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JPS6042287B2 - スプリツトフアイバ−の製造法 - Google Patents
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JPS6042287B2 - スプリツトフアイバ−の製造法 - Google Patents

スプリツトフアイバ−の製造法

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JPS6042287B2
JPS6042287B2 JP12817076A JP12817076A JPS6042287B2 JP S6042287 B2 JPS6042287 B2 JP S6042287B2 JP 12817076 A JP12817076 A JP 12817076A JP 12817076 A JP12817076 A JP 12817076A JP S6042287 B2 JPS6042287 B2 JP S6042287B2
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dicarboxylic acid
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mol
polyester
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隆徳 浦崎
吉郎 松田
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  • Spinning Methods And Devices For Manufacturing Artificial Fibers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はスプリットファイバーの製造法に関する。
更に詳しくは高ヤング率のポリエステル系スプリットフ
ァイバーを経済的に製造する方法に関する。〔従来技術
〕 従来より、合成重合体、たとえばポリエチレンテレフタ
レートャナイロンー6、ナイロンー6、6などのフィル
ムからスプリットファイバーを製造する方法はよく知ら
れている(例えば特公昭49−6771号公報参照)。
しかし、これらの合成重合体のフィルムは割繊すること
が困難であり、そのため、たとえばa)高延伸フィルム
を形成してから割繊する、b)室温以下たとえば−20
℃といつた低温で割繊する、c)他の合成重合体とのブ
レンド物を用いてフィラメント又はフィルムを形成し次
いで割繊するなど、特別の操作を行う必要があるばかり
でなく、得られたスプリットファイバーのヤング率が低
く、したがつてその用途が制限されるという欠点があつ
た。〔発明が解決しようとする問題点〕 本発明者らは高ヤング率を有するスプリットファイバー
を効率的に製造する方法について研究を重ねた結果、本
発明に到達したものである。
即ち、本発明の目的は成形及び割繊工程のみで従来のも
のに比べ格段に高ヤング率のスプリットファイバーを製
造する方法を提供することにある。〔発明の構成〕本発
明は、異方性溶融物を形成する性質をもつポリエステル
を主成分とする溶融物をドラフト率1以上でフィラメン
ト又はフィルム状に成形して得られた未延伸のポリエス
テル成形物を割繊することを特徴とする、ヤング率20
00に9/一以上のスプリットファイバー製造法である
本発明において官う異方性溶融物を形成する性質をもつ
ポリエステルとは、溶融状態にあるポリマーが900に
交差した偏光子を備える光学系にお’いて偏光を通過さ
せる性質をもつポリエステルを云う。
かかるポリエステルとしては、次のようなものがあげら
れる。
〔A〕 テレフタル酸9ジフェニルエーテル−4、4’
−ジカルボン酸、ジフエニルー4、4’−ジカルボン酸
、ジフエノオキシエタンー4、4″ジカルボン酸,ナフ
タレンー2,6−ジカルボン酸,シクロヘキサンー1,
4−ジカルボン酸等の如き対称芳香族ジカルボン酸又は
対称脂環族ジカルボン酸:メチルテレフタル酸,メトオ
キシテレフタル酸,クロルテレフタル酸,ブロムテレフ
タル酸,ジフェニルエ−テルー2,2−ジメチルー4,
4″−ジカルボン酸,ジフエノオキシエタンー2,2″
ージクロルー4,4″ージカルボン酸,シクロヘキサン
ー1−メチルー1,4−ジカルボン酸等の如き前記対称
芳香族ジカルボン酸又は脂環族ジカルボン酸の低級アル
キル,低級アルコキシもしくはハロゲン置換体などを主
たる酸成分とし、ハイドロキシン,4,4″−ジオキシ
ジフェニル,4,4″−ジオキシジフェニルエーテル,
2,6−ジオキシナフタレン,2,7−ジオキシナフタ
レン,4,4″ージオキシジフェノキシエタン等の如き
対称ジオキシ芳香族化合物;クロルハイドロキノン,ブ
ロムハイドロキノン,メチルハイドロキノン,エチルハ
イドロキノ2ン,2,2″−ジメチルー4,4″−ジオ
キシジフェニル,3,3″−ジメトオキシー4,4゛−
ジオキシジフェニルエーテル,2,2″ジクロルー4,
4″ージオキシジフェノキシエタン等の如き前記対称ジ
オキシ芳香族化合物の低級アルキ2ル,低級アルコキシ
もしくはハロゲン置換体などを主たるジオール成分とす
るホモポリエステル又はコポリエステル(以下ポリエス
テルAとする)。
〔B〕p−オキシ安息香酸,4−オキシジフエ3二ルー
4″一カルボン酸,3−クロルー4−オキシ安息香酸,
3−メトオキシー4−オキシ安息香酸,2−メチルー4
−オキシ安息香酸,2ークロルー4−オキシジフェニル
ー4″一カルボン酸等の如き芳香族オキシカルボン酸及
び/又は3これらの低級アルキル,低級アルコキシもし
くはハロゲン置換体を共重合成分としては含むコポリエ
ステル(以下ポリエステルBとする)。ここでポリエス
テルA及びBの製造に用いることのできる酸成分として
は、前記芳香族ジカ4′ルボン酸及び脂環族ジカルボン
酸のほかにイソフタル酸,ジフェニルエ−テルー3,3
″−ジカルボン酸,ジフェニルー3,4′−ジカルボン
酸,ジフエノキシエタンー3,3″−ジカルボン酸,ナ
フタレンー1,6−ジカルボン酸,m−オキシ安息香酸
,,シクロヘキサンー1,3−ジカルボン酸,5−メチ
ルイソフタル酸,5−クロルイソフタル酸,4−メチル
イソフタル酸,5一第3級ブチルイソフタル酸,ジフェ
ニルエ−テルー4,4ージクロルー3,3″−ジカルボ
ン酸,ジフェニルー3,4′−ジメチルー4,3″−ジ
カルボン酸,ジフエノオキシエタンー2,2″ージブロ
ムー3,3″−ジカルボン酸,ナフタレンー2,7ージ
クロルー1,6−ジカルボン酸,4−エトオキシー3−
オキシ安息香酸,4−メチルシクロヘキサンー1,3−
ジカルボン酸などの芳香族ジカルボン酸,芳香族オキシ
カルボン酸もしくは脂環族ジカルボン酸又はこれらの低
級アルキルもしくはハロゲン置換体,及び炭酸をあげる
ことができる。また、ポリエステルA及びBの製造に用
いることのできるジオール成分としては、前記ジオキシ
芳香族化合物のほかに、レゾルシン,3,3″−ジオキ
シジフェニル,3,3″−ジオキシジフェニルエーテル
,1,6−ジオキシナフタレン,3,3″ージオキシジ
フェノオキシエタン,4−クロルレゾルシン,4−エト
オキシレゾルシン,4−ブロムレゾルシン,4,4″−
ジメトオキシー3,3″−ジオキシジフェニル,4,4
″−ジメチルー3,3″−ジオキシジフェニル,4,4
″−ジメトオキシー3,3″ジオキシジフェニルエーテ
ル,2,4″ージクロルー3,3″−ジオキシジフェニ
ルエーテル,2,5ージクロルー1,6ジオキシナフタ
レン,2,2″ージブロムー3,3″ージオキシジ,フ
ェノキシエタンなどの芳香族ジオキシ化合物又はこれら
の低級アルキル,低級アルコキシもしくはハロゲン置換
体をあげることができる。
本発明方法で使用するに好適なポリエステルと7ては、
たとえば、p−オキシ安息香酸と、テレフタル酸,イソ
フタル酸,ジフエノオキシエタンー4,4″−ジカルボ
ン酸,ジフェニルエ−テルー4,4″−ジカルボン酸,
ナフタレン2,6−ジカルボン酸,ナフタレンー2,7
−ジカルボン酸,シクロヘキサンー1,4−ジカルボン
酸及び炭酸よりなる群から選ばれたジカルボン酸の1種
は2種以上と、ハイドロキノン,クロルハイドロキノン
,メチルハイドロキノン,4,4″−ジオキシジフェニ
ル及び4,4″−ジオキシジフェニルエーテルよりなる
群から選ばれたジオキシ芳香族化合物の1種又は2種以
上とよりなるコポリエステル;b テレフタル酸,ジフ
ェニルエ−テルー4,4″−ジカルボン酸,ジフェニル
ー4,4″−ジカルボン酸,ジフエノオキシエタンー4
,4″−ジカルボン酸,ナフタレンー2,6−ジカルボ
ン酸,ナフタレンー2,7−ジカルボン酸及びシlクロ
ヘキサンー1,4−ジカルボン酸よりなる群から選ばれ
たジカルボン酸の1種又は2種以上と、ハイドロキノン
,クロルハイドロキノン,メチルハイドロキノン,4,
4″−ジオキシジフェニル及び4,4″−ジオキシジフ
エニルエノーテルよりなる群から選ばれたジオキシ芳香
族化合物の1種又は2種以上よりなるホモポリエステル
又はコポリエステル;c テレフタル酸,ジフェニルー
4,4″−ジカルボン酸,ジフエノオキシエタンー4,
4″−ジカルボン酸,ナフタレンー2,6−ジカルボン
酸及びナフタレンー2,7−ジカルボン酸よりなる群か
ら選ばれた芳香族ジカルボン酸の1種又は2種以上と、
炭酸と、ハイドロキノン,クロルハイドロキノン,メチ
ルハイドロキノン,4,4″−ジオキシジフェニル及び
4,4″−ジオキシジフェニルエーテルよりなる群から
選ばれたジオキシ芳香族化合物の1種又は2種以上とよ
りなるコポリエステルなどを挙げることができる。
これらのうちでも、次のようなポリエステルが特に好ま
しい。
1p−オキシ安息香酸とイソフタル酸及び/又はテレフ
タル酸とハイドロキノン及び/又は4,4″−ジオキシ
ジフェニルとよりなるコポリエステル,2p−オキシ安
息香酸とジフエノオキシエタンー4,4−ジカルボン酸
とハイドロキノン及び/又はクロルハイドロキノンとよ
りなるコポリエステル,3p−オキシ安息香酸とシクロ
ヘキサンー1,4−ジカルボン酸とハイドロキノン及び
/又はクロルハイドロキノンとよりなるコポリエステル
,4p−オキシ安息香酸,イソフタル酸及び炭酸とハイ
ドロキノンとよりなるコポリエステル,5 テレフタル
酸とジフエノオキシエタンー4,4″−ジカルボン酸と
クロルハイドロキノンとよりなるコポリエステル,6
テレフタル酸及びナフタレンー2,6−ジカルボン酸と
メチルハイドロキノンとよりなるコポリエステル,7
テレフタル酸と炭酸とハイドロキノンとよりなるコポリ
エステル,8 シクロヘキサンー1,4−ジカルボン酸
とクロルハイドロキノンのホモポリエステル。
上述のポリエステルは、それ自体公知の方法で製造する
ことができる。
たとえば、1芳香族ジカルボン酸及び/又は脂環族ジカ
ルボン酸とジオキシ芳香族化合物の低級脂肪酸エステル
(たとえば酢酸エステル等)とを必要に応じて芳香族オ
キシカルボン酸の低級脂肪酸エステル(たとえば酢酸エ
ステル等)と共に加熱重合させる、2芳香族ジカルボン
酸及び/又は脂肪族ジカルボン酸のアリールエステル(
たとえばフェニルエステル等)とジオキシ芳香族化合物
とを、必要に応じて芳香族オキシカルボン酸のアリール
エステル(たとえばフェニルエステル等)と共に加熱重
合させる、3芳香族ジカルボン酸及び/又は脂環族ジカ
ルボン酸とジオキシ芳香族化合物とを、必要に応じて芳
香族オキシカルボン酸と共にたとえばジフェニルカーボ
ネートの如きジアリールカーボネートと反応させ、次い
でこの反応混合物を加熱重合させる、4脂肪族ジカルボ
ン酸クロライド及び/又は脂環族ジカルボン酸クロライ
ドとジオキシ芳香族化合物とを、必要に応じて芳香族オ
キシカルボン酸クロライドと共に脱塩酸剤の共存下又は
非存在下に重合させる、などの方法が採用される。
これらの製造方法において必要に応じてジフェニル,ジ
フェニルエ−テルー,ジフエノオキシベンゼン,ターフ
エニル,メチルナフタレン,エチルナフタレン等の如き
アルキルナフタレン,ターフエニルの部水水添物などの
如き高沸点で不活性化合物を反応系に共存させてもよい
本発明方法において使用される、上述のポリエステルは
、フィルム形成能又は繊維形成能を有するポリマーであ
る。
本発明方法によれば、上述のポリエステルを一たんフィ
ラメント又はフィルム状に溶融成形し、得られた未延伸
フィラメント又は未延伸フィルムを割繊工程に賦して割
繊することによつてスプリットファイバーが製造される
ポリエステルの溶融成形は、たとえば240〜4500
C好ましくは260〜400℃の温度において、ポリエ
ステルを溶融押し出しするとによつて行うことができる
溶融成形において成形のために公知の種々の成形装置を
用いることができる。押し出し成形時のドラフト率は、
1以上とすることが必要であり、好ましくは1〜20で
ある。ドラフト率1未満で押し出された成形物は、得ら
れるスプリットファイバーが充分な強度、ヤング率を有
し得ないのみならず、該成形物を後述する各種方法で割
繊しスプリットファイバーを製造した場合、割繊が困難
となるばかりでなく、スプリットファイバーの形状や寸
法のバラツキが大きくなる傾向があり、好ましくない。
こうして得られた上述のポリエステル成形物は、従来の
ポリエステル成形物たとえばポリエチレンテレフタレー
トの成形物とは異なり、延伸処理を施さなくても容易に
割繊する−ことができる。割繊方法としては、具体的に
は1) 成形物にある程度の張力をかけておきこれに衝
撃的なりを加える叩打法、2) 成形物の配向方向と直
角に力を加えるもみほぐ化法、3) 櫛梳ローラで成.
形物を櫛梳るブラッシング法、4) 高速の空気流にさ
らし、成形物をスプリットさせる方法、5) 鋭利なり
ツターを用いて、成形物を繊維状とする切削法、などを
採用することができる。
本発明方法においては、ポリエステル成形物又!は該成
形物より開繊して製造されたスプリットファイバーに対
して、必要に応じて流れ開始温度以下の適当な温度域(
たとえば250〜350゜C)で、従来この種のポリエ
ステルの熱処理方法として知られている方法に従つて熱
処理を行うことにより、スプリットファイバーの強度を
高めることができる。〔発明の効果〕 叙上の如き本発明方法によれは、従来のポリエステルよ
り高ヤング率(すなわち2000k9/Tn!t以上)
のスプリットファイバーが容易に得られる利点があり、
このスプリットファイバーは高ヤング率が要求される用
途、例えばタイヤ,ホース,ベルトなどのゴム補強用、
或いはプラスチック補強用の繊維として有用てある。
しかも、本発明方法では延伸工程を必要としないため、
その分だけ生産コストが安くなる。
〔実施例〕ノ 以下に実施例によつて本発明を説明する
が勿論これらによつて本発明が限定されるものではない
実施例1 p−オキシ安息香酸成分:60モル% イソフタル酸成分:40モル% ハイドキノン成分:30モル% ビスフェノールA成分:10モル% からなり固有粘度0.87(ただしポリマー0.05g
を10cc(7)p−クロルフェノールに溶解し、50
℃で測定して求めた値)のコポリエステルを、加熱セル
を備えた偏光顕微鏡の試料台に載せ、350℃における
融解状態を観察したところ、クロスニコル下でも視野は
明るく、光学異方性を有することが認められた。
次にこれと同じポリエステルを350′Cに加熱溶融し
、幅5−、厚み0.15朗のスリットダイを通して、押
し出し線速度207T1./Minで室温の空気中に押
し出し、冷却ドラムを介して線速度35rn./Min
でボビンに捲取つた(ドラフト1.75)。
次いで、このフィルム状成形物を一定張力で引取りつ)
、針を多数植えたブラッシングローラーによつて割繊し
、平均の単糸繊度18deのスプリットファイバー束を
得た。このスプリットファイバーの平均強度は7.0y
/Del平均のヤング率は2100kg/T!Uiであ
つた。比較例1 p−オキシ安息香酸成分:60モル% イソフタル酸成分:40モル% ハイドロキノン成分:8モル% ビスフェノールA成分:32モル% からなり固有粘度0.85(ただしポリマー0.05y
を10cc(7)p−クロルフェノールに溶解し50℃
で測定して求めた値)のコポリエステルは、340℃以
上に加熱すると均一な等方性融液となり、クロスニコル
下では暗黒視野しか示さなかつた。
このコポリエステルを345℃で実施例1と同様の条件
下に押し出して、固化せしめ、割繊操作を試みたが容易
にスプリット化せず、平均の強度も約1.5y/De、
平均のヤング率は320k9/Tnltと極めて低い値
に留まつた。実施例2 p−オキシ安息香酸成分:75モル%,イソフタル酸成
分:25モル%,及び4,4″−ジオキシジフェニル成
分:25モル%から成り、固有粘度0.95(但しポリ
マー0.05yを10cc(7)p−クロルフェノール
に溶解し、50℃で測定して求めた値)を有する溶融時
に光学異方性のポリエステルを、290℃に加熱溶融し
、幅2『,厚み0.1?のスリットダイを通して押し出
し線速度20m./Mlnて垂直下方に押し出し、約6
αの空気層を通過せしめてから室温の水より成る急冷浴
中に導入し、連続的に乾燥リールを通して線速度457
T1./Minでドラムに捲取つた(ドラフト2.25
)。
次に、このフィルム状成形物を、送り速度20Tr1.
/Minで互いに相異なる方向へ回転する、同一径を有
する2枚の回転体を相対向させて形成した係合面に通過
させてスプリット化した。
得られたフイブリル化したスプリットファイバーの単糸
繊度は10〜20c1eであり、平均の強度は8g/D
e、平均のヤング率は2330k9/dてあつた。なお
、該コポリエステルの少量を、加熱セルを備えた偏光顕
微鏡の試料台に載せ、290゜Cにおける融解状態を観
察したところ、クロスニコル下でも視野は明るく、光学
異方性を有することが確認された。実施例3 p−オキシ安息香酸成分:60モル%,ジフエノキシエ
タンー4,4″−ジカルボン酸成分:40モル%,ハイ
ドロキノン成分:40モル%から成り、固有粘度1.8
5(但しポリマー0.05qを10cc(7)p−クロ
ルフェノールに溶解し、50℃で測定して求めた値)を
有する光学異方性のコポリエステルを310゜Cに加熱
溶融し、実施例1と同じスリットダイを通して押し出し
、ドラフト約3.0で引き取つて、膜状の成形物を得た
次いで、この膜状物を1対のローラー間で連続的に移動
せしめながらヒーターで割繊し、平均の単糸繊度約9c
1eのスプリットファイバー束を得た。
このスプリットファイバーの平均強度は10y/Del
平均のヤング率は2740kg/Tnitと極めて高い
値を示した。比較例2 実施例3におけると同じコポリエステルを同じく310
℃にて実施例3と同様に押し出し、ドラフトを約0.7
として冷却ロールにより引取つた。
引続きこれより表面速度の大きいロールに通すことによ
つて約1.5倍の延伸を行なつてからボビンに捲取つた
。次いで、この膜状物をヒーターで叩解したところ充分
な長さのファイバーとはならず、むしろ短かいバルブ状
粒子を得たに留まつた。
実施例4 テレフタル酸成分:70モル%,ナフタレンー2,6−
ジカルボン酸成分:30モル%,及びメチルハイドロキ
ノン成分:100モル%から成り、固有粘度3.01(
ポリマー0.05yを10ccのp−クロルフェノール
に溶解し、50℃で測定)を有するコポリエステルを2
95℃で溶融し、この近傍の高温で実施例1と同様に光
学異方性を観測したところ、光学異方性が認められた。
このコポリエステルを3000Cに加熱、溶融し幅20
TWL,厚み0.1?のスリットダイを通して押出線速
度10TI./Mjnlで室温の空気中に押し出し、冷
却ドラムを介して287T!./Minでボビンに捲取
つた(ドラフト2.8)。次いでこのフィルム状成形物
に張力を加えつつ、針を多数植えたブラッシングローラ
ーによつて割繊し、平均の単糸繊度22deのスプリッ
トファイバー束を得た。
このスプリットファイバーの平均強度は7.5y/De
l平均のヤング率は2510k9/dであつた。実施例
5 p−オキシ安息香酸成分:67モル%,イソフタル酸成
分:28モル%,炭酸成分:5モル%,及びハイドロキ
ノン成分:33モル%から成り、固有粘度1.50(ポ
リマー0.05yを10ccの2,4,6−トリクロル
フェノール/2,4,5−トリクロルフ・エノール混合
溶媒(重量比50:50)に溶解し、35℃で測定)を
有するコポリエステルを3400Cに加熱溶融し、直径
0.5WL,孔数1の口金を通して押出線速度5m/M
inで押し出し、線速度85m/Minで捲き取つた(
ドラフト17)。
次に、このストランドに張力を加えつ)、実施例2の装
置と同様の1対の回転体から成る係合面を通過させ、接
触圧によつて割繊し、引続き仮撚装置に導いた後、捲取
つた。
得られたヤーンの平均強度は7q/De、平均のヤング
率は2550kg/dであり、ゴムベルト,ホース等の
補強材として好適なものであつた。なお該コポリエステ
ルは340゜Cで明らかな光学異方性を示した。実施例
6p−オキシ安息香酸成分:50モル%,トランスシク
ロヘキサンー1,4−ジカルボン酸成分:50モル%、
及びクロルハイドロキノン成分:50モル%から成り、
固有粘度3.02(ポリマー0.05qを10cc(7
)p−クロルフェノールに溶解し、505Cで測定)を
有するコポリエステルは340℃に加熱溶融すると光学
異方性を示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 異方性溶融物を形成する性質をもつポリエステルを
    主成分とする溶融物をドラフト率1以上でフィラメント
    又はフィルム状に形成して得られた未延伸のポリエステ
    ル成形物を割繊することを特徴とする、ヤング率200
    0kg/mm^2以上のスプリットファイバーの製造法
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