JPS6030738B2 - 焼結含油ロ−ラチエ−ンブツシユ - Google Patents
焼結含油ロ−ラチエ−ンブツシユInfo
- Publication number
- JPS6030738B2 JPS6030738B2 JP15294380A JP15294380A JPS6030738B2 JP S6030738 B2 JPS6030738 B2 JP S6030738B2 JP 15294380 A JP15294380 A JP 15294380A JP 15294380 A JP15294380 A JP 15294380A JP S6030738 B2 JPS6030738 B2 JP S6030738B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- roller chain
- content
- sintered oil
- oil
- bushing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Powder Metallurgy (AREA)
- Solid-Phase Diffusion Into Metallic Material Surfaces (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は、高強度と高硬度を有し、かつ実用に際して
は、きわめてすぐれた耐摩耗性を示す競結合油ローラチ
ェーンブッシュに関するものである。
は、きわめてすぐれた耐摩耗性を示す競結合油ローラチ
ェーンブッシュに関するものである。
一般に、各種の動力伝動装置にローラチヱーンが用いら
れ、かつ、このローラチェーンが、ブッシュ、ブッシュ
リンクプレート、ピン、およびピンリンクプレートの4
部品から構成されることは良く知られるところである。
れ、かつ、このローラチェーンが、ブッシュ、ブッシュ
リンクプレート、ピン、およびピンリンクプレートの4
部品から構成されることは良く知られるところである。
また、特にローラチェーンにおけるブッシュには高い強
度と耐摩耗性が要求されることから、従来のブッシュは
、鋼材より塑性加工および熱処理を適用して製造されて
いるため、どうしてもコスト高とならざるを得ないもの
であった。そこで、本発明者等は、上述のような観点か
ら、ローラチェーンブッシュに要求される高強度とすぐ
れた耐摩耗性を備えたローラチェーンフッシュを製造コ
ストの低減をはかることのできる粉末冶金法を適用して
製造すべ〈研究を行なった結果、成分組成を、Cu:1
〜7%、Cr:0.2〜2.5%、C:0.5〜1.2
%、Ni:1〜5%を含有し、さらに必要に応じてP,
B,およびSjのうちの1種または2種以上:0.05
〜3%を含有し、残りがFeと不可避不純物からなる組
成(以上重量%、以下単に%の表示はすべて重量%を意
味する)で構成し、かつ含油率を5〜35容量%とする
と共に、表面硬化層を形成した競緒含独ローラチェーン
ブッシュは、従釆ローラチェーンブッシュと同等の高強
度と、すぐれた耐摩耗性を有し、さらに潤滑特性にもす
ぐれると共に、コスト安く製造できるという知見を得た
のである。
度と耐摩耗性が要求されることから、従来のブッシュは
、鋼材より塑性加工および熱処理を適用して製造されて
いるため、どうしてもコスト高とならざるを得ないもの
であった。そこで、本発明者等は、上述のような観点か
ら、ローラチェーンブッシュに要求される高強度とすぐ
れた耐摩耗性を備えたローラチェーンフッシュを製造コ
ストの低減をはかることのできる粉末冶金法を適用して
製造すべ〈研究を行なった結果、成分組成を、Cu:1
〜7%、Cr:0.2〜2.5%、C:0.5〜1.2
%、Ni:1〜5%を含有し、さらに必要に応じてP,
B,およびSjのうちの1種または2種以上:0.05
〜3%を含有し、残りがFeと不可避不純物からなる組
成(以上重量%、以下単に%の表示はすべて重量%を意
味する)で構成し、かつ含油率を5〜35容量%とする
と共に、表面硬化層を形成した競緒含独ローラチェーン
ブッシュは、従釆ローラチェーンブッシュと同等の高強
度と、すぐれた耐摩耗性を有し、さらに潤滑特性にもす
ぐれると共に、コスト安く製造できるという知見を得た
のである。
この発明は、上記知見にもとづいてなされたものであっ
て、以下に成分組成および含油率を上記の通りに限定し
た理由を説明する。【a} Cu Cu成分には、素地に固落して素地の強度を向上させる
作用があるが、その含有量が1%未満では前記作用に所
望の向上効果が得られず、一方7%を越えて含有させる
と硬さ低下が著しくなることから、その含有量を1〜7
%と定めた。
て、以下に成分組成および含油率を上記の通りに限定し
た理由を説明する。【a} Cu Cu成分には、素地に固落して素地の強度を向上させる
作用があるが、その含有量が1%未満では前記作用に所
望の向上効果が得られず、一方7%を越えて含有させる
と硬さ低下が著しくなることから、その含有量を1〜7
%と定めた。
‘b} CおよびCr
CおよびCr成分には、それぞれの一部が素地に固溶し
て素地の強度を著しく向上させ、かつ他の一部がCr炭
化物を形成して硬さを向上させ、耐摩耗性を向上させる
作用があるが、それぞれC:0.5%未満およびCr:
0.2%未満では、前記作用に所望の向上効果が得られ
ず、一方それぞれC:1.2%およびCr:2.5%を
越えて含有させると、伸びや鰯性が低下するようになっ
て使用中に割れが発生するようになることから、それぞ
れC:0.5〜1.2%、Cr:0.2〜2.5%と定
めた。
て素地の強度を著しく向上させ、かつ他の一部がCr炭
化物を形成して硬さを向上させ、耐摩耗性を向上させる
作用があるが、それぞれC:0.5%未満およびCr:
0.2%未満では、前記作用に所望の向上効果が得られ
ず、一方それぞれC:1.2%およびCr:2.5%を
越えて含有させると、伸びや鰯性が低下するようになっ
て使用中に割れが発生するようになることから、それぞ
れC:0.5〜1.2%、Cr:0.2〜2.5%と定
めた。
‘c} NiNi成分には、素地に固落して焼入性を高
めると共に、衝撃強さを向上させ、もってブッュ本体の
強度を高める作用があるが、その含有量が1%未満では
、所望の強度向上効果が得られず、一方5%を越えて含
有させると、硬さ低下が著しく、耐摩耗性が劣化するよ
うになることから、その含有量を1〜5%と定めた。
めると共に、衝撃強さを向上させ、もってブッュ本体の
強度を高める作用があるが、その含有量が1%未満では
、所望の強度向上効果が得られず、一方5%を越えて含
有させると、硬さ低下が著しく、耐摩耗性が劣化するよ
うになることから、その含有量を1〜5%と定めた。
‘d’ P,B,およびSi
これらの成分には、暁結を促進させ、かつ気孔形状をま
ろくし、さらに素地に固済して強度を向上させる均等的
作用があるので、特にこれらの特性が要求される場合に
必要に応じて含有させるが、その含有量が0.05%未
満では、前記作用に所望の改善効果が得られず、一方3
%を越えて含有させると、腕化するようになることから
、その含有量を0.05〜3%と定めた。
ろくし、さらに素地に固済して強度を向上させる均等的
作用があるので、特にこれらの特性が要求される場合に
必要に応じて含有させるが、その含有量が0.05%未
満では、前記作用に所望の改善効果が得られず、一方3
%を越えて含有させると、腕化するようになることから
、その含有量を0.05〜3%と定めた。
‘e} 含油率
5容量%未満の含油率では、含油量が少なすぎて所望の
潤滑性を確保することができず、一方35容量%を越え
た含油率になると、強度および耐摩耗性に急激な劣化を
きたすようになることから、含油率を5〜3弦容量%と
定めた。
潤滑性を確保することができず、一方35容量%を越え
た含油率になると、強度および耐摩耗性に急激な劣化を
きたすようになることから、含油率を5〜3弦容量%と
定めた。
つぎに、この発明の焼縞含油ローラチェーンプツシュを
実施例により比較例と対比しながら説明する。
実施例により比較例と対比しながら説明する。
実施例
原料粉末として、粒度一148heshの電解鋼粉末、
同一20瓜heshの黒鉛粉末、同一200heshの
Fe−Cr合金(Cr:13%含有)粉末、同一145
heshのNi粉末、同一10仇heshのFe−P合
金(P:0.45%含有)粉末、同一145heshの
Fe−B合金(B:20%含有)粉末、同一145he
shのFe−Si合金(Si:75%含有)粉末、およ
び同一10位heShの還元鉄粉を用意し、これら原料
粉末を第1表に示される配合組成にそれぞれ配合し、潤
滑剤として0ステアリン酸亜鉛:0.5%を加えて混合
し、ついでそれぞれ同じく第1表に示される成形圧力に
て圧粉体を成形した後、この圧粉体をアンモニア分解ガ
ス雰囲気中、温度:1140q0に1時間保持の条件で
凝結し、引続いて浸炭窒化炉に装入し、この炉内にアン
モニア含有の反応ガスを流しながら、温度:8が0に1
時間保持後、油焼入れの浸炭窒化処理を示ない、ついで
大気中、温度:160qoに1時間保持の焼戻し処理を
施し、最終的に真空浸油処理を施すことによって、配合
組成と実質的に同一の最終成分組成をもち、かつ内蓬:
5側J×外蓬:1伍ゆ◇×長さ:14柳の寸法法をもっ
た本発明暁結舎油ローラチェーンブッシュ(以下本発明
プッシュという)1〜20および比鮫焼結含油ローラチ
ェーンブッシュ(以下比較プッシュという)1〜10を
それぞれ製造した。
同一20瓜heshの黒鉛粉末、同一200heshの
Fe−Cr合金(Cr:13%含有)粉末、同一145
heshのNi粉末、同一10仇heshのFe−P合
金(P:0.45%含有)粉末、同一145heshの
Fe−B合金(B:20%含有)粉末、同一145he
shのFe−Si合金(Si:75%含有)粉末、およ
び同一10位heShの還元鉄粉を用意し、これら原料
粉末を第1表に示される配合組成にそれぞれ配合し、潤
滑剤として0ステアリン酸亜鉛:0.5%を加えて混合
し、ついでそれぞれ同じく第1表に示される成形圧力に
て圧粉体を成形した後、この圧粉体をアンモニア分解ガ
ス雰囲気中、温度:1140q0に1時間保持の条件で
凝結し、引続いて浸炭窒化炉に装入し、この炉内にアン
モニア含有の反応ガスを流しながら、温度:8が0に1
時間保持後、油焼入れの浸炭窒化処理を示ない、ついで
大気中、温度:160qoに1時間保持の焼戻し処理を
施し、最終的に真空浸油処理を施すことによって、配合
組成と実質的に同一の最終成分組成をもち、かつ内蓬:
5側J×外蓬:1伍ゆ◇×長さ:14柳の寸法法をもっ
た本発明暁結舎油ローラチェーンブッシュ(以下本発明
プッシュという)1〜20および比鮫焼結含油ローラチ
ェーンブッシュ(以下比較プッシュという)1〜10を
それぞれ製造した。
この結果得られた本発明プッシュ1〜20および比較プ
ッシュ1〜10の含油率、表面硬さ(ロックウェル硬さ
Aスケール)、および圧環強度を測定し、この測定結果
を第1表に合せて示した。つぎに、上記本発明プッシュ
1〜20および比較プッシュ1〜1川こついて、実用ロ
ーラチェーンにシュミレートさせた条件、すなわち前記
プッシュの内釜との間隙を約0.1肋とし、表面粗さを
0.3〜0.$に調製した齢入鋼シャフト(表面硬さH
RC:50)を前記プッシュに挿通し、前記プッシュに
120k9の荷重をかけた状態で、前記シャフトを36
仇.p.m.の回転数で回転させた条件で48時間の摩
耗試験を行ない、試験後のブッシュ内径の摩耗量(深さ
)を測定すると共に、クラック発生状況を観察した。
ッシュ1〜10の含油率、表面硬さ(ロックウェル硬さ
Aスケール)、および圧環強度を測定し、この測定結果
を第1表に合せて示した。つぎに、上記本発明プッシュ
1〜20および比較プッシュ1〜1川こついて、実用ロ
ーラチェーンにシュミレートさせた条件、すなわち前記
プッシュの内釜との間隙を約0.1肋とし、表面粗さを
0.3〜0.$に調製した齢入鋼シャフト(表面硬さH
RC:50)を前記プッシュに挿通し、前記プッシュに
120k9の荷重をかけた状態で、前記シャフトを36
仇.p.m.の回転数で回転させた条件で48時間の摩
耗試験を行ない、試験後のブッシュ内径の摩耗量(深さ
)を測定すると共に、クラック発生状況を観察した。
これらの結果を第1表に合せて示した。Q
聡
雛
第1表の2
第1表に示されるように、本発明プッシュ1〜2川ま、
いずれも高強度を有し、かつ割れの発生が皆無の状態で
すぐれた耐摩耗性を示すのに対して、成分組成あるし、
は含油率(第1表に※印で表示)がこの発明の範囲から
外れた比較プッシュ1〜1川こおいては、強度、耐摩耗
性、および割れに関して、少なくともいずれかの性質(
第1表に※印で表示)が劣ることが明らかである。
いずれも高強度を有し、かつ割れの発生が皆無の状態で
すぐれた耐摩耗性を示すのに対して、成分組成あるし、
は含油率(第1表に※印で表示)がこの発明の範囲から
外れた比較プッシュ1〜1川こおいては、強度、耐摩耗
性、および割れに関して、少なくともいずれかの性質(
第1表に※印で表示)が劣ることが明らかである。
なお、上記実施例では、表面硬化層の形成に通常の条件
で浸炭蓋化処理を適用した場合について述べたが、この
ほか浸炭あるし、は窒化、さらには浸碗などの公知の表
面硬化処理を施して、ブッシュ本体の表面部に表面硬化
層を形成しても同様な結果が得られることは勿論である
。
で浸炭蓋化処理を適用した場合について述べたが、この
ほか浸炭あるし、は窒化、さらには浸碗などの公知の表
面硬化処理を施して、ブッシュ本体の表面部に表面硬化
層を形成しても同様な結果が得られることは勿論である
。
上述のように、この発明の暁結合油ローラチェーンブツ
シュによれば、ブッシュ本体によって高強度が確保され
、かつ含油および表面硬化層によってすぐれた潤滑性お
よび耐摩耗性が確保されるので、すぐれた性能を保持し
た状態で、長期に亘る安定的使用が可能であり、しかも
その製造コストが安価であるなど工業上有用な効果がも
たらされるのである。
シュによれば、ブッシュ本体によって高強度が確保され
、かつ含油および表面硬化層によってすぐれた潤滑性お
よび耐摩耗性が確保されるので、すぐれた性能を保持し
た状態で、長期に亘る安定的使用が可能であり、しかも
その製造コストが安価であるなど工業上有用な効果がも
たらされるのである。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 Cu:1〜7%、Cr:0.2〜2.5%、C:0
.5〜1.2%、Ni:1〜5%を含有し、残りがFe
と不可避不純物からなる組成(以上重量%)を有し、か
つ5〜35重量%の含有率および表面硬化層を有するこ
とを特徴とする焼結含油ローラチエーンブツシユ。 2 Cu:1〜7%、Cr:0.2〜2.5%、C:0
.5〜1.2%、Ni:1〜5%を含有し、さらにP,
B,およびSiのうちの1種または2種以上:0.05
〜3%を含有し、残りがFeと不可避不純物からなる組
成(以上重量%)を有し、かつ5〜35容量%の含有率
および表面硬化層を有することを特徴とする焼結含油ロ
ーラチエーンブツシユ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15294380A JPS6030738B2 (ja) | 1980-10-30 | 1980-10-30 | 焼結含油ロ−ラチエ−ンブツシユ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15294380A JPS6030738B2 (ja) | 1980-10-30 | 1980-10-30 | 焼結含油ロ−ラチエ−ンブツシユ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5776169A JPS5776169A (en) | 1982-05-13 |
| JPS6030738B2 true JPS6030738B2 (ja) | 1985-07-18 |
Family
ID=15551540
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15294380A Expired JPS6030738B2 (ja) | 1980-10-30 | 1980-10-30 | 焼結含油ロ−ラチエ−ンブツシユ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6030738B2 (ja) |
-
1980
- 1980-10-30 JP JP15294380A patent/JPS6030738B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5776169A (en) | 1982-05-13 |
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