JPS602382B2 - 快削性ニッケルクロム合金の製造方法 - Google Patents
快削性ニッケルクロム合金の製造方法Info
- Publication number
- JPS602382B2 JPS602382B2 JP6070277A JP6070277A JPS602382B2 JP S602382 B2 JPS602382 B2 JP S602382B2 JP 6070277 A JP6070277 A JP 6070277A JP 6070277 A JP6070277 A JP 6070277A JP S602382 B2 JPS602382 B2 JP S602382B2
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- Japan
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- nickel
- chromium alloy
- alloy
- machinability
- chromium
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- Heat Treatment Of Nonferrous Metals Or Alloys (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は快削性を有するニッケルクロム合金の製造方法
に関する。
に関する。
銀を含有するニッケルクロム合金は歯科用、装身具およ
び薬品工業など広く用いられているが、この種合金の切
削性については従来あまり考察されておらず、したがっ
て切削性については十分なものが得られているとは云え
ない。
び薬品工業など広く用いられているが、この種合金の切
削性については従来あまり考察されておらず、したがっ
て切削性については十分なものが得られているとは云え
ない。
本発明者はこの点を研究した結果、銀が合金中に固溶す
ると切削性への効果が殆んどなくなることから銀粒子自
体を合金中に点在させる必要があること、さらにこの銀
粒子を所定大きさの球状形状にすれば切削性が一層向上
することを知った。
ると切削性への効果が殆んどなくなることから銀粒子自
体を合金中に点在させる必要があること、さらにこの銀
粒子を所定大きさの球状形状にすれば切削性が一層向上
することを知った。
そして、このような銀粒子を含有した切削性の良いニッ
ケルクロム合金を得るための製造方法について考察を加
えた。本発明はこれらの点をふまえて快削性を付与した
新規なニッケルクロム合金の製造方法を提供するもので
、以下本発明について説明する。
ケルクロム合金を得るための製造方法について考察を加
えた。本発明はこれらの点をふまえて快削性を付与した
新規なニッケルクロム合金の製造方法を提供するもので
、以下本発明について説明する。
本発明による快削性ニッケルクロム合金の第1の製造方
法は、銀0.1〜5重量%、クロム5〜25重量%、残
部実質的にニッケルからなるニッケルクロム合金を、7
00℃以上900℃未満の温度で加熱処理を施すことを
特徴とするものである。
法は、銀0.1〜5重量%、クロム5〜25重量%、残
部実質的にニッケルからなるニッケルクロム合金を、7
00℃以上900℃未満の温度で加熱処理を施すことを
特徴とするものである。
すなわち、合金中に切削性を高めるのに適切な長径10
山以上、短径7山以上で両者比が3:2以上である球状
の銀粒子を形成し、且つこの銀粒子が合金の断面積にお
いて0.5〜30%の割合で占めるようにして磯れた切
削性を有するニッケルクロム合金を得るものである。
山以上、短径7山以上で両者比が3:2以上である球状
の銀粒子を形成し、且つこの銀粒子が合金の断面積にお
いて0.5〜30%の割合で占めるようにして磯れた切
削性を有するニッケルクロム合金を得るものである。
この製造方法により製造されたニッケルクロム合金は、
快削性に優れたものである。
快削性に優れたものである。
すなわち、このニッケルクロム合金は銀粒子の形状が長
径10仏以上、短径7仏以上で両者比が3:2以上の大
きさをもった球状であるので、合金の切削性に対して最
も大きな効果を与え、同時に合金の加工性を妥当な状態
に維持できる。そして、この特定された粒子形状を有す
る銀粒子を、ニッケルクロム合金の断面積に占める割合
が0.5〜30%、特に好ましくは6〜20%とするこ
とにより、合金に対して最も大きな切削性を付与でき、
しかも経済的にも妥当である。ここで銀の割合とはマト
リックスに対し実質的に区別できる銀の割合をいう。こ
れらの限定は電子顕微鏡によるものである。本発明の製
造方法が対象とするニッケルクロム合金の組成は、球状
の銀粒子を効果的に形成するために銀0.1〜5重量%
、クロム5〜25重量%、残部実質的にニッケルである
ことを基本組成とする。
径10仏以上、短径7仏以上で両者比が3:2以上の大
きさをもった球状であるので、合金の切削性に対して最
も大きな効果を与え、同時に合金の加工性を妥当な状態
に維持できる。そして、この特定された粒子形状を有す
る銀粒子を、ニッケルクロム合金の断面積に占める割合
が0.5〜30%、特に好ましくは6〜20%とするこ
とにより、合金に対して最も大きな切削性を付与でき、
しかも経済的にも妥当である。ここで銀の割合とはマト
リックスに対し実質的に区別できる銀の割合をいう。こ
れらの限定は電子顕微鏡によるものである。本発明の製
造方法が対象とするニッケルクロム合金の組成は、球状
の銀粒子を効果的に形成するために銀0.1〜5重量%
、クロム5〜25重量%、残部実質的にニッケルである
ことを基本組成とする。
なお、この他に銅、鉄、けし、素、マンガン、炭素、チ
タン、アルミニウムなどを必要に応じて適量添加するこ
とは可能である。ここで、銀は切削性付与のため不可欠
で、コストや銀の分散を考慮すると5%程度で十分であ
る。クロムは耐食性付与のため必要で、加工性に悪影響
を与えない程度の割合とする。本発明の製造方法では、
ニッケルクロム合金に対する加熱処理を合金中に銀粒子
が球状化される700以上900℃未満の温度範囲で施
すものとする。
タン、アルミニウムなどを必要に応じて適量添加するこ
とは可能である。ここで、銀は切削性付与のため不可欠
で、コストや銀の分散を考慮すると5%程度で十分であ
る。クロムは耐食性付与のため必要で、加工性に悪影響
を与えない程度の割合とする。本発明の製造方法では、
ニッケルクロム合金に対する加熱処理を合金中に銀粒子
が球状化される700以上900℃未満の温度範囲で施
すものとする。
この条件においてニッケルクロム合金を加熱処理すると
、合金中の銀粒子は温度700qo以下で繊維状に分散
しているが、700℃以上90ぴ○未満の間では球状化
し、900℃以上となると微細粒子化することが観察に
より判明し、従って合金の切削性を高めるには700℃
以上900℃禾満の温度範囲での加熱処理が有効である
と云える。ニッケルクロム合金中の銭粒子は球状化され
るのと同時にこの銀粒子が合金の断面積において0.5
〜30%の割合を占めることになり、この点でも合金の
切削性を向上できる。
、合金中の銀粒子は温度700qo以下で繊維状に分散
しているが、700℃以上90ぴ○未満の間では球状化
し、900℃以上となると微細粒子化することが観察に
より判明し、従って合金の切削性を高めるには700℃
以上900℃禾満の温度範囲での加熱処理が有効である
と云える。ニッケルクロム合金中の銭粒子は球状化され
るのと同時にこの銀粒子が合金の断面積において0.5
〜30%の割合を占めることになり、この点でも合金の
切削性を向上できる。
本発明による快削性ニッケルクロム合金の第2の製造方
法は、銀0.1〜5重量%、クロム5〜25重量%、残
部実質的にニッケルよりなるニッケルクロム合金を、9
00〜1100つ0の温度で軟化燐鈍を施した後、70
0℃以上90ぴ○未満の温度で加熱処理を施すことを特
徴とするものである。
法は、銀0.1〜5重量%、クロム5〜25重量%、残
部実質的にニッケルよりなるニッケルクロム合金を、9
00〜1100つ0の温度で軟化燐鈍を施した後、70
0℃以上90ぴ○未満の温度で加熱処理を施すことを特
徴とするものである。
すなわち、ニッケルクロム合金に対し初めに900〜1
100℃で燐錨処理を施すことにより合金の内部歪除去
および絞り特性の向上を図り、これに加えて700℃以
上900℃未満で加熱処理を施して銀粒子を球状化して
切削性の向上を図ることによつて、内部歪除去および優
れた絞り特性と優れた切削性を併せ持ったニッケルクロ
ム合金を得るものである。
100℃で燐錨処理を施すことにより合金の内部歪除去
および絞り特性の向上を図り、これに加えて700℃以
上900℃未満で加熱処理を施して銀粒子を球状化して
切削性の向上を図ることによつて、内部歪除去および優
れた絞り特性と優れた切削性を併せ持ったニッケルクロ
ム合金を得るものである。
このように第2の製造方法では2段階の熱処理を組合せ
るものであって、暁錨処理は900〜1100℃の温度
で施すことにより効果的に内部歪除去および絞り特性の
向上を得られるが、それ以下であれば期待する特性が縛
られないとともにそれ以上であれば結晶粒が粗大化し絞
り性を阻害することになり、特に1000〜1100℃
の温度で行なうことが好ましい。
るものであって、暁錨処理は900〜1100℃の温度
で施すことにより効果的に内部歪除去および絞り特性の
向上を得られるが、それ以下であれば期待する特性が縛
られないとともにそれ以上であれば結晶粒が粗大化し絞
り性を阻害することになり、特に1000〜1100℃
の温度で行なうことが好ましい。
加熱処理は凝錨処理後に常温まで急冷して再び700℃
以上900℃未満の温度に加熱しても良いし、燐鈍を行
なった同一炉において連続して加熱しても良い。処理保
持間としては材料大きさにより異なるが、暁鎚処理の場
合少なくとも1ぴ分以上、加熱処理の場合2の片間以上
を必要とする。本発明の製造方法による実験結果におけ
る加工材の加熱温度と切削性との関係を図について述べ
る。加工材としては銀1.の重量%、クロム14重量%
、銅1.0%、残部実質的にニッケルからなるニッケル
クロム合金を所望の形状に加工したものを用い、この加
工材を各温度毎に加熱してドリル穿孔を行ない切削性を
測定した。ドリル穿孔条件はドリル蓬1.5肋、回転数
35皿PM、穿孔樹重2.0k9、穿孔時間6の砂であ
る。図において銀粒子が繊維状である700℃未満では
切削性が低く、銀粒子が球状化する700℃以上900
qo未満では80000を中心として切削性が急激に上
昇し、900午0以上では・切削性が再び低下して横ば
いとなるのが明瞭である。なお、図中Aは加熱処理温度
範囲、Bは競錨温度範囲である。本発明の快削性ニッケ
ルクロム合金の製造方法は以上説明したように、合金中
に所定大きさの球状形状をなす銀粒子が点在することに
より、優れた切削性を有するニッケルクロム合金を得る
ことができる。
以上900℃未満の温度に加熱しても良いし、燐鈍を行
なった同一炉において連続して加熱しても良い。処理保
持間としては材料大きさにより異なるが、暁鎚処理の場
合少なくとも1ぴ分以上、加熱処理の場合2の片間以上
を必要とする。本発明の製造方法による実験結果におけ
る加工材の加熱温度と切削性との関係を図について述べ
る。加工材としては銀1.の重量%、クロム14重量%
、銅1.0%、残部実質的にニッケルからなるニッケル
クロム合金を所望の形状に加工したものを用い、この加
工材を各温度毎に加熱してドリル穿孔を行ない切削性を
測定した。ドリル穿孔条件はドリル蓬1.5肋、回転数
35皿PM、穿孔樹重2.0k9、穿孔時間6の砂であ
る。図において銀粒子が繊維状である700℃未満では
切削性が低く、銀粒子が球状化する700℃以上900
qo未満では80000を中心として切削性が急激に上
昇し、900午0以上では・切削性が再び低下して横ば
いとなるのが明瞭である。なお、図中Aは加熱処理温度
範囲、Bは競錨温度範囲である。本発明の快削性ニッケ
ルクロム合金の製造方法は以上説明したように、合金中
に所定大きさの球状形状をなす銀粒子が点在することに
より、優れた切削性を有するニッケルクロム合金を得る
ことができる。
図は加工材の加熱温度と切削性との関係を示す線図であ
る。
る。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 銀0.1〜5重量%、クロム5〜25重量%、残部
実質的にニツケルからなるニツケルクロム合金を、70
0℃以上900℃未満の温度で加熱処理を施すことを特
徴とする快削性ニツケルクロム合金の製造方法。 2 銀0.1〜5重量%、クロム5〜25重量%、残部
実質的にニツケルよりなるニツケルクロム合金を900
〜1100℃の温度で軟化焼鈍を施した後、700℃以
上900℃未満の温度で加熱処理を施すことを特徴とす
る快削性ニツケルクロム合金の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6070277A JPS602382B2 (ja) | 1977-05-25 | 1977-05-25 | 快削性ニッケルクロム合金の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6070277A JPS602382B2 (ja) | 1977-05-25 | 1977-05-25 | 快削性ニッケルクロム合金の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS53144818A JPS53144818A (en) | 1978-12-16 |
| JPS602382B2 true JPS602382B2 (ja) | 1985-01-21 |
Family
ID=13149874
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6070277A Expired JPS602382B2 (ja) | 1977-05-25 | 1977-05-25 | 快削性ニッケルクロム合金の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS602382B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5835588B2 (ja) * | 1979-12-14 | 1983-08-03 | 株式会社東芝 | 装飾合金 |
| DE102010014832B4 (de) * | 2010-04-10 | 2018-04-26 | Technische Universität Braunschweig | Leicht bearbeitbare Nickelbasis-Legierung |
-
1977
- 1977-05-25 JP JP6070277A patent/JPS602382B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS53144818A (en) | 1978-12-16 |
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