JPS6043422B2 - Ni基耐熱合金 - Google Patents
Ni基耐熱合金Info
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- JPS6043422B2 JPS6043422B2 JP16846782A JP16846782A JPS6043422B2 JP S6043422 B2 JPS6043422 B2 JP S6043422B2 JP 16846782 A JP16846782 A JP 16846782A JP 16846782 A JP16846782 A JP 16846782A JP S6043422 B2 JPS6043422 B2 JP S6043422B2
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Landscapes
- Turbine Rotor Nozzle Sealing (AREA)
- Manufacture And Refinement Of Metals (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はクリープ破断強度と高温延性の両方に優れたN
i基耐熱合金に関する。
i基耐熱合金に関する。
ジェットエンジンや発電設備などに用いられるガスター
ビンの出力、熱効率を上げるには、燃焼ガス温度を上昇
させるのが最も有効である。
ビンの出力、熱効率を上げるには、燃焼ガス温度を上昇
させるのが最も有効である。
そのためには、クリープ破断強度の大きい動翼材が必要
である。また、動翼材はガスタービンの起動・停止にと
もなう熱疲労に耐える必要がある。そのためには高温で
延性が優れていなくてはならない。現在、発電用大型ガ
スタービン動翼材には因−7輝℃(ィンコ社製、組成後
記)が使用されており、またジェットエンジンの動翼材
にはMarM200(マーチンマリエタ社製、組成後記
)が優れたものとして使用され、また、MarM247
(マーチンマリエタ社製、組成後記)の実用化が検討さ
れている。
である。また、動翼材はガスタービンの起動・停止にと
もなう熱疲労に耐える必要がある。そのためには高温で
延性が優れていなくてはならない。現在、発電用大型ガ
スタービン動翼材には因−7輝℃(ィンコ社製、組成後
記)が使用されており、またジェットエンジンの動翼材
にはMarM200(マーチンマリエタ社製、組成後記
)が優れたものとして使用され、また、MarM247
(マーチンマリエタ社製、組成後記)の実用化が検討さ
れている。
しかし、これらの合金はクリープ破断強度が優れないた
め、出力や熱効率を上げるのに限度があ′る。
め、出力や熱効率を上げるのに限度があ′る。
優れたクリープ破断強度を持つ既存合金としてはNAS
A■−A合金(米国NASA製、組成後記)がある。
A■−A合金(米国NASA製、組成後記)がある。
しかし、この合金は高温引張延性が極めて小さいため、
熱疲労に対して弱いという欠点をもつている。また、高
価なReを使用するため合金が高価となる問題点がある
。本発明は、NASA■−A合金における如きJReを
使用することなくクリープ破断強度に優れ、しかも同時
に高温延性にも優れたNi基耐熱合金を堤供するにある
。本発明のNi基耐熱合金は、重量%にて、C05〜1
2%、Cr7〜9%、Wll、5%〜15%、A14.
2〜5.8%、Ti0.1〜1.5%、Ta4〜6%、
Hf0.5〜1.5%、C0.05〜0.15%、B0
.005〜0.02%、Zr0.01〜0.15%を含
み残部は実質的にNiよりなり、同時に、に+Ti<6
.5%W+Ta■16〜19% を満たすNi基耐熱合金である。
熱疲労に対して弱いという欠点をもつている。また、高
価なReを使用するため合金が高価となる問題点がある
。本発明は、NASA■−A合金における如きJReを
使用することなくクリープ破断強度に優れ、しかも同時
に高温延性にも優れたNi基耐熱合金を堤供するにある
。本発明のNi基耐熱合金は、重量%にて、C05〜1
2%、Cr7〜9%、Wll、5%〜15%、A14.
2〜5.8%、Ti0.1〜1.5%、Ta4〜6%、
Hf0.5〜1.5%、C0.05〜0.15%、B0
.005〜0.02%、Zr0.01〜0.15%を含
み残部は実質的にNiよりなり、同時に、に+Ti<6
.5%W+Ta■16〜19% を満たすNi基耐熱合金である。
本発明のNi基耐熱合金の組成成分の作用ならびに組成
割合の限定理由は次の通りである。
割合の限定理由は次の通りである。
Coはγ相および化学量論的にNi、Alで表わされる
γ′相中に固溶して、これらの相の固溶化に寄与すると
共に、γ相中におけるγ′相の析出量を増加して析出強
化を助長する作用をする。その量が5%に満たない場合
は、前記効果が十分得られない。また、その量が12%
をこえると、σ相などの有害析出物が現れてクリープ破
断強度が低下する欠点を生じる。Crは合金の耐硫化腐
食性を良好にする作用をするものてある。
γ′相中に固溶して、これらの相の固溶化に寄与すると
共に、γ相中におけるγ′相の析出量を増加して析出強
化を助長する作用をする。その量が5%に満たない場合
は、前記効果が十分得られない。また、その量が12%
をこえると、σ相などの有害析出物が現れてクリープ破
断強度が低下する欠点を生じる。Crは合金の耐硫化腐
食性を良好にする作用をするものてある。
しかしその量が9%を超えるとσ相やμ相などの有害相
が板上に生成して、クリープ破断強度が低下する欠点を
生ずる。7%より少なくなると、前記作用が十分に得ら
れなくなる。
が板上に生成して、クリープ破断強度が低下する欠点を
生ずる。7%より少なくなると、前記作用が十分に得ら
れなくなる。
Wはγ相およびγ″相中に固溶して、これらの相を著し
く強化する。
く強化する。
そのためには11.5%以上含有させる必要があるが、
15%を超えると、μ相など有害析出物を生成し、クリ
ープ破断寿命が低下する欠点を生じる。A1はγ″相を
生成するために必要な元素であり、γ″相を十分に析出
させるためには、4.2%以上含有させることが必要で
ある。
15%を超えると、μ相など有害析出物を生成し、クリ
ープ破断寿命が低下する欠点を生じる。A1はγ″相を
生成するために必要な元素であり、γ″相を十分に析出
させるためには、4.2%以上含有させることが必要で
ある。
しかし、5.8%を超えると共晶γ″と呼ばれる粗大な
γ″相の量が過多となり、クリープ破断強度が低下する
欠点を生ずる。Tiはその大部分がγ″相に固溶し、γ
″相を強化に寄与する。
γ″相の量が過多となり、クリープ破断強度が低下する
欠点を生ずる。Tiはその大部分がγ″相に固溶し、γ
″相を強化に寄与する。
この効果を得るには少くとも0.1%が必要である。し
かし、1.5%を超えるとn相を生じてクリープ破断強
度を低下せる欠へを生ずる。Taはその大部分がγ″相
に固溶して著しく固溶強化すると共に、γ″相の量を増
加させて析出強化に寄与する。
かし、1.5%を超えるとn相を生じてクリープ破断強
度を低下せる欠へを生ずる。Taはその大部分がγ″相
に固溶して著しく固溶強化すると共に、γ″相の量を増
加させて析出強化に寄与する。
その効果を本発明合金で得るためには4%以上必要であ
る。しかし、6%をこえると、σ相などの有害析出物が
生じてクリープ破断寿命が低下したり、高温延性が低下
したりする。Cは、よく知られているようにMC型、M
23C6型、M6C型の3種類の炭化物を作つて、主と
して合金の結晶の粒界を強化する。その効果を得るには
Cが0.05%以上必要である。しかし、0.15%を
超えると粗大な炭化物を多量に晶出し、かえつてクリー
プ破断強度を低下させる。Bは粒界に偏析して高温での
粒界強度を向上させ、クリープ破断強度と破断のびを増
加させる作用をする。
る。しかし、6%をこえると、σ相などの有害析出物が
生じてクリープ破断寿命が低下したり、高温延性が低下
したりする。Cは、よく知られているようにMC型、M
23C6型、M6C型の3種類の炭化物を作つて、主と
して合金の結晶の粒界を強化する。その効果を得るには
Cが0.05%以上必要である。しかし、0.15%を
超えると粗大な炭化物を多量に晶出し、かえつてクリー
プ破断強度を低下させる。Bは粒界に偏析して高温での
粒界強度を向上させ、クリープ破断強度と破断のびを増
加させる作用をする。
この効果を得るためには0.005%以上斗2“必要で
ある。しかし、0.02%を超えると粒界に低融点の共
晶を生成し、合金の溶融損傷を起こし易くなる欠点を生
ずる。ZrもB同様粒界強化の作用をする。
ある。しかし、0.02%を超えると粒界に低融点の共
晶を生成し、合金の溶融損傷を起こし易くなる欠点を生
ずる。ZrもB同様粒界強化の作用をする。
その効果を得るには0.01%以上必要である。しかし
、0.15%をこえると粒界に金属間化合物が生じ、か
えつてクリープ破断強度を低下させる欠点を生じる。H
fは粒界強化の作用をする。この効果を得るには0.5
%以上必要である。しかし、1.5%をこえると有害な
金属間化合物が生成し、クリープ破断寿命が低下する。
以上、各元素の組成割合について説明したが、クリープ
破断強度と高温延性の両方に優れた合金を得るには、複
数の元素に関連した条件が必要である。
、0.15%をこえると粒界に金属間化合物が生じ、か
えつてクリープ破断強度を低下させる欠点を生じる。H
fは粒界強化の作用をする。この効果を得るには0.5
%以上必要である。しかし、1.5%をこえると有害な
金属間化合物が生成し、クリープ破断寿命が低下する。
以上、各元素の組成割合について説明したが、クリープ
破断強度と高温延性の両方に優れた合金を得るには、複
数の元素に関連した条件が必要である。
即ち、本発明合金の場合γ相またはγ″相の固溶強化に
有効な元素であるW.5Taの合計量が16%以上であ
ることが必要である。
有効な元素であるW.5Taの合計量が16%以上であ
ることが必要である。
W+Taが16%未満であると、固溶強化量が不足し、
十分なりソーブ破断強度が得られない。逆にその合計量
が19%を超えると、σ相、μ相などの有害析出物が生
成し、クリープ破断強度が低下する欠点を生する。また
、本発明合金の場合、A1+Tiが6.5%以上になる
とγ″量が過多となり、高温延性が低下する。よつてN
+Tiは6.5未満でなくてはならない。望ましくは6
%以下である。以下実施例を挙げるとともに従来のN1
基耐熱合金との比較を示す。
十分なりソーブ破断強度が得られない。逆にその合計量
が19%を超えると、σ相、μ相などの有害析出物が生
成し、クリープ破断強度が低下する欠点を生する。また
、本発明合金の場合、A1+Tiが6.5%以上になる
とγ″量が過多となり、高温延性が低下する。よつてN
+Tiは6.5未満でなくてはならない。望ましくは6
%以下である。以下実施例を挙げるとともに従来のN1
基耐熱合金との比較を示す。
実施例
本発明合金4種と既存合金4種を溶解鋳造しクリープ破
断試験を行つた。
断試験を行つた。
溶解は高周波真空溶解炉で行い、800℃に保温した6
W!Lφクリープ破断試験片1鉢どりの口ストワックス
型に鋳込んだ。試験片は、1080′C×4時間、空冷
+870℃×20時;間、空冷の熱処理を行つたのち、
クリープ破断試験(JISZ−2272)および高温引
張試験(JISG−0567)に供した。試験結果は表
1に示すとおりであつた。これを図に表わして既存合金
と本発明合金の性能を比較したのが第1図である。図か
ら明らかなように、本発明合金のクリープ破断寿命は、
IN−738LC..MarM20へ■RM247の現
在最強合金とされている合金よりも大きいことが分かる
。
W!Lφクリープ破断試験片1鉢どりの口ストワックス
型に鋳込んだ。試験片は、1080′C×4時間、空冷
+870℃×20時;間、空冷の熱処理を行つたのち、
クリープ破断試験(JISZ−2272)および高温引
張試験(JISG−0567)に供した。試験結果は表
1に示すとおりであつた。これを図に表わして既存合金
と本発明合金の性能を比較したのが第1図である。図か
ら明らかなように、本発明合金のクリープ破断寿命は、
IN−738LC..MarM20へ■RM247の現
在最強合金とされている合金よりも大きいことが分かる
。
この原因は主として固溶強化量(W+MO+Ta+Nb
)によつて説明することができる。(ここにMO(5N
bは1%当りWNTaと同等の固溶強化の効果をもつの
で、W+MO+Ta+Nbを固溶強化量とみてよい。)
表1に示すように、囚−738LCは固溶強化量が本発
明合金に比べ大巾に少なく、またW量も少なく、Crが
多い。MarM2OO@−金とMarM247合金も本
発明合金に比べてW+MO+Ta+Nb量が少なく、C
r量が多い。
)によつて説明することができる。(ここにMO(5N
bは1%当りWNTaと同等の固溶強化の効果をもつの
で、W+MO+Ta+Nbを固溶強化量とみてよい。)
表1に示すように、囚−738LCは固溶強化量が本発
明合金に比べ大巾に少なく、またW量も少なく、Crが
多い。MarM2OO@−金とMarM247合金も本
発明合金に比べてW+MO+Ta+Nb量が少なく、C
r量が多い。
そのため、以上の3種合金は本発明合金に比べてクリー
プ破断強度が小さい。NASA■−A合金は本発明合金
と同等以上のクリープ破断寿命を示している。しかし、
高温引張延性が小さい。これは、Criが5.8%と低
いことと]゛aが9%と多いことによる。これら既存合
金に比べ、本発明合金は、クリープ破断強度と高温延性
の両者に優れた合金であり、極めて実用価値の高いもの
である。さらに、NASA■−A合金はTaによるγ″
相の固溶強化とReの添加による粒界強化とを利用した
ものであるのに対し、本発明合金は高価なReを使用せ
ず、またTaの使用量も少ないものであり、主として安
価なWの固溶強化を利用したものである。従つて、本発
明合金はNASA■−A合金に比べて極めて安価に製造
し得られる。しかも、工場での製造の生産管理において
、例えばスクラップの他合金への転用等においても本発
明合金の方が有利である等の優れた効果を有する。本発
明合金はこれを動翼材として用いることによつて、ジェ
ットエンジンや発電設備などの各種ガスタービンの高能
率化が可能となる。
プ破断強度が小さい。NASA■−A合金は本発明合金
と同等以上のクリープ破断寿命を示している。しかし、
高温引張延性が小さい。これは、Criが5.8%と低
いことと]゛aが9%と多いことによる。これら既存合
金に比べ、本発明合金は、クリープ破断強度と高温延性
の両者に優れた合金であり、極めて実用価値の高いもの
である。さらに、NASA■−A合金はTaによるγ″
相の固溶強化とReの添加による粒界強化とを利用した
ものであるのに対し、本発明合金は高価なReを使用せ
ず、またTaの使用量も少ないものであり、主として安
価なWの固溶強化を利用したものである。従つて、本発
明合金はNASA■−A合金に比べて極めて安価に製造
し得られる。しかも、工場での製造の生産管理において
、例えばスクラップの他合金への転用等においても本発
明合金の方が有利である等の優れた効果を有する。本発
明合金はこれを動翼材として用いることによつて、ジェ
ットエンジンや発電設備などの各種ガスタービンの高能
率化が可能となる。
同時に、熱疲労に対しても十分信頼性の高いガスタービ
ンが得られる。
ンが得られる。
この合金は耐酸化あるいは耐硫化コーティングを行つて
使用することも可能である。
使用することも可能である。
更に一方向凝固材あるいは単結晶材としての使用も可能
でり、これによつて高温での強度と延性の向上が得られ
る。このほか粒子分散強化合金の基地としての使用も可
能である。
でり、これによつて高温での強度と延性の向上が得られ
る。このほか粒子分散強化合金の基地としての使用も可
能である。
第1図は既知合金と本発明合金との引張り破断のびとク
リープ破断寿命の比較図を示す。
リープ破断寿命の比較図を示す。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 重量%にて、Co5〜12%、Cr7〜9%、W1
1.5%〜15%、Al4.2〜5.8%、Ti0.1
〜1.5%、Ta4〜6%、Hf0.5〜1.5%、C
0.05〜0.15%、B0.005〜0.002%、
Zr0.01〜0.15%を含み残部は実質的にNiよ
りなり、同時に、Al+Ti<6.5% W+Ta=16〜19% を満たすNi基耐熱合金。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16846782A JPS6043422B2 (ja) | 1982-09-29 | 1982-09-29 | Ni基耐熱合金 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16846782A JPS6043422B2 (ja) | 1982-09-29 | 1982-09-29 | Ni基耐熱合金 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5959854A JPS5959854A (ja) | 1984-04-05 |
| JPS6043422B2 true JPS6043422B2 (ja) | 1985-09-27 |
Family
ID=15868647
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16846782A Expired JPS6043422B2 (ja) | 1982-09-29 | 1982-09-29 | Ni基耐熱合金 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6043422B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GB2579580B (en) | 2018-12-04 | 2022-07-13 | Alloyed Ltd | A nickel-based alloy |
-
1982
- 1982-09-29 JP JP16846782A patent/JPS6043422B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5959854A (ja) | 1984-04-05 |
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