JPS6019843B2 - 厚みすべり振動子 - Google Patents
厚みすべり振動子Info
- Publication number
- JPS6019843B2 JPS6019843B2 JP6249478A JP6249478A JPS6019843B2 JP S6019843 B2 JPS6019843 B2 JP S6019843B2 JP 6249478 A JP6249478 A JP 6249478A JP 6249478 A JP6249478 A JP 6249478A JP S6019843 B2 JPS6019843 B2 JP S6019843B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- electrode
- vibrator
- adjustment
- electrodes
- adjustment film
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Piezo-Electric Or Mechanical Vibrators, Or Delay Or Filter Circuits (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は電気的特性に優れた厚みすべり振動子に関する
。
。
最近厚みすべり振動子を使用する通信機器等において、
その機器の小型化及び高周波化の煩向があり、それに伴
い振動子の特性向上が望まれている。
その機器の小型化及び高周波化の煩向があり、それに伴
い振動子の特性向上が望まれている。
一般にこのような厚みすべり振動子の大略の周波数は形
状、特に厚みによって決定されるが、その周波数の微調
整は振動子の電極の質量を加減することにより行なわれ
ている。
状、特に厚みによって決定されるが、その周波数の微調
整は振動子の電極の質量を加減することにより行なわれ
ている。
第1図a,b及び、第2図a,bはこのような振動子の
一例を示す正面図および平面図で第1図は振動子素片1
の両側板面の電極2上に周波数の微調整用の電極膜すな
わち調整膜3を形成した振動子である。そして、第2図
に示すものは一方の電極側のみにその電極2の上に調整
膜3を形成した振動子である。ところで、振動子の電極
上に調整膜を形成する場合には、その調整膜を付加する
前後において振動子の電気的特性や回路定数に与える影
響を少〈することが重要な条件である。
一例を示す正面図および平面図で第1図は振動子素片1
の両側板面の電極2上に周波数の微調整用の電極膜すな
わち調整膜3を形成した振動子である。そして、第2図
に示すものは一方の電極側のみにその電極2の上に調整
膜3を形成した振動子である。ところで、振動子の電極
上に調整膜を形成する場合には、その調整膜を付加する
前後において振動子の電気的特性や回路定数に与える影
響を少〈することが重要な条件である。
そして、この条件を満足させるためには第3図a,bに
示す正面図および平面図のように電極2の相対向する電
極面の全面に均一な厚さで調整膜3を形成することが理
想とされている。しかしながら蒸着等の手段を用いてこ
のような所定形状の均一な厚さの調整膜を形成すること
は現在の技術においては不可能である。このために製造
技術の問題等により、第1図及び第2図に示すような振
動子が生産されていた。すなわち、第1図に示す振動子
では相対向する電極の中心部分に調整膜3を付加し、後
述する並列容量Coに与える影響を少なくしているが、
その結果として実効抵抗の増大及び副振動特性の劣化を
余儀なくされている。また、第2図に示す振動子におい
ては、一方の電極2の対向面の全面に調整膜3を付加し
、前述した電気的特性劣化の防止を計っているが、この
場合には電極2の部分から外れた調整膜3が、相対向す
る電極面積を大きくし、実質的に振動子の等価定数のう
ち特に並列容量Coを増大させ所定の設計値を変化させ
るという問題があった。
示す正面図および平面図のように電極2の相対向する電
極面の全面に均一な厚さで調整膜3を形成することが理
想とされている。しかしながら蒸着等の手段を用いてこ
のような所定形状の均一な厚さの調整膜を形成すること
は現在の技術においては不可能である。このために製造
技術の問題等により、第1図及び第2図に示すような振
動子が生産されていた。すなわち、第1図に示す振動子
では相対向する電極の中心部分に調整膜3を付加し、後
述する並列容量Coに与える影響を少なくしているが、
その結果として実効抵抗の増大及び副振動特性の劣化を
余儀なくされている。また、第2図に示す振動子におい
ては、一方の電極2の対向面の全面に調整膜3を付加し
、前述した電気的特性劣化の防止を計っているが、この
場合には電極2の部分から外れた調整膜3が、相対向す
る電極面積を大きくし、実質的に振動子の等価定数のう
ち特に並列容量Coを増大させ所定の設計値を変化させ
るという問題があった。
このように第1図及び第2図に示した振動子においては
その製造上の問題もさることながら調整膜を付加して周
波数の微調整を行なう際に振動子の電気的特性の劣化を
防止し、かつ等価定数、特に並列容量Coの値に変化を
起さないようにすることは不可能であった。また、これ
らの振動子においては、その板面に形成される電極の径
を同じにしているため電極を形成する際の位置決めに高
精度を必要とし、また蒸着などによって調整膜を電極に
対して所定の相対位置に付加するために高度の技術を要
求されるために生産性が箸るしく低いという問題もあっ
た。
その製造上の問題もさることながら調整膜を付加して周
波数の微調整を行なう際に振動子の電気的特性の劣化を
防止し、かつ等価定数、特に並列容量Coの値に変化を
起さないようにすることは不可能であった。また、これ
らの振動子においては、その板面に形成される電極の径
を同じにしているため電極を形成する際の位置決めに高
精度を必要とし、また蒸着などによって調整膜を電極に
対して所定の相対位置に付加するために高度の技術を要
求されるために生産性が箸るしく低いという問題もあっ
た。
本発明は上述の事情を考慮してなされたものであり、振
動子の等価定数特に並列容量Coに変化を与えることな
く実効抵抗の増大や副振動特性の劣化を防止し、かつ生
産性に優れた厚みすべり振動子を提供することを目的と
する。
動子の等価定数特に並列容量Coに変化を与えることな
く実効抵抗の増大や副振動特性の劣化を防止し、かつ生
産性に優れた厚みすべり振動子を提供することを目的と
する。
以下、本発明の一実施例を第4図および第5図を参照し
て詳細に説明する。
て詳細に説明する。
ところで前述したように電極上に調整膜を付加した場合
振動子の特性には次に示すような影響がある。
振動子の特性には次に示すような影響がある。
すなわち第4図a,bに示すグラフは本発明者らが実験
した結果を示すグラフで、第4図aは調整膜の径を一定
とし膜厚を変化させたときの振動子の実抵抗値の変化率
を示すグラフ。また、第4図bは調整膜厚を一定とし、
その膜径を変化させたときの振動子の実効抵抗値の変化
率を示すグラフである。このグラフからも明らかなよう
に振動子板面に対向して形成した電極面に対して調整膜
面が小さければ小さい程、又この膜厚が厚ければ厚い程
振動子の振動損失が大きくなり、又副振動特性劣化を生
じる事が確認された。
した結果を示すグラフで、第4図aは調整膜の径を一定
とし膜厚を変化させたときの振動子の実抵抗値の変化率
を示すグラフ。また、第4図bは調整膜厚を一定とし、
その膜径を変化させたときの振動子の実効抵抗値の変化
率を示すグラフである。このグラフからも明らかなよう
に振動子板面に対向して形成した電極面に対して調整膜
面が小さければ小さい程、又この膜厚が厚ければ厚い程
振動子の振動損失が大きくなり、又副振動特性劣化を生
じる事が確認された。
本発明は並列容量Coに変化を与える′ことなくかつ相
対面して形成した電極面に比して調整膜面が大きい程振
動子の粋曲ま有利になる事に着目してなされたものであ
る。
対面して形成した電極面に比して調整膜面が大きい程振
動子の粋曲ま有利になる事に着目してなされたものであ
る。
第5図a,bは本考案の一実施例を示す正薗図および平
面図である。この厚みすべり振動子は振動子秦片1の一
側板面に蓬aなる第1の電極4を形成し、池側板面に上
記第1の電極4に相対面して径bの第2の電極5を形成
している。なお、第1の電極4の蓬aに比して第2の電
極5の蓬bが小さくなるように設定している。そして、
上記第1の電極4の上に蓬cの周波数調整膜6を形成し
ている。なお、この周波数調整膜6の径cは上記第1,
第2の電極4,5の蓬a,bに対してa>c>bとなる
ようにしている。 .すなわち、このように構成さ
れた振動子によれば次のような作用効果がある。
面図である。この厚みすべり振動子は振動子秦片1の一
側板面に蓬aなる第1の電極4を形成し、池側板面に上
記第1の電極4に相対面して径bの第2の電極5を形成
している。なお、第1の電極4の蓬aに比して第2の電
極5の蓬bが小さくなるように設定している。そして、
上記第1の電極4の上に蓬cの周波数調整膜6を形成し
ている。なお、この周波数調整膜6の径cは上記第1,
第2の電極4,5の蓬a,bに対してa>c>bとなる
ようにしている。 .すなわち、このように構成さ
れた振動子によれば次のような作用効果がある。
以下、この振動子の特性を測定した結果を参照して説明
する。まず調整膜6の蓬cを第1、第2の電極4,5の
釜a,bに対してa>c>bとしたために調整膜6を第
1、第2の電極4,5面に垂直な方向の第2の電極5の
投影面内の全面において均一な厚みに形成して付加する
ことができる。したがって、調整膜6を付力oした後で
も実効抵抗の増大や副振動特性の劣化を生じることがな
い。第6図は上記調整膜6の調整量に対応する周波数の
変化分を横軸とし、その周波数変化に対する振動子の周
波数微調整用後の実効抵抗値の変化を縦軸として示すグ
ラフである。このグラフでは、第1図に示した従来の振
動子の特性をA、本発明の振動子の特性をBで示す。尚
振動子の外径5.5側め、周波数14■MH2、次数7
倍波で本発明の振動子の第1の電極蚤aを2.6肋、第
2の電極蓬bを1.9肋、調整膜蚤cを2.仇肋として
いる。また、第1図に示す従来の振動子の電極径をそれ
ぞれ2.6肋、その調整膜径を1.6柳とした。このグ
ラフからも明らかなように従来の振動子は右上りの大略
一次曲線となり、調整量に比例して実効抵抗は増大する
が本発明の振動子は右下りの二次曲線となり実効抵抗の
増大も少ない。また、上記の従来の振動子および本発明
の振動子を使用して副振動特性を比較測定した結果、第
7図a,bに示す結果が得られた。
する。まず調整膜6の蓬cを第1、第2の電極4,5の
釜a,bに対してa>c>bとしたために調整膜6を第
1、第2の電極4,5面に垂直な方向の第2の電極5の
投影面内の全面において均一な厚みに形成して付加する
ことができる。したがって、調整膜6を付力oした後で
も実効抵抗の増大や副振動特性の劣化を生じることがな
い。第6図は上記調整膜6の調整量に対応する周波数の
変化分を横軸とし、その周波数変化に対する振動子の周
波数微調整用後の実効抵抗値の変化を縦軸として示すグ
ラフである。このグラフでは、第1図に示した従来の振
動子の特性をA、本発明の振動子の特性をBで示す。尚
振動子の外径5.5側め、周波数14■MH2、次数7
倍波で本発明の振動子の第1の電極蚤aを2.6肋、第
2の電極蓬bを1.9肋、調整膜蚤cを2.仇肋として
いる。また、第1図に示す従来の振動子の電極径をそれ
ぞれ2.6肋、その調整膜径を1.6柳とした。このグ
ラフからも明らかなように従来の振動子は右上りの大略
一次曲線となり、調整量に比例して実効抵抗は増大する
が本発明の振動子は右下りの二次曲線となり実効抵抗の
増大も少ない。また、上記の従来の振動子および本発明
の振動子を使用して副振動特性を比較測定した結果、第
7図a,bに示す結果が得られた。
尚、このグラフは複数のサンプルの主振動と副振動との
レベル差の分布を示すもので、第7図aは従来の振動子
、第7図bは本発明の振動子である。
レベル差の分布を示すもので、第7図aは従来の振動子
、第7図bは本発明の振動子である。
このグラフからも本発明の振動子が良好な副振動特性を
示すことは明らかである。また本発明によれば調整膜6
を第1、第2の電極4,5間の最大対向面積上の範囲外
に付加しても電極4,5の対向面積に変化を生じないの
で、並列容量Coの変化はなく設計上有利になる。
示すことは明らかである。また本発明によれば調整膜6
を第1、第2の電極4,5間の最大対向面積上の範囲外
に付加しても電極4,5の対向面積に変化を生じないの
で、並列容量Coの変化はなく設計上有利になる。
また、調整膜6が電極4の外周からはみ出たとしても、
実質的な並列容量Coの増加は生じない。さらに第1の
電極4と第2の電極5との大きさが異なるために、その
電極の位置合わせも容易になる。また電極4の上に調整
膜6を付加する際第2の電極5の大きさを起える範囲で
、この調整膜6を形成すれば、この発明の主たる目的を
達成することができるので作業も容易でそれによって生
産性も良好である。以上、詳述したように本発明によれ
ば振動子素片の電極の大きさを異ならせ面積の大なる電
極側の電極の上に、この電極に対向する面積の小なる電
極の面積よりも大きな範囲に調整膜を付加したために振
動子の等価定数に変化を及ぼすことなく実効抵抗の増大
や副振動特性劣化が良好でしかも生産性に優れた厚みす
べり振動子を提供できる。
実質的な並列容量Coの増加は生じない。さらに第1の
電極4と第2の電極5との大きさが異なるために、その
電極の位置合わせも容易になる。また電極4の上に調整
膜6を付加する際第2の電極5の大きさを起える範囲で
、この調整膜6を形成すれば、この発明の主たる目的を
達成することができるので作業も容易でそれによって生
産性も良好である。以上、詳述したように本発明によれ
ば振動子素片の電極の大きさを異ならせ面積の大なる電
極側の電極の上に、この電極に対向する面積の小なる電
極の面積よりも大きな範囲に調整膜を付加したために振
動子の等価定数に変化を及ぼすことなく実効抵抗の増大
や副振動特性劣化が良好でしかも生産性に優れた厚みす
べり振動子を提供できる。
第1図a,b、第2図a,bは従釆の振動子の一例を示
す正面図および平面図、第3図a,bは理想的な振動子
の一例を示す正面図および平面図、第4図a,bは電極
径および調整膜量と実効抵抗との関係を示すグラフ、第
5図a,bは本発明の−実施例を示す正面図および平面
図、第6図は調整膜と実効抵抗との関係を示すグラフ、
第7図a,bは従釆の振動子および本願の振動子のスプ
リアス特性を示すグラフである。 1・・・・・・振動子素片、4・・・・・・第1の電極
、5・・・・・・第2の電極、6・・・・・・周波数調
整膜。 第1図第2図 第3図 第4図 第5図 第6図 第7図
す正面図および平面図、第3図a,bは理想的な振動子
の一例を示す正面図および平面図、第4図a,bは電極
径および調整膜量と実効抵抗との関係を示すグラフ、第
5図a,bは本発明の−実施例を示す正面図および平面
図、第6図は調整膜と実効抵抗との関係を示すグラフ、
第7図a,bは従釆の振動子および本願の振動子のスプ
リアス特性を示すグラフである。 1・・・・・・振動子素片、4・・・・・・第1の電極
、5・・・・・・第2の電極、6・・・・・・周波数調
整膜。 第1図第2図 第3図 第4図 第5図 第6図 第7図
Claims (1)
- 1 板状の振動子素片と、この振動子素片の一側板面に
形成された所定の径を有する第1の電極と、この振動子
素片の他側板面に形成された上記第1の電極に比して小
さな径の第2の電極と上記第2の電極より大きな径を有
し、第1の電極の上に形成された周波数調整膜とを具備
する厚みすべり振動子。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6249478A JPS6019843B2 (ja) | 1978-05-25 | 1978-05-25 | 厚みすべり振動子 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6249478A JPS6019843B2 (ja) | 1978-05-25 | 1978-05-25 | 厚みすべり振動子 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS54153592A JPS54153592A (en) | 1979-12-03 |
| JPS6019843B2 true JPS6019843B2 (ja) | 1985-05-18 |
Family
ID=13201770
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6249478A Expired JPS6019843B2 (ja) | 1978-05-25 | 1978-05-25 | 厚みすべり振動子 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6019843B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5943620A (ja) * | 1982-09-03 | 1984-03-10 | Murata Mfg Co Ltd | 圧電セラミクス素子 |
| JP2013207336A (ja) * | 2012-03-27 | 2013-10-07 | Seiko Epson Corp | 振動素子、振動子、電子デバイス、及び電子機器 |
-
1978
- 1978-05-25 JP JP6249478A patent/JPS6019843B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS54153592A (en) | 1979-12-03 |
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