JPS6041060B2 - ヘキサノ−ル誘導体及びその製造法 - Google Patents
ヘキサノ−ル誘導体及びその製造法Info
- Publication number
- JPS6041060B2 JPS6041060B2 JP14891976A JP14891976A JPS6041060B2 JP S6041060 B2 JPS6041060 B2 JP S6041060B2 JP 14891976 A JP14891976 A JP 14891976A JP 14891976 A JP14891976 A JP 14891976A JP S6041060 B2 JPS6041060 B2 JP S6041060B2
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- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は一般式1
〔式中、Rは水素であるかまたはR3と一緒になってを
表わし、RIは水素であり、 R2はペンジルであり、R3は水素であるかまたはRと
一緒になってを表わし、AはN2 または日2であり、Bは−OS02CH3、N3または
NH2を表わす〕で示されるへキサノール譲導体に関す
る。
表わし、RIは水素であり、 R2はペンジルであり、R3は水素であるかまたはRと
一緒になってを表わし、AはN2 または日2であり、Bは−OS02CH3、N3または
NH2を表わす〕で示されるへキサノール譲導体に関す
る。
一般式1で示されるへキサノール誘導体は新規な化合物
であり、医薬、化学薬品などのファインケミカル分夜に
於ける有用な反応中間体である。
であり、医薬、化学薬品などのファインケミカル分夜に
於ける有用な反応中間体である。
たとえば一般式1の化合物の有用性は、それが光学活性
なd−ビオチンを製造する為の重要な中間体となる点に
ある。周知の如く、ビオチンには多くの立体異性体が存
在しており、この内、光学活性なd−ビオチンが最も生
理活性が高い。
なd−ビオチンを製造する為の重要な中間体となる点に
ある。周知の如く、ビオチンには多くの立体異性体が存
在しており、この内、光学活性なd−ビオチンが最も生
理活性が高い。
従って光学活性なd−ビーオチンを立体特異的に合成す
ることは興味ある課題であり、従来から多くの合成法が
提案されてきた。しかし、いづれの方法も反応の容易性
、生成物の純度の面で満足すべきものではなく、工業的
に応用し得る、簡単でかつ経済的なd−ビーオチン合成
法の確立が望まれてきた。本発明者らはd−ビオチンの
全合成を鋭意研究した結果、一般式1で示される化合物
を反応中間体として用いれば、立体特異的に反応が進行
し、高純度かつ高収率で光学活性なd−ビオチンを合成
し得ることを見し、出し、本発明を完成するに至つた。
ることは興味ある課題であり、従来から多くの合成法が
提案されてきた。しかし、いづれの方法も反応の容易性
、生成物の純度の面で満足すべきものではなく、工業的
に応用し得る、簡単でかつ経済的なd−ビーオチン合成
法の確立が望まれてきた。本発明者らはd−ビオチンの
全合成を鋭意研究した結果、一般式1で示される化合物
を反応中間体として用いれば、立体特異的に反応が進行
し、高純度かつ高収率で光学活性なd−ビオチンを合成
し得ることを見し、出し、本発明を完成するに至つた。
本発明化合物を反応中間体として用いる光学活性なdー
ビオチンの製造法を以下の反応式で例示する。
ビオチンの製造法を以下の反応式で例示する。
尚、式中QI〜ぴ′は各反応工程で特定される有機残基
を表わす。すなわち、糖誘導体である化合物{机こ求核
試薬を反応せしめ、ェポキシドを開裂して化合物{口}
とし、これに加溶媒分解剤を作用せしめて化合物内に導
き、次いでこれに還元反応触媒を加えてへミアセタール
結合を開裂して化合物9とし、さらに閉環剤を作用せし
めてウレタン結合を有する化合物的に導く。
を表わす。すなわち、糖誘導体である化合物{机こ求核
試薬を反応せしめ、ェポキシドを開裂して化合物{口}
とし、これに加溶媒分解剤を作用せしめて化合物内に導
き、次いでこれに還元反応触媒を加えてへミアセタール
結合を開裂して化合物9とし、さらに閉環剤を作用せし
めてウレタン結合を有する化合物的に導く。
化合物(村にW−Q8′で示されるウイチッヒ試薬など
を反応せしめて化合物Nとし、これにS−化合物を作用
せしめて目的化合物であるd−ビオチン誘導体川を得る
ことができる。前記反応式において、化合物二に相当す
る本発明化合物(一般式1)は一般式0〔式中、Rおよ
びRIは水素、AはN2,R2′はアラルキル、B′は
−○−アルキルスルホニルを表わし、記号(M小)はQ
結合であってもB−結合であってもよいことを表わす。
を反応せしめて化合物Nとし、これにS−化合物を作用
せしめて目的化合物であるd−ビオチン誘導体川を得る
ことができる。前記反応式において、化合物二に相当す
る本発明化合物(一般式1)は一般式0〔式中、Rおよ
びRIは水素、AはN2,R2′はアラルキル、B′は
−○−アルキルスルホニルを表わし、記号(M小)はQ
結合であってもB−結合であってもよいことを表わす。
〕で示される化合物に適当な溶媒中、還元反応触媒を加
えて反応せしめた後、濃縮、溶媒抽出および/またはク
ロマトグラフィーなどの通常の操作によって後処理し、
所望によりBをB′以外の意義を有するBに変換せしめ
ることにより容易に得ることができる。
えて反応せしめた後、濃縮、溶媒抽出および/またはク
ロマトグラフィーなどの通常の操作によって後処理し、
所望によりBをB′以外の意義を有するBに変換せしめ
ることにより容易に得ることができる。
使用し得る溶媒としては、例えばメタノール、エタノー
ルの如きアルコール類、ジェチルェーナル、ジオキサン
の如きエーテル類または水を挙げることができ、通常こ
れらの溶媒は酸性またはアルカリ性にして使用すること
ができる。
ルの如きアルコール類、ジェチルェーナル、ジオキサン
の如きエーテル類または水を挙げることができ、通常こ
れらの溶媒は酸性またはアルカリ性にして使用すること
ができる。
しかし、ホウ酸緩衝液、燐酸緩衝液などの緩衝液を用い
て中性または弱酸性条件で還元反応を行うことが望まし
い。還元触媒としては一般式0のへミアセタール結合を
還元する試薬であればよく、例えばNaB日4、LIB
日4またはNaB日3CNなどを挙げることができる。
て中性または弱酸性条件で還元反応を行うことが望まし
い。還元触媒としては一般式0のへミアセタール結合を
還元する試薬であればよく、例えばNaB日4、LIB
日4またはNaB日3CNなどを挙げることができる。
反応時間は特に限定的ではなく、また反応温度は使用す
る反応体、触媒、溶媒などによって左右されるが、通常
は−looC〜100q0の範囲で実施することが望ま
しい。
る反応体、触媒、溶媒などによって左右されるが、通常
は−looC〜100q0の範囲で実施することが望ま
しい。
上記の反応条件はいづれも限定的なものではなく、アル
デヒドまたはへミアセタール糖類の還元反応に通した条
件であれば、全て本反応に用いることができる。
デヒドまたはへミアセタール糖類の還元反応に通した条
件であれば、全て本反応に用いることができる。
出発物質として用いる一般式0の化合物も新規な化合物
であり、例えば1,6−アンヒドロ−2−アジドー4一
○−置換−2−デオキシ−3−○ーグルコピラノシドを
開環せしめることによって容易に得ることができる。
であり、例えば1,6−アンヒドロ−2−アジドー4一
○−置換−2−デオキシ−3−○ーグルコピラノシドを
開環せしめることによって容易に得ることができる。
以上の還元反応によって一般式1の化合物はBが○−(
アルキル基を有するスルホニル基)である化合物であり
、これらの化合物は公知の方法に従ってBがN3または
N弦である化合物に導くことができる。
アルキル基を有するスルホニル基)である化合物であり
、これらの化合物は公知の方法に従ってBがN3または
N弦である化合物に導くことができる。
例えば、Bが○ーアルキル基を有するスルホニル基)で
ある一般式1の化合物にアジ化アルカリ金属を作用させ
ることにより相当するアジド化合物を得ることができ、
これを更に還元することによって相当するアミンに導く
ことができる。
ある一般式1の化合物にアジ化アルカリ金属を作用させ
ることにより相当するアジド化合物を得ることができ、
これを更に還元することによって相当するアミンに導く
ことができる。
以下に実施例を挙げて本発明をより具体的に説明するが
、本発明はこれに限定されるものではない。実施例 1 2,3−ジアミノ−4一○ーベンジル−2,3−ジデオ
キシ−5,6一○ーイソプロピリデン−D−アリトール
の製造a 2−アジドー4一0−ペンジル−2ーデオキ
シ−3−○−メタンスルホニル−Q及び8−D−グルコ
ース1.0夕、ホウ酸500の9およびエタノール20
瓜とからなる混合物にNaB日4500の3を加え、室
温で蝿拝する。
、本発明はこれに限定されるものではない。実施例 1 2,3−ジアミノ−4一○ーベンジル−2,3−ジデオ
キシ−5,6一○ーイソプロピリデン−D−アリトール
の製造a 2−アジドー4一0−ペンジル−2ーデオキ
シ−3−○−メタンスルホニル−Q及び8−D−グルコ
ース1.0夕、ホウ酸500の9およびエタノール20
瓜とからなる混合物にNaB日4500の3を加え、室
温で蝿拝する。
これに酢酸を加えて弱酸性とした後、混合物を減圧下に
濃縮し、務澄に塩化メチレンを加えて抽出する。抽出液
を食塩水で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥した後
減圧下に濃縮すると、油状の2ーアジド−4−○ーベン
ジル−2−デオキシー3−0ーメタンスルホニルーD−
グルシトールを得る。IR:3350肌‐1(帰属一〇
H) 〔は〕勢:+37‐3(CHC13) b 実施例laで得た化合物7.929夕をジメチルホ
ルムアミド25の‘、pートルェンスルホン酸およびジ
メトキシプロパン2.鼠夕からなる混合液に加え、室温
で1時間蝿拝する。
濃縮し、務澄に塩化メチレンを加えて抽出する。抽出液
を食塩水で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥した後
減圧下に濃縮すると、油状の2ーアジド−4−○ーベン
ジル−2−デオキシー3−0ーメタンスルホニルーD−
グルシトールを得る。IR:3350肌‐1(帰属一〇
H) 〔は〕勢:+37‐3(CHC13) b 実施例laで得た化合物7.929夕をジメチルホ
ルムアミド25の‘、pートルェンスルホン酸およびジ
メトキシプロパン2.鼠夕からなる混合液に加え、室温
で1時間蝿拝する。
反応混合液にピリジンを加えて中和した後減圧下に濃縮
し、残澄を酢酸エチルで抽出する。抽出液を水、次いで
食塩水で洗浄した後無水硫酸マグネシウムで乾燥し、減
圧下に濃縮すると油状の2−アジドー4−○ーベンジル
ー2−デオキシ−5,6一〇ーイソプロピリデンー3−
○−メタンスルホニル−D−グルシトールを得る。得ら
れた化合物の物性を以下に示す。施光度 〔Q〕容=
31.1(CHC13)NMRZR c 実施例lbで得た化合物500の9をジメチルホル
ムアミド6地とりチウムアジド500の9の混合液に加
え、約8000で5時間加熱礎拝する。
し、残澄を酢酸エチルで抽出する。抽出液を水、次いで
食塩水で洗浄した後無水硫酸マグネシウムで乾燥し、減
圧下に濃縮すると油状の2−アジドー4−○ーベンジル
ー2−デオキシ−5,6一〇ーイソプロピリデンー3−
○−メタンスルホニル−D−グルシトールを得る。得ら
れた化合物の物性を以下に示す。施光度 〔Q〕容=
31.1(CHC13)NMRZR c 実施例lbで得た化合物500の9をジメチルホル
ムアミド6地とりチウムアジド500の9の混合液に加
え、約8000で5時間加熱礎拝する。
反応混合物を減圧下に濃縮乾固し、塩化メチレンおよび
水を加えて抽出し、有機溶媒層を水洗した後無水硫酸マ
グネシウムで乾燥し、これを濃縮すると油状の2,3−
ジアジド−4−○−ペンジル−2,3−ジデオキシ−5
,6−○ーイソプロピリデン−Dーアリトールを得る。
施光度 (Q〕段11.2(CHC13)NMR IR d 実施例lcで得た化合物20の9を、少量のリンド
ラー触媒を添加したエタノール0.5泌に加え、燈拝し
ながら水素ガスを通じる。
水を加えて抽出し、有機溶媒層を水洗した後無水硫酸マ
グネシウムで乾燥し、これを濃縮すると油状の2,3−
ジアジド−4−○−ペンジル−2,3−ジデオキシ−5
,6−○ーイソプロピリデン−Dーアリトールを得る。
施光度 (Q〕段11.2(CHC13)NMR IR d 実施例lcで得た化合物20の9を、少量のリンド
ラー触媒を添加したエタノール0.5泌に加え、燈拝し
ながら水素ガスを通じる。
反応終了後、混合物を炉過し、炉液を減圧下に濃縮乾固
することにより、2,3ージアミノ−4一〇−ペンジル
ー2,3ージデオキシ−5,6−0ーイソプロピリデン
−D−アリトールを得る。生成物の物性を以下に示す。
融点 116〜11700
することにより、2,3ージアミノ−4一〇−ペンジル
ー2,3ージデオキシ−5,6−0ーイソプロピリデン
−D−アリトールを得る。生成物の物性を以下に示す。
融点 116〜11700
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、Rは水素であるかまたはR^3と一緒になつ
て▲数式、化学式、表等があります▼ を表わし、R^1は水素であり、 R^2はベンジルであり、R^3は水素であるかまたは
Rと一緒になつて▲数式、化学式、表等があります▼ を表わし、AはN_2 またはH_2であり、Bは−OSO_2CH_3,N_
3またはNH_2を表わす〕で示されるヘキサノール誘
導体。 2 式: ▲数式、化学式、表等があります▼ で示され、2−アジド−4−O−ベンジル−2−デオキ
シ−3−O−メタンスルホニル−D−グルシトールの名
称を有する第1項記載の化合物。 3 式: ▲数式、化学式、表等があります▼ で示され、2−アジド−4−O−ベンジル−2−デオキ
シ−5,6−O−イソプロピリデン−3−O−メタンス
ルホニル−D−グルシトールの名称を有する第1項記載
の化合物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14891976A JPS6041060B2 (ja) | 1976-12-11 | 1976-12-11 | ヘキサノ−ル誘導体及びその製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14891976A JPS6041060B2 (ja) | 1976-12-11 | 1976-12-11 | ヘキサノ−ル誘導体及びその製造法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5373508A JPS5373508A (en) | 1978-06-30 |
| JPS6041060B2 true JPS6041060B2 (ja) | 1985-09-13 |
Family
ID=15463584
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14891976A Expired JPS6041060B2 (ja) | 1976-12-11 | 1976-12-11 | ヘキサノ−ル誘導体及びその製造法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6041060B2 (ja) |
-
1976
- 1976-12-11 JP JP14891976A patent/JPS6041060B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5373508A (en) | 1978-06-30 |
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