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JPS59840B2 - エンベロ−プ波形発生装置 - Google Patents
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JPS59840B2 - エンベロ−プ波形発生装置 - Google Patents

エンベロ−プ波形発生装置

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JPS59840B2
JPS59840B2 JP53119571A JP11957178A JPS59840B2 JP S59840 B2 JPS59840 B2 JP S59840B2 JP 53119571 A JP53119571 A JP 53119571A JP 11957178 A JP11957178 A JP 11957178A JP S59840 B2 JPS59840 B2 JP S59840B2
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circuit
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Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、オーバシュートをもたせたエンベロープ波
形信号を発生するディジタル式のエンベロープ波形発生
装置に関する。
一般に自然楽器の発生楽音のエンベロープは、立上り時
の変動や、定常部における変動などの多くの複雑な変動
要素を含んでおり、これが自然楽器特有の豊かな音の原
因となつている。
従来、電子楽器において用いられるエンベロープ波形発
生装置としては、エンベロープ波形を記憶するエンベロ
ープメモリと、このエンベロープメモリの記憶を順次読
出すアドレスカウンタとを組合せたもの、あるいはカウ
ンタのカウント出力をそのまま用いたもの等があるが、
これらの装置から発生されるエンベロープ波形はいずれ
も変動要素が少なく、したれ゛つてこのエンベロープ波
形信号を用いて形成される楽音は非常に単調になつてし
まう。
そしてこの単調さを改善するためには更に別に変調回路
を付加する必要があり、装置を複雑にしている。また、
最近、特願昭51−19743号(特開昭52−102
710号):発明の名称「電子楽器用関数波形発生器」
として、目標値と現在の波形振幅値に基づき次の時点に
おける波形振幅値を計算するようにしたデイジタル式の
エンベロープ波形発生装置が提案されている。
この装置は第1図に示すように、減算器1において目標
値Eと現時点における波形振幅値Xnとの偏差(E−X
n)を算出し、乗算器2でこの偏差に係数値αを乗算し
、乗算値α(E−Xn)をクロツクパルスφによつてゲ
ート制御されるゲート回路3を介して加算器4に加え、
加算器4において更に現時点の波形振幅値Xnを加算し
、この加算値Xn+α(E−Xn)をレジスタ5を介し
て次の時点の波形振幅値Xn+1として出力するように
したものである。
すなわち次に示す式 の計算を実行することにより、順次波形振幅値Xi(1
−1、2・・・・・・・・・)を求め、目標値Eに漸近
する関数波形を得ている。
ここで上記関数波形を複数のサンプル点にサンプリング
したものと考えると値X,は出力波形の各サンプル点1
−1、2・・・・・・・・・N.n+1・・・・・・・
・・における波形振幅値を示している。例えば値Xnは
現在のサンプル点nにおける波形振幅値、値Xn+1は
次のサンプル点n+1における波形振幅値を示す。以下
この明細書では上記の表示方法を用いる。第(1)式は
初期値X。
−0とすると(ただしβ=1−α) となり、エクスポネンシヤル関数となる。
したがつて、例えば目標値Eをキーオン(押鍵)キーオ
フ(離鍵)に関係して値E1、E2、EO(E,〉E2
〉EO)と変化させると、第2図に示すようなエンベロ
ープ波形信号を得ることができる。
しかしこの装置から発生されるエンベロープ波形信号は
アタツク波形、第1デイケイ波形、第2デイケイ波形の
いずれもがエクスポネンシャル関数となり、変動要素に
乏しいものである。この発明は、変動要素を多く含む複
雑なエンベロープ波形信号を発生させることができ、更
に変調回路等を必要としない簡単な構成のエンベロープ
波形発生装置を提供することを目的とする。
この発明は、第1図に示した装置において減算器1に加
える現在のサンプル点nにおける波形振幅値Xnに代え
、現在のサンプル点nに対して所定値k(k−1、2・
・゜・・・・・・)だけ前のサンプル点n−kにおける
波形振幅値Xn−kを用いる。すなわち目標値Eと波形
振幅値Xn−kとの差に所定の係数αを乗算した値α(
E−Xn−k)を算出し、この値に更に現時点の波形振
幅値Xnを加算するという次式の計算を実行することに
より次のサンプル点n+1における波形振幅値Xn+1
を得ている。これによつて、上記値kやαを適宜設定す
ることにより波形振幅値Xn+1、Xn+2・・・・・
・・・・は目標値Eをオーバシユートしながら(目標値
Eを超えながら)該目標値Eに漸近するようになり、多
くの変動要素を含み、複雑に変化するエンベロープ波形
信号を得ることができる。
また上記値kやαを変更することにより種々の形状のエ
ンベローブ波形信号を得ることができる。なお、上記第
(3)式においてk−0とおくと前述した第(1)式と
等しくなりエクスポネンシヤル関数からなるエンベロー
プ波形信号が得られる。以下、この発明の一実施例を添
付図面を参照して詳細に説明する。
第3図はこの発明のエンベロープ波形発生装置の一実施
例をプロツク図で示したものである。
第3図において、加算器11には適宜の手段によつて設
定された目標値Eと後述するレジスタ15から出力され
る現在のサンプル点nにおける波形振幅値Xnをインバ
ータ16で反転した値〜XOが加えられる。加算器11
はこの目標値Eと値Xnを加算し、値(E−Xn)を算
出する。加算器11で算出された値(E−Xn)は乗算
器12に加えられる。乗算器12には適宜手段によつて
所定係数値αが設定されており、値(EXn)にこの係
数値αを乗算する。ここで乗算器12は例えばビツトシ
フト回路から構成し、設定係数値αに対応するビツト数
だけ加算器11の出力値を例えば下位ビツト方向にシフ
トするように構成してもよい。乗算器12の算出値α(
E一Xn)はシフトレジスタ17に加えられる。シフト
レジスタ17は乗算器12の出力ビツト数に対応する本
数のmステージのシフトレジスタ群を具えており、加え
られる値α(E−Xn)をクロツクパルスφに同期して
順次シフトする。ところで上記乗算器12からは2クロ
ツクパルス前に値α(E−Xn−1)が出力され、2ク
ロツクパルス前に値α(E−Xn〜2)が出力され、同
様にkクロツクパルス前には値α(E−Xn−k)、m
クロツクパルス前には値(E−Xn−n1)が出力され
るので、シフトレジスタ17に値α(E−Xn)が加え
られたとき、シフトレジスタ17の第1ステージには値
α(E−Xn−,)が記憶され、第2ステージには値α
(E−Xn−2)が記憶され、同様に第kステージには
値(E−Xn−,)が記憶され、第mステージには値α
(E−Xn−m)が記憶されている。選択回路18は、
乗算器12の出力値およびシフトレジスタ17の各ステ
ージの出力値のうちから1つの出力値を選択する。
ここで選択回路18がどの出力値を選択するかは切換ス
イツチ(図示せず)等で適宜選定できるようになつてい
る。なお、この選択回路18で選択される出力値を一般
的に値α(E−Xn−k)とするが、この値α(EXn
−k)は設定された値kに対応する特定の値である。選
択回路18で選択された値α(E−Xn−k)は加算器
14に加えられる。
加算器14は他の人力にレジスタ15から出力された現
時点(サンプル点n)の波形振幅Xnが加えられており
、値α(E−Xn.−k)と値Xnを加算する。加算器
14の算出値Xn+α(E−Xn−k)はレジスタ15
に加えられ一時記憶された後、クロツクパルス中の次の
タイミングでサップノン点n+1における波形振幅値X
n+1として出力される。例えば、目標値E、係数値α
、値kをそれぞれE−1、α=0.5、k−2とし、初
期値X−2、X−1、 XOを全てOとした場合のレジ
スタ15から順次出力される各サンプル点毎の波形振幅
値X1、、一,・・・・・・・・・を試算してみると第
1表のようになる。
第1表から明らかのようにレジスタ15から順次出力さ
れる各サンプル点毎の波形振幅値xぃX2・・・・・・
・・・によつて形成される波形は目標値Eを越え(オー
バシユートし)、複雑に変化する波形となる。
前記選択回路18に設定される値kはレジスタ15の出
力値が形成する波形のオーバシユートの程度を決定する
すなわち値kを大きくするとオーバシユートの傾向は更
に顕著になり、小さくするとオーバシユートは小さくな
り、k−0ではオーバシユートは生じない。また乗算器
12に設定される係数値αはレジスタ15が形成する波
形の変化の速度を決定する。すなわち値αを大きくする
と出力波形は急激に変化し、小さくするとゆるやかに変
化する。このように加算器11に加わる目標値Eおよび
選択回路18および乗算器12に設定される値kおよび
αを適宜変化させればオーバシユートを有し複雑に変化
する任意なエンベロープ波形信号を得ることができる。
なお、シフトレジスタ17およびレジスタ15には鍵の
押下(キーオン)に対応して生じる第10図aに示すよ
うなキーオンパルスKPがりセツト信号として加えられ
ており、シフトレジスタ17およびレジスタ15の内容
はこのキーオンパルスKPによつてりセツトされる。と
ころで、上記のようにシフトレジスタ17をキーオンパ
ルスKPによつてりセツトするように構成すると鍵の押
下時にはシフトレジスタ17の第kステージの内容はO
であり、鍵が押下されてもシフトレジスタ17にk個の
クロツクパルスφが加わり第kステージに記憶がなされ
るまではレジスタ15からは出力が生じず、出力エンベ
ロープ波形信号は第5図bに示すようにk個のクロツク
パルスが加わる間だけ遅れてスタートすることになる。
一般に自然楽器のエンベロープは遅延時間を有している
のでこのままでもよいが、第5図aに示すようにキーオ
ンと同時にエンベロープ波形信号をスタートさせるよう
にするにはキーオンパルスKPによつてシフトレジスタ
17の全ステージに値αEをプリセツトするように構成
すればよい。
第4図はこの発明のエンベロープ波形発生装置の他の実
施例を示したものである。シフトレジスタ27はレジス
タ25の出力ビツト数に対応する数のmステージのシフ
トレジスタ群を具えており、レジスタ25からクロツク
パルスφに同期して順次出力される値を同じくクロツク
パルスφに同期して順次シフトとする。レジスタ25か
ら出力される値は後述するように各サンプル点の波形振
幅値に対応しており、今、レジスタ25からサンプル点
nにおける波形振幅値Xnが出力されているとすると、
1クロツクパルス前にはレジスタ25からサンプル点n
−1における波形振幅値Xn−1が出力され、2クロツ
クパルス前にはサンプル点n−2における波形振幅値X
n−2が出力され、同様にkクロツクパルス前にはサン
プル点n−kにおける波形振幅値Xn−kが出力され、
mクロツクパルス前にはサンプル点n−mにおける波形
振幅値Xn−.が出力される。したがつてレジスタ25
から値Xnが出力されているときにはシフトレジスタ2
7の第1ステージには1クロツクパルス前のレジスタ2
5の出力値Xn−1、第2ステージには2クロツクパル
ス前のレジスタ25の出力値X。−2、同様に第kステ
ージにはkクロツクパルス前のレジスタ25の出力値X
n−k、第mステージにはmクロツクパルス前のレジス
タ25の出力値Xn−.が記憶されている。選択回路2
8はレジスタ25の出力およびシフトレジスタ27の各
ステージの出力のうちから1つの出力を選択する。
ここで選択回路28で選択される値は切換スイツチ(図
示せず)等の適宜手段によつて設定された値kに対応す
る特定の値Xn−kである。選択回路28で選択された
X。
−kはインバータ26で反転され、値−Xn−kとして
加算器21に加えられる。加算器21には適宜手段によ
つて設定された目標値Eが加えられており、この目標値
Eと値−Xn−kが加算され、値(E−Xn−k)が算
出される。加算器21の出力値は乗算器22に加えられ
る。乗算器22に適宜手段によつて設定された係数値α
を加算器21の加算値に乗算し、値α(E−XO−k)
を算出して加算器24に加える。ここで乗算器22は第
3図の乗算器12と同様にビツトシフト回路によつても
構成することができる。加算器24の他方の入力にはレ
ジスタ25から出力される現時点の波形振幅値Xnが加
えられている。
したがつて加算器24は値Xnと値α(E−Xn−k)
を加算し、値Xn+α(E−Xn−k)を算出する。加
算器24の出力値はクロツクパルスφによつて動作する
レジスタ25に加えられ、クロツクパルスφの次のタイ
ミングでサンプル点n+1における波形振幅値Xn+1
として出力される。このようにしてレジスタ25からは
第3図で示した回路と同様のエンベロープ波形信号が得
られる。
なおこの実施例において、キーオンパルスKPによつて
レジスタ25およびシフトレジスタ27の全ステージの
内容をりセツトするようにすれば第5図aに示すように
エンベロープ波形信号をキーオンと同時にスタートさせ
ることができ、またキーオンパルスKPによつてシフト
レジスタ27の全ステージの内容をりセツトする代りに
全ステージに値Eをプリセツトするようにすれば第5図
bに示すような遅延時間kを有するエンベロープ波形信
号が得られる。
第6図はこの発明のエンベロープ波形発生装置を適用し
た電子楽器の1例を示したものである。
鍵盤回路31は鍵の押下に応じてこの押下鍵を示す鍵情
報を発生し、これをトーンジェネレータ32に加える。
トーンジェネレータ32は加えられた鍵情報に基づき、
押下鍵に対応する楽音信号を発生する。また鍵盤回路3
1は鍵押下に応じて第10図aに示すように鍵の押下時
にのみSllとなるキーオンパルスKPおよび第10図
bに示すように鍵が押下されている間ゞ11となるキー
オン信号KONを発生する。
目標値発生回路35は鍵盤回路31からキーオンパルス
KPおよびキーオン信号KONを受入し、アタツク波形
、第1デイケイ波形、第2デイケイ波形を形成するため
の目標値E、係数値αおよび信号K″を発生する。
ここで信号K′は後述するように第2デイケイ波形形成
時に発生され、第2デイケイ波形のオーバシユートを禁
止するために用いられる信号である。第7図はこの目標
値発生回路35の1例を示したものである。
この回路35はカウンタCUの上位2ビツトMSB,M
SB−1の内容およびキーオン信号KOHによつて所定
の目標値Eおよび係数値αがEメモリM1、αメモリM
2から読出される。鍵が押下されるとまずキーオンパル
スKPによつてカウンタCUがりセツトされる。これに
よつてカウンタCUの上位2ビツトMSB,MSB−1
はSOO〃となり、この上位2ビツトの信号がそれぞれ
オア回路0R2,0R3を介してEメモリM1、αメモ
リM2に加えられる。ここで、EメモリM1、αメモリ
M2はそれぞれ例えばリードオンリーメモリ(ROM)
からなり、加えられる2ビツトの信号QlQ2の内容に
応じてアタツク波形の目標値E1および係数値α1、第
1デイケイ波形の目標値E2および係数値α2、第2デ
イケイ波形の目標値0、および係数値α3を発生するよ
うに構成される。このEメモリMl.αメモリM2の出
力E,αを加えられる2ビツトの信号Ql,Q2との内
容との関係のもとに表に表わすと第2表のようになる。
上記のように鍵の押下開始時にはEメモリM1、αメモ
リM2に加わる2ビツトの信号Ql,Q2の内容はSO
O″であるからまずEメモリM1からはアタツク波形の
目標値E1が読出され、αメモリM2からはアタツク波
形に対応する係数値α1が読出される。
またカウンタCUのビツトMSB−1の出力はインバー
タINlで反転されアンド回路A1に加えられ、アンド
回路A1が動作可能となる。
これにより発振器0SC1の出力はアンド回路A1、オ
ア回路0R1を介してカウンタCUのカウント入力に加
えられ、カウンタCUは発振器0SC1の出力の計数を
開始する。ここで発振器0SC1の発振周波数はアタツ
ク波形の生じる時間(アタツク時間)に対応している。
カウンタCUによる発振器0SC1の出力の計数が進み
カウンタCUの上位2ビツトMSB,MSB−1の内容
がゞ01″になると、この信号はオア回路0R2,0R
3を介して信号Ql,Q2としてEメモリM1、αメモ
リM2に加えられ、EメモリM1からは第1デイケイ波
形の目標値E2が読出され、αメモリM2からは第1デ
イケィ波形に対応する係数値α2が読出される。
またカウンタCUの上位2ビツトMSB,MSB−1の
内容がゞ01〃になるとカウンタCUのビツトMSB−
1の出力が加わるアンド回路A2が動作可能となり、一
方アンド回路A1は不動作となる。
これたよりカウンタCUのカウント入力にはアンド回路
A2、オア回路0R1を介して発振器0SC2の出力が
加えられ、カウンタCUは発振器0SC1の出力に代え
て発振器0SC2の出力によつてカウントアップされる
。ここで発振器0SC2の発振周波数は第1デイケィ波
形の時間(第1テイケイ時間)に関係し、発振器0SC
1の発振周波数より低い周波数のものが用いられる。カ
ウンタCUは発振器0SC2の出力を計数し、カウンタ
CUの上位2ビツトMSB,MSB−1の内容がゞ10
″になると、カウンタCUのビツトMSBの出力信号お
よびビツトMSB−1の出力をインバータIN2で反転
した信号が夫々加わるナンド回路NAlの出力がSO″
となつて、これによつてアンド回路Al,A2はいずれ
も不動作になる。
したがつてカウンタCUの計数はこの計数値で停止され
る。しかし、このときEメモリM1、αメモリM2には
カウンタCUの上位2ビツトMSB,MSB−1の内容
ゞ10″が加わり、EメモリM1からは第2デイケイ波
形の目標値E2が読出され、αメモリM2からは第2デ
イケィ波形に対応する係数値α2が読出されている。鍵
の押下が解除されキーオフ状態になると、キーオン信号
KPNはゞO″になり、この信号KONをインバータI
N3で反転した信号ゞ1″はオア回路0R2,0R3を
介して信号Q2,Qlゞ11″としてEメモリM1、α
メモリM2に夫夫加えられる。これによつてEメモリM
1からは第2デイケイ波形の目標値0が読出され、αメ
モリM2からは第2デイケィ波形に対応する係数値α3
が読出される。またキーオン信号KONがSO〃になる
と、このキーオン信号KONをインバータIN3で反転
した信号が信号K″として発生される。
このようにして目標値発生回路35から発生されたアタ
ツク波形、第1デイケイ波形、第2デイケイ波形に対応
する目標値E、係数値αおよび信号K″はこの発明に係
わるエンベロープ波形発生装置36に加えられる。
このエンベロープ波形発生装置36は第3図または第4
図に詳細プロツク図で示したものと同様のものである。
すなわち、エンベロープ波形発生装置36は目標値発生
回路35から発生される目標値Eおよび係数値αおよび
鍵盤回路31から発生されるキーオンパルスKPに基づ
きアタツク波形第1デイケイ波形、第2デイケイ波形か
らなるエンベロープ波形信号を発生する。また目標値発
生回路35から発生される信号K″はエンベロープ波形
発生装置36において第2デイケイ波形のオーバシユー
トを禁止するために用いられる。
アタツク波形および第1デイケイ波形はオーバシユート
特性をもたせることによつて複雑な変動要素を含むこと
になつて好ましいが、第2デイケイ波形はオーバシユー
トすると音がとぎれることがあり好ましくない。そこで
第2デイケイ波形形成時には前述した選択回路18また
は28(第3図または第4図)に設定される値kを強制
的に0にしてエンベロープ波形信号のオーバシユートを
禁示するようにしている。第8図はこの値kを強制的に
Oにする回路の1例を示したものである。選択回路38
は第3図または第4図に示した選択回路18または28
に相当するもので乗算器12の出力およびシフトレジス
タ17の各ステージの出力のうちのいずれか1・つの出
力を選択し加算器14に加えるもの(第3図)、または
レジスタ25の出力およびシフトレジスタ27の各ステ
ージの出力のうちいずれか1つの出力を選択しインバー
タ26に加えるもの(第4図)である。この選択回路3
8においてどの出力を選択するかを示す値kは例えば第
8図に示すようにロータリ形の選択スイツチSwによつ
て設定される。選択スイツチSWの各接点のうちk=O
に対応する接点からの信号はオア回路0R11を介し、
k一1〜k=mに対応する接点からの信号はアンド回路
N−A(至)を介して選択や38の制御入力に夫々加え
られ、オア回路0R11の他の入力には信号K′をイン
バータINllで反転した信号がインバータINl2で
更に反転されて加えられ、アンド回路N−A豆の他の入
力には信号K′をインバータINllで反転した信号が
加えられる。したがつてアンド回路A7〜A(Rrj)
は信号K//)いO″のときには動作可能となつて選択
スイツチSWの操作に応じた信号が選択回路38に加え
られる。しかし、信号K7i)い1″となるとアンド回
路N−A(n1)は全て不動作となり、オア回路0R1
1には信号Sl2が加えられ、例えk−0以外の接点が
選択されていたとしても選択回路38に加えられる信号
は強制的にk−0に対応したものとなる。第9図aにこ
のように構成されたエンベロープ波形発生装置36から
鍵の押下(キーオン)および鍵の押下解除(キーオフ)
に応じて発生されるエンベロープ波形信号の1例として
値kがある値k1\Oに設定された場合を示したもので
ある。鍵が押下され、カウンタCU(第7図)の上位2
ビツトMSB,MSB−1の内容がSOO″である間は
目標値Eはアタツク波形の目標値E1に設定され、係数
値αはアタツク波形に対応する係数値α,に設定される
ので急速に立上るオーバシユートしたアタツク波形WA
が得られる。カウンタCUの上位2ビツトMSB,MS
B−1の内容がゞ01〃になると、カウンタCUのカウ
ント入力が発振器0SC2の出力に切換えられ、上位2
ビツトMSB,MSB−1の内容がゞ10″になるまで
目標値Eは第1デイケィ波形の目標値E2に設定され、
係数値αは第1デイケイ波形に対応する係数値α2(α
2くα1)に設定され、これによりゆるやかに減少し、
オーバシユートを有する第1デイケイ波形WlDが得ら
れる。鍵の押下が解除され、キーオン信号KONがゞO
″になると、EメモリM1、αメモリM2(第7図)に
は信号Sll″が加わり、目標値Eは第2デイケイ波形
の目標値0、係数値αは第2デイケィ波形に対応する係
数値α3(例えばα1くα3くα2)に夫々設定され、
また値kは強制的に0にされるので、オーバシユートを
有しないエクスポネンシヤル関数からなる第2デイケイ
波形W2Dが得られる。第9図bはエンベローブ波形発
生装置36において値k=0と設定した場合のエンベロ
ーブ波形信号の1例を示したものである。値kをk=0
と設定するとアタツク波形、第1デイケイ波形、第2デ
イケイ波形のいずれもがエクスポネンシヤル関数からな
る波形となり、第9図aの波形と比較して変動要素の少
ないものとなる。このようにして、エンベロープ波形発
生装置36から発生されたエンベロープ波形信号は乗算
器33に加えられる。
乗算器33はトーンジェネレータ32から発生される楽
音信号にエンベロープ波形信号を乗算し、エンベロープ
を付与した楽音信号を出力する。この楽音信号はサウン
ドシステム34に加えられ、楽音として発音される。な
お上記実施例では値kを選択スイツチで設定するように
したが目標値Eおよび係数値αと同様に時系列的に設定
するようにしてもよい。以上説明したようにこの発明に
よれば簡単な構成により複雑な変動要素を含むエンベロ
ープ波形信号を発生することができ、これを電子楽器に
適用した場合には豊かな楽音を形成することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のエンベロープ波形発生装置の1例を示す
プロツク図、第2図はこの従来の装置から発生されるエ
ンベロープ波形信号の1例を示す波形図、第3図はこの
発明に係わるエンベロープ波形発生装置の一実施例を示
すプロツク図、第4図はこの発明の他の実施例を示すプ
ロツク図、第5図A,bはアタツク波形の開始点を説明
するグラフ、第6図はこの発明のエンベローブ波形発生
装置を適用した電子楽器の1例を示すプロック図、第7
図は第6図に示した目標値発生回路の詳細回路図、第8
図は第6図に示したエンベロープ波形発生装置の1部詳
細回路図、第9図A,bは第6図に示したエンベロープ
波形発生装置から発生されるエンベロープ波形信号の1
例を示す波形図、第10図A,bはキーオンパルスKP
およびキーオン信号KONの関係を示すタイミングチヤ
ートである。 11,14,21,24・・・・加算器、12,22・
・・・・・乗算器、15,25・・・・・・レジスタ、
17,27・・・・・・シフトレジスタ、18,28ラ
38゛゜”゜選択回路、35・・・・・・目標値発生回
路、36・・・・・・エンベロープ波形発生装置。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 目標値Eと現在のサンプル点nに対して所定の値k
    (k=1、2・・・・・・・・・)だけ前のサンプル点
    n−kにおける波形振幅値x_n_−_kとの偏差(E
    −x_n_−_k)に係数値αを乗算した値α(E−x
    _n_−_k)を変化分として次のサンプル点n+1に
    おける波形振幅値x_n_+_1を計算する計算回路を
    具えるエンベロープ波形発生装置。 2 前記計算回路が、目標値Eと現在のサンプル点nに
    おける波形振幅値x_nとの偏差(E−x_n)を算出
    する演算回路と、この偏差に所定係数値αを乗算する乗
    算器と、この乗算器の出力値を順次記憶する記憶回路と
    、この記憶回路の記憶値の中から現在のサンプル点nに
    対して設定された値にだけ前の値α(E−x_n_−_
    k)を選択する選択回路と、現在のサンプル点nにおけ
    る出力振幅値x_nに前記選択回路の選択値α(E−x
    _n_−_k)を加算する加算器とからなる特許請求の
    範囲第1項記載のエンベロープ波形発生装置。 3 前記計算回路が、現在のサンプル点nにおける波形
    振幅値x_nを順次記憶する記憶回路と、この記憶回路
    の記憶値の中から現在のサンプル点nに対して設定され
    た値kだけ前の値x_n_−_kを選択する選択回路と
    、目標値Eと前記選択回路の選択値x_n_−_kとの
    偏差(E−x_n_−_k)を算出する演算回路と、こ
    の偏差に所定係数値αを乗算する乗算器と、現在のサン
    プル点nにおける出力振幅値x_nに前記乗算器の出力
    値を加算する加算器とからなる特許請求の範囲第1項記
    載のエンベロープ波形発生装置。 4 目標値Eと現在のサンプル点nに対して所定の値k
    (k=1、2・・・・・・・・・)だけ前のサンプル点
    n−kにおける波形振幅値x_n_−_kとの偏差(E
    −x_n_−_k)に係数値αを乗算した値α(E−x
    _n_−_k)の変化分として次のサンプル点n+1に
    おける波形振幅値x_n_+_1を計算する計算回路と
    、鍵の押下を検出する信号に応じて前記目標値Eおよび
    値におよび値αを適宜変更する手段とを具えるエンベロ
    ープ波形発生装置。
JP53119571A 1978-09-28 1978-09-28 エンベロ−プ波形発生装置 Expired JPS59840B2 (ja)

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