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JPS5951633B2 - 緻密かつしなやかなシ−ト状物 - Google Patents
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JPS5951633B2 - 緻密かつしなやかなシ−ト状物 - Google Patents

緻密かつしなやかなシ−ト状物

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Publication number
JPS5951633B2
JPS5951633B2 JP54114290A JP11429079A JPS5951633B2 JP S5951633 B2 JPS5951633 B2 JP S5951633B2 JP 54114290 A JP54114290 A JP 54114290A JP 11429079 A JP11429079 A JP 11429079A JP S5951633 B2 JPS5951633 B2 JP S5951633B2
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JP
Japan
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group
hydroxypiperidine
trimethyl
diethyl
aminopiperidine
Prior art date
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Expired
Application number
JP54114290A
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JPS5643478A (en
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稔 田中
英夫 中村
俊次 水口
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Toray Industries Inc
Original Assignee
Toray Industries Inc
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Publication date
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Publication of JPS5951633B2 publication Critical patent/JPS5951633B2/ja
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  • Synthetic Leather, Interior Materials Or Flexible Sheet Materials (AREA)
  • Polyurethanes Or Polyureas (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は複合シート状物に関するものである。
従来本発明者らは、例えば特公昭51−33601号公
報に記載されているようないわゆる高分子配列体繊維と
、特定構造のポリウレタン弾性体とからなる人造皮革を
提案してきた。かかる発明により得られた人造皮革はそ
の優れた立毛外観、触感、イージーケア性、多色性と堅
牢性、軽さ、加工収率の高さなど多数の優れた特長を持
ち、天然皮革とは一昧異なつた衣料素材として広く好評
を博していることは知られている。しかしかかる人造皮
革を天然皮革のうち特に高級とされるカーブ皮革などと
比較すると、緻密な構造、しなやかさにおいlていまだ
劣つていた。かかる観点から天然カーブの様な緻密な構
造をもち、かつしなやかさを得る為に、構成要素である
繊維とポリウレタン弾性体、及びそれらの複合体として
の構造と相互作用に関して、種々の検討Sを加えてきた
が、これらの性質を両立させることは非常に困難であり
、緻密な構造にすると硬く反撥性の大きいものとなり、
しなやかな風合が得られなかつた。
一方しなやかな風合の物は構造が粗になり且つ平滑性に
劣り特にその為に立毛を有する場合、立毛外観とかチヨ
ークマークの優美さに於て、劣るのは避けられなかつた
。またさらに上記の優れた人造皮革は衣料その他の2次
製品として、長期にわたり着用されたり、使用されたり
するが、この間ドライクリーニングや洗濯、アイロンが
け等の各種の処理とか、紫外線やNOxガス等による化
学変化の影響を受けて変褪色や強度の劣化のみでなく、
2次製品としての当初の優れた風合やタツチが経日と共
に変化を受けるのは避けられなかつた。
特に優美な立毛(ナツプ)が要求される高級スエードに
於ては、立毛外観やいわゆる゛チヨークマーク’’の優
美さが立毛の支持体の影響を大きく受け、支持体の経日
変化と共に優美さに欠けていくのは避けえなかつた。も
ちろん天然或いは人工の繊維製品は遅かれ早かれ、風合
変化や褪色等の品質変化がおこるのは避けられないが、
かかる優れた人造皮革の風合、タツチさらにスエード調
の場合優れた立毛外観をいつまでも失わせない要求は大
きい。本発明者らは、かかる従来の人造皮革に対して要
求される性能(即ち緻密でありかつ同時にしなやかで平
滑性に優れたもの、及び風合やタツチの経日変化の小さ
いもの)を種々の面からの検討に.より、達成すべく検
討してきた。
しかし高級天然皮革が有する様な緻密な構造と適当な張
りのあるしなやかな風合、触感を追求しようとすると、
表面の平滑性が劣るとか、着用による局部変形がおこる
とか、風合、触感が変化すSるとかの欠点が生じ、高級
皮革素材として不適当な性質を与える事が多かつた。
また経日着用による型くずれや風合変化に関しては従来
の人造皮革に用いられているポリウレタン弾性体を用い
たのでは不満足であつた。即ち高級天然皮革に匹敵す5
るような高級人造皮革を提供するに適したものは、これ
ら相反する性質を同時に満足するものでなくてはならず
、いまだ満足すべきものを見い出すには至つていなかつ
た。本発明者らはこれらの問題を克服するために、4人
造皮革中の繊維とポリウレタン弾性体の相互作用を考慮
し、繊維シートに適用した場合のポリウレタン弾性体の
組成、性質、構造及びその適用法に関して鋭意検討した
結果、本発明に到達したのである。
すなわち本発明の目的は、緻密な構造としなやかな風合
を有し、かつ長期間の着用や使用によりそのしなやかさ
が失なわれない様な風合保持性に優れた人造皮革を提供
することにある。
また優れた平滑性を有し立毛を有する場合は、優美な立
毛外観が得られしかもその立毛外観等の経日変化の少な
い人造皮革を提供する事にある。さらに本発明の別の目
的は長期間の着用や使用により受けるl紫外線、自動車
排ガス及びNOxガス等の暴露に対しても良好な耐変褪
色性を示す人造皮革を提供することにある。本発明の骨
子は次の通りである。
即ち繊維シートに分子量800以上の高分子ジオール、
有機ポリイソシアネート及び鎖伸長剤と、さらに必要に
応じ末端停止剤とから得られたポリウレタン弾性体であ
つて、鎖伸長剤および末端停止剤の2モル%以上が式〔
I〕で示されるヒンダードアミン化合物であるポリウレ
タン弾性体が含浸および/又は塗布されてなる複合シー
ト状物。〔但し式中R”は水素原子、C,〜C,。
のアルキル基、C2〜Cl2のアルケニル基、C7〜C
l2のアラルキル基、−(R゜O)n−H(但しR゜は
低級アルキレン基、nはl〜50の整数)。R”は水素
およびC,〜Cl2のアルキル基からなる群から選ばれ
る置換基。Xは水酸基、アミノ基およびC1〜Cl2の
モノアルキルアミノ基ならびにこれらの窒素原子または
酸素原子に結合している水素が一(R゜O)n−Hまた
は一(COR4COOR5O)m−Hで置換された基よ
りなる群から選ばれる置換基(但し、R゜,nは前述の
とおり。R”は有機ジカルボン酸残基、R゜は有機ジオ
ール残基、mは1〜15の整数を表わす。)、R’はC
,〜C,。の低級アルキル基、R″,R゜は同一または
相異なるC,〜C,2のアルキル基またはR″とR゜が
結合してC,〜C,。の環を形成しているもの。〕。本
発明により得られた複合シート状物は、従来のポリウレ
タン弾性体を用いた場合、両立させることが困難であつ
た緻密な構造としなやかな風合の両性質を有し、しかも
平滑性に優れかつその2次製品は長期間の着用や使用に
際して風合の硬化や軟化がおこりにくく風合保持性に優
れているという従来の人造皮革では達成出来なかつた優
れた特長を有している。
かかる従来の人造皮革で達成できなかつた、前記の優れ
た性質を有する為には特定のポリウレタン弾性体と特定
の繊維からなる繊維シートとを組合わせることによつて
初めて達成される。単にポリウレタン弾性体そのものの
性1質のみからは予想しがたいものである。まずポリウ
レタン弾性体について述べる。
分子量が800以上の高分子ジオールと、有機ポリイソ
シアネート及びグリコール鎖伸長剤とからなるポリウレ
タン弾性体を製造し、該ポリウレタンを繊1.維シート
に含浸および/または塗布することは既に公知であり、
一部の人造皮革で実用化されてきた。しかしかかる従来
のグリコール系ポリウレタン弾性体からの複合シート状
物は、構造は緻密になりやすいが硬目の風合になり、し
なやかさに乏2cしいものが得られやすく、また2次製
品の着用や使用で型くずれや風合軟化あるいは硬化が見
られ、本発明の目的に合致したものでなかつた。またジ
アミン伸長系ポリウレタンを使用した複合シート状物は
反撥弾性が大きすぎて、柔らかいがし2,かし、しなや
かさと緻密さに欠け、不満足なものであつた。驚くべき
事に本発明者らはポリウレタンに特定のヒンダードアミ
ン化合物が導入されてなるポリウレタン弾性体と繊維と
を組合せた複合シートは3前述の通り、緻密な構造を有
し、且つ緻密であるにもかかわらずしなやかな風合を有
し、しかも平滑性に優れそのしなやかさが長期の着用や
使用によつて失なわれない事、さらに立毛を有する場合
にはその立毛外観に優れており且つその経日変化3が少
ない事を見い出したのである。
これは単にポリウレタン弾性体のみの性質からは直接予
測できず、繊維状物と複合して初めてその良否がわかる
のである。ポリウレタンに特定のヒンダードアミン化合
物4を結合させて耐光性を向上させる例は、例えば、特
開昭53−1294,53−39385,53−393
95,5339396等で公知であるが、本発明の様な
繊維シートとの組み合せやシート状物については全く記
載や示唆はなく、ましてかかる複合シート状物の緻密さ
や風合のしなやかさ、風合の保持性が向上する効果は予
想もできないことであつた。
本発明のポリウレタン弾性体の構成々分となる高分子ジ
オールとしては両末端に水酸基を有し、分子量800以
上、好ましくは800〜4000を有し、好ましくは7
0℃以下の融点を有する、ポリエステルグリコール、ポ
リエーテルグリコール、ポリエーテルエステルグリコー
ル、ポリアセタールグリコール、ポリブタジエングリコ
ール等であり、その代表的なものとしては、ポリエチレ
ンアジペート、ポリプロピレンアジペート、ポリテトラ
メチレンアジペート、ポリヘキサメチレンアジペート、
ポリカプロラクトングリコーノレ、ポリ (エチレンオ
キシド)グリコール、ポリ (プロピレンオキシド)グ
リコール、ポリ (テトラメチレンオキシド)グリコー
ル等あるいはこれらの混合物が使用出来る。
本発明に使用される有機ポリイソシアネートとしては、
フエニレンジイソシアネート、トルイレンジイソシアネ
ート、ジフエニルメタン一4,4″−ジイソシアネート
、ジフエニルジメチルメタン一4,4″−ジイソシアネ
ート、ナフチレンジイソシアネート、ジフエニルジイソ
シアネート、エチレンジイソシアネート、テトラメチレ
ンジイソシアネート、へキサメチレンジイソシアネート
、リジンジイソシアネート、イソボロンジイソシアネー
ト、ジシクロヘキシルメタン−4,4″−ジイソシアネ
ート、シンクロヘキシルジメチルメタン4,4″−ジイ
ソシアネート、キシリレンジイソシアネート等およびそ
れらの混合物よりなる有機ジイソシアネート、さらにま
たこれらの有機ジイソシアネートとポリヒドロキシ化合
物との反応生成物、有機ジイソシアネートの三量化によ
つて得られる様なイソシアネート基含有のポリイソシア
ネート、またはドイツ特許明細書第1101394号の
方法によつて得られる様なビユレツト基含有のポリイソ
シアネート等である。
好ましいのは有機ジイソシアネート類、さらに好ましい
のは芳香族有機ジイソシアネートや脂環族有機ジイソシ
アネート類である。シート状物の強度、反撥弾性、耐染
色性から特に好ましくは、トルイレンジイソシアネート
、ジフエニルメタン一4,4″−ジイソシアネート、ジ
フエニルジメチルメタン一4,4″−ジイソシアネート
、ナフチレンジイソシアネート、ジシクロヘキシルメタ
ン−4,4’−ジイソシアネート、ジシクロヘキシルジ
メチルメタン−4,4’−ジイソシアネー:・またはそ
れらの混合物である。一定以上の強度、適当な反撥弾性
及び充分な耐熱性と耐染色性のあるシート状物を得る為
には、高分子ジオールに対して該有機ジイソシアネート
を1.7〜 6モル当量、より好ましくは1.8〜 5
モル当量用いる必要がある。
本発明で用いられる鎖伸長剤としては、一般に用いられ
ている有機ポリイソシアネートと反応する官能基を2個
有する低分子化合物が好ましく、グリコール類、ジアミ
ン類、アミノアルコール類等が用いられる。
本発明で使用されるグリコール系鎖伸長剤としては、エ
チレングリコール、プロピレングリコール、1,4−ブ
タンジオール、1,3−ブタンジオール、1,5−ペン
タンジオール、ネオペンチルグリコール、へキサンジオ
ール、シクロヘキサニンジオール、1,4−ビス(β−
ヒドロキシエトキシ)ベンゼン、N,N−ビス(β−ヒ
ドロキシエチル)アニリン、ジエチレングリコール、ト
リエチレングリコール等又はこれらの混合物である。
好ましくはエチレングリコール、プロピレン2グリコー
ル、1,4−ブタンジオール、1,4−ビス (β−ヒ
ドロキシエトキシ)ベンゼン等である。本発明で用いら
れる有機ジアミン鎖伸長剤の具体例を挙げると、P−フ
エニレンジアミン、m−こフエニレンジアミン、トリレ
ンジアミン、ナフチレンジアミン、4,4’−ジアミノ
ジフエニルメタン、4,4’−ジアミノジフエニルエー
テル、4,4’−ジアミノジフエニルチオエーテル、4
,4’−ジアミノジフエニルスルホン、4,4’−ジア
ミノ5−3,3’−ジメチルジフエニルメタン、4,4
’−ジアミノ−3,3’−ジクロルジフエニルメタン、
4,4’−ジアミノジフエニルジメチルメタン等の芳香
族有機ジアミン、エチレンジアミン、プロピレンジアミ
ン、メンサンジアミン、イソホロンジ4アミン、シクロ
ヘキシレンジアミン、4,4’=ジアミノジシクロヘキ
シルメタン、4,4’−ジアミノ−3,3’−ジメチル
ジシクロヘキシルメタン、キシリレンジアミン等の脂肪
族系有機ジアミン等、ヒドラジン、抱水ヒドラジン、カ
ルボジヒドラジド、有機ジカルボン酸ジヒドラジド(例
えばアジピン酸、セバシン酸、テレフタル酸、イソフタ
ル酸等のジヒドラジド)、ジセミカルバジド類およびジ
チオセミカルバジド類、アミノ酢酸ヒドラジド、α−ア
ミノプロピオン酸ヒドラジド、p−アミノ安息香酸ヒド
ラジド等のアミノカルボン酸ヒドラジド類等又はそれら
の混合物である。
芳香族有機ジアミン又は脂環族有機ジアミンが好ましく
、そのなかでも4,4’−ジアミノジフエニルメタン、
トリレンジアミン、4,4’−ジアミノジシクロヘキシ
ルメタン、4,4’−ジアミノ−3,3’−ジメチルジ
シクロヘキシルメタンが特に好ましい。本発明で用いら
れるヒンダードアミン化合物としては式〔I〕で示され
るものである。
その置換基の具体例としては、R”としては、水素原子
、メチル基、エチル基、プロピル基、ブチル基、オクチ
ル基、アリル基、プロペニル基、ブテニル基、イソプロ
ペニル基、リナリル基、ゲラニル基、ネリル基、ベンジ
ル基、ハロゲンや低級アルキル基または低級アルコキシ
基でベンゼン核の水素が置換されたベンジル基等であり
、R”は水素、メチル基、エチル基、等であり、R’は
メチル基、エチル基、プロピル基、ブチル基等であり、
Xとしては水酸基、アミノ基、メチルアミノ基、エチル
アミノ基、プロピルアミノ基、ブチルアミノ基、等であ
る。R″及びR゜は同一又は異なるメチル基、エチル基
、プロピル基、ブチル基等または、R″とR゜が結合し
たシクロペンチル基、シクロヘキシル基、シクロオクチ
ル基、シクロドデシル基等である。好ましくは、2,3
,6−トリメチル−2,6−ジエチル−4−ヒドロキシ
ピペリジン、1,2,3,6−テトラメチル−2,6−
ジエチルー4−ヒドロキシピペリジン、2,3,6−ト
リメチルーー], 2,6−トリエチル−4−ヒドロキ
シピペリジン、l−アリル−2,3,6−トリメチル−
2,6−ジエチル−4−ヒドロキシピペリジン、1−ブ
テニル一2,3,6−トリメチル−2,6=ジエチル−
4−ヒドロキシピペリジン、1−イソプレニル一2,3
,6−トリメチル−2,6−ジエチル−4−ヒドロキシ
ピペリジン、トーベンジル一2,3,6−トリメチル−
2,6−ジエチル−4−ヒドロキシピペリジン、2,3
,6−トリメチル−2,6−ジエチル−4−アミノピペ
リジン、1,2,3,6−テトラメチル2,6−ジエチ
ル−4−アミノピペリジン、2,3,6−トリメチル−
1,2,6−トリエチル−4−アミノピペリジン、1−
アリル−2,3,6−トリメチル−2,6−ジエチル−
4−アミノピペリジン、1−ブテニル一2,3,6−ト
リメチル−2,6−ジエチル−4−アミノピペリジン、
1−イソプロペニル一2,3,6−トリメチル−2,6
−ジエチル−4−アミノピペリジン、1−ベンジル一2
,3,6−トリメチル−2,6−ジエチル−4−アミノ
ピペリジン、2,3,6−トリメチル−2,6−ジエチ
ル−4−メチルアミノビペリジン、1,2,3,6−テ
トラメチル−2,6−ジエチル−4−メチルアミノビペ
リジン、2,3,6−トリメチル−1,2,6トリエチ
ル−4−メチルアミノピペリジン、1ーアリノレ一2,
3,6−トリメチル−2,6−ジエチル−4−メチルア
ミノピペリジン、1−ブテニル一2,3,6−トリメチ
ル−2,6−ジエチル−4−メチルアミノピペリジン、
1−イソプロペニル一2,3,6−トリメチル−2,6
−ジエチノレ一4−メチルアミノピペリジン、1−ペン
ジル一2,3,6−トリメチル−2,6−ジエチル−4
−メチルアミノピペリジン、2,3,6−トリメチル−
2,6−ジエチル−4−エチルアミノピペリジン、1,
2,3,6−テトラメチル2,6−ジエチル−4−エチ
ルアミノピペリジン、2,3,6−トリメチル−4,2
,6−トリエチノレ一4−エチルアミノピペリジン、1
−アリル−2,3,6−トリメチル−2,6−ジエチル
−4−エチルアミノピペリジン、1−ブテニル一2,3
,6−トリメチル−2,6−ジエチル−4−エチルアミ
ノピペリジン、1−イソプロペニル一2,3,6−トリ
メチル−2,6−ジエチル−4−エチルアミノピペリジ
ン、1−ベンジル一2,3,6−トリメチル−2,6−
ジエチル−4エチルアミノピペリジン、2,3,4,6
−テトラメチル−2,6−ジエチル−4−ヒドロキシピ
ペリジン、1,2,3,4,6−ペンタメチル一2,6
−ジエチル−4−ヒドロキシピペリジン、2,3,4,
6−テトラメチル−1,2,6−トリエチノレ一4−ヒ
ドロキシピペリジン、1アリル−2,3,4,6−テト
ラメチル−2,6ジエチル−4−ヒドロキシピペリジン
、1−ブテニル一2,3,4,6−テトラメチル−2,
6ジエチル−4−ヒドロキシピペリジン、1−イソプロ
ペニル一2,3,4,6−テトラメチル−2,6−ジエ
チル−4−ヒドロキシピペリジン、1−ベンジル一2,
3,4,6−テトラメチル−2,6−ジエチル−4−ヒ
ドロキシピペリジン、2,3,4,6−テトラメチル−
2,6−ジエチル−4−アミノピペリジン、1,2,3
,4,6一ペンタメチル一2,6−ジエチル−4−アミ
ノピペリジン−2,3,4,6−テトラメチル−1,2
,6−トリエチル−4−アミノピペリジン、1−アリル
−2,3,4,6−テトラメチル2,6−ジエチノレ一
4−アミノピペリジン、1ブテニル一2,3,4,6−
テトラメチル−2,6−ジエチル−4−アミノピペリジ
ン、1ーイソプロペニル一2,3,4,6−テトラメチ
ル2,6−ジエチノレ一4−アミノピペリジン、1−ベ
ンジル一2,3,4,6−テトラメチル−2,6−ジエ
チル−4−アミノピペリジン、2,3,6−トリメチノ
レ一2,4,6−トリエチル−4−ヒドロキシピペリジ
ン、1,2,3,6−テトラメチル−2,4,6−トリ
エチノレ一4−ヒドロキシピペリジン、2,3,6−ト
リメチル−1,2,4,6−テトラエチル−4−ヒドロ
キシピペリジン、1−アリル−2,3,6−トリメチル
−2,4,6−トリエチル−4−ヒドロキシピペリジン
、1−ブテニル一2,3,6−トリメチル−2,4,6
−トリエチル−4−ヒドロキシピペリジン、1−イソプ
ロペニル一2,3,6−トリメチル−2,4,6−トリ
エチル−4−ヒドロキシピペリジン、1−ーー一<ンジ
ル一2,3,6−トリメチル−2,4,6−トリエチル
−4−ヒドロキシピペリジン、2,3,6−トリメチル
−2,4,6−トリエチル−4−アミノピペリジン、1
,2,3,6−テトラメチノレ一2,4,6−トリエチ
ル−4−アミノピペリジン、2,3,6トリメチル−1
,2,4,6−テトラエチル−4アミノピペリジン、1
−アリル−2,3,6トリメチル−2,4,6−トリエ
チル−4−アミノピペリジン、1−ブテニル一2,3,
6−トリメチル−2,4,6−トリエチル−4−アミノ
ピペリジン、1−イソプロペニル一2,3,6−トリメ
チル−2,4,6−トリエチル−4−アミノピペリジン
、トーベンジル一2,3,6−トリメチノレ一2,4,
6−トリエチノレ一4−アミノピペリジン、2,6−ジ
メチル−2,6−ジプロピル−3−エチル−4−ヒドロ
キシピペリジン、1,2,6−トリメチノレ一2,6−
ジプロピル−3一エチル一4−ヒドロキシピペリジン、
2,6−ジメチル−2,6−ジプロピル−3−エチル−
1−ベンジル−4−ヒドロキシピペリジン、2,6−ジ
メチル−2,6−ジプロピル−3−エチル−4−アミノ
ピペリジン、1,2,6−トリメチル−2,6−ジプロ
ピノレ一3−エチノレ一4−アミノピペリジン、1−ベ
ンジル−2,6−ジメチル−2,6−ジプロピノレ一3
−エチル−4−アミノピペリジン等又はこれらの混合物
である。
別に好ましくは、2,3,6,6−テトラメチル−2−
エチル−4−ヒドロキシピペリジン、1,2,3,6,
6−ペンタメチル一2−エチル−4−ヒドロキシピペリ
ジン、2,3,6,6一テトラメチル一4,2−ジエチ
ル−4−ヒドロキ2シピペリジン、1−アリル−2,3
,6,6−テトラメチル−2−エチノレ一4−ヒドロキ
シピペリジン、1−ブテニノレ一2,3,6,6−テト
ラメチノレ一2−エチル−4−ヒドロキシピペリジン、
1−イソプロペニル一2,3,6,6−テトラメーチル
一2−エチル−4−ヒドロキシピペリジン、1−ベンジ
ル−2,3,6,6−テトラメチル−2−エチル−4−
ヒドロキシピペリジン、2,3,6,6−テトラメチル
−2−エチノレ一4−アミノピペリジン、1,2,3,
6,6−ペンタメ3チル−2−エチル−4−アミノピペ
リジン、2,3,6,6−テトラメチル−4,2−ジエ
チル−4−アミノピペリジン、1−アリル−2,3,6
,6−テトラメチル−2−エチノレ一4−アノピペリジ
ン、1−ブテニノレ一2,3,6,6−テト3.ラメチ
ル一2−エチル−4−アミノピペリジン、1−イソプロ
ペニル一2,3,6,6−テトラメチル−2−エチノレ
一4−アミノピペリジン、1−ベンジル−2,3,6,
6−テトラメチル−2−エチノレ一A−アミノピペリジ
ン、2,6,6−ト4ιリメチル−3−エチル−2−プ
ロピル−4−ヒドカキシピペリジン、1,2,6,6−
テトラメチノレ一3−エチル−2−プロピル−4−ヒド
ロキシピペリジン、2,6,6−トリメチル−4,3−
ジエチル−2−プロピル−4−ヒドロキシピペリジン、
1−アリル−2,6,6−トリメチル−3−エチノレ一
2−プロピル−4−ヒドロキシピペリジン、トーベンジ
ノレ一2,6,6−トリメチル−3−エチル−2−プロ
ピル−4−ヒドロキシピペリジン、2,6,6−トリメ
チル−3−エチル−2−プロピル−4−アミノピペリジ
ン、1,2,6,6−テトラメチル−3−エチノレ一2
−プロピノレ一4−アミノピペリジン、2,6,6−ト
リメJチル−4,3−ジエチル−2−プロピル−4−ア
ミノピペリジン、1−アリノレ一2,6,6−トリメチ
ル−3−エチル−2−プロピル−4−アミノピペリジン
、トーベンジル一2,6,6−トリメチノレ一3−エチ
ル−2−プロピル−4−アミノピペリジン、2,3−ジ
メチル−2,6,6−トリエチノレ一4−ヒドロキシピ
ペリジン、1,2,3−トリメチノレ一2,6,6−ト
リエチノレ一4−ヒドロキシピペリジン、2,3−ジメ
チル−1,2,6,6−テトラエチル−4−ヒドロキシ
ピペリジン、l−アリル−2,3−ジメチル−2,6,
6−トリエチル−4−ヒドロキシピペリジン、トーベン
ジル一2,3−ジメチル−2,6,6−トリエチル−4
−ヒドロキシピペリジン、2,3−ジメチノレ一2,6
,6−トリエチル−4−アミノピペリジン、1,2,3
−トリメチノレ一2,6,6−トリエチル−4−アミノ
ピペリジン、2,3−ジメチル−4,2,6,6−テト
ラエチル−4−アミノピペリジン、1−アリル−2,3
−ジメチル−2,6,6−トリエチノレ一4−アミノピ
ペリジン、トーベンジル一2,3−ジメチル−2,6,
6−トリエチル−4−アミノピペリジン、7,8−ジメ
チノレーJメ[エチノレ一9一ヒドロキシ一6−アザスピ
ロ 〔4,5〕デカン、6,7,8−トリメチノレーJ
メ[エチノレ一9−ヒドロキシ−6−アザスピロ 〔4
,5〕デカン、7,8−ジメチル−6,7−ジエチル−
9−ヒドロキシ−6−アザスピロ 〔4,5〕デカン、
6−アリノレー7,8−ジメチルーJメ[エチノレ一9−
ヒドカキシ一6−アザスピロ 〔4,5〕デカン、6−
ベンジノレー7,8−ジメチノレーJメ[エチル一9−ヒ
ドロキシ−6−アザスピロ 〔4,5〕デカン、7,8
−ジメチルーJメ[エチル一9−アミノ−6−アザスピロ
〔4,5〕デカン、6,7,8−トリメチノレーJメ
[エチル一9−アミノ−6−アザスピロ〔4,5〕デカ
ン、7,8−ジメチル−6,7−ジエチル−9−アミノ
−3−アザスピロ〔4,5〕デカン、6−アリルー7,
8−ジメチルーJメ[エチル一9−アミノ−6−アザスピ
ロ〔4,5〕デカン、6−ベンジルー7, 8−ジメチ
ノレーJメ[エチノレ一9−アミノ−6−アザスピロ〔4
,5〕デカン、2,3−ジメチノレ一2−エチル−4−
ヒドロキシ−1−アザスピロ 〔5,5〕ウンデカン、
1,2,3−トリメチノト2−エチル−4−ヒドロキシ
−1−アザスピロ〔5,5Lウンデカン、2,3−ジメ
チノレ一1,2−ジエチル−4−ヒドロキシ−1−アザ
スピロ〔5,5〕ウンデカン、1−アリル−2,3−ジ
メチル−2−エチル−4−ヒドロキシ−1−アザスピロ
〔5,5〕ウンデカン、1−ベンジル一2,3一ジメチ
ル一2−エチノレ一4−ヒドロキシ−1−アザスピロ〔
5,5〕ウンデカン、2,3−ジメチル−2−エチル−
4−アミノ−1−アザスピロ〔5,5〕ウンデカン、1
,2,3−トリメチル−2−エチル−4−アミノ−1−
アザスピロ〔5,5〕ウンデカン、2,3−ジメチル−
1,2−ジエチル−4−アミノ−1−アザスピロ〔5,
5〕ウンデカン、1−アリノト2,3−ジメチル−2−
エチル−4−アミノ−1−アザスピロ〔5,5〕ウンデ
カン、1−<.ンジノレ一2,3−ジメチル−2−エチ
ル−4−アミノ−1−アザスピロ〔5,5〕ウンデカン
、2,3−ジメチノレ一2−エチル−4−ヒドロキシ−
1−アザスピロ〔5,11)へプタデカン、1,2,3
−トリメチノト2−エチル−4−ヒドロキシ−1−アザ
スピロ〔5,11)ヘプタデカン、2,3−ジメチノレ
一1,2−ジエチノレ一4−ヒドロキシ−1−アザスピ
ロ〔5,11)へプタデカン、1−アリル−2,3−ジ
メチル−2−エチノト4−ヒドロキシ−1−アザスピロ
〔5,11)ヘプタデカン、1−<.ンジノレ一2,3
−ジメチノレ一2−エチル−4−ヒドロキシ−1−アザ
スピロ〔5,11)ヘプタデカン、2,3−ジメチル−
2−エチル−4−アミノ−1−アザスピロ〔5,11)
ヘプタデカン、2,3−ジメチノレ一1,2−ジエチル
−4−アミノ−1−アザスピロ〔5,11)ヘプタデカ
ン、1−アリル−2,3−ジメチル−2−エチノレ一4
−アミノ−1−アザスピロ〔5,11)ヘプタデカン、
1−ベンジル一2,3−ジメチノレ一2−エチノレ一4
アミノ−1−アザスピロ〔5,11)ヘプタデカン等ま
たはこれらの混合物である。
さらに好ましくは、2,3,6−トリメチノト2,6−
ジエチル−4−ヒドロキシピペリジン、1,2,3,6
−テトラメチル−2,6−ジエチル−4−ヒドロキシピ
ペリジン、1−ベンジル−2,3,6−トリメチノレ一
2,6−ジエチノレ一4一ヒドロキシピペリジン、2,
3,6−トリメチル−2,6−ジエチル−4−アミノピ
ペリジン、1,2,3,6−テトラメチル−2,6−ジ
エチル−4−アミノピペリジン、1−ベンジル一2,3
,6−トリメチル−2,6−ジエチル−4−アミノピペ
リジン等またはこれらの混合物である。
別にさらに好ましくは、2,3,6,6−テトラメチル
−2−エチル−4−ヒドロキシピペリジン、1,2,3
,6,6−ペンタメチル一2−ニチノト4−ヒドロキシ
ピペリジン、1−ー一<ンジル2,3,6,6−テトラ
メチフレ一2−エチノト4−ヒドロキシピペリジン、2
,3,6,6−テトラメチル−2−エチル−4−アミノ
ピペリジン、1,2,3,6,6−一<ンタメチル一2
−エチル−4−アミノピペリジン、1−ベンジル一2,
3,6,6−テトラメチル−2−エチル−4−アミノピ
ペリジン、2,3−ジメチル−2,6,6−トリエチル
−4−ヒドロキシピペリジン、1,2,3−トリメチル
−2,6,6−トリエチル−4−ヒドロキシピペリジン
、トーベンジル一2,3−ジメチル−2,6,6−トリ
エチル−4−ヒドロキシピペリジン、2,3−ジメチル
2,6,6−トリエチル−4−アミノピペリジン、1,
2,3,一トリメチル一2,6,6−トリエチル−4−
アミノピペリジン、1−<ンジル2,3−ジメチノレ一
2,6,6−トリエチル−4−アミノピペリジン、2,
3−ジメチノレ一2一エチル一4−ヒドロキシ−1−ア
ザスピロ〔5,5〕ウンデカン、1,2,3−トリメチ
ノレ一2−エチル−4−ヒドロキシ−1−アザスピロ〔
5,5〕ウンデカン、1−ベンジノレ一2,3−ジメチ
ル−2−エチル−4−ヒドロキシ−1−アザスピロ〔5
,5〕ウンデカン、2,3−ジメチノレ一2エチル−4
−アミノ−1−アザスピロ〔5,5〕ウンデカン、1,
2,3−トリメチノレ一2−エチル−4−アミノ−1−
アザスピロ〔5,5〕ウンデカン、1−ベンジル−2,
3−ジメチル−2−エチル−4−アミノ−1−アザスピ
ロ 〔5,5〕ウンデカン等またはそれらの混合物であ
る。また上記化合物に加えて、本発明のヒンダードアミ
ン化合物は、R,及び/又はXであられされる置換基の
アミノ基、水酸基及びモノアルキルアミノ基の酸素原子
または窒素原子に結合している水素が一 (R゜O)n
−Hまたは一(COR4COOR5O)m−Hによつて
置換されたものであつてもよい。
前者の場合、R゜は低級アルキレン基、nはl〜50の
整数を表わす。
低級アルキレン基とは通常炭素数の2 〜14程度のも
のを言い、水素の1個がフエニル基等で置換されたもの
を含む。該化合物はもとのヒンダードアミン化合物とR
”O(アルキレンオキシド)を反応させることにより得
られる。R”O(アルキレンオキシド)の具体例として
は、エチレンオキシド、プロピレンオキシド、ブチレン
オキシド、テトラヒドロフラン、スチレンオキシド、エ
ピクロルヒドリン等、およびそれらの混合物が挙げられ
る。後者の場合、R”は有機ジカルボン酸残基、R゜は
有機ジオール残基、およびmはl〜15の整数を表わす
有機ジカルボン酸は炭素数2 〜12のものが好ましく
、具体的にはコハク酸、アジピン酸、アゼライン酸、セ
バシン酸、フタル酸、イソフタリル酸等、あるいはこれ
らの無水物、またこれらの混合物が挙げられる。有機ジ
オールは炭素数2〜8のものが好ましく、具体例を挙げ
ると、エチレングリコール、プロピレングリコール、ブ
チレングリコール、へキサングリコール、オクタングリ
Jコール、ジエチレングリコール、トリエチレングリコ
ール等、およびそれらの混合物である。上記ヒンダード
アミン化合物は例えば、特開昭53−1294及びその
引用文献に記載されている方法に準じて合成される。
5上記ヒンダードアミン化合物が一官能性化合物である
際、一定量以上用いるとポリウレタン弾性体の分子量が
小さ<なりおのずからその使用量は制限を受ける。
その使用量は、鎖伸長剤および末端停止剤の合4計量に
対して2モル%以上、好ましくは2 〜20モル%、よ
り好ましくは2 〜15モル%、より好ましくは12〜
2モル%の範囲である。
もちろんその他のモノアミンやモノアルコール化合物よ
りなる一官能性の末端停止剤を併用してもさしつかえな
い。またヒンダードアミン化合物が二官能性化合物であ
る際はその使用量は好ましくは鎖伸長剤のうち2 〜3
0モル%、より好ましくは2 〜20モル%、より好ま
しくは12〜 2モル%の範囲で使用するのがよい。
さらに三官能性化合物になると、その使用量が多すぎる
と、粘度が高くなりすぎ、場合によつてはゲル化を起こ
すに至るため、全鎖伸長剤のうち2 〜10モル%以下
で使用するのが好ましい。
もちろん各タイプのヒンダードアミン化合物を併用する
ことはさしつかえない。本発明のポリウレタンの溶剤と
しては、ポリウレタンを溶解し且つイソシアネート基と
反応しないものであれば特に限定されない。
好ましくは、ジメチルホルムアミド、ジエチルホルムア
ミド、ジメチルアセトアミド、ヘキサメチルボス、ホル
アミド、N−メチル−2−ピロリドン、ジメチルスルホ
キシド、テトロヒドロフラン、ジオキサン等、又はそれ
らの混合物である。本発明のポリウレタン弾性体を製造
する際、所望の重合度に調節する為に上記1価のヒンダ
ードアミン化合物の他に、一般に用いられているアミノ
基又は水酸基を1個有する一官能性化合物が使用できる
本発明のポリウレタン弾性体は、一般に行なわれている
ごとく、高分子ジオール、有機ポリイソシアネート及び
鎖伸長剤、必要に応じて末端停止剤を一度に加え反応さ
せる事により得られる。
また高分子ジオール有機ポリイソシアネートをあらかじ
め反応させいわゆるプレポリマ一を合成し、しかる後に
鎖伸長剤で伸長するいわゆるプレポリマー法を用いても
さしつかえない。本発明の特徴であるヒンダードアミン
化合物は上記反応の工程においてどの段階で加えてもよ
い。
イソシアネート基との反応性の小さいヒドロキシル基を
有するヒンダードアミン化合物を用いる際は分子内導入
を確実にする為に反応の早い段階で添加するのが望まし
い。本発明のポリウレタンを合成する際、反応速度を促
進する為に、例えばS.L.ReegenandK.C
.Frisch,”AdvancesinUretha
neScienceandTechnOlOgy,’’
1,(1971)TechnOmic.,Pub.CO
Jnc.、に記載されている様なトリエチレンジアミン
等の3級アミンやジラウリルジブチル錫等の有機金属化
合物を添加したりしても、もちろんさしつかえない。
もちろん上記方法に準じて、プレポリマ一を合成し、必
要に応じて適当な乳化剤を用いて水系溶剤中で前述のヒ
ンダードアミン化合物を含む鎖伸長剤で鎖伸長を行ない
、ポリウレタンの水系エマルジヨンを合成し、含浸に用
いる方法も採用される。
機械的性質等に於て上記溶液型ポリウレタンノには及ば
ないが、後に述べる如く繊維シートを作製する上で非常
に有利である。本発明のポリウレタン弾性体の溶液に、
既に知られているがごとく、種々の酸化防止剤や紫外線
吸収剤等の耐候剤、有機や無機の顔料、カーボンノブラ
ツク、酸化チタン、凝固調節剤の添加剤を加えても良い
次に本発明で使用される繊維シートについて述べる。
本発明に於て使用される繊維シートとしては、繊度が1
.5デニール以下の極細繊維が複数2本、好ましくは5
本以上集合した極細繊維束を主体として構成された不織
布、織布、編物がしなやかな風合のものを得る為に特に
好ましい。該繊維は特に限定されないが好ましくはポリ
アミドやポリエステルから成るものが用いられる。より
好ま?しくは6−ナイロン、6,6−ナイロン、ポリエ
チレンテレフタレート、またはその共重合体からなる繊
維である。本発明では極細繊維発生型の繊維例えば少な
くとも1成分を除去すると他成分からなる極細繊維.の
束が得られる複合繊維を利用することが好ましい、特に
好ましい繊維は、例えば特公昭46−3817号に示さ
れる様な高分子配列体繊維の海成分を除去して得られる
極細繊維束である。
この他公知の混合防糸法による繊維、剥離タイプの繊維
すなわち2種以上の成分から成る繊維であつて外力を加
えるなどの手段によりその界面から剥離して極細繊維を
発生する型の繊維も使用できる。場合によつてはスパー
ドロ一等の方法で得られた極細繊維を用いる事もできる
。1本1本の繊維の太さは1.5d以下、好ましくは0
.8d以下より好ましくは0.2d以下がよい。
本発明の繊維シートは、例えば、かかる高分子配列体繊
維等の複合繊維を主体とする繊維を、ニードルパンチや
織・編技術等によつてシート化し、除去すべき成分を溶
剤で除去する、機械的作用を加える等の方法で該複合繊
維を極細化することにより得られる。
繊維シートと前記ポリウレタン弾性体とから本発明の目
的とする複合シート状物を製造する方法は種々あるが、
代表的な製造方法は高分子配列体繊維を用いる場合を例
にとると以下のとおりである。
上述の高分子配列体繊維からウエブを形成し、ニードル
パンチ等の方法で絡合させ、海成分を溶剤により抽出し
て、ポリエチレンテレフタレートの極細繊維束からなる
不織布を形成した後、前記の本発明のポリウレタン溶液
を含浸し、水中で湿式凝固、脱溶媒し、乾操後表面をハ
ブがけして得られた立毛シートを、好ましくは液流中で
ノズルを繰り返し通過させて揉み効果を与えながら高温
染色する方法。さらに好ましい方法としては、高分子配
列体繊維からなる不織布に本発明のポリウレタンを含浸
し、凝固後繊維の海成分を除去し、極細繊維を発生させ
、同様の起毛染色処理を行なう方法とか、高分子配列体
繊維からなる不織布をポリビニルアルコール、でんぷん
、カルボキシメチルセルロース等の水溶性高分子の水溶
液で処理し乾燥後溶剤で海成分を抽出して極細繊維束シ
ートとした後、本発明のポリウレタン溶液を含浸して水
中で湿式凝固および脱溶剤し、さらに温水中で水溶性高
分子を抽出した後、同様の起毛染色処理を行なう方法が
ある。厚み調節のため適当な段階でスライスやプレスす
る工程を付け加えてもよい。また立毛状態の調節のため
シリコーン付与等の工程を付け加えることもできる。ま
たポリウレタンの水系エマルジヨンを用いる場合には、
例えば、上述の高分子配列体繊維からなる織物に、ポリ
ウレタンの水系エマルジヨンを含浸し乾燥後、パークレ
ンを用いて海成分を除去し、極細繊維を発生させ、次い
で表面をハブがけして得られた立毛シートを染色する方
法が採用される。
このようにして得られた本発明の複合シ一斗状物は緻密
であり同時にしなやかな風合とタツチを有し、しかもそ
れらの経日変化が小さいという優れた特性を有す。
さらに表面の平滑性が良く優美なチヨークマークを有し
、且つその経日変化が小さいという優れた性質を有する
。本発明の効果は、上記した説明でも明らかな如く、シ
ートが立毛を有するものである場合に特に好ましく発揮
されるものであるが、本発明のポリウレタン弾性体を塗
布剤として用いて、いわゆる銀面付人造皮革を作ること
ももちろん可能である。
以下に本発明を実施例により具体的に説明する。
実施例におけるシート状物の評価方法としては、下記の
測定法を用いた。柔軟度: 2×5cmのサンプルを1cm間隔の支点間を介して水
平位置より2cm引き上げた場合の曲げ応力(グラム)
をもつて示す。
特に柔軟に感じられるのは100g以下の値のシートで
ある。反撥弾性. 2×10cn1のサンプルを4つ折りにたたみ、それが
回復する時の力で支点から50cn1の距離にある25
gの物体に円弧を描かせた時の円弧の長さをもつて示す
(天然スエード皮で0.5〜1.0cm)。
平滑性及び表面外観.表面の凹凸及びナツプ表面の優美
さを肉眼で判定し5等級に分けた。
5が最も優れている事を意味する。
ウエザーメータ一照射: スガ試験機(株)製のウエザーメータ一〔WEL−5S
UN−HMO〈以下WMと略す〉を用い、温度60〜6
6℃、湿度70%の条件で照射した。
照射後の変色は肉眼で評価し、5段階に分けた。5が最
も変色の少ないものである。
引張試験: 20×100mmの試料を調製し、東洋ポールトウイン
(株)製テンシロンUTM−111−100引張試験機
を用い測定した。
2ケ月着用後の表面外観: ジヤンパ一を縫製し2か月の着用と1回のドラ・−イク
リーニング、平均3回の水洗濯を行なつた後の、表面外
観を判定し等級をつけた。
なお、実施例においては以下の略号を使用する。
実施例 1 島成分としてポリエチレンテレフタレート50部、海成
分としてポリスチレン50部からなり、2,3倍に延伸
した島数16本/フライメントであする、太さ3.4デ
ニール、長さ51mm、クリップ15/インチの高分子
配列体繊維を用い、カード、クロスラツパ一、ニードル
パンチの各工程を通し、見掛密度0.170g/Cm3
の不織布を得た。
該不織布にポリビニルアルコールの20%水溶液を含浸
させ、乾1燥後、パークロルエチレン中に浸漬してポリ
スチレンを溶解して、極細繊維の束が絡合した不織布を
得た。分子量が2060のPCLに対し、3倍モル当量
のMDIを反応させ、プレポリマ一を得た後、DMF2
で50%に希釈しEG,BEHP及びIPAを93:6
:1のモル比で含む混合液を残存イソシアネート基に対
して0.97モル当量添加し、30℃で20時間反応さ
せた。
ついで30%にDMFで希釈後30℃で8時間反応させ
る。一昼夜放置後DMFで希釈し13%,の本発明のポ
リウレタン弾性体のDMF溶液を得た。得られたポリウ
レタン溶液中に前記不織布を含浸し、ロールで絞液して
過剰の溶液を除去した後、水中で1時間湿式凝固し、水
温を80℃に上げ、溶剤とポリビニルアルコールを除去
し乾燥した。
得られたシートを厚さ1.1mmにスライスして、サン
ドペーパーで表面をハブがけした。ハブ後のシートの厚
みは0.85mmであつた。該シートを高温高圧液流型
染色機において、カヤロンポリエスターグレイNG(分
散染料)2%0.w.fの染液を用いて、125℃で1
時間染色した。得られたシートをブラツシ仕上げして、
見掛密度が0.269g/CTffの本発明の立毛シー
トを得た。別に比較の為、鎖伸長反応をEG及びIPA
(モル比96:4)で行なつた以外は上記発明例と同様
にして立毛シートを作製した(比較例1)。
尚、実施例2〜6及び比較例2〜4も、表1の組成のポ
リウレタンを用いた他は、実施例1と同様にして立毛シ
ートを作製した。実施例 7 PCL(分子量2060),MDI,EG,MEHPを
1:3:1.8:0.11のモル比で含むDMF溶液を
50℃に加熱し、25%のポリウレタン溶液(250ポ
イズ)を得た。
該ポリウレタンを用いた他は実施例1と同様の方法で、
立毛シートを作製した。実施例 8分子量が2004の
PTHFに2倍モル当量のMDIを加え、反応させプレ
ポリマ一を得た後、・DMFで50%に希釈し、次いで
MBAとMEHP及びDBAを残存イソシアネート基に
対して等モルの0.85:0.1:0.05のモル比で
含むDMF溶液を加えて13%のポリウレタン弾性体を
得た。
上記バインダーを用いた他は実施例1と同様の方法で本
発明の立毛シート状物を得た。
別に比較の為、鎖伸長反応をMBAI::.DBA(モ
ル比(0.85:0.15)を用いおこなつた他は本発
明例と同様の方法でポリウレタン溶液を作り、それを用
いて立毛シート状物を作製した(比較例5)。
実施例9〜14及び比較例6,7も表1の組成のポリウ
レタンを用いた他は、実施例1と同様の方法で立毛シー
トを作製した。
得られたシート状物の評価結果を表1に示す。
もちろんポリウレタン種によりシート状物の特性値は変
化するが、ヒンダードアミン化合物を用いた本発明例は
、いずれもヒンダードアミン化合物を用いない比較例と
比べて見掛密度が大きい点に示される如くち密な構造を
保持しているにもかかわらず、柔軟性や反撥性が小さく
いわゆるしなやかさに於て優れている。しかも平滑性と
表面外観に優れている。また、ウエザ一・0・メーター
照射や着用による、表面の毛羽の優美さや特性値(強度
や摩耗性質)の変化が小さいという優れた特性を有して
いる事が表1から明らかである。実施例 15実施例1
に記載のスライス前のシートを厚さ1.5mmとし、皮
革製造用の基材とする。
また実施例1に用いたのと同じポリウレタンの25%D
MF溶液にカーボンブラツクが3%含有された塗料を、
上記の基材上にリバースロールコーターにより厚み0.
5mmに塗布し、水で湿式凝固した。30分後に湯洗を
30分間行なつて脱溶剤し、100℃でl時間乾燥し本
発明の人造皮革を得た。
別に比較例1のポリウレタンを用いて同様の塗料を作り
、上記の基材を用いて同様にして比較の人造皮革を得た
(比較例8)。
得られた人造皮革の銀面を上にして半球状可塑性試験機
で全方向に押しあげ銀面に生じる凸凹を評価した(製靴
時における゜゜あらび゛の評価)、基材の平滑性に依存
する為か表2に示す通り本発明例は優れている。
さらにウエザーメータ一照射50時間の処理をおこない
、フレクソメータ一(JISK6545−1970)に
よる表面ひびわれ状態を比較したところ第3表に示す結
果を得た。本発明のポリウレタンを使用すると耐久性も
著しく向上することが明らかで゛ある。実施例 16,
17 表1に示したヒンダードアミン化合物と高分子ジオール
を用いた他は実施例1と同様にして立毛シートを作製し
た。
実施例 18,19 表1に示したヒンダードアミン化合物と高分子ジオール
を用いた他は実施例8と同様にして立毛シート状物を作
製した。
実施例 20 分子量2040のPTHFに2倍モルのMDI,O.O
9モルのHEHPを加えプレポリマ一を得た後DMFで
希釈して50%とし、次いでMBA.!−DBAを残存
イソシアネートに対して等モルの0.96:0.04の
モル比で含むDMF溶液を加えて、14%のポリウレタ
ン弾性体溶液を得た。
該溶液を用いて実施例1と同様にシート状物を作製した
。実施例 21 2,3,6−トリメチル−2,6−ジエチル−4−(N
−メチルアミノ)ピペリジンと2倍モルのエチレンオキ
シドをオートタレーブ中で無溶媒80℃2時間反応させ
下記式の化合物を主成分とする混合物を得た。
該混合物を精製することなく、そのままプレポリマ一反
応に使用した他は、実施例20と同様にして立毛シート
状物を得た。実施例 22MEAPと等モルのエチレン
オキシドを用い、下記式の化合物を主成分とする混合物
を用いた他は、実施例21と同様にして、立毛シート状
物を得た。
実施例 23 分子量2020のPEAに対し、10.5重量%のMM
HPを加え、100℃溶融状態無溶媒下で10時間攪拌
しながら減圧下で生成したエチレングリコールと未反応
のMMHPを除去し、一方の末端がMMHPの4位のア
ルコールでエステル化された下記の化合物を主成分とす
る混合物(変成PEA)を得た。
該変性PEA6O部、未変性PEA2O部、PTHF2
4O部に対し、3倍モルのMDIをと1.93倍モルの
EGをDMFに溶解し60%とし、50℃で攪拌しなが
らいわゆる「ワン・シヨツト法」によりポリウレタン重
合反応を行つた。粘度の上昇とともにDMFで反応物を
希釈し、最終的に30%とするとともに0.07倍モル
のIPAを添加した。該溶液の粘度は830p0ise
であつた。該溶液をさらにDMFで希釈し、13%とし
た後実施例1と同様にして、立毛シート状物を作製した
。実施例 24 MEAPでPEAを変成し、下記の化合物を主成分とす
る混合物を用いた他は、実施例23と同様にして立毛シ
ート状物を得た。
実施例 25 MMAPでPEAを変成し、下記の化合物を主成分とす
る混合物を用いた他は、実施例23と同様にして立毛シ
ート状物を得た。
しN3し2115〜11−↓υツ▲↓ノ 実施例16〜25で得られたシート状物の評価結果を表
1に示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 繊維シートに、分子量が800以上の高分子ジオー
    ル、有機ポリイソシアネート及び鎖伸長剤と、さらに必
    要に応じ末端停止剤とから得られたポリウレタン弾性体
    であつて、鎖伸長剤及び末端停止剤の2モル%以上が式
    〔 I 〕で示されるヒンダードアミン化合物であるポリ
    ウレタン弾性体が含浸及び/又は塗布されてなる複合シ
    ート状物▲数式、化学式、表等があります▼・・・・・
    ・・・・・・・〔 I 〕〔但し式中R^1は水素原子、
    C_1〜C_1_2のアルキル基、C_2〜C_1_2
    のアルケニル基、C_7〜C_1_2のアラルキル基、
    −(R^3O)_n−H(但しR^3は低級アルキレン
    基、nは1〜50の整数)。 R^2は水素及びC_1〜C_1_2のアルキル基から
    なる群から選ばれる置換基。Xは水酸基、アミノ基及び
    C_1〜C_1_2のモノアルキルアミノ基ならびにこ
    れらの窒素原子又は酸素原子に結合している水素が−(
    R^3O)_n−H又は−(COR^4COOR^5O
    )_m−Hで置換された基よりなる群から選ばれる置換
    基(但し、R^3、nは前述の通り。R^4は有機ジカ
    ルボン酸残基、R^5は有機ジオール残基、mは1〜1
    5の整数を表わす。)R^6はC_1〜C_1_2の低
    級アルキル基、R^7、R^8は同一又は相異なるC_
    1_〜_1_2のアルキル基又はR^7とR^8が結合
    してC_5_〜_1_2の環を形成しているもの。〕。
    2 繊維シートが、繊度1.5デニール以下の極細繊維
    の束を主体として構成されたものである特許請求範囲第
    1項記載の複合シート状物。 3 少なくとも片面に立毛を有する特許請求範囲第1項
    記載の複合シート状物。
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