JPS595328B2 - 石油系含水廃油の処理法 - Google Patents
石油系含水廃油の処理法Info
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- JPS595328B2 JPS595328B2 JP57086410A JP8641082A JPS595328B2 JP S595328 B2 JPS595328 B2 JP S595328B2 JP 57086410 A JP57086410 A JP 57086410A JP 8641082 A JP8641082 A JP 8641082A JP S595328 B2 JPS595328 B2 JP S595328B2
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、石油系含水廃油の処理法に関するものである
。
。
詳しく述べると、石油に由来する油分、水分およびスラ
ッジからなりエマルジョンを形成している石油系含水廃
油の処理法に関するものである。
ッジからなりエマルジョンを形成している石油系含水廃
油の処理法に関するものである。
従来、製鉄所における圧延工程、製管工程、石油系吸収
油を使用するコークス炉ガス洗浄工程、T機工場等から
の圧延廃油、潤滑廃油、洗浄廃油、石油精製工場および
石油化学工場における原油タンク、重油タンク等の洗浄
工程、潤滑油製造工程等からの原油廃油、重油廃油、タ
ンク残渣油、混油等、自動車工場、機械製造工場、造船
所等からの潤滑廃油、自動車エンジンオイル廃油、切削
油、防錆油等、多量の石油系含水廃油が発生している。
油を使用するコークス炉ガス洗浄工程、T機工場等から
の圧延廃油、潤滑廃油、洗浄廃油、石油精製工場および
石油化学工場における原油タンク、重油タンク等の洗浄
工程、潤滑油製造工程等からの原油廃油、重油廃油、タ
ンク残渣油、混油等、自動車工場、機械製造工場、造船
所等からの潤滑廃油、自動車エンジンオイル廃油、切削
油、防錆油等、多量の石油系含水廃油が発生している。
これらの石油系含水廃油は発生場所によって若干性状に
相違があるが、通常は油分と水分とのみではなく、固形
分であるスラッジを含有し、その他乳化剤等の添加剤を
も含有する。
相違があるが、通常は油分と水分とのみではなく、固形
分であるスラッジを含有し、その他乳化剤等の添加剤を
も含有する。
そして、極めて安定なエマルジョンを形成している。
例えば、製鉄所における圧延工程、コークス炉ガス洗浄
工程、工機工場等から発生する廃油は、圧延油、潤滑油
、機械油、洗浄油等のような石油系油を主成分とする混
合油、水および酸化鉄、カーボン等のような微粉末状固
形物よりなる油中水型(以下、W2O型という。
工程、工機工場等から発生する廃油は、圧延油、潤滑油
、機械油、洗浄油等のような石油系油を主成分とする混
合油、水および酸化鉄、カーボン等のような微粉末状固
形物よりなる油中水型(以下、W2O型という。
)エマルジョンである。また、石油精製工場における原
油タンク、重油タンク等の洗浄工程等から発生する廃油
、混油等、あるいは機械製造工場、その他の個所から発
生する廃油もほぼ同様なW10型エマルジョンの形の含
水廃油であるO これらの含水廃油の組成は、通常、石油系油分50重量
%以上、固形分(乾燥分換算)0.1〜1.0重量%、
残部が水分である。
油タンク、重油タンク等の洗浄工程等から発生する廃油
、混油等、あるいは機械製造工場、その他の個所から発
生する廃油もほぼ同様なW10型エマルジョンの形の含
水廃油であるO これらの含水廃油の組成は、通常、石油系油分50重量
%以上、固形分(乾燥分換算)0.1〜1.0重量%、
残部が水分である。
石油系油分とは非芳香族系油分を主体とする油をいう。
固形分は、鉄粉等の金属粉、酸化鉄等の鉄化合物、カー
ボン、塵あるいは砂等である。
ボン、塵あるいは砂等である。
固形分は油又は水が付着してスラッジとして存在する。
これらの含水廃油は、そのまま遠心分離機で強制分離を
行なっても、初期に形成される油分、エマルジョン分、
水分および固形分の割合が、時間が経過してもほとんど
変化しないので、その処理は極めて困難である。
行なっても、初期に形成される油分、エマルジョン分、
水分および固形分の割合が、時間が経過してもほとんど
変化しないので、その処理は極めて困難である。
また、この含水廃油は燃焼性が悪いので、燃料としての
効率が劣る他、スラッジがバーナーチップの閉塞を起し
たりする。
効率が劣る他、スラッジがバーナーチップの閉塞を起し
たりする。
このようなエマルジョン型の石油系含水廃油の処理方法
として、廃油を加熱加圧処理した後冷却し、油と水と固
形分との三層に分け、各層を遠心分離する方法(特公昭
51−47722号公報)、廃油を加熱してエマルジョ
ンを破壊し、冷却後各層を分離する方法(%公昭51−
43305号公報)、廃油を加熱下に遠心分離して油・
水分とスラッジとを遠心分離した後、得られた油・水分
をさらに遠心分離する方法(特開昭52−123403
号公報)が提案されている。
として、廃油を加熱加圧処理した後冷却し、油と水と固
形分との三層に分け、各層を遠心分離する方法(特公昭
51−47722号公報)、廃油を加熱してエマルジョ
ンを破壊し、冷却後各層を分離する方法(%公昭51−
43305号公報)、廃油を加熱下に遠心分離して油・
水分とスラッジとを遠心分離した後、得られた油・水分
をさらに遠心分離する方法(特開昭52−123403
号公報)が提案されている。
しかしながら、これらの方法は加熱、加圧、遠心分離等
に多大のエネルギーを要するばかりでなく、スラッジ分
と油分との分離は不充分である。
に多大のエネルギーを要するばかりでなく、スラッジ分
と油分との分離は不充分である。
また、混油に軽質石油留分を加えて油分を抽出した後、
得られる脱油混油を加熱または凝集剤処理して遠心分離
して水分と固形分とを分離する方法(特公昭47−15
025号公報)、廃油にプロパンないし軽油までの炭化
水素を主成分とする炭化水素溶剤を添加混合し、油分と
スラッジ分とに分離する方法(特開昭49−39601
号公報)が提案されている。
得られる脱油混油を加熱または凝集剤処理して遠心分離
して水分と固形分とを分離する方法(特公昭47−15
025号公報)、廃油にプロパンないし軽油までの炭化
水素を主成分とする炭化水素溶剤を添加混合し、油分と
スラッジ分とに分離する方法(特開昭49−39601
号公報)が提案されている。
しかしながら、これらの方法によってもスラッジ分と油
分との分離は不充分であるという欠点があった。
分との分離は不充分であるという欠点があった。
本発明は、前記のごとき従来法の諸欠点を解消するため
になされたもので、石油に由来する油分、水分およびス
ラッジ分からなり油中水型エマルジョンを形成している
石油系含水廃油に、芳香族炭化水素を50重量%以上含
有する油分とアニオン系またはカチオン系界面活性剤を
含水廃油に対し100〜500 Qppm添加した後、
油分を分離することを特徴とする石油系含水廃油の処理
法である。
になされたもので、石油に由来する油分、水分およびス
ラッジ分からなり油中水型エマルジョンを形成している
石油系含水廃油に、芳香族炭化水素を50重量%以上含
有する油分とアニオン系またはカチオン系界面活性剤を
含水廃油に対し100〜500 Qppm添加した後、
油分を分離することを特徴とする石油系含水廃油の処理
法である。
すなわち、本発明者らの知見によれば、石油系含水廃油
に芳香族炭化水素を50重量%以上含有する油分よりな
る特定の溶剤と特定の界面活性剤を添加混合すれば、前
記のごとき安定性の高いW10型エマルジョンは破壊さ
れてスラッジの沈降性が良好になるとともに水との分離
も良好になる。
に芳香族炭化水素を50重量%以上含有する油分よりな
る特定の溶剤と特定の界面活性剤を添加混合すれば、前
記のごとき安定性の高いW10型エマルジョンは破壊さ
れてスラッジの沈降性が良好になるとともに水との分離
も良好になる。
これは、そのまま静置分離することによって油を分離す
ることができる。
ることができる。
また、遠心分離を行えばスラッジ分を迅速に除去するこ
とができ、ス゛ラツジ分を除去した後の油水混合物は静
置により層の界面が明瞭になり、油水の分離がより良好
になることが判明した。
とができ、ス゛ラツジ分を除去した後の油水混合物は静
置により層の界面が明瞭になり、油水の分離がより良好
になることが判明した。
しかるに、添加すべき溶剤について各種のものを比較し
たところ、脂肪族炭化水素系の油は、ナフサ、灯油、軽
油、重油に至るまで分離効果は不満用なものであった。
たところ、脂肪族炭化水素系の油は、ナフサ、灯油、軽
油、重油に至るまで分離効果は不満用なものであった。
しかして、本発明においてエマルジョンの破壊に使用さ
れる溶剤としては、芳香族炭化水素を50重量%以上、
好ましくは70重量%以上含有する芳香族系油であれば
いずれも使用できる。
れる溶剤としては、芳香族炭化水素を50重量%以上、
好ましくは70重量%以上含有する芳香族系油であれば
いずれも使用できる。
一例を挙げると、例えばコークス炉ガスを吸収油により
吸収させて得られる軽油、コールタールを分留して得ら
れる軽油、または石油系ナフサを芳香族化して得られる
改質油、これらの分留により得られる粗製ないし精製ベ
ンゼン、トルエン、ソルベントナフサ、コールクールか
ら得られるナフタリン油、吸収油、アントラセン油、ク
レオソート油、あるいはこれらの混合物等がある。
吸収させて得られる軽油、コールタールを分留して得ら
れる軽油、または石油系ナフサを芳香族化して得られる
改質油、これらの分留により得られる粗製ないし精製ベ
ンゼン、トルエン、ソルベントナフサ、コールクールか
ら得られるナフタリン油、吸収油、アントラセン油、ク
レオソート油、あるいはこれらの混合物等がある。
中でも、沸点が130〜275℃の留分を主とする芳香
族系油が有効であり、特にナフタジンを20〜60%含
む芳香族系油が有効である。
族系油が有効であり、特にナフタジンを20〜60%含
む芳香族系油が有効である。
かかる芳香族系油としては、タール系軽油からキシレン
までの留分を留出させた残油が挙げられる。
までの留分を留出させた残油が挙げられる。
これらの芳香族系油の添加量は、含水廃油中の油分量、
スラッジ量、処理条件および処理装置によって選択され
るが、概略的には含水廃油中の油分に対し、1容量%以
上、好ましくは1〜50容量%である。
スラッジ量、処理条件および処理装置によって選択され
るが、概略的には含水廃油中の油分に対し、1容量%以
上、好ましくは1〜50容量%である。
添加量の上限は分離効果からは規制されないが、多用す
ることは経済性の面で不利となる。
ることは経済性の面で不利となる。
さらに、前記溶剤とともにアニオン系またはノニオン系
界面活性剤を併用すると、溶剤の添加量を約10分の1
程度にまで減少させることができる。
界面活性剤を併用すると、溶剤の添加量を約10分の1
程度にまで減少させることができる。
アニオン系界面活性剤としては、脂肪酸塩R1R1CH
2COOただしR1は炭素原子数11〜17のアルキル
基またはアルケニル基、MはNaまたはKである。
2COOただしR1は炭素原子数11〜17のアルキル
基またはアルケニル基、MはNaまたはKである。
)トリエタノールアミンのスルホン酸塩またはナトリウ
ムのスルホン酸塩R2503Na(ただし、R2は炭素
原子数12〜18のアルキル基である。
ムのスルホン酸塩R2503Na(ただし、R2は炭素
原子数12〜18のアルキル基である。
)、R37S Os Na (たた゛し、R3は炭素原
子数11〜15のアルキル基である。
子数11〜15のアルキル基である。
)、R’ 3 S Os N a (ただし、瓜は炭素
原子数1〜4のアルキル基である。
原子数1〜4のアルキル基である。
)R5CHC00H(ただし、R6は炭素原子数11〜
03Na 17のアルキル基である。
03Na 17のアルキル基である。
)、R6C00H2SO3Na(ただし、R6は炭素原
子数11〜17のアルキルH3 基である。
子数11〜17のアルキルH3 基である。
)、R7C0N)(CH2SOs Na (ただし、R
7は炭素原子数11〜17のアルキル基である。
7は炭素原子数11〜17のアルキル基である。
)、R600CCH8OsNa(ただし、R8および川
の合n′800CCH2 計炭素原子数は10〜2oのアルキル基である。
の合n′800CCH2 計炭素原子数は10〜2oのアルキル基である。
)、リグニンスルホン酸塩等、高級アルコール硫酸エス
テル酸R0O8Oa N a (ただし、R9は炭素原
子数12〜18のアルキル基である。
テル酸R0O8Oa N a (ただし、R9は炭素原
子数12〜18のアルキル基である。
)、RIO\
R1o/CH°03 Na (”kfeL−Rt□#r
OR’to?i炭素原子数12〜18のアルキル基であ
る。
OR’to?i炭素原子数12〜18のアルキル基であ
る。
)、ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸塩R1□
(CH20)nsO3Na (ただし、RHは炭素原子
数8〜18のアルキル基、nは1〜20の整数である。
(CH20)nsO3Na (ただし、RHは炭素原子
数8〜18のアルキル基、nは1〜20の整数である。
)、R1□00(CH2CH20)m SOsN a
(ただし、R12は炭素原子数8〜18のアルキル基、
mは1〜20の整数である。
(ただし、R12は炭素原子数8〜18のアルキル基、
mは1〜20の整数である。
)およびアルキルコハク酸エステル等のアニオン系界面
活性剤、ポリ(オキシエチレン)グリコールアルキルエ
ーテルR13(CH2CH20) n H(ただし、R
13は炭素原子数6〜30のアルキル基、nは3〜12
0の整数である。
活性剤、ポリ(オキシエチレン)グリコールアルキルエ
ーテルR13(CH2CH20) n H(ただし、R
13は炭素原子数6〜30のアルキル基、nは3〜12
0の整数である。
)、ポリ(オキシエチレン)アルキルア9−ルエーテル
R1400(CH2CH20)nH(ただし、R14は
炭素原子数6〜12のアルキル基、nは3〜120の整
数である。
炭素原子数6〜12のアルキル基、nは3〜120の整
数である。
)、ポリ(オキシエチレン)アルキルエステルR15C
00(CH2CH20)nHまたはR15−COo(C
H2CH2)−CH2CH2−COOR1,(ただし、
炭素原子数6〜24のアルキル基、nは3〜120の整
数である。
00(CH2CH20)nHまたはR15−COo(C
H2CH2)−CH2CH2−COOR1,(ただし、
炭素原子数6〜24のアルキル基、nは3〜120の整
数である。
)、ポリ(オキシエチレン)アルキルアンR16−NH
(CH2CH20)nH (CH2CHzO)nHt?、=(iR4a Ns (
、H2oH2o)、■(ただし、R16は炭素原子数6
〜30のアルキル基、nおよびn′は3〜120の整数
である。
(CH2CH20)nH (CH2CHzO)nHt?、=(iR4a Ns (
、H2oH2o)、■(ただし、R16は炭素原子数6
〜30のアルキル基、nおよびn′は3〜120の整数
である。
)、ポリ(オキシエチレン)アルアミド
R17C0NH(CH2CH20) nHまたはR1,
−/ (CH2CH20) nH CON\(CH2CH20)n’H(”’= ”’ ”
炭素原子数6〜30のアルキル基、nおよびn′は3〜
120の整数である。
−/ (CH2CH20) nH CON\(CH2CH20)n’H(”’= ”’ ”
炭素原子数6〜30のアルキル基、nおよびn′は3〜
120の整数である。
)、ポリ(オキシエチレン)ソルヒ゛タンの月請酸エス
テル (ただし、R18は炭素原子数6〜24のアルキル基、
nは3〜60の整数である。
テル (ただし、R18は炭素原子数6〜24のアルキル基、
nは3〜60の整数である。
)、プルロニック型のポリ(オキシエチレン)−ポリ(
オキシプロピレン)共縮合物HO(CH2CH20)ぐ
a(CH2CH2020)b(CH2CH20)cH(
ただし、a。
オキシプロピレン)共縮合物HO(CH2CH20)ぐ
a(CH2CH2020)b(CH2CH20)cH(
ただし、a。
bおよびc > 1で(a+b+c)=20〜400で
ある。
ある。
)、テトロニック型の前記共縮合物(ただし、X−2お
よびV−y>1、x + x +x’+ x″′+ y
+ y’+ y’+ y’= 20〜800である。
よびV−y>1、x + x +x’+ x″′+ y
+ y’+ y’+ y’= 20〜800である。
〕等のノニオン系界面活性剤等がある。
これらの界面活性剤の添加量は、含水廃油に対して10
0〜5000ppmであり、好ましくは500〜200
oppmである。
0〜5000ppmであり、好ましくは500〜200
oppmである。
界面活性剤は、水溶性のものでは1〜10%の水溶液と
して、また油溶性のものは原液のままあるいはタール系
溶剤に溶かして添加することができる。
して、また油溶性のものは原液のままあるいはタール系
溶剤に溶かして添加することができる。
このような溶剤および界面活性剤による含水廃油処理は
、pH4〜8、好ましくはpH6〜7で行なうと、特に
良好な結果が得られる。
、pH4〜8、好ましくはpH6〜7で行なうと、特に
良好な結果が得られる。
含水廃油に前述のような芳香族系油および界面活性剤を
添加した後は、接触混合をよくするために十分攪拌して
混合する必要があり、この混合に際しては加熱すること
が好ましい。
添加した後は、接触混合をよくするために十分攪拌して
混合する必要があり、この混合に際しては加熱すること
が好ましい。
混合方法としては、タンク中でポンプによる循環を行な
う方法、ラインミキサーを用いる方法等蓮宜の方法でよ
い。
う方法、ラインミキサーを用いる方法等蓮宜の方法でよ
い。
加熱は廃油中の油分や溶剤の気化が問題とならない範囲
で高温にすることが好ましく、実用的には常温〜90℃
、好ましくは50〜70°Cがよい。
で高温にすることが好ましく、実用的には常温〜90℃
、好ましくは50〜70°Cがよい。
このような芳香族系油および界面活性剤添加混合をした
後、静置すると油分が分離する。
後、静置すると油分が分離する。
また、このような芳香族系油および界面活性剤を添加混
合した後、沢過遠心分離等によりスラッジを除去すると
油水の分離効果がさらに向上する。
合した後、沢過遠心分離等によりスラッジを除去すると
油水の分離効果がさらに向上する。
スラッジを除去する方法としては遠心分離法が好適であ
る。
る。
遠心力としては高いほど分離効果が良好となるが、通常
1000G以上であり、経済的面を考慮すると、好まし
くは2000〜4000Gである。
1000G以上であり、経済的面を考慮すると、好まし
くは2000〜4000Gである。
この遠心力を与える際にスラッジの分離を行なうことが
好ましい。
好ましい。
スラッジ分離と同時に行うための装置としては、各種の
遠心分離が使用できるが、濾過型の装置は、表面更新型
でないものはスラッジによる目詰りの問題を起しやすく
、また表面更新型のものはスラッジの完全分離が困難で
ある。
遠心分離が使用できるが、濾過型の装置は、表面更新型
でないものはスラッジによる目詰りの問題を起しやすく
、また表面更新型のものはスラッジの完全分離が困難で
ある。
したがって、遠心沈降型のものの使用が好ましい。
遠心分離機でスラッジを除去されたr液は、静置すれば
界面にはエマルジョン層はほとんど残らず、上部に油層
、下部に水層の2層に分離し、油分と水分とはそれぞれ
容易に回収分離することができる。
界面にはエマルジョン層はほとんど残らず、上部に油層
、下部に水層の2層に分離し、油分と水分とはそれぞれ
容易に回収分離することができる。
このようにして回収された油分は、少なくとも燃料油と
して使用可能であり、廃油の出所によっては、より価値
の大きい用途に使用することができる。
して使用可能であり、廃油の出所によっては、より価値
の大きい用途に使用することができる。
一方、水については油分の混入量は溶解量のみであるの
で、特別の前処理を施すことなく活性汚泥処理により浄
化できる。
で、特別の前処理を施すことなく活性汚泥処理により浄
化できる。
つぎに、実施例を挙げて本発明方法をさらに詳細に説明
する。
する。
実施例1および比較例1〜2
4℃における比重が0.842であり、元素分析値C8
5,3%、H137%を有する油分73重量%、水分2
6重量%および酸化鉄等の固形分(乾燥状態換算)12
重量%よりなる圧延油、機械油等の石油系油を主成分と
する混合廃油であってW10型エマルジョンを形成して
いる製鉄所廃油および添加剤を5Qccの遠心沈降管に
所定量装入し、60℃の水浴中でときどき攪拌しながら
30分間加熱した。
5,3%、H137%を有する油分73重量%、水分2
6重量%および酸化鉄等の固形分(乾燥状態換算)12
重量%よりなる圧延油、機械油等の石油系油を主成分と
する混合廃油であってW10型エマルジョンを形成して
いる製鉄所廃油および添加剤を5Qccの遠心沈降管に
所定量装入し、60℃の水浴中でときどき攪拌しながら
30分間加熱した。
ついで、懸垂型遠心分離器にて1250Gで15分間遠
心沈降分離を行なった。
心沈降分離を行なった。
遠氾・沈降管を取出して油層、油層と水層の中間層(エ
マルジョン)、水層および沈降層(固形物→−水分)の
各容量を読取った。
マルジョン)、水層および沈降層(固形物→−水分)の
各容量を読取った。
添加剤の種類を変えて行なった実験結果は、第1表のと
おりであった。
おりであった。
実施例2〜6および比較例3〜4
4℃における比重が0.835であり、元素分析値C8
5,5%、HI3.2%を有する油分55重量%、水分
44重量70およびカーボン状等の固形分(乾燥状態換
算)15重量%よりなる潤滑油、コークス炉ガス洗浄油
等の石油系油を主成分とする混合廃油であって、エマル
ジョンを形成している製鉄所廃油について添加剤を加え
て、実施例1〜2と同様の遠心分離試験を行なった。
5,5%、HI3.2%を有する油分55重量%、水分
44重量70およびカーボン状等の固形分(乾燥状態換
算)15重量%よりなる潤滑油、コークス炉ガス洗浄油
等の石油系油を主成分とする混合廃油であって、エマル
ジョンを形成している製鉄所廃油について添加剤を加え
て、実施例1〜2と同様の遠心分離試験を行なった。
その結果は、第2表のとおりであった。
実施例 7
実施例2と同一組成の製鉄所廃油に、実施例1における
タール系混合油■を20容量%およびジオクチルスルホ
コハク酸ナトリウム塩200 Qppmを添加した液に
ついて70℃で30分間加加熱台した。
タール系混合油■を20容量%およびジオクチルスルホ
コハク酸ナトリウム塩200 Qppmを添加した液に
ついて70℃で30分間加加熱台した。
ついで、この液を1103ガラスフイルターにて250
〜300mmHfの圧力下に減圧沢過を行なったところ
、150分以上経過しても沢過は可能であり、150分
までの沢液量は73m1であった。
〜300mmHfの圧力下に減圧沢過を行なったところ
、150分以上経過しても沢過は可能であり、150分
までの沢液量は73m1であった。
このf液は容易に油分と水分とに分層した。
実施例8〜14および比較例5〜6
実施例1と類似の製鉄所廃油について、タール軽油から
キシレンまでの留分を留出させた残油(沸点約140〜
230℃)を廃油に対し30%および界面活性剤を添加
、混合して、70℃で30分間加熱後、1250Gで1
5分間遠心分離試験を行なった。
キシレンまでの留分を留出させた残油(沸点約140〜
230℃)を廃油に対し30%および界面活性剤を添加
、混合して、70℃で30分間加熱後、1250Gで1
5分間遠心分離試験を行なった。
その結果は第3表のとおりであった。
実施例 15
自動車エンジンオイル廃油(遠心分離法による組成:油
分91.7容量%、水分3.8容量%、沈降物4.5重
量%)1部に対し、タール軽油からキシレンまでの留分
を留出させた残油(沸点140〜230℃)0.02部
、ドデシルベンゼンスルホン酸ソーダ・トリエタノール
アミン塩2000pを加えて、加熱、攪拌後遠心分離試
1験を行なった。
分91.7容量%、水分3.8容量%、沈降物4.5重
量%)1部に対し、タール軽油からキシレンまでの留分
を留出させた残油(沸点140〜230℃)0.02部
、ドデシルベンゼンスルホン酸ソーダ・トリエタノール
アミン塩2000pを加えて、加熱、攪拌後遠心分離試
1験を行なった。
その結果、油分は0.91部、水分は0.04部、沈降
物は0.007部回収された。
物は0.007部回収された。
また、添加、混合後、これを80℃で2時間の加熱静置
試験を行ったところ、上層部に0.7容強のきれいな油
層を生じた。
試験を行ったところ、上層部に0.7容強のきれいな油
層を生じた。
更に、室温で24時間放置したところ、油層は0.8容
強となった。
強となった。
廃油のみを80℃に加熱静置した場合は、2時間経過し
ても何ら変化しなかった。
ても何ら変化しなかった。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 石油に由来する油分、水分およびスラッジ等の固形
分からなり油中水型エマルジョンを形成している石油系
含水廃油に、芳香族炭化水素を50重量%以上含有する
芳香族系油とアニオン系またはノニオン系界面活性剤を
、含水廃油に対し100〜5000PP”添加して、油
分を分離することを特徴とする石油系含水廃油の処理法
。 2 芳香族系油を添加した後、遠心力を利用してスラッ
ジ分を除去し、ついで静置分離法により油分と水分とに
分離してなる特許請求の範囲第1項に記載の方法。 3 芳香族系油の添加量は含水廃油中の油分に対し1容
量%以上使用される特許請求の範囲第1項に記載の方法
。 4 添加混合は常温〜90℃の温度で行なわれる特許請
求の範囲第1項ないし第3項のいずれか一つに記載の方
法。 5 添加混合は50〜70°Cの温度で行なわれる特許
請求の範囲第1項ないし第3項のいずれか一つに記載の
方法。 6 添加混合はpHを4〜8に調整してなる特許請求の
範囲第1項ないし第5項のいずれか一つに記載の方法。 I 添加混合はpHを6〜7に調整してなる特許請求の
範囲第1項ないし第5項のいずれか一つに記載の方法。 8 遠心力は100OG以上である特許請求の範囲第1
項ないし第7項のいずれか一つに記載の方法。 9 芳香族系油は沸点130〜275℃の留分を主とす
るものである特許請求の範囲第1項ないし第8項のいず
れか一つに記載の方法。 10芳香族系油中にナフタリン20〜60%を含有して
なる特許請求の範囲第9項に記載の方法。 11 芳香族系油はタールを蒸留して得られる留分また
はコークス炉ガスより捕集される軽油からキシレンまで
の留分を留出させた残油である特許請求の範囲第9項に
記載の方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP57086410A JPS595328B2 (ja) | 1982-05-24 | 1982-05-24 | 石油系含水廃油の処理法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP57086410A JPS595328B2 (ja) | 1982-05-24 | 1982-05-24 | 石油系含水廃油の処理法 |
Related Parent Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP53119282A Division JPS5835083B2 (ja) | 1978-09-29 | 1978-09-29 | 石油系含水廃油の処理法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5895527A JPS5895527A (ja) | 1983-06-07 |
| JPS595328B2 true JPS595328B2 (ja) | 1984-02-03 |
Family
ID=13886091
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP57086410A Expired JPS595328B2 (ja) | 1982-05-24 | 1982-05-24 | 石油系含水廃油の処理法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS595328B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5812160B1 (ja) * | 2014-06-09 | 2015-11-11 | 栗田工業株式会社 | コールタールの油水分離剤及びコールタールの油水分離方法 |
| JP6350025B2 (ja) * | 2014-06-26 | 2018-07-04 | 栗田工業株式会社 | 含油スカム又は含油排水の油水分離方法、並びに油水分離剤 |
| JP2020078789A (ja) * | 2018-11-14 | 2020-05-28 | 花王株式会社 | 油水分離剤および油水分離方法 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5144124A (ja) * | 1974-10-12 | 1976-04-15 | Denki Kagaku Kogyo Kk | Sementoasufuarutososeibutsu |
| JPS5196785A (ja) * | 1975-02-24 | 1976-08-25 | Yusuibunriho |
-
1982
- 1982-05-24 JP JP57086410A patent/JPS595328B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5895527A (ja) | 1983-06-07 |
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