Deprecated: The each() function is deprecated. This message will be suppressed on further calls in /home/zhenxiangba/zhenxiangba.com/public_html/phproxy-improved-master/index.php on line 456
JPS6035112B2 - 新抗生物質sf−1130−x↓2物質、その製造方及び免疫賦活剤 - Google Patents
[go: Go Back, main page]

JPS6035112B2 - 新抗生物質sf−1130−x↓2物質、その製造方及び免疫賦活剤 - Google Patents

新抗生物質sf−1130−x↓2物質、その製造方及び免疫賦活剤

Info

Publication number
JPS6035112B2
JPS6035112B2 JP59100439A JP10043984A JPS6035112B2 JP S6035112 B2 JPS6035112 B2 JP S6035112B2 JP 59100439 A JP59100439 A JP 59100439A JP 10043984 A JP10043984 A JP 10043984A JP S6035112 B2 JPS6035112 B2 JP S6035112B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
substance
water
substances
raffinose
ethyl acetate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP59100439A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6054691A (ja
Inventor
勝義 岩松
捷二 尾本
喬 庄村
浩 渡辺
道男 小嶋
重治 井上
太郎 仁井田
充 久松
信吾 内田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Meiji Seika Kaisha Ltd
Original Assignee
Meiji Seika Kaisha Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Meiji Seika Kaisha Ltd filed Critical Meiji Seika Kaisha Ltd
Priority to JP59100439A priority Critical patent/JPS6035112B2/ja
Publication of JPS6054691A publication Critical patent/JPS6054691A/ja
Publication of JPS6035112B2 publication Critical patent/JPS6035112B2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Compounds Of Unknown Constitution (AREA)
  • Preparation Of Compounds By Using Micro-Organisms (AREA)
  • Saccharide Compounds (AREA)
  • Medicines Containing Material From Animals Or Micro-Organisms (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、ストレプトミセス属のうちから選択された微
生物の培養物から単離された新抗生物質SF−1130
−×2物質、及びそれらの製造法及び免疫賦宿剤として
用いる用途に関するものである。
本発明者らは、ストレプトミセス属に属する微生物の培
養液中にグラム陰性菌に対して、発育阻止作用を示す抗
生物質が生産されることを見し、出し、その有効物質を
単離し、SF−1130一×2物質と命名した。さらに
、本物質は更に担ガン又は制ガン剤投与によって惹起さ
れる免疫の低下を抑制する作用を有することを発見して
、本発明を完成させた。
すなわち、第1の本発明においては、次の理化学的性状
を示す、すなわち、元素分析値:炭素43.84%、水
素6.41%、窒素1.08%、酸素49.67%(差
):比旋光度+155o(水)であり、紫外部に吸収極
大を有さず、添附図面の第1図に示した赤外線吸収スペ
クトル、第2図に示した水素核磁気共鳴吸収スペクトル
を有し、水・ジメチルスルホキシ日こ易溶、アルコール
に難溶、アセトン、酢酸エチル、クロロホルム、ベンゼ
ンに不溶であり、硝酸銀、レッドテトラゾリウム、アン
スロン、ニンヒドリン、グレーク、リーパックの各試験
に陽性であり、ペーパークロマトグラフィーにて酢酸エ
チル・ピリジン・水(10:4:3)の展開溶媒を用い
るRラフィノースが0.57、nーブタノール・ピリジ
ン・酢酸・水(6:4:1:3)の展開溶媒を用いると
Rラフィノースが0.33を示す白色弱塩基性粉末状で
あることを特徴とするSF−1130一&物質を要旨と
するものである。第2の本発明においては、ストレプト
ミセス属に属するSF−1130−を物質生産菌を、好
気的条件下に培養して、培養液中にSF−1130−×
2物質を蓄積させ、これを採取することを特徴とする新
抗生物質SF−1130−均物質の製造法を要旨とする
。また、第3の本発明は有効成分としてSF−1130
一均物質を含むことを特徴とする免疫賦活剤を要旨とす
る。
本発明の方法で使用されるストレプトミセス属に属する
SF−1130一&物質生産菌として、例えば本発明者
らによって土壌より分離したSF−113功珠がある。
この菌は、工業技術院微生物工業技術研究所に昭和43
王9月4日以来、微生物受託番号徴工研菌寄第676号
として寄託されている。SF−113の珠の菌学的性状
は次の通りである。1形態 基生菌糸は、多くの培地でよく伸長するが、気菌糸の形
成は一般に不良である。
気菌糸着生のみられるスターチ寒天、澱粉酵母エキス(
または澱粉、酵母エキス)寒天等ではよく伸長した基生
菌糸から短く密集した気菌糸が形成される。分岐は単純
分岐で車軸分岐はみられない。気菌糸の先端は大部分コ
ンパクトな閉鎖型のらせん糸からなるが、不完全ならせ
ん糸及び開放型らせん糸も観察される。菌核形成は認め
られない。電子顕微鏡による胞子の表面構造は平滑型で
ある。胞子は楕円ないし円筒型で0.6〜0.7×0.
9〜1.0ミクロンの大きさを有する。2 各種培地上
の性状 −− 1 3 生理的性状 ゼラチンの液化:陽性 澱粉の加水分解:陽一性 チロシナーゼの生成:陽一性 硫化水素の生成:陽性 クロモゲニック作用:陽・性 繊維素の分解:陰性 硝酸塩の還元:陰性 脱脂乳のべプトン化:陰性 脱脂乳の凝固:陰性 レフラー凝固血清の液化:陰性 以上のような生理的性状のほかに、SF−1130株は
寒天培地及び液体培地で粘買物を産生する性質を有して
おり、これは本菌株の大きな特徴である。
澱粉酵母エキス(または澱粉・酵母エキス)寒天・スタ
ーチ寒天、グルコース・アスパラギン寒天等の寒天塔地
では粘買物が培養10日目頃から菌体の上にもり上って
生成されるのが観察される。また適当な炭素源(グルコ
ース、澱粉等)と窒素源(酵母エキス、大豆粉、小麦豚
芽等)を含む液体培地でSF−113功朱を振濠培養す
ると培養液が次第に粘碗となり、粘買物の生成が認めら
れる。
4 炭素源の利用性 1 利用する:キシロース、グルコース、ガラクトース
、マルトース、サツカロース、ラクトース、ラフィノー
ス、デキストリン、澱粉、グリセロール、ィノシトール
、酢酸ソ−ダ、クエン酸ソーダ、マンノース2 利用が
凝わしい:アラビノース、フラクトース、サリシン3
利用しない:ラムノース、イヌリン、ダル「・・ェット
、マンニツト、ソルビツト、コハク酸ソーダ、セルロー
ス以上より、SF−113の朱の菌学的特徴を要約する
と、‘1} 気菌糸の先端は主にらせん状(閉鎖型)で
胞子表面は平滑型である。
{2) 気菌糸は灰褐色ないし灰色を呈するが、着生能
はきわめて貧弱である。
(3} 合成塔地での発育は褐色ないし灰褐色である。
‘4) 有機塔地ではクロモゲニックの性状となる。(
5)寒天培地及び液体塔地で粘買物を産生する。
上記の菌学的性状からSF−1130株の近緑菌種とし
てストレプトミセス・フェオクロモゲス、ストレプトミ
セス・プルプレオクロモゲネス、及びストレプトミセス
・ノボリトェンシスがあげられるが、次に示すようにS
F−1130株はいずれの菌種とも一致しない。
即ち、ストレフ。
トミセス・フエオクロモゲネスは気菌糸を豊富に着生し
、シュークロース・硝酸塩寒天及びリンゴ酸カルシウム
寒天で褐色の可溶性色素を生成するのに対し、SF−1
130株は気菌糸着生能が貧弱で、上記塔地で可溶性色
素を生成しない点で両者は明瞭に区別される。ストレプ
トミセス・プルプレオクロモゲスは馬鈴薯の発育が燈色
〜燈赤色で硫化水素を生成せず、脱脂乳を凝固するのに
対してSF−1130株は馬鈴薯片での発育が褐色で、
硫化水素を生成し、脱脂乳の凝固がみられない等の明瞭
な相違点を有している。
またストレプトミセス・ノボリトエンシスはらせん糸を
形成せず、スターチ寒天で緑色の可溶性色素を生成する
(文献では緑色可溶性色素の生成は言己戦されていない
が、タイプ株では顕著に認められる)。
一方、SF−113の粥まらせん糸を形成し、スターチ
寒天では可溶性色素を生成しない。さらに両者はマンニ
ット、サッカロースの利用性においても相違しており、
SF−113の粉まストレプトミセス・ノボリトェンシ
スから区別される。
さらに、SF−1130株は粘着物を産生するという特
異的な性質を有するが、上記三繭種を含めてストレプト
ミセス属の菌種で粘質物を産生するという報告はなく、
この点でもSF−1130株は既知菌種中に一致するも
のがない。
従って、本発明者らはSF−1130株を分離した当時
、この菌株をストレプトミセス属の新菌種と考え、スト
レプトミセス・ミキソゲネス(Streptomyce
sm磯ogenesSP.nov.)と命名した。
SF−113の舵ま他のストレプトミセス属の繭種の場
合にみられるように、その性状が変化しやすく、例えば
紫外線、エックス線、高周波、放射線、薬品等の人工的
変異手段で変異しうるものであり、このような変異株を
含めて、ストレプトミセス属に属する菌株であってSF
−1130一−物質を生産する生産能を有するものは、
すべて本発明の方法に使用することができる。
本発明の方法では前記菌株を通常の微生物が利用しうる
栄養物を含有する培地で培養する。
栄養源としては、従来ストレプトミセス属の培養に利用
される公知のものが使用できる。例えば炭素源として、
澱粉、水あめ、糖みつ等を使用しうる。また窒素源とし
て、大豆粉、小麦舵芽、乾燥酵母、ベプトン、肉エキス
、コーンステープリカー、硫酸アンモニウム、硝酸ソー
ダ等を使用しうる。その他必要に応じて炭酸カルシウム
、塩化ナ−トリウム、塩化カリ、燐酸塩等の無機塩類を
添加するほか、菌の発育を助けSF−1130一梅物質
の生産を促進するごとき有機及び無機物を適当に添加す
ることができる。培養法としては、一般抗生物質生産の
方法と同じく、液体培養法、特に深部培養法が最も適し
ている。
培養は好気的条件下で行なわれ、培養に適当な温度は2
500〜38ooであるが、多くの場合28午○付近で
培養する。かくして、SF−1130−×2物質の生産
は、振濠培養、タンク培養共に2〜5日で最高に達する
。SF−1130−私物質の検定に当っては、次の方法
が用いられる。
検定用の培地としては、0.125%のマルトトリオー
スを含有したマィシン・アッセィ寒天塔地(ベプトン0
.5%、ミートエキス0.3%、寒天1.5%、pH6
)を用い、検定菌には、大腸菌、ェシェリヒア・コリ(
Eecherichiacoli)K−12Rを使用す
る。検定法は通常のペーパーディスク法が用いられる。
SF−1130−杉物質は後記するような理化学的性状
を示す弱塩基性のオリゴ糖であるため、その性質に従っ
て、培養液中から採取、精製することができる。
例えば、カーボン吸着、含水アルコール溶離法、又は水
−エタノール再沈澱法によって精製できる。即ち、SF
−113功珠の培養液をpH3で酸性炉遇することによ
って菌体と炉別後、直ちにカーボンカラムに吸着させ、
50%アセトン水で溶離し、溶離液を渡額乾固したのち
、水に溶解し、再度カーボンカラムに吸着させて、5〜
25%のエタノール水で順次溶離し、SF−1130−
×2物質を含有する区分を濃縮後、エタノールで沈澱さ
せれば、容易に粗粉末を得ることができる。
このようにして得られた粗粉末には通常、中性のオリゴ
糖、特にマルトデキストリンが多量に混入しており、S
F−1130一杉物質の高純品を得るためには次の方法
が好ましい。即ち、酉醗酵液を、ダウェックス50W×
2(H+)の強酸性イオン交換樹脂に通しSF−113
0−私物質を該樹脂に吸着させる。充分水洗したのち、
0.1Nアンモニア水で溶離する。溶離液を乾団後、水
に溶解し、pH3.5でカーボンカラムに吸着させ、水
洗後、30〜35%のエタノール水で溶出し、濃縮乾固
する。次いでこれを、再びダウェックス50W×2(N
H4十)のレジンに吸着させ、水洗後、0.1Nアンモ
ニア水で溶離し、乾固する。さらにこれをダウェツクス
50W×2(ピリジニウム塩型)のレジンに吸着させ、
0.1Mピリジン・ギ酸緩衝液(pH3.1)で展開し
、抗菌活性分画を濃縮乾固して、SF−1130−×2
物質と同時に生産されるSF−1130一×.物質(特
磯昭51一99757号明細書参照)との混合物が白色
の粉末として得られる。本粉末はこのま)で生理活性試
験に充分提供できるが、この混合物をセルロースカラム
に吸着させ、展開溶媒(n−プロパノール・酢酸エチル
・水=6:1:3)で展開し、ペーパークロマトグラフ
ィー(酢酸エチル・ピリジン・水=10:4:3)にお
いて、Rラフイノース=0.39(ラフイノースのRf
を1.00として)の単一スポットを示す分画を濃綾乾
固すれば、副成のSF−1130一×,物質が無色の粉
末で得られる。同時に、Rラフィノースこ0.57の分
画を濃縮乾団して、無色の粉末として本発明のSF−1
130一×2物質が得られる。なお、本発明の方法にお
いてSF−113の朱を培養した場合には、培養物中に
は、SF−1130−×,及び−を物質以外に、マルト
ベンタオース、マルトヘキサオース(本出願人の同日出
願に係る侍願昭51−99756号参照)も生産、蓄積
されている。
SF−1130−×,、−池物質は抗菌性及び弱塩基性
を示すオリゴ糖に属し水に易溶、メタノール、エタノー
ルに雛溶、アセトンに不溶な物質である。これに対して
、前記のマルトベンタオース、マルトヘキサオースは中
性で水に易溶、エタノール、アセトンに不溶なオリゴ糖
であるから、上記の如き性質の差を利用して相互に分離
できる。すなわち、例えばSF−1130株の培養液を
酸性炉遇して得られた炉液を強酸性イオン交換樹脂を通
すと、SF−1130−×,、−&物質は該樹脂に吸着
される力ミ、マルトベンタオース、マルトヘキサオース
は吸着されずに通過する。該樹脂を0.1Nアンモニア
水で処理するとSF−1130−x2、一×2物質は溶
出される。本発明のSF−1130−×2物質の理化学
的性質は表−2に示す通りである。
なお、参考としてSF−1130−×.物質の性質も表
−2に併記する。SF−1130−×,及び−×2物質
は、酸性レジンを吸着すること及びpHI.9の炉紙電
気泳動法において、陰極に移動することから、弱塩基性
物質であり、酸加水分解で多量のグルコースを与えるこ
とから、オリゴ糖であると考えられる。表−2 なお、SF−1130−×,及びSF−1130−×2
物質は 次の一般式で表わされ、SF−1130−×
,物質については(m+n)=5でSF−1130一×
2物質については(m+n)=4であることが判明した
SF−1130−私物質の各種微生物に対する抗菌スペ
クトルは、表−2に示す通りで、グラム腸性菌に対して
活性を有するが、グラム陰性菌及び抗酸菌には無効であ
る。
更に本発明者らは、SF−1130−&物質の抗菌力は
、マルトース、マルトトリオース、マルトテトラオース
、マルトベンタオース、マルトヘキサオース等のマルト
デキストリンが共存すると、活性が著しく増加すること
を発見した。但し、この場合、クレブジーラ・ニュー*
*モニィーに対しては例外的に増加が認めら;しなかっ
た。その試験例を表−3に示す。表−3 ※ マルトトリォースは、平板上層培地(マィシンァッ
セィ寒天)中に、1.25概/ccの割合で添加した。
本条件ではマルトトリォース自体には、抗菌活性はない
。SF−1130一私物質の毒性は極めて弱く、夫々マ
ウスを用いた急性毒性試験では、皮下注射の場合、40
0の9/kgでも、全例生存した。SF−1130−×
2物質はSarcoma180の腹水腫湯を移植したマ
ウスにおける免疫賦活試験(遅延型皮膚反応法)におい
て、免疫低下の防止作用のあることが発見された。この
作用は、更に制ガン剤投与の際におこる免疫低下の防止
にも有効なことも判明した。この場合、抗菌活性の場合
と同様にマルトデキストリンの添加によって免疫賦活の
増強がみられた。その1試験例を表−4に示す。試験方
法は、ICR系マウス(1群6匹)にSarcoma1
80の腹水自重湯を移植し、24時間後、各検体(薬物
)及び制ガン剤(Endoxan)を夫々皮下及び腹腔
内投与し、移植2日目に剃毛腹部に6%塩化ピクリルェ
タノール溶液を塗布して感作し、その後検体を1日1回
4日間投与。4日目にはEndo滋nを再投与し、9日
目に、1%塩化ピクリルオリーブ油溶液を両耳の表裏に
塗布して、2次感作させる。
その2狐時間後の耳の厚さの増加度を測定して、その増
加率により、遅延型皮膚反応の程度を判定したものであ
る。表−4 泰一5は、Sarcoma180固型ガンを用いた免疫
賦活試験を示す。
試験方法はSarcoma180をICR系マウス(1
群5匹)に皮下移植前、6日目と5日目‘こ、実施例2
で得られたSF−1130−×2物質とマルトベンタオ
ースの混合物を腹腔内投与し、移植後10日目‘こ自重
湯を摘出し、それらの大きさ及び重量を測定した。表−
5にみられる如く、本発明の化合物の事前投与によって
、固型腫湯の顕著な縮退がみられた。表−5一方、Sa
rcoma180をマウス腹腔内にあらかじめ移植し、
その後でSF−1130一×2物質を用いて治療試験し
た結果では全く無効であった。
従ってSF−1130−×2物質は宿主の免疫抵抗力を
賦活化することによって間接的に治癒効果を示すことは
明らかである。近年、原虫症或いはガン患者の免疫抵抗
力が正常状態に比べて著るしく低下していることが判明
し、この低下を防止して治療効果を高める所謂、免疫療
法が臨床的に用いられ始めている。
このための免疫賦宿剤としては、BCG菌体或いは各種
多糖体がよく知られているが、いづれも高分子であり、
本発明に示したような分子量一方以下のオリゴ糖に免疫
賦活作用のあることは、これまで全く報告がなく、実に
予想外のことである。このような低分子オリゴ糖は、吸
収・排他、結核の感染性、アレルギー反応の頻度等の点
で多糖体よりは実用上優れていることは明らかである。
更に、SF−1130−&物質は細菌感染症に対して感
染防御作用を示して免疫賦活剤として有効であることは
、次の試験例によっても明らかである。
即ち、JCL:ICR系雄マウスを1群8匹として用い
、SF−1130−x2物質をpH7.2の燐酸緩衝液
に溶解し、1日当たり50の9/K9又は10爪9′k
9の用量で4斑時間間隔で3回腹腔内投与した。最終投
与終了7幼時間後に、スタフィロコツカス・アウレウス
・スミスS−424朱の培養液を生理食塩水で稀釈後、
5%ムチンを加えた細菌懸濁液を腹腔内に接種した。菌
接種容量は0.物上/マウスとした。接種後5日間、マ
ウスの生存数を観察して、下記の表−6に示す結果を得
た。SF−1130−x2は無処置対照群(コントロー
ル)に比べて50の9/k9投与では細菌接種菌量のL
D5。
(感染防御効果の目安となる)について約11.4倍、
10の9′k9投与では約8.1倍の増加がみられた。
なおSF−1130−&物質自体は表−4に示す如く、
スタフィロコッカス・アウレゥスには全く抗菌力を有し
ない。表−6 また、免疫賦活剤は関節炎(リュウマチ)の如き自己免
疫疾患の治療にも有効である場合が知られている。
今回、以下に示す試験例によって、本発明のSF−11
30−×2物質はリュウマチと密接な関連があると言わ
れる実験的関節炎の発現を防止するのに有効であると認
められた。即ち、この試験では、生理食塩水にリブん濁
した細菌、ミコバクテリュウム・ブチリカムの繭体の5
.8雌/羽を含む細菌懸濁液をSD系ラツト(雄、平均
体重180夕、1群10匹)の右の足魔に皮下注射して
起炎ごせた。
この糧炎のための細菌注射の1日後にSF−1130−
×物質(SF−1130−×,)とSF−1130−×
2との1:2重量比の混合物)を燐酸緩衝液(pH7.
2)にとかした溶液を毎日1回、連続10日間皮下注射
した。1回当りの投与量は150の9/k9とした。
細菌の接種後14日目に、ラットの脚、耳、鼻、目、尾
に生じた炎症の徴候(発症度)を調べ、0〜3の4段階
(スコア)で評価をし平均値を算出した。更に、左の足
疎の容積を測定してSF−1130−×物質の消炎効力
を判定した。比較のため、SF−1130−×物質に代
えて、フェニルブタゾンを毎日1回、11日間20雌/
k9/日の用量で経口投与した。また、SF−1130
−×及びフェニルブタゾンの投与を省略した以外は全く
同様にして対照(コントロール)試験も行った。この結
果を次の表−7に示す。±−7 この試験により、SF−1130一×2物質は実験的関
節炎の防止に有効であると認められた。
SF−1130−均物質を投与する場合は、点滴静注、
局部注射、筋注、胸腔又は腹腔注射が可能で、毎日又は
週2〜3回、50〜400mo′k9、好ましくは10
0の9/k9前後を投与する。
次に本発明の実施例を示す。
実施例 1 ストレブトミセス・ミキソゲネスSF−1130株(徴
工研菌寄第676号)を水あめ5.0%、大豆粉2.5
%、小麦豚芽1.0%、塩化ナトリウム0.25%の液
体塔地200夕(pH7.0)に接種し、ジャーファー
メンターにて、2800で64時間通気縄枠培養を行な
った。
培養終了後、培養液をpH3で酸性炉過し、炉液140
〆を得た。
この炉液をダウェツクス50W×2(日十)の強酸性イ
オン交換樹脂20そをつめたカラムに吸着させ、充分水
洗したのち0.1Nアンモニア水、計80〆で溶出し、
溶出液のうちEcoliK−1駅に対して、抗菌活性の
ある区分を濃縮乾団して、褐色の粉末250夕を得た。
素通り液150そを再び塩酸でpH3.0に調整し、ダ
ウェツクス50W×22(H+)のレジン20そをつめ
たカラムに吸着させ、水洗後、0.1Nアンモニア水、
計80そで溶出し、抗菌活性区分を膿縦乾固して更に褐
色の粉末51夕を得た。
最初に得られた粉末47夕を水250の‘に溶解し、p
H30に調整したのち、和光製活性炭600の‘を充填
したカラム(5.5×26cm)に吸着させ、水洗後、
30%エタノール水、次いで35%メタノール水で熔出
し、各分画のうち、大腸菌K−i波に対して抗菌活性の
ある区分4夕を濃縮乾固して、黄褐色の粉末5.6夕を
得た。
この粉末を再び水100の乙に溶解し、塩酸でpH3に
調整したのち、ダウェックス50W× 2(N比+)の
レジン600のZを充填したカラムに吸着させ、充分水
洗したのち、0.1Nアンモニア水で藩出し、抗菌活性
区分を濃縮乾固して黄褐色の粉末1.5夕を得た。
次いでこのうち1夕を緩衝溶液(0.1Mピリジン・ギ
酸溶液、pH=3.1)70の‘に熔解し、ピリジニウ
ム型のダウェツクス50W×2(200〜400メッシ
ュ)500の‘を充填したカラム(3.5×60cの)
に吸着させ、緩衝溶液で溶出した。
溶出液は10の【づつ分取し、各分画について高圧炉紙
電気泳動法を用いて、硝酸銀試薬でRアラニン0.53
(アラニンのRfを1.00として)の単一スポットを
示す抗菌活性区分フラクションNo.63〜79を濃縮
乾固して、SF−1130一×,物質とSF−1130
−×2物質の混合物として白色粉末380他を得た。次
にこの粉末を少量の水で溶解し、それに混合溶媒(nー
プロパノール・酢酸エチル・水=6:1:3)を加え、
セルロース200の上を充填したカラム(3×30cの
)に吸着させ、混合溶媒で展開した。
溶出液を7の上づっ分取し、各フラクションについて、
酢酸エチル・ピリジン・水(10:4:3)の混合溶媒
でペーパー・クロマトグラフィーを行ない、硝酸銀試薬
によってRラフィノース0.57(ラフィノースを1.
00として)の単一スポットを示す抗菌活性区分、フラ
クションNO.351〜445を濃縮乾固して、SF−
1130−×2物質の白色の粉末150脚を得た。同時
に、Rラフイノース0.39の単一スポットを示す杭菌
活性区分フラクションNO.503〜550を濃綾乾固
して、SF−1130−×,物質70柵を得た。
更に、SF−1130−×2物質の粉末150の9を水
6のとに溶解し、活性炭15の‘を充填したカラム(2
×5.5cm)に吸着させ、水洗後30%及び35%エ
タノールで溶出し、抗菌活性区分130花{を濃縮乾固
して白色の粉末120の9を得た。融点195q○(分
解)。SF−1130−×,物質の粉末70の9も同様
に処理して、白色の粉末として55の9を得た。融点2
0300(分解)。2番目に得られたダウェツクス50
W×2(H+)レジンのアンモニア溶雛物51夕を同様
に処理して、SF−1130−×,物質210の9、S
F−1130−×2物質520の9を回収した。
実施例 2 ストレプトミセス・ミキソゲネスSF−1130株(徴
工研菌寄第676号)を、実施例1と同じ組成の液体培
地20夕に接種し、ジャーファーメンターにて2が0で
6斑時間通気燈梓培養を行なった。
培養終了後、培養液を酸性炉逸し、炉液15そを得た。
この炉液を、和光製活性炭1夕をつめたカラム(6×3
6cの)に吸着させ、充分水洗したのちPH8の50%
アセトン5そで港出し、溶出液のうち大腸菌K−12R
に対して杭菌活性のある区分を濃縮乾固して、黄褐色の
粉末67.5夕を得た。このうち、45夕を水200叫
に溶解し、和光製活性炭1そを充填したカラム(5.6
×42肌)に吸着させ、水洗後、5、10、15、20
、25%の各エタノール水で順次溶出し、溶出液を15
叫づつ分取した。抗菌活性区分フラクションNo.36
6〜510を濃縮乾固して白色の粉末5.7夕を得た。
この白色粉末5夕を15の(の水に溶解し、炉過後、炉
液にエタノール180叫を徐々に加えて、再沈澱させ、
SF−1130一x2物質(10%)及びマルトベンタ
オース(99%)の混合物4.6夕を得た。
【図面の簡単な説明】
第1図と第2図は夫々に、本発明のSF−1130一物
物質の赤外線吸収スペクトル(KBr錠中)と100M
Hz水素核磁気共鳴スペクトル(重水中)の曲線図を示
す。 第3図と第4図は夫々に、SF−1130−×,物質赤
外線吸収スペクトル(KBr錠中)と水の100M舷水
素核磁気共鳴吸収スペクトル(重水中)の曲線図を示す
。第「図 第2図 第3図 第4図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 次の理化学的性状を示す、すなわち、元素分析値:
    炭素43.84%、水素6.41%、窒素1.08%、
    酸素49.67%(差);比旋光度+155°(水)で
    あり、紫外部に吸収極大を有さず、添附図面の第1図に
    示した赤外線吸収スペクトル、第2図に示した水素核磁
    気共鳴吸収スペクトルを有し、水・ジメチルスルホキシ
    ドに易溶、アルコールに難溶、アセトン、酢酸エチル、
    クロロホルム、ベンゼンに不溶であり、硝酸銀、レツド
    テトラゾリウム、アンスロン、ニンヒドリン、グレーク
    ・リーパツクの各試薬に陽性であり、ペーパークロマト
    グラフイーにて酢酸エチル、ピリジン・水(10:4:
    3)の展開溶媒を用いるとRラフイノースが0.57、
    n−ブタノール・ピリジン・酢酸・水(6:4:1:3
    )の展開溶媒を用いるとRラフイノースが0.33を示
    す白色弱塩基性粉末状であることを特徴とするSF−1
    130−x_2物質。 2 ストレプトミセス属に属するSF−1130−x_
    2物質生産菌を、好気的条件下に培養して、培養液中に
    SF−1130−x_2物質を蓄積させ、これを採取す
    ることを特徴とする新抗生物質SF−1130−x_2
    物質の製造法。 3 有効成分としてSF−1130−x_2物質を含む
    ことを特徴とする免疫賦活剤。
JP59100439A 1984-05-21 1984-05-21 新抗生物質sf−1130−x↓2物質、その製造方及び免疫賦活剤 Expired JPS6035112B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP59100439A JPS6035112B2 (ja) 1984-05-21 1984-05-21 新抗生物質sf−1130−x↓2物質、その製造方及び免疫賦活剤

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP59100439A JPS6035112B2 (ja) 1984-05-21 1984-05-21 新抗生物質sf−1130−x↓2物質、その製造方及び免疫賦活剤

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP51099757A Division JPS5946597B2 (ja) 1976-08-23 1976-08-23 新抗生物質sf−1130−x1物質,その製造法及び免疫賦活剤

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6054691A JPS6054691A (ja) 1985-03-29
JPS6035112B2 true JPS6035112B2 (ja) 1985-08-13

Family

ID=14273970

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP59100439A Expired JPS6035112B2 (ja) 1984-05-21 1984-05-21 新抗生物質sf−1130−x↓2物質、その製造方及び免疫賦活剤

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6035112B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6054691A (ja) 1985-03-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
Okami Marine microorganisms as a source of bioactive agents
CN105985919B (zh) 一种芽孢杆菌及其应用
JP2860370B2 (ja) 抗生物質bu―3608dおよびbu―3608e
US4181715A (en) Novel antibiotic substance SF-1540 and its derivative, and process for the production thereof
DE69527445T2 (de) Aminooligosaccharid-derivate und verfahren zu ihrer herstellung
US3780174A (en) Antibiotic a477 and process for preparation thereof
JPS5946597B2 (ja) 新抗生物質sf−1130−x1物質,その製造法及び免疫賦活剤
JPS6035112B2 (ja) 新抗生物質sf−1130−x↓2物質、その製造方及び免疫賦活剤
CH639133A5 (de) Verfahren zur herstellung einer antitumor wirksamen substanz mit immunostimulierender wirkung.
CA2012013C (en) Antitumor antibiotic bmy-41339
US3060099A (en) Complex polysaccharide, actinogan, and preparation thereof
US3646194A (en) Mithramycins as transplanted tumor inhibiting agents
US3794564A (en) Process for the production of anticapsin
US3155583A (en) Antibiotic narangomycin and method of production
US3903264A (en) Antibiotic A-130-A and production thereof
US2931756A (en) Production of dihydrostreptomycin
JPH0120153B2 (ja)
DE2805701A1 (de) Das antibiotikum desacetyl 890a tief 10
CN121227833A (zh) 一种提高猴头菇多糖产量的制备方法及其抗炎产品
KR830002206B1 (ko) 신항생물질 sf-2052 물질의 제조법
JP2594085B2 (ja) 新規抗腫瘍抗生物質sf2575物質ならびにその製造法
JPS5941720B2 (ja) マルトペンタオ−ス及びマルトヘキサオ−スの製造法
JPH0892119A (ja) 抗腫瘍剤
CH648042A5 (de) Carcinostatische substanzen, verfahren zur herstellung derselben und mittel mit einem gehalt derselben.
JPS62434A (ja) 新規化合物ss7313a及びその製造法並びにこれを含有する免疫調節剤