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JPS5929290B2 - 溶解方法 - Google Patents
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JPS5929290B2 - 溶解方法 - Google Patents

溶解方法

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Publication number
JPS5929290B2
JPS5929290B2 JP615677A JP615677A JPS5929290B2 JP S5929290 B2 JPS5929290 B2 JP S5929290B2 JP 615677 A JP615677 A JP 615677A JP 615677 A JP615677 A JP 615677A JP S5929290 B2 JPS5929290 B2 JP S5929290B2
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JP
Japan
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ionized
crucible
ion
dissolved
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JP615677A
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俊宜 高木
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Futaba Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、溶解された物質に、イオン化して加速され
た物質を圧入することにより、イオン化して加速された
物質の運動エネルギーを併用し、溶解された物質を精製
するようにした溶解力法に関する。
通常、物質の溶解力法としては、高真空中または低ガス
圧領域において、溶解しようとする物質を溶融温度また
はそれ以上に加熱してその物質を溶解し、吸蔵ガスのガ
ス抜きや不純物の放出などを行ない、高純度の物質を得
る真空溶解法が用いられている。
また、たとえばArなとの不活性ガスを導入して溶解し
ようとする物質の蒸発量を制御し、あるいはN2などの
還元性ガスを導入して酸化物を除去し、または逆に、0
□、N2などの反応性ガスを導入して酸化物、窒化物な
どを生成するなど、ガスの特性を利用するガス導入法が
用いられている。
そしてこれらの方法は、主として熱エネルギーの利用を
基調とするものであるが、この熱エネルギーを運動エネ
ルギーの観点から見ると、kT/eキT/1.16 X
10’の式から明らかなように、溶解しようとする物
質の溶解るつぼの温度Tを2300°にとしても、0.
2eVにしかならず、電荷eをもったイオンに0.2V
の加速電圧を印加した場合に相当するエネルギーに過ぎ
ない。
なおkはボルツマン定数である。
一方、固体表面へのイオンの注入においては、数10K
ev〜数100KeVの運動エネルギーをもったイオン
でも、固体表面層数μmまでにしか達せず、極く固体表
面の処理にしか用いられない。
この発明は、前記諸点に留意し、溶解された物質に、イ
オン化して加速された物質を圧入することにより、従来
の熱エネ)(/ギー利用の場合に比し、数100V〜数
10KVの加速電圧を印加した場合、前記熱エネルギー
利用の溶解法の数100万度〜数憶度の温度相当の運動
エネルギーを溶解された物質に与えたことになり、実現
不可能な高温下でしか期待できないような反応を、実現
可能な条件のもとて実行できる。
さらに、イオン注入の場合に比し、溶解し液状化された
物質にイオン化された物質が注入されるため、注入層の
深さが深くなるのみでなく、液状化した物質が流動し、
るつぼ表面に絶えず物質の新しい面が露出して順次注入
され、溶解し処理しようとする物質全部が、運動エネル
ギーをもった高速粒子により処理される。
その上、イオン化して加速された物質の溶解された物質
の表面への圧入は、機械的に見ると、液相表面からの加
圧効果をもたらし、機械的に加圧しようとするときのよ
うに、治工具を溶解液の温度以上に加熱する必要もなく
、無接触で電気的に加圧することができ、溶解物質の加
圧凝縮による結晶組成に大きな影響を与えることができ
る。
つぎにこの発明の溶解力法を、その実施例を示した図面
とともに、詳細に説明する。
まず第1図は、比較的高級な溶解方法を示し、Fe、C
d、Znなどの金属、Gd、Coなどの磁性材料、Si
、Geなどの半導体材料、その他絶縁材料、有機材料な
どの溶解しようとする物質1が、高真空(10−10〜
10−’Torr )中においてるつぼ2内で液状にな
るよう、金属あるいは磁性材料の場合には、高周波電源
3からの電力が導入される高周波コイル4により高周波
加熱される。
このるつぼ2の加熱は、溶解しようとする物質1が半導
体材料、絶縁材料、有機材料の場合には、るつぼ2に直
接低電圧、大電流を加えてもよく、またるつぼ2の外側
に電子放射用フィラメントを設け、るつぼ2に正の高電
圧を印加してもよい。
なお、これらの加熱手段は、金属あるいは磁性材料にも
適用し得ることは勿論である。
−力、るつぼ2と同一高真空の容器内に設けられたイオ
ン源5により、所要のイオンが生成される。
すなわち、イオン生成外囲器6により形成されるイオン
生成室7に連通した蒸気化室8に、溶解しようとする物
質1と同種または異種のイオン化しようとする物質9が
装填され、蒸気化室8の外周に設けられた加熱ヒータ1
0により蒸気化室8が加熱され、蒸気化室8の一部に押
入された熱電対11により、蒸気化室8の温度が調整さ
れ、イオン化しようとする物質9が、蒸気圧10−3〜
10”−ITorr程度に蒸気化され、イオン生成室7
に送り込まれる。
図示のイオン源5は、通常冷陰極PIG形イオン源と呼
ばれる形式を用いた例を示し、イオン生成室7内に放電
用陽極12が設けられるとともに、外囲器6の一部に突
起状の冷陰極13が形成され、放電用陽極12と冷陰極
13間に放電用電圧Vdが印加され、蒸気化された物質
9がイオン化される。
さらに、外囲器6の外側にマグネット14が設けられ、
イオン生成室7内の電子にらせん運動を与え、イオン化
効率を向上させる。
なお、冷陰極13の代りに、外囲器6より独立した熱陰
極フィラメントを設けるようにしてもよい。
そして、イオン生成室7内でイオン化された物質9は、
外囲器6の一部に形成されたイオン引き出し孔15から
引き出され、その外側に設けられイオン加速電圧Vaの
印加されたイオン引き出し電極16により加速される。
さらに、イオン引き出し電極16の外側に適当な電圧の
印加されたイオンビーム形成用集束系17が設けられ、
この集束系17によりイオンが集束されてイオンビーム
18が形成され、質量分離器19に送り込まれる。
この質量分離器19の入口には、適宜イオンビームスリ
ット20が設けられ、イオンビーム18の大きさを適当
に保持している。
そして、質量分離器19を構成するマグネットにより、
イオンビーム18の運動方向に対し直角方向に磁界が加
えられ、イオンビーム18が図示のように偏向される。
この場合、イオンビーム18の偏向感度が、イオンを構
成する物質によって異なるので、質量分離器19により
生ずる磁界を適当に調整し、必要なイオンのみを純粋に
取り出し分析する。
そして、質量分離器19により分析されたイオンビーム
18が、前記るつぼ2内の液状の物質1の表面に射突さ
れる。
この結果、前記のように、イオンビーム18の運動エネ
ルギーによって機械的な加圧と同じ効果が発生し、物質
1の結晶組織に影響を与え、あるいはイオン注入効果に
よって結晶組成を制御でき、同時に液状の物質1の表面
が絶えず流動しているため、その物質1の全部に一様に
効果を及ぼすことができる。
なお前記操作中、各種のガス状物質を高真空領域におい
て連続あるいは交互に導入し、化学的に活性化して化学
反応を促進することも可能である。
たとえば、金属間化合物の中の遷移金属硅化物を作る場
合について、その代表例として、Fe。
Siの合成の場合を説明する。
るつぼ2にFeを装填して溶解し、イオン生成室7に連
通ずる蒸気化室8にSiを装填し蒸気化してイオン化し
、イオン引き出し電極16に印加されたイオン加速電圧
5〜l0KVで加速し、集束系17、質量分離器19を
経て、Siのイオンビーム18としてるつぼ2内の液状
のFeの物質1の表面に射突する。
一般に、2つ以上の物質を合成する場合には、それらの
成分物質を同一るつぼで溶解し、状態図から定められる
特定の組成のものしか合成できない。
ところで、Fe、Siの場合は、Fe5i(ε型)。
F es i2 (I’m )が化学量論的に平衡状態
を保ち得る。
しかし、本発明の方法によると、熱平衡状態を運動エネ
ルギの助けをかりて外すことができるので、化学量論的
な平衡状態を変えることができる。
さらに、前記したように、02またはN2などの反応性
ガスを同時に導入することが可能であるから、Fe、S
iの場合、0□を10−4〜1O−2Torr程度の酸
素雰囲気を導入し、Fe、Siに0□の不純物順位を作
ることも可能である。
その上、従来の溶融法で作成したε型FeSiは、ゼー
ベツクコーエフィンシエント(熱伝変換効率をあられす
係数)αの値が、40μV/degであるのに対し、こ
の発明の方法によると、10MV/degとなり、従来
得られなかった高変換効率が得られる。
また、従来の溶融法では、合成物質が多結晶を示し、ア
モルファス構造にすることは困難である。
しかし、この発明の方法によると、Feの溶融点のごく
近傍で実施することができ、急冷が可能であるため、ア
モルファス構造で0゜を不純物としてドーピングしたF
eSiを作ることができ、前記のような高変換効率が得
られる。
つぎに、磁性材料として、GdCo2の場合について説
明する。
一般には、GdとCoを1つのるつぼの中でとかして磁
性材料を作るが、その場合は、多結晶の構造のものしか
できない。
また、Gdの融点が1312℃、Coの融点が1495
℃であるから、少なくとも1495℃以上にせねばなら
ず、したがって急冷が困難であり、かつ、高温度に保持
するための装置も複雑になる。
しかし、この発明の方法によると、融点の低いGdをる
つぼで溶解し、Coをイオン化してGdの表面に照射で
きるため、必ずしもるつぼの温度を1495℃以上にす
る必要がなく、比較的低い温度で、かつ、状態図で定め
られる化学量論的な平衡状態から逸脱した組成のものを
、アモルファスの状態で作ることが可能である。
以上のように、融点の高い成分物質まで加熱する必要が
ないこと、融点の低い成分物質に合わせて動作条件が得
られること、急冷が容易であるため従来多結晶構造しか
得られなかったものがアモルファス構造として得られる
ことなどが、この発明の大きな特色である。
また、この発明は、種々の物質の組合わせに適用でき、
たとえばTiZrの場合には、Zrの融点1860℃に
対してTiの融点1680℃が基準になるなど、適用範
囲が広い。
つぎに、有機金属の合成においても、この発明はきわめ
て有利である。
すなわち、一般に、有機物は融点が低く、これと結合す
る金属の融点が高い場合が多い。
この場合、有機物質を液状にし、金属元素をイオン化し
て化学的組成や構造を制御することが可能である。
たとえば、ジメチルジンク(CH3)2 Z n %
Fリメチルガリウム(CH3)3 Gaなどがその例
としてあげられる。
前記第1図の説明は、液状の物質1の表面にイオンを圧
入するに際し、極めて厳密にイオンを選別する高級な方
法であるが、第2図に示すような簡単な溶解力法を用い
ることもできる。
すなわち、第2図においては、第1図)こ示すイオンビ
ーム形成用集束系1Tや質量分離器19を用いなく、か
つ溶解しようとする物質1の溶解に電子銃2゛1を用い
、電子銃21から得られた電子ビーム22を直接るつぼ
2内の溶解しようとする物質1の表面に照射し、溶解す
る。
この電子ビーム22の電力は、溶解しようとする物質1
の種類、量によって異なるが、たとえば30に■加速、
数100mA程度のものを用いる。
電力、イオン化しようとする物質9のイオン化も、第1
図の場合と異なり、密閉形のるつぼ23にイオン化しよ
うとする物質9を装填し、加熱する。
この加熱は、図示の場合、るつぼ23の外壁に電力供給
端子24.25を形成し、この両端子24.25間に低
電圧5〜10■、大電流数10OAを流して加熱する場
合を示し、このほか、電子衝撃形加熱法、高同波加熱法
、これらの併用加熱法を用いてもよい。
そして、るつぼ23内において加熱され蒸気化された物
質9は、るつぼ23に1個または複数個形成された噴射
ノズル26から噴射される。
この噴射ノズル26の外側には、イオン化用電子放出フ
ィラメント27、電子加速陽極28、遮蔽電極29から
なるイオン化用電極30が設けられ、電子放出フィラメ
ント27からのイオン化用電子31に、電子加速陽極2
8により運動エネルギーが与えられ、蒸気化された物質
9の一部または大部がイオン化され、イオン化物質蒸気
32となり、さらに加速電極33ないしは遮蔽電極29
に加えられた電圧により加速され、イオン化されてない
中性のままの噴射蒸気きともに、前記液状の物質1の表
面に圧入する。
なお、電子銃21の電子ビーム22に加速エネルギーを
与えるため、電子銃21の加速電極にるつぼ2に対し負
の高圧を印加し、一方イオン化し加速する側にるつぼ2
に対し正の高圧を印加しなければならないため、電子銃
21とイオン化用電極30との間に、遮蔽用の隔壁34
を設けることが望ましい。
また、第2図の工程は、図示1点鎖線の外囲器35内に
おいて行なわ札第1図の場合と同様、必要に応じて各種
のガス状物質を、高真空領域中にガス導入孔36から適
当な圧力で、連続あるいは断続して導入するようにして
もよい。
また、第1図および第2図において、イオン化して加速
され溶解された物質に圧入される物質は、常温で固体の
ものについて説明したが、気体状物質を用いてもよいこ
とは勿論である。
さらに、イオン化された物質は、十〇の電荷をもったい
わゆる正イオンについて説明したが、−〇の負イオンに
よっても同一の効果を有し、この場合、イオン加速電圧
として正の高電圧を用いればよい。
以上のように、この発明の溶解力法によると、溶解され
た物質に、イオン化して加速された物質を圧入すること
により、イオン化して加速された物質の運動エネルギー
が併用され、従来の金属溶解法では得られ難い結晶組織
ないしは組成の制御あるいは化合物合成を、簡単に行な
うことができる。
【図面の簡単な説明】
図面は、この発明の溶解方法の実施例を示し、第1図は
1実施例、第2図は他の実施例の説明図である。 1・・・・・・溶解しようとする物質。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 真空または低ガス圧領域において、溶解しようとす
    る物質を直流または交流電力あるいは高周波または電子
    ビーム照射等により加熱溶解し、前記溶解された物質に
    、イオン化して加速された前記物質と同種または異種の
    物質を圧入することを特徴とする溶解力法。
JP615677A 1977-01-20 1977-01-20 溶解方法 Expired JPS5929290B2 (ja)

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JPS5390163A JPS5390163A (en) 1978-08-08
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0393190U (ja) * 1990-01-10 1991-09-24

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JPH0393190U (ja) * 1990-01-10 1991-09-24

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