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JPS594480B2 - 固形注型洗剤含有製品並びにその製造方法および使用方法 - Google Patents
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JPS594480B2 - 固形注型洗剤含有製品並びにその製造方法および使用方法 - Google Patents

固形注型洗剤含有製品並びにその製造方法および使用方法

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JPS594480B2
JPS594480B2 JP54013169A JP1316979A JPS594480B2 JP S594480 B2 JPS594480 B2 JP S594480B2 JP 54013169 A JP54013169 A JP 54013169A JP 1316979 A JP1316979 A JP 1316979A JP S594480 B2 JPS594480 B2 JP S594480B2
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Description

【発明の詳細な説明】 この発明は規格化された皿洗い機および工業的な洗浄機
に用いてことに有用な固形の注型洗剤含有製品並びにそ
の製造方法および使用方法に関する。
通常の規格化されたもしくは工業的なスプレー洗浄機で
は液状もしくは粉状洗剤が使われており、この洗剤は、
一般に、自動デイスペンサ一によつて洗浄タンクに加え
られる。
この種の洗剤のあらゆる形態には、それが液状であれ固
形であれ、安定性の問題があり、その他その製造、分配
および使用にまつわる問題がある。これらの問題は刊行
物や特許文献において論議されている。今日の製品と比
べて性能が比較的低かつた、固形洗剤の開初の初期にお
いては、上記問題はそれほどやかましくいわれていなか
つた。しかしながら、増大する審美的および衛生的基準
並びに洗浄時間の短縮に対する要求に一部刺激されて出
現した高性能製品は、一般に洗剤組成が複雑であり、使
用者にとつて危険で、安定性も劣り、また満足し得る程
度に溶解させることが困難である。例えば、固形洗剤は
、一般に、高性能である程、アルカリ性力塙い(例えは
、水酸化ナトリウム濃度が高い)。
アルカリ性が高すぎて使用者に危険である場合もある。
歴史的には、器物洗い用の洗剤はアルカリ性の比較的低
いものであつた。アルミニウム製の皿や器具が数多く使
われていること、洗浄ポンプ羽根車中に軟金属類が存在
していることおよびその他の要因によつて、一般に、高
アルカリ性洗剤を使用することができなかつたのである
。しかしながら、近年、高アルカリ性高性能の製品を用
いる傾向となつてきた。これは一部には、器具の製造に
ステンレス鋼や耐食性プラスチツクが用いられるように
なつた結果である。これに加えて、食堂経営が増加した
ことによつて要望される前記の基準や短時間洗浄(通常
、10秒間以下)に対する要望から前記高性能製品がま
すます要求されてきたのである。高性能製品において使
用されている化学薬品には、水酸化アルカリ金属(例え
ば、水酸化ナトリウム)の他に、特に堅い表面の洗浄(
例えは器物洗浄)用としてリン酸塩、ケイ酸塩、塩素含
有化合物、脱泡剤および有機電解質重合体がある。
との点に関して、米国特許第3166513号、同第3
535285号、同第3579455号、同第3700
599号、および同第3899436号を参照。これら
の組成物において水酸化アルカリ金属は飲食物によるが
ん固な汚れのほとんどを除去する上で効果的であるが、
紅茶やコーヒによる汚れのような飲食物による汚れをコ
ントロールするために、普通、有効塩素源が含まれてい
る。脱泡剤は蛋白性の汚れやケン化脂肪によつて生起さ
れる泡を抑制するために通常含有されている。堅い表面
を洗浄するために用いられる洗浄剤中に塩素化シアヌレ
ートを有効塩素の供給源として使用する例が米国特許第
3166513号、同第3933670号、および同第
3936386号に記載されている。これらの特許文献
には貯蔵安定性のよい塩素含有洗剤を得るための種々の
手段も記載、されている。洗剤組成物中に脱泡剤を用い
た例が米国特許第3048548号、同第333414
7号および同第3442242号に示されている。有効
塩素源と有機脱泡剤の双方を含有する洗剤についての一
つの問題は有効塩素のほとんどが比較的短時間のうちに
消失してしまうということである。この問題は前記特許
文献の多くにまた、R.フックズ、J.ポルコウスキ一
およびカーフアグノ著「アゴルメレイデツド・オートマ
チツ外デイツシユウオツシヤ一・デイタージエンツ](
ケミカル・タイムズ・アンド・トレンズ刊、1977)
の37〜42頁に記載されている。この問題に対する一
つの解決方法は有機脱泡剤を無機担体粒子に吸収させて
脱泡剤をカプセル化する方法である。(米国特許第33
06858号参照).塩素安定性の問題は脱泡剤を含有
する低アルカリ性洗剤においても存在するが、高アルカ
リ性洗剤においてより鋭く現われてくる。多くの脱泡剤
および塩素含有化合物は水酸化ナトリウムのような高ア
ルカリ性化学薬品の存在下では安定ではないからである
。塩素安定性の問題に加えて、規格化されたもしくは工
業的な洗浄機に用いられている高性能粉末洗剤にはまだ
いくつかの問題が存在する。
その一つは洗剤成分の溶解性が異なることによつてもた
らせられる。標準的な洗剤成分の全てが同一速度で溶解
しまたは同一の平衡溶解度を持つているわけではない。
例えば、普通の有効塩素源である二水ジクロルイソシア
ヌル酸ナトリウムのような可溶性の細かい粒子は普通の
洗剤成分であるトリポリリン酸ナトリウムよりもはるか
に早く溶解する。したがつて、これら二成分を含有する
粉末洗剤をデイスペンサ一に仕込むと、最初の流出液は
有効塩素に過剰に富んだものとなり、一方ディスペンサ
一に再び仕込む前の最後の流出液は有効塩素が乏しいも
のとなる。溶解度が異なるという問題の別のタイプが多
くの脱泡剤について存在する。
多くの脱泡剤は油性粘度を持ち、水に難溶である。この
ような脱泡剤を含有する洗剤を通常のウオータ一・イン
・レザバ一(Water−1nゴEserrOir)タ
イプのデイスペンサ一から分配すると、油性脱泡剤は表
面へ浮遊し、洗浄タンクに偶発的にしか仕込まれない。
粉末洗剤についてその成分が粒子の大きさおよび密度に
おいて異なる場合にはまた別の問題が生じる。成分間に
粒子の大きさおよび密度の差があると製造中、搬送中お
よび取扱い中に偏離が生ずる。たとえ製造中に均一に分
散していても、取扱いおよび搬送によつて偏離が起こる
。偏離は洗剤を容器から取り出すときその洗剤の組成に
不均一性を生じさせる。この偏離を最小限に抑制するた
めに各成分の凝集が用いられてきている。しかしながら
、凝集を用いると、製品中かなりの割合を占める大き過
ぎるか小さ過ぎるかするあらゆる粒子を再循環させる必
要がある。再び安全性の問題に戻ると、普通に用いられ
ている方法の一つは粉状もしくは液状洗剤を運搬容器か
ら直接分配する方法である。
いずれにしろ、安全性および都合性の点から、使用者と
高性能洗剤間の接触を最小限に抑えることが望ましく、
また接触が少ないことが自動分配の利益の一つである。
液状洗剤の場合には自動分配システムおよび方法を提供
することは比較的簡単である。例えば、液状洗剤ならこ
れを運搬容器から直接洗浄タンクにポンプで搬送すれは
よい。しかし、固形洗剤(プリケツト状または最も典型
的には粉末状)には事はそう簡単には運ばない。自動分
配の利点を失なうことなく固形洗剤を使用するためのい
くつかの方法が開発されている。つの方法は大コンベヤ
タイプの機械に用いられた洗剤を米国特許第35954
38号に記載されているものと類似の分配機によつて運
搬容器から直接分配する方法である。運搬容器は反転さ
れて洗剤デイスペンサ一貯槽上に置かれ、必要に応じて
貯槽から分配される洗剤を溶解するために水噴霧が用い
られる。また、5ないし10ガロン容量の運搬おけから
の粉末洗剤を溶解するためのシステムも知られている(
米国特許第4020865号参照)。簡単にいうと、運
搬容器中の固形粉末洗剤は、洗浄機の洗浄タンクに直接
普通に導入できるような形態にはない。一般に、粉末洗
剤を、例えは溶解を果たすための特殊な装置中で水で溶
解することによつて、液体にすることが好ましい。溶解
装置は洗浄機と物理的に離隔している必要はない。実際
、洗浄機の洗浄タンクの直上またはその側壁上に溶解/
分配機を設置することが普通におこなわれている。この
種のデイスペンサ一はいわゆるウオータ一・イン・レザ
バータイプ(ウオータ一・イン・レザバ一というとき、
これは上記のデイスペンサ一に制限されるわけではない
が、上記のような場合には、ウオータ一・イン・レザバ
ーデイスペンサ一が一般に単槽の器物洗浄機に用いられ
ている)である。典型的に、ウオータ一・イン・レザバ
ータイプのデイスペンサ一は貯槽中の粉末洗剤から、導
入される水の渦巻き作用もしくは攪拌作用により洗浄の
濃溶液を作るものである。この濃溶液は重力によりまた
は配管を通じて直接洗浄タンクに配送される。洗浄タン
ク中の洗剤の濃度は米国特許第3680070号に記載
されているものと同様の導電性検出制御装置によつて維
持することができる。その他種々の装置によつて粉末洗
剤を溶解し、分配することができ、またその装置を洗浄
機上に直接設置することができる。
例えば、米国特許第4063663号に、粉末洗剤を円
錐形もしくは半球形のスクリーン上に設置し、このスク
リーンの下方から水噴霧して洗剤を溶解するタイプのデ
イスペンサ一が記載されている。水噴霧によつて生成し
た濃溶液は収集され、洗浄タンクに導入される。このデ
イスペンサ一は、デイスペンサ一中で水の滞留がなく、
粉末洗剤の塊が乾燥状態のままでいるという点において
ウオータ一・イン・レザバータイプのものと異なり、そ
れ以外は、ウオータ一・イン・レザバータイプのものと
同様に動作する。その他の粉末洗剤デイスペンサ一とし
て4ないし6ポンドの洗剤を収容する小さなデイスペン
サ一がある。
このデイスペンサ一のホツパ一にはひしやくまたは小さ
な個々の(例えば、2ポンド)装入りの洗剤を用いるこ
とにより、洗剤を収容しているドラムから洗浄を補給す
ることができる。洗浄機用のデイスペンサ一として、別
々の化学薬品またはその混合物を充填した複数個のホツ
パ一からなるものも知られている。洗剤のプリケツトを
分配するための分配装置も知られている。
この点について、米国特許第2382163号、同第2
382164号、同第2382165号および同第24
12819号(すべてマクマホンの特許)参照。この場
合、洗剤プリケツトは変形したウオータ一・イン・レザ
バータイプの丸いポツト形デイスペンサ一から分配され
る。プリケツト(通常3個)はデイスペンサ一の直径に
わたつて約1−インチの幅のスロツ卜を形成するメツシ
ユバスケツト中に保持されている。溶解作用は最下部の
プリケツトに向けられた水の流れによつておよび最下部
のプリケツトの浸漬部分の回りの水の渦巻き作用から得
られる。ウオータ一・イン・レザバータイプと同様、水
は貯槽中に滞留する。このタイプの装置は洗剤デイスペ
ンサ一の貯槽の補給が必要となつた時点を目視によつて
決定することができるという利点を有する。前記マクマ
ホンの特許は洗剤プリケツト組成およびその製法も開示
している。
この組成および製法にはケイ酸塩およびポリリン酸三ナ
トリウムもしくは炭酸ナトリウムが必要である。有機洗
剤およびトリポリリン酸塩を高程度に包んでなる棒状も
しくはケーキ状洗剤も知られている。(米国特許第39
39286号参照)。また洗剤を含有する圧縮錠剤も知
られている(米国特許第2738323号および同第3
417024号参照)。
堅い表面の噴霧洗浄(例えば、器物洗浄)用の通常の規
格化もしくは工業的洗浄機へ固形洗剤を分配する分野に
おいて、プリケツト状の洗剤は粉末状のものに比べて劣
つている。
この発明は上記事情に鑑みてなされたものであつて、そ
の目的は塩素安定性、溶解度の差、偏離および安全件の
問題を最小限に抑制することのできる洗剤含有製品並び
にその製造方法および使用方法を提供することにある。
この目的は使い捨て可能な型中に固形の注型洗剤を成形
し、この製品を型と洗剤の組合せから直接分配しまたは
使用することによつて達成される。すなわち、注型洗剤
と使い捨て可能な型との組合せによつて実質的に一つの
表面(型中において支持されていない表面)から溶解し
た固形洗剤を分配できるような製品が提供されるのであ
る。この洗剤製品は、塩素源および(または)脱泡剤を
注型洗剤中に封入されたプラグもしくは芯として含有さ
れることによつて塩素安定性および溶解度差の問題がさ
らに減少する。したがつて、この発明はアルカリ性水和
性固形成分および少なくとも1種の他の固形成分を含有
する立体の固形注型洗剤組成物、およびこの洗剤組成物
を一表面を除く全ての表面で囲包する収容体形状の型か
らなる製品並びにその製造方法および使用方法に関する
ものである。
上記洗剤組成物は、通常、水溶液の状態で各成分を混合
し、加熱し、この溶液を冷却して増稠化するとともに水
和性成分の水和化を生じさせ、この溶液を型中に注入し
、これを固化させることによつて得られる。上記プラグ
もしくは芯はあらかじめ成形しておき、上記水溶液を型
に注入後固化する前に挿入することができる。上記注型
洗剤は使い捨て可能な型に残したままこれを洗剤分配装
置に配置し、そこで液噴霧によつて型の開放部を介して
型から溶出される。
以下この発明を各項目に分けてさらに詳しく説明する。
原料 この発明の注型洗剤組成物を製造するために必要な一つ
の成分は水和性化学薬品である。
この「水和性化学薬品」は水和の別々の状態および連続
した状態の双方を形成できる化学薬品を含み、水を吸収
もしくは結合して(例えば、薬品1モル当り水0.2〜
20モル)上記状態のいずれかの水和を生成し得る化学
薬品を意味する。この水和性化学薬品は普通アルカリ性
である。すなわち、これはその1重量?水溶液が23℃
で…値7.0を越える。この発明に用いられる洗剤組成
物は高アルカリ性であるから、その水和性化学薬品(成
分)はそれ自体アルカリ性であることが好ましい。この
発明に有用な水和性化学薬品には、水酸化ナトリウムお
よび水酸化カリウムのような水酸化アルカリ金属;メタ
ケイ酸ナトリウムのようなケイ酸塩;リン酸塩とくに式
MO−(−PO3M+。またはPO3M−(−PO3
MチNPO3M(ここで、Mはアルカリ金属、nは1な
いし約60)で示されるリン酸塩例えはオルソリン酸ナ
トリウムもしくはオルソリン酸カリウム、およびピロリ
ン酸ナトリウム、ピロリン酸カリウム、トリポリリン酸
ナトリウム等のアルカリ性縮合リン酸塩等;炭酸ナトリ
ウムおよび炭酸カリウムのような炭酸塩;ホウ酸ナトリ
ウムのようなホウ酸塩;ゼオライト等が含まれる。二つ
の水和件化学薬品の組合せ例えは水酸化ナトリウムとト
リポリリン酸ナトリウムはことに有用である。この発明
の洗剤組成物の第二の必要成分は水である。
水は洗剤成分を含有する溶液を生成するために用いられ
る。この溶液は型に注入され水和性化学薬品が水と水和
物を形成するに従つて固化する。水は別個にまたは他の
成分と組合せ(例えば、水酸化ナトリウムの50%水溶
液として)て加えられる。この発明には少なくとも二つ
の固形成分が必要である。
固形成分が一つだけであると、溶解度差および偏離の問
題は存在しないであろうし、注型組成物を成形する利点
もほとんどない。通常の粉末洗剤組成物に対する注型洗
剤組成物の利点は以後さらに詳しく述べる。既述の成分
に加えて、その他の通常の洗剤成分および充填剤を添加
してもかまわない。
例えば、有効塩素源および脱泡剤を加えることは普通で
ある。多くの塩素源を用いることができ、例えば、ジク
ロルイソシアヌル酸ナトリウムニ水和物のような塩素化
イソシアヌル酸塩および次亜塩素酸ナトリウムや次亜塩
素酸リチウムのような次亜塩素酸塩がある。以後さらに
詳細に記すように、この発明の洗剤組成物に有効塩素含
有成分を含有させる場合、これをあらかじめ成形したプ
ラグもしくは芯として含ませるのが好ましい。脱泡剤も
また洗剤組成物中に普通に用いられる。典型的に、「脱
泡剤」とは泡の安定性を減少させるに適した疎水性・親
水性バランスを持つ化合物である。疎水性は分子の親油
性部(例えば、芳香族アルキル基すなわちアラルキル基
;オキシプロピレン単位またはオキシプロピレン鎖ある
いは、オキシエチレン以外のオキシアルキレン基例えは
テトラメチレンオキシド)によつて提供される。親水性
はオキシエチレン単位、鎖もしくはプロツクおよび(ま
たは)エステル基(例えは、有機リン酸エステノり、塩
タイプの基もしくは塩形成基によつて提供される。典型
的には脱泡剤は疎水性基、プロツクもしくは鎖と親水性
エステル基、プロツク、単位もしくは鎖を有する非イオ
ン系有機表面活性重合体であるが、アニオン系、カチオ
ン系および両性イオン系脱泡剤も知られている。非イオ
ン系脱泡剤の例が米国特許第3048548号、同第3
334147号および同第3442242号に記載され
ている。リン酸エステルも同様に好適である。例えは、
式RO+PO3M+NR(ここで、nは既述のとおり、
そしてRは有機基またはM(既述のとおり)であつて少
なくとも一つのRはオキシアルキレン鎖のような有機基
)で示されるエステルがある。脱泡剤を含有させる場合
、これを、以後述べるように、あらかじめ成形したプラ
グもしくは芯として含めることができる。そしてあらか
じめ成形したプラグもしくは芯として含める場合、これ
は室温で固形のものもしくは他の成分と結合して固形と
なるものである。芯中の塩素源または脱泡剤をこれを囲
包する注型物から分離させるためにワツクス状物質をさ
らに加えてもかまわない。洗剤組成 上記水和性化学薬品またはその混合物は通常注型洗剤組
成物の少なくとも30重量?、好ましくは60重量?を
構成する。
水和水は通常注型洗剤組成物の少なくとも15重量%、
好ましくは25重量?を構成する。有効塩素生成成分お
よび脱泡剤のような性能改良添加剤は注型洗剤組成物の
少量すなわち5重量%以下を構成する。この発明の典型
的な三成分組成物は(1)リン酸塩またはその他の金属
イオン封鎖剤、(2)水酸化アルカリ金属および(3)
水からなるものである。
典型的な四成分または五成分組成物は脱泡剤および(ま
たは)中性無機塩(ハロゲン化アルカリ金属、硫酸アル
カリ金属等)および(または)塩素源および(または)
増稠剤、チキソトロープ剤、懸濁剤等をさらに含んでい
る。この発明の典型的な洗剤組成物は金属イオン(Mg
+8およびCa+8イオン)封鎖剤に縮合リン酸アルカ
リ金属を用いている。
しかしながらこの縮合リン酸塩の代換物が例えば米国特
許第3535285号、同第3579455号、同第3
700599号および同第3869436号に記載され
ている。
この発明に従う固形注型洗剤含有製品の一態様が添付の
第1図ないし第3図に符号1で示されている。
この製品1は使い捨て可能な容器もしくは型3とこの型
3内で注型または固化された洗剤2からなるものである
。運搬中、製品1には蓋またはカバー5が設置されるの
が普通である。蓋またはカバー5は型3の材料と同一も
しくは類似の材料で形成することができる。以後述べる
ように、この材料は耐アルカリ性で不破壊性であり、安
価なものである。再使用する場合には高価な耐食性金属
もしくはプラスチツクを用いることができるが、「使い
捨て可能な」材料がほとんどの工業的用途には通常好ま
しい。第2図に示すように、注型洗剤組成物はその上表
面を除く全ての表面が型3によつて囲包されこれと接触
している。この発明の好ましい態様において、第2図お
よび第3図に示すように、注型洗剤はあらかじめ成形し
たプラグもしくは芯6を1個またはそれ以上含んでいる
少なくとも1個のプラグは、通常、塩素源よりなるもの
である。複数個のプラグを用いた場合、これらは通常別
種の相溶性のない成分からなるものである。例えは、一
つのプラグが塩素源よりなり、別のプラグが脱泡剤より
なる等である。一つのプラグに塩素源を導入し、別個の
プラグに脱泡剤を導入することによつて、塩素源と脱泡
剤との接触によつてしばしば生ずる塩素源の劣化とそれ
によつて結果する有効塩素の消失が抑制される。すなわ
ち、相容性のない成分をプラグとして導入することによ
つて、通常の粉末洗剤にまつわる安定性の問題が最小限
に抑制される。洗剤と芯として加えられる材料との反応
を抑制するために、芯材料または洗剤と反応しないフイ
ルムもしくは材料で芯材料を被包してもかまわない。こ
の被包は天然ワツクス、合成ワツクス、リン酸エステル
等によつておこなえる。次亜塩素酸カルシウムのような
有効塩素源のいくつかはプラグと洗剤の界面での反応が
非常に遅いので、これをフイルム等で被包する必要は、
通常ない。
しかしながら、ジクロルイソシアヌル酸ナトリウムニ水
和物のような他の塩素源は反応性により富んでおり、こ
の場合には上記フイルムを用いるのが有利である。型あ
るいは容器3はやや高い温度例えは150′F(65.
6℃)に耐えかつ所望の形状に成形できる耐アルカリ性
材料ならどのようなもので形成してもよい。
型は一般に「使い捨て」を意図している(すなわち、型
として再使用することを意図していない)ので、熱可塑
性樹脂、樹脂含浸厚紙等の安価な材料が好ましい。ガラ
スやセラミツクのような安価ではあるがもろい材料は取
扱いや運搬の点で好ましいものとはいえない。比較的柔
軟性のある材料が好ましい。プラスチツク(例えは、安
価な熱可塑性プラスチツク)製の型がことに有用である
。製造方法 以下、特定の成分に関して製造方法を記載するが、洗剤
溶液を調製し、これを型中に注入し、その水和性成分の
水和によつて固化させるために他の方法や類似の方法も
使用できる。
この発明のとくに有用な洗剤組成物はまず水酸化アルカ
リ金属(例えば水酸化ナトリウム)の50〜75重量?
水溶液50〜75重量部を約55〜65℃に熱すること
により生成される。水酸化アルカリ金属として他のもの
を用いてもよいが、水酸化ナトリウムがとくに有用であ
るので、以後水酸化ナトリウムに関してこの発明の製造
方法を記す。水酸化ナトリウムの50重量?水溶液は市
販されている。より高濃度の水酸化ナトリウムを含有す
る水溶液も市販されている(例えば73%)し、また5
0?水溶液に所望量の無水水酸化ナトリウムを加えるこ
とによつて調製できる。水酸化ナトリウムの水溶液は水
および無水水酸化ナトリウムを所望の割合で混合するこ
とによつても調製できる。上記水酸化ナトリウム水溶液
が約55ないし65℃の温度に達した後、これに無水ト
リポリリン酸ナトリウム30ないし40重量部を加える
。このトリポリリン酸ナトリウムは、通常、完全には溶
解しないので、連続的に混合することによつて懸濁させ
ておく。その後、所望により他の充填材および成分を加
えてもよい。ついでこの溶液を撹拌しながら冷却させる
。約10ないし15分間経過後、混合物は増稠し始める
。増稠し始めたなら、型側壁表面を少なくとも一部上昇
する程度に収容器形状の型に混合物を注入する。混合物
が冷却するにつれ、固化して注型組成物が生成する。固
化は一部固化によるが、主にトリポリリン酸ナトリウム
の水和により、一部には水酸化ナトリウムの水和による
と考えられる。固化後、注型洗剤は上部表面を除いて全
ての側面が型によつて囲包されこれと接触する。洗剤を
型に注入した後固化する前に第2図および第3図に示す
プラグ6のようなあらかじめ成形した芯もしくはプラグ
を加えてもかまわない。
プラグを加えた場合、洗剤はその回りで固化しこれを保
持する。どのような大きさ・形状のプラグでも使用でき
るが、第2図に示すように、洗剤の深さ全体にわたつて
いるのが好ましい。洗剤およびプラグが使用に際して溶
解されている間一定の成分比が得られるようにプラグは
固化洗剤の深さにわたつて延びている。別個に成形した
プラグを含有させる他の方法は大きな型中に小さな型を
1個またはそれ以上備えてなる型を用いるものである。
大きな型には注型洗剤が入り、小さな型には有効塩素源
または脱泡剤のような別の組成物が含有される。この組
成物は小さな型に注入されプレスされる。使用方法 この発明の固形注型洗剤含有製品は普通第4図に示され
ているように使用される。
第4図には洗剤分配装置10が示されている。この装置
は通常の規格化もしくは工業的洗浄機(図示せず)の一
部を構成していてもかまわない。洗剤2、あらかじめ成
形されたプラグ6および容器3よりなる製品1は水源1
4に接続された噴霧機構12上で反転状態に設置される
。水源14を動作させると、噴霧機購12によつて洗剤
2およびプラグ6の露出表面に水が吹付けられる。洗剤
とプラグは溶解しパイプ13を通つて洗浄機(図示せず
)の洗浄タンクへ流れる。洗剤2とプラグ6は実質的に
同一速度で溶解するように調製することができ、上記洗
浄タンクは一定比の成分によつて満たされる。噴霧時間
を制御することによつて、洗浄タンク中の洗剤の量した
がつて洗剤の濃度を制御することができる。以下この発
明の実施例を記す。
実施例中全ての「部」および「%」は重量基準である。
実施例 1 この発明の固形注型洗剤の8.8ポンドバツチ(約40
00グラム)を以下の工程によつて調製した。
水酸化ナトリウムの50%水溶液55部を撹拌機および
加熱機を備えた実験室用混合機に仕込んだ。
水酸化ナトリウム水溶液を約55〜60℃に熱した。こ
れに無水水酸化ナトリウム9部を加えた。この溶液を無
水水酸化ナトリウムが完全に溶解するまで攪拌した。無
水水酸化ナトリウムを加えたことによつて水酸化ナトリ
ウムの約57%水溶液が得られた。上記水溶液に無水ト
リポリリン酸ナトリウム36部を加え、混合した。
このトリポリリン酸塩は完全には溶解しなかつたが、混
合によつて懸濁させた。加熱することなく混合を溶液が
増稠し始めるまで続けた。これはトリポリリン酸塩の添
加後約10〜15分間であつた。上記混合物が増稠した
後、また流動性のある段階で6ポンド(約2700グラ
ム)を大径(開放1 、
1端)約6Σインチ(約16.5C1T
L)、小径約5Σインチ(約14CTfL)および深さ
約4−インチ(約11.5C!!l)のややテーパのつ
いた円筒状プラスチツク容器からなる収容器形状の型(
例えは第1図ないし第3図に示す型3)に注入した。
この混合物を型中で固化させた。これには約5分間要し
た。最終注型生成物の組成はほぼ次のとおりであつた。
実施例 2 50%水酸化ナトリウム水溶液の1部を脱泡剤1部で置
き代えた以外は実施例1と同一組成の生成物を製造した
脱泡剤はトリポリリン酸ナトリウムの添加に続いて添加
し、これを混合により、混合物が型中に注入されるまで
、均一に分散させた。注入時には混合物は充分に粘稠で
あり、均一分散体が維持された。最終注型生成物の組成
はほぼ次のとおりであつた。
実施例 3 実施例1の工程に従つて混合物を調製した。
50%水酸化ナトリウム水溶液53.57部、無水水酸
化ナトリウム8.77部および無水トリポリリン酸ナト
リウム35.06部を用いた。
この混合物を実施例1の型中に注入した。この混合物が
完全に固化する前に、直径約1インチ(約2,5Cfr
L)および長さ3−インチ(約9礪)で有効塩素源より
なるあらかじめ成形した円形プラグを型のほぼ中央に埋
設した。このプラグの長さは型の底面から混合物の表面
に達するものであつた。ついで混合物をプラグの回りで
固化させた。最終注型洗剤の組成は次のとおりであつた
上記有効塩素含有プラグは次の組成物を形成することに
よつて調製した。1υυ●υ 上記三成分を混合した後適当な大きさの円筒状ダイスに
充填し、これを液圧プレス中で約2000psiで圧し
た。
上記と同じ工程にしたがつて以下の二種の組成物からそ
れぞれ有効塩素含有プラグを製造した。
上記二種のプラグも有用であつた。実施例 4 この実施例は第2図および第3図のプラグ6を洗剤から
さらに分離させる方法を示している。
以下の二種の組成物を型圧約2000psiで圧縮成形
することによつてそれぞれプラグを得た。上記二つのプ
ラグを融点56.5℃よりやや高い温度に保持されたパ
ラフインワツクス中に浸漬しプラグの周壁および一端に
パラフインワツクスのフイルムを形成した。このワツク
スを冷却し固化した。これらプラグをそれぞれ実施例3
の工程に従つて実施例2の注型洗剤に挿入した。これら
プラグのいずれについても洗剤との界面における反応は
見られなかつた。実施例 5 実施例2の工程に従つて混合物を調製した。
50,水酸化ナトリウム52.57部、無水水酸化ナト
リウム8.77部、無水トリポリリン酸ナトリウム35
.06部および脱泡剤1部を用いた。
ついで、この混合物を実施例1の型に注入した。混合物
が児全に固化する前に実施例3のプラグと同様の塩素含
有プラグ2.6部を実施例3と同様に加えた。最終注型
洗剤の組成は以下のとおりであつた。実施例 6実施例
5と同一組成の固形注型洗剤を製造した。
ただし、脱泡剤を洗剤と混合しないでこれをプラグとし
て加えた。すなわち、二つのプラグを用い、その一方は
脱泡剤よりなり、他方は有効塩素源よりなるものであつ
た。二つのプラグは洗剤を注入後固化する前に型のほぼ
中央に挿入した。最終固形注型洗剤の組成は以下のとお
りであつた。
上記脱泡剤プラグは室温で粘稠のポリオキシアルキレン
グリコール60部およびリン酸モノアルキルエステルと
リン酸ジアルキルエステルとの固形混合物40部よりな
る混合物をリン酸エステルが溶融するまで加熱し、つい
で混合物が均一になるまで混合することによつて調製し
た。
ついで、この混合物を円筒状の型に注入し、冷却して室
温で固形のプラグを生成した。上記と実質的に同じ工程
に従つて、ポリエチレングリコール50部、ポリオキシ
アルキレングリコール25部、およびリン酸モノアルキ
ルエステルとリン酸ジアルキルエステルとの混合物25
部を用いて同様のプラグを製造した。
実施例 7 脱泡剤1部を実施例6と同様のプラグとして加えた以外
は実施例2と同一組成、同一工程で固形注型洗剤を製造
した。
実施例 8 以下の工程に従つて固形注型洗剤約6ポンドを製造した
撹拌機および加熱機を備えた実験室用混合装置に無水メ
タケイ酸ナトリウム40部および次亜塩素酸ナトリウム
の10%水溶液39部を仕込んだ。
この溶液を約55〜60℃に熱した。これに無水トリポ
リリン酸ナトリウム20部を加え、この溶液を増稠し始
めるまで加熱することなく混合した。この混合物が増稠
した後まだ流動性を示す状態でこれを実施例1と同様の
型に注入した。混合物が完全に固化する前に、前記工程
に従つて実施例6と同様の脱泡剤プラグ1部を加えた。
最終固形注型洗剤の組成はほぼ以下のとおりであつた。
40% メタケイ酸ナトリウム 35%水 20% トリポリリン酸ナトリウム 実施例 9 この実施例は前記各実施例のトリポリリン酸ナトリウム
が以下の反応工程に従つてトリメタリン酸ナトリウムと
水酸化ナトリウムとを反応させることによつてその場で
生成できることを示すものである。
ライトニング(Lightning)撹拌機を備えたジ
ヤケツト付ステンレス鋼製ビーカーに50%水酸化ナト
リウム水溶液約2200Tnlを加えた。
温度は70′F(21℃)であつた。ついで、トリメタ
リン酸ナトリウム粉末1440グラムをゆつくり加えた
。混合物の温度が100′F(38℃)になつたので冷
却した。トリメタリン酸ナトリウムの残りを徐々に加え
て1440グラムを全て加えた。この添加中に最高温度
200°F(93℃)に達した。数分間放置すると、混
合物は型に注入し固形注型洗剤として使用できる固体と
なつた。
実施例 10 この実施例は塩素化リン酸三ナトリウムが塩素源として
使用できることを示すものである。
以下の組成の固形注型洗剤を製造した。上記混合物を実
施例2の工程に従つて調製した。
この混合物約2360グラムを中央に取外し可能な2イ
ンチ径の円筒を有する型中に注入した。混合物が固化し
た後、円筒を引抜き中空円筒状キヤビテイを形成した。
この中空キヤビテイに塩素化リン酸三ナトリウム約34
0グラムを入れた。この塩素化リン酸三ナトリウムはそ
の融点以下に冷却すると固化した。このプラグの界面で
反応がいくぶん生じた。この反応は塩素化リン酸三ナト
リウムを注入する前に注型洗剤を完全に冷却することに
よつておよび(または)キヤビテイ表面をパラフインワ
ツクスまたはポリリン酸のモノおよびジアルキルエステ
ル等の不活性バリヤで被覆することによつて大きく減少
させることができる。実施例 11この実施例は非リン
酸塩系固形注型洗剤の製造例を示すものである。
撹拌機を備えたジヤケツト付きステンレス鋼製ビーカー
中で5−0%水酸化ナトリウム水溶液40部を1500
F(65.5℃)に熱した。これに無水水酸化ナトリウ
ム20部を加え、この混合物を溶融溶液が生成するまで
撹拌した。これにS102/Na20比2.54の液状
ケイ酸塩(フイラデルフイア・タウーツ製RUシリケー
卜)25部を加えたところ混合物の温度は約200′F
(93℃)に上昇した。この混合物を約150゜F(7
1℃)に冷却し、ポリアクリル酸ナトリウム15部を、
撹拌しながら、ゆつくり加えた。上記混合物をプラスチ
ツク容器に注入し冷却して固化させた。実施例 12 この実施例はこの発明の注型洗剤含有製品と従来の粉末
洗剤からの流出液中の有効塩素濃度を比較するためのも
のである。
上記従来の洗剤はトリポリリン酸ナトリウム、ジクロル
イソシアヌル酸ナトリウム(塩素源)、メタケイ酸ナト
リウムおよび水酸化ナトリウムからなる混合物であつた
。ジクロルイソシアヌル酸ナトリウムは混合物の約2.
8%を構成していた。用いた注型洗剤含有製品は実施例
5に示す組成および方法を用いて製造した。その塩素源
は注型洗剤のほぼ中央に位置するプラグとして加えた。
この注型洗剤含有製品は第4図に示したと同様の装置か
ら分配した。前記従来の洗剤は米国特許第368007
0号の第1図に示されているウオーター・イン・レザバ
ータイプのデイスペンサーから分配した。上記各デイス
ペンサーからの流出液サンプルを定期的に採集し、アル
カリ度について塩酸を用いてフエノ一ルフタレイン終点
まで滴定し、また有効塩素についてチオ硫酸ナトリウム
で通常のヨウ素滴定によつて測定した。
上記各デイスペンサーへ供給する流出用水の温度は約7
1℃であつた。各流出液中の洗剤量は流出液のアルカリ
度によつて決定した。理論的塩素回収率(CRPT)は
次式によつて算出した。結果を第5図に示す。
第5図中曲線aはこの発明に関し、曲線bは従来に関す
るものである。第5図かられかるように、この発明の固
形注型洗剤は従来の粉末洗剤と比べ塩素濃度が非常に均
一な流出液を与える。従来の洗剤の流出液中の塩素濃度
がまちまちであるのは各成分の溶解度の差によるためと
考えられる。比較例 この比較例は通常の従来O粉末洗剤の製造中に生ずる偏
離の効果を調べるためのものである。
この発明の固形注型洗剤には偏離はない(全成分が物理
的に結合しているから)ので、粉末洗剤についての偏離
は粉末洗剤の不利益を示すこととなる。用いた通常の粉
末洗剤は実施例12と同じものであつた。この粉末洗剤
は普通2ポンドパツケージとして包装されている。同一
製造バツチから得た7個の2ポンドパツケージを任意に
選択して分析に供した。理想的には各パツケージは四成
分を同一の割合で含んでいるはずである。各パツケージ
の内容物を秤量し、これを30ガロンドラム中で適当量
の水に溶解し1%(重量/容量)溶液とした。
これにより、各パツケージ中に存在する洗剤の量が異な
ることに基因するあらゆる変動が消去された。各ドラム
から100m1のサンプルを採集し、チオ硫酸ナトリウ
ムで標準的なヨウ素滴定を用いて有効塩素の割合(%)
を滴定した。結果は以下のとおりであつた。上記の結果
に示されているように有効塩素濃度は1.53から2.
00まで変動していた。
この変動は、一部は、粉末洗剤の混合および包装中に生
じる偏離によるものである。この偏離は恐らく第5図に
示す塩素回収率の変動をもたらす要因の一つであろう。
実施例 13 この実施例はこの発明の固形注型洗剤について塩素源を
直接洗剤に加えた場合と、塩素源を実施例3に示したよ
うなプラグとして加えた場合とを比較するためのもので
ある。
三種の塩素源を用いた。すなわち、ジクロルイソシアヌ
ル酸ナトリウムニ水和物(NaDCC−2H20)、次
亜塩素酸リチウム(LiOCt)および次亜塩素酸カル
シウム(Ca(0Ct)2)である。全ての組成物は実
施例1の工程に従つて製造し、第一の場合には塩素源を
直接加え(トリポリリン酸ナトリウムの添加(至)、第
二の場合には塩素源をプラグとして加えた。第三の場合
には塩素源プラグをパラフインワツクス(融点52.5
℃)に浸漬し、第四の場合には塩素源プラグをポリリン
酸のモノおよびジアルキルエステル(ワツクス状固体、
融点約65.6〜71℃)に浸漬した。用いた組成およ
び各時間経過後に残存している有効塩素(%)を表1に
示す。表1かられかるように、塩素源を洗剤に直接添加
した場合には塩素のほとんどが24時間以内に消失する
しかしながら、塩素源をあらかじめ成形したプラグとし
て加えた場合にはCa(0Ct)2およびLiOCtに
ついて優れた塩素安定性が得られる。塩素源をパラフイ
ンワツクスまたはポリリン酸のモノおよびジアルキルエ
ステルのフイルムで被覆した場合に最も良好な塩素安定
性が得られる。実施例 14 この実施例は囚通常の粉末洗剤(ScOre:エコノミ
ツクス・ラバラトリ一社製市販品)、(B)注型洗剤(
実施例5の生成物)および(C)脱泡剤をプラグとして
含有する注型洗剤(実施例6の生成物)からの脱泡剤の
分配の均一性を比較するためのものである。
これら各組成は脱泡剤を1%含有していた。通常の洗剤
(4)と実施例6の生成物(B)は同じ脱泡剤を含んで
いた。実施例6の生成物(0は実施例6で示した二種の
脱泡剤の混和物(この混和物はプラグに成形できる固形
生成物を得るために用いた)を含有していた。全ての試
験はホバートC−44単槽式皿洗い機でおこなつた。
洗剤囚を分配するためにウオータ一・イン・レザバータ
イプのC−11デイスペンサ一(エコノミツクス・ラバ
ラトリ一社製)を用いた。洗剤(B)および(0を分配
するためにホバートC−44皿洗い機に第4図に示すと
同様のデイスペンサ一を設置した。両方のデイスペンサ
一は米国特許第3680070号に記載されたタイプの
導電率検出制御装置によつて制御した。この制御装置は
洗浄タンク中の洗剤濃度が0.2%となるようにセツト
した。全ての試験において水温は約140ツF(65℃
)であつた。飲食物による汚れによつて生起される泡を
制御するために噴霧洗浄機用の洗剤には脱泡剤が含まれ
ている。
洗浄タンク中に泡があると、洗浄機中を循環する洗液中
に空気が取込まれることとなり、質量および運動エネル
ギーが減少し、汚れ除去が乏しいものとなる。洗浄タン
ク中に過剰の泡があると水圧が損失する。この水圧は水
ポンプの上流の洗浄分岐管に接続したマノメータで測定
できる。卵は普通の起泡性汚染であり、ここでの試験で
用いた。上記C−11デイスペンサ一は粉末洗剤を約4
ポンド収容するのが最適であり、通常の洗剤囚を4ポン
ド用いた。
洗剤(B)および(Oはそれぞれ約6ポンド用い、これ
らは実施例1で記載し、第1図ないし第4図に示される
形態であつた。水圧(水のインチ)は洗剤の仕込み時、
洗剤が約1/2分配された時、および洗剤が約4/5分
配された時に記録した。
マノメータによる記録は仕込んだ洗剤について(1)水
のみの場合、(2)洗剤添加後、(3)卵115グラム
添加後5分間経過後、および(4)卵100グラムをさ
らに添加後5分間経過後におこつた。仕込み時の試験と
洗剤1/2消費時の試験との間に充填バルブを開いて毎
分2ガロンの水を送り込み、洗浄水を新たにするために
洗浄タンクに供給されるすすぎ水によぬ洗浄タンクの普
通の希釈化に近似させた。
導電率検知制御装置は洗浄タンク中の洗剤濃度が0.2
%となるように設定した。デイスペンサ一に仕込んだ洗
剤の約1/2が残つたとき、マノメータによる記録をお
こない、前記2回の卵添加をおこなつた。記録は各卵添
加後5分間経過後におこなつた。また、デイスペンサ一
に仕込んだ洗剤の1/5がデイスペンサ一に残つた(4
/5が消費した)とき同様のことをおこなつた。仕込み
時の試験よりも洗剤1/2消費時の試験の方が厳しく、
また洗浄タンクの排水は各試験間でおこなわなかつたか
ら卵汚染濃度が累積されるので、洗剤1/2消費時の試
験よりも洗剤4/5消費時の試験の方が厳しい。
結果を表に示す。
表かられかるように、洗剤(Qが最も高く最も安定した
水圧を示し、また洗剤(B)は洗剤(4)よりも高く安
定な水圧を示した。
高く安定な水圧は脱泡剤の供給が均一におこなわれてい
ることを示すものである。粉末洗剤(4)中の脱泡剤が
表面に浮遊し、デイスペンサ一中で油状膜を形成した。
この結果脱泡剤は均一に分配されることなくスラグとし
て分配されたものと考えられる。これに対し、この発明
の固形注型洗剤については、洗剤および脱泡剤は同時に
分配され、その結果脱泡剤が均二に分配されることとな
る。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の注型洗剤含有製品の一部破断側面図
、第2図はこの発明の他の注型洗剤含有製品の断面図、
第3図は第2図に示す製品の頂面図、第4図は第2図に
示す製品をデイスペンサ一に設置した状態で示す図、そ
して第5図はこの発明に従つて製造された注型洗剤の塩
素分配性を従来の粉末洗剤のそれとともに示すグラフ。 2・・・・・・注型洗剤、3・・・・・・使い捨て可能
な型、5・・・・・・蓋、6・・・・・・添加剤プラグ
、10・・・・・・デイスペンサ一 12・・・・・・
噴霧機。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 少なくとも2種の固形成分よりなり、該固形成分の
    うち少なくとも1種が水酸化アルカリ金属を含むアルカ
    リ性の水和性化学薬品よりなり、第2の固形成分として
    金属イオン封鎖剤を含み、該水和性化学薬品を少なくと
    も30重量%含有する立体固形注型水和洗剤組成物であ
    つて各成分が均一に配合されているもの;並びに前記洗
    剤組成物の一表面を除く全ての表面と接触するように囲
    包する受容体形状の型よりなる固型注型洗剤含有製品。 2 型がそこで洗剤組成物を注型し固化したものである
    特許請求の範囲第1項記載の製品。 3 洗剤組成物が少なくとも15重量%の水和水を含有
    する特許請求の範囲第1項記載の製品。 4 型に蓋が取りつけられていることを特徴とする特許
    請求の範囲第2項記載の製品。 5 少なくとも一側において洗剤組成物と接触するよう
    に囲包された、少なくとも1個のあらかじめ成形された
    芯であつて有効塩素源または脱泡剤からなるものを含ん
    でなることを特徴とする特許請求の範囲第2項記載の製
    品。 6 芯が有効塩素源よりなることを特徴とする特許請求
    の範囲第5項記載の製品。 7 芯が脱泡剤よりなることを特徴とする特許請求の範
    囲第5項記載の製品。 8 少なくとも2個の芯を含んでなり、この芯の少なく
    とも一つは有効塩素源よりなり、および少なくとも他の
    一つは脱泡剤よりなることを特徴とする特許請求の範囲
    第5項記載の製品。 9 芯が不活性フィルムにより洗剤組成物から分離され
    ていることを特徴とする特許請求の範囲第5項記載の製
    品。 10 少なくとも二種の固形成分よりなり、この成分の
    少なくとも一種が水酸化アルカリ金属を含むアルカリ性
    の水和性化学薬品よりなり、第2の固形成分として金属
    イオン封鎖剤を含み、該水和性化学薬品を少なくとも3
    0重量%含有する立体固形注型洗剤組成物であつて各成
    分が均一に配合されているもの、および前記洗剤組成物
    の一表面を除く全ての表面と接触するように囲包する受
    容体形状の型よりなる固形注型洗剤含有製品を洗浄領域
    に洗剤を分配するための分配装置に設置して前記洗剤組
    成物の露出表面を前記分配装置の内部に露出させ、前記
    洗剤組成物の露出表面に水性液体を接触させて前記洗剤
    組成物を含有する洗浄液を形成し、しかる後前記洗浄液
    を前記洗浄領域に分配することを特徴とする固型注型洗
    剤含有製品の使用方法。 11 (a)水酸化アルカリ金属の50ないし75重量
    %水溶液約50ないし75重量部を約55ないし65℃
    に熱し、(b)前記水溶液に金属イオン封鎖剤約30な
    いし40重量部を配合し、(c)得られた溶液を混合し
    ながら冷却し増稠させ、(d)この増稠した溶液を受容
    体形状の型に少なくともその側面に達するようにかつ頂
    面が前記型によつて支持されないように注入し、(e)
    前記型中で前記増稠した溶液を固化させることを特徴と
    する固形注型洗剤含有製品の製造方法。 12 水酸化アルカリ金属が水酸化ナトリウムである特
    許請求の範囲第11項記載の製造方法。 13 金属イオン封鎖剤がトリポリリン酸ナトリウムで
    ある特許請求の範囲第12項記載の製造方法。 14 工程(d)の後工程(e)の前に、増稠した溶液
    に少なくとも1個のあらかじめ成形した添加剤芯を挿入
    することを特徴とする特許請求の範囲第11項記載の製
    造方法。 15 添加剤芯の少なくとも一つが有効塩素源よりなる
    ことを特徴とする特許請求の範囲第14項記載の製造方
    法。 16 添加剤芯の少なくとも一つが脱泡剤よりなること
    を特徴とする特許請求の範囲第14項記載の製造方法。 17 金属イオン封鎖剤がリン酸ナトリウムまたはリン
    酸カリウムである特許請求の範囲第11項記載の製造方
    法。 18 金属イオン封鎖剤がポリリン酸ナトリウムである
    特許請求の範囲第11項記載の製造方法。 19 金属イオン封鎖剤がトリメタケイ酸ナトリウムま
    たはトリメタケイ酸カリウムである特許請求の範囲第1
    1項記載の製造方法。 20 少なくとも一種の高分子電解質水質調節剤を添加
    することを特徴とする特許請求の範囲第11項記載の製
    造方法。
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