JPS6020866B2 - X線管用陽極 - Google Patents
X線管用陽極Info
- Publication number
- JPS6020866B2 JPS6020866B2 JP6652876A JP6652876A JPS6020866B2 JP S6020866 B2 JPS6020866 B2 JP S6020866B2 JP 6652876 A JP6652876 A JP 6652876A JP 6652876 A JP6652876 A JP 6652876A JP S6020866 B2 JPS6020866 B2 JP S6020866B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- anode
- target plate
- tungsten target
- nickel
- ray tube
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はX線管用陽極において特殊合金構成を特徴とす
るものである。
るものである。
Z従来X線管用陽極はタングス
テンターゲット板を埋設すべき陽極基体には純鋼(以下
鋼材という)を使用していることは周知であるが、鋼材
に埋設するタングステンターゲット板との接着は鋼材の
純度が良くなると拡散性から逆に悪くなる。一般にX線
管は第1図に示すような構造を有るもので、陰極1、陽
極2がガラスバルブ3内に封止込まれ、高真空に排気し
た後封止切られてなる。なお陰極1には陰極リード4、
または陽極2には陽極端子5がありそれぞれ前記陰極リ
ード4は陰極加熱電力が供給され、陰極1内に装着され
ているフィラメント6を加熱し、熱電子放射が行なわれ
、陰極1内に備えられた集東体(図示せず)により、熱
電子が粟東される。ここで陰極1と陽極2間に高電圧が
印加されると、前記集東された電子は陽極2に向って飛
び出し、陽極2の中央部に埋め込まれたタングステンタ
ーゲット板7に衝突してX線が発生する。この過程にお
いてタングステンターゲット板7に電子が衝突した際に
多量の発熱が起こる。この熱はタングステンターゲット
板7を埋め込んだ陽極2の鋼材部分に伝導され前記陽極
端子5の部分で主に放熱され冷却される。
テンターゲット板を埋設すべき陽極基体には純鋼(以下
鋼材という)を使用していることは周知であるが、鋼材
に埋設するタングステンターゲット板との接着は鋼材の
純度が良くなると拡散性から逆に悪くなる。一般にX線
管は第1図に示すような構造を有るもので、陰極1、陽
極2がガラスバルブ3内に封止込まれ、高真空に排気し
た後封止切られてなる。なお陰極1には陰極リード4、
または陽極2には陽極端子5がありそれぞれ前記陰極リ
ード4は陰極加熱電力が供給され、陰極1内に装着され
ているフィラメント6を加熱し、熱電子放射が行なわれ
、陰極1内に備えられた集東体(図示せず)により、熱
電子が粟東される。ここで陰極1と陽極2間に高電圧が
印加されると、前記集東された電子は陽極2に向って飛
び出し、陽極2の中央部に埋め込まれたタングステンタ
ーゲット板7に衝突してX線が発生する。この過程にお
いてタングステンターゲット板7に電子が衝突した際に
多量の発熱が起こる。この熱はタングステンターゲット
板7を埋め込んだ陽極2の鋼材部分に伝導され前記陽極
端子5の部分で主に放熱され冷却される。
かくしてX線は発生されるが、タングステンと銅の熱膨
張係数が大幅に異なるために、陽極2の鋼材と陽極2の
鋼材とタングステンターゲット板7が接着力が弱いと第
2図に示すように、タングステンターゲット板7が加熱
によりはがれ8になる現象が起こり、また、第3図のよ
うにタングステンターゲット板7の電子衝突する部分が
割れ9を生じたりして、本釆のX線管としての特性を維
持できなくなり、短寿命となる一大欠点があった。この
ような欠点をなくすために本発明はなされたもので鋼材
とタングステンとの接着力を強化し安定したX線管の陽
極を提供するものである。
張係数が大幅に異なるために、陽極2の鋼材と陽極2の
鋼材とタングステンターゲット板7が接着力が弱いと第
2図に示すように、タングステンターゲット板7が加熱
によりはがれ8になる現象が起こり、また、第3図のよ
うにタングステンターゲット板7の電子衝突する部分が
割れ9を生じたりして、本釆のX線管としての特性を維
持できなくなり、短寿命となる一大欠点があった。この
ような欠点をなくすために本発明はなされたもので鋼材
とタングステンとの接着力を強化し安定したX線管の陽
極を提供するものである。
従来はタングステンターゲット板7を鋼材に埋め込0む
方法として第4図のごとくるつぼ10の中にタングステ
ンターゲット板7を固定しその上に鋼材を直し、て真空
中または還元雰囲気中の炉内で鋼材が溶解するまで加熱
し鋳造している。しかしながら前記したごとく、タング
ステンと鋼材はその性夕貿から合金化し難く、また接着
力も非常に弱く〜電子が衝突して加熱された場合はがれ
やすく割れやい欠点がある。本発明はこの欠点を改良す
るもので具体的実施例について詳細に説明する。
方法として第4図のごとくるつぼ10の中にタングステ
ンターゲット板7を固定しその上に鋼材を直し、て真空
中または還元雰囲気中の炉内で鋼材が溶解するまで加熱
し鋳造している。しかしながら前記したごとく、タング
ステンと鋼材はその性夕貿から合金化し難く、また接着
力も非常に弱く〜電子が衝突して加熱された場合はがれ
やすく割れやい欠点がある。本発明はこの欠点を改良す
るもので具体的実施例について詳細に説明する。
まず予備実験として99.99%の鋼材にニッケルある
いは金を重量比で0.01、0.2、0.51%添加し
て行なった結果、その引張り強度は第1表に示すような
結果が得られた。第1表 すなわち鋼材にニッケル0.01〜0.5%添加すると
引張り強度が順次強力になり1%以上添加すると次第に
弱くなる。
いは金を重量比で0.01、0.2、0.51%添加し
て行なった結果、その引張り強度は第1表に示すような
結果が得られた。第1表 すなわち鋼材にニッケル0.01〜0.5%添加すると
引張り強度が順次強力になり1%以上添加すると次第に
弱くなる。
また鋼材に金を0.01〜1%添加すると引張り強度が
増す結果を得た。この結果から実施例として、陽極(鋼
材)2としてニッケルを重量比0.2%を混入した場合
、すなわち0.2%ニッケル鋼合金を用いて前記るつぼ
10にそれぞれ組み込み、真空炉中で1.100qo以
上の高温でニッケル鋼合金を溶解しタングステンターゲ
ット板7とニッケル縮合金とを埋め込み接着する。この
場合ニッケルはタングステンターゲット板7の表面に拡
散が始まる。またニッケルと銅は非常に拡散しやすい金
属であるため容易に拡散する。このような反応が繰返し
なされるためにタングステンターゲット板7に対しても
拡散し強い接着力をもって鋼材に埋め込まれる。またタ
ングステンターゲット板7にニッケルの薄板を添えてる
つぼ10内に充填し溶解するか、タングステンターゲッ
ト板7にニッケルメッキを施したもの、あるいはニッケ
ル粉末を置いて高温溶解して〜従釆と同等の条件(温度
、時間等)で鋳造作業を行っても、陽極基本のタングス
テンターゲット板に接する部分は、銅にニッケルを重量
比0401〜1%含む合金となり、タングステンターゲ
ット板は陽極基体に強い接着力をもって埋設される。
増す結果を得た。この結果から実施例として、陽極(鋼
材)2としてニッケルを重量比0.2%を混入した場合
、すなわち0.2%ニッケル鋼合金を用いて前記るつぼ
10にそれぞれ組み込み、真空炉中で1.100qo以
上の高温でニッケル鋼合金を溶解しタングステンターゲ
ット板7とニッケル縮合金とを埋め込み接着する。この
場合ニッケルはタングステンターゲット板7の表面に拡
散が始まる。またニッケルと銅は非常に拡散しやすい金
属であるため容易に拡散する。このような反応が繰返し
なされるためにタングステンターゲット板7に対しても
拡散し強い接着力をもって鋼材に埋め込まれる。またタ
ングステンターゲット板7にニッケルの薄板を添えてる
つぼ10内に充填し溶解するか、タングステンターゲッ
ト板7にニッケルメッキを施したもの、あるいはニッケ
ル粉末を置いて高温溶解して〜従釆と同等の条件(温度
、時間等)で鋳造作業を行っても、陽極基本のタングス
テンターゲット板に接する部分は、銅にニッケルを重量
比0401〜1%含む合金となり、タングステンターゲ
ット板は陽極基体に強い接着力をもって埋設される。
以上タングステンターゲット板をニッケル鋼合金部分を
介して陽極基本に強固に接着させることを述べたが、ニ
ッケルの代りにクローム、鉄、コバルト「レニウム、ロ
ジウム、金、白金のうちの1種類または以上を用いても
、陽極基体のタングステン夕−ゲット板に接する部分に
、銅に該金属を0.01〜1%含有する合金が形成され
t これによりタングステンターゲット板と陽極基体の
間の接着力が強く、熱伝導も良いX線管用陽極ができX
線管の信頼性を高めかつ長寿命化に多大の効果を奏する
。
介して陽極基本に強固に接着させることを述べたが、ニ
ッケルの代りにクローム、鉄、コバルト「レニウム、ロ
ジウム、金、白金のうちの1種類または以上を用いても
、陽極基体のタングステン夕−ゲット板に接する部分に
、銅に該金属を0.01〜1%含有する合金が形成され
t これによりタングステンターゲット板と陽極基体の
間の接着力が強く、熱伝導も良いX線管用陽極ができX
線管の信頼性を高めかつ長寿命化に多大の効果を奏する
。
第1図はX線管の断面図、第2図はX線管陽極のタング
ステンターゲット板のはがれた状態を説明する断面図、
第3図はタングステンターゲット板の割れた状態を示し
た正面図、第4図は陽極鋳造に使用するるつぼに組込ま
れた状態を示す断面図である。 1……陰極、2・・・…陽極、6・・…・フィラメント
、7……タングステンターゲット板、8……はがれ部分
、9…・・・タングステンターゲット板の割れ、IQ…
…るつぼ。 第1図 第2図 第3図 第4図
ステンターゲット板のはがれた状態を説明する断面図、
第3図はタングステンターゲット板の割れた状態を示し
た正面図、第4図は陽極鋳造に使用するるつぼに組込ま
れた状態を示す断面図である。 1……陰極、2・・・…陽極、6・・…・フィラメント
、7……タングステンターゲット板、8……はがれ部分
、9…・・・タングステンターゲット板の割れ、IQ…
…るつぼ。 第1図 第2図 第3図 第4図
Claims (1)
- 1 タングステンターゲツト板を陽極基体に鋳造により
埋設してなるX線管用陽極において、陽極基体がニツケ
ル、クローム、鉄、コバルト、レニウム、ロジウム、金
、白金の中の1種類以上を重量比0.01〜1%含有す
る銅合金となるようにしたことを特徴とするX線管用陽
極。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6652876A JPS6020866B2 (ja) | 1976-06-09 | 1976-06-09 | X線管用陽極 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6652876A JPS6020866B2 (ja) | 1976-06-09 | 1976-06-09 | X線管用陽極 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS52149994A JPS52149994A (en) | 1977-12-13 |
| JPS6020866B2 true JPS6020866B2 (ja) | 1985-05-24 |
Family
ID=13318452
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6652876A Expired JPS6020866B2 (ja) | 1976-06-09 | 1976-06-09 | X線管用陽極 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6020866B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0177467U (ja) * | 1987-11-12 | 1989-05-25 |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006222031A (ja) * | 2005-02-14 | 2006-08-24 | Toho Kinzoku Co Ltd | X線管ターゲットの製造方法 |
| CN103578894B (zh) * | 2013-10-28 | 2015-11-25 | 中国科学院上海应用物理研究所 | X射线转换靶 |
-
1976
- 1976-06-09 JP JP6652876A patent/JPS6020866B2/ja not_active Expired
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0177467U (ja) * | 1987-11-12 | 1989-05-25 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS52149994A (en) | 1977-12-13 |
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| JPH023263B2 (ja) |