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JPS5932471B2 - セスキテルペン化合物及びその製造法 - Google Patents
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JPS5932471B2 - セスキテルペン化合物及びその製造法 - Google Patents

セスキテルペン化合物及びその製造法

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JPS5932471B2
JPS5932471B2 JP16876979A JP16876979A JPS5932471B2 JP S5932471 B2 JPS5932471 B2 JP S5932471B2 JP 16876979 A JP16876979 A JP 16876979A JP 16876979 A JP16876979 A JP 16876979A JP S5932471 B2 JPS5932471 B2 JP S5932471B2
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formula
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弘幸 秋田
武 大石
忠 中田
隆信 内藤
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RIKEN
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RIKEN
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  • Furan Compounds (AREA)
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  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、一般式 〔ただし、式中、Rは−CH2OH、−CHO、一〈ズ
Dを示す。
〕で表わされる新規なセスキテルペン化合物及びその製
造法に関するものである。
本発明の化合物は、天然物質のシンナモジアール(Ci
nnamOdial)〔別名:ウガンデンシジアール(
U?Ndensidial)〕又はシンナモスモライド
(CinrlamOsmOlide)を全合成する際の
重要な中間体である。
これらの天然物質はアフリカの植物バーバギア(War
burgia)又はシンナモスマ(CinnamOsm
a)より抽出成分として単離され、その構造式も決定さ
れている。シンナモジアールは、夜盗蛾(ArmywO
rm)本発明者らは、前記天然物質の構造決定を機に合
成法による該物質の製造について鋭意研究の結果、イソ
ドリメニンから誘導される8−ハイドロキシメチルカー
ボネート(1)を出発物質として、これよりシンナモジ
アール又はシンナモスモライドの全合成の過程において
、本発明を完成するに至つたものである。
本発明の化合物11ζ前記シンナモジアール又はシンナ
モスモライドの全合成に際して次の工程により重要な中
間体として有用性をもつものである。
なお、上記工程において、出発物質の8−ハイドロキシ
メチルカーボネイト(1)は、本発明者らによつて初め
て合成された新規化合物であり、例えば天然物として単
離されているイソドリメニン(IsOdrimenin
)〔J.Chem.SOc.、P.4685(1960
)参照〕から次の工程により得ることができる。なお、
上記イソドリメニンは、本願発明者により、l−アビエ
チン酸より誘導されるセスキテル※〈ペノ誘導体として
すでに全合成が達成されており、容易に入手可能である
〔特願昭52−38628号(特開昭53−12425
6号公報)参照〕。また、入手の容易なβ−ヨノン(β
−10n0ne)から極めて短工程でイソドリメニンを
合成し得ることも本願発明者らによつて達成されている
(特公昭59−6313号公報参照)。シンナモジアー
ル又はシンナモスモライドの全合成に関する前記工程を
説明すると、出発物質の8−ハイドロキシメチルカーボ
ネイト(1)をまずトリクロルエトキシカルボニル体(
2)に誘導し、次いで工ノン体(3).6−ヒドロキシ
体(4)、6−アセトキシ体(5)、アルコール体(6
).カルボン酸(7)、6βヒドロキシラクトン体(8
)に逐次変換してシンナモスモライド(9)を合成する
ことができる。
又前記アルコール体(6)をアルデヒド体AI.ケター
ル体AD、ジオール体(代)及びα−ヒドロキシアルデ
ヒド体(自)に逐次変換してシンナモジアールA4)を
合成することができる。これを工程に従つて以下説明す
る。
まず、出発物質の8−ハイドロキシメチルカーボネート
(1)をβ・β・β一トリクロルエトキシカルボニルク
ロライドと作用させてトリクロルエトキシカルボニル体
(2)を好収率で得る。
得られたトリクロルエトキシカルボニル体を酸化剤と反
応させて工ノン体(3)を得る。得られた工ノン体(3
)を有機溶媒中で還元試薬と作用させて6−ヒドロキシ
体(4)に導くことができる。
得られた6−ヒドロキシ体(4)を溶媒中、アセチル化
剤と反応させることによつて6−アセトキシ体(5)を
高収率で得ることができる。
得られた6−アセトキシ体(5)を溶媒中亜鉛で処理す
ることにより脱トリクロルエトキシカルボニル化し、ア
ルコール体(6)が定量的に得られる。
得られたアルコール体(6)を、酸化剤と充分反応させ
るとカルボン酸(7)が、ほぼ定量的に得られる。.1
得られたカルボン酸(7)をアルカリ処理し、次いで酸
処理を行うと6β−ヒドロキシラクトン体(8)が得ら
れる。この6β−ヒドロキシラクトン体(8)をアセチ
ル化剤と反応させることによりシンナモスモライド 5
(9)を高収率で得ることができる。
このものは、天然のシンナモスモライドの物理的性質と
完全に一致する。又前記アルコール体(6)を酸化剤と
ともにすみやかに反応させるとアルデヒド体AO)が高
収率で得ら 4れる。
得られたアルデヒド体AO)を更にアセタールで保護す
るためにジアルコールと有機酸とで処理することにより
アルカリに安定なケタール体AOが得ら′れる。
得られたケタール体(自)をアルカリで処理することに
よりジオール体(自)が高収率で得られる。
得られたジオール体(代)を塩基性又は中性の条件下で
、酸化剤と反応させてα−ヒドロキシアルデヒド体(自
)を得る。このα−ヒドロキシアルデヒド体(自)を有
機酸と加熱還流を行うと、シンナモジアール(自)が得
られる。
このものは天然物のシンナモジアールの物哩的性質と完
全に一致する。
本発明の化合物は、次の方法により製造することができ
る。
すなわち、本発明の出発物質の6一アセトキシートリク
ロルエトキシカルボニル体(5)を溶媒中亜鉛末で処理
することにより、脱トリクロルエトキシカルボニル化し
、アルコール体(6)が定量的に得られる。溶媒として
は、アルコール類、酢酸等の有機酸を用いることができ
、特に酢酸を用いた時好適な結果が得られる。反応温度
は室温で充分であり、反応時間は約2〜5時間が適当で
ある。得られたアルコール体(6)を酸化剤とすみやか
に反応させるとアルデヒド(自)が高収率で得られる。
この酸化反応における酸化剤としてはジヨーンズ(JO
nes)試薬が好適に用いられ、また溶媒はアセトンが
特に有効的に用いられ、反応温度及び反応時間は特に限
定されないが、それぞれ約」]0〜0℃及び30分程度
の短時間で反応は進行する。得られたアルデヒド体(自
)を更にアセタールで保護するためにジアルコールと有
機酸で処理することによりアルカリに安全なケタール体
AOが得られる。この際の有機酸としては、p−トルエ
ンスルホン酸、ガンファースルホン酸等の有機酸が用い
られ、溶媒としてはベンゼン、トルエン等の芳香族炭化
水素が用いられ、ジアルコールとしては、エチレングリ
コール、1・3−プロパンジオール等を用いることがで
き、特にベンゼン溶液中、p一トルエンスルホン酸、1
・3−プロパンジオールを用いた場合が好適である。
この際の反応温度及び反応時間は特に限定されないが、
それぞれ約80〜150℃及び1時間程度の短時間でよ
く反応する。
以下に、本発明を参考例及び実施例によつて説明する。
なお、化合物(2)、(3)、(4)、(5)、aω、
ADは、いずれも新規化合物である。〔参考例 1 (1) 280〜(1.00mm01)をエーテル10
m1に溶かし、ビリジン2m1を加え、氷冷下β・β・
β一トリクロロエトキシカルボニルクロライド268μ
l( 2.00mm01)を滴下する。
滴下後室温に戻し1時間攪拌後エーテル抽出し、H2O
、5%HCI水溶液、飽和食塩水で洗浄、無水MgSO
4で乾燥後溶媒を留去し、シリカゲルカラムクロマトに
付し、へキサンー酢酸エチル(3:1 )の溶出部より
(2)の結晶439m9(収率96%)を得る。〔(2
)の物理的性質〕 M.p.:121〜122℃(エーテルから板状晶)元
素分析: エR( CHCl3): 1790、 1760a『−
1NMR(100MHz、CDCl3):参考例 2 (2) 228m9(0.500mm01)をAcOH
5mlに溶かし、CrO325Om9( 2.50mm
01)を加え、室温で24時間撹拌する。
反応後H2Oを加えエーテル抽出し、H2O)飽和Na
HCO3水溶液、飽和食塩水で洗浄、無水MgSO4で
乾燥し、溶媒を留去すると油状物192Tn9が得られ
る。これをシリカゲルカラムクロマトに付し、ヘキサン
ー酢酸エチル(5:1〜3:1)の溶出部より(3)を
150〜(収率64%)得る。(3) 1409η(3
.OOmmo1)を無水エーテル60mlに懸濁し、Z
n(BH4)2エーテル溶液(1ml中34〜のZn(
BH4)2を含む)(調製法はW.J.Gensler
.F.Johnson,.A,D.B.S10an,.
J.Am.Chem.Soc.、足ヱ、6074(1
960)参照)20mlを加え室温で5時間攪拌する。
反応後AcOH8mlを加えた氷水中にあけエーテル抽
出し、飽和NaHCO3水溶液、飽和食塩水で洗浄、無
水MgSO4で乾燥し、溶媒を留去し、得られた油状物
をエーテルーヘキサンで再結し、(4)の結晶454η
を得る。母液をシリカゲルカラムクロマトに付しヘキサ
ン:酢酸エチル(4:1〜3:1)の溶出部から(4)
の結晶328ηを得る。(収率454Tr9+328T
rl9=782m9、55%)(4) 328wvi7
(0.696mm01)をピリジン2mιに溶かし、氷
冷下無水酢酸2m1、4−ジメチルアミノピリジン10
〜を加え、室温に戻し1時間攪拌する。
反応後H2Oを加え室温で1時間撹拌し過剰の無水酢酸
を分解後エーテル抽出し、H2O、5%HCI水溶液、
飽和NaHCO3水溶液、飽和食塩水で洗浄、無水Mg
SO4で乾燥、溶媒を留去する。得られた油状物をエー
テルから再結すると(5)の結晶352〜(収率98%
)を得る。〔(5)の物理的性質〕 M.p.: 146〜149℃(エーテルから針状晶)
元素分析: 実施例 1 (5) 352〜(0.685mm01)をAcOHl
5mlに溶かし、Zn末2.00Vを加え、室温で2.
5時間撹拌する。
反応後生じた沈澱をH2Oを加えて溶かし、未反応のZ
nを沢別する。沢液をエーテル抽出し、H2O、飽和N
aHCO3水溶液、飽和食塩水で洗浄、無水MgSO。
で乾燥し、溶媒を留去すると油状物247〜が得られる
。これをシリカゲルカラムクロマトに付し、へキサン:
酢酸エチル(1:1)の溶出部より(6)の結晶195
η(収率84%)を得る。〔(6)の物理的性質〕 (6) 676Tr!9(2.00mm01)をアセト
ン30m1に溶かし、氷冷攪拌下ジヨーンズ(JOne
s)試 〉薬1.0m1を30分かけて滴下し、ただち
にH2Oを加えエーテル抽出し、H2O、飽和NaHC
O3水溶液、飽和食塩水で洗浄し、無水MgSO4で乾
燥し、溶媒を留去しミ得られた油状物をエーテルより再
結するとAO)の結晶455jηが得られる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 一般式: ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔ただし、式中、Rは−CH_2OH、−CHO、▲数
    式、化学式、表等があります▼を示す。 〕で表わされるセスキテルペン化合物。 2 Rが−CH_2OHである特許請求の範囲第1項記
    載の化合物。 3 Rが−CHOである特許請求の範囲第1項記載の化
    合物。 4 Rが▲数式、化学式、表等があります▼である特許
    請求の範囲第1項記載の化合物。 5 構造式▲数式、化学式、表等があります▼ で表わされる化合物をジアルコールと有機酸で処理する
    ことを特徴とする構造式:▲数式、化学式、表等があり
    ます▼ で表わされるセスキテルペン化合物の製造法。 6 構造式: ▲数式、化学式、表等があります▼ で表わされる化合物を酸化剤で処理して、構造式:▲数
    式、化学式、表等があります▼で表わされる化合物を得
    、該化合物をジアルコールと有機酸で処理することを特
    徴とする構造式:▲数式、化学式、表等があります▼で
    表わされるセスキテルペン化合物の製造法。 7 構造式: ▲数式、化学式、表等があります▼ で表わされる化合物を亜鉛末で処理して、構造式:▲数
    式、化学式、表等があります▼で表わされる化合物を得
    、該化合物を酸化剤で処理して構造式:▲数式、化学式
    、表等があります▼ で表わされる化合物を得、該化合物をジアルコールと有
    機酸で処理することを特徴とする構造式:▲数式、化学
    式、表等があります▼で表わされるセスキテルペン化合
    物の製造法。
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