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JPS6017306B2 - 塩化ビニリデン系樹脂組成物 - Google Patents
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JPS6017306B2 - 塩化ビニリデン系樹脂組成物 - Google Patents

塩化ビニリデン系樹脂組成物

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JPS6017306B2
JPS6017306B2 JP52142368A JP14236877A JPS6017306B2 JP S6017306 B2 JPS6017306 B2 JP S6017306B2 JP 52142368 A JP52142368 A JP 52142368A JP 14236877 A JP14236877 A JP 14236877A JP S6017306 B2 JPS6017306 B2 JP S6017306B2
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copolymer
vinylidene chloride
chlorinated
vinyl
ethylene
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武 渡部
憲一郎 児玉
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Asahi Chemical Industry Co Ltd
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Asahi Chemical Industry Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、耐熱性、耐光性並びに気体遮断性に優れ、か
つ内容物へ移行する物質が極めて少ない、透明成形品の
製造に好適な、塩化ビニリデン鼓樹脂組成物に関するも
のである。
本来、塩化ビニリデン重合体は、その構造の規則性と対
称性に由来して、高度に結晶化した状態を呈し、これを
溶解させる溶剤がほとんど見当らないほど、強い凝集力
を有している。
そのために高い融解温度を持ち、加えて、脱塩酸し易い
化学的性質のために、塩化ビニリデン重合体をそのまま
熟成形することは、熱劣化が著しく実質的には不可能と
いわねばならない。今日、塩化ビニリデン系樹脂成形品
として工業的に得られているものには、重合体の構造の
規則性を一部乱すことを狙いとして、塩化ビニルのごと
き単量体を少量共重合せしめ、可塑剤、熱安定剤等の添
加剤を添加するという方法が、一般に用いられている。
塩化ビニリデン系樹脂に可塑剤を添加することは、加工
特性を改良するだけでなく、得られる成形品に柔軟性、
可榛・性を賦与し、その耐衝撃性を向上させるという点
でも、極めて有効な方法といえる。
反面、可塑剤等の、成形品を使用または保存する温度で
液状を呈する添加剤を用いることは、塩化ビニリデン系
樹脂成形品の優れた特徴である気体遮断性を劣化させる
方向にある。したがって、可塑剤の使用量は、目的・用
途に応じ、最小必要量に止どめられてはいるが、それで
も気体遮断機能の低下はまぬがれえず、現在ある塩化ピ
ニ1」デン系樹脂成形品は、その樹脂の優れた特性を十
分に発揮させたものであるとは言い難い。この欠点を補
なうために、ブタジェン系共重合体、エチレン−酢酸ビ
ニル共重合体等のゴム状物質を、可塑剤またはその一部
に替えて、塩化ビニリデン系樹脂に添加するという試み
がなされているが、これら共重合体は、可塑剤ほどの可
塑化能を有せず、これらを可塑剤の代替とするか、また
は可塑剤を減量させてその補いに使用する場合には、大
量に添加する必要がある。しかるに、これらゴム状物質
は、可塑剤ほど塩化ビニリデン系樹脂との相客性は良く
なく、多量に混合すれば、成形品の透明性が損われるよ
うになる。さらに具体的には、ブタジェン系共重合体の
使用は、成形品の耐衝撃性‘ま改良されるものの、塩化
ピニリデン系樹脂の成形温度におけるブタジヱン系共重
合体は、その溶融流動性が悪くて可塑化能に乏しいうえ
に、その内部にある二重結合が禍いして、成形品の光劣
化を著しくさせ、その商品価値を極端に低下させるもの
である。エチレン−酢酸ビニル共重合体を使用すること
は、耐光性に関する限り問題はないが、エチレンの比率
が大きい共重合体は、塩化ビニリデン系樹脂との相容性
が良くなく、極端な場合には、塩化ビニリデン系との相
分離をも起こすことがある。エチレン−酢酸ビニル共重
合体の酢酸ピニルの比率が増して、4の重量%程度にも
なると、塩化ビニリデン樹脂との相容性は改良されるが
、それでも、それを含む塩化ビニリデン系樹脂成形品で
油性食品や水もの食品を包装し、加熱処理を行なうと、
その成形品は失透し、そのため用途分野に制約を受ける
など、はなはだ不利をこうむる。そのうえ、その衝撃強
度は、エチレン比率の大きいエチレン−酢酸ビニル共重
合体を含むものに比較して4・さし、。また別の改良手
段として、エチレンービニルェステルー塩化ビーニル三
元共重合体を使用するのがある(特公昭47一1166
3号)。この三元共重合体を、可塑剤またはその一部に
代えて使用し、透明性、気体遮断性、耐衝撃性、非抽出
性のそれぞれに優れた成形用塩化ビニリデン系樹脂組成
物を提供せんとするものである。事実、この三元重合体
を含めてなる塩化ビニリデン系樹脂組成物は、前記4項
目の品質をほぼ満たすものであったが、しかしながら、
得られた成形品は、光安定性に欠け、また耐熱性も十分
とはいえず、成形品は黒味を帯びた色調を示す。本発明
は、塩化ビニリデン系樹脂の好ましい性質である透明性
を失することなく、極めて優れた気体遮断性を有し、耐
熱性、耐光性にも優れた成形用塩化ピニリデン系樹脂組
成物を提供することを目的とするものであって、本発明
者は、塩化ピニリデン系樹脂にエチレンービニルェステ
ル共重合体塩素化物を加えて得た組成物が、本目的に適
うものであることを見出した。
塩素化エチレンービニルェステル共重合体はポリアミド
と塩素化エチレンービニルェステル共重合体を含む接着
剤の改質剤として有用であることが知られている(米国
特許第346494ぴ号)。
又、特公昭42−16420号によれば、硬質塩化ビニ
ル樹脂の耐衝撃性改良用補強剤として有用であることも
知られている。か)る塩素化エチレンービニルェステル
共重合体が、化学的、物理的性質において、これらの重
合体又は樹脂と本質的に異る塩化ビニリデン系樹脂の各
種性質を改良することができることは、全く予期に反す
るものである。更に又、重合体分子内に塩素原子を含む
エチレンービニルェステル−塩化ビニル共重合体が塩化
ビニリデン系樹脂の改良には不十分である事実を考える
と、全く驚くべきことである。本発明によれば、 凶 塩化ビニリデン75〜95重量%と、これと英重合
可能な単量体26〜5重量%との共重合体よりなる塩化
ビニリデン系樹脂10の重量部と、‘B’ピニルヱステ
ル含有量が10〜4の重量%(非塩素化共重合体基準)
である塩素化エチレンーピニルェステル共重合体であっ
て、その塩素含有量が3〜55重量%(塩素化共重合体
基準)である塩素化エチレンーピニルェステル3〜6の
重量部とを含むことを特徴とする塩化ビニリデン系樹脂
組成物が提供される。
本発明で用いられる塩素化エチレンービニルェステル共
重合体は、エチレン−ビニルェステル共重合体を通常の
方法により塩素化して得られるものである。
本発明でいうエチレンービニルェステル共重合体とは、
ぎ酸ビニル、酢酸ビニル、プロピオン酸ビニル、酪酸ビ
ニルまたはこれらピニルェステルの混合物とエチレンと
の共重合体をいうが、エチレン−酢酸ビニル共重合体は
安価に入手できることから、特に好ましいといえる。
エチレンービニルェステル共重合体の中のビニルェステ
ル含量によって、共重合体の熱安定性、溶融粘度、ある
いは塩化ビニリデン系樹脂組成物との相容性が異なって
くるが、本発明に供せられるエチレンービニルェステル
共重合体は、その中にビニルェステルを1の重量%以上
、4の重量%以下含有するものが良い。
ビニルェステルが1の重量%禾満のものは、塩素化によ
り塩化ビニリデン系樹脂との相容性は改良するが十分で
なく、実用可能な範囲の透明な成形品を得ることができ
ない。ビニルェステルが4の重量%を超えるエチレンー
ビニルェステル共重合体は、それ自体若干の粘着性があ
り、長時間放置すれば相互にブロッキングする現象が見
られる。それを塩素化すれば、粘着性は更に助長され、
それの取扱いはきわめて困難になり、塩化ビニリデン系
樹脂に混合するのに、溶液にして混合するなど、手段に
制約を受けると共に、要する費用が大きくなるなどの欠
点が避けられない。本発明で用いられるエチレンービニ
ルェステル共重合体は通常0.1〜1000、好ましく
は1〜500の熔融指数(メルト・インデックス:AS
TMD−1238による)を有するものである。エチレ
ンービニルェステル共重合体塩素化物の塩素含有量は3
〜55重量%が適当である。塩素含有量55重量%を越
えるエチレンービニルェステル共重合体塩素化物は、剛
性が大きく、可塑化能がなくなるうえに、熱分解を起こ
し易く、塩化ビニリデン系樹脂に混合して成形すること
は、相当量の可塑剤を併用しなければ困難となる。一方
、塩素含有量3重量%でも軽微な効果は認められるが、
塩素化に要する費用を考慮すれば、3重量%未満ではあ
まり実用的とはいえない。更に本発明によれば、透明成
形品に優れた透明性を与えるために、ピニルェステル含
有量をX重量%塩素含有量をY重量%とした場合、次の
式を満足させることが好ましいことが見出された:‐0
.7×十31SYS−X+80 (1)本発明
で用いられる塩素化エチレンービニルェステル共重合体
は、エチレンービニルェステル−塩化ビニル三元共重合
体とは本質的に異る構造を有することが確認された。
第1図は、塩素化エチレン−酢酸ビニル共重合体の一例
(実施例11)のNMRスペクトルを示し、第2図は、
エチレン−酢酸ビニルー塩化ビニル三元共重合体のNM
Rスペクトルを示す。第2図においては、6=1.8血
の位置で塩化ビニル繰り返し単位のメチレン基のプロト
ンによる強い吸収があるのに対し、第1図では同じ位置
の近傍での吸収ははるかに小さい。エチレンービニルェ
ステル−塩化ビニル共重合体では得られない改良が塩素
化エチレンービニルェステル共重合体により得られるこ
との理由は、両共重合体の構造上の相違に由来するもの
と思われる。すなわち、エチレンービニルェステル−塩
化ピニル三元共重合体を例えば、ラジカル共重合により
得た場合、得られる重合体の組成は、重合する瞬間の各
単量体の存在比率と、各単量体間の反応性比で決まるか
ら、エチレンービニルェステルー塩化ビニル三元共重合
体の場合にあっても、各単量体は重合体主鎖上に沿って
、統計則に合った分布をしているが、その分布の中には
、塩化ビニルの連続した頭−尾結合が、高い確率で含ま
れている。この塩化ビニル連鎖部分のーケ所に、熱か光
で脱塩酸が生じた場合、そこを起点に隣鞍部分へ次々と
脱塩酸が伝播する。いわゆるジッパー反応が起こり、生
成したポリェン構造が、樹脂の発色源となるものと思わ
れる。これに対し、本発明でいう、エチレン−ビニルェ
ステル共重合体塩素化物は、エチレンービニルェステル
共重合体を後塩素化したものであるから、共重合体の中
のランダムな位置に、水素と置換した形で塩素が分布し
ている。したがって、共重合体塩素化物の高分子鎖の中
には、塩化ビニルが連続した構造は少なく、そのことが
、エチレン山ビニルェステル共重合体塩素化物を添加し
た塩化ビニリデン系樹脂組成物が、熱や光に対してより
安定な挙動を示す原因となっているのであろう。本発明
でいう塩化ピニリデン系樹脂とは塩化ビニリデンを主成
分とする塩化ビニリデンと他の共重合体単量体との共重
合体を指し、共重合体中、75〜95重量%、好ましく
は80〜9丸亀量%の塩化ピニIJデンを含む。
これらは通常60〜95重量部の塩化ビニIJデンと4
0〜5重量部の他の重合体単量体を通常の方法により共
重合させることにより製造することができる。また、こ
こでいう他の重合体単量体には、たとえば、塩化ピニル
またはアクリル酸メチル、アクリル酸エチル、アクリル
酸ブチル、アクリル酸2−エチルヘキシル、アクリル酸
ラウリル、アクリル酸ステアリル等のアクリル酸ェステ
ル、またはメタアクリル酸メチル、メタアクリル酸エチ
ル、メタアクリル酸ブチル、メタアクリル酸ラウリル、
メタアクリル酸ステアリル等のメタアクリル酸ェステル
、またはアクリル酸、メタアクリル酸、ィタコン酸、マ
レィン酸などの不飽和カルポン酸、またはマレィン酸モ
ノメチル、マレイン酸モノブチルなどのマレィン酸モノ
ェステル、またはアクリル酸アミド、アクリロニトリル
、メタアクリロニトリル、スチレン、オルトメチルスチ
レン、エチレン、フ。
ロピレン、イソブチレン、ブタジエン、ジビニルベンゼ
ン、1・4ージブチレングリコールジメタクリレート、
または酢酸ビニル、プロピオン酸ビニル、ラウリン酸ビ
ニル、ステアリン酸ビニル等のビニルェステル、または
ラウリン酸ピニルェーテルステアリン酸ビニルェ−テル
等の高級アルキルビニルェーテル等を挙げることができ
、要すれば、これら重合性モノマーを二種以上使用する
ことも構わない。さらに、ここでいう通常の方法による
重合とは、懸濁重合、乳化重合、溶液重合を問わずに、
一般に塩化ビニリデンの重合に用いられる方法であれば
いずれの方法でもよく、あるいは、単量体群ないしは特
定の単量体を、重合の途中で段階的にまたは連続的に添
加していく方法であってもよい。
得られる共重合体の重合度は、ウベロード粘度計測定値
により0.5〜2.&.p.s.好ましくは0.8〜1
.&.p.s.(2%o−ジクロロベンゼン中、120
℃)の粘度に対応するものである。塩化ビニル系樹脂と
塩化ビニリデン系樹脂とは全く種類の異なったものであ
る。
従って、本発明の塩化ビニル系樹脂が少くとも75重量
%の塩化ビニリデンを含むことは重要な要件である。塩
化ビニリデンと塩化ビニルの共重合体であっても、その
組成比によって重合体の結晶状態が異なり、したがって
、その性質、例えば、溶剤との相客性、レオロジー特性
等が、組成比の変化と共に大中に変化する。組成比と結
晶構造の関係について次のように知られている。塩化ビ
ニリデンのモル分率が0.560以上の共重合体の結晶
形態は、塩化ビニリデン重合体のそれと同じであり、塩
化ビニリデンのモル分率が0.145以下の共重合体の
結晶形態は、塩化ビニル重合体のそれと同じである。そ
の中間の組成の共重合体は結晶構造を有しない。また、
塩化ビニリデンのモル分率が0.560以上の共0重合
体にあっては、塩化ビニリデンのモル分率の減少と共に
、結晶化度は減少する。(J.POLYMERSCI.
、A2 1749(1964))さらに、塩化ビニル重
合体は塩化ビニリデン重合体と異なり、塩素の付きかた
が主鎖上で対称でなく、重合タ体セグメントの動きは制
約を受け、工業的に利用されているアタクチックな塩化
ビニル重合体は結晶を形成するには至らない。この結晶
性の違いから、両者は互いに相客することがないばかり
か、溶剤または可塑剤との相客の挙動まで異なってし・
0るのである。塩化ビニリデンと塩化ビニル組成の違い
と、それによる結晶状態の違いは、気体遮断機館におい
ても違いが生じてくる。
これらの相違は、文献上詳細に論じられている〔例えば
「塩化ビニリデンタ樹脂」園田豊久(日刊工業新聞社)
;PolymerPreprint 8、p.137、
1967等参照〕塩化ビニリデン系樹脂に対する、エチ
レンービニルェステル共重合体塩素化物の混合割合は、
塩化ピニリデン系樹脂10の重量部に対し、3〜60重
0量部が適当である。エチレンービニルェステル共重合
体塩素化物の使用量が6の重量部を超える場合には、得
られる成形品は、抗張力が低下し、高温における取扱い
は特に問題である。またエチレンーピニルェステル共重
合体塩素化物の使用量が、夕3重量部未満では、加工性
、成形品品質の面から、相当量の可塑剤を併用すること
が必要となり、その場合には、成形品の気体遮断性は通
常のものとあまり変らなくなり、本発明の特徴が失なわ
れる。o 塩化ピニリデン系樹脂に対し、エチレンービ
ニルェステル共重合体塩素化物を混合する方法としては
、エチレンーピニルェステル共重合体塩素化物を、ベレ
ットまたは粉末の状態で混合するか、その溶剤を添加し
てのち、溶剤を除去することによって混合する方法があ
るが、また別に、エチレンービニルェステル共重合体塩
素化物を、塩化ピニリデン単量体および他の重合性単量
体に溶解させ、しかるのち重合させて、塩化ビニリデン
共重合体とエチレンービニルェステル共重合体塩素化物
を、結果的に均一分散せしめることも、一つの方法とす
ることができる。
用途によっては、可塑剤、熱安定性、光安定剤、糟剤等
の添加剤を混合使用することも可能であるが、本発明の
特徴たる気体遮断性の優れた組成物およびその成形品を
得るという主旨から、それら添加量の合計は、塩化ビニ
リデン系樹脂100重量部、エチレン−ピニルェステル
共重合体塩素化物3〜6の重量部に対し、1の重量部以
下が適当といえる。
本発明の樹脂組成物は、フィルム、シート、チューブ、
瓶等の各種形状の透明成形品の製造に特に適している。
その利点の一つは、優れた気体遮断性を付与することに
あり、これにより各種物質の包装材料として極めて有用
な成形品を作ることができる。他の利点は、成形加工性
が優れているため、可塑剤のような添加剤の量を減少す
ることができるので、これらの添加剤が包装された内容
物中に移行することが少くなる。更に又、本発明の組成
物は、耐熱性及び耐光性に優れるために、従来のエチレ
ンービニルェステルー塩化ビニルと塩化ビニリデン樹脂
との組成物の場合の如く多量の熱安定剤、光安定剤等を
必要としない。ヱポキシ化植物油のような熱安定剤を添
加すると、気体遮断性が低下し、トリアゾール系、ベン
ゾフェ/ン系又はサリチル酸系光安定剤を添加すること
は食品包装に応用された場合に食品衛生上好ましくない
。更に、本発明の組成物より製造された成型品は優れた
色調を有する。第3図は、明度と酸素透過係数の関係を
本願の組成物と従釆のエチレンービニルェステル−塩化
ビニルと塩化ビニリデン樹脂との組成物とを比較して示
すものである。これにより、本発明の組成物が優れた気
体遮断効果を有するものであることが明らかである。以
下、実施例にて、本発明をより詳細に説明する。
なお、実施例および比較例に記載のある、部、%は、そ
れぞれ重量部、重量%を表わすものである。実施例 1 塩化ビニリデン78部、塩化ビニル22部‘こ対し、2
0%のジイソプロピルパーオキシジカーボネートを溶解
したクエン酸アセチルトリブチル溶液0.5部を混合し
、通常の方法による懸濁重合を行ない、塩化ピニリデン
共重合体を得た。
塩化ピニリデン含量は88.2%であり、粘度は1.0
$.p.s.(2%o−ジクロロベンゼン溶液、120
oo)であった。ガラス製2そ容量のセパラブル四つ口
フラスコに、蝉拝装置と冷却管を取付け、その中にE1
vax40(デュポン社製エチレン一酢酸ビニル共重合
体、酢酸ビニル量40%)100夕、アゾビスィソブチ
ロニトリル29「四塩化炭素700の【を入れ、75o
oに昇温させながら均一に溶解させた。
75℃に到達後、塩素ガスを連続的に吹き込み、その温
度で4時間反応させた。
加温と塩素ガスの吹き込みを止め、窒素ガスを吹き込み
「溶存している塩素を造出した。塩素分析の結果、溶剤
除去後の塩素化E1vax40の塩素含有量は、3.9
%であった。この塩素化物100夕をクロロホルムに溶
かし、塩化ビニリデン共重合体lk9に混合し、しかる
後クロロホルムを蒸発させて除去した。この組成物を、
ダィ径1.5インチ、L/D=12のスクリュー型押出
機から、通常の方法でもつて押出し、未延伸パリソンお
よびインフレーションフィルムを得た。比較例 1 実施例1で得た塩化ビニリデン共重合体の一部に対し、
次の可塑剤類を混合し、最終組成として、クエン酸トリ
ブチル3.0%、セバチン酸ジブチル3.5%、ェポキ
シ化大豆油1.7%になるように調合した。
この組成物を、実施例1と同様の方法で押出し、未延伸
パリソンおよびインフレーションフィルムを得た。実施
例 2 アゾビスイソブチロニトリル2のこ代えて、ラウロイル
パーオキサイド2夕を使用することを除いて、実施例1
と全く同様の方法で塩素化を行なった。
得られた塩素化E1vax40の塩素含有量は7.7%
であった。この塩素化物1002と、実施例1の塩素化
ビニリデン共重合体lk9とを、実施例1と同様の方法
で混合し、また禾延伸パリソンおよびインフレーション
フィルムを得た。
実施例 3 実施例1と同じ反応装置を用い、温度750q○、E1
vax40100夕、四塩化炭素700の‘の均一溶液
に、塩素ガスを連続して2餌時間吹き込み、塩素化反応
を行なわせた。
そしてその間ずっと、写真用照明(東芝フオトリフレク
タランプ デイライトカラー用フラッド 100V50
0W)を反応容器外部より照射した。得られたE1va
x4の富素化物の塩素含有量は15.6%であった。
この塩素化物100夕と、実施例1の塩化ビニリデン共
重合体lkgとを、実施例1と同様の方法で混合し、ま
た未延伸パリソンおよびインフレーションフィルムを得
た。
実施例 4 実施例3と同方法、同条件で、光照射下にE1vax4
0300夕、四塩化炭素1500私に塩素ガスを連続2
1時間吹き込んだが、それに加えて、反応開始前および
反応開始後7時間目、1岬時間目‘こ、ラウロィルパー
オキサィドをそれぞれ2タづつ、合計6タ添加した。
得られた塩素化物の塩素含有量は27.0%であった。
この塩素化物100夕と、実施例1の塩化ビニリデン共
重合体lk9とを、実施例1と同様の方法で混合し、ま
た未延伸パリソンおよびインフレーションフィルムを得
た。比較例 2 E1vax40100夕をクロロホルムに溶解し、実施
例1の塩化ビニリデン共重合体lk9に混合した。
クロロホルムを除去した後、実施例1と同様の方法によ
り未延伸パリソンおよびインフレーションフィルムを得
た。比較例 3実施例4と同様光照射下で、E1vax
40100夕、四塩化炭素1500の‘に、温度75℃
で100Hr塩素ガスを吹き込んだ。
ただし、ラウロイルパーオキサィドを反応開始前および
反応開始から7時間毎に2多づつ、合計14回、28タ
添加した。得られた塩素化物の塩素含有量は44.5%
であった。
実施例1と同様、塩素化物100夕をクロロホルムに溶
かし、実施例1の塩化ピニリデン共重合体lk9に混合
し、クロロホルム除去後、未延伸パリソンとインフレー
ションフィルムを得た。比較例 4 実施例1の中で、アゾビスィソブチロニトリル2夕を使
用しないことを除いて実施例と同様の塩素化を行なった
得られたE1vax4の富素化物の塩素含有量は2.8
%であった。
実施例1と同様、塩素化物100夕をクロロホルムに溶
かし、実施例1の塩化ビニリデン共重合体lk9に混合
し、クロロホルム除去後、未延伸パリソンとインフレー
ションフィルムを得た。
実施例 5 E1vax40300夕を四塩化炭素1500肌に溶解
させ、75q0で1虫時間塩素ガスを吹き込んだ。
得られた塩素化物の塩素含有量は10.5%であった。
このE1vax40塩素化物200夕を、塩化ビニリデ
ンに溶解させ、2本のガラス製アンプルに100多づつ
に分けて塩化ビニリデン78部、塩化ピニル22部に対
し、ジィソプロピルパーオキシジカーボネート0.1部
、クエン酸アセチルトリブチル0.4部、ヒドロキシプ
ロピルメチルセルロース0.4部、水14碇郡、E1v
ax40塩素化物2碇都‘こなるものを2本準備した。
これらを、一段目37o0で4餌時間、二段目を483
0で2錨時間、合計6報時間重合した。2本で合計10
45夕の組成物を得た。
この組成物から、実施例1と同様の方法で、未延伸パリ
ソンおよびインフレ−ションフィルムを得た。
上記、比較例1〜4、実施例1〜5で得た未延伸パリソ
ンおよびインフレーションフィルムについて、剛性率、
n−へブタン抽出量、酸素透過係数を測定し、色調、透
明性を評価した。
それらの結果をまとめて表1に掲載する。表 1 注: 1)日1vax40塩素化物の塩素含有量Schonl
ngerの酸素フラスコ燃焼法による。
2)ASTM DI043−51に準じた方法により、
20℃にて測定、サンプル形状は次の通り把 握 長
36机の 中 10物 厚 み 0.50〜0.85豚の形状因子
53)フィルムに対するn−へブタンの容積比が400
倍で、60℃、30min抽出を行ない、フィルムの乾
燥後の重量を測定し、抽出前の重量に対する減量率にて
表わす。
4) Modern 0ontrol,Inc.製、O
XTRANIOO型酸素透過率測定装置で、取扱説明書
に記載の方法にて測定、測定温度20℃剛性率について
いえば、実施例のいずれもが、比較例2、比較例3また
は比較例4よりも小さく、比較例1にほぼ同等というこ
とができる。
すなわち、通常の成形品と同等あるいはそれ以上の柔軟
な成形品を得ようとすれば、ある特定の範囲内にある塩
素化度の塩素化共重合体が必要であるといえる。次に、
n−へブタン抽出量については、比較例1を除いて、可
塑剤等の液状添加剤をことさら加えていないので、比較
例以外のものは抽出量は非3常に少ない。
酸素透過係数についても、nーヘプタン抽出量と同様の
理由により、比較例1よりも他のものが、大中に酸素遮
断性に優れている。フィルムの透明性に関しては、比較
例3も良いのであるが、比較例3の場合、先に述べた剛
性率が大4き〈好ましいものではない。実施例 6 酢酸ビニル含量及び塩素含量の各種塩素化エチレン−酢
酸ビニル共重合体を用いて一連の実験を行った。
塩素化は次のいずれかの方法で行った。方法A:実施例
1と同じ反応装置を用い、エチレン一酢酸ビニル共重合
体150夕、四塩化炭素1000夕を入れ、50qoに
昇温し、均一溶液としておいてから塩素ガスを約300
叫/分の流量で吹き込み、塩素化を行な った。
その間、実施例3で使用したランプを、反応器前面20
肌の位置で照射し た。
方法B:エチレン−酢酸ビニル共重合体粉末200夕、
ベントナィト7夕を水1000叫懸濁させ、反応温度5
0qo、塩素流量100の上/分で塩素化反応を行なっ
た。
得られた各エチレン−酢酸ビニル共重合体塩素化物10
0夕と、実施例1の塩化ビニリデン共重合体lk9とを
、実施例1と同様の方法で混合し、同様にインフレーシ
ョンフィルム(約50仏厚)を得た。
反応時間はそれぞれの実施例により異なるので、表2に
それを、塩素含有量、インフレーションフィルムの雲価
と一緒に掲載した。
表2 インフレーションフィルムの透明性(雲価)x 比較例
1で得られたインフレーションフィルムxx 雲価;J
IS K 6714Kよる雲価が10%以下のものは、
透明性良好であり、10%を超えるものは、肉眼でもや
や乳白色に感じられる。
機軸にエチレン−酢酸ビニル共重合体の酢酸ビニル含有
量、縦軸にその共重合体塩素化物の塩素含有量とした座
標上に、表2にある中で、曇価が10%以下のフィルム
を白丸で、それ以外のものを白三角でそれぞれの位置を
プロットすると、図4のごとく示される。図4から明ら
かなように、塩素含量の上限は55%であり、塩素化エ
チレン−酢酸ビニル共重合体を含む塩化ピニリデン共重
合体フィルムの透明性は、エチレン一酢酸ビニル共重合
体中の組成比と、それを塩素化して得られたものの塩素
含有量との関係において、上記式(1)で示される特定
の条件を満たしている場合にのみ優れているということ
ができる。実施例 7 実施例1と同様の方法により、85部の塩化ビニリデン
及び15部の塩化ピニルの混合物から0.15%のアゾ
ビスィソブチロニトリルを重合触媒として用いて92%
の塩化ビニリデンを含有する、粘度1.0次.p.s.
(2%o−ジクロロベンゼン溶液、120℃)の塩化ビ
ニリデン−塩化ビニル共重合体を製造した。
上記塩化ビニリデンー塩化ビニル共重合体lk9を10
0夕の実施例6の実験番号9の塩素化エチレン−酢酸ビ
ニル共重合体と混合して押出成形により実施例6と同様
にしてインフレーションフィルムを得た。
このインフレーションフィルムの雲価は8.5であった
。実施例 8 実施例1と同様の方法により、7碇部の塩化ビニリデン
及び3碇部の塩化ビニルの混合物から、0.2%のァゾ
ビスィソブチロニトリルを重合触媒として用いても85
%の塩化ビニリデン舎量、粘度1.09(2%oージク
ロロベンゼン中、120℃)の塩化ビニリデンー塩化ビ
ニル共重合体を得た。
この共重合体及び実施例6の実験番号9の塩素化エチレ
ン−酢酸ピニル共重合体を用いて、実施例7と同一の方
法でインフレ−ションフィルムを得た。
このフィルムの雲価は7.7であった。実施例 9塩化
ビニリデン93%及びメチルアクリレート7%の混合物
を0.2%のラウロイルパーオキサイドを触媒として通
常の懸濁重合法により重合し、塩化ビニリデン含量が9
2.4%の塩化ピニリデンーメチルアクリレート共重合
体を調製した。
この共重合体及び実施例6の実験番号9の塩素化エチレ
ン−酢酸ビニル共重合体を混合して、実施例7と同様の
方法でインフレーションフィルムを得た。
このフィルムの雲価は7.1であった。実施例 10E
VA(酢酸ビニル約33%、肌33)300夕を四塩化
炭素1850多‘こ溶解し、3そのガス製四つ口セパラ
ブルフラスコに入れて、縄梓下に塩素化反応を行なった
反応条件は、塩素ガス流量約300私/分、反応温度5
0qo、反応時間6時間である。得られた塩素化EVA
の元素分析値は、炭素484%、水素6.5%、酸素8
.7%、塩素37.2%であった。また、塩素化EVA
の、3030、シクロヘキサノン溶媒での還元粘度は0
.703d‘/夕であった。塩素化EVAI碇邦と、実
施例1の塩化ビニリデン共重合体9の邦とを、実施例1
と同様の方法で混合し、更に、熱安定剤であるェポキシ
化大豆油を、1%、2%、3%の水準で添加して、三種
類の組成物を準備した。これらから、実施例1と同様に
未延伸パリソン、インフレーションフィルムを得た。更
に、パリソンを渦巻状に巻き、その側面の色差を測定す
るための類。色用サンプルとした。フィルムで測定した
酸素透過係数および未延伸パリソンの渦巻状サンプルで
測定したL値を表3に示す。
比較例 5 鷹洋装層付き5そハステロィB(ニッケルーモリブデン
−クロム合金)内張りオートクレープに水1.8k9、
メチルビロキシプロピルセルロ−ス1.8夕、ジイソブ
ロピルパーオキシジカーボネートを20%溶解したクエ
ン酸アセチルトリブチル溶液15夕を入れ、窒素置換し
て真空に引いた後、酢酸ビニル130夕、塩化ビニル4
80夕、エチレン390夕を仕込んだ。
50ooで4虫時間重合を行なった。
初期圧力55k9/地が、4即時間後には50kg′の
に低下した。重合率は57.5%であった。得られた三
元共重合体は、元素分析の結果、炭素50.2%、水素
7.3%、酸素7.3%、塩素36.0%であり、また
その還元粘度は0.473d‘/夕であった。この三元
共重合体1礎部と、実施例1の塩化ビニリデン共重合体
9碇都とを、実施例1と同様の方法でもつて混合し、ェ
ポキシ化大豆油を1%、2%、3%の水準で添加して、
三種類の組成物を準備した。
これらから、実施例10と同様に、インフレーションフ
ィルム、親。色用渦巻きサンプルを作製し、酸素透過係
数、色差L値を測定した。結果を、実施例10のものと
一緒に、表3に掲載する。第3図も又、成形品の明度と
酸素透過係数との間の関係を示す。三元重合体とェポキ
シ化大豆油1%とからなる成形品は特に黒っぽく見え、
L値が低い。
表3に見られるごとく、三元重合体とェポキシ化大豆油
2%のものと、塩素イ畑VAとェポキシ化大豆油1%の
ものとが同じL値を示している。言いかえれば、同じ色
調のものを持ってきて比較しようとすると、三元共重合
体を用いたものは、塩素化EVAのものよりもヱポキシ
化大豆油を1%ほど余計に添加する必要があり、その分
だけ気体遮断性が犠牲になることになる(第3図参照)
。表 3 酸素透過係数、成形品の色調についての比較
酸素透過係数;測定温度35℃明度(L値);日本電色
工業(株)製顔u色色差計による。
側色反射面30物の実施例 11 EVA(酢酸ビニル約14%、MI15)を実施例10
と同じ方法で塩素化した。
ただし、反応条件は、6000で2時間反応させた後、
降溢して5000で4.5時間反応という二段階の条件
であった。塩素化EVAの元素分析値は、炭素45.5
%、水素6.0%、酸素3.9%、塩素44.2%であ
り、その還元粘度は0.693の/夕であった。
この塩素化EVAI悦郎と、実施例1の塩化ピニリデン
共重合体9碇部とを、実施例1と同機の方法で混合し、
ェポキシ化大豆油2.5%、5%を添加した。
これら二種類の組成物から、実施例1と同じ方法で未延
伸パリソンを得、これらをさらに、次の条件で圧縮成形
し、厚さ1側の板を作製した。即ち、一段目50kg/
の、160℃、1分、二段目200k9′c椎、160
qo、1分。上記の成形板をJIS−K7102に定め
られた紫外線カーボンフェドメータを使用し、4曲時間
照射した。
そのときのブラックカーボン温度は40℃±2℃であっ
た。照射により、若干の変色が見られたのでその程度を
色差計で測定した。
結果を表4に示す。また別に、この塩素イ細VAのNM
R測定を行なったが「結果を第1図に示す。比較例 6 比較例5に用いたオートクレープに、n−へブタン2k
9、ジイソプロピルパーオキシジカーボネート20%を
溶解したクエン酸アセチルトリブチル溶液17.5夕を
入れ、窒素置換後、真空に引き、酢酸ビニル72夕、塩
化ビニル6312、エチレン295夕を仕込んだ。
温度5ぴ○で4糊時間重合した。初期圧力20kg/の
が、48時間後には1.7k9/地に低下した。重合率
は47.8%であった。得られた三元重合体の元素分析
値は、炭素46.8%、水素6.8%、酸素3.0%、
塩素43.4%であり、また、その還元粘度は0.18
0の′夕であった。この三元重合体1礎部と、実施例1
の塩化ビニリデン共重合体9碇都とを、実施例1と同様
の方法でもつて混合し、ェポキシ化大豆油2.5%、5
%を添加した。
これら二種の組成物から、実施例11と同方法で成形板
を作製し、同じく紫外線照射した。照射による変色は大
きく、それらの黄色度を色差計でもつて頚9色し、結果
を表4に示す。
また別に、この三元共重合体のNMR測定を行なったが
、その結果を第2図に示す。比較例 7 実施例1で用いた塩化ビニリデン共重合体に、ェポキシ
化大豆油2.5%、5%を添加し、実施例11と同様の
方法でもつて成形板を作製した。
また同様に紫外線照射行なったが、4曲時間照射後の脚
色結果を、実施例11、比較例6と併わせて表4に掲載
する。三元重合体からなる成形品は、非常に耐光性に乏
しく、黄色度が極めて高い。
黄色というよりも、正しくは濃褐色というべきであろう
。それに反し、塩素化EVAからなる成形品は紫外線照
射による変色が少なく、比較例7のものと同等以上の耐
光性を有することが明らかである。この相違は前述の如
く、第1図及び第2図により示される化学構造の相違に
由釆するものと思われる。表4 成形品の紫外線照射後
の黄色度変褐色試験:JISK7102に準ず4曲時間
、40±2℃黄色度側色;JISK7103に依る
【図面の簡単な説明】 第1図は、本発明に用いられる塩素化エチレン‐酢酸ビ
ニル共重合体のNMRスペクトルのチャートを示す。 第2図は、エチレン一酢酸どニルー塩化ビニル三元共重
合体のNMRスペクトルのチャートを示す。第3図は本
発明の組成物及びエチレン−酢酸ビニル−塩化ビニルを
含む組成物より作られた成形品の酸素透過係数と明度の
関係を示す。第4図は、本発明の組成物に通した塩素化
エチレン−酢酸ビニル共重合体中の塩素含量と酢酸ビニ
ル含量の相関々係を示す。第1図 券2図 第4図 第3図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 (A)塩化ビニリデン75〜95重量%と、これと
    共重合可能な単量体25〜5重量%との共重合体よりな
    る塩化ビニリデン系樹脂100重量部と、(B)ビニル
    エステル含有量が10〜40重量%(非塩素化共重合体
    基準)である塩素化エチレン−ビニルエステル共重合体
    であつて、その塩素含有量が3〜55重量%(塩素化共
    重合体基準)である塩素化エチレン−ビニルエステル3
    〜60重量部とを含むことを特徴とする塩化ビニリデン
    系樹脂組成物。 2 塩化ビニリデン系樹脂が塩化ビニリデンと塩化ビニ
    ルとの共重合体である特許請求の範囲第1項記載の塩化
    ビニリデン系樹脂組成物。 3 塩素化エチレン−ビニルエステル共重合体が塩素化
    エチレン−酢酸ビニル共重合体である特許請求の範囲第
    1項又は第2項記載の塩化ビニリデン系樹脂組成物。 4 塩素化エチレン−ビニルエステル共重合体がビニル
    エステル及び塩素を下記の関係式を満足する割合で含む
    特許請求の範囲第1項ないし第3項のいずれかに記載の
    塩化ビニリデン系樹脂組成物:−0.7X+31≦Y≦
    −X+80 〔ここに、Xはビニルエステル含量(非塩素化共重合体
    基準重量%)及びYは塩素含量(塩素化共重合体基準重
    量%)を示す〕。 5 特許請求の範囲第1項ないし第4項のいずれかの塩
    化ビニリデン系樹脂組成物を含むことを特徴とする透明
    成形品。 6 透明成形品がインフレーシヨン成形品である特許請
    求の範囲第5項記載の透明成形品。
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