JPS598435B2 - ごみ焼却場における減温室排水の処理方法 - Google Patents
ごみ焼却場における減温室排水の処理方法Info
- Publication number
- JPS598435B2 JPS598435B2 JP51138037A JP13803776A JPS598435B2 JP S598435 B2 JPS598435 B2 JP S598435B2 JP 51138037 A JP51138037 A JP 51138037A JP 13803776 A JP13803776 A JP 13803776A JP S598435 B2 JPS598435 B2 JP S598435B2
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- Japan
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- wastewater
- reduced
- water
- chamber
- temperature chamber
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- Chimneys And Flues (AREA)
- Separation Of Suspended Particles By Flocculating Agents (AREA)
- Heat Treatment Of Water, Waste Water Or Sewage (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、ごみ焼却場における燃焼排ガスの減温室より
排出される汚染排水(洗煙排水ともいう)の有効利用に
よる処理方法に関するものである。
排出される汚染排水(洗煙排水ともいう)の有効利用に
よる処理方法に関するものである。
普通、都市とみ等の焼却場においてはごみの燃焼時に発
生する800〜900℃の高温排ガスを集塵機や煙突の
損傷を防ぐために、減温室を通過させてその温度を30
0℃前後に減温する必要がある。
生する800〜900℃の高温排ガスを集塵機や煙突の
損傷を防ぐために、減温室を通過させてその温度を30
0℃前後に減温する必要がある。
一般に減温するためには、水の蒸発潜熱を利用する方法
を用いており、スプレー水を噴霧して行なう。
を用いており、スプレー水を噴霧して行なう。
最近の大規模なごみ焼却場においては、20kgf/c
rA以上の高圧で水の噴射を行ない、減温室からの排出
水をほとんど無くすると共に、少量の排出水は焼却灰に
吸収させる無排水方式を採用しているところが多いが、
既設の施設や中小規模施設においては、一般に減温に使
用したスプレー水量の約80〜90%は水蒸気となり、
減温したガスに同伴して排気されるが、蒸発しきれなか
った残りの10〜20%は水温50〜70℃の余剰水と
なって排出される。
rA以上の高圧で水の噴射を行ない、減温室からの排出
水をほとんど無くすると共に、少量の排出水は焼却灰に
吸収させる無排水方式を採用しているところが多いが、
既設の施設や中小規模施設においては、一般に減温に使
用したスプレー水量の約80〜90%は水蒸気となり、
減温したガスに同伴して排気されるが、蒸発しきれなか
った残りの10〜20%は水温50〜70℃の余剰水と
なって排出される。
その排水量は、ごみ質、ごみ処理量、焼却温度、焼却炉
の構造などによってかなりの違いがあるが、実測した例
ではごみ1蝋当り30〜100tであり、水量はそれ程
多くはないが、つぎに述べるように汚染濃度が高い汚水
となっているものである。
の構造などによってかなりの違いがあるが、実測した例
ではごみ1蝋当り30〜100tであり、水量はそれ程
多くはないが、つぎに述べるように汚染濃度が高い汚水
となっているものである。
すなわち、ごみ焼却の排ガス中には、焼却灰に由来する
多量の粉塵を含んでおり、粉塵中にはCd,Pb,,C
uなとの各種重金属を含むことが知られており、また、
排ガスは塩化ビニールなどのプラスチック類の燃焼によ
って発生する塩化水素ガスを含む。
多量の粉塵を含んでおり、粉塵中にはCd,Pb,,C
uなとの各種重金属を含むことが知られており、また、
排ガスは塩化ビニールなどのプラスチック類の燃焼によ
って発生する塩化水素ガスを含む。
このように減温室から排出される排水は、塩化水素ガス
を吸収して強酸性を呈しており、粉塵中の重金属その他
を溶解して溶解分の濃度が高いのが特徴であり、その排
水の水質はpH2前後、COD100ppm前後、浮遊
物(SS:)2 0 0〜1300pplll,塩素イ
オン1000〜6000pp[[l1蒸発残留物200
0〜10000解(内、強熱残留分60〜70%)、色
度50〜600の範囲が多く、各種重金属中特にZn,
Pb,Cuは比較的濃度が高い。
を吸収して強酸性を呈しており、粉塵中の重金属その他
を溶解して溶解分の濃度が高いのが特徴であり、その排
水の水質はpH2前後、COD100ppm前後、浮遊
物(SS:)2 0 0〜1300pplll,塩素イ
オン1000〜6000pp[[l1蒸発残留物200
0〜10000解(内、強熱残留分60〜70%)、色
度50〜600の範囲が多く、各種重金属中特にZn,
Pb,Cuは比較的濃度が高い。
さらに排水はタール臭があり、且つ褐色を示し、この着
色物質は主としてタール系の有機物と考えられ、色度の
除去は活性炭処理で可能ではあるが、排水の中和や薬品
凝集処理では除去困難である。
色物質は主としてタール系の有機物と考えられ、色度の
除去は活性炭処理で可能ではあるが、排水の中和や薬品
凝集処理では除去困難である。
従来、減温室の排水は、水量が少ないために、pH調整
を行なったのち希釈して放流している場合が多いが、こ
の排水は低濃度ではあるが上述したように重金属類を含
み、放流先河川等の水量が少ない場合には希釈放散され
ずに土壌中に蓄積され、社会問題となっているところも
ある。
を行なったのち希釈して放流している場合が多いが、こ
の排水は低濃度ではあるが上述したように重金属類を含
み、放流先河川等の水量が少ない場合には希釈放散され
ずに土壌中に蓄積され、社会問題となっているところも
ある。
また、中和処理によって、重金属類も水酸化物の凝集フ
ロックとなり、ある程度までは除去されるが、完全では
ない。
ロックとなり、ある程度までは除去されるが、完全では
ない。
このように、減温室の排水は、水量が比較的少なく、重
金属類を含み、含有有機物の除去が困難であること、な
どの理由から、ごみ焼却場の多くは無排水システムの必
要性に迫られているのが現状である。
金属類を含み、含有有機物の除去が困難であること、な
どの理由から、ごみ焼却場の多くは無排水システムの必
要性に迫られているのが現状である。
無排水システムは排水の循環オ1用を行ない、外部へ放
流しない方法を採ることになるが、高濃度排水の循環利
用に当っては管材におけるスケールの生成や腐蝕の心配
がないこと等が実施条件となる。
流しない方法を採ることになるが、高濃度排水の循環利
用に当っては管材におけるスケールの生成や腐蝕の心配
がないこと等が実施条件となる。
本発明は、附属機器配管類のスケール形成や腐蝕による
障害を排除し、水資源の有効利用と排水の無放流による
無害化をはかる無排水システムを提供することを目的と
するものである。
障害を排除し、水資源の有効利用と排水の無放流による
無害化をはかる無排水システムを提供することを目的と
するものである。
本発明は、ごみ焼却炉から排出される高温燃焼排ガスを
減温させるための減温室で生じた減温室排水を貯留し、
該減温室排水にアルカリ剤ならびに有機高分子凝集剤を
添加して該排水のpHを6.0〜8.0の範囲に調整す
ると共に生成沈殿フロックを沈降分離し、この分離水を
前記減温室に循環噴射させ再蒸発することを特徴とする
ごみ焼却場における減温室排水の処理方法である。
減温させるための減温室で生じた減温室排水を貯留し、
該減温室排水にアルカリ剤ならびに有機高分子凝集剤を
添加して該排水のpHを6.0〜8.0の範囲に調整す
ると共に生成沈殿フロックを沈降分離し、この分離水を
前記減温室に循環噴射させ再蒸発することを特徴とする
ごみ焼却場における減温室排水の処理方法である。
本発明の一実施態様を図面について説明すれば、ごみの
燃焼排ガスfは、焼却炉8からスプレー水dが噴射され
る減温室7を通過する間に減温されるが、減温室7から
流出する排水aは排水ピット1に至り、ここからポンプ
2によって定量的に中和混合槽3に移送され、ここで苛
性ソーダ等のアルカリ剤bを添加してpH6.0〜8,
0の範囲に調整を行なう。
燃焼排ガスfは、焼却炉8からスプレー水dが噴射され
る減温室7を通過する間に減温されるが、減温室7から
流出する排水aは排水ピット1に至り、ここからポンプ
2によって定量的に中和混合槽3に移送され、ここで苛
性ソーダ等のアルカリ剤bを添加してpH6.0〜8,
0の範囲に調整を行なう。
ここで排水aのpH調整の範囲を6.0〜8.0にする
理由は次の通りである。
理由は次の通りである。
すなわち、減温室7から流出する排水aは、カルシウム
及びマグネシウムなどの硬度成分を多量に溶解している
ために、極めてスケールを形成し易い状態にあり、p}
{s.o以上の強いアルカリ性側においては、ポンプ及
び配管内等において容易にスケールを形成するために、
後述する循環再利用する運転は不能となり、また一方、
排水aは塩素イオンや硫酸イオンをも多量に含むために
、pH6.0以上の酸性側においては鋼材の腐蝕を促進
する結果となるからである。
及びマグネシウムなどの硬度成分を多量に溶解している
ために、極めてスケールを形成し易い状態にあり、p}
{s.o以上の強いアルカリ性側においては、ポンプ及
び配管内等において容易にスケールを形成するために、
後述する循環再利用する運転は不能となり、また一方、
排水aは塩素イオンや硫酸イオンをも多量に含むために
、pH6.0以上の酸性側においては鋼材の腐蝕を促進
する結果となるからである。
次に、上記排水aのpHを6.0〜80の範囲に調整す
ると、凝集フロックが生成することが多く、この場合、
フロックの沈降性をよくするためにポリマーb′を注入
したのち、沈殿槽4で沈降分離又は戸過し、その分離水
をスプレー水槽5に貯留する。
ると、凝集フロックが生成することが多く、この場合、
フロックの沈降性をよくするためにポリマーb′を注入
したのち、沈殿槽4で沈降分離又は戸過し、その分離水
をスプレー水槽5に貯留する。
また、前記スプレー水槽5には、常に蒸発して減量した
と同水量の新しい水Cが補給されて2〜5倍程度に希釈
され、ポンプ6によって加圧されて減温室7へ循環しス
プレー水dとして噴射ノズルから噴射されて微粒化して
高温燃焼ガス流中に曝露し再蒸発を積極的にし再利用さ
れるようにしてある。
と同水量の新しい水Cが補給されて2〜5倍程度に希釈
され、ポンプ6によって加圧されて減温室7へ循環しス
プレー水dとして噴射ノズルから噴射されて微粒化して
高温燃焼ガス流中に曝露し再蒸発を積極的にし再利用さ
れるようにしてある。
また、前記沈殿槽4で沈降分離された沈殿スラツジeは
、別途に処分されるが、ごみ焼却場における処分方法と
しては、遠心分離機又は沖過機等の分離機により脱水後
、ごみとともに焼却するかあるいはごみの焼却灰ととも
に廃棄処分の方法と、天日乾燥床による脱水、乾燥後、
ごみとともに焼却するかあるいはごみの焼却灰とともに
廃棄処分の方法と、焼却灰に吸収される方法などが可能
な方法である。
、別途に処分されるが、ごみ焼却場における処分方法と
しては、遠心分離機又は沖過機等の分離機により脱水後
、ごみとともに焼却するかあるいはごみの焼却灰ととも
に廃棄処分の方法と、天日乾燥床による脱水、乾燥後、
ごみとともに焼却するかあるいはごみの焼却灰とともに
廃棄処分の方法と、焼却灰に吸収される方法などが可能
な方法である。
一方減温室7から出るガスは必要に応じ集塵器9、ガス
吸収塔10、吸引ファン11などを経て煙突から大気に
放出される。
吸収塔10、吸引ファン11などを経て煙突から大気に
放出される。
以上述べたように本発明によれば、減温室排水を循環再
利用する水資源の有効利用と排出の無放流による無害化
を達成し得る無排水方式をとり、スケールの原因となる
各種重金属類をも小酸化物の凝集フロックに容易に生成
し且つこのフロックの沈降性をも蓄しくよくして分離除
去できるので付属機器、配管類のスケール形成や腐蝕等
の障害を適確容易に防止することができるものであり、
排出される燃焼ガスを利用して汚水が蒸発されるので極
めて効率よく経済的に処理でき、しかも排水の有効利用
と相俟って有機高分子凝集剤をも循環再利用して薬注量
の節減を可能として経済的な処理ができ、運転管理上簡
易で衛生的であり公害問題をも生じないで処理できるも
のである。
利用する水資源の有効利用と排出の無放流による無害化
を達成し得る無排水方式をとり、スケールの原因となる
各種重金属類をも小酸化物の凝集フロックに容易に生成
し且つこのフロックの沈降性をも蓄しくよくして分離除
去できるので付属機器、配管類のスケール形成や腐蝕等
の障害を適確容易に防止することができるものであり、
排出される燃焼ガスを利用して汚水が蒸発されるので極
めて効率よく経済的に処理でき、しかも排水の有効利用
と相俟って有機高分子凝集剤をも循環再利用して薬注量
の節減を可能として経済的な処理ができ、運転管理上簡
易で衛生的であり公害問題をも生じないで処理できるも
のである。
次に本発明の実施例を示す。
都市ごみ処理量60t/d,減温室排水量8i/dのご
み焼却場において、減温室排水のpHを8.0以上に調
整し、生成フロックを沈殿分離した上澄水を減温室のス
プレー水として循環使用した場合、運転約1ケ月経過後
、スプレー水用ポンプ内にスケールが固着し、運転不能
となったが、減温室排水のpHを6.0〜80になるよ
うに排水のpHを調整し、同様に上澄水を減温室のスプ
レー水として循環使用した結果、ポンプ及び配管内のス
ケール形成や腐蝕に関する障害は全く発生せず、順調な
運転を行なうことができた。
み焼却場において、減温室排水のpHを8.0以上に調
整し、生成フロックを沈殿分離した上澄水を減温室のス
プレー水として循環使用した場合、運転約1ケ月経過後
、スプレー水用ポンプ内にスケールが固着し、運転不能
となったが、減温室排水のpHを6.0〜80になるよ
うに排水のpHを調整し、同様に上澄水を減温室のスプ
レー水として循環使用した結果、ポンプ及び配管内のス
ケール形成や腐蝕に関する障害は全く発生せず、順調な
運転を行なうことができた。
図面は本発明の一実施態様を示す系統説明図である。
1・・・・・・排水ピット、2・・・・・・ポンプ、3
・・・・・・中和混合槽、4・・・・・・沈殿槽、5・
・・・・・スプレー水槽、6・・・・・・ポンプ、7・
・・・・・減温室、a・・・・・・排水、b・・・・・
・アルカリ剤、b′・・・・・・ポリマー、C・・・・
・・水、d・・・・・・スプレー水、e・・・・・・沈
殿スラツジ、f・・・・・・燃焼排ガス。
・・・・・・中和混合槽、4・・・・・・沈殿槽、5・
・・・・・スプレー水槽、6・・・・・・ポンプ、7・
・・・・・減温室、a・・・・・・排水、b・・・・・
・アルカリ剤、b′・・・・・・ポリマー、C・・・・
・・水、d・・・・・・スプレー水、e・・・・・・沈
殿スラツジ、f・・・・・・燃焼排ガス。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 ごみ焼却炉から排出される高温燃焼排ガスを減温さ
せるための減温室で生じた減温室排水を貯留し、該減温
室排水にアルカリ剤ならびに有機高分子凝集剤を添加し
て該排水のpHを6.0〜8.0の範囲に調整すると共
に生成沈殿フロックを沈降分離し、この分離水を前記減
温室に循環噴射させ再蒸発することを特徴とするごみ焼
却場における減温室排水の処理方法。 2 前記分離水に補給水を混合して循環再利用される特
許請求の範囲第1項記載のごみ焼却場における減温室排
水の処理方法。 3 前記分離水が加圧されて減温室に循環再利用される
特許請求の範囲第1項又は第2項記載の焼却場における
減温室排水の処理方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP51138037A JPS598435B2 (ja) | 1976-11-17 | 1976-11-17 | ごみ焼却場における減温室排水の処理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP51138037A JPS598435B2 (ja) | 1976-11-17 | 1976-11-17 | ごみ焼却場における減温室排水の処理方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5363761A JPS5363761A (en) | 1978-06-07 |
| JPS598435B2 true JPS598435B2 (ja) | 1984-02-24 |
Family
ID=15212549
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP51138037A Expired JPS598435B2 (ja) | 1976-11-17 | 1976-11-17 | ごみ焼却場における減温室排水の処理方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS598435B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009220087A (ja) * | 2008-03-19 | 2009-10-01 | Hitachi Zosen Corp | 一般廃棄物の処理方法 |
| JP2011050856A (ja) * | 2009-09-02 | 2011-03-17 | Hitachi Zosen Corp | メタン発酵処理排水の処理方法 |
-
1976
- 1976-11-17 JP JP51138037A patent/JPS598435B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5363761A (en) | 1978-06-07 |
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