JPS5945205B2 - 超電導コイル - Google Patents
超電導コイルInfo
- Publication number
- JPS5945205B2 JPS5945205B2 JP14031778A JP14031778A JPS5945205B2 JP S5945205 B2 JPS5945205 B2 JP S5945205B2 JP 14031778 A JP14031778 A JP 14031778A JP 14031778 A JP14031778 A JP 14031778A JP S5945205 B2 JPS5945205 B2 JP S5945205B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- winding
- superconducting
- superconducting coil
- coil
- flange
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Containers, Films, And Cooling For Superconductive Devices (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は超電導巻線を巻回して成る超電導コイルに関す
るもので、特に、電磁機械力による超電導巻線の破断、
動き、くずれ等を防止することを目的としている。
るもので、特に、電磁機械力による超電導巻線の破断、
動き、くずれ等を防止することを目的としている。
従来、円筒形の超電導コイルとしては、第1図に示す構
成を有していた。
成を有していた。
即ち、図において、1は巻枠、2はこの巻枠1に巻回さ
れた超電導巻線、3は高張力の金属線又はテープから成
る補強巻線で、超電導巻線2を巻枠1に固定するために
設けられたものである。しかして、上記構成要素から成
る超電導コイルを励磁すると、コイルの超電導巻線2に
は、超電導巻線2に流れる電流とコイルに発生する磁界
との積に比例した電磁機械力が作用する。
れた超電導巻線、3は高張力の金属線又はテープから成
る補強巻線で、超電導巻線2を巻枠1に固定するために
設けられたものである。しかして、上記構成要素から成
る超電導コイルを励磁すると、コイルの超電導巻線2に
は、超電導巻線2に流れる電流とコイルに発生する磁界
との積に比例した電磁機械力が作用する。
即ち、第2図に示されるように、超電導巻線2を軸方向
に圧縮する電磁機械力と超電導巻線2を径方向に拡張す
る電磁機械力とが生じるものである。例えば、コイルが
比較的大型し、直径、長さがともに20儂又はそれ以上
であり、かつ、発生磁界が5T以上になると、累積され
る電磁機械力も強火なものとなり、特に、圧縮方向に作
用する電磁機械力は10トンを越える値となることもし
ばしばあり、この電磁機械力はコイルの長さが長くなる
ほど大きな値を示す。補強巻線3は、これら電磁機械力
による超電導巻線2の破断、動き、くずれ等を防止する
ために施されたものである。しかしながら、従来の超電
導コイルは、補強巻線3により径方向に拡張する電磁機
械力を抑制して超電導巻線2が巻枠1から離脱するのを
防止しているが、この補強巻線3は軸方向に圧縮する電
磁機械力に対しては、その抑制力は弱く何等効果を示さ
ない。
に圧縮する電磁機械力と超電導巻線2を径方向に拡張す
る電磁機械力とが生じるものである。例えば、コイルが
比較的大型し、直径、長さがともに20儂又はそれ以上
であり、かつ、発生磁界が5T以上になると、累積され
る電磁機械力も強火なものとなり、特に、圧縮方向に作
用する電磁機械力は10トンを越える値となることもし
ばしばあり、この電磁機械力はコイルの長さが長くなる
ほど大きな値を示す。補強巻線3は、これら電磁機械力
による超電導巻線2の破断、動き、くずれ等を防止する
ために施されたものである。しかしながら、従来の超電
導コイルは、補強巻線3により径方向に拡張する電磁機
械力を抑制して超電導巻線2が巻枠1から離脱するのを
防止しているが、この補強巻線3は軸方向に圧縮する電
磁機械力に対しては、その抑制力は弱く何等効果を示さ
ない。
このため、第3図に示されるように、超電導巻線2に軸
方向の収縮が生じていた。例えば、本発明者等が行なつ
た実験によれば、内径1507lt麗、外径235n)
長さ200nの超電導コイルを3.5Tまで励磁した後
に、超電導コイルの巻線2に約6nの軸方向の収縮が確
認された。このような現象は超電導コイルに機械的な損
傷をもたらして超電導コイルの性能を大きく低下させる
原因となつていた。本発明は上記のような従来のものの
欠点を除去するためになされたもので、超電導コイルの
励磁により生じる圧縮電磁機械力と同程度又はそれ以上
の所定値の軸方向圧縮力を予め超電導巻線に附与するこ
とにより超電導巻線の動きやくずれが生じない性能の優
れた超電導コイルを提供するものである。
方向の収縮が生じていた。例えば、本発明者等が行なつ
た実験によれば、内径1507lt麗、外径235n)
長さ200nの超電導コイルを3.5Tまで励磁した後
に、超電導コイルの巻線2に約6nの軸方向の収縮が確
認された。このような現象は超電導コイルに機械的な損
傷をもたらして超電導コイルの性能を大きく低下させる
原因となつていた。本発明は上記のような従来のものの
欠点を除去するためになされたもので、超電導コイルの
励磁により生じる圧縮電磁機械力と同程度又はそれ以上
の所定値の軸方向圧縮力を予め超電導巻線に附与するこ
とにより超電導巻線の動きやくずれが生じない性能の優
れた超電導コイルを提供するものである。
以下、図示実施例について本発明を説明する。
第4図において、4は超電導巻線2が巻回される巻軸、
5はこの巻軸4と一体に構成されているフランジ、6は
スライド部7を持ち、巻軸3に沿つてスライドするフラ
ンジであり、フランジ5とともに超電導巻線2の軸方向
端部の支持体を形成するものである。上記構成要素を有
する超電導コイルは、先ず、フランジ6を巻軸2に仮止
めして、このフランジ5とフランジ5及び巻軸4とで成
る巻枠に超電導巻線2の巻線作業を行なう。
5はこの巻軸4と一体に構成されているフランジ、6は
スライド部7を持ち、巻軸3に沿つてスライドするフラ
ンジであり、フランジ5とともに超電導巻線2の軸方向
端部の支持体を形成するものである。上記構成要素を有
する超電導コイルは、先ず、フランジ6を巻軸2に仮止
めして、このフランジ5とフランジ5及び巻軸4とで成
る巻枠に超電導巻線2の巻線作業を行なう。
そして、一対のフランジ5,6間に挟持された超電導巻
線2にフランジ6を介して、励磁の際に超電導巻線2に
加わる累積最大電磁機械力と同程度又はそれ以上の所定
値の軸方向圧縮力を附与することによつてこの超電導巻
線2を収縮させて、しかる後にスライド部7を溶接等に
より固定させ、フランジ6と巻軸4とを一体にする。こ
のようにして製造される本発明の超電導コイルにおいて
は、励磁を加えても、電磁機械力による超電導巻線2の
軸方向収縮は起らない。したがつて、これに伴なう超電
導巻線2の動き、くずれを防止することができるととも
に優れた励磁特性を得ることができる。第5図は上記に
基いて得られた本発明による超電導コイルの励磁特性を
従来の超電導コイルの励磁特性と比較したものである。
図において、点A,Nは本発明による超電導コイルの励
磁特性であり、超電導コイルは内径15011、外径2
3511、長さ200n、直径1.4211の超電導巻
線を3880回巻いたもので、可動フランジ6を介して
この超電導巻線2に約10トンの軸方向圧縮力を加えた
ものである。これに対して、点B,B′は従来の超電導
コイルの励磁特性であり、内径、外径、巻線の直径及び
巻回数を本発明による超電導コイルと同値のものとして
は、コイル長さを1931!lとしたものである。上図
から明らかなように、第1回目の励磁時に封いて本発明
による超電導コイルは点Aの電流、磁界値の励磁特性を
得ているのに対して、従来の超電導コイルは点Bの励磁
特性を示すにすぎず、数回の励磁後最終的に本発明のコ
イルには、超電導巻線の臨界電流の軌跡10に近い点N
まで電流が流れるのに対して、゜従来のものはその1/
2程度の点B′までしか流れないことが判る。又、従来
のものは励磁後に巻線2の軸方向の収縮による巻線2と
巻枠の離脱が見られたが、本発明のものには全く見られ
なく上記のように優れた性能を発揮することができた。
なお、上記実施例ではフランジ5,6に挟持された超電
導巻線2に所定値の軸方向圧縮力を附与して励磁時の軸
方向の収縮を防止しているが、第6図に示すように、他
の実施例として巻線2の外周に非磁性材の補強外筒8を
締めつけた後に、フランジ6を介して軸方向の圧縮力を
附与することもでき、この補強外筒8により軸方向の圧
縮力を附与する際に巻線2に生じる局部的なくずれを防
止できるとともに、励磁時において半径方向に拡散する
電磁機械力による巻線2の破断、動き等の防止にも特に
有効となる。
線2にフランジ6を介して、励磁の際に超電導巻線2に
加わる累積最大電磁機械力と同程度又はそれ以上の所定
値の軸方向圧縮力を附与することによつてこの超電導巻
線2を収縮させて、しかる後にスライド部7を溶接等に
より固定させ、フランジ6と巻軸4とを一体にする。こ
のようにして製造される本発明の超電導コイルにおいて
は、励磁を加えても、電磁機械力による超電導巻線2の
軸方向収縮は起らない。したがつて、これに伴なう超電
導巻線2の動き、くずれを防止することができるととも
に優れた励磁特性を得ることができる。第5図は上記に
基いて得られた本発明による超電導コイルの励磁特性を
従来の超電導コイルの励磁特性と比較したものである。
図において、点A,Nは本発明による超電導コイルの励
磁特性であり、超電導コイルは内径15011、外径2
3511、長さ200n、直径1.4211の超電導巻
線を3880回巻いたもので、可動フランジ6を介して
この超電導巻線2に約10トンの軸方向圧縮力を加えた
ものである。これに対して、点B,B′は従来の超電導
コイルの励磁特性であり、内径、外径、巻線の直径及び
巻回数を本発明による超電導コイルと同値のものとして
は、コイル長さを1931!lとしたものである。上図
から明らかなように、第1回目の励磁時に封いて本発明
による超電導コイルは点Aの電流、磁界値の励磁特性を
得ているのに対して、従来の超電導コイルは点Bの励磁
特性を示すにすぎず、数回の励磁後最終的に本発明のコ
イルには、超電導巻線の臨界電流の軌跡10に近い点N
まで電流が流れるのに対して、゜従来のものはその1/
2程度の点B′までしか流れないことが判る。又、従来
のものは励磁後に巻線2の軸方向の収縮による巻線2と
巻枠の離脱が見られたが、本発明のものには全く見られ
なく上記のように優れた性能を発揮することができた。
なお、上記実施例ではフランジ5,6に挟持された超電
導巻線2に所定値の軸方向圧縮力を附与して励磁時の軸
方向の収縮を防止しているが、第6図に示すように、他
の実施例として巻線2の外周に非磁性材の補強外筒8を
締めつけた後に、フランジ6を介して軸方向の圧縮力を
附与することもでき、この補強外筒8により軸方向の圧
縮力を附与する際に巻線2に生じる局部的なくずれを防
止できるとともに、励磁時において半径方向に拡散する
電磁機械力による巻線2の破断、動き等の防止にも特に
有効となる。
さらに、上記実施例においては、巻軸4に沿つてスライ
ドするフランジ6を溶接により固定したが、特にこれに
限定されることなく他の固定装置により実施することも
できる。
ドするフランジ6を溶接により固定したが、特にこれに
限定されることなく他の固定装置により実施することも
できる。
また、本発明による超電導コイルは円筒形コイルの他に
レーストラツク形コイルやオーバル形コイルにも拡く適
用することができる。
レーストラツク形コイルやオーバル形コイルにも拡く適
用することができる。
以上のように本発明によれば、超電導巻線は、一対のフ
ランジ間に挟持されて軸方向の所定値の圧縮力が附与さ
れているので、電磁機械力による巻線の動きやくずれの
ない優れた性能の超電導コイルを得ることができる。
ランジ間に挟持されて軸方向の所定値の圧縮力が附与さ
れているので、電磁機械力による巻線の動きやくずれの
ない優れた性能の超電導コイルを得ることができる。
第1図は従来の超電導コイルを示す縦断面図、第2図は
第1図の超電導巻線に加わる電磁機械力の方向を示す概
念図、一第3図は電磁機械力によつて超電導巻線の収縮
を示す概念図、第4図は本発明の一実施例による超電導
コイルを示す縦断面図、第5図は本発明による超電導コ
イルの特性を従来の超電導コイルと比較して示すグラフ
図、第6図は本発明の他の実施例による超電導コイルを
示す縦断面図である。 2・・・・・・超電導巻線、4・・・・・・巻軸、5,
6・・・・・・フランジ、8・・・・・・補強外筒、尚
、図中同一符号は同一或いは相当部分を示す。
第1図の超電導巻線に加わる電磁機械力の方向を示す概
念図、一第3図は電磁機械力によつて超電導巻線の収縮
を示す概念図、第4図は本発明の一実施例による超電導
コイルを示す縦断面図、第5図は本発明による超電導コ
イルの特性を従来の超電導コイルと比較して示すグラフ
図、第6図は本発明の他の実施例による超電導コイルを
示す縦断面図である。 2・・・・・・超電導巻線、4・・・・・・巻軸、5,
6・・・・・・フランジ、8・・・・・・補強外筒、尚
、図中同一符号は同一或いは相当部分を示す。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 巻軸と、この巻軸の両端部に形成されて超電導巻線
の軸方向端部を支持する一対のフランジと、上記巻軸と
一対のフランジとで成る巻枠に巻回される超電導巻線と
を備え、超電導巻線は上記一対のフランジ間に挾持され
て軸方向の所定値の圧縮力が附与されていることを特徴
とする超電導コイル。 2 フランジが溶接により巻軸に固定されたことを特徴
とする特許請求の範囲第1項記載の超電導コイル。 3 超電導巻線の外周に非磁性材の補強外筒を設けたこ
とを特徴とする特許請求の範囲第1項または第2項記載
の超電導コイル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14031778A JPS5945205B2 (ja) | 1978-11-13 | 1978-11-13 | 超電導コイル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14031778A JPS5945205B2 (ja) | 1978-11-13 | 1978-11-13 | 超電導コイル |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5567113A JPS5567113A (en) | 1980-05-21 |
| JPS5945205B2 true JPS5945205B2 (ja) | 1984-11-05 |
Family
ID=15265986
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14031778A Expired JPS5945205B2 (ja) | 1978-11-13 | 1978-11-13 | 超電導コイル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5945205B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011171625A (ja) * | 2010-02-22 | 2011-09-01 | Japan Superconductor Technology Inc | 超電導コイル |
| JP7701777B2 (ja) * | 2019-04-15 | 2025-07-02 | キヤノンメディカルシステムズ株式会社 | 超電導コイルアセンブリおよびその製造方法 |
-
1978
- 1978-11-13 JP JP14031778A patent/JPS5945205B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5567113A (en) | 1980-05-21 |
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