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JPS6024094B2 - 必須もしくは準必須アミノ酸およびその無窒素アナロ−グの混成塩ならびに腎臓および肝臓障害の治療におけるその使用 - Google Patents
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JPS6024094B2 - 必須もしくは準必須アミノ酸およびその無窒素アナロ−グの混成塩ならびに腎臓および肝臓障害の治療におけるその使用 - Google Patents

必須もしくは準必須アミノ酸およびその無窒素アナロ−グの混成塩ならびに腎臓および肝臓障害の治療におけるその使用

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JPS6024094B2
JPS6024094B2 JP55048770A JP4877080A JPS6024094B2 JP S6024094 B2 JPS6024094 B2 JP S6024094B2 JP 55048770 A JP55048770 A JP 55048770A JP 4877080 A JP4877080 A JP 4877080A JP S6024094 B2 JPS6024094 B2 JP S6024094B2
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Description

【発明の詳細な説明】 本明細書中に記載した発明は、アメリカ合衆国デパート
メイン・オブ・ヘルス、エデュケーション・アンド・ウ
エルフエア、ナショナル・インスチチュト・オブ・ヘル
スの認可または補助の下になされた研究の一部である。
本発明は、必須アミノ酸と特定の無窒素アナローグとの
混成塩ならびに腎臓および肝臓障害の治療におけるこれ
ら新規な塩の使用に向けられる。さらに詳細には、本発
明は、新規な化合物自身、これら新規な化合物の混合物
を含有する組成物ならびにこれら化合物を使用する治療
方法に向けられる。人間における必須アミノ酸はLーィ
ソロィシン、Lーロイシン、L−/ゞリン、Lーメチオ
ニン、L−フエニルアラニン、Lーヒスチジン、Lーリ
ジン、LートリプトフアンおよびL−スルオニンである
人間に対する準必須アミノ酸にはLーチロシン、Lーシ
スチンおよびLーシステインが包含され、これらは乳児
の最適成長のため必要であると信じられる。アルギニン
は尿素サイクルの酵素の一つに欠陥を有する子供におい
ては必須であるが、通常の人間においては一般に必須も
しくは準必須と見倣されないが、栄養価を有するもので
ある。オルニチンも、一般に人間において必須もしくは
準必須と見倣されないが、アルギニンの代用となるであ
ろう。しかしながら、本発明の開示を容易にするため、
アルギニンおよびオルニチンを準必須アミノ酸として分
類しかつ記載する(ただし、本出願人の米国特許出願第
88757び号明細書に既に開示されている分枝鎖ケト
アナロ−グとの組合せを除くものとする)。人間におけ
る腎臓障害(たとえば尿毒症)、肝臓疾患(たとえばア
ンモニア過多症および門脈系脳疾患)およびその他の蛋
白質もしくは窒素消耗性疾患は、人体内で蛋白質を合成
するのに必要とされる必須および/または準必須アミノ
酸の重大な不足をもたらす。
したがって、腎臓および肝臓障害にかかっている個人は
、腎臓が窒素性廃棄物を鱗池し得ないため、食餌蛋白質
の摂取を制限しなければならないか、或いは蛋白質摂取
後に起こる。唾吐、興奮、曙眼、ならびに精神的肉体的
障害過程のため食餌蛋白質に耐えられなくなる。これら
蛋白質もしくは窒素消耗性障害の従来の治療は、或る種
の必須アミノ酸を投与して蛋白質欠乏を補正することを
含み、たとえばホーウェ等に係る米国特許第24578
2び鳥明細書に開示されている。同様に、米国特許第3
764703号明細書においてベルグストローム等は、
腎不全によって起こる尿毒症状態の治療のため、8種類
の必須アミノ酸の混合物を、必要に応じLーアルギニン
およびL−ヒスチジン(この特許はこれらを「準必須」
アミノ酸と呼んでいる)のいずれか一方または両者と縄
合せて、使用することを開示している。極〈最近、これ
ら障害の治療は、必須アミノ酸の無窒素アナローグ、す
なわち大抵の必須アミノ酸のQーケトおよびQ−ヒドロ
キシアナローグの混合物をアナローグが入手できないか
または有効ではないような必須アミン酸自身と共に使用
することにより改良された。このような混合物および治
療の例は、1978王7月11日付で発行された本出願
人の米国特許第410016び号、第4100161号
および第4100293号明細書に記載されている。こ
れら障害の他の治療は、「分枝鎖ケト酸のオルニチンお
よびアルギニン塩ならびに肝臓および腎臓障害の治療に
おける使用」と題する197母王3月17日付出願の本
出願人に係る米国特許出願第88757び号明細書に開
示されている。必須アミノ酸自体または必須アミノ酸の
無窒素アナローグの混合物を、これら窒素もしくは蛋白
質消耗性障害の治療に使用することに対する顕著な障害
は、これら化合物の不快な味覚である。すなわち、殆ん
ど全ての必須アミノ酸自体および全てのケトアナローグ
(遊離酸として)は、不快かつ不味いものである。これ
らアナローグのカルシウム塩およびナトリウム塩は必須
アミノ酸自身ほどひどく不快ではないが、味がよいと記
載することはできず、したがってこれら化合物を治療目
的で経口使用するには限界がある。現在米国において市
販されかつ専ら必須アミノ酸を含有する唯一の経口用製
品は、商標「アミナィド(AMINAID)」としてマ
クゴー・ラボラトリース社から市販されている製品であ
り、これは特に不快な味を有する。
この不快な味は、必須アミノ酸またはそのアナローグを
被覆または錠剤化することにより遮蔽することもできる
が、これはまだ悪い後味の苦情をひき起こす。必須アミ
ノ酸自身の使用に対する他の顕著な障害は水に対するそ
れらの限られた溶解度であり、したがってこれらは一般
に濃厚溶液として非経口的に投与することができない。
たとえば、必須アミノ酸のみを含有し米国市場で注射用
として現在市販されている唯一の製品は、商標「ネフラ
ミン.(NEPHRA肌NE)」としてマックゴー・ラ
ボラトリース社から市販されている製品である。8種の
必須アミノ酸(ヒスチジンを除く)からなるこの5.1
%水溶液は、ooにおける溶解度の限界に極めて近い。
投与せねばならない水の容量は、この製品の使用を、特
に重大な腎不全の場合制限する。リジンおよびスレオニ
ンはそのままで極めて可溶性であるが、チロシンおよび
シスチンはそれ自体極めて不落性である。
この理由で、乳児に対する非経口投与用の溶液にチロシ
ンまたはシスチンを含ませることは不可能であった。シ
スティンは全く可溶性であるが、中性もしくはアルカリ
性溶液中においてまたは空気に露呈されて、二量体(シ
スチン)まで自然酸化される。残余の必須および準必須
アミノ酸は、種々の低い溶解度を有する。たとえば塩酸
塩のような中性アミノ酸の酸塩は、極めて可溶性である
しかしながら、塩酸塩は溶液中において極めて酸性でも
あり、それらは約pH2以上では存在しないので決して
使用されない。他方、塩基性アミノ酸はいまいま塩酸塩
として使用される。何故なら、それらは酸性が少なく生
理的pHにて存在するからである。Q−ケト酸アナロー
グおよびQーヒドロキシ酸アナローグは殆んど水混天0
性の液体であるが、トリプトフアン、フエニルアラニン
およびチロシンのアナローグは例外であり、これらは限
られた水溶性を有する固体である。
全てのアナローグのナトリウム塩は可溶性であるが、ナ
トリウム塩の使用は、特に肝臓疾患または腎臓疾患を有
する患者に悪影響を伴なうナトリウム負荷のためいよい
よ排除される。アナローグのカルシウム塩はかなり不落
性である。これらの溶解度問題を回避するため、種々の
かなり面倒な技術が考案または提案されている。
たとえば、チロシンをたとえばアラニンのような他のア
ミ/酸にべプチド結合にて結合させることは溶解度問題
を解決するが、実施するには極めて高価な方法である。
チロシンのケトもしくはヒドロキシアナローグは恐らく
有効でありかつ若干可溶性であるが、これらも製造が極
めて高価につく。従来の上記問題は、必須アミノ酸と、
必須もしくは準必須アミノ酸の無窒素アナローグとの反
応生成物からなる本発明の新規な化合物により軽減され
る。新規な混成塩化合物は水性媒体中で生成され次いで
水が除去されて乾燥粉末製品が得られる。これら化合物
は無味もしくは快適な味を有し、全てとはいえないが大
抵の場合、反応させて化合物を生成させるためのアミノ
酸と無窒素アナローグとの最小の溶解性に比べて、化合
物の水溶性における著しい増加が生ずる。必須アミノ酸
のQ−ケトおよびQ−ヒドロキシアナローグ自身を用い
る場合と同様、本発明の化合物は先駆体として有効であ
り、人体により必須および準必須アミノ酸に変換され、
これらアミノ酸は蛋白質合成のための人体により使用す
ることができる。
従って、本発明の化合物の混合物は、腎臓および肝臓障
害、なちびに人体における必須もしくは準必須アミノ酸
の幾つかまたは全ての不足を特徴とする他の窒素もしく
は蛋白質消耗性疾患を治療するのに有用である。本発明
の新規な化合物は、必須アミノ酸と、必須もしくは準必
須アミノ酸の無窒素アナローグ、特にアミノ酸のQーケ
トもしくはQ−ヒドロキシアナローグとの反応により生
成される塩である。
化合物は次の実験式AN・xH20 により簡単に示すことができ、式中Aは特定の必須アミ
ノ酸よりなる群から選択され、Nは必須もしくは準必須
アミノ酸のQーケトおよびQーヒド。
キシアナローグよりなる群から選択され、xは0または
正の数であって整数である必要はない。すなわち、xは
水和水または反応生成物の不完全燃焼による遊離水もし
くは結合水を示し、これらの場合完全に無水の生成物を
得ることは不可能である。下記に仮定するように、各化
合物は、混成塩とその対応するカルビノールアミンおよ
びシック塩基との平衡混合物として存在することができ
る。9種の必須アミ‐/酸と5種の準必須アミノ酸とを
第1表に挙げ、次いで大抵の場合それらのQ−ケトおよ
びQーヒドロキシアナ0−グをも示す。
或る場合、無窒素アナローグは、人体中で対応する必須
アミノ酸の先駆体として無効果であることが知られてい
るかまたは無効果と信じられ、これを必要に応じてアナ
ローグの名前を挙げずに第1表に示した。アルギニンお
よびオルニチンのアナローグは無窒素でなく、環化する
煩向を有するので、これらは恐らくアミノ酸先駆体とし
て無効果である。必須アミノ酸および準必須アミノ酸自
身は容易に市販で入手でき、またそれらの合成方法も当
分野で公3和である。
塩基性アミノ酸、すなわちL−リジン、Lーヒスチジン
、LーアルギニンおよびLーオルニチンの場合、必須ア
ミノ酸はそれらの遊離塩基の形で使用される。残余の必
須アミノ酸と3種の準必須アミ/酸とを包含する中性ア
ミノ酸の場合、これらはそれぞれ遊離アミノ酸の形で使
用される。必須および準必須アミノ酸の無窒素アナロー
グの殆んども、一般にそれらのカルシウム塩またはナト
リウム塩として市販されている。
無窒素アナローグの製造方法も当分野で公知である。ア
ナローグの遊離酸は、過剰の塩酸の添加および次いでエ
ーテルによる抽出および蒸発により、それらの塩から製
造することができる。必須アミノ酸および準必須アミノ
酸の各々は無窒素アナローグの任意の1種と粗合せるこ
とができ、単一のアミノ酸をそれ自身の無窒素アナロー
グの1種と組合せることも可能である。
従って、必須アミノ酸先駆体として無効果なアナローグ
との可能な組合せを除外したとしても、本発明により生
成させうる化合物は全部で200種以上存在する。全て
の可能な組合せについて検討したものではないが、本発
明者は充分の数のものを検討し、本発明の新規な化合物
は、これらアナローグをそのナトリウムもしくはカルシ
ウム塩としてまたは遊離酸として使用しても、対応の必
須および準必須アミノ酸自体よりおよび対応の無窒素ア
ナロークーより有利であることを合理的に確かめた。第
1 表検査した本発明の新規化合物は第ロ表に示した
ものを包含し、それらの溶解度と味覚特性をも示す。
比較目的で、混成塩が対応する2種の必須もしくは準必
須アミノ酸の最も可溶性の低いものの溶解度を同表の第
3欄に示し、次いで第4欄に増加溶解度の係数を示した
。2種の対応するアミノ酸が溶解度において近似してい
る幾つかの場合、この両者の溶解度を同表に示した。
一般に、本発明の新規化合物は、対応する必須もしくは
準必須アミノ酸自身または対応する無窒素アナローグよ
りずっと味が快適である。
すなわち、試験した本発明の化合物は一般に無味である
か、または僅かに甘味であり、極めて快適である。さら
に、本発明の化合物は、群として、対応の必須もしくは
準必須アミノ酸および幾つかの無窒素アナローグよりも
ずっと可溶性である。特に注目すべきは、著しく不溶性
の準必須アミノ酸L−チロシンは、たとえばロイシンの
ケトーアナローグと絹合せれば、容易に可溶性になる。
第 D 表 * 25℃にて水IC当りの塩のモル数として表記**
2種の対応アミノ酸のうち最も溶解性の小さいものの
溶解度は、メルトインデックス(第9版){ から採用
した。
* 示した値はD,L−メチオニンのものであり、Lー
メチオニンの溶解度は示されていない。
一般に、本発明の新規化合物を製造する技術は比較的簡
単かつ明瞭である。塩基性必須アミノ酸の場合、選択さ
れたアミ/酸の遊離塩基と選択された無窒素アナローグ
の遊離酸とのほぼ等モル量を、遊離塩基と遊離酸との反
応生成物である所望の塩を溶解させるに足るよりも多い
量の水に懸濁または溶解させる。鷹拝および必要に応じ
緩和な加温を用いて溶解させることができる。塩基性ア
ミノ酸の塩を製造する際、アミノ酸の遊離塩基を酸アナ
ローグに加える時得られる滝定曲線(縦麹としてpHを
用い、機軸として無窒素アナローグ1モル当り‘こ加え
たアミノ酸のモル数を用いる)は、変曲点を有すること
が見出され、この変曲点‘ま遊離塩基と酸アナローグと
の等モル量が組合された点に一致すると思われる。
この変曲点は、また、混成塩により生成された溶液の等
露点すなわちmに少くともほぼ一致すると思われる。従
ってこの変曲点を、以後、便宜上「等電点」または「m
」と呼ぶ。添付図面は、リジン遊離塩基によるQーケト
ィソカプロン酸の滴定に関するpH曲線を示している。
図面に見られるように、押は最も少ない酸の添加により
pHが最も大きく変化する点である。アミノ酸の遊離塩
基により酸アナローグを等軍点まで滴定するのが好まし
い。
何故なら、これは、最良の味と恐らく最大の溶解度とを
有する本発明の化合物をもたらすと思われるからである
。最適味覚はこの点で達成されると信じられる。何故な
ら遊離塩基と酸アナローグとは完全に(等モル量で)結
合されている筈であり、したがって遊離塩基または酸ア
ナローグのいずれか一方が過剰に存在せず、この過剰に
よる不快味覚が生じないからである。さらに、等電点ま
での滴定は、揮発性液体(酸ァナローグ)と不完全乾燥
固体(遊離塩基)とを用いて操作する場合、反応体の等
モル量を確かめることがいまいま困難であるため、有利
である。次いで、得られた生成物の溶液を、沈澱が現わ
れ始めるまで蒸発させる。
生成物は、アルコールもしくはアセトンを添加してまた
は添加せずに溶液を約4℃にて一晩保ち、次いで炉過お
よび乾燥することにより得られる。沈殿の代りに、生成
物を凍結乾燥または贋霧乾燥により回収して有機溶媒を
使用した場合に生ずるモル比のひずみを避けるのが有利
である。或いは、溶液をそのまま使用することができ、
または静脈注射に使用するため適当に濃縮または希釈す
ることもできる。必須アミノ酸が中性アミノ酸である場
合、アミノ酸に比較して相当過剰量の無窒素アナローグ
の遊離酸を使用する必要がある。
過剰の遊離酸は、沈殿工程に使用したアルコールにより
熔解除去される。その他、一般技術は同じである。いず
れの場合も、得られる反応生成物は乾燥した白色粉末で
あり、特に吸湿性ではない。
反応生成物は過剰の遊離酸もしくは遊離塩基を含有しな
いと思われる。何故なら、遊離酸(液体である)の存在
は乾燥粉末の生成を妨げるであろうし、遊離塩基の存在
は水の除去を殆んど不可能にするからである。中性アミ
ノ酸と無窒素アナローグとの反応により生成される塩は
若干酸性であり、水中において約3のpHをもたらす。
LーリジンもしくはLーアルギニンと各種の無窒素アナ
ローグとから生成される塩は水中において約5のPHを
もたらす。L−ヒスチジン塩は、水中約4〜4.5のp
Hをもたらす。本発明による新規化合物の安定性は、対
応する無窒素アナローグのナトリウム塩もしくはカルシ
ウム塩の安定性に匹敵すると思われる。
すなわち、これらは一般に、室温において乾燥状態で安
定である。これら塩は、室温の溶液中にて緩徐に分解し
かつ沸とう溶液中にて急速に分解するが、凍結溶液では
全く分解しない。本発明の新規化合物は、それらが対応
する必須アミノ酸および無窒素アナローグと同じ生理学
的および治療上の効果を確かに有すると思われる。
また、これら化合物は、人体に対し、対応するアミノ酸
および無窒素アナローグの作用とは異なる他の作用を有
するとは思われない。したがって製造しかつ腎臓および
肝臓障害の治療に使用すべき本発明の特定の塩の選択は
、必須もしくは準必須アミノ酸自身または無窒素アナロ
ーグ自身を選択する際従来使用されたとほぼ同じ規準に
基くであろう。しかしながら、快適性および溶解特性は
もはや制限因子ではないであろう。一般に、本発明の新
規化合物は、患者が必須もしくは準必須アミノ酸の2種
のみにおいて不足したことが示されないならば個々に使
用されないであろう。
しかしながら、腎臓病または肝臓病を有して蛋白質摂取
が制限されている患者は、2種より多い必須もしくは準
必須アミノ酸に相当する本発明の化合物の混合物から利
益を受けると思われる。一般に、製造しかつ窒素消耗性
障害を有する患者の治療に使用すべき塩の選択は、患者
の血競もしくは筋細胞に見られる個々の必須および準必
須アミノ酸の濃度の減少程度に塞くであろう。必須もし
くは準必須アミノ酸の2種より多い先駆体を与えるため
本発明の塩を投与することが望ましい場合、これは幾つ
かの異なる方法で行な,うことができる。たとえば、別
々の塩を個々に作ることができ、各塩はその先駆体を治
療組成中に所望するような必須もしくは準必須アミノ酸
の2種に相当する。次いで、別々の塩を、それぞれ経口
投与用または非経口投与用として乾燥粉末状または溶液
状のいずれかで混合する。或いは、使用すべき全ての必
須および/または準必須アミノ酸および無窒素アナロー
グを同じ水性媒体中で混合して、これらアミノ酸とこれ
ら特定同アナローグとの全ての可能な組合せの混合物を
作ることもできる。
この方法において、無窒素アナローグの形で存在させる
べき反応体は、アナローグの遊離酸として得られ、便利
な容量の水と混合される(これらの大部分は水に混和性
の液体または水中にかなり高い溶解度を有する固体であ
る)。次いで、この溶液に、塩の腸イオンを橘給すべく
必須および/または準必須アミノ酸を加える(塩基性ア
ミノ酸は遊離塩基として加えられ、中性アミノ酸はその
まま加えられる)。塩基性アミノ酸が加えられるにつれ
て混合物のpHは上昇し、約4〜5の母にて塩基性アミ
ノ酸の添加を止める。次いで、蒸発により水を除去し、
残澄をエタノール中に再溶解させ、次いで風乾する。た
とえばLーチロシンのように著しく不落性の必須もしく
は準必須アミノ酸の場合ミ製造した後の塩の乾燥混合物
に、単にアミノ酸をそのまま加えるのが有利であろう。
そのような場合、乾燥状態で加えられたチロシンまたは
その他のアミノ酸は化学反応に入らず、または新規な化
学的実体を形成しないであろう。したがって、本発明の
反応生成物は、生成のため水性媒体を必要とする。たと
えばL−チロシンのような乾燥アミノ酸を混合物中に使
用すべき場合を除き、本発明の化合物は全て単独でまた
は組合せて水溶液として静脈に与えることができる。前
記したように、酸アナローグを滴定するため塩基性アミ
ノ酸を使用した本発明の新規化合物の溶液におけるp則
ま、もし等鰭点まで滴定されていれば約5である。すな
わち、たとえば等軍点においてリジン塩の−は約51〜
5.3であり、ヒスチジンーQ−ケトイソバレレートの
pH‘ま約4.3である。本発明の塩は極めて強力に会
合して極めて弱い導体であるから、希薄溶液中で計測定
値を得ることは困難である。しかしながら、塩の濃厚溶
液に1ぴ音容量の水を加えても大して靴を変化させない
ことが観察された。斑約5における本発明の塩の溶液の
酸性度は末梢血管に対し刺戟的となりうるが、この溶液
は何らの刺戟をもたらさずに中央血管を介して投与する
ことができる。このことは、このPHにおいてこれら塩
の溶解度が高いという利点を考慮して重要である。すな
わち、高溶解度は、最少量の水により必須アミノ酸の所
要投与量を、水負荷の排他能力が制限されている患者に
投与することを可能にする。このことは、急性賢不全の
場合に特に重要であり、さらに慢性肝臓障害または鰻性
腎不全を有する患者においてより小さい程度ではあるが
重要である。本発明の新規化合物を生成させるため、所
定の必須アミノ酸をアミノ酸自体として或いはそのヒド
ロキシもしくはケトアナローグとして反応、させるかど
うかを決定するには、多くの要因が考慮される。
第一に、第1表に示した通り、多くのアナローグは無効
果であるかまたは恐らく無効果であり、そのような場合
恐らくアミノ酸自体を使用するのが好ましい。第二に、
上記した本出願人による特許は、特に分枝鎖ケト酸が分
枝鎖アミノ酸自身の所有しない同化作用を発揮しうろこ
とを示している。この種の作用に関しては若干論議もあ
るが、分枝鎖ケト酸の投与後に繰返し観察された「キャ
リ−・オーバー」の現象は、分枝鎖アミノ酸自体の投与
後には観察されていない。第三の基準は、他の要因が支
配的でない場合価格となるであろう。
すなわち、たとえばメチオニンのヒドロキシアナローグ
はメチオニレン自体よりもずっと安価である。第四に、
第ロ表に示した通り、本発明の新規化合物は味覚および
溶解度において著しく異なるので、これら要因は、化合
物を経口投与で或いは静脈投与で使用すべきかどうかに
ついて、それぞれ決定要因となるであろう。以下、特定
の非限定的例を参照して本発明を説明する。例1尿毒症
患者の血凝または筋細胞は、必須アミノ酸のバリン、ロ
ィシン、ィソロィシン、ヒスチジン、スレオニンおよび
リジン、ならぴに準必須アミノ酸のチロシンが不足して
いると観察されている。
その他の必須アミノ酸、すなわちフェニルアラニン、メ
チオニンおよびトリプトフアンは不足していないと思わ
れる。バリンの不足は、他の如何なるアミノ酸の不足よ
り大である。したがって本発明による塩の混合物は、次
の化合物を水性媒体中において次の相対的モル割合にて
下記の手順で反応させることにより調製した:Q−ケト
ーィソバレリアン酸4部、Q−ケトーィソカプロン酸1
部、Qーケト−B−メチルバレIJアン酸1部、ヒスチ
ジン1部、スレオニン2部およびリジン2部。遊離ケト
酸(液体である)を、上記の所望割合で秤量して混合し
た。
この混合物の1容量部を水1容量部に加えた。次いで、
スレオニン部分を乾燥アミノ酸として加えた。リジン遊
離塩基を、ヒスチジン遊離塩基のほぼ飽和溶液に対しモ
ル比2:1として加えた。次いで、この塩基性溶液を使
用して、全溶液が約pH4.5に達するまで前者の溶液
を滴定した。4び0で蒸発により、溶液が濁り始めるま
でこの全溶液から水を除去した。
少容量のエタノールを加え、混合物を4℃の冷蔵庫に一
晩入れた。次いで、5容量のエタノールを加え、生成物
を炉週により集めて風乾した。生成物を完全に乾燥させ
た後、これを1モルのチロシンと共に磨砕して、6種の
必須アミノ酸の先駆体を本発明の化合物の形で含有しか
つ準必須アミノ酸のチロシンをそのまま含有する組成物
を得た。上記の反応生成物ミックスは、後のチロシンの
添加がないと、明らかに新規化合物の混合物であって、
必須もしくは準必須アミノ酸と無窒素アナローグとの単
純な物理的混合物ではないことが観察される。
すなわち、同じ諸成分を、水の添加とその後の水の除去
とを行なわずに混合すれば、刺戟的かつ悪臭のあるスラ
ッシュが生成される。この理由は、リジン遊離塩基と遊
離ケトアナローグとの両者は極めて悪臭のある刺戟的な
ものでありかつ、水の不存在においてこれらは完全に反
応して本発明の新規化合物を生成することがないからで
ある。例2 腎不全の治療に使用しうる他の組成物を、乾燥状態で本
発明の次の新規化合物とアミノ酸自身とを次の相対的モ
ル割合で混合することにより調製した:リジン・Q−ケ
トーィソバレレート1部、ヒスチジン・q−ケトーィソ
バレレート1部、リジソ・Q−ケトーィソカプロェート
1部、リジン・Qーケトー8ーメチルバレレート1部、
スレオニン1部およびチロシン1部。
リジンおよびヒスチジンの混成塩のそれぞれは、水中に
おけるQーケトアナローグをそれぞれ各等電点に到達す
るまでリジンもしくはヒスチジン遊離塩基で滴定するこ
とにより調製した。次いで、各化合物を、上記したよう
に沈殿と乾燥とにより乾燥状態で回収した。スレオニン
とチロシンとは特に悪い味ではないので、これらはその
まま乾燥リジンおよびヒスチジン塩と共に混合磨砕して
使用される。例1のものより綾れたこの組成物の利点は
、本発明の新規化合物が乾燥状態で製造されかつ貯蔵さ
れて、投与直前に混合されうろことである。この混合物
は、腎不全にかかっている患者に対し毎日約10〜15
夕の混合物の投与量で投与することができる。例3 本発明の新規化合物は、本出願人の米国特許出願第機7
57び号‘こ開示されている分枝鎖ケト酸のオルニチン
塩と粗合せて、肝臓障害の治療特に門派系脳疾患の治療
に有利に使用することができる。
この種類の適当な混合物は、分枝鎖ケト酸の3種のオル
ニチン塩谷1モルと、本発明により生成させた分枝鎖ケ
ト酸の3種のIJジン塩各1モルと、スレオニン1もし
くは2モルとを含むであろう。これらの化合物は全て、
味が適当に快適であり、乾燥状態で混合することができ
る。腎臓および肝臓障害ならびにその他の窒素消耗性疾
患の治療に対する、本発明による塩の混合物からなる他
の組成物は、この開示を考慮して当業者には容易に得ら
れるであろう。
たとえば、9種の必須アミノ酸の全てをアミノ酸の形ま
たは無窒素アナローグの形のいずれかとして含む化合物
の混合物を、上記のようにして作ることができるであろ
う。新規化合物のこの種の混合物は9種の必須アミノ酸
自身の単純な混合物と同程度の効果を有し、しかもずっ
と味が良いという利点を有するので経口治療投与に対し
て許容しうるであろう。例4ヒスチジン−Qーケトーィ
ソカプロェートの製造及び使用310夕(2モル).の
Lーヒスチジン(遊離塩基)にスラリーを形成するのに
十分な水(約200の上)を加え、次いでこれを氷裕中
に入れた。
Q−ケトィソカプロン酸(遊離酸)を絶えず網拝しなが
らpHが4.2に降下するまで徐々に加えた(約260
夕を必要とした)。この添加間に固形物が形成した場合
には、それをスラリーとして再懸濁させるのに十分な水
を加えた。次いで、最終の透明な溶液を絶えず縄拝しな
がら1そのエタノール中に注入した。4℃で一夜放置さ
せた後、沈殿物を炉過によって集め、そして室温におい
て先ず空気中で次いで真空下に乾燥させた。
この塩は、25℃において0.粥Mの程度まで水中に可
溶性である。それ故に、ヒスチジン及びロィシンが不足
している患者が特に摂取できる水の量を制限されている
場合に、この溶液を2〜4夕(10〜20M)の投与量
で経口又は静脈内投与することができた。同じミリモル
数のL−oィシンを投与するには、40〜80の‘の液
体が必要とされよう。これらの2種のアミノ酸又は次の
2つの例で特定した2種のアミノ酸の不足並びに水摂取
量の不耐性が起こり得る状態の一例は、急性啓不全であ
る。例5 リジンー(R・S)はーケト−8−メチルバレレートの
製造及び使用292夕(2モル)のL−リジン(遊離塩
基)に、溶解を生ぜしめるのに丁度十分な水を加えた。
氷浴中に入れ、そして絶えず凝拝しながらpH4.3〜
4.4に達するのに十分なQ−ケト−8−メチルバレリ
アン酸(遊離酸)を徐々に加えた(約262夕)。この
溶液を絶えず櫨拝しながら3そのエタノール中に注入し
た。4℃で一夜放置した後、‐沈殿物を炉適しそして空
気中で乾燥させた。
この化合物は、リジン及びィソロィシンが欠乏している
患者に対して特に水の摂取量が制限されている場合に有
益下に投与することができた。例えば、6夕を10の‘
中に溶解させて経口又は静脈内投与することができた。
同じミリモル数のL−イソロイシンを熔解させるには6
8地の水が必要とされよつo例6 リジンーQーケトーィソカプロェートの製造及び使用2
92夕(2モル)のLーリジン(遊離塩基)に、溶解を
生ぜしめるのに丁度十分な水を加えた。
氷裕中に入れ、そして絶えず雛梓しながらpH4.3〜
4.4に達するのに十分なQーケトィソカプロン酸(遊
離酸)を徐々に加えた(約262夕)。この溶液を絶え
ず蝿拝しながら3そのエタノール中に注入した。4ぴ0
で一夜放置した後、沈殿物を炉過しそして空気中におい
て乾燥させた。
この化合物は、リジン及びロイシンが不足している患者
に対して特に水の摂取量が制限されている場合に有益下
に投与することができた。例えば、6夕を20の‘中に
溶解して経口又は静脈内投与することができた。同じミ
リモル数のロイシンを溶解させるには128m‘の水が
必要とされよう。例7 Lーリジンーフェニルラクテートの製造及び使用292
夕(2モル)のL−リジン(遊離塩基)に、溶解を生ぜ
しめるのに丁度十分な水を加えた。
絶えず燈拝しながら、この溶液を、330夕のLーフヱ
ニル乳酸を4その溢水中に含有させたスラリ−に徐々に
加えた。蒸発によって水の大部分を除去し、そして得ら
れたスラリーを絶えず燈拝しながら3そのエタノール中
に注入した。4℃で一夜放置させた後、沈殿物を炉8U
しそして空気中で乾燥させた。この化合物は、リジン及
びフェニルアラニンが不足している患者に対して、特に
摂取できる水の量を制限されている場合に有益下に投与
することができた。
例えば、6夕を40地中に溶解させて経 ‐口又は静脈
内投与することができた。同じミリモル数のL−フェニ
ルアラニンを溶解させるには、120私の水が必要とさ
れよう。例8 ヒスチジンー(R・S)−Q−ケト−B−メチルバレレ
ートの製造及び使用310夕(2モル)のL−ヒスチジ
ン(遊離塩基)にスラリー(約200の‘)を作るのに
十分な水を加え、次いでこれを氷裕中に入れた。
(R・S)−Qーケト−3ーメチルバレリアン酸(遊離
酸)を絶えず燈拝しながらpHが4.2に降下するまで
徐々に加えた(約260夕を必要とした)。この添加間
に固形物が形成した場合には、それをスラリーとして再
懸濁させるのに十分な水を加えた。次いで、最終の透明
な溶液を絶えず損拝しながら1そのエタノール中に注入
した。4℃で一夜放置させた後、沈殿物を炉週によって
集め、そして室温において先ず空気中で次いで真空下に
乾燥させた。
この塩は、25qoにおいて0.69Mの程度まで水中
に可溶性であった。
それ故に、ヒスチシン及びィソロィシンが不足している
患者に対して特に摂取できる水の量を制限されている場
合に、この溶液を2〜4夕(10〜20机上)の投与量
で経口又は静脈内投与することができた。同じミリモル
数のL−ィソロィシンを投与するには、25〜50の‘
の液体が必要とされよう。これらの2種のアミノ酸又は
次の2つの例で特定した2種のアミノ酸の不足並びに水
摂取量の不耐性が起こり得る状態の一例は、急性啓不全
である。例9 リジン−(D・L)−Qーヒドロキシーy−メチオール
ブチレートの製造及び使用292夕(2モル)のLーリ
ジン(遊離塩基)に、溶解を生ぜしめるのに丁度十分な
水を加えた。
氷裕中に入れ、そして絶えず渡梓しながらpH4.3〜
4.4に達するのに十分な(D・L)−Qーヒドロキシ
−y−メチオール酪酸(遊離酸)を徐々に加えた(約2
80の。この溶液を絶えず縄拝しながら3そのエタノー
ル中に注入した。4℃で一夜放置した後、沈殿物を炉適
しそして空気中で乾燥させた。
この化合物は、リジン及びメチオニンが欠乏している患
者に対して特に水の摂取量が制限されている場合に有益
下に投与することができた。
例えば、6夕を10必中に溶解させて経口又は静脈内投
与することができた。同じミリモル数のメチオニンを溶
解させるには95の‘の水が必要とされよう。例 10
リジンーQ−ケトーィソバレレートの製造及び使用29
2夕(2モル)のLーリジン(遊離塩基)に、溶解を生
ぜしめるのに丁度十分な水を加えた。
氷裕中に入れ、そして絶えず燭拝しながらpH4.3〜
4.4に達するのに十分なQ−ケトィソバレリアン酸(
遊離酸)を徐々に加えた(約230夕)。この溶液を絶
えず礎拝しながら3そのエタノール中に注入した。40
00で一夜放置した後、沈殿物を炉遇しそして空気中に
おいて乾燥させた。
この化合物は、リジン及びバリンが不足している患者に
対して特に水の摂取量が制限されている場合に有益下に
投与することができた。
例えば、6夕を18の‘中に溶解して経口又は静脈内投
与することができた。同じミリモル数のバリンを溶解さ
せるには30の‘の水が必要とされよう。例11 リジンーフェニルピルベートの製造及び使用292夕(
2モル)のLーリジン(遊離塩基)に、溶解を生ぜしめ
るのに丁度十分な水を加えた。
絶えず燭拝しながら、この溶液を、328夕のフェニル
ピルビン酸を3その水中に含有させたスラリーに加えた
。透明な溶液が得られた。蒸発によって水の大部分を除
去し、そして得られたスラリーを絶えず燈拝しながら3
そのエタノール中に注入した。4℃で一夜放置させた後
、沈殿物を炉則しそして空気中において乾燥させた。
この化合物は、リジン及びフェニルアラニンが不足して
いる患者に対して特に水の摂取量が制限されている場合
に有益下に投与することができた。
例えば、6夕を25地中に溶解して経口又は静脈内投与
することができた。同じミリモル数のLーフェニルアラ
ニンを溶解させるには120の‘の水が必要とされよう
。蛋白質消耗および栄養不良の治療用として、本発明の
化合物を使用して組成物を作ることができ、これは全必
須アミノ酸とアルギニンとを総合的に含有するが、ただ
しメチオニンくその塩は不快な味である)は好ましくは
その味を基藤するためカプセルまたは錠剤として使用さ
れる。
本発明により必須もしくは準必須アミノ酸とその無窒素
アナローグとを組合せた場合に生ずる溶解度の上昇と味
の変化とから、新たな化学的実体が生成されることは明
らかであると思われる。
遊離塩基を酸アナローグに加えて得られる滴定曲線が等
モル添加に一致する変曲点を有するという事実は、新た
な化学的実体の創造にたし、する良い証明でもある。本
発明は如何なる特定理論によっても制約されるものでな
く、新たな化学的実体は溶液または乾燥粉末として次の
3種の異なる形態物のいずれかまたは全てに存在させる
ことができる:‘1}アミノ酸が陽イオンであり、かつ
ケト酸若しくはヒドロキシ酸ァナローグが陰イオンであ
る混成塩;‘2仇ルビノールアミン;および{3}カル
ビノールアミンの自然的かつ可逆的脱水により生成され
るシッフ塩基。
これら3種の形態は平衡状態にあり、この相対比率は未
知であるが下記に示す式により表わすことができ、式中
R2は必須もしくは準必須アミノ酸の炭化水素骨格であ
り、R,は必須もしくは準必須アミノ酸のアナローグの
炭化水素骨格である。本発明は、その思想または本質的
属性から逸脱することなく他の特定形態において臭実化
することもでき、したがって本発明の範囲を示すものは
上記の明細書における開示というより寧ろ特許請求の範
囲の記載とすべきである。
【図面の簡単な説明】
第1図はリジン遊離塩基によるQーケトィソカブロン酸
の滴定に対するpH曲線である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 実験式 AN・xH_2O 〔式中、Aは、L−ヒスチジン、L−リジンおよびL−
    スルオニンよりなる群から選択される必須アミノ酸であ
    り、Nは、α−ケト−イソカプロン酸、α−ケト−β−
    メチルバレリアン酸、フエニル乳酸、α−ヒドロキシ−
    γ−メチオール酪酸、α−ケト−イソバレリアン酸及び
    フエニルピルビン酸から選択されるα−ケト又はα−ヒ
    ドロキシアナローグである〕の化合物。 2 実験式 AN・xH_2O 〔式中、Aは、L−ヒスチジン、L−リジンおよびL−
    スレオニンよりなる群から選択される必須アミノ酸であ
    り、Nは、α−ケト−イソカプロン酸、α−ケト−β−
    メチルバレリアン酸、フエニル乳酸、α−ヒドロキシ−
    γ−メチオール酪酸、α−ケト−イソバレリアン酸及び
    フエニルピルビン酸から選択されるα−ケト又はα−ヒ
    ドロキシアナローグである〕の化合物の製造法において
    、必須アミノ酸を水性媒体中においてα−ケトまたはα
    −ヒドロキシアナローグと反応させ、次いで得られた生
    成物を水の除去によつて乾燥状態で回収することを含む
    製造法。 3 必須アミノ酸が塩基性アミノ酸のL−リジンおよび
    L−ヒスチジンから選定され、そして必須アミノ酸およ
    びアナローグがほぼ等モル量で反応される特許請求の範
    囲第2項記載の方法。 4 アナローグが、反応溶液の等電点に達するまで塩基
    性アミノ酸の遊離塩基により滴定される特許請求の範囲
    第3項記載の方法。 5 必須アミノ酸が中性アミノ酸のL−スレオニンであ
    り、そしてアナローグが相当過剰量でL−スレオニンに
    加えられる特許請求の範囲第2項記載の化合物の製造方
    法。 6 実験式 AN・xH_2O 〔式中、Aは、L−ヒスチジン、L−リジンおよびL−
    スレオニンよりなる群から選択される必須アミノ酸であ
    り、Nは、α−ケト−イソカプロン酸、α−ケト−β−
    メチルバレリアン酸、フエニル乳酸、α−ヒドロキシ−
    γ−メチオール酪酸、α−ケト−イソバレリアン酸及び
    フエニルピルビン酸から選択されるα−ケト又はα−ヒ
    ドロキシアナローグである〕の化合物のうちの2種以上
    のものの混合物からなる、必須および/または準必須ア
    ミノ酸を必要とするがしかし経口投与によるアミノ酸の
    味覚には耐えられない患者および/またはアミノ酸の静
    脈内投与に必要な液体容量には耐えられない患者に対し
    てこれらの必須および/または準必須アミノ酸を供給す
    るのに有用な組成物。 7 混合物が、2種もしくはそれ以上の化合物を水性媒
    体中でまたは乾燥状態で混合することにより生成される
    特許請求の範囲第6項記載の組成物。 8 混合物が、複数の化合物を同じ水性媒体中で生成さ
    せることにより形成される特許請求の範囲第6項記載の
    組成物。 9 混合物が乾燥形態にあり、そしてその乾燥混合物に
    少なくとも1種の乾燥した必須もしくは非必須アミノ酸
    が加えられる特許請求の範囲第6項記載の組成物。 10 ほぼ次のモル割合における次の化合物、α−ケト
    −イソバレリアン酸 4部α−ケト−イソカプロン酸
    1部 α−ケト−β−メチルバレリアン酸 1部ヒスチジン
    1部 スレオニン 2部 リジン 2部 の反応生成物を含み、この反応生成物は水性媒体中で生
    成され次いで水の除去によつて得られたものである人間
    における腎臓疾患の治療のための特許請求の範囲第6項
    記載の組成物。 11 乾燥粉末反応生成物に対し約1部のチロシンが加
    えられた特許請求の範囲第10項記載の組成物。 12 ほぼ次のモル割合において次の化合物リジン・α
    −ケト−イソバレレート 1部ヒスチジン・α−ケト−
    イソバレレート 1部リジン・α−ケト−イソカプロエ
    ート 1部リジン・α−ケト−β−メチルバレレート
    1部スレオニン 1部チロシン 1部 の乾燥混合物からなる、人間における腎臓疾患を治療す
    るための特許請求の範囲第6項記載の組成物。 13 ほぼ次のモル割合における次の化合物分枝鎖ケト
    酸アナローグの3種のリジン塩各1部分枝鎖ケト酸アナ
    ローグの3種のオルニチン塩各1部スレオニン 1〜2
    部 の乾燥混合物からなる、人間における腎臓疾患を治療す
    るための特許請求の範囲第6項記載の組成物。 14 反応生成物がアルギニンと、メチオニン以外の8
    種の必須アミノ酸との塩を含み、メチオニンがそのまま
    でカプセル中または錠剤形態物中に存在する、蛋白質消
    耗および栄養不良の治療のための特許請求の範囲第6項
    記載の組成物。
JP55048770A 1979-04-18 1980-04-15 必須もしくは準必須アミノ酸およびその無窒素アナロ−グの混成塩ならびに腎臓および肝臓障害の治療におけるその使用 Expired JPS6024094B2 (ja)

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