JPS5950800B2 - 無機質繊維板の製法 - Google Patents
無機質繊維板の製法Info
- Publication number
- JPS5950800B2 JPS5950800B2 JP49125794A JP12579474A JPS5950800B2 JP S5950800 B2 JPS5950800 B2 JP S5950800B2 JP 49125794 A JP49125794 A JP 49125794A JP 12579474 A JP12579474 A JP 12579474A JP S5950800 B2 JPS5950800 B2 JP S5950800B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- polyvinyl alcohol
- inorganic
- water
- weight
- fiberboard
- Prior art date
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明は無機質繊維板の製法に関する。
従来より無機質繊維板の製造は、例えば岩綿を多量に水
中にバインダーと共に分散させて抄造した後、加圧調厚
および加熱乾燥し、その後硬化することによつて行なわ
れていた。
中にバインダーと共に分散させて抄造した後、加圧調厚
および加熱乾燥し、その後硬化することによつて行なわ
れていた。
この際用いられるバインダーとしては各種デンプン、例
えば小麦粉デンプン、コンスターチ、馬れいしよデンプ
ンなどが用いられていた。しかしこれらデンプンをバイ
ンダーとして用いたのでは、得られる無機員繊維板は耐
水性能、とりわけ温水性能が悪く、吸湿膨潤し、機械的
性能が蓄しく低下する弱点があつた。またバインダーと
してポリビニルアルコールを用いると、加熱乾燥時にポ
リビニルアルコールが表面移行し、また熱風乾燥温度1
90℃時に無機質繊維板が着色し、さらにまた無機質繊
維板に十分な硬さが得られないなどの欠点が現われ、ポ
リビニルアルコールのもつ優れた接着性能を活かすこと
ができない。本発明はこれらの欠点を改善したもので、
あらかじめ熱処理をほどこすことにより得た、濃度0.
25重量%で35℃の水に5分間攪拌した時の溶解割合
が5%以下の冷水に難溶でかつ熱水に可溶なポリビニル
アルコール粉末および硼酸またはその塩からなるバイン
ダーおよび無機實繊維を含有する水性スラリーを製板し
、次いで加熱乾燥することを特徴とする無機質繊維板の
製法である。
えば小麦粉デンプン、コンスターチ、馬れいしよデンプ
ンなどが用いられていた。しかしこれらデンプンをバイ
ンダーとして用いたのでは、得られる無機員繊維板は耐
水性能、とりわけ温水性能が悪く、吸湿膨潤し、機械的
性能が蓄しく低下する弱点があつた。またバインダーと
してポリビニルアルコールを用いると、加熱乾燥時にポ
リビニルアルコールが表面移行し、また熱風乾燥温度1
90℃時に無機質繊維板が着色し、さらにまた無機質繊
維板に十分な硬さが得られないなどの欠点が現われ、ポ
リビニルアルコールのもつ優れた接着性能を活かすこと
ができない。本発明はこれらの欠点を改善したもので、
あらかじめ熱処理をほどこすことにより得た、濃度0.
25重量%で35℃の水に5分間攪拌した時の溶解割合
が5%以下の冷水に難溶でかつ熱水に可溶なポリビニル
アルコール粉末および硼酸またはその塩からなるバイン
ダーおよび無機實繊維を含有する水性スラリーを製板し
、次いで加熱乾燥することを特徴とする無機質繊維板の
製法である。
本発明によれば、あらか℃め熱処理をほどこし冷水への
溶解度を小さくしたポリビニルアルコール粉末および硼
酸またはその塩からなるバインダーを用いることにより
、製版時の無機質繊維スラリー中に分散したポリピニア
ルコール粉末の凝集ゲル化を防ぐと共にバインダーをよ
り均一に分散させ、かつ歩留り率を良くすることができ
、さらに加熱乾燥時においてポリピニアルコールが溶解
と同時に硼酸またはその塩によりゲル化し、ポリビニル
アルコールの表面移行を抑制するとともに強い接着力を
有する無機質繊維板を製造することができる。本発明で
用いるポリビニルアルコール粉末はあらかじめ熱処理し
て得た、濃度0.25重量%で35℃の水に5分間攪拌
した時の溶解割合が5%以下の冷水に難溶で、かつ熱水
に可溶なものであることが必要である。
溶解度を小さくしたポリビニルアルコール粉末および硼
酸またはその塩からなるバインダーを用いることにより
、製版時の無機質繊維スラリー中に分散したポリピニア
ルコール粉末の凝集ゲル化を防ぐと共にバインダーをよ
り均一に分散させ、かつ歩留り率を良くすることができ
、さらに加熱乾燥時においてポリピニアルコールが溶解
と同時に硼酸またはその塩によりゲル化し、ポリビニル
アルコールの表面移行を抑制するとともに強い接着力を
有する無機質繊維板を製造することができる。本発明で
用いるポリビニルアルコール粉末はあらかじめ熱処理し
て得た、濃度0.25重量%で35℃の水に5分間攪拌
した時の溶解割合が5%以下の冷水に難溶で、かつ熱水
に可溶なものであることが必要である。
この要件を満たさないポリビニルアルコール粉末では後
述する実験1No、1に示すとおり、優れた強度を有す
る無機質繊維板を得ることができない。また冷水に可溶
なポリビニルアルコール粉末では製板時無機實繊維スラ
リー中に分赦したポリビニルアルコール粉末の凝集ゲル
化を防ぐことができず、またバインダーを均一に分散さ
せることができないし、さらにまた製板時に水とともに
ポリビニルアルコールが溶解流失してしまう。
述する実験1No、1に示すとおり、優れた強度を有す
る無機質繊維板を得ることができない。また冷水に可溶
なポリビニルアルコール粉末では製板時無機實繊維スラ
リー中に分赦したポリビニルアルコール粉末の凝集ゲル
化を防ぐことができず、またバインダーを均一に分散さ
せることができないし、さらにまた製板時に水とともに
ポリビニルアルコールが溶解流失してしまう。
また熱水に不溶なポリビニルアルコール粉末では加熱乾
燥時にポリビニルアルコール粉末が溶解しないので強度
の優れた無機質繊維板を得ることができない。また本発
明によればバインダーとして接着力の強い熱処理したポ
リピニルアルエール粉末および硼酸またはその塩を使用
しているので、デンプンに比べ無機質繊維板に対するポ
リピニルアルコル粉末の使用量を少なくすることができ
、有機質分の少ない無機質繊維板を得ることも可能であ
る。本発明においてはこれらの熱処理したポリビニルア
ルコール粉末および硼酸またはその塩からなるバインダ
ーをアスベスト、石綿、ガラス繊維、岩綿等の繊維長が
1〜150E,好ましくは20〜30□、直匣が4〜5
0μ、好ましくは5〜10μめ無機質繊維と共に多量の
水中に配合し、水性スラリーとし、これを抄造または込
みなどにより製板し、次いで加熱乾燥することにより目
的とする無機質繊維を得ることができる。各成分の配合
配割合は無機質繊維100重量部に対し熱処理したポリ
ビニルアルコール粉末2〜20重量部、好ましくは3〜
10重量部、硼酸またはその塩2〜500重量部、好ま
しくは5〜100重量部である。無機質繊維に対する熱
処理したポリビニルアルコール粉末および硼酸またはそ
の塩の配合割合が上記重量部以下では満足な接着効果が
得られず、またこれ以上ではいたずらに繊維板中の可燃
物の量を増大させるだけであるので好ましくない。また
使用する水の量は無機質繊維100重量部に’対し20
00〜20000重量部が適当である。本本発明にお〜
・て使用する上記の特定のポリビニルアルコール粉末は
ポリビニルアルコール製造工.程中または製造後に熱処
理をほどこすことにより得ることができる。ポリビニル
アルコール粉末の鹸化度および重合度については、鹸化
度95モル,、重合度1000以上のものが好ましい。
また、ポリビニルアルコール粉末状で使用するの力、粒
.匝は10メッシュバス、とくに50メッシュバスの比
較的細かいものが適当である。本発明において硼酸また
はその塩とは、硼酸のほか硼砂、メタ硼酸ソース硼酸カ
リウム、硼酸アンモニウム等の水溶性の硼酸塩をさす。
燥時にポリビニルアルコール粉末が溶解しないので強度
の優れた無機質繊維板を得ることができない。また本発
明によればバインダーとして接着力の強い熱処理したポ
リピニルアルエール粉末および硼酸またはその塩を使用
しているので、デンプンに比べ無機質繊維板に対するポ
リピニルアルコル粉末の使用量を少なくすることができ
、有機質分の少ない無機質繊維板を得ることも可能であ
る。本発明においてはこれらの熱処理したポリビニルア
ルコール粉末および硼酸またはその塩からなるバインダ
ーをアスベスト、石綿、ガラス繊維、岩綿等の繊維長が
1〜150E,好ましくは20〜30□、直匣が4〜5
0μ、好ましくは5〜10μめ無機質繊維と共に多量の
水中に配合し、水性スラリーとし、これを抄造または込
みなどにより製板し、次いで加熱乾燥することにより目
的とする無機質繊維を得ることができる。各成分の配合
配割合は無機質繊維100重量部に対し熱処理したポリ
ビニルアルコール粉末2〜20重量部、好ましくは3〜
10重量部、硼酸またはその塩2〜500重量部、好ま
しくは5〜100重量部である。無機質繊維に対する熱
処理したポリビニルアルコール粉末および硼酸またはそ
の塩の配合割合が上記重量部以下では満足な接着効果が
得られず、またこれ以上ではいたずらに繊維板中の可燃
物の量を増大させるだけであるので好ましくない。また
使用する水の量は無機質繊維100重量部に’対し20
00〜20000重量部が適当である。本本発明にお〜
・て使用する上記の特定のポリビニルアルコール粉末は
ポリビニルアルコール製造工.程中または製造後に熱処
理をほどこすことにより得ることができる。ポリビニル
アルコール粉末の鹸化度および重合度については、鹸化
度95モル,、重合度1000以上のものが好ましい。
また、ポリビニルアルコール粉末状で使用するの力、粒
.匝は10メッシュバス、とくに50メッシュバスの比
較的細かいものが適当である。本発明において硼酸また
はその塩とは、硼酸のほか硼砂、メタ硼酸ソース硼酸カ
リウム、硼酸アンモニウム等の水溶性の硼酸塩をさす。
本発明においてはデンプン、ポリアクリルアミド、カル
ボキシメチルセルロースのような水溶性高分子やカチオ
ン系、アニオン系等のラテックスやエマルジョンを併用
することは自由である。
ボキシメチルセルロースのような水溶性高分子やカチオ
ン系、アニオン系等のラテックスやエマルジョンを併用
することは自由である。
さらに本発明の組成物に種種の目的に応じて、各種充填
剤、防腐剤、難燃処理斉ワックス等を混入させることも
できる。本発明により得られた無機質繊維板は天井材、
壁材など建築用板として用いられる。
剤、防腐剤、難燃処理斉ワックス等を混入させることも
できる。本発明により得られた無機質繊維板は天井材、
壁材など建築用板として用いられる。
次に実施例により本発明を説明する。
実施例1
無機質繊維としてロックウールを用い、表1のような組
成でロックウール板を抄造した後、熱風乾燥機中で16
0゜c、3時間加熱乾燦後、できたロックウール板を厚
さ10−巾20na,長さ70−の大きさにサンプリン
グし、これを20℃、R.H.65%の条件に調湿後、
曲げ強度を澗淀し島比較のため熱処理しないポリビニル
アルコール系について同様な条件で実験を行ない、結果
を表1に併記した。
成でロックウール板を抄造した後、熱風乾燥機中で16
0゜c、3時間加熱乾燦後、できたロックウール板を厚
さ10−巾20na,長さ70−の大きさにサンプリン
グし、これを20℃、R.H.65%の条件に調湿後、
曲げ強度を澗淀し島比較のため熱処理しないポリビニル
アルコール系について同様な条件で実験を行ない、結果
を表1に併記した。
表1から、本発明の実験1NQ2〜4の組成物をバイン
ダーとして用いて抄造し、加熱乾燥して得たロックウー
ル板は優れた曲げ強度を示しているのみならず、抄造時
のポリビニルアルコールの凝集がなく、作業性も良好で
あることがわかる。
ダーとして用いて抄造し、加熱乾燥して得たロックウー
ル板は優れた曲げ強度を示しているのみならず、抄造時
のポリビニルアルコールの凝集がなく、作業性も良好で
あることがわかる。
なお上記熱処理条件の異なるPVAll7HSを35℃
の水にそれぞれ0.25重量%になるよう添加し、5分
間攪拌し、濾液の濃度及び添加したPVAll7HSに
対する溶解したPVAll7HSの%を表2に示す。ま
た95℃の水に5分間添加したときの溶解性も併せて表
2に示す。表2から、PVAll7HSの溶解割合は、
添加する水に対するPVAll7HSの添加割合にょり
異なるが、約5%以下が表1に示すとおり抄造時に凝集
が少なく、また加熱乾燥後の曲げ強度も優れていること
がわかる。実施例2 実施例1の実験NQ3に於てPVAll7HSの代りに
PVAHS)PVAIl7Sを用い、熱処理条件130
℃、20分を前もつて行なつてから、実施例1と同じ条
件でロックウールを抄造し、次いで加熱乾燥して、ロッ
クウール板を得た。
の水にそれぞれ0.25重量%になるよう添加し、5分
間攪拌し、濾液の濃度及び添加したPVAll7HSに
対する溶解したPVAll7HSの%を表2に示す。ま
た95℃の水に5分間添加したときの溶解性も併せて表
2に示す。表2から、PVAll7HSの溶解割合は、
添加する水に対するPVAll7HSの添加割合にょり
異なるが、約5%以下が表1に示すとおり抄造時に凝集
が少なく、また加熱乾燥後の曲げ強度も優れていること
がわかる。実施例2 実施例1の実験NQ3に於てPVAll7HSの代りに
PVAHS)PVAIl7Sを用い、熱処理条件130
℃、20分を前もつて行なつてから、実施例1と同じ条
件でロックウールを抄造し、次いで加熱乾燥して、ロッ
クウール板を得た。
このロックウール板の曲げ強度を表3に示す。表3から
、熱処理をほどこして水への溶解度を低下させたポリビ
ニルアルコール粉末を使用すれば抄造時に凝集がなく、
また加熱乾燥後強度の優れた着色のないロックウール板
を得ることができることがわかる。
、熱処理をほどこして水への溶解度を低下させたポリビ
ニルアルコール粉末を使用すれば抄造時に凝集がなく、
また加熱乾燥後強度の優れた着色のないロックウール板
を得ることができることがわかる。
Claims (1)
- 1 あらかじめ熱処理をほどこすことにより得た、濃度
0.25重量%で35℃の水に5分間攪拌した時の溶解
割合が5%以下の冷水に難溶でかつ熱水に可溶なポリビ
ニルアルコール粉末と硼酸またはその塩からなるバイン
ダーおよび無機質繊維を含有する水性スラリーを製版し
、次いで加熱乾燥することを特徴とする無機質繊維板の
製法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP49125794A JPS5950800B2 (ja) | 1974-10-31 | 1974-10-31 | 無機質繊維板の製法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP49125794A JPS5950800B2 (ja) | 1974-10-31 | 1974-10-31 | 無機質繊維板の製法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5153070A JPS5153070A (en) | 1976-05-11 |
| JPS5950800B2 true JPS5950800B2 (ja) | 1984-12-10 |
Family
ID=14919028
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP49125794A Expired JPS5950800B2 (ja) | 1974-10-31 | 1974-10-31 | 無機質繊維板の製法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5950800B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS63155188U (ja) * | 1987-03-31 | 1988-10-12 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS49101487A (ja) * | 1972-12-13 | 1974-09-25 | ||
| JPS5015869A (ja) * | 1973-06-12 | 1975-02-19 |
-
1974
- 1974-10-31 JP JP49125794A patent/JPS5950800B2/ja not_active Expired
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS63155188U (ja) * | 1987-03-31 | 1988-10-12 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5153070A (en) | 1976-05-11 |
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