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JPS6044037B2 - 水溶液から変性ポリビニルアルコ−ルを回収する方法 - Google Patents
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JPS6044037B2 - 水溶液から変性ポリビニルアルコ−ルを回収する方法 - Google Patents

水溶液から変性ポリビニルアルコ−ルを回収する方法

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JPS6044037B2
JPS6044037B2 JP8175078A JP8175078A JPS6044037B2 JP S6044037 B2 JPS6044037 B2 JP S6044037B2 JP 8175078 A JP8175078 A JP 8175078A JP 8175078 A JP8175078 A JP 8175078A JP S6044037 B2 JPS6044037 B2 JP S6044037B2
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modified polyvinyl
wastewater
mol
aqueous solution
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JP8175078A
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宏 加藤
浩 床並
斡夫 沢田
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Mitsubishi Chemical Corp
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Nippon Synthetic Chemical Industry Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は変性ポリビニルアルコールを溶解している水
溶液中から該樹脂を分離、回収する方法に関するもので
ある。
近時繊維用糊剤として各種のポリビニルアルコールが
広く使用されており、精練後の廃水中には必然的にこれ
らポリビニルアルコール糊剤が溶解している。
従つてかかる廃水からポリビニルアルコール糊剤を回収
することができれば、糊剤コストの低減並びに廃水のC
ODの減少という二つの課題が一拳に解決できる。 し
力士て糊抜廃水中のポリビニルアルコールを除去する従
来技術として、塩析法、多価金属塩による凝集沈澱法、
気泡分離法、酸化分解法、吸着法、ホルマール化による
不溶化法、微生物学的処理法などが提案されているもの
の一般的に除去率が小さい上、ポリビニルアルコールは
分解されるか、或いは回収されても添加剤が混入して糊
剤として再使用できないなどの問題があり、又ある場合
は処理に使用した添加剤によりかえつて二次公害が生ず
ることがある。
しカルて本発明者らはかねてより低ケン化度ポリビニ
ルアルコールを経糸糊剤として使用する研究を重ねた結
果、不飽和スルホン酸又はその塩と酢酸ビニルとの共重
合体、特に不飽和スルホン酸又はその塩の含量が0.0
2〜2モル%の共重合体をアルカリケン化して得られる
変性ポリビニルアルコールがポリエステル長繊維糸の如
き疎水性繊維100%の素材やポリエステルと綿、ビス
コースレーヨン、麻などの親水性繊維との混紡糸に対し
て優秀なる糊剤性能を発揮するという事実を見出してい
たが、かかる特定の変性ポリビニルアルコールを溶解し
ている糊抜廃水、洗浄廃水の効果的な処理法は未だ完全
には解決していなかつた。
しかるに本発明者らはその後も鋭意研究を続けた結果、
上記特定の変性ポリビニルアルコールを溶解している廃
水に、1酸を添加する。
2廃水の温度を40゜C以上に保つ。
という二つの操作を任意の順序で行なうときは廃水中よ
り直ちにポリマーが析出し、分離、回収が可能になるこ
とを見出した。
しかもかかる方法によるときは凝集したポリマーの分離
効率が高く、廃水中に残る変性ポリビニルアルコールは
わずかであること、分離された凝集物には夾雑物を含ま
ないこと、回収したポリマーにアルカリを加えて当初の
塩型の変性ポリビニルアルコールに変換すれば再び繊維
糊剤として再使用が可能となることなど、従来の問題点
を一拳に解決しうる。
本発明における不飽和スルホン酸又はその塩と酢酸ビニ
ルとの共重合体の不飽和スルホン酸又はその塩としては
、エチレンスルホン酸、アリルスルホン酸、メタアリル
スルホン酸或いはこれらの塩などが用いられる。
共重合体中に占める不飽和スルホン酸又はその塩の含量
は、特に限定はないが、繊維糊剤用には0.02〜2モ
ル%、なかんずく0.05〜1モル%の範囲が適当であ
り、その含量が0.02モル%未満では糊付時の温度条
件下においてポリマーが析出してしまい、又糊抜廃水、
洗浄廃水からのポリマーの分離、回収が行ないがたくな
り、一方その含量が2モル%を越える場合は吸湿性、粘
着性が過度となつて糊剤性能が劣るようになり、かつ廃
水処理、回収工程において種々の不利を生ずるようにな
る。
上記不飽和スルホン酸又はその塩と酢酸ビニルとの共重
合体は苛性ソーダ、苛性カリ、アルカリ金属アルコキシ
ドなでのアルカリ触媒の存在下好ましくはメタノール、
エタノールなどのアルコール媒体中でケン化される。
ケン化方法としてはニーダーケン化や塔式ケン化のほか
混練を伴なわない連続又はバッチ式静置ケン化法や前記
共重合体アルコール溶液を流動パラフィンなどの非溶媒
中に微粒液滴状に分散させながらケン化反応を進める粒
状ケン化法なども採用される。ケン化は共重合体中の酢
酸ビニル成分のケン化度が50モル%以上83モル%未
満となるまで行なうべきであり、ケン化度が50モル%
未満では糊剤として用いたときの糊抜性が劣り、一方8
3モル%以上のときは疎水性繊維に対する接着性が劣る
上、糊抜廃水、洗浄廃水からポリマーを分離、回収しが
たくなる。
なお上記ケン化度範囲中では60モル%以上80モル%
未満の範囲が糊剤性能及び廃水処理性の点から特に好ま
しい。さて上記特定の変性ポリビニルアルコールを溶解
した廃水中から該ポリマーを分離するには、1廃水に酸
を添加する。
2廃水の温度を40℃以上、好ましくは50℃以上に保
つ。
という二つの操作を両方共行なうことが必要となる。
両操作の順序は問わないが、変性ポリビニルアルコール
を溶解した廃水を40℃以上に加温した後、これを攪拌
しながら酸を加えるのが実用的である。1,2の操作の
うち片方のみではポリマーが析出せず或いは析出しても
極めて不充分であ゛り、到底廃水処理の目的を達しえな
い。
上記1の操作で用いられる酸としては塩酸、硫酸、硝酸
、リン酸、ピロリン酸、亜リン酸、酢酸、シユウ酸、ク
エン酸をはじめ種々の無機酸又は有機酸があげられる。
なかても塩酸、硫酸、酢酸が望ましい。酸の使用量は廃
水中の変性ポリビニルアルコール中の不飽和スルホン酸
塩成分の量とおおよそ当量或いはそれ以上であることが
望ましく、通常は5〜2皓当量或いはそれ以上というよ
うに酸を過剰に使用する。廃水中に酸を添加したときの
系のPHは約7以下、通常は6〜2程度にすることが多
い。上記2の操作における温度条件としては少なくとも
廃水の温度を40℃以上とする必要があり、50℃以上
が特に好ましい。
温度の上昇は廃水を容器に入れ或いは流路中を流しなが
ら外部加熱する方法、廃水中に蒸気を吹込んだり、加熱
水や加熱体を投入する方法、太陽熱を利用する方法など
任意の方法が採用できる。上記1及び2の操作により廃
水中から変性ポリビニルアルコールが直ちにフロック状
として析出する。
析出したポリマーは沖過、遠心分離、デカンテーシヨン
、網でのすくい取りなどの公知の手段により容易に母液
から分離しうる。特に廃水を適当な条件で攪拌するとき
はポリマーのフロックが凝集して廃水の表面に浮上する
ので、これらをスクレーバーでかき集めることにより、
容易に分離、回収が達成できる。分離効率はおおむね良
好であり、通常廃水中の変性ポリビニルアルコールの約
70〜90%が簡単に除去できる。分離した凝集物は未
だ含水状態にあるが、これを乾燥することは多くの場合
必要でない。
というのはこの含水物に苛性ソーダ、苛性カリ、炭酸ソ
ーダ、アンモニア水などのアルカリ物質を加えれば最初
に使用した塩型の変性ポリビニルアルコールの水溶液が
そのまま再生するからである。この水溶液を濃度調整す
れば再び同じ目的に使用することができる。このような
再生使用は工業的に極めて有利であり、廃水の処理と回
収ポリマーの利用によるコストダウンが一拳に可能にな
る。従来のポリビニルアルコール含有廃水処理技術から
は到底うかがいえなかつたところである。なお繊維の精
練廃水には変性ポリビニルアルコール以外の糊材(スタ
ーチなど入各種の油剤、助剤、消泡剤などが含有される
が、これらが共存している廃水からても本発明の方法に
より変性ポリビニルアルコールのみを効率よく回収する
ことができる。
以上は変性ポリビニルアルコールを繊維糊剤として使用
したときの廃水中に含まれるポリマーの回収を例として
説明したが、変性ポリビニルアルコールは繊維糊剤の用
途に限定されるものではなく、フィルム、繊維、接着剤
、被覆剤、バインダー、洗濯糊、化粧品、仮保護膜など
の用途にも使用される。
そしていずれの用途に使用されたものであつても、本発
明の方法は前記の如き特定の変性ポリビニルアルコール
を含有する水溶液から該変性ポリビニルアルコールを分
離、回収するのに適用される。次に実施例をあげて本発
明の方法をさらに説明する。以下1%ョとあるのは特に
ことわりのない限り重量%を表わすものとする。実施例
1 アリルスルホン酸ソーダ含量0.3モル%のアリルスル
ホン酸ソーダー酢酸ビニル共重合体をメタノール中苛性
ソーダ触媒存在下にケン化して得られた酢酸ビニル成分
のケン化度69モル%の変性ポリビニルアルコールを用
い、実験室的に析出一回収一中和再溶解を反復してみた
この場合前述の1の酸の添加条件としては塩酸をアリル
スルホン酸ソーダ成分の10倍当量用い、又2の加温条
件としては60℃に昇温することにし、この両操作を行
なつたものをプロペラ型攪拌機で600r′Pmの攪拌
をなし、渦状攪拌で発泡を促進させるが如くしたところ
、析出ポリマーはクリーム状に液土に浮上したので、泊
過することなく単にこれをすくいとるだけで極めて容易
に分離することができた。
なおこの場合、1,2の操作のいずれか一つのみではポ
リマーの析出は全くなく、両者を続けて行なつてはじめ
て析出がなされた。
本実施例においては2の加温の後に1の塩酸添加を行な
つた。
すくいとつた回収物中のポリマー濃度は操作上のバラツ
キにより12〜16%となつたが、BTBを指示薬とし
てPH=7になるように苛性ソーダにて中和した。
中和に要した苛性ソーダ量はアリルスルホン酸量の1.
7〜2.1倍当量となつたが、これはノ混在する塩酸量
の相違によるもである。回収したポリマーについて各々
粘度、ケン化度を測定したところ、第1表の如き結果が
得られた。
表中、2回回収までは回収率及び回収ポリマーの粘度に
若干の変化が見られるが、3回以後はいずれも安定して
くる。
実施例2 実施例1と同じアリルスルホン酸ソーダ変性ポリビニル
アルコールを用いて下記の組成液3000fを作り、温
度60゜Cに加熱した後プロペラ式攪拌機で450rp
mの渦状攪拌をなし、同時に缶底に付設した送気バイブ
よりエアレーシヨンをなしながらこれに5%濃度の塩酸
4.8k9を投入した。
叫成この操作により瞬時にポリマーが析出して凝集して
いつた。
攪拌、エアレーシヨンを停止したところ析出ポリマーは
液上に浮上し、白色泥状の層を形成した。これをすくい
とり、固形分13.8%のペースト78.3k9を得た
。回収率は72%となる。これにBTB指示薬をもつて
検しながらPH=7になる如く5%苛性ソーダ1k9を
添加し、塩型の変性ポリビニルアルコールを再生した。
再生前のポリマー、再生ポリマー及び通常用いられてい
る部分ケン化ポリビニルアルコールースターチ併用の3
種の糊組成について糊付、製織テストを行なつた。
糊液組成 新糊液 回収糊液 対照例 糊付及び製織 上記糊液を用い、ポリエステル/綿=65135混紡糸
45S/1に三協式糊付機を用いて糊付を行つた。
糊槽温度、着糊率は新糊液、回収糊液の場合いずれも7
0゜Cで10.0〜10.5%であり、対照例の場合は
90℃、11〜12%であつた。
次にこの糊付糸を用いて下記条件で製織を行なつた。
対象織物 ポプリン 総経糸本数483鉢、115本/インチ ヨコ糸打込数45S/1、65本/インチ織 機
自動織機、150〜160r′Pm織機室条件 25
〜30℃、70〜80%RH試 験 量60ヤード×2
5反×2台=3000ヤード製織結果を第2表に示す。
実施例3 アリルスルホン酸ソーダ含量0.6モル%のアリルスル
ホン酸ソーダー酢酸ビニル共重合体をメタノール中苛性
ソーダ触媒存在下にケン化して得られた酢酸ビニル成分
のケン化度70.5モル%の変性ポリビニルアルコール
を0.40%含有する糊抜廃水3000eを温度60゜
Cに加熱した後10%濃度の塩酸2.8k9を投入して
攪拌したところ、廃水は瞬時に白濁すると共に析出ポリ
マーが相互にくつつき合つて白色の泥状に凝集しはじめ
た。
枦過により固形分30%の白色泥状物を分離し、水洗し
、そその一部を乾燥、秤量し、固形分を計算した結果廃
水中の前記低ケン化物の83%が除去されていることが
わかつた。次に上記白色泥状物の固形分換算9.0k9
に苛性ソーダの5%水溶液800Vを添加して攪拌した
ところ元のアリルスルホン酸ソーダ変性ポリビニルアル
コールの水溶液が再生した。
この水溶液は当初調製した糊液とほぼ同じ性質、性能を
示し、回収ポリマーの再使用が可能であることがわかつ
た。
下記に当初調製した糊液と回収低ケン化物水溶液を再度
糊液として用いた場合の糊剤性能を示す。
なお対照例としてポリエステル加工糸用の典型的なポリ
ビニルアルコールーアクリル併用糊剤についての結果も
合せて示す。
糊液組成 新糊液 回収糊液 対照例 糊付及び製織 上記糊液を用い、75デニール/36フィラメントのポ
リエステル加工糸にワーピング糊付機にて糊付を行なつ
た。
糊浴温度は50℃、糊着量は9.5〜10.0%であつ
た。次にこの糊付糸を用いて下記条件で製織を行なつた
対象織物 5枚朱子(スエード) 総経糸本数 691鉢 緯糸及び打込数 75デニール/36フィラメント
ポリエステル加工糸、125本/吋織機 自
動織機155〜160r′.P.m.織機室条件 25
℃、75%RH試験量 56m,×40疋×2台=44
80rn,粘着力は、接着力の場合と同様に糊材を製膜
した後、糊材フィルム相互を合せ、20℃、75%RH
下で1rrL/Cltの荷重を加え、24B1間経た後
に抗張力試験機て剥離強度を測定。
実施例4〜8 下記組成の変性ポリビニルアルコールを含む廃水を用い
たほかは実施例3と同様にして廃水の処理を行なつた。
条件及び結果を次の表に示す。実施例4 メタアリルス
ルホン酸ソーダ含量 0.3モル%のメタアリルス
ルホン酸 ソーダー酢酸ビニル共重合体をメタ
ノール中苛性ソーダ触媒存在下にケ ン化し
て得られた酢酸ビニル成分の ケン化度70モル%
の変性ポリビニル アルコール。
実施例5 メタアリルスルホン酸ソーダ含量 0.5
モル%のメタアリルスルホン酸 ソーダー酢酸ビニ
ル共重合体をメタ ノール中苛性ソーダ触媒存在下
にケ ン化して得られた酢酸ビニル成分の ケ
ン化度65モル%の変性ポリビニル アルコール。
実施例6 エチレンスルホン酸ソーダ含量0.8モル%
のエチレンスルホン酸ソーダ 一酢酸ビニル共重合
体をメタノール 中苛性ソータ触媒存在下にケン化
し て得られた酢酸ビニル成分のケン化 度6
3モル%の変性ポリビニルアルコ ール。
実施例7 エチレンスルホン酸含量0.5モル%
エチレンスルホン酸一酢酸ビニル共 重合体をメタ
ノール中苛性ソーダ触 媒存在下にケン化して得ら
れた酢酸 ビニル成分のケン化度71モル%の変
性ポリビニルアルコール。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 不飽和スルホン酸又はその酢酸ビニルとの共重合体
    をアルカリケン化して得られる酢酸ビニル成分のケン化
    度50モル%以上83モル%未満の変性ポリビニルアル
    コールを溶解する水溶液に酸を添加しかつ該水溶液の温
    度を40℃以上に保つとにより前記変性ポリビニルアル
    コールを析出させ、ついで析出物を分離することを特徴
    とする水溶液から変性ポリビニルアルコールを回収する
    方法。 2 酢酸ビニル成分のケン化度が60モル%以上80モ
    ル%未満である特許請求の範囲第1項記載の方法。 3 不飽和スルホン酸又はその塩の含量が0.02〜2
    モル%の不飽和スルホン酸又はその塩と酢酸ビニルとの
    共重合体をアルカリケン化して得られる変性ポリビニル
    アルコールを用いることを特徴とする特許請求の範囲第
    1項記載の方法。 4 水溶液の温度を50℃以上に保つことを特徴とする
    特許請求の範囲第1項記載の方法。
JP8175078A 1978-07-04 1978-07-04 水溶液から変性ポリビニルアルコ−ルを回収する方法 Expired JPS6044037B2 (ja)

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