮
室7に連通している。
ボス9の外端にはリザーバ13が密閉部材12により連
結される。
弁組立体がボス9内に位置し、サークリップ14により
そこに保持される。
弁組立体は、密閉部材16により周囲をボス9に対し密
閉したカップ状シート部材15を含み、シート部材はそ
の底壁に中央孔17を、底壁の下面に凹部を含み、この
凹部は孔10と11とを中央孔17に連結する通路を形
成する。
端壁(こ孔を有するキャップ18がシート部材15上に
位置し、ばね19の一端を支持しており、ばねの他端は
弁部材20に作用している。
プラスチック材料から形成される弁部材20は孔を有し
、孔の中にボール21が横ピン22により捕捉保持され
る。
孔内には長手方向の溝が形成され、ボール21の横を通
過する流体が流れやすくなっている。
ボールは、マスターシリンダー室からりサーバへの流体
の流れにより発達した圧力の作用のもとでは弁部材20
の上端と協働し、これにより弁部材20の孔を介して流
体の流れを制御する一方向弁を形成することになる。
ボール21は十分に流れに対して敏感であり、いかなる
作動速度においても閉塞位置に押圧されることができ、
しかも容易に下方へ移動して流体がリザーバからマスタ
ーシリンダーへ流れるのを可能にする。
弁部材20の底面は平坦であり、三本の短かい脚部23
を有している。
脚部23はその周囲から間隔をおいて位置し、通常シー
ト部材15の底壁の上面から例えば約0.1 mの小さ
な隙間で弁部材20の平坦底面を保持することにより制
限通路24を形成しており、この通路を介して孔10と
11とはリザーバ13に連通ずる。
通常の作動速度において、ピストン4が図示の位置から
前方に移動すると、ばね19の力に抗してシート部材1
5から弁部材20を持ちあげることにより圧力応答弁を
開放するほど圧力は充分に高くはないので、クイック充
填室8の容積は減少し、流れは密閉部材5の側を通って
圧縮室7へ送られる。
室7の圧力が増大してこの室への流体の給送が妨げられ
ると、弁20が開放して、流体はクイック充填室からリ
ザーバ13へ流れる事ができる。
運転者がペダルを踏む事による速い作動の際、シート部
材15の小さな孔17が弁20の急速な開放を妨げ、十
分な流体がクイック充填作動のために圧縮室に移行する
前に室8からリザーバ13へ脱出するのを妨げる。
クイック充填作動は又、おそい作動速度においても得ら
れる。
シート部材15及び弁部材20の対向面間に形成される
制限通路24が流れに対し充分な抵抗をし、密閉部材5
の側を通って圧縮室7へ流体を送るのに必要な圧力がク
イック充填室8内に発生せしめられるからである。
同時に、通路24によりクイック充填室8内の圧力の衰
微が可能になり、その結果この圧力はブレーキ作動に抵
抗せず、ブレーキペダルに奇妙な感触を生じない。
更に、通路24はマスターシリンダーを使用しない期間
中に調整孔11を介してブレーキ回路、が「呼吸」する
事を可能にする。
ピストンが戻り行程を移動する時、一方向弁のボール2
1は図示の位置に移動し、流体がクイック充填室8に戻
るのを可能にする。
上記の事から、クイック充填作動は作動速度と無関係に
達成され、したがって、いかなる状態でもほぼ均一のペ
ダル行程が得られる事がわかる。
更に、弁部材が開いている時、例えば通常の作動速度の
場合において、クイック充填室から弁を通って流れる加
圧流体が、制限通路24を形成する弁部材及びシート部
材の表面の付着物を洗うためこの通路24の自動洗滌が
達成されるという利点が得られる。
第2図ないし第4図に示したマスターシリンダーは、肩
部によって分けられた小さい直径部分52と大きい直径
部分53とからなる段孔を有する本体51を含む。
孔に収容されたピストン54は、孔部分52内を摺動す
る前端密閉部材55と孔部分53内を摺動する後端密閉
部材56とを有する。
容積の小さい圧縮室57が孔部分52内においてピスト
ン54の前方に形成され、又容積がより大きいクイック
充填室58はピストンの周囲において密閉部材55.5
6の間に形成されている。
本体51は一体のボス59を有し、その内部は孔60を
介してクイック充填室58に連通し、又ピストンが図示
の通常のブレーキオフ位置にある時、調整孔61を介し
て圧縮室57に連通している。
ボス59の外端には密閉部材62を介してリザーバ63
が連結されている。
ボス59により弁室が形成され、その底壁は中央スピゴ
ット80を有し、該スピゴット80を介し、通路60と
61とは共通孔81を通って弁内部に開口している。
ボス中に設けられた内側周囲溝82は、内側へ向けられ
た肩部83を形成し、この肩部83は、あらかじめ組立
てた弁ユニットを弁室内に保持するのに役立つ。
弁ユニットは弁構造体を含む。
該弁構造体は環状金属ケージ84内に保持されており、
該ケージ84は、スピゴット80周囲の弁室の底に位置
する底壁と、外方に延びた舌片85が肩部83と突き当
って接合してユニットをボス59内に保持するようにな
っている横壁と、内側に向けられたトップフランジ86
とを有している。
弁構造体は、ケージの底暗に位置する弾性材料、例えば
ゴムの環状密閉部材87と、その密閉部材87と協働す
るための外側フランジ89とその上端の内側弁シート9
0と共にほぼ管状をなす弁部材88と、凹部92により
弁部材の中に捕捉保持され、シート90と協働して一方
向弁を形成するボール91と、ケージのフランジ86,
89と弁部材との間に作用し、フランジ89を密閉部材
87と密閉接合するように押圧するばね93とを含む。
第2図及び第3図により明らかに示されるように、密閉
部材87は、スピゴット80の周囲を密閉するための上
方かつ内側に傾斜したリップ94を内周に有する。
その上方表面で、密閉部材87はその上面において、密
閉部材の軸のまわりに殆ど360度にわたって延長する
浅い(fKば1w11)らせん溝95を有し、その溝は
各端部で内側及び外側周縁に開口し、それぞれ孔81と
又弁室を介してリザーバ63とに連通している。
溝の半径方向内側及び外側の密閉部材の上面部分96は
、第3図に示すように面取りされて、弁部材88のフラ
ンジ89との良好な密閉接合を確実にする。
一連のノツチ97が密閉部材の外周周囲に配分されて、
密閉部材がケージ84の方へ押圧された時、密閉部材の
半径方向内側部分の不当なゆがみを妨げる役目をする。
上記の記述から、弁ユニットはあらかじめ組立てること
ができ、舌片85が肩部83の後にはまるまでボス59
内に挿入する事によって、マスターシリンダーの本体に
正確に取付けられることが理解されよう。
マスターシリンダーの作動は第1図に関連して説明した
ものと本質的に同じである。
ブレーキぺダルを押し下げると、ピストン54は前方に
移動し、室58の容積が減少すると流体はこの室から室
57へ移行し、ブレーキ回路の隙間を吸収する。
隙間が吸収された後、圧力が室58中で増加し、弁部材
88がばね93の力に対向して持ちあげられ、流体がク
イック充填室58からリザーバ63内に流れる事を可能
にする。
弁部材88が密閉部材87に再接合する時のクイック充
填室の残りの圧力は、らせん溝95により形成された制
限通路を介して衰微する事が出来る。
この制限通路は又、圧縮室57がブレーキを使用しない
間諜整孔61を介して「呼吸」する事を可能にする。
ピストンの戻り行程中において、一方向弁のボール91
は弁シート90から離れて流体がリザーバからクイック
充填室内へ自由に流れる事を可能にする。
弁が閉じるときに、何らかのよごれ粒子が密閉部材87
と弁部材88との間に捕捉されても、マスターシリンダ
ーの作動に対する悪影響はない。
密閉部材の材料の弾性により、そのような粒子は密閉部
材の表面から内部に押込まれてしまうので、効果的密閉
が依然として得られることになる。
従って次のブレーキ制動が低速であると、らせん溝によ
り画成された制限通路は、十分な流体か室57へ送られ
てクイック充填作動が得られることを依然として確実に
し、又全流体が室58からりサーバへ通過する危険はな
く、それによってペダル行程が増加する事は避けられる
上記の実施例に対し、多くの変形が可能であり、当該技
術に精通する者ならば容易に想定しうる。
例えば、第2図のマスターシリンダーに於て、密閉部材
中に溝を形成する必要はなく、代りに弁部材中に備える
事ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本願の第1の発明の一実施例によるマスターシ
リンダーの一部を断面で示した図、第2図は本願の第2
の発明の実施例によるマスターシリンダーの横断面図で
、弾性密閉部材の断面は第3図のX−X線を切断したも
の、第3図は弾性密閉部材の平面図、第4図は密閉部材
の拡大断面図である。 1.51:マスターシリンダ一本体、2,3゜52.5
3:段孔各部分、4,54:ピストン、7.57:圧縮
室、8.58:クイック充填室、10.60:孔、IL
61:調整孔、15゜87:シート、20.88:弁部
材。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 段孔を有する本体1と、該段孔のそれぞれの部分2
    ,3内を摺動自在な両端を有し且つ容量の小さい圧縮室
    7と容量の大きいクイック充填室8とを画成するピスト
    ン4と、前記本体内に設けられ該クイック充填室内に開
    口している孔10と、前記本体内に設けられ前記圧縮室
    に連通している調整孔11と、前記孔および調整孔10
    .11に連結したりサーバと、該リザーバと前記孔およ
    び調整孔10.11との間の連通を制御するための弁装
    置とを含み、該弁装置は、クイック充填室の圧力が所定
    の高さに達した時に開放するように設けられた圧力応答
    弁と、リザーバからクイック充填室への方向に流体が自
    由に流れるようにするための一方向弁とを含み、圧力応
    答弁をバイパスするバイパス制限通路を形成したクイッ
    ク充填型ブレーキ用マスターシリンダーであって、該圧
    力応答弁は、互いに協働する対向面を有する弁部材20
    とシート15とを含み、該対向面は、該圧力応答弁を開
    いて流体が該対向面間を該対向面に対して実質的に平行
    な方向に流れるようにする時、互いに離れるように移動
    可能であり、更に該圧力応答弁が閉じられる時、該対向
    面間に前記バイパス制限通路が形成されるようになされ
    ているマスターシリンダーにおいて、前記対向面のそれ
    ぞれは、前記弁部材および前記シートが互いに対向する
    領域の実質的全範囲にわたって互いに平行に広がってお
    り且つ横溝を有しない実質的に平坦な面であって、前記
    圧力応答弁が閉じられた時に該平坦な面が互いの間に狭
    い隙間をもって保持されることにより前記バイパス制限
    通路が形成されるマスターシリンダー。 2、特許請求の範囲第1項記載のマスターシリンダーに
    於て、前記対向面のそれぞれは環状であり、前記シート
    15は、前記孔および調整孔10゜11に対し該シート
    の環状表面の中央で連通ずる事を特徴とするマスターシ
    リンダー。 3 特許請求の範囲第2項記載のマスターシリンダーに
    於て、前記弁部材20はその環状表面の中゛央部に開口
    した軸孔を有し、前記一方向弁は、該軸孔中の環状ノー
    トと、該軸孔に収容され且つ該環状シートと協働可能な
    部材21とを含んでいることを特徴とするマスターシリ
    ンダー。 44−’j許請求の範囲第1項又は第2項又は第3項記
    載のマスターシリンターに於て、前記対向面の一つは弾
    性材料の部材に形成されているマスターシリンダー。 5 段孔を有する本体51と、該段孔のそれぞれの部分
    52,53内を摺動自在な両端を有し且つ容量の小さい
    圧縮室57と容量の大きいクイック充填室58とを画成
    するピストン54と、前記本体内に設けられ該クイック
    充填室内に開口している孔60と、前記本体内に設けら
    れ前記圧縮室に連通している調整孔61と、前記孔およ
    び調整孔60.61に連結したりサーバと、該リザーバ
    と前記孔および調整孔60,61との間の連通を制御す
    るための弁装置とを含み、該弁装置は、クイ、ツク充填
    室の圧力が所定の高さに達した時に開放するように設け
    られた圧力応答弁と、リザーバからクイック充填室への
    方向に流体が自由に流れるようにするための一方向弁と
    を含み、圧力応答弁をバイパスするバイパス制限通路を
    形成したクイック充填型ブレーキ用マスターシリンダー
    であって、゛該圧力応答弁は、互いにIW動する対向面
    を有する弁部材88とシート87とを含み、該対向面は
    、該圧力応答弁を開いて流体が該対向面間を該対向面に
    対して実質的に平行な方向に流れるようにする時、互い
    に離れるように移動可能であり、更に該圧力応答弁が閉
    じられる時、該対向面間に前記バイパス制限通路が形成
    されるようになされているマスターシリンダーにおいて
    、実質的にらせん状をした経路に沿って延長した溝95
    が前記対向面の一方に備えられ、前記圧力応答弁が閉じ
    られた時に該溝95が前記バイパス制限通路を形成する
    ようになされているマスターシリンダー。 6 特許請求の範囲第5項記載のマスターシリンダーに
    於て、前記対向面のそれぞれは環状であり、前記シート
    87は、前記孔および調整孔60゜61に対し該シート
    の環状表面の中央で連通ずる事を特徴とするマスターシ
    リンダー。 7 特許請求の範囲第6項記載のマスターシリンダーに
    於て、前記弁部材88はその環状表面の中央部に開口し
    た軸孔を有し、前記一方向弁は、該軸孔中の環状シート
    と、該軸孔に収容され且つ該環状シートと協働可能な部
    材91とを含んでいることを特徴とするマスターシリン
    ダー。 8 特許請求の範囲第5項又は第6項又は第7項記載の
    マスターシリンダーに於て、前記対向面の一つは弾性材
    料の部材に形成されているマスターシリンダー。 9 特許請求の範囲第8項記載のマスターシリンダーに
    於て、前記弾性材料の部材が環状の前記シート87を構
    成し、前記本体は前記孔および調整孔60,61に連結
    された軸孔81を有する突起80を有し、前記弾性材料
    の部材は該突起周囲に延長して該突起と密閉接合してい
    るマスターシリンダー。 10特許請求の範囲第8項又は第9項記載のマスターシ
    リンダーに於て、前記溝95が前記理性材料の部材87
    に設けられているマスターシリンダー〇 11特許請求の範囲第5項から第10項までのいずれか
    1項に記載のマスターシリンダーに於て、前記圧力応答
    弁の前記弁部材88と前記シート87とがケージ84内
    に収容され、且つ前記対向面が前記弁部材と前記ケージ
    との間に挿入されたばね93によって互いに接触するよ
    うに押圧され、それによって前記弁部材と前記シートと
    前記はねと前記ケージとが互いに一緒に組立てられ、前
    記本体51に備えられた弁室82内にユニットとして挿
    入されているマスターシリンダー。 12特許請求の範囲第11項記載のマスターシリンダー
    に於て、前記ケージ84が、前記弁室82中の当接面8
    3の背面に係合するようになされた弾性突出部85を備
    えており、該弾性突出部により、前記ユニットが前記弁
    室内の適所に挿入保持されているマスターシリンダー。
JP56066099A 1980-04-29 1981-04-30 ブレ−キ用マスタ−シリンダ− Expired JPS592666B2 (ja)

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JP4661826B2 (ja) * 2007-05-11 2011-03-30 株式会社アドヴィックス マスタシリンダ

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