JPS6038378B2 - 抗癌剤 - Google Patents
抗癌剤Info
- Publication number
- JPS6038378B2 JPS6038378B2 JP59193677A JP19367784A JPS6038378B2 JP S6038378 B2 JPS6038378 B2 JP S6038378B2 JP 59193677 A JP59193677 A JP 59193677A JP 19367784 A JP19367784 A JP 19367784A JP S6038378 B2 JPS6038378 B2 JP S6038378B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- neocarzinostatin
- molecular weight
- styrene
- maleic acid
- residue
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Medicines That Contain Protein Lipid Enzymes And Other Medicines (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は新規な抗榛剤、更に詳細には次の一般式(1)
〔式中、■はネオカルチノスタチン残基を、R.十R2
は分子量が2500〜80000のスチレンマレイン酸
共重合体残基を示す)で表わされるネオカルチノスタチ
ン誘導体を有効成分として含有する抗癌剤に関する。
〔式中、■はネオカルチノスタチン残基を、R.十R2
は分子量が2500〜80000のスチレンマレイン酸
共重合体残基を示す)で表わされるネオカルチノスタチ
ン誘導体を有効成分として含有する抗癌剤に関する。
ネオカルチノスタチンはストレプトミセス・カルチノス
タチカス・バリアントF−41・クロヤ(Strept
omyces carzjnosはticus var
.F − 41Kuroya)の培養物中に産生される
蛋白質性抗梶物質であり(特公昭42−21752号、
米国特許第3334022号)、その一次構造は本発明
者の一人である前田によって、アミノ酸総残基数が10
9の推定分子量10700のものとして報告されている
(ScieMe,178巻、875〜876頁、197
2年および〜ch.Bi比hem.Bioph$.16
3篭、379〜斑5頁)。
タチカス・バリアントF−41・クロヤ(Strept
omyces carzjnosはticus var
.F − 41Kuroya)の培養物中に産生される
蛋白質性抗梶物質であり(特公昭42−21752号、
米国特許第3334022号)、その一次構造は本発明
者の一人である前田によって、アミノ酸総残基数が10
9の推定分子量10700のものとして報告されている
(ScieMe,178巻、875〜876頁、197
2年および〜ch.Bi比hem.Bioph$.16
3篭、379〜斑5頁)。
癌の治療においては、癌細胞の転移が最も重要な問題で
あり、就中特にリンパ節転移が最大の問題である。そこ
で、本発明者はネオカルチノスタチンの毒性の軽減と薬
効の持続性を高め、かつ薬物をリンパ系に特異的に移行
せしめることについて種々研究を行った結果、ネオカル
チノスタチンの分子中に存在する2個の遊離ァミノ基を
分子量2500〜80000の水溶性スチレンマレィン
酸共重合体と反応せしめて得られる(1)式の化合物が
上記目的を解決することを見出し、本発明を完成した。
従って、本発明は、毒性が低減され、しかもリンパ系に
特異的に集積するネオカルチノスタチン誘導体を含有す
る抗癌剤を提供するものである。
あり、就中特にリンパ節転移が最大の問題である。そこ
で、本発明者はネオカルチノスタチンの毒性の軽減と薬
効の持続性を高め、かつ薬物をリンパ系に特異的に移行
せしめることについて種々研究を行った結果、ネオカル
チノスタチンの分子中に存在する2個の遊離ァミノ基を
分子量2500〜80000の水溶性スチレンマレィン
酸共重合体と反応せしめて得られる(1)式の化合物が
上記目的を解決することを見出し、本発明を完成した。
従って、本発明は、毒性が低減され、しかもリンパ系に
特異的に集積するネオカルチノスタチン誘導体を含有す
る抗癌剤を提供するものである。
本発明の(1万丈で表わされるネオカルチノスタチン誘
導体は、ネオカルチノスタチンにその分子中に少なくと
も一つの無水マレィン酸残基を含むスチレンマレィン酸
共重合体を反応せしめることにより製造される。スチレ
ンマレィン酸共重合体は分子量が2500〜80000
で、重合度がマレィン酸残基として約5〜40のもので
、このレイン酸残基7〜8個のうち1個が無水マレィン
酸残基のものが好ましい。
導体は、ネオカルチノスタチンにその分子中に少なくと
も一つの無水マレィン酸残基を含むスチレンマレィン酸
共重合体を反応せしめることにより製造される。スチレ
ンマレィン酸共重合体は分子量が2500〜80000
で、重合度がマレィン酸残基として約5〜40のもので
、このレイン酸残基7〜8個のうち1個が無水マレィン
酸残基のものが好ましい。
ネオカルチノスタチンとスチレンマレイン酸共重合体と
の反応は中性ないしは弱塩基性において0〜40つ0の
温度で行うのが好ましい。斯くするときネオカルチノス
タチンの2個の遊離アミノ基はスチレンマレィン酸共重
合体の無水マレィン酸残基部分と反応して(1方式の化
合物を与える。ネオカルチノスタチンの構造については
、すでに前記1972手発行のScieme17群蓋8
75−876頁にて**明示されており、それによれば
ポリベプチドの側鎖に遊離のア/基が存するのは、構成
アミノ酸の1位にあるアラニンと20立にあるリジンの
みであるから、上記の反応においてネオカルチノスタチ
ンの2個の遊離アミノ基はスチレンマレイン酸共重合体
の無水マレィン酸残基部分と反応して酸ァミド結合を形
成せしめて(1)式の化合物を与える。次に製造例1で
得られたネオカルチノスタチン譲導体の生物活性を分子
量が約15方のH体と分子量約15000のL体につい
て示せば次のとうりである。
の反応は中性ないしは弱塩基性において0〜40つ0の
温度で行うのが好ましい。斯くするときネオカルチノス
タチンの2個の遊離アミノ基はスチレンマレィン酸共重
合体の無水マレィン酸残基部分と反応して(1方式の化
合物を与える。ネオカルチノスタチンの構造については
、すでに前記1972手発行のScieme17群蓋8
75−876頁にて**明示されており、それによれば
ポリベプチドの側鎖に遊離のア/基が存するのは、構成
アミノ酸の1位にあるアラニンと20立にあるリジンの
みであるから、上記の反応においてネオカルチノスタチ
ンの2個の遊離アミノ基はスチレンマレイン酸共重合体
の無水マレィン酸残基部分と反応して酸ァミド結合を形
成せしめて(1)式の化合物を与える。次に製造例1で
得られたネオカルチノスタチン譲導体の生物活性を分子
量が約15方のH体と分子量約15000のL体につい
て示せば次のとうりである。
更にまた、ラットでの急性毒性‘ま静注においてネオカ
ルチノスタチンに対してH体では約1′50、L体では
約1/10と著しく低減した。
ルチノスタチンに対してH体では約1′50、L体では
約1/10と著しく低減した。
本発明のネオカルチノスタチン誘導体をヒトに投与する
には、癌の原発部位、手術後の癖嫡出部位等の局所組織
内投与法、皮内、皮下、筋肉内、静脈、経口等の投与法
、および局所への塗布、坐薬等の外用的投与法が好適で
ある。
には、癌の原発部位、手術後の癖嫡出部位等の局所組織
内投与法、皮内、皮下、筋肉内、静脈、経口等の投与法
、および局所への塗布、坐薬等の外用的投与法が好適で
ある。
投与量は投与法と癌の悪性度、癌の種類、患者の病状お
よび−般状態、癌の進行度等によって一定ではなく、ま
た術後等のりンパ節転移予防等の目的か、あるいは治療
目的かによって異なるが、例えば1日1回0.1〜10
の9/k9を主として週1〜2回、あるいは連日投与す
るのが好ましい。また、例えば静脈注射の場合はネオカ
ルチノスタチン誘導体を生理食塩水に熔解した注射液と
して成人1日1の9′の‘を投与する。局所塗布、経口
投与法では更に投与量を増量することも可能である。次
に製造例を挙げて説明する。
よび−般状態、癌の進行度等によって一定ではなく、ま
た術後等のりンパ節転移予防等の目的か、あるいは治療
目的かによって異なるが、例えば1日1回0.1〜10
の9/k9を主として週1〜2回、あるいは連日投与す
るのが好ましい。また、例えば静脈注射の場合はネオカ
ルチノスタチン誘導体を生理食塩水に熔解した注射液と
して成人1日1の9′の‘を投与する。局所塗布、経口
投与法では更に投与量を増量することも可能である。次
に製造例を挙げて説明する。
製造例 1
ネオカルチノスタチン1.0gを0.1M重炭酸ナトリ
ウム水溶液50の‘に溶解し、これに損梓下スチレン無
水レイン酸共重合体の部分水解物(モノマー分子量25
00〜5000の混合物)1笹の35%水溶液を少量ず
つ添加し、0〜40qCで60分間反応させる。
ウム水溶液50の‘に溶解し、これに損梓下スチレン無
水レイン酸共重合体の部分水解物(モノマー分子量25
00〜5000の混合物)1笹の35%水溶液を少量ず
つ添加し、0〜40qCで60分間反応させる。
この間pHを7.0〜9.5に保持する。反応液を蒸留
水を用いて透析する。蒸留水にて透析中に生じた沈澱を
除去し、上清をセフアデツクスG−100カラム(1.
5×10比沫)にそそぎ、IQhM炭酸アンモニウム水
にて溶出すると第4図の如き2つの分画を得る。これを
採取し、高分子区分をH体、低分子区分をL体とする。
尚上記沈澱物中にもH体、L体と同機な生物活性があり
、これは皿hM炭酸アンモニウムに可溶である。このよ
うにして得られたH体とL体の物性は次のとおりである
。
水を用いて透析する。蒸留水にて透析中に生じた沈澱を
除去し、上清をセフアデツクスG−100カラム(1.
5×10比沫)にそそぎ、IQhM炭酸アンモニウム水
にて溶出すると第4図の如き2つの分画を得る。これを
採取し、高分子区分をH体、低分子区分をL体とする。
尚上記沈澱物中にもH体、L体と同機な生物活性があり
、これは皿hM炭酸アンモニウムに可溶である。このよ
うにして得られたH体とL体の物性は次のとおりである
。
m 分子量
H体 約15万
L体 約15000
■融点
H体 91〜94qo(分解)
L体 200〜22100(分解)
【3} 元素分析値
H体 L体
C 61.69 46.03
C 7.51 7.33
N I.70 8.18
(4} 溶解度(2のc/の【濃度)
H体 L体 ネオカルチノスタ
チン
エタノール
プタノー/し
べ、ンゼ′ン 十 十
ピリジソ ++十十
アセトン
‘5)アミノ酸分析
H体約10の9、L体約1雌を磯塩酸で加水分解後アミ
ノ酸分析した結果は次のとおりである。
ノ酸分析した結果は次のとおりである。
H体 L体リジン 1 1
ヒスチジン 0 0
アルギニン 3 3アスパラギン
酸 11 11スレオニン
12 12セリン 1
0 10グルタミン酸 5 5プロリ
ン 4 4 グリシン 15 15アラニン
17 171/2シスチン
4 4バリン 1
2 12メチオニン 0 0イソロ
イイシン 1 1 ロイシン 6 6 チロシン 1 1 フエニルアラニン 5 5トリプトフア
ン* 2 2 (注1)数字はアミノ酸残基数/平均分子量で示した。
酸 11 11スレオニン
12 12セリン 1
0 10グルタミン酸 5 5プロリ
ン 4 4 グリシン 15 15アラニン
17 171/2シスチン
4 4バリン 1
2 12メチオニン 0 0イソロ
イイシン 1 1 ロイシン 6 6 チロシン 1 1 フエニルアラニン 5 5トリプトフア
ン* 2 2 (注1)数字はアミノ酸残基数/平均分子量で示した。
(注2)*分光学的に決定した。■ 紫外部吸収スペク
トル 日体およびL体を0.19M炭酸アンモニウム液にとか
し、測定した結果は第1図の如くである。
トル 日体およびL体を0.19M炭酸アンモニウム液にとか
し、測定した結果は第1図の如くである。
‘71 赤外部吸収スペクトルKBd淀剤法で測定した
結果、H体は第2図、L体は第3図の如くである。
結果、H体は第2図、L体は第3図の如くである。
■ 遊離ァミノ基の定量
常法に〔R.Fields,MethMinEm”mo
lo戦,25筆、464頁、1972年、父ademi
cPress,NewYork〕従って、ネオカルチノ
スタチン、L体及びH体に水溶液中トリニトロベンゼン
スルホン酸を反応させ、生ずるニトロベンゼン誘導体の
色調を分光学的に定量して、遊離アミノ基を測定した。
lo戦,25筆、464頁、1972年、父ademi
cPress,NewYork〕従って、ネオカルチノ
スタチン、L体及びH体に水溶液中トリニトロベンゼン
スルホン酸を反応させ、生ずるニトロベンゼン誘導体の
色調を分光学的に定量して、遊離アミノ基を測定した。
その結果は次表のとおりであった。以上の如くネオカル
チノスタチンに存在する2個の遊離アミノ基がL体およ
びH体では消失していることから、当該アミノ基がポリ
スチレンマレィン酸共重合体と反応していることが明ら
かである。
チノスタチンに存在する2個の遊離アミノ基がL体およ
びH体では消失していることから、当該アミノ基がポリ
スチレンマレィン酸共重合体と反応していることが明ら
かである。
第1図はH体およびL体の紫外部吸収スペクトル、第2
図はH体の赤外部吸収スペクトル、第3図はL体の赤外
部吸収スペクトル、第4図は反応物を水で透析した上清
をセフアデックスG−100のカラムクロマトグラフイ
ーに付したときの溶出状態を示す。 第1図 第4図 第2図 第3図
図はH体の赤外部吸収スペクトル、第3図はL体の赤外
部吸収スペクトル、第4図は反応物を水で透析した上清
をセフアデックスG−100のカラムクロマトグラフイ
ーに付したときの溶出状態を示す。 第1図 第4図 第2図 第3図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 次の一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、(N)はネオカルチノスタチン残基を、R_
1+R_2は分子量が2500〜80000のスチレン
マレイン酸共重合体残基を示す)で表わされるネオカル
チノスタチン誘導体を有効成分として含有する抗癌剤。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59193677A JPS6038378B2 (ja) | 1984-09-14 | 1984-09-14 | 抗癌剤 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59193677A JPS6038378B2 (ja) | 1984-09-14 | 1984-09-14 | 抗癌剤 |
Related Parent Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP52032412A Division JPS6017206B2 (ja) | 1977-03-24 | 1977-03-24 | ネオカルチノスタチン誘導体の製造法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60100522A JPS60100522A (ja) | 1985-06-04 |
| JPS6038378B2 true JPS6038378B2 (ja) | 1985-08-31 |
Family
ID=16311945
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP59193677A Expired JPS6038378B2 (ja) | 1984-09-14 | 1984-09-14 | 抗癌剤 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6038378B2 (ja) |
-
1984
- 1984-09-14 JP JP59193677A patent/JPS6038378B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS60100522A (ja) | 1985-06-04 |
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