JPS6033444B2 - 菌根の形成方法 - Google Patents
菌根の形成方法Info
- Publication number
- JPS6033444B2 JPS6033444B2 JP53026379A JP2637978A JPS6033444B2 JP S6033444 B2 JPS6033444 B2 JP S6033444B2 JP 53026379 A JP53026379 A JP 53026379A JP 2637978 A JP2637978 A JP 2637978A JP S6033444 B2 JPS6033444 B2 JP S6033444B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- roots
- inoculated
- inoculation
- mycorrhizal
- pot
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Mushroom Cultivation (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は菌根の形成方法に関し、特にマツタケ、ホンシ
メジ等に代表される食用菌根菌の人工栽培あるいは増殖
の基本となる人工による菌根の形成方法を提供するもの
である。
メジ等に代表される食用菌根菌の人工栽培あるいは増殖
の基本となる人工による菌根の形成方法を提供するもの
である。
菌根菌の代表とされるマツタケの人工増殖法として従来
試みられた主な方法は、既存のマツタケ山に於ける落葉
かき、地かき、堀起し等によりマッの根への胞子の自然
感染を促進する方法や、カサ伏せ法、胞子液の撒布又は
潅注等による胞子接種法、菌根移植法、培養菌糸接種法
等がある。
試みられた主な方法は、既存のマツタケ山に於ける落葉
かき、地かき、堀起し等によりマッの根への胞子の自然
感染を促進する方法や、カサ伏せ法、胞子液の撒布又は
潅注等による胞子接種法、菌根移植法、培養菌糸接種法
等がある。
中でも、接種源が何時でも容易に得られるという利点の
ため、本命と考えられている培養菌糸接種法については
多くの試みがなされているにも拘らず、未だに完全な成
功例は聞かれない。今までに試みられた培養菌糸接種の
手法としては、【1’渚地を含めた培養菌糸の塊を地中
に埋め、これにマッの根を誘導、接触させる方法。
ため、本命と考えられている培養菌糸接種法については
多くの試みがなされているにも拘らず、未だに完全な成
功例は聞かれない。今までに試みられた培養菌糸接種の
手法としては、【1’渚地を含めた培養菌糸の塊を地中
に埋め、これにマッの根を誘導、接触させる方法。
■士を掘ってマッの根を露出させ、新根に培地を洗い落
した菌糸塊を接種し、埋戻す方法等が主なものである。
これらの方法に共適していることは、かなり大量(数1
00の9〜数100夕;推定)の菌糸又は培地を含む菌
糸を接種源としていること、接種源は接種後直ちに土中
に埋められることという2点である。このため、接種源
が培地を含む場合あるいは接種源が椿地を含まぬ場合の
何れも、接種した根から供給される養分の量に限度があ
るために死滅した過剰の菌糸の遺体が土中に入り、これ
らを資化する土壌雑菌の増殖が早期に開始される。この
場合、目的とする菌線菌は好気性であるため、埋められ
た土壌中で窒息し、生育を阻害されたり、死滅したりす
る事が多く、接種量を増す程感染(着生)し易くなると
いう植物病原菌接種の場合の常識とは逆に、着生が達成
されない。これらの土壌雑菌(主として糸状菌)の繁殖
を防ぐため、菌根菌の生育を阻害せず雑糸状菌の生育を
抑える選択性殺菌剤を使用する優れた試み(特関昭50
−157152号)もあるが、この方法は、薬剤の費用
やその施用操作の手間などの点で難点が生ずる。
した菌糸塊を接種し、埋戻す方法等が主なものである。
これらの方法に共適していることは、かなり大量(数1
00の9〜数100夕;推定)の菌糸又は培地を含む菌
糸を接種源としていること、接種源は接種後直ちに土中
に埋められることという2点である。このため、接種源
が培地を含む場合あるいは接種源が椿地を含まぬ場合の
何れも、接種した根から供給される養分の量に限度があ
るために死滅した過剰の菌糸の遺体が土中に入り、これ
らを資化する土壌雑菌の増殖が早期に開始される。この
場合、目的とする菌線菌は好気性であるため、埋められ
た土壌中で窒息し、生育を阻害されたり、死滅したりす
る事が多く、接種量を増す程感染(着生)し易くなると
いう植物病原菌接種の場合の常識とは逆に、着生が達成
されない。これらの土壌雑菌(主として糸状菌)の繁殖
を防ぐため、菌根菌の生育を阻害せず雑糸状菌の生育を
抑える選択性殺菌剤を使用する優れた試み(特関昭50
−157152号)もあるが、この方法は、薬剤の費用
やその施用操作の手間などの点で難点が生ずる。
また着生が高率で達成されたとしても、大量の接種源が
必要であり、これは、多数の接種を行う場合、菌根菌の
培地中での生育速度が極めて遅いので、その供給の上か
らも問題が生ずる。 ・本
発明の目的は、従来極めて成功率が低く、実用的に殆ん
ど不可能とも考えられていた、主として培養菌糸の人工
接種による菌根形成を、極めて簡易な手法により高率で
確実に達成することにある。
必要であり、これは、多数の接種を行う場合、菌根菌の
培地中での生育速度が極めて遅いので、その供給の上か
らも問題が生ずる。 ・本
発明の目的は、従来極めて成功率が低く、実用的に殆ん
ど不可能とも考えられていた、主として培養菌糸の人工
接種による菌根形成を、極めて簡易な手法により高率で
確実に達成することにある。
即ち、本発明は、寄主樹とその根に塔±として付随する
土壌とからなる菌根菌栄養源を用意し、前記寄主樹の菌
根菌接種部となる新根を前記土壌から充分隔離して有害
雑菌を排除し得る大きさに構成されかつ前記土壌に隣接
する所定の自由空間を形成し、この状態で前記寄主樹の
前記線を生長させて新根が上記自由空間まで延びた状態
となし、この新根に対して所定の菌根菌を接種し、前記
自由空間を高湿度で通気性が良好な状態に保ってこの接
種した菌根菌の初期着生を達成するようにしたことを特
徴とする菌根の形成方法に係るものである。
土壌とからなる菌根菌栄養源を用意し、前記寄主樹の菌
根菌接種部となる新根を前記土壌から充分隔離して有害
雑菌を排除し得る大きさに構成されかつ前記土壌に隣接
する所定の自由空間を形成し、この状態で前記寄主樹の
前記線を生長させて新根が上記自由空間まで延びた状態
となし、この新根に対して所定の菌根菌を接種し、前記
自由空間を高湿度で通気性が良好な状態に保ってこの接
種した菌根菌の初期着生を達成するようにしたことを特
徴とする菌根の形成方法に係るものである。
発明者は、上述の従来法の欠点を克服するため、自然状
態に於ける菌根増殖の機構、植物の成長点の特性等を考
慮に入れた種々の検討を行い、薬剤等は使用せず、接種
源の使用量も少く、簡易な操作で確実に菌根を形成する
方法を考案した。
態に於ける菌根増殖の機構、植物の成長点の特性等を考
慮に入れた種々の検討を行い、薬剤等は使用せず、接種
源の使用量も少く、簡易な操作で確実に菌根を形成する
方法を考案した。
旺盛な生育をしている植物の成長点は、一般に生長(伸
長)速度が極めて大きく、ウイルスや病原菌等の生育(
長)速度を凌いでいるので、その先端の小区域は無ウイ
ルスあるいは無菌状態に保てれており、地上部の成長点
である茎頂部を培養してウイルスフリー株を育成する事
は既にいくつかの園芸植物、作物等で実用化されている
。地下の成長点である根端部は、多数の雑菌が棲息する
土壌に直接接触して成長するため、通常の場合はこれら
の雑菌に汚染されている。しかし、これを、本発明のよ
うに、汚染土壌から充分隔離してこれに触れないように
することにより有害雑菌を排除し得る大きさに構成され
かつ前記土壌に隣接する所定の自由空間において生長さ
せれば、その成長速度は初めに根圏に存在した種々の微
生物の生長を凌ぎ、地上の茎頂部と同様に、先端に近い
ある範囲内は常に無菌状態に保たれ、また特定の一点を
考えれば、ある時間の間は無菌あるいは菌根菌着生に必
要な程度の準無菌状態に保たれる。この様な状態にある
根端の部分に菌娘菌の接種を行えば、目的とする菌根菌
の着生は確実に達成できる。着生後は抗菌物質を産生し
、雑菌を排除しながら生育を続ける事が可能となる。ま
た自然状態では100%の着生率で進行している“シロ
”(菌根の集合体)前面付近で菌板菌が新根へ着生する
状態から考えると、個々の新根で実際に着生に直接関与
する菌糸の量は極めて少し、。従って不特定多数の新根
を旨打ちするような従来の一括大量接種源菌糸援種から
脱却して、個々の新根を狙い打ちに一つずつ接種すれば
、必要な接種源菌糸の量は極めて少量で済み、初期着生
後に残留して雑菌の増殖を助ける有機物の量は無視出来
る程度に少くすることが出釆る。更にまた“シロ”前面
近傍の通気性は極めて良く、“シロ”内部の広い範囲が
不透水性が強いことから考えて、降雨時にも殆んど湿潤
状態になることはないと考えられているが、本発明のよ
うに土壌から充分隔離し有害雑菌を排除し得る大きさに
構成されかつ前記土壌に隣接する所定の自由空間を延び
る状態に生長した新根もこれとほゞ同等の条件下にあり
、菌板菌の着生には極めて有利である。以上から本発明
による方法の利点をまとめると次のようになる。
長)速度が極めて大きく、ウイルスや病原菌等の生育(
長)速度を凌いでいるので、その先端の小区域は無ウイ
ルスあるいは無菌状態に保てれており、地上部の成長点
である茎頂部を培養してウイルスフリー株を育成する事
は既にいくつかの園芸植物、作物等で実用化されている
。地下の成長点である根端部は、多数の雑菌が棲息する
土壌に直接接触して成長するため、通常の場合はこれら
の雑菌に汚染されている。しかし、これを、本発明のよ
うに、汚染土壌から充分隔離してこれに触れないように
することにより有害雑菌を排除し得る大きさに構成され
かつ前記土壌に隣接する所定の自由空間において生長さ
せれば、その成長速度は初めに根圏に存在した種々の微
生物の生長を凌ぎ、地上の茎頂部と同様に、先端に近い
ある範囲内は常に無菌状態に保たれ、また特定の一点を
考えれば、ある時間の間は無菌あるいは菌根菌着生に必
要な程度の準無菌状態に保たれる。この様な状態にある
根端の部分に菌娘菌の接種を行えば、目的とする菌根菌
の着生は確実に達成できる。着生後は抗菌物質を産生し
、雑菌を排除しながら生育を続ける事が可能となる。ま
た自然状態では100%の着生率で進行している“シロ
”(菌根の集合体)前面付近で菌板菌が新根へ着生する
状態から考えると、個々の新根で実際に着生に直接関与
する菌糸の量は極めて少し、。従って不特定多数の新根
を旨打ちするような従来の一括大量接種源菌糸援種から
脱却して、個々の新根を狙い打ちに一つずつ接種すれば
、必要な接種源菌糸の量は極めて少量で済み、初期着生
後に残留して雑菌の増殖を助ける有機物の量は無視出来
る程度に少くすることが出釆る。更にまた“シロ”前面
近傍の通気性は極めて良く、“シロ”内部の広い範囲が
不透水性が強いことから考えて、降雨時にも殆んど湿潤
状態になることはないと考えられているが、本発明のよ
うに土壌から充分隔離し有害雑菌を排除し得る大きさに
構成されかつ前記土壌に隣接する所定の自由空間を延び
る状態に生長した新根もこれとほゞ同等の条件下にあり
、菌板菌の着生には極めて有利である。以上から本発明
による方法の利点をまとめると次のようになる。
01 接種部の無菌化及至準無菌化(雑菌除去)が、従
来の如く薬剤の使用によろず、植物の成長点の特性を利
用する簡易な方法により可能になること。
来の如く薬剤の使用によろず、植物の成長点の特性を利
用する簡易な方法により可能になること。
‘2} 接種部の雑菌汚染、通気性の悪化の原因となっ
ていた、接種後直ちに接種部を土中に埋めるという従釆
の方法を改め、接種後着生までの間、接種部を清浄でか
つ通気性の良好な状態に保ち、着生率を‘まゞ100%
へと飛躍的に向上させることができること。
ていた、接種後直ちに接種部を土中に埋めるという従釆
の方法を改め、接種後着生までの間、接種部を清浄でか
つ通気性の良好な状態に保ち、着生率を‘まゞ100%
へと飛躍的に向上させることができること。
‘3} 接種菌着生後の菌根の生育を阻害する雑糸状菌
の防除を、従来の如く薬剤の使用によらず、雑菌の可資
化物を持ち込まぬという単純な原則の実行により可能に
したこと。
の防除を、従来の如く薬剤の使用によらず、雑菌の可資
化物を持ち込まぬという単純な原則の実行により可能に
したこと。
なお本発明による方法においては、高温度に保たれるべ
き空間の温度は、90%RH(相対湿度)以上からは)
、100%RH近辺までがよく、95%RH以上程度で
あるのが望ましい。
き空間の温度は、90%RH(相対湿度)以上からは)
、100%RH近辺までがよく、95%RH以上程度で
あるのが望ましい。
湿度が90%RH未満では、根の生育が不十分となる。
また、あまり過剰の漣水を行うと、特に接種源が培地を
含む場合、流下水を介して雑菌に汚染される事が多い。
また、菌根菌の接種及び着生時の温度は12〜28oo
(菌の生育が良好な温度条件)であるのが良く、20〜
25qoが望ましいが、一時的に、5〜31℃(菌が生
育し得る温度条件)程度の範囲内で上記温度範囲を出る
ことは差支えない。また、初期着生後には、場合によっ
ては、菌根の生育を阻害する恐れのある過剰の接種源を
接種部から除去することが望ましい。次に本発明をマツ
タケ菌の接種に適用した実施例を図面に付き述べるが、
以下の実施例は本発明の技術的思想に基いて更に変形可
能であることが理解されよう。
また、あまり過剰の漣水を行うと、特に接種源が培地を
含む場合、流下水を介して雑菌に汚染される事が多い。
また、菌根菌の接種及び着生時の温度は12〜28oo
(菌の生育が良好な温度条件)であるのが良く、20〜
25qoが望ましいが、一時的に、5〜31℃(菌が生
育し得る温度条件)程度の範囲内で上記温度範囲を出る
ことは差支えない。また、初期着生後には、場合によっ
ては、菌根の生育を阻害する恐れのある過剰の接種源を
接種部から除去することが望ましい。次に本発明をマツ
タケ菌の接種に適用した実施例を図面に付き述べるが、
以下の実施例は本発明の技術的思想に基いて更に変形可
能であることが理解されよう。
実施例 1
第1図に示す如く、内面に吸水性の布、例えばビニロン
不織布1などを張り、観察孔や作業孔2を穿けた底のな
いプラスチック函3を、水4を張った浅い血5の中に置
くと、函3の内部は略飽和湿度に保たれる。
不織布1などを張り、観察孔や作業孔2を穿けた底のな
いプラスチック函3を、水4を張った浅い血5の中に置
くと、函3の内部は略飽和湿度に保たれる。
この函の上面に、チャート質山砂6を培士としてアカマ
ツ7(3年生)を植えた素焼鉢8をのせて裁培を続ける
と、鉢底の穴からアカマツの新根9が出て来て、プラス
チック函3の中に伸びて行くが函3内は高湿度に保たれ
ているため殆んど障害を受けることなく伸長を続ける。
そして小型試験管(15中、5泌容)の口元まで寒天培
地(ブドウ糖2%、酵母0.5%、寒天1.5%、pH
4.2)を入れ、寒天面にマツタケ菌を植えて24qo
で3〜4週間培養して生育したコロニー10をそのま)
渚地ごと、上記の新根9に接触させて接種を行った。こ
の場合新径〜1.2柳温度25〜5℃であった。マツタ
ケ菌の着生は白色新根の挿種部近傍の褐変により、また
雑菌の汚染は寒天塔地又は菌糸面上での雑菌コロニーの
発生により、夫々判定した。結果は、着生までの日数が
4〜8日(平均6日)であり、着生と汚染が略々同時に
進行していることが判った。
ツ7(3年生)を植えた素焼鉢8をのせて裁培を続ける
と、鉢底の穴からアカマツの新根9が出て来て、プラス
チック函3の中に伸びて行くが函3内は高湿度に保たれ
ているため殆んど障害を受けることなく伸長を続ける。
そして小型試験管(15中、5泌容)の口元まで寒天培
地(ブドウ糖2%、酵母0.5%、寒天1.5%、pH
4.2)を入れ、寒天面にマツタケ菌を植えて24qo
で3〜4週間培養して生育したコロニー10をそのま)
渚地ごと、上記の新根9に接触させて接種を行った。こ
の場合新径〜1.2柳温度25〜5℃であった。マツタ
ケ菌の着生は白色新根の挿種部近傍の褐変により、また
雑菌の汚染は寒天塔地又は菌糸面上での雑菌コロニーの
発生により、夫々判定した。結果は、着生までの日数が
4〜8日(平均6日)であり、着生と汚染が略々同時に
進行していることが判った。
着生が汚染よりも遅れたものもあったが、着生後、接種
に用いたマツタケコロニーを取外してその後の生育を見
ると、何れも根の褐変、黒変が進行し、その間に大きな
差は認められなかつた。実施例 2 第2図に示す如く、素焼鉢8の底に、通気通水性があり
、根を通さない不織布11を敷き、その上に3仇仰ぐの
孔15を穿けた農業用ポリウレタンフオーム12(15
脚厚)を置き、その孔と同Dに5仇肌マのPVC管1
3をウレタンフオーム1 2の厚さの半分程度埋込んで
固定し、上端に蓋14をする。
に用いたマツタケコロニーを取外してその後の生育を見
ると、何れも根の褐変、黒変が進行し、その間に大きな
差は認められなかつた。実施例 2 第2図に示す如く、素焼鉢8の底に、通気通水性があり
、根を通さない不織布11を敷き、その上に3仇仰ぐの
孔15を穿けた農業用ポリウレタンフオーム12(15
脚厚)を置き、その孔と同Dに5仇肌マのPVC管1
3をウレタンフオーム1 2の厚さの半分程度埋込んで
固定し、上端に蓋14をする。
鉢8内にチャート質山砂6を培土としてアカマツ7(3
年生)を植え、裁塔を続けると、図に示すように孔15
の中の不織布11上に白色の新根9が出て来る。この新
根に対し、実施例1と同じ寒天培地で培養した菌糸を小
片に切出して生童で約1の9〜10雌の範囲にしたもの
、又は密な菌糸東と疎な叢状菌糸との複合体の小片から
なる種菌を滅菌水で培地を洗い流した後に接種した。ま
た接種温度について若干検討した。着生に要した日数は
下表の如くである。適温と考えられる25午0では接種
量の影響はみられず、極めて速かに着生が起っている。
年生)を植え、裁塔を続けると、図に示すように孔15
の中の不織布11上に白色の新根9が出て来る。この新
根に対し、実施例1と同じ寒天培地で培養した菌糸を小
片に切出して生童で約1の9〜10雌の範囲にしたもの
、又は密な菌糸東と疎な叢状菌糸との複合体の小片から
なる種菌を滅菌水で培地を洗い流した後に接種した。ま
た接種温度について若干検討した。着生に要した日数は
下表の如くである。適温と考えられる25午0では接種
量の影響はみられず、極めて速かに着生が起っている。
またこの徴量接種の場合、汚染は起らず、ダニ、トビム
シ等による食害の形跡が見られ、1〜2週間で接種菌体
が消滅した。然し、着生に影響は見られなかった。また
徴量であるため、過剰の種源を除去する必要がなかった
。実施例 3 第3図に示す如く、素焼鉢8内の塔±6に植えられ、通
常の方法で6ケ月程度教塔され、根鉢の固まったクロマ
ッ苗17(5年生)を鉢8から抜出し、鉢8内に絹製の
台18を置いて鉢8の内側面に空隙21を設け、また乾
燥を防ぐため鉢8の周囲を濡れたビニロン不織布20で
囲み、水4の入った皿5内の台16上に置き空隙21に
伸長して来た新根19に実施例2と同様な接種を行った
。
シ等による食害の形跡が見られ、1〜2週間で接種菌体
が消滅した。然し、着生に影響は見られなかった。また
徴量であるため、過剰の種源を除去する必要がなかった
。実施例 3 第3図に示す如く、素焼鉢8内の塔±6に植えられ、通
常の方法で6ケ月程度教塔され、根鉢の固まったクロマ
ッ苗17(5年生)を鉢8から抜出し、鉢8内に絹製の
台18を置いて鉢8の内側面に空隙21を設け、また乾
燥を防ぐため鉢8の周囲を濡れたビニロン不織布20で
囲み、水4の入った皿5内の台16上に置き空隙21に
伸長して来た新根19に実施例2と同様な接種を行った
。
この結果、良好な着生が得られた。実施例 4
第4図に示す如く、鉢8内に、フタ23付きのプラスチ
ック網筒22と共にアカマツ7(3年生)を植え、筒2
2内に出て来た新根9に接種を行った。
ック網筒22と共にアカマツ7(3年生)を植え、筒2
2内に出て来た新根9に接種を行った。
この接種はフタ23を外すことにより客易に行えた。こ
の結果、良好な着生が得られた。実施例 5第5図に示
す如く、根を透過させないフィルム又は不織布25等を
敷いて、露地に築山、畝等を作り、2本のアカマツ7を
植える。
の結果、良好な着生が得られた。実施例 5第5図に示
す如く、根を透過させないフィルム又は不織布25等を
敷いて、露地に築山、畝等を作り、2本のアカマツ7を
植える。
V字溝26をその間の適当な位置に設けて、その壁面の
一方を絹27で、他方を板28で作る。網27の場合は
透過して溝26内に出て来た新根9に、板28の方はこ
の板を適当な時期に外して露出された新根9に夫々接種
を行った。この接種はフタ29を外すことにより容易に
行えた。この結果、両側の新根9について良好な着生が
得られた。
一方を絹27で、他方を板28で作る。網27の場合は
透過して溝26内に出て来た新根9に、板28の方はこ
の板を適当な時期に外して露出された新根9に夫々接種
を行った。この接種はフタ29を外すことにより容易に
行えた。この結果、両側の新根9について良好な着生が
得られた。
図面は本発明をマツタケ菌の接種に適用した実施例を示
すものであって、第1図は第1の実施例による接種・着
生時の状態を示す断面図、第2図は第2の実施例による
接種・着生時の状態を示す断面図、第3図は第3の実施
例による接種・着生時の状態を示す断面図、第4図は第
4の実施例による接種・着生時の状態を示す断面図、第
5図は第5の実施例による接種・着生時の状態を示す断
面図である。 なお図面に用いられている符号において、3・・・・・
・プラスチック函、4・・・・・・水、6・・・・・・
培士、7・・・・・・アカマツ、9・…・・新根、10
・・・・・・マツタケ菌コロニー、12……ポリウレタ
ンフオーム、13…・・・PVC管、17・・・・・・
クロマッ、18・・・・・・網台、19・・・・・・新
根、22・・・・・・プラスチック網筒、27……絹、
28……板である。 第1図 第2図 第3図 第4図 第5図
すものであって、第1図は第1の実施例による接種・着
生時の状態を示す断面図、第2図は第2の実施例による
接種・着生時の状態を示す断面図、第3図は第3の実施
例による接種・着生時の状態を示す断面図、第4図は第
4の実施例による接種・着生時の状態を示す断面図、第
5図は第5の実施例による接種・着生時の状態を示す断
面図である。 なお図面に用いられている符号において、3・・・・・
・プラスチック函、4・・・・・・水、6・・・・・・
培士、7・・・・・・アカマツ、9・…・・新根、10
・・・・・・マツタケ菌コロニー、12……ポリウレタ
ンフオーム、13…・・・PVC管、17・・・・・・
クロマッ、18・・・・・・網台、19・・・・・・新
根、22・・・・・・プラスチック網筒、27……絹、
28……板である。 第1図 第2図 第3図 第4図 第5図
Claims (1)
- 1 寄主樹とその根に培土として付随する土壤とからな
る菌根菌栄養源を用意し、前記寄主樹の菌根菌接種部と
なる新根を前記土壤から充分隔離して有害雑菌を排除し
得る大きさに構成されかつ前記土壤に隣接する所定の自
由空間を形成し、この状態で前記寄主樹の前記根を生長
させて新根が上記自由空間まで延びた状態となし、この
新根に対して所定の菌根菌を接種し、前記自由空間を高
湿度で通気性が良好な状態に保つてこの接種した菌根菌
の初期着生を達成するようにしたことを特徴とする菌根
の形成方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP53026379A JPS6033444B2 (ja) | 1978-03-06 | 1978-03-06 | 菌根の形成方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP53026379A JPS6033444B2 (ja) | 1978-03-06 | 1978-03-06 | 菌根の形成方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS54117749A JPS54117749A (en) | 1979-09-12 |
| JPS6033444B2 true JPS6033444B2 (ja) | 1985-08-02 |
Family
ID=12191877
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP53026379A Expired JPS6033444B2 (ja) | 1978-03-06 | 1978-03-06 | 菌根の形成方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6033444B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60130312A (ja) * | 1983-12-15 | 1985-07-11 | 富永 保人 | 筒種菌によるキノコ栽培法 |
-
1978
- 1978-03-06 JP JP53026379A patent/JPS6033444B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS54117749A (en) | 1979-09-12 |
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