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JPS5943793B2 - 逆対数変換回路 - Google Patents
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JPS5943793B2 - 逆対数変換回路 - Google Patents

逆対数変換回路

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JPS5943793B2
JPS5943793B2 JP52057311A JP5731177A JPS5943793B2 JP S5943793 B2 JPS5943793 B2 JP S5943793B2 JP 52057311 A JP52057311 A JP 52057311A JP 5731177 A JP5731177 A JP 5731177A JP S5943793 B2 JPS5943793 B2 JP S5943793B2
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conversion circuit
temperature
input signal
voltage
transistor
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優 宇尾
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は等差レベルの入力信号をこれに対応した等比レ
ベルの出力信号に変換するのに逆対数変換要素として半
導体のPN接合を用いた逆対数変換回路に関し、特に逆
対数変換器に不可欠であつた温度補償用感温抗抵を全く
不要にしたものである。
従来の逆対数変換器は、トランジスタやダイオードなど
のPN接合を逆対数変換要素として用いているのが殆ん
どである。
ところで、半導体のPN接合の電圧一電流1特性は、−
1sexpqV(−)で表わされる。
ただしIsは逆飽和電流、KTkはボルツマン定数、T
はゲルピン温度、qは電子電荷量である。
即ち、PN接合は逆対数変換要素を持つているが、温度
Tによる変化要素も合わせ持つている。特に、逆飽和電
流1sはその絶対値としては小さいが、温度変化に対し
ほぼ指数関数的に変化するため、逆対数変換器を構成す
るときにはペア・トランジスタのように電圧一電流特性
の良く揃つた一対のPN接合の一方を電圧一電流逆対数
変換用に、他方を逆飽和電流1s打ち消し用に用いて逆
飽和電流1sの温度変化による逆対数変換特性の変動を
なくすようにしている。しかし、上記特性式の温度Tは
それが指数項中にあるため、ペア性の補償が出来ない。
このため、従来の逆対数変換器では、温度に正比例、ま
たは反比例して抗抵値が変化する感温抗抵を用いて特性
式中の温度Tを打ち消すようにしているが、元来感温抗
抵は温度一抗抵係数が非線形であり、様々に組み合わせ
てみても広い温度範囲で所望の温度補償特性に完全に合
わせることは不可能である。そのうえ、感温抗抵の抗抵
値と温度係数のバラツキは激しく、たまたまある1個の
温度補償できたとしても、大量に生産した場合に全部を
完全に温度補償することはできない。また、温度補償を
完壁にするため、感温抗抵素子を選別すればそれだけで
も高額なものになつてしまう。従つて、従来の逆対数変
換器は、逆対数変換特性の温度補償をバラツキも含めて
完壁にするのが非常に困難なため、高価なものとならざ
るを得なかつた。本発明は上記のような欠点を除去すべ
くなされたもので、入力信号を、絶対温度に比例して変
化し、かつ入力信号に比例した電気信号(電圧または電
流)に変換し、この変換された入力信号を逆対数増幅器
で逆対数変換して、温度変化に対して安定な逆対数変換
された出力電気信号を得るようにした逆対数変換回路を
提供するものである。
以下にその実施例を図面と共に説明する。第1図におい
て、1は感温要素として半導体のPN接合を用い、絶対
温度TCK)に比例して変化する電気信号を発生する感
温電気信号発生器であり、具体的には、感温要素として
トランジスタを用い、絶対温度Tに比例して変化する電
圧8を発生する感温電圧発生器100で構成されている
。2は入力信号変換回路であり、入力信号と感温電気信
号発生器1の出力電気信号とを入力として、絶対温度に
比例して変化し、かつ上記入力信号に比例した電気信号
を発生する。
後に述べるように、入力信号変換回路2に入力される入
力信号はアナログ電圧や電流などのアナログ電気信号ば
かりでなく、離散的な数値で表わされるデイジタル信号
や電子楽器用キー・ボードなどの機械的スイツチの切替
え選択情報、さらに可変抗抵器の設定位置情報などであ
つてもよい。
第1図の実施例では、入力信号変換回路2としてアナロ
グ電圧の掛算を行なうアナログ掛算器22が用いてあり
、出力端子21に電圧VTOが出力されている。3は半
導体のPN接合を逆対数変換要素として用いた逆対数増
幅器であり、逆対数変換特性の温度補償がなされていな
いものである。
該逆対数増幅器3は入力信号変換回路2の出力電圧TO
を逆対数変換して、電流1c=Aexp(BVTc/T
)を出力する。ただし、Tは絶対温度(゜K)、A,B
は絶対温度Tに依存しない定数を示す。なお、第1図の
実施例では、逆対数増幅器3は逆対数変換要素としてト
ランジスタが用いられている。また、感温電圧発生器1
00のトランジスタと逆対数増幅器3のトランジスタと
は実質的に同一温度である。次に、第1図の実施例に動
作について簡単に説明する。
感温電圧発生器100の出力電圧(感温電圧)Tは絶対
温度に比例するから、VT=KTTと表わされる。ただ
し、KTは温度に依存しない比例定数である。入力信号
が入力電圧INとして与えられると、アナログ掛算器2
2の出力電圧VTCは感温電圧発生器100の出力電圧
Tと入力電圧INとの積に比例した電圧となるから、T
C=MVINVT=MKTVINTと表わされる。ただ
し、Mは温度に依存しない比例定数である。逆対数増幅
器3の出力電流cは上述の如く、Ic=Aexp(BV
Tc/T)で示される。従つて、出力電流1cは上式に
VTC=MKTVINTを代入してIc=Aexp(B
MKTVINT/T)=Aexp(BMKTVIN)と
なつて、温度Tが消滅する。
従つて、入力電圧1Nを逆対数変換した出力電流。は温
度変化に対して安定となる。次に、第1図の実施例につ
いて詳細に説明する。
第1図に、感温電圧発生器100の具体的実施例を示す
。Al,A2は高入力インピーダンスの差動増幅器、T
,l,T,2は互いに電圧一電流特性の揃つたペア・ト
ランジスタ、11〜14は温度変化に対して安定な抗抵
である。差動増幅器Al,A2の非反転入力を接地して
いる抗抵は、それぞれ差動増幅器A,,A2の入力バイ
アス電流1Bによるオフセツトを除去するためのもので
ある。またj差動増幅器Al,A2の各出力ー反転入力
間のキヤパシタ16,17と、差動増幅器A2の出力と
トランジスタT,l,T,2の両エミツタとの間に介在
する抗抵15とは本回路100の周波数安定度を良好に
保つためのものである。次に、感温電圧発生器100の
動作について説明する。
トランジスタT,l,T,2のベース・エミツタ間電圧
をBEl,VBE2とし、コレクタ電流をそれぞれIC
l,IC2としたとき、ベース電圧とコレクタ電圧がほ
ぼ同電位にあれば次の関係式が成立する。ただし、IS
l,IS2はそれぞれトランジスタT,,,T,2の逆
飽和電流、kはボルツマン定数、qは電子電荷量、Tは
絶対温度である。
差動増幅器A1は抗抵14とトランジスタT,2とT,
lとを介して負帰還がかけられ、差動増幅器A2は抵抗
15とトランジスタT,2を介して負帰還がかけられて
いるから、差動増幅器Al,A2の反転入力は共に接地
電位となる。また、差動増幅器A,A2の入力インピー
ダンスが十分に高いから、ICl,IC2はとなる。
ただし、Ccは電源電圧である。差動増幅器A1の出力
電圧VTとし、トランジスタT,2のベース電圧をB1
とすれば、が成立する。
トランジスタT,lのベースが接地され、トランジスタ
T,l,T,2の両エミツタが接続されているから、次
の式が成立する。(2),(1)式の比をとれば、 となる。
ここで、トランジスタT,,,T,2の特性が揃つてい
るから、ISl二IS2としてよく、上式は近似できて
、となる。
(7)式に(6)式を代入して次の式を得る。
(4),(3)式の比をとれば、となる。
(5),(8),(9)式からが成立する。
従つて、VTは次の如くなる。ただし、KT=−十(1
+士ぐ)1nイ汁である。KTは温度Tに無関係な定数
になり、Tは温度Tに比例することになる。
従つて、電圧VTは温度に比例して変化する感温電圧と
なつて端子10に発生する。(代)式から、感温電圧V
Tは2つの抗抵比R4/R3,Rl/R2だけで決定さ
れ、電源電圧Vccに無関係であることがわかる。この
ことは、感温電圧発生器100が電源電圧変動の影響を
受けないという秀れた特徴を備えていることを示すもの
で、感温電圧VTが後続の入力信号変換回路2の入力電
圧となつていること考えると、大きな利点になつている
。第1図に、入力信号変換回路2の具体的実施例として
アナログ掛算器22をプロツクで示す。
このアナログ掛算器22は2つの入力電圧の積に比例し
た電圧を出力するものなら何でもよく、周知のアナログ
掛算器はもちろん、制御電圧によつて利得がリニアに可
変される周知の電圧制御増幅器などを用いてもよい。ア
ナログ掛算器22は、上述したように、端子20に印加
された入力電圧VINと感温電圧VT増幅器A3の入カ
インピーダンスカ叶分に高いから、IRは、となる。
ただし、COは電源電圧である。トランジスタT,3の
ベースが接地され、トランジスタT,3,T,4の両エ
ミツタが接続されているから、トランジスタT,4のベ
ース電位をB2すると、次式が成立する。03,(自)
式の比をとれば、 となる。
ここで、トランジスタT,,,Tr4の特性が揃つてい
るから、Is,=S4としてよく、(自)式は近似でき
て、となる。
(17)式に04),(15)式を代入して次の式を得
る。) 一方、VB2は入力信号変換回路2の出力電圧VTCを
抗抵32と33で分圧したものであるから、る。
さて、(社)式に入力電圧であるVTCを表わす式(自
)を代入すると、となり、分子、分母の温度Tが消去さ
れることによつて、逆対数増幅器3の出力電流1cは次
の式で示される。
(21)式に示すように、逆対数増幅器3の出力電流I
cは温度Tを含んでいないから、温度変化に対して安全
であることがわかる。
次に、本逆対数変換回路を電子楽器、とりわけミユージ
ツク・シンセサイザーの音源装置に応用した実施例を第
2図に示す。
ミユージツク・シンセサイザの音源にはVCO(電圧制
御発振器)またはCCO(電流制御発振器)が用いられ
、押された鍵に対応する音段周波数を得ている。
すなわち、各鍵に対応する等差電圧を逆対数増幅器で逆
対数変換した等比電圧(または等比電流)でVCO(ま
たはCCO)を制御して各鍵の音高に対応する音階周波
数を得る方法が多く用いられている。しかも、逆対数増
幅器は、トランジスタやダイオードなどのPN接合を逆
対数変換要素として用いたものが殆んどであつて、冒頭
で述べたように、従来、逆対数変換特性の温度補償が不
完全であつたため、ミユージツク・シンセサイザの音源
周波数の温度安定度はすこぶる悪いものとなつていた。
第2図では、本逆対数変換回路を用いて音源周波数の温
度安定度の良いミユージツク・シンセサイザの音源装置
を実現している。
第2図の実施例では、鍵電圧発生回路2−1とピツチ・
シフト電圧発生回路2−2との2つの入力信号変換回路
を用いている。
また、感温電気信号発生器1は感温電圧VTを出力する
と同時に絶対温度に比例して変化する感温電流Tをも出
力する。第2図の実施例について詳細に説明する。
1は感温電気信号発生器であり、絶対温度Tに比例して
変化する感温電圧VTと感温電流8をそれぞれ端子10
,10−1に出力する。
感温電気信号発生器1において、プロツクで示した10
0は第1図における感温電圧発生器100と全く同様な
回路であり、(自)式で示される感温電圧VT=KTT
を出力する。A4は差動増幅器であり、温度変化に対し
て安定な抵抗105,106と共に周知の反転増幅器を
構成している。102〜104は温度変化に対して安定
な抵抗、A,は高入カインピーダン゛スの差動増幅器、
101はFET(電界効果トランジスタ)である。
FETlOlと差動増幅器A,と抵抗102〜104は
周知のカレント・ソースを構成していて、差動増幅器A
5の反転入力と非反転入力とが同電位に保たれるため、
FETlOlのドレインに現われる出力信号1Tは抵抗
103の両端の電圧を抵抗102の抵抗値R6で除した
ものになる。
抵抗103の両端の電圧は、差動増幅器A4で構成した
反転増幅器の利得を−G(Gは正の定数)とすれば、該
反転増幅器の出力には、−GVTなる電圧が発生するか
ら、となる。
従つて、出力信号1Tは次の式で示される。ただし、K
O= 07(1+G)であRO(R.,+RO (代)式から、VT=KTTであるから、(22)式は
となる。
KT,Kcが共に温度Tに無関係な定数であるから、電
流1Tは温度Tに比例することになる。2−1は入力信
号変換回路の実施例の1つである鍵電圧発生回路であり
、絶対温度に比例して変化し、かつ押された鍵に対応し
た等差電圧を発生する。
鍵電圧発生回路2−1への「入力信号」は押鍵の選択情
報であるといえる。A6は高入力インピーダンスの差動
増幅器で、バスバ一 2 −11の電圧を低インピーダ
ンスで出力するボルテージ・フオロワを構成している。
2 −12〜 2 −15は互いに相等しい抵抗値Rを
もち、温度変化に対して安定な抵抗であり、直列接続さ
れている。
抵抗2−12の一端は接地され、抵抗2−15の一端は
感温電気信号発生器1の出力端子10−1に接続されて
いる。キー ・スイツチは、第2図においてより上方に
位置するキー ・スイツチほどより高い音階周波数に対
応するように書かれている。従つて、o番目のキー ・
スイツチ(端子が接地されているキー ・スイツチ)が
最低の音階周波数に対応している。さて、全てのキー
・スイツチがオフ状態のとき、相隣る2つのキー ・ス
イツチの端子間には等しく電圧RITが発生している。
どれか一個のキー ・スイツチがオンされたとき、オン
されたキー ・スイツチ端端子電圧がバスバ一 2 −
11に与えられボルテージ・フオロワで低インピーダン
スに変換されて出力する。複数のキー ・スイツチが同
時にオンされたとき、オンされたキー ・スイツチは全
てバスバ一 2 −11で短絡されて同電位になるから
、オンされたキー ・スイツチのうち最低の音階周波数
に対応するキー ・スイツチの電圧が出力される。即ち
、鍵電圧発生回路2−1は低音優先の等差音階電圧を発
生する機能を持つている。いま、第2図に示すように、
n番目のキー ・スイツチがオンされたとすれば、鍵電
圧発生回路2−1の出力電圧はVTCIは、となる。
(23)式を12゛式に代入すると、となつて、N,R
,KT,KOが温度Tに無関係な定数になるから、電圧
VTOIは温度Tに比例することになる。また、(25
)式により、出力電圧VTCIは「入力信号」とみなせ
るキー ・スイツチの番号nにも比例していることがわ
かる。次に、2−2は入力信号変換回路の実施例の1つ
であるピツチ・シフト電圧発生回路であり、絶対温度に
比例して変化し、かつ手動操作により設定レベルを変え
ることのできる電圧を発生する。
このピツチ・シフト電圧発生回路2−2は、鍵電圧発生
回路2−1により選ぶことのできる複数の音階周波数を
全体的にシフトして所望の音域に移調したり、所望の周
波数にチユーニングしたりするための回路である。また
、ピツチ・シフト電圧発生回路2−2への「入力信号」
は可変抵抗器の設定位置情報であるといえる。2−20
は3端子可変抵抗器であつて、1番端子2−21は接地
され、3番端子2−23に感温電圧VTが印加されてい
る。
該ピツチ・シフト電圧発生回路2−2の出力電圧VTO
2は3端子可変抵抗器2−20の2番端子2−22から
取り出される。2番端子2−22が3端子可変抵抗器2
−20の全抵抗値のα倍(0≦α≦1)の所に位置して
いたとすれば、2番端子2−22に現われる電圧、すな
わち、VTO2は次の式で表わされる。
Q1式から、VT=KTTであるから、(26)式は、
となつて、出力電圧VTC2は温度に比例することにな
る。
また、12試により、出力電圧VTC2は「入力信号」
とみなせる3端子可変抵抗器2−220の設定位置を表
わす定数αにも比例していることがわかる。3は2入力
の逆対数増幅器であり、第1図の逆対数増幅器3の回路
において抵抗33を抵抗36,3Tに置き換えただけの
回路であつて、出力電流Icを表わす式a勧3そのまま
成立する。
ただし、Q梯式のVB2は、第2図のトランジスタTr
4のベース電位VB3に置き換わる。すなわち、第2図
の逆対数増幅器3の出力電流工Cを表わす式は次式の如
くなる。なお、抵抗36,37は共に温度変化に対して
安定な抵抗である。
さて、第2図から、トランジスタTr4のベース電位V
B3は次の式で表わされる。
ただし、K1= 11D11A RAR0+RORD+RDRA ある。
(29成を(28)式に代入すれば、となる。電圧TC
l,TC2を表わす式(25),(27)を(30)式
に代入すると、となり、分子、分母の温度Tが消去され
ることによつて、逆対数増幅器3の出力電流1cは次の
式で示される。
(31)式に示すように、第2図の逆対数増幅器3の出
力電流cは温度Tを含んでいないから、温度変化に対し
て安定であることがわかる。
第2図の4は電流制御発振器であり、制御電流10に正
比例した周波数fで発振する。この周波数fが音源周波
数となる。すなわち、比例定数をKOとしたとき、音源
周波数fは次の式で示される。(31)式を(32)式
に代入することによつて、音源周波数fは、と表わされ
る。
電流制御発振器4の温度安定度が良ければ、比例定数K
。が温度変化に対して安定となり、(33)式中に温度
Tが含まれないことになり、音源周波数fは温度変化に
対して安定となる。特に、指数項中にあつた温度Tが消
去されていて、音源周波数fの等比的な変化分の温度安
定性は極めて高いものとなる。(33)式は、音源周波
数fが、鍵盤情報(どの鍵が押されているかを示す)n
とピツチ・シフト情報(音源周波数がどの程度シフトさ
せられたかを示す)αとで決定されていることを示して
いる。
このnとαはいずれも指数項中にあり、nまたはαの等
差的な変化は、音源周波数fの等比的な変化となつて現
われる。(33)式の各定数を音源装置として所望の特
性になるように設定すれば、音源周波数fが温度変化の
影響を全く受けない音源装置が得られる。
実際の回路製作にあたつては、第2図において、感温電
圧発生器100中に在るトランジスタT,l,T,2と
、逆対数増幅器3のトランジスタT,3,T,4とが同
一温度平衡状態にあるように、例えば近接して配置する
とか、一緒にモールドパツクするとか、あるいは同−1
Cチツプ上にある4つのトランジスタを利用するとか配
慮して設計する必要がある。以上、第2図において、ミ
ユージツク・シンセサイザの音源装置に応用した逆対数
変換回路の実施例を述べたが、同図に見られるように、
入力信号変換回路は、1つの逆対数増幅器に対してただ
1個だけではなく複数個在つてもよい。
また、逆対数増幅器は、1−Dの感温電気信号発生器に
対してただ1個だけではなく複数個存在してもよい。た
だし、この場合、各々の逆対数増幅器中の半導体のPN
接合と感温電気信号発生器中の半導体のPN接合とを実
質的に同一温度下におく必要があるのはもちろんである
。なお、第2図において、4を電流制御発振器として本
発明を応用したミユージツク・シンセサイザの音源装置
の実施例を述べたが、4として、カツトオフ周波数(ま
たは共振周波数)が制御電流Icに比例して変化する電
流制御フイルタを用い、2−2の名称をカツトオフ周波
数シフト電圧発生回路(または共振周波数シフト電圧発
生回路)に変えて、上記電流制御フイルタに音源信号を
通して得られた信号を楽音信号として用いるように構成
すれば、上述の音源装置と同様に、第2図はそのまま本
発明を応用したミユージツク・シンセサイザの音色制御
装置となる。
すなわち、本発明はミュージック・シンセサイザの音色
制御装置に応用しても非常に有効である。最後に、第1
図の入力信号変換回路2に入力される入力信号がデイジ
タル信号である場合の入力信号変換回路2の実施例を第
3図に示す。
第3図において、2は入力信号変換回路としてのR−2
Rラダ一形抵抗網を用いた4ビツトのD/A変換器であ
る。
A7は差動増幅器であり、帰還抵抗Rfと共に電流一電
圧変換器を構成している。S1〜S4は電流スイツチで
あり、それぞれ入力端子20−1〜20−4に印加され
たデイジタル入力信号Q1〜Q4によつて切替え制御さ
れる。D/A変換器2のりファレンズ電圧として感温電
圧Tが端子10に与えられているから、電流ス▼”l゛
イツチS1〜S4に流れる電流はそれぞれ8・−16r
VTVTVT4 ・?,2・−,?となる。
電流ス1rr16r16r イツチSO(n=1〜4)はデイジタル入力信号Qn(
n=1〜4)が「1」のとき、差動増幅器A,の反転入
力側に接続され、Qnが「0」のとき、接地側に接続さ
れる。
従つて、QOがロジツク「1」,「O」に対反して数字
の1,0を表わすとすれば、出力端子21に現われる出
力電圧VTCは、となる。
(代)式から、VT二KTTであるから、(34)式は
、 となる。
(35)式から、Rf/rが温度変化に対して安定あれ
ば、出力電圧VTOは温度Tに比例して変化することに
なる。なお、第3図の実施例では説明の便宜上4ビツト
のデイジタル信号を用いたが、ビツト数に制限なく実現
できることは明らかである。以上のように本発明は、逆
対数変換要素として半導体のPN接合を用いた逆対数変
換器が宿命的に持つている逆対数変換特性の温度補償の
困難さを一挙に解消し、しかも無調整で、バラツキなく
完壁に温度補償が可能となつて、ミユージツク・シンセ
サイザなとの逆対数変換器の応用装置の温度安定度を著
しく高めることができる非常に価値の高いものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の具体的回路構成図、第2図
は本発明をミユージツク・シンセサイザの音源装置に応
用した実施例の具体的回路構成図、第3図は第1図に示
した入力信号変換回路2の他の実施例の具体的回路構成
図である。 1・・・・・・感温電気信号発生器、2・・・・・・入
力信号変換回路、3・・・・・・逆対数増幅器、100
・・・・・・感温電圧発生器、22・・・・・・アナロ
グ掛算器、2−1・・・・・・鍵電圧発生回路、2−2
・・・・・・ピツチ・シフト電圧発生回路。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 感温素子として第1の半導体のPN接合を含み、絶
    対温度に比例して変化する電気信号を発生する感温電気
    信号発生器と、入力信号と上記感温電気信号発生器の出
    力電気信号とを入力として、絶対温度に比例して変化し
    、をつ上記入力信号に比例した電気信号を発生する少な
    くとも1つの入力信号変換回路と、逆対数変換要素とし
    て第2の半導体のPN接合を含み、上記入力信号変換回
    路の出力電気信号を逆対数変換する逆対数増幅器とを具
    備し、上記第1と第2の半導体のPN接合を実質的に同
    一温度にせしめ、上記感温電気信号発生器の出力電気信
    号により上記逆対数増幅器を温度補償するようにしたこ
    とを特徴とする逆対数変換回路。 2 感温電気信号発生器が絶対温度に比例して変化する
    電圧を発生するようにした特許請求の範囲第1項記載の
    逆対数変換回路。 3 第1の半導体のPN接合として互いに電圧−電流特
    性の揃つた第1組のペア・トランジスタを用いた特許請
    求の範囲第2項記載の逆対数変換回路。 4 感温電気信号発生器はさらに第1、第2の差動増幅
    器と、第1、第2、第3、第4および第5の抵抗とを有
    し、上記第1と第2の差動増幅器の反転入力をそれぞれ
    上記第1と第2の抵抗を介して定電圧源に接続し、上記
    第1と第2の差動増幅器の非反転入力を実質的にそれぞ
    れ接地し、上記第3の抵抗の一端と第1組のペア・トラ
    ンジスタの一方のトランジスタのベースとをそれぞれ接
    地し、上第一方のトランジスタのコレクタと上記第1組
    のペア・トランジスタの他方のトランジスタのコレクタ
    とをそれぞれ上記第1と第2の差動増幅器の反転入力に
    接続し、上記第2の差動増幅器の出力を上記第5の抗抵
    を介して上記他方のトランジスタのエミッタに接続し、
    上記一方のトランジスタのエミッタを上記他方のトラン
    ジスタのエミッタに接続し、上記他方のトランジスタの
    ベースを上記第3の抵抗の他端に接続し、上記第1の差
    動増幅器の出力を上記第4の抵抗を介して上記他方のト
    ランジスタのベースに接続して、上記第1の差動増幅器
    の出力電圧を出力とするように構成した特許請求の範囲
    第3項記載の逆対数変換回路。 5 感温電気信号発生器が絶対温度に比例して変化する
    電圧と電流とを発生するようにした特許請求の範囲第1
    項記載の逆対数変換回路。 6 第1と第2の半導体のPN接合が同一パッケージ内
    にある特許請求の範囲第1項記載の逆対数変換回路。 7 第1の半導体のPN接合として互いに電圧−電流特
    性の揃つた第1組のペア・トランジスタを用い、上記第
    2の半導体のPN接合として互いに電圧−電流特性の揃
    つた第2組のペア・トランジスタを用いた特許請求の範
    囲第1項記載の逆対数変換回路。 8 第1組と第2組のペア・トランジスタが同一パッケ
    ージ内にある特許請求の範囲第7項記載の逆対数変換回
    路。 9 逆対数増幅器はさらに差動増幅器と、第1、第2、
    第3および第4の抗抵とを有し、上記差動増幅器の非反
    転入力を実質的に接地し、上記第2組のペア・トランジ
    スタの一方のトランジスタのベースと上記第2の抗抵の
    一端とをそれぞれ接地し、上記差動増幅器の反転入力を
    上記第1の抗抵を介して定電圧源に接続し、上記一方の
    トランジスタのコレクタを上記差動増幅器の反転入力に
    接続し、上記差動増幅器の出力を上記第4の抗抵を介し
    て上記一方のトランジスタのエミッタに接続し、上記第
    2組のペア・トランジスタの他方のトランジスタのエミ
    ッタを上記一方のトランジスタのエミッタに接続し、上
    記第2の抗抵の他端を上記他方のトランジスタのベース
    に接続し、上記第3の抗抵の一端を上記他方のトランジ
    スタのベースに接続して、上記第3の抗抵の他端を電圧
    入力端子とし、上記他方のトランジスタのコレクタを電
    流出力端子とするように構成した特許請求の範囲第7項
    記載の逆対数変換回路。 10 入力信号変換回路への入力信号がスイッチによる
    電気信号の切替え選択情報として与えられる特許請求の
    範囲第1項記載の逆対数変換回路。 11 スイッチとして電子スイッチを用いた特許請求の
    範囲第10項記載の逆対数変換回路。 12 スイッチとして機械的スイッチを用いた特許請求
    の範囲第10項記載の逆対数変換回路。 13 機械的スイッチとしてバスバーを有するキー・ス
    イッチを用いた特許請求の範囲第12項記載の逆対数変
    換回路。 14 入力信号変換回路として、共通のバスバーを有す
    る複数個のキー・スイッチの相隣るキー・スイッチの両
    端子を抗抵で各々接続し、最低音(または最高温)に対
    応するキー・スイッチの端子を固定電位点に接続して成
    る電子楽器用のキー・ボードと、ボルテージ・フォロワ
    とを有し、上記感温電気信号発生器の出力電流を上記キ
    ー・ボードの最高音(または最低音)に対応するキー・
    スイッチの端子に導き、キー・オン時のバスバー電圧を
    上記ボルテージ・フォロワでインピーダンス変換して出
    力するように構成した入力信号変換回路を用いた特許請
    求の範囲第13項記載の逆対数変換回路。 15 入力信号変換回路への入力信号が可変抗抵器の実
    質的な可動接点の設定位置情報として与えられる特許請
    求の範囲第1項記載の逆対数変換回路。 16 入力信号変換回路の前段に可変抗抵器を有し、上
    記可変抗抵器に入力信号を与え、上記可変抗抵器の実質
    的な可変電極が上記入力信号変換回路への入力信号を与
    えるようにした特許請求の範囲第15項記載の逆対数変
    換回路。 17 入力信号変換回路への入力信号がアナログ信号で
    与えられる特許請求の範囲第1項記載の逆対数変換回路
    。 18 入力信号変換回路として、上記感温電気信号発生
    器の出力電気信号と入力信号とを掛算するアナログ掛算
    回路を用いた特許請求の範囲第17項記載の逆対数変換
    回路。 19 アナログ掛算回路としてアナログ掛算器を用いた
    特許請求の範囲第18項記載の逆対数変換回路。 20 入力信号変換回路の入力信号がディジタル信号で
    与えられる特許請求の範囲第1項記載の逆対数変換回路
    。 21 上記入力信号変換回路として、アナログ信号とデ
    ィジタル信号とを掛算する回路を用い、感温電気信号発
    生器の出力電気信号と上記入力信号とを掛算するように
    した特許請求の範囲第20項記載の逆対数変換回路。 22 アナログ信号とディジタル信号とを掛算する回路
    としてD/A変換器を用い、上記入力信号をディジタル
    入力端子に与え、上記D/A変換器のリフアレンス電圧
    印加端子に上記感温電気信号発生器の出力電気信号を与
    えるようにした特許請求の範囲第21項記載の逆対数変
    換回路。
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