JPS5948842B2 - 球状黒鉛鋳鉄用黒鉛球状化剤とその製造方法 - Google Patents
球状黒鉛鋳鉄用黒鉛球状化剤とその製造方法Info
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- JPS5948842B2 JPS5948842B2 JP53163529A JP16352978A JPS5948842B2 JP S5948842 B2 JPS5948842 B2 JP S5948842B2 JP 53163529 A JP53163529 A JP 53163529A JP 16352978 A JP16352978 A JP 16352978A JP S5948842 B2 JPS5948842 B2 JP S5948842B2
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- Refinement Of Pig-Iron, Manufacture Of Cast Iron, And Steel Manufacture Other Than In Revolving Furnaces (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、球状黒鉛鋳鉄製造用黒鉛球状化剤に関するも
のである。
のである。
本発明者は共同発明者と共に特公昭35−8457号に
よりSo、 02〜0.08%を含有する亜共晶組成の
溶鉄に予めMgO,01〜0.15%を添加し、次にC
aO0049〜2.85%とCeO,001−0,15
%とを添加して黒鉛を球状化する亜共晶鋳鉄の製造方法
を開示したが、この方法の特徴は予めMgを添加するこ
とによって、次に加えられるCaによる球状黒鉛化作用
を抑制する壊乱元素の影響を緩和する点にある。
よりSo、 02〜0.08%を含有する亜共晶組成の
溶鉄に予めMgO,01〜0.15%を添加し、次にC
aO0049〜2.85%とCeO,001−0,15
%とを添加して黒鉛を球状化する亜共晶鋳鉄の製造方法
を開示したが、この方法の特徴は予めMgを添加するこ
とによって、次に加えられるCaによる球状黒鉛化作用
を抑制する壊乱元素の影響を緩和する点にある。
また本発明者は特公昭34−855号によりFe80〜
10%、Ca80〜5%を基本成分とし、他にFeとC
aとに共通して強い親和力を有するSi。
10%、Ca80〜5%を基本成分とし、他にFeとC
aとに共通して強い親和力を有するSi。
AI、 Mnのうちから選ばれる何れか1種または2種
以上をそれぞれ55〜5%の範囲内で含有し、また必要
に応じてNiQ〜5%を含有するFe−Ca基合金より
なる鉄鋼精錬剤と前記精錬剤中にさらにCa含有量の1
75以下のアルカリ金属、アルカリ土類金属あるいは希
土類元素を含有する鉄鋼精錬剤を開示したが、これら精
錬剤は鋳鉄の黒鉛球状化剤としても使用することができ
る。
以上をそれぞれ55〜5%の範囲内で含有し、また必要
に応じてNiQ〜5%を含有するFe−Ca基合金より
なる鉄鋼精錬剤と前記精錬剤中にさらにCa含有量の1
75以下のアルカリ金属、アルカリ土類金属あるいは希
土類元素を含有する鉄鋼精錬剤を開示したが、これら精
錬剤は鋳鉄の黒鉛球状化剤としても使用することができ
る。
さらに本発明者は特開昭53−11112号により5i
10〜99.5%、AIo、05〜3%、Ca、 Mg
Oうちから選ばれる何れか少なくとも1種4%以下、非
金属介在物0.25%以下を含み、残部実質的にFeよ
りなり、かつ前記非金属介在物の成分組成がA1203
1〜12.5%、MgO,CaOノ何iか少なくとも1
種3〜60%、FeO3%以下、残部SiO2と不可避
的不純物よりなる鉄鋼改質用高純度フェロシリコンを開
示した。
10〜99.5%、AIo、05〜3%、Ca、 Mg
Oうちから選ばれる何れか少なくとも1種4%以下、非
金属介在物0.25%以下を含み、残部実質的にFeよ
りなり、かつ前記非金属介在物の成分組成がA1203
1〜12.5%、MgO,CaOノ何iか少なくとも1
種3〜60%、FeO3%以下、残部SiO2と不可避
的不純物よりなる鉄鋼改質用高純度フェロシリコンを開
示した。
このフェロシリコンは鋳鉄黒鉛球状化剤としても使用す
ることができる。
ることができる。
ところで、前記本発明者等の発明によっても判る様に、
Mg、 Ca、希土類元素はそれぞれ鋳鉄溶湯中の黒鉛
を球状化させるのに最も優れた元素であるが、溶湯の重
量に対しその使用量は僅少量でよいことと、また特にM
g、 Caは単体で使用する場合には鋳鉄溶湯と急激な
反応を生起して危険である等の理由から、通常多量のフ
ェロシリコン中に薄めて合金化させて使用されている。
Mg、 Ca、希土類元素はそれぞれ鋳鉄溶湯中の黒鉛
を球状化させるのに最も優れた元素であるが、溶湯の重
量に対しその使用量は僅少量でよいことと、また特にM
g、 Caは単体で使用する場合には鋳鉄溶湯と急激な
反応を生起して危険である等の理由から、通常多量のフ
ェロシリコン中に薄めて合金化させて使用されている。
フェロシリコン中に合金化されることの利点はフェロシ
リコンにより増量されて溶湯中により均一に分散され易
くなり、かつフェロシリコンも黒鉛球状化を促進し、゛
またフェロシリコン中のFeの存在により比重がより大
となり、鋳鉄溶湯深部に黒鉛球状化剤として添加された
場合浮上に時間がかがり溶湯との接触が長くなるばかり
でなく、Mg、 Caの高温における蒸気圧の大きいこ
とによる爆発的気化をSiと合金させて希薄にしたこと
によって抑制することにより黒鉛球状化歩留を向上させ
ることができる。
リコンにより増量されて溶湯中により均一に分散され易
くなり、かつフェロシリコンも黒鉛球状化を促進し、゛
またフェロシリコン中のFeの存在により比重がより大
となり、鋳鉄溶湯深部に黒鉛球状化剤として添加された
場合浮上に時間がかがり溶湯との接触が長くなるばかり
でなく、Mg、 Caの高温における蒸気圧の大きいこ
とによる爆発的気化をSiと合金させて希薄にしたこと
によって抑制することにより黒鉛球状化歩留を向上させ
ることができる。
また希土類元素を金属単体として生産することはコスト
が大となり、一般には希土類元素の珪化物すなわちミツ
シュメタルシリサイドとして生産することがコスト的に
最も低廉であり、また黒鉛球状化剤として最も優れてい
るからである。
が大となり、一般には希土類元素の珪化物すなわちミツ
シュメタルシリサイドとして生産することがコスト的に
最も低廉であり、また黒鉛球状化剤として最も優れてい
るからである。
しかしミツシュメタルシリサイドといえともそのままを
鋳鉄溶湯に使用する場合僅少量でよいため、溶湯中に均
一に添加するにはさらに多量のフェロシリコン中に薄め
て合金化して使用される場合が多い。
鋳鉄溶湯に使用する場合僅少量でよいため、溶湯中に均
一に添加するにはさらに多量のフェロシリコン中に薄め
て合金化して使用される場合が多い。
さて、前述のMg、 Ca、希土類元素をフェロシリコ
ン中に合金させて用いた場合、フェロシリコン中に含有
される介在物の量とその成分組成が、鋳鉄溶湯の黒鉛球
状化に大きく影響することを本発明者は先に知見して前
記特開昭53−11112号公報により合金中の金属態
元素の成分組成のほかに非金属介在物の成分組成をもそ
れぞれ限定した鉄鋼改質剤を提供したのである。
ン中に合金させて用いた場合、フェロシリコン中に含有
される介在物の量とその成分組成が、鋳鉄溶湯の黒鉛球
状化に大きく影響することを本発明者は先に知見して前
記特開昭53−11112号公報により合金中の金属態
元素の成分組成のほかに非金属介在物の成分組成をもそ
れぞれ限定した鉄鋼改質剤を提供したのである。
すなわち上記公報に記載した如くフェロシリコン中に非
金属介在物が含有されると鋳鉄の黒鉛球状化が妨害され
ることが多いので、極力非金属介在物の少ないフェロシ
リコンが要求されている。
金属介在物が含有されると鋳鉄の黒鉛球状化が妨害され
ることが多いので、極力非金属介在物の少ないフェロシ
リコンが要求されている。
このため非金属介在物の少ないフェロシリコンとその製
造方法が提案されており、例えば1969年9月ソビエ
ット連邦共和国で発行された5tal inEngli
shには75%Siフェロシリコン溶湯に鉄鉱石、石灰
石、石英の混合物等を添加して、前記溶湯中の非金属介
在物を前記混合物の溶融した溶滓と接触させることによ
り非金属介在物の少ないフェロシリコンとその製造方法
が記載されている。
造方法が提案されており、例えば1969年9月ソビエ
ット連邦共和国で発行された5tal inEngli
shには75%Siフェロシリコン溶湯に鉄鉱石、石灰
石、石英の混合物等を添加して、前記溶湯中の非金属介
在物を前記混合物の溶融した溶滓と接触させることによ
り非金属介在物の少ないフェロシリコンとその製造方法
が記載されている。
前記5tal in English第897頁には標
準75%フェロシリコン溶湯にアルミニウム除去処理が
施された75%フェロシリコン中の非金属介在物の総量
とその化学組成が下記第1表の如く記載されている。
準75%フェロシリコン溶湯にアルミニウム除去処理が
施された75%フェロシリコン中の非金属介在物の総量
とその化学組成が下記第1表の如く記載されている。
前記第1表より標準の75%フェロシリコンは、1〜3
%のAIと0.8〜1.2%程度の非金属介在物を含有
し、かつ前記非金属介在物は、17〜20.5%程度の
Al2O3と73〜76%程度のSiO2とより主とし
てなるアルミニウム珪酸塩であることが判る。
%のAIと0.8〜1.2%程度の非金属介在物を含有
し、かつ前記非金属介在物は、17〜20.5%程度の
Al2O3と73〜76%程度のSiO2とより主とし
てなるアルミニウム珪酸塩であることが判る。
また前記標準75%フェロシリコンに註に記載の01〜
3およびDによる溶滓処理をそれぞれ施すことにより、
AIの含有量は、例えば試料りについては、2.63%
より014%という非常に少ない値にまで減少し、かつ
非金属介在物の総量は、1.19%より0.224%に
減少していることが判る。
3およびDによる溶滓処理をそれぞれ施すことにより、
AIの含有量は、例えば試料りについては、2.63%
より014%という非常に少ない値にまで減少し、かつ
非金属介在物の総量は、1.19%より0.224%に
減少していることが判る。
しかしながら01〜3、あるいはDによる溶滓処理をそ
れぞれフェロシリコン溶湯に施しても、非金属介在物の
総量はそれぞれの処理に応じて、減少はするにも拘らず
、処理後のフェロシリコン中に残存する非金属介在物中
のアルミニウム珪酸塩の成分組成は大きくは変化せず、
例えばD処理した場合には、処理前のAl20320.
4%が処理後は15.4%と僅かに減少するに過ぎない
ことが判る。
れぞれフェロシリコン溶湯に施しても、非金属介在物の
総量はそれぞれの処理に応じて、減少はするにも拘らず
、処理後のフェロシリコン中に残存する非金属介在物中
のアルミニウム珪酸塩の成分組成は大きくは変化せず、
例えばD処理した場合には、処理前のAl20320.
4%が処理後は15.4%と僅かに減少するに過ぎない
ことが判る。
この場合、処理前後のSiO2はそれぞれ73.6%、
78.0%となっている。
78.0%となっている。
すなわち、従来の非金属介在物を減少させた高純度フェ
ロシリコンにあっては、例えば、前記5talに記載の
如く、その中のAI含有量は、0.14%であり、かつ
非金属介在物の総量は、0.224%と、それぞれ非常
に少量ではあるが、前記非金属介在物は、Al2031
5%以上からなるアルミニウム珪酸塩を主成分としてい
ることが明らかである。
ロシリコンにあっては、例えば、前記5talに記載の
如く、その中のAI含有量は、0.14%であり、かつ
非金属介在物の総量は、0.224%と、それぞれ非常
に少量ではあるが、前記非金属介在物は、Al2031
5%以上からなるアルミニウム珪酸塩を主成分としてい
ることが明らかである。
しかしながら、上記5tal記載の高純度フェロシリコ
ンを使用して球状黒鉛鋳鉄を製造する場合には、このフ
ェロシリコンに含まれる非金属介在物中のアルミニウム
珪酸塩が多いため黒鉛の球状化が不完全となることもあ
る。
ンを使用して球状黒鉛鋳鉄を製造する場合には、このフ
ェロシリコンに含まれる非金属介在物中のアルミニウム
珪酸塩が多いため黒鉛の球状化が不完全となることもあ
る。
本発明は、従来知られた鋳鉄の黒鉛球状化剤の有する欠
点を除去、改善した新規な球状黒鉛鋳鉄用黒鉛球状化剤
とその製造方法を提供することを目的とし、黒鉛球状化
を壊乱する金属態元素と共に非金属介在物の含有量なら
びに成分組成を限定した球状黒鉛鋳鉄用黒鉛球状化剤、
すなわちSi20〜60%、AIo、01〜2%、Mg
4〜16%、希土類元素5%以下、Ca5%以下、非金
属介在物0.25%以下を含み、残部実質的にFeより
なり、かつ前記非金属介在物はA120315%以下、
MgO。
点を除去、改善した新規な球状黒鉛鋳鉄用黒鉛球状化剤
とその製造方法を提供することを目的とし、黒鉛球状化
を壊乱する金属態元素と共に非金属介在物の含有量なら
びに成分組成を限定した球状黒鉛鋳鉄用黒鉛球状化剤、
すなわちSi20〜60%、AIo、01〜2%、Mg
4〜16%、希土類元素5%以下、Ca5%以下、非金
属介在物0.25%以下を含み、残部実質的にFeより
なり、かつ前記非金属介在物はA120315%以下、
MgO。
CaO1希土類元素の酸化物のうちから選ばれる少なく
とも1種1〜60%、FeO3%以下を含み、残部Si
O2および不可避的不純物とよりなり、MgO−Al2
O3系のスピネル型非金属介在物が極少であることを特
徴とする球状化黒鉛鋳鉄用黒鉛球状化剤とその製造方法
を提供することによって前記目的を達成することができ
る。
とも1種1〜60%、FeO3%以下を含み、残部Si
O2および不可避的不純物とよりなり、MgO−Al2
O3系のスピネル型非金属介在物が極少であることを特
徴とする球状化黒鉛鋳鉄用黒鉛球状化剤とその製造方法
を提供することによって前記目的を達成することができ
る。
次に本発明において成分組成を限定する理由を説明する
。
。
本発明において、Siは20%より少ない合金成分とし
て、添加するのに、経済的でなく、一方Siが60%よ
り多いものは、その製造コストが高く使用に不経済であ
るので、Siは20〜60%の範囲内にする必要があり
、40〜50%の範囲内で最も好適に使用することがで
きる。
て、添加するのに、経済的でなく、一方Siが60%よ
り多いものは、その製造コストが高く使用に不経済であ
るので、Siは20〜60%の範囲内にする必要があり
、40〜50%の範囲内で最も好適に使用することがで
きる。
本発明においてAIは0.01%より少ないものは、工
業的に安価に製造することが困難であり、一方2%より
多いものは、黒鉛球状化を阻害するのでAlは、0.叶
%〜2%の範囲内にする必要がある。
業的に安価に製造することが困難であり、一方2%より
多いものは、黒鉛球状化を阻害するのでAlは、0.叶
%〜2%の範囲内にする必要がある。
本発明においてMgは4%より少ないと、球状化剤の添
加量が多すぎて溶湯温度が低下するばかりでなく不経済
であり、一方16%より多いと製造の困難が多くなりコ
ストが嵩むのでMgは4〜16%の範囲内にする必要が
ある。
加量が多すぎて溶湯温度が低下するばかりでなく不経済
であり、一方16%より多いと製造の困難が多くなりコ
ストが嵩むのでMgは4〜16%の範囲内にする必要が
ある。
第2発明において希土類元素は5%より多いとコストが
嵩むだけでなく、それ以上には黒鉛球状化が促進されな
いので希土類元素は5%以下にする必要がある。
嵩むだけでなく、それ以上には黒鉛球状化が促進されな
いので希土類元素は5%以下にする必要がある。
本発明において非金属介在物の含有量が0.25%より
多いと黒鉛球状化が阻害され、0.25%以下にする必
要がある。
多いと黒鉛球状化が阻害され、0.25%以下にする必
要がある。
非金属介在物のAl2O3が15%より多いと同様に黒
鉛球状化が阻害されるのでAl2O3は15%以下にす
る必要がある。
鉛球状化が阻害されるのでAl2O3は15%以下にす
る必要がある。
本発明において非金属介在物中MgO,CaOのうちか
ら選ばれる何れか少なくとも1種が1%より少ない黒鉛
球状化剤は製造が困難であり、一方60%より多くする
必要がないので、非金属介在物中のMgO,CaOのう
ちから選ばれる何れか少なくとも1種は1〜60%の範
囲内にする必要がある。
ら選ばれる何れか少なくとも1種が1%より少ない黒鉛
球状化剤は製造が困難であり、一方60%より多くする
必要がないので、非金属介在物中のMgO,CaOのう
ちから選ばれる何れか少なくとも1種は1〜60%の範
囲内にする必要がある。
本発明において非金属介在物中MgO,CaO1希土類
元素の酸化物のうちから選ばれる何れか少なくとも1種
が1%より少ない黒鉛球状化剤は製造が困難であり、一
方60%より多くする必要がないので、非金属介在物中
のMgO,CaO1希土類元素の酸化物のうちから選ば
れる何れか少なくとも1種は1〜60%の範囲内にする
必要がある。
元素の酸化物のうちから選ばれる何れか少なくとも1種
が1%より少ない黒鉛球状化剤は製造が困難であり、一
方60%より多くする必要がないので、非金属介在物中
のMgO,CaO1希土類元素の酸化物のうちから選ば
れる何れか少なくとも1種は1〜60%の範囲内にする
必要がある。
本発明においてFeOは5%より多いと黒鉛球状化が阻
害されるので5%以下にする必要がある。
害されるので5%以下にする必要がある。
次に本発明の黒鉛球状化剤の製造方法について説明する
。
。
通常のフェロシリコン溶湯中の非金属介在物を必要によ
り既知の方法によりできるだけ除去した後、その溶湯中
にCaまたはCa合金を添加して非金属介在物の含有量
を0.25%以下にし、次いでその溶湯中にMgまたは
Mg合金を希土類元素または希土類元素合金と共にある
いは前後して添加することを特徴とするSi20〜60
%、AIo、01〜2%、Mg4〜16%、Ca5%以
下、希土類元素5%以下、非金属介在物0.25%以下
を含み、残部実質的にFeよりなり、かつ前記非金属介
在物はA1□0315%以下、MgO,CaO1希土類
元素の酸化物のうちから選ばれる何れか少なくとも1種
1〜60%、FeO3%以下を含み残部SiO2および
不可避的不純物とよりなり、MgO−Al2O3系のス
ピネル型非金属介在物が極少である球状黒鉛鋳鉄用黒鉛
球状化剤を製造することができる。
り既知の方法によりできるだけ除去した後、その溶湯中
にCaまたはCa合金を添加して非金属介在物の含有量
を0.25%以下にし、次いでその溶湯中にMgまたは
Mg合金を希土類元素または希土類元素合金と共にある
いは前後して添加することを特徴とするSi20〜60
%、AIo、01〜2%、Mg4〜16%、Ca5%以
下、希土類元素5%以下、非金属介在物0.25%以下
を含み、残部実質的にFeよりなり、かつ前記非金属介
在物はA1□0315%以下、MgO,CaO1希土類
元素の酸化物のうちから選ばれる何れか少なくとも1種
1〜60%、FeO3%以下を含み残部SiO2および
不可避的不純物とよりなり、MgO−Al2O3系のス
ピネル型非金属介在物が極少である球状黒鉛鋳鉄用黒鉛
球状化剤を製造することができる。
本発明によれば、通常市販のフェロシリコンを既知の方
法、例えば前記5tal1969年9月に記載された方
法で鉄鉱石、石灰石、石英の混合物を用いて取鍋中で、
あるいは珪酸塩−石灰石溶滓を用いて酸性炉中で精錬し
て溶湯中の非金属介在物の大部分を除去した後、Caあ
るいはCa合金を添加して溶湯中の非金属介在物の含有
量を0.25%以下にする必要がある。
法、例えば前記5tal1969年9月に記載された方
法で鉄鉱石、石灰石、石英の混合物を用いて取鍋中で、
あるいは珪酸塩−石灰石溶滓を用いて酸性炉中で精錬し
て溶湯中の非金属介在物の大部分を除去した後、Caあ
るいはCa合金を添加して溶湯中の非金属介在物の含有
量を0.25%以下にする必要がある。
従来市販のフェロシリコン溶湯中に、あるいは非金属介
在物を常法により大部分除去したフェロシリコン溶湯中
にMgまたはMg合金を添加した後CaまたはCa合金
を添加するか、もしくはMgまたはMg合金と共にCa
またはCa合金を添加して、溶湯中のMgおよびCaを
所定含有量としている。
在物を常法により大部分除去したフェロシリコン溶湯中
にMgまたはMg合金を添加した後CaまたはCa合金
を添加するか、もしくはMgまたはMg合金と共にCa
またはCa合金を添加して、溶湯中のMgおよびCaを
所定含有量としている。
しかしながら、上記従来方法(前記特開昭53−111
12号の製造方法を含む。
12号の製造方法を含む。
)によれば、Mgを添加することによってMgO−Al
2O3系のスピネル型非金属介在物が生成されて、これ
が黒鉛の球状化を妨害していることを本発明者は新規に
知見した。
2O3系のスピネル型非金属介在物が生成されて、これ
が黒鉛の球状化を妨害していることを本発明者は新規に
知見した。
さらに、前記スピネル型介在物をCaにより還元するこ
とは容易ではないことも知見した。
とは容易ではないことも知見した。
よって本発明によれば、Mgの添加以前に先ずCaを溶
湯中に添加して、Al2O3をCaによって下記反応式
の如<Atに還元する。
湯中に添加して、Al2O3をCaによって下記反応式
の如<Atに還元する。
Al2O3+3Ca=3CaO+2A 1かくして溶湯
中のAl2O3は極度に減少する。
中のAl2O3は極度に減少する。
このような溶湯中にMgあるいはMg合金を添加するこ
とにより初めて非金属介在物の極めて少ない、就中Mg
0−AI。
とにより初めて非金属介在物の極めて少ない、就中Mg
0−AI。
03系のスピネル型非金属介在物が極少の黒鉛球状化剤
を製造することができ、本発明の製造方法を完成したの
である。
を製造することができ、本発明の製造方法を完成したの
である。
本発明の黒鉛球状化剤において、Caの1部を同じく黒
鉛球状化能を有するCa以外のアルカリ土類金属Baお
よびまたはSrをもって代替することができる。
鉛球状化能を有するCa以外のアルカリ土類金属Baお
よびまたはSrをもって代替することができる。
次に本発明を実施例について説明する。
実施例 1
珪石で裏付した5屯低周波誘導炉を用い市販のJIS2
号フェロシリコンと鋼屑を配合して溶解して溶湯4屯を
溶製し、生石灰と珪石とを投入してCaO/Sin、、
比0.8(7)溶滓で精錬した後、Ca合金を添加して
後、予熱したマグネシア裏付の小容量の取鍋にそれぞれ
1屯づつ移注し、金属Mgと希土類金属のシリサイドを
添加量を種々かえて添加して、下記第1表に示す如き本
発明の黒鉛球状化剤をそれぞれ製造した。
号フェロシリコンと鋼屑を配合して溶解して溶湯4屯を
溶製し、生石灰と珪石とを投入してCaO/Sin、、
比0.8(7)溶滓で精錬した後、Ca合金を添加して
後、予熱したマグネシア裏付の小容量の取鍋にそれぞれ
1屯づつ移注し、金属Mgと希土類金属のシリサイドを
添加量を種々かえて添加して、下記第1表に示す如き本
発明の黒鉛球状化剤をそれぞれ製造した。
なお同表中非金属介在物は塩素法により残香分析を行な
った結果の値である。
った結果の値である。
実施例 2
実施例1で得た本発明のヒート番号1〜4の黒鉛球状化
剤と比較のため市販のJI32号フェロシリコンを同じ
く珪石で裏付した5屯低周波炉で溶解し、取鍋に移注し
た後Mg合金と希土類元素シリサイドを添加して後、カ
ルシウムシリコンを添加してMg9.5%、Cab、
8%、希土類元素0.85%、All、 32%、5i
46.5%残部Feノ黒鉛球状化剤(かかる製造方法は
従来既知であり、この方法によるものは市販されている
。
剤と比較のため市販のJI32号フェロシリコンを同じ
く珪石で裏付した5屯低周波炉で溶解し、取鍋に移注し
た後Mg合金と希土類元素シリサイドを添加して後、カ
ルシウムシリコンを添加してMg9.5%、Cab、
8%、希土類元素0.85%、All、 32%、5i
46.5%残部Feノ黒鉛球状化剤(かかる製造方法は
従来既知であり、この方法によるものは市販されている
。
)を用いて鋳鉄溶湯の黒鉛球状化テストを行った。
黒鉛球状化剤のそれぞれ1tの溶湯に対する添加量はそ
れぞれ1%であった。
れぞれ1%であった。
そして球状化剤を1屯溶湯に添加して直ちに鋳込んだ試
片と、添加後15分後鋳込んだ試片とについて抵抗力を
測定した。
片と、添加後15分後鋳込んだ試片とについて抵抗力を
測定した。
その結果を第2表に示す。
同表中市販品とあるのは前記従来既知の方法で溶製した
黒鉛球状化剤である。
黒鉛球状化剤である。
第2表において、黒鉛球状化剤を添加して直後に鋳込ん
だ試片の抗張力は市販黒鉛球状化剤によるものが最も大
で、本発明の黒鉛球状化剤によるものは何れもやや劣る
が、黒鉛球状化剤添加後15分後に鋳込んだ試片の抗張
力は本発明の黒鉛球状化剤を用いた試片がはるかに優れ
ていた。
だ試片の抗張力は市販黒鉛球状化剤によるものが最も大
で、本発明の黒鉛球状化剤によるものは何れもやや劣る
が、黒鉛球状化剤添加後15分後に鋳込んだ試片の抗張
力は本発明の黒鉛球状化剤を用いた試片がはるかに優れ
ていた。
すなわち本発明の黒鉛球状化剤は溶湯に添加後フェイデ
イングによる球状化した黒鉛の崩れは市販品を用いた場
合に比し極めて遅いことが判る。
イングによる球状化した黒鉛の崩れは市販品を用いた場
合に比し極めて遅いことが判る。
以上本発明の黒鉛球状化剤は従来のものに比し、極めて
優れていることが判る。
優れていることが判る。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 I Si20〜60%、AIo、01〜2%、Mg4
〜16%、希土類元素5%以下、Ca5%以下、非金属
介在物0.25%以下を含み、残部実質的にFeよりな
り、かつ前記非金属介在物はAl20315%以下、M
gO。 CaO1希土類元素の酸化物のうちから選ばれる何れか
少なくとも1種1〜60%、FeO3%以下を含み、残
部SiO2および不可避的不純物とよりなり、MgO−
Al2O3系のスピネル型非金属介在物が極少であるこ
とを特徴とする球状黒鉛鋳鉄用黒鉛球状化剤。 2 通常のフェロシリコン溶湯中の非金属介在物をでき
るだけ除去した後、その溶湯中にCaまたはCa合金を
添加して非金属介在物中のA1□03を15%以下にな
るよう温度、保持時間、添加量を調整してAIに還元し
、次いでこの溶湯中にMgまたはMg合金を希土類元素
合金と共にあるいは前後して添加し、Si20〜60%
、AIo、01〜2%、Mg4〜16%、Ca5%以下
、希土類元素5%以下、非金属介在物0.25%以下を
含み残部実質的にFeよりなり、かつ前記非金属介在物
はAl20315%以下、MgO,CaO1希土類元素
の酸化物のうちから選ばれる何れか少なくとも1種1〜
60%、FeO3%以下を含み残部SiO2および不可
避的不純物とよりなり、Mg0−A1□03系のスピネ
ル型非金属介在物が極少である黒鉛球状化剤を得ること
を特徴とする球状黒鉛鋳鉄用黒鉛球状化剤の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP53163529A JPS5948842B2 (ja) | 1978-12-28 | 1978-12-28 | 球状黒鉛鋳鉄用黒鉛球状化剤とその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP53163529A JPS5948842B2 (ja) | 1978-12-28 | 1978-12-28 | 球状黒鉛鋳鉄用黒鉛球状化剤とその製造方法 |
Related Child Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20668381A Division JPS5948843B2 (ja) | 1981-12-21 | 1981-12-21 | 球状黒鉛鋳鉄用黒鉛球状化剤とその製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5591911A JPS5591911A (en) | 1980-07-11 |
| JPS5948842B2 true JPS5948842B2 (ja) | 1984-11-29 |
Family
ID=15775596
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP53163529A Expired JPS5948842B2 (ja) | 1978-12-28 | 1978-12-28 | 球状黒鉛鋳鉄用黒鉛球状化剤とその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5948842B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2021516285A (ja) * | 2017-12-29 | 2021-07-01 | エルケム エイエスエイElkem Asa | 鋳鉄接種剤及び鋳鉄接種剤の製造方法 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4974111A (ja) * | 1972-11-16 | 1974-07-17 | ||
| JPS564623B2 (ja) * | 1972-12-25 | 1981-01-31 |
-
1978
- 1978-12-28 JP JP53163529A patent/JPS5948842B2/ja not_active Expired
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2021516285A (ja) * | 2017-12-29 | 2021-07-01 | エルケム エイエスエイElkem Asa | 鋳鉄接種剤及び鋳鉄接種剤の製造方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5591911A (en) | 1980-07-11 |
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