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JPS6041034B2 - 化合物半導体結晶の製造方法 - Google Patents
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JPS6041034B2 - 化合物半導体結晶の製造方法 - Google Patents

化合物半導体結晶の製造方法

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JPS6041034B2
JPS6041034B2 JP10161080A JP10161080A JPS6041034B2 JP S6041034 B2 JPS6041034 B2 JP S6041034B2 JP 10161080 A JP10161080 A JP 10161080A JP 10161080 A JP10161080 A JP 10161080A JP S6041034 B2 JPS6041034 B2 JP S6041034B2
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crystal
compound semiconductor
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明生 清村
勇 田村
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Sanken Electric Co Ltd
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Sanken Electric Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は一般にSSD法と呼ばれている化合物半導体結
晶の製造方法に関するものである。
Gap半導体結晶を作るSSD法は、特公昭48−20
106号公報等によって公知である。
次に、このSSD法による典型的な従来のGaP結晶成
長方法を第1図及び第2図を参照して説明する。第1図
に示す石英製の円筒形るつぼ1の底に種結晶2を置き、
その上にGa溶液3を入れ、このるつぼ1を支持部材(
図示せず)で支持して石英製密封容器4の上部に配置す
る。また石英製密封容器4の底部に高さ4〜5肌の量の
赤燐5を置き10‐6Ton程度に真空密封する。次に
この赤燐5を第1のヒーター6で約430qCに加熱し
て、容器4内に約1気圧のP蒸気圧を発生させる。また
Ga溶液3の表面が例えば1150qo、種結晶2の部
分が例えば1000ooとなるように第2のヒーター7
でGa溶液3に第2図のP,〜P2間のような温度勾配
を与える。このようにすると、Ga溶液3の表面でGa
pが合成されてGap膜8が生じ、このGaPが溶質と
してGa溶液3の中を種結晶2に向って拡散し、種結晶
2の上にGap結晶9の成長が始まる。即ちGa溶液3
の表面の高温部に於いて合成(S肌thesis)され
た化合物GaPが溶質(Solute)として、0a溶
液3の中を種結晶2又は既に成長したGap結晶9の表
面の低温部に向って拡散(Diffusion)してG
ap結晶9が成長する。
上述の如きSSD法は、結晶成長の速度が遅いという欠
点を有する反面、次に示す多くの利点を有する。{a}
従来広く利用されているLEC法のように高温・高圧で
結晶成長をさせる必要がないので、製造装置が簡単かつ
安価になる。{b}化合物半導体を構成する元素を出発
材料として結晶を直接に作るので、製造が容易である。
【c}結晶の形が容器(るつぼ)の形状によって決まる
ので、径のそろった結晶を得ることができる。{d}結
晶欠陥の少ない結晶が得られるので、高発光効率発光素
子が得られる。ところが、第1図に示す装置を利用して
従来のSSD法で結晶を成長させれば、第3図及び第4
図に示す如く多くの単結晶部分9a即ち大きな単結晶粒
が不特定に並んだ結晶9則ち多結晶となった。
従ってこの結晶9を利用して発光素子を作る際に多結晶
であるためによる欠点が常につきまとつた。そこで、本
発明の目的は、SSD法で単結晶又は単結晶に近い結晶
を得ることが可能な化合物半導体結晶の製造方法を提供
することにある。
上記目的を達成するための本発明は、比較的低い蒸気圧
を示す成分Aの溶液を入れた容器を比較的高い蒸気圧を
示す成分Bの蒸気を含む雰囲気内に配し、前記成分Aの
溶液が前記成分Bの蒸気と接触する部分を前記成分Aと
前記成分Bとから成る化合物半導体ABの融点よりは低
いが比較的高温である高温部となし、前記成分Aの溶液
の前記高温部から離れた部分を前記高温部よりも温度が
低い低温部となし、前記成分Bの蒸気圧を前記化合物半
導体ABの分解圧より高くし、前記高温部にて合成され
た化合物ABを前記成分Aの溶液中に拡散させて前記低
温部に化合物半導体ABの結晶を成長させる方法に於い
て、前記成分Aの溶液と前記成分Bの蒸気との接触面積
又は前記化合物ABの拡散面積を前記低温度に形成され
る前記化合物半導体ABの結晶の前記成分Aの溶液に接
する面の面積よりも小さくするように形成された拡散制
御物体を、前記成分Aの溶液の表面又は溶液中に配して
前記化合物半導体ABの結晶成長を行うことを特徴とす
る化合物半導体結晶の製造方法に係わるものである。
尚、本発明の好ましい実施例では、成分AはGaであり
、成分Bは隣Pであり、化合物ABはGapであり、高
温部は115000近傍の部分であり、低温部は100
0oo近傍の部分であり、拡散制御物体で制限された、
成分Aの溶液と成分Bの蒸気との接触面積又は化合物A
Bの拡散面積(化合物ABが通過する部分の断面積)と
、化合物半導体ABの結晶の成分Aの溶液に接する面の
面積(結晶成長面の面積)との比は、好ましい範囲1′
1.7〜1/5から選択された1/3である。
上記本発明によれば、拡散制御物体を成分Aの溶液の上
又は中に入れ、拡散する化合物ABの塁を常に制御して
いるので、化合物ABの過剰供給が抑制され、大きな単
結晶を得ることが可能になり、インゴットのほぼ全部を
単結晶とすること又は単結晶に近い結晶を作ることが出
来る。
以下、第5図〜第12図を参照して本発明の実施例につ
いて述べる。
但し、第5図〜第12図に於いて符号1〜9で示すもの
は、第1図〜第4図で同一符号で示すものと実質的に同
一であり、また基本的な製造方法も同一であるので、こ
れ等の説明は省略する。本実施例では、拡散制御物体1
0をGa溶液3の表面則ち上面に配して結晶成長を進行
させる。
この拡散制御物体10‘ま、第6図及び第7図に示す如
く貫通孔11を有するドーナツ状のグラフアィト製フロ
ートであって、Ga溶液3と赤燐5で作った鱗P蒸気と
の接触面即ちGa溶液3の上面の面積を、種結晶2又は
成長結晶9とGa溶液3との接触面積貝0ち結晶上表面
の面積の約1/3に制限するように形成されている。そ
して、この状態を結晶成長の開始時から終了時まで確実
に維持するために拡散制御物体10をGa溶液3の液面
の高さの変化に追従して引き上げるための引上げ装贋1
2が設けられている。尚図示はされていないが、引上げ
装置12を設けても燐P蒸気が逃げ出さないようにシー
ル装置が設けられている。13はグラフアィト製のヒー
トシンクであって、Ga溶液3に於ける温度勾配を調整
するものである。
この実施例では種結晶2がヒートシンク13の上に直接
に載せられ、容器として底のないるつぼ1が使用されて
いるが、Ga溶液3の表面張力の関係でGa溶液3が流
出することはない。上述の如く拡散制御物体10を浮か
べると、Ca溶液3と燐P蒸気との接触面積を1/茂里
度とすることが可能となり、Ga溶液3の表面に形成さ
れるGaP膜8の面積も1/3程度になり、Gap膜8
から種結晶2又は成長結晶9に向って拡散するGapの
量が少なくなる。そして、Ga溶液3の表面から結晶9
の成長面までのGa溶液3中のGaPの濃度分布は第1
0図の曲線Aとなる。即ち拡散制御物体10を設けるこ
とによって、この直下に於いてGap濃度が急激に減少
し、そこから結晶成長面に向ってゆるやかに低下する。
ところで、GaPの飽和濃度は温度によって決まり、C
a溶液中の温度勾配がほぼ一定の場合には、実験データ
から、第10図の曲線Bに示すようにやや下側にアーチ
状に突出した曲線で表わされる。
このCap飽和濃度曲線Bと本実施例のGap濃度曲線
Aとの比較から明らかなように、本実施例のGap濃度
は実質的に拡散全領域中に於いて飽和濃度以下に制限さ
れている。換言すれば過飽和状態が生じない濃度分布と
なっている。このため、振動等の刺激が加えられても、
多結晶の原因となる結晶核が生じにくく、第8図及び第
9図に示すような大きな単結晶部分9aを得ることが出
来る。尚、るつぼ1と接触する外周領域に僅かな多結晶
部分9bが生じるが、単結晶部分9aよりも大幅に少な
い。このような効果は、Ga溶液3とP蒸気との接触面
積又は拡散面積と結晶成長面の面積との比が1/1.7
〜1′5の範囲で良好に得られる。尚1/1.7より大
きくなると単結晶粒が多くなり、1/5より小さくなる
と結晶成長速度が遅くなり、実用的でなくなる。従って
より好ましい範囲は、1′2.5〜1/4である。本実
施例によれば、上述の如く全体を実質的に単結晶とみな
せる成長が可能であるのに対して、第1図の従来方法で
は第3図及び第4図に示すように多結晶になるのは、G
a溶液3中に於けるGap濃度の分布が第10図の曲線
Cのようになるためと思われる。
即ち、第1図のような場合には、Gap膜8からのGa
pの供給が充分であり、濃度の濃いGaP膜8の側から
濃度の薄い結晶成長面の側に向う熔質としてのGapの
濃度分布は、7ィック(Fick)の第1法則によって
やや上にア−チ状に突出した曲線Cとなり、全ての領域
で過飽和状態又はこれに近い状態となる。このため、振
動等の刺激によって多結晶の原因となる結晶核が生じや
すく、第3図及び第4図に示すような結晶9になるもの
と思われる。上述から明らかなように、本実施例の方法
によれば、次の効果が得られる。
{ィ’単結晶又は単結晶に近いGap結晶を容易に作る
ことが出来る。
{〇’拡散制御物体10を、結晶成長の進行に伴うGa
溶液3の液面の高さの変化に追従させて変化させ、Ga
溶液3の表面に直くので、高価なGa溶液3のほぼ全量
を結晶成長に利用することが出来る。
従って材料の無駄が少なくなる。し一 ドーナツ状に拡
散制御物体10を形成したので均一性の良い円柱形結晶
9が得られる。0 ヒートシンク13を設けたので、温
度勾配及び濃度勾配が理想的になり、安定的に結晶を作
ることが可能になる。
第11図は本発明の別の実施例を説明するための装置の
一部を示すものである。
この実施例では、第5図に示した引上げ装直12を設け
ずに、拡散制御物体10をそれ自体の浮力に頼って浮か
している。このようにしても、第5図の場合と同様に単
結晶を成長させることが出来る。尚第11図の場合には
、拡散制御物体10がるつぼ1に引つかかり、第12図
に示す如くGa溶液3の表面に浮かばなくなることがあ
る。このような現象が生じても、GaP膜8又は拡散制
御物体10の上に付着したGap多結晶14から供給さ
れるGapの量は、拡散制御物体1川こて制限され、拡
散制御物体10の下に於いては、第5図の方法と同様な
GaP濃度分布となり、単結晶が形成される。尚第12
図のような状態が生じた場合には、燐Pの供給を一時停
止し、拡散制御物体10‘こ付着したGaP多結晶14
を溶かして結晶成長に使用し、拡散制御物体10をGa
溶液3の表面に再度浮かして再びPの供給を開始するよ
うにしてもよい。以上、本発明の実施例について述べた
が、本発明はこれに限定されるものではなく、更に変形
可能なものである。
例えば、拡散制御物体10を、第13図に示すように多
数の貫通孔11を有するものとしてもよい。また多孔質
のグラフアィト板等で拡散制御物体10を形成し、小さ
な孔からGaPを供給するようにしてもよい。また、拡
散制御物体10を、電気力又は磁気力で保持又は移動す
るようにしてもよい。また、確実に単結晶を得るために
は種結晶2が不可決であるが、単結晶に近い多結晶でよ
い場合には、種結晶を省いてもよい。このように種結晶
を使用しない場合であっても、拡散制御物体10を設け
ることにより、従来の同様な方法に比較し、より単繕晶
に近い多結晶を得ることが出来る。またヒートシンク1
3は多結晶の核の発生を阻止する温度勾配の形成に役立
っているが、これを省いても拡散制御物体10の効果で
単結晶又はこれに近い結晶を得ることが出来る。またG
aP結晶に限ることなく、成分AとしてGa,ln等と
し、成分BとしてP,松等とし、Ga松,lnP,ln
松等の2元化合物半導体の成長、又は成分Aと成分Bの
一方を2元素の混合物とすることによって3元化合物半
導体又はこれ以上の多元化合物半導体の成長にも適用可
能である。また半導体ウェフアの上に薄い単結晶層を形
成するェピタキシャル成長にも適用可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のSSD法の装置を示す断面図、第2図は
第1図の装置の温度分布を示す温度分布図、第3図は第
1図の装置で作った結晶の断面図、第4図は第3図のN
−W線に相当する部分の断面図である。 第5図は本発明の実施例に係わる製造装置の断面図、第
6図は第5図の装置の拡散制御物体の拡大平面図、第7
図は第6図の肌一肌線断面図、第8図は第5図の装贋で
作った結晶の断面図、第9図は第8図のK−K線に相当
する断面図、第10図は第5図の装置に於けるGa溶液
中の位置とGaP濃度との関係を示すグラフである。第
11図及び第12図は本発明の別の実施例に係わる装置
の一部を示す断面図である。第13図は拡散制御物体の
変形例を示す平面図である。尚図面に用いられている符
号に於いて、1はるつぼ、2は種結晶、3はGa溶液、
4は容器、5は赤燐、6は第1のヒーター、7は第2の
ヒーター、8はGap膜、9はGaP結晶、10は拡散
制御物体、11は貫通孔である。第1図 第2図 第3図 第4図 第5図 第7図 第6図 第8図 第9図 第10図 第11図 第12図 第13図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 比較的低い蒸気圧を示す成分Aの溶液を入れた容器
    を比較的高い蒸気圧を示す成分Bの蒸気を含む雰囲気内
    に配し、前記成分Aの溶液が前記成分Bの蒸気と接する
    部分を前記成分Aと前記成分Bとから成る化合物半導体
    ABの融点よりは低いが比較的高温である高温部となし
    、前記成分Aの溶液の前記高温部から離れた部分を前記
    高温部よりも温度が低い低温部となし、前記成分Bの蒸
    気圧を前記化合物半導体ABの分解圧より高くし、前記
    高温部にて合成された化合物ABを前記成分Aの溶液中
    に拡散させて前記低温部に化合物半導体ABの結晶を成
    長させる方法に於いて、前記成分Aの溶液と前記成分B
    の蒸気との接触面積又は前記化合物ABの拡散面積を前
    記低温度に形成される前記化合物半導体ABの結晶の前
    記成分Aの溶液に接する面の面積よりも小さくするよう
    に形成された拡散制御物体を、前記成分Aの溶液の表面
    又は溶液中に配して前記化合物半導体ABの結晶成長を
    行うことを特徴とする化合物半導体結晶の製造方法。 2 前記拡散制御物体は、前記成分Aの液面の変化に追
    従して変化させるフロートである特許請求の範囲第1項
    記載の化合物半導体結晶の製造方法。
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