JPS6045583B2 - 起毛状シ−トの製造方法 - Google Patents
起毛状シ−トの製造方法Info
- Publication number
- JPS6045583B2 JPS6045583B2 JP54091939A JP9193979A JPS6045583B2 JP S6045583 B2 JPS6045583 B2 JP S6045583B2 JP 54091939 A JP54091939 A JP 54091939A JP 9193979 A JP9193979 A JP 9193979A JP S6045583 B2 JPS6045583 B2 JP S6045583B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- raised
- roll
- sheet
- nap
- base material
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Landscapes
- Shaping Of Tube Ends By Bending Or Straightening (AREA)
- Shaping By String And By Release Of Stress In Plastics And The Like (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は、起毛状シートの製造方法に関するもので
ある。
ある。
起毛状シートとしては、古くからビロード又はカーペ
ットのようなものが知られている。
ットのようなものが知られている。
ビロード又はカーペットは、これを構成する基材シート
も、これから起立する短繊維も、何れも撚り糸で構成さ
れたものであるから、製造に手数がかかり、価格も高価
である。ところが、近時、起立する短繊維を撚り糸で作
らず、合成樹脂で作り、基材たるシートの上に合成樹脂
の層をおき、合成樹脂をシートの上で加熱溶融して接着
させ、その後、シートに糸ひき現象を起させて、起毛状
シートとしたものが現れるに至つた。 上に述べたよう
な起立する短繊維を合成樹脂で作つた起毛状シートを製
造する方法は、特公昭45−102相号公報、特公昭5
4−9228号公報等に記載されている。
も、これから起立する短繊維も、何れも撚り糸で構成さ
れたものであるから、製造に手数がかかり、価格も高価
である。ところが、近時、起立する短繊維を撚り糸で作
らず、合成樹脂で作り、基材たるシートの上に合成樹脂
の層をおき、合成樹脂をシートの上で加熱溶融して接着
させ、その後、シートに糸ひき現象を起させて、起毛状
シートとしたものが現れるに至つた。 上に述べたよう
な起立する短繊維を合成樹脂で作つた起毛状シートを製
造する方法は、特公昭45−102相号公報、特公昭5
4−9228号公報等に記載されている。
その方法は、加熱されたロールの表面に、熱可塑性樹脂
の層と基材の層とをこの順序に当接し、基材をロール表
面に押圧しつつロール表面に沿つて進行させたのち、基
材をロール表面から引き剥力化、ロール表面と基材との
間で溶融した樹脂に糸ひき現象を起させ、基材上に熱可
塑性樹脂の起毛を生成すると同時に起毛に冷却用流体を
吹きつけて起毛を冷却し、こうして起毛状シートとする
のである。 しかし、このようにして得た起毛シートは
、起毛の長さが不揃いとなつて、外観の悪いものとなる
場合があつた。
の層と基材の層とをこの順序に当接し、基材をロール表
面に押圧しつつロール表面に沿つて進行させたのち、基
材をロール表面から引き剥力化、ロール表面と基材との
間で溶融した樹脂に糸ひき現象を起させ、基材上に熱可
塑性樹脂の起毛を生成すると同時に起毛に冷却用流体を
吹きつけて起毛を冷却し、こうして起毛状シートとする
のである。 しかし、このようにして得た起毛シートは
、起毛の長さが不揃いとなつて、外観の悪いものとなる
場合があつた。
また、起毛の先端が基材シートに沿つて倒れ、このため
に起毛シートの外観が損なわれる、という欠点があつた
。 この発明者は、起毛の長さを揃えると共に、起毛を
起立状態に維持する方法を探究した。
に起毛シートの外観が損なわれる、という欠点があつた
。 この発明者は、起毛の長さを揃えると共に、起毛を
起立状態に維持する方法を探究した。
その結果、起毛シートの起毛面に軟質ポリウレタン発泡
体製のロールを軽く当接し、ロールを起毛の倒れた方向
に逆らつて回転させながら、ロールを起毛面に沿つて移
動させると、起毛の先端が切断されて、起毛面が美麗と
なることを見出した。この発明者は、かような知見を端
緒とし、更に実験を進めた結果、軟質ポリウレタン発泡
体製のロールに限らず、ブラシロールそのほか凹凸のあ
る面が軟質ポリウレタン発泡体表面に代つて使用できる
ものであることを確認した。この発明は、このような確
認に基づいて生れたものである。この発明は、加熱され
た回転体の表面に熱可塑性樹脂の層と基材の層とをこの
順序に当接し、基材を回転体に押圧しつつ回転体に沿つ
て進行させたのち、基材を回転体表面から引き剥がし、
回転体表面と基材との間で溶融した樹脂に糸ひき現象を
起させ、基材上に熱可塑性樹脂の起毛を生成すると同時
に、起毛に冷却用流体を接触させて起毛状シートを製造
したのち、起毛面に別の凹凸面を当接し、凹凸面を起毛
の傾いている方向と逆方向に進行させて、起毛の先端を
切り揃えることを特徴とする、起毛状シートの製造方法
に関するものである。
体製のロールを軽く当接し、ロールを起毛の倒れた方向
に逆らつて回転させながら、ロールを起毛面に沿つて移
動させると、起毛の先端が切断されて、起毛面が美麗と
なることを見出した。この発明者は、かような知見を端
緒とし、更に実験を進めた結果、軟質ポリウレタン発泡
体製のロールに限らず、ブラシロールそのほか凹凸のあ
る面が軟質ポリウレタン発泡体表面に代つて使用できる
ものであることを確認した。この発明は、このような確
認に基づいて生れたものである。この発明は、加熱され
た回転体の表面に熱可塑性樹脂の層と基材の層とをこの
順序に当接し、基材を回転体に押圧しつつ回転体に沿つ
て進行させたのち、基材を回転体表面から引き剥がし、
回転体表面と基材との間で溶融した樹脂に糸ひき現象を
起させ、基材上に熱可塑性樹脂の起毛を生成すると同時
に、起毛に冷却用流体を接触させて起毛状シートを製造
したのち、起毛面に別の凹凸面を当接し、凹凸面を起毛
の傾いている方向と逆方向に進行させて、起毛の先端を
切り揃えることを特徴とする、起毛状シートの製造方法
に関するものである。
図面を参照しながら、この発明方法を説明すると、次の
とおりである。
とおりである。
第1図は、この発明方法の一実施態様を示した側面図で
ある。第2図は、第1図における噴出具5の先端付近の
拡大断面図で、起毛形成の過程を説明するためのもので
ある。第3図は、第1図におけるブラシロール9の付近
の拡大断面図て起毛の先端が切り揃えられる過程を説明
するためのものである。第1図において、1は加熱ロー
ルであり、これが加熱された回転体を構成している。
ある。第2図は、第1図における噴出具5の先端付近の
拡大断面図で、起毛形成の過程を説明するためのもので
ある。第3図は、第1図におけるブラシロール9の付近
の拡大断面図て起毛の先端が切り揃えられる過程を説明
するためのものである。第1図において、1は加熱ロー
ルであり、これが加熱された回転体を構成している。
2は熱可塑性樹脂フィルム、3は基材シート、4は押圧
ロール、5は冷却気体の噴出具、6,7,8は何れも補
助ロールである。
ロール、5は冷却気体の噴出具、6,7,8は何れも補
助ロールである。
9はブラシロールで、このロール表面が起毛面に当接す
べき凹凸面である。
べき凹凸面である。
10はニップロール、11は製品ロール、12は吸引ダ
クトである。
クトである。
熱可塑性樹脂フィルム2は、基材シート3と重ねられ、
押圧ロール4により加熱ロール1上に押圧され加熱ロー
ル1の表面に沿つて進行し、この!間に溶融されてロー
ル1と基材シート3とに接着する。
押圧ロール4により加熱ロール1上に押圧され加熱ロー
ル1の表面に沿つて進行し、この!間に溶融されてロー
ル1と基材シート3とに接着する。
その状態で、冷却気体の噴出具5に沿つて進み、基材シ
ート3がロール1から剥がされる。すると、樹脂は、基
材シート3とロール1との間で糸ひき現象を起して、基
材シート3上にこれか4ら起立する短繊維の形となり、
基材シート3上に残る。このとき、噴出具5から冷却気
体が噴出され、冷却気体が基材シート3を貫通して起毛
に沿つて吹き抜け、起毛を冷却する。こうして、基材シ
ート3上に起毛が形成される。第2図においてaは基材
シート3の上に起立する起毛であり、bは起毛aの先端
に形成される細毛であり、cは加熱ロール1上に形成さ
れた熱可塑性樹脂の残渣である。
ート3がロール1から剥がされる。すると、樹脂は、基
材シート3とロール1との間で糸ひき現象を起して、基
材シート3上にこれか4ら起立する短繊維の形となり、
基材シート3上に残る。このとき、噴出具5から冷却気
体が噴出され、冷却気体が基材シート3を貫通して起毛
に沿つて吹き抜け、起毛を冷却する。こうして、基材シ
ート3上に起毛が形成される。第2図においてaは基材
シート3の上に起立する起毛であり、bは起毛aの先端
に形成される細毛であり、cは加熱ロール1上に形成さ
れた熱可塑性樹脂の残渣である。
第1図に示した方法で形成された起毛は、詳しく見ると
、起毛aの先に、細毛bが形成されており、細毛bは起
毛aよりも細く、起毛aから折れ曲つて、起毛aよりも
一層倒れた状態となつている。) 細毛bが形成される
機構は、次のとおりである。
、起毛aの先に、細毛bが形成されており、細毛bは起
毛aよりも細く、起毛aから折れ曲つて、起毛aよりも
一層倒れた状態となつている。) 細毛bが形成される
機構は、次のとおりである。
基材シート3が加熱ロール1から引き剥がされるとき、
熱可塑性樹脂が間に挾まれて溶融し接着しているので、
糸に引かれて起毛を生成する。こうして生成された起毛
をそのまま早く固定する一ために、起毛に通常、冷却気
体が吹きつけられる。従つて、起毛の基部は、冷却気体
の吹きつけ方向に向つて形成される。起毛の基部が形成
されたとき、起毛の先端はなお加熱ロール1上に接着し
ていて、加熱ロール1との間でなお糸ひき現象を起して
いる。
熱可塑性樹脂が間に挾まれて溶融し接着しているので、
糸に引かれて起毛を生成する。こうして生成された起毛
をそのまま早く固定する一ために、起毛に通常、冷却気
体が吹きつけられる。従つて、起毛の基部は、冷却気体
の吹きつけ方向に向つて形成される。起毛の基部が形成
されたとき、起毛の先端はなお加熱ロール1上に接着し
ていて、加熱ロール1との間でなお糸ひき現象を起して
いる。
基材シート3が矢印Xの方向に更に進むにつれて、糸ひ
き現象も更に進み、その後起毛の先端は加熱ロール1か
ら離れる。このため、起毛aの先端には折れ曲つた細毛
bが形成される。細毛bは、起毛aが基材シート3上で
傾いている側へ向つて延びている。この発明方法では、
こうして形成された起毛から細毛bを取除き、起毛aだ
けを残して、しかも起毛aの長さを揃え、直立した状態
とするのである。
き現象も更に進み、その後起毛の先端は加熱ロール1か
ら離れる。このため、起毛aの先端には折れ曲つた細毛
bが形成される。細毛bは、起毛aが基材シート3上で
傾いている側へ向つて延びている。この発明方法では、
こうして形成された起毛から細毛bを取除き、起毛aだ
けを残して、しかも起毛aの長さを揃え、直立した状態
とするのである。
そのために、この起毛面に別の凹凸面を当接し、凹凸面
を起毛の傾いている方向と逆方向に進行させる。凹凸面
を当接させるときの模様は、第3図に示されている。
を起毛の傾いている方向と逆方向に進行させる。凹凸面
を当接させるときの模様は、第3図に示されている。
第3図において、基材シート3は、矢印Xの方向に進行
する。このとき、凹凸面を備えたロール9を一定位置に
付設し、ロール9の先端を起毛aの先端に接触させつつ
、ロール9を矢印Yの方向に回転させる。すると、ロー
ル9は、起毛aの先にある細毛bだけを取り去り、起毛
aを起立させるように働らく。こうして、起毛aの長さ
が揃い、また起立した状態に維持される。凹凸面を持つ
たロール9としては、金属製ロールの表面に軟質ポリウ
レタン発泡体を嵌めたロールを用いることができる。例
えば、半径が3C)WOnの鉄製ロールの表面に、厚み
20rfr1nの円筒状軟質ポリウレタン発泡体を嵌せ
て、一体としたものを用いることができる。軟質ポリウ
レタン発泡体としては、比重が、0.012ないし0.
035のものが望ましい。そのほか、ロール9としては
金属又は木製ロールの表面に多数の孔をあけ、孔内に獣
毛又は合成繊維を植立してなる、ブラシロールを用いる
こともできる。ブラシロールの毛又は繊維としては、起
毛よりも剛性に富んだものを選んで用いる必要がある。
ブラシロールとしては、例えばポリアミド樹脂の太さ0
.25Tm1nの繊維を20T0nの突出長さに、半径
3−のロールの周りに多数植立したロール用いることが
できる。ブラシロールの場合、獣毛又は合成繊維として
、剛性に富んだものを用いるとは云つても、余−リに剛
性が強くて、表面の凹凸が大きい表面は好ましくない。
する。このとき、凹凸面を備えたロール9を一定位置に
付設し、ロール9の先端を起毛aの先端に接触させつつ
、ロール9を矢印Yの方向に回転させる。すると、ロー
ル9は、起毛aの先にある細毛bだけを取り去り、起毛
aを起立させるように働らく。こうして、起毛aの長さ
が揃い、また起立した状態に維持される。凹凸面を持つ
たロール9としては、金属製ロールの表面に軟質ポリウ
レタン発泡体を嵌めたロールを用いることができる。例
えば、半径が3C)WOnの鉄製ロールの表面に、厚み
20rfr1nの円筒状軟質ポリウレタン発泡体を嵌せ
て、一体としたものを用いることができる。軟質ポリウ
レタン発泡体としては、比重が、0.012ないし0.
035のものが望ましい。そのほか、ロール9としては
金属又は木製ロールの表面に多数の孔をあけ、孔内に獣
毛又は合成繊維を植立してなる、ブラシロールを用いる
こともできる。ブラシロールの毛又は繊維としては、起
毛よりも剛性に富んだものを選んで用いる必要がある。
ブラシロールとしては、例えばポリアミド樹脂の太さ0
.25Tm1nの繊維を20T0nの突出長さに、半径
3−のロールの周りに多数植立したロール用いることが
できる。ブラシロールの場合、獣毛又は合成繊維として
、剛性に富んだものを用いるとは云つても、余−リに剛
性が強くて、表面の凹凸が大きい表面は好ましくない。
例えば、太い銅線から成るワイヤブラシや、大粒の粒子
を付着させたサンダーロール等は好ましくない。それは
起毛の先端にある細毛を取り去るだけでなく、起毛その
ものまでも取ソー去つてしまうことになるからである。
凹凸面を起毛面に当接する場合には、凹凸面の種類に応
じて、適当な強さて凹凸面を起毛面に押しつける。
を付着させたサンダーロール等は好ましくない。それは
起毛の先端にある細毛を取り去るだけでなく、起毛その
ものまでも取ソー去つてしまうことになるからである。
凹凸面を起毛面に当接する場合には、凹凸面の種類に応
じて、適当な強さて凹凸面を起毛面に押しつける。
例えば、上述の円筒状軟質ポリウレタン発泡体を嵌めた
ロールを凹凸面として用いる場合には、発泡体が起毛シ
ートとの接触面で僅かながら窪む位の押圧力を加えるこ
とが好ましい。具体的に云えば、第3図の場合に於いて
、発泡体が起毛面に一点で接触しているのではなくて、
3〜15?の範囲内にわたつて接触する程度に押圧する
ことが望ましい。しかし、凹凸面が剛性の強い毛を植毛
して成る堅い面であるときは、余りに強く押圧してはな
らない。凹凸面の進行速度には格別の限定がないが、起
毛に対して1分間に数mないし数拾mの表面速度で進行
させることが好ましい。
ロールを凹凸面として用いる場合には、発泡体が起毛シ
ートとの接触面で僅かながら窪む位の押圧力を加えるこ
とが好ましい。具体的に云えば、第3図の場合に於いて
、発泡体が起毛面に一点で接触しているのではなくて、
3〜15?の範囲内にわたつて接触する程度に押圧する
ことが望ましい。しかし、凹凸面が剛性の強い毛を植毛
して成る堅い面であるときは、余りに強く押圧してはな
らない。凹凸面の進行速度には格別の限定がないが、起
毛に対して1分間に数mないし数拾mの表面速度で進行
させることが好ましい。
起毛面にブラシがけをすることは、従来から行なわれて
来た。
来た。
しかし、従来から行なわれて来たのは、起毛を撫でつけ
るためであつた。従つて、ブラシは、起毛の傾斜する方
向に沿つてこれを進行させ、起毛の傾斜する方向に逆つ
てこれを進行させることは決してなかつた。また、従来
のブラシがけは、毛並を揃えるためであつて、毛の先を
切り取るためでは決してなかつた。ところが、この発明
方法では、起毛の先端を切り取るために、起毛の傾斜す
る方向と逆の方向に、ブラシ表面を進行させる点で、従
来法とは根本的に異なつている。第1図に示した例では
、ブラシロール9の上を吸引ダクト12で覆つた。
るためであつた。従つて、ブラシは、起毛の傾斜する方
向に沿つてこれを進行させ、起毛の傾斜する方向に逆つ
てこれを進行させることは決してなかつた。また、従来
のブラシがけは、毛並を揃えるためであつて、毛の先を
切り取るためでは決してなかつた。ところが、この発明
方法では、起毛の先端を切り取るために、起毛の傾斜す
る方向と逆の方向に、ブラシ表面を進行させる点で、従
来法とは根本的に異なつている。第1図に示した例では
、ブラシロール9の上を吸引ダクト12で覆つた。
これは、ブラシロール9により細毛および起毛の先端が
切り取られ、微粉となつて飛散するので、この微粉をダ
クト12により吸い上げ、纒めて処理するためてある。
加熱された回転体、熱可塑性樹脂および基材は、すでに
述べたように、公知のものをそのまま用いることができ
るが、その点を説明すると次のとおりである。加熱され
た回転体としては金属製ロールを用い、これを加熱して
用いるのが普通であるが、金属製エンドレスベルトをも
用いることができる。熱可塑性樹脂としては、ポリエチ
レン、ポリプロピレン、ポリブテン、エチレンー酢酸ビ
ニル共重合体、ポリアミド、ポリエステル、サーリン樹
脂等を用いることができる。基材としては、綿布その他
の合成繊維製の織布、不織布のような通気性のあるシー
トであつてもよく、また紙のように通気性のないシート
であつてもよい。冷却用気体は、基材として通気性のあ
るシートを用いた場合には、シートの背面から噴出させ
てシートを通過させるが、通気性のないシートを用いた
場合にはシートの起毛面がわに噴出させる。何れの場合
も起毛は、基材シートの進行方向とは逆の方向に向つて
延びることになる。第1図では、ブラシロール9を起毛
シートの製I造工程に直結して、起毛の生成された直後
に、凹凸面を当接する実施態様を示したが、凹凸面を当
接する工程はそれに限らない。
切り取られ、微粉となつて飛散するので、この微粉をダ
クト12により吸い上げ、纒めて処理するためてある。
加熱された回転体、熱可塑性樹脂および基材は、すでに
述べたように、公知のものをそのまま用いることができ
るが、その点を説明すると次のとおりである。加熱され
た回転体としては金属製ロールを用い、これを加熱して
用いるのが普通であるが、金属製エンドレスベルトをも
用いることができる。熱可塑性樹脂としては、ポリエチ
レン、ポリプロピレン、ポリブテン、エチレンー酢酸ビ
ニル共重合体、ポリアミド、ポリエステル、サーリン樹
脂等を用いることができる。基材としては、綿布その他
の合成繊維製の織布、不織布のような通気性のあるシー
トであつてもよく、また紙のように通気性のないシート
であつてもよい。冷却用気体は、基材として通気性のあ
るシートを用いた場合には、シートの背面から噴出させ
てシートを通過させるが、通気性のないシートを用いた
場合にはシートの起毛面がわに噴出させる。何れの場合
も起毛は、基材シートの進行方向とは逆の方向に向つて
延びることになる。第1図では、ブラシロール9を起毛
シートの製I造工程に直結して、起毛の生成された直後
に、凹凸面を当接する実施態様を示したが、凹凸面を当
接する工程はそれに限らない。
起毛が生成された従来の起毛シートを一旦ロールに巻き
取り、保存したのち、これを巻き戻して、これに凹凸面
を当7接するようにしてもよい。この発明方法において
、加熱された回転体、熱可塑性樹脂および基材等は、す
べて公知のものをそのまま用いることができる。
取り、保存したのち、これを巻き戻して、これに凹凸面
を当7接するようにしてもよい。この発明方法において
、加熱された回転体、熱可塑性樹脂および基材等は、す
べて公知のものをそのまま用いることができる。
また、これらの材料を使用して、基材上に起毛を生成さ
せるまてのフ工程は、従来法と何等変りがない。従つて
、この発明方法は、従来法によつて得られた起毛シート
を材料とし、この起毛面にブラシロールを当接して、ブ
ラシロールの表面を起毛の傾いている方向と逆方向に進
行させて起毛の先端を切り揃える方・法をも含むもので
ある。この発明方法によれば、起毛が基材シートに対し
て傾斜していたのが、起立されたものとなり、また起毛
が切り揃えられて、美麗なものとなる。
せるまてのフ工程は、従来法と何等変りがない。従つて
、この発明方法は、従来法によつて得られた起毛シート
を材料とし、この起毛面にブラシロールを当接して、ブ
ラシロールの表面を起毛の傾いている方向と逆方向に進
行させて起毛の先端を切り揃える方・法をも含むもので
ある。この発明方法によれば、起毛が基材シートに対し
て傾斜していたのが、起立されたものとなり、また起毛
が切り揃えられて、美麗なものとなる。
このうち、とくに後者の利点は、起毛に鮮かな色彩を施
したとき、とくに顕著となる。詳述すれば、従来は起毛
の先端に細毛が付着しているため、細毛が薄い層となつ
て起毛面を蔽う結果となり、起毛の色彩を減殺したが、
この発明方法によれば、細毛が除かれ、起毛の先端が細
毛よりも太い状態となつて露出するので、起毛の鮮かな
色彩が明瞭に見られ、美麗なものとなる。また、起毛が
起立せしめられ、切り揃えられた結果、この製品は重厚
な感じを与えるものとなる。更に、細毛が取り除かれた
結果、起毛シートは取扱中にごみの発生が少なくなつて
いる。従つて、この発明方法は、起毛状シートの商品価
値を高める上で大きな効果がある。また、この発明方法
によれば、基材シートが不均一なために生ずる起毛の不
均一を補正し、均一2な起毛シートを得ることができる
。
したとき、とくに顕著となる。詳述すれば、従来は起毛
の先端に細毛が付着しているため、細毛が薄い層となつ
て起毛面を蔽う結果となり、起毛の色彩を減殺したが、
この発明方法によれば、細毛が除かれ、起毛の先端が細
毛よりも太い状態となつて露出するので、起毛の鮮かな
色彩が明瞭に見られ、美麗なものとなる。また、起毛が
起立せしめられ、切り揃えられた結果、この製品は重厚
な感じを与えるものとなる。更に、細毛が取り除かれた
結果、起毛シートは取扱中にごみの発生が少なくなつて
いる。従つて、この発明方法は、起毛状シートの商品価
値を高める上で大きな効果がある。また、この発明方法
によれば、基材シートが不均一なために生ずる起毛の不
均一を補正し、均一2な起毛シートを得ることができる
。
例えば、基材シートとして不織布を使用すると、不織布
は目付量に部分的なバラツキを必ず伴うので、形成され
た起毛は不均一なものとなり、ムラのある起毛シートと
なる。ところが、この発明方法によると、このようなム
ラのある起毛シートも、起毛が揃えられて、ムラのない
外観の起毛シートとなる。こうして、この発明方法によ
れば、或る程度ムラのある基材シートでも使用すること
ができるので、実用上の価値が大きい。
は目付量に部分的なバラツキを必ず伴うので、形成され
た起毛は不均一なものとなり、ムラのある起毛シートと
なる。ところが、この発明方法によると、このようなム
ラのある起毛シートも、起毛が揃えられて、ムラのない
外観の起毛シートとなる。こうして、この発明方法によ
れば、或る程度ムラのある基材シートでも使用すること
ができるので、実用上の価値が大きい。
第1図は、この発明の一実施態様を示した側面図である
。 第2図は、第1図における噴出具5の先端付近の拡大断
面図である。第3図は、第1図におけるブラシロール9
の付近の拡大断面図である。図において、1は加熱ロー
ル、2は熱可塑性樹脂フィルム、3は基材シート、4は
押圧ロール、5は冷却気体の噴出具、6,7,8は何れ
も補助ロール、9はブラシロール、10はニップロール
、11は製品ロール、12は吸引ダクトである。
。 第2図は、第1図における噴出具5の先端付近の拡大断
面図である。第3図は、第1図におけるブラシロール9
の付近の拡大断面図である。図において、1は加熱ロー
ル、2は熱可塑性樹脂フィルム、3は基材シート、4は
押圧ロール、5は冷却気体の噴出具、6,7,8は何れ
も補助ロール、9はブラシロール、10はニップロール
、11は製品ロール、12は吸引ダクトである。
Claims (1)
- 1 加熱された回転体の表面に熱可塑性樹脂の層と基材
の層とをこの順序に当接し、基材を回転体に押圧しつつ
回転体に沿つて進行させたのち、基材を回転体表面から
引き剥がし、回転体表面と基材との間で溶融した樹脂に
糸ひき現象を起させ、基材上に熱可塑性樹脂の起毛を生
成すると同時に、起毛に冷却用流体を接触させて起毛状
シートを製造したのち、起毛面に別の凹凸面を当接し、
凹凸面を起毛の傾いている方向と逆方向に進行させて、
起毛の先端を切り揃えることを特徴とする、起毛状シー
トの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP54091939A JPS6045583B2 (ja) | 1979-07-19 | 1979-07-19 | 起毛状シ−トの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP54091939A JPS6045583B2 (ja) | 1979-07-19 | 1979-07-19 | 起毛状シ−トの製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5615322A JPS5615322A (en) | 1981-02-14 |
| JPS6045583B2 true JPS6045583B2 (ja) | 1985-10-11 |
Family
ID=14040553
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP54091939A Expired JPS6045583B2 (ja) | 1979-07-19 | 1979-07-19 | 起毛状シ−トの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6045583B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5940902A (ja) * | 1982-08-31 | 1984-03-06 | Yokohama Rubber Co Ltd:The | 空気入りタイヤ |
| JPS5940903A (ja) * | 1982-08-31 | 1984-03-06 | Yokohama Rubber Co Ltd:The | ラジアルタイヤ |
| US5180534A (en) * | 1990-12-21 | 1993-01-19 | The Procter & Gamble Company | Process of manufacturing a refastenable mechanical fastening system |
| JP4224890B2 (ja) * | 1999-05-07 | 2009-02-18 | 株式会社日本吸収体技術研究所 | 不織布状ウェブの嵩高加工方法およびそれにより得られる嵩高性不織布 |
| JP6787114B2 (ja) | 2016-12-26 | 2020-11-18 | トヨタ車体株式会社 | 樹脂製品の製造方法 |
-
1979
- 1979-07-19 JP JP54091939A patent/JPS6045583B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5615322A (en) | 1981-02-14 |
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