JPS6045604B2 - 動脈硬化抑制物質の抽出方法 - Google Patents
動脈硬化抑制物質の抽出方法Info
- Publication number
- JPS6045604B2 JPS6045604B2 JP54071560A JP7156079A JPS6045604B2 JP S6045604 B2 JPS6045604 B2 JP S6045604B2 JP 54071560 A JP54071560 A JP 54071560A JP 7156079 A JP7156079 A JP 7156079A JP S6045604 B2 JPS6045604 B2 JP S6045604B2
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- Japan
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- arteriosclerosis
- residue
- chlorella
- water
- extraction
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明は動脈硬化抑制物質の抽出方法に関する。
一般に、動脈硬化が起こるのは、まず動脈の内壁が浮
腫様にふくれあがり、酸性多糖類がたまり、脂肪を多く
含んだ組織球が集まり、脂肪条が形成され、更に病変が
進むと、コレステロールを多く含んだ脂肪斑が作られる
ことによると考えられている。
腫様にふくれあがり、酸性多糖類がたまり、脂肪を多く
含んだ組織球が集まり、脂肪条が形成され、更に病変が
進むと、コレステロールを多く含んだ脂肪斑が作られる
ことによると考えられている。
かかる脂肪斑が成長すると、動脈の内腔が狭くなり、そ
の内腔が113以下に狭くなると、脳血栓を誘発して半
身マヒを起こしたり、冠状動脈血栓を誘発して心筋梗塞
を管こしたりする。このため、脳血栓や冠状動脈血栓を
防止する観点から、動脈硬化の股木的な治療の確立が急
務となつている。 ところで、従来、動脈硬化の治療に
はクロフイブラート、シンフイブラートなどの種々の抗
脂血剤が用いられている。
の内腔が113以下に狭くなると、脳血栓を誘発して半
身マヒを起こしたり、冠状動脈血栓を誘発して心筋梗塞
を管こしたりする。このため、脳血栓や冠状動脈血栓を
防止する観点から、動脈硬化の股木的な治療の確立が急
務となつている。 ところで、従来、動脈硬化の治療に
はクロフイブラート、シンフイブラートなどの種々の抗
脂血剤が用いられている。
しカルながら、これらの薬剤は種々の副作用があるため
、多量にしかも生涯にわたつて服用することは大きな問
題がある。例えば、クロフイブラートは肝障害、胆石誘
発等の副作用が強く、シンフイブラートは肝機能検査値
の上昇、白血球の減少、筋肉痛を誘発する等の副作用を
有するといわれている。 このようなことから、本発明
者は長年クロレラの研究に従事していたことから、良質
な蛋白源を含むクロレラ藻体に着目して種々検討した結
果、クロレラ藻体中の各種有効成分を水抽出した後の廃
棄されていた残渣に極めて動脈硬化の抑制に有用な成分
が含まれていることを究明した。
、多量にしかも生涯にわたつて服用することは大きな問
題がある。例えば、クロフイブラートは肝障害、胆石誘
発等の副作用が強く、シンフイブラートは肝機能検査値
の上昇、白血球の減少、筋肉痛を誘発する等の副作用を
有するといわれている。 このようなことから、本発明
者は長年クロレラの研究に従事していたことから、良質
な蛋白源を含むクロレラ藻体に着目して種々検討した結
果、クロレラ藻体中の各種有効成分を水抽出した後の廃
棄されていた残渣に極めて動脈硬化の抑制に有用な成分
が含まれていることを究明した。
しカルて、本発明者は上記知見にもとづき、更に鋭意
研究を重ねた結果、水抽出後の残渣を常温で所定濃度の
アルコール水性液により抽出することによつて、従来の
抗脂血剤はもとよりクロレラ残渣に較べても動脈硬化の
抑制作用が強く、かつ副作用も全くなく、更に廃棄処理
されていたクロレラ残渣を有効利用できる動脈硬化抑制
物質の抽出方法を見い出した。
研究を重ねた結果、水抽出後の残渣を常温で所定濃度の
アルコール水性液により抽出することによつて、従来の
抗脂血剤はもとよりクロレラ残渣に較べても動脈硬化の
抑制作用が強く、かつ副作用も全くなく、更に廃棄処理
されていたクロレラ残渣を有効利用できる動脈硬化抑制
物質の抽出方法を見い出した。
すなわち、本発明はクロレラ藻体の水抽出後の残渣を
85〜95%濃度で常温のアルコール水性液により抽出
せしめることを特徴とするものである。
85〜95%濃度で常温のアルコール水性液により抽出
せしめることを特徴とするものである。
本発明におけるクロレラ藻体の水抽出処理とは常温の
水抽出処理、又は熱水による抽出処理を意味するものて
ある。但し、動脈硬化抑制作用を有する物質の抽出効率
を向上させる観点から常温での抽出処理後のクロレラ残
渣を用いることが望ましい。 本発明におけるアルコー
ル水性液の濃度を上記範囲に限定した理由はアルコール
濃度が85%未満でも、95%を越えてもクロレラ残渣
中の動脈硬化抑制物質を効率よく抽出できなくなるから
である。
水抽出処理、又は熱水による抽出処理を意味するものて
ある。但し、動脈硬化抑制作用を有する物質の抽出効率
を向上させる観点から常温での抽出処理後のクロレラ残
渣を用いることが望ましい。 本発明におけるアルコー
ル水性液の濃度を上記範囲に限定した理由はアルコール
濃度が85%未満でも、95%を越えてもクロレラ残渣
中の動脈硬化抑制物質を効率よく抽出できなくなるから
である。
また、アルコール水性液は常温以下で用いることが必要
であり、常温より高い場合には動脈硬化抑制物質の抽出
を阻害するか、あるいは抽出中に変成する。このような
条件のアルコール水性液で抽出処理することにより、ク
ロレラ残渣中に含まれる動脈硬化の抑制を阻害する他の
物質は抽出せずに動脈硬化抑制物質のみを選択的に抽出
できる。なお、本発明においては必要に応じてクロレラ
残渣をアルコール水性液で抽出後の抽出物をケイ酸カラ
ムで分画し、カラムに吸着されない成分を更にアルコー
ル水性液と石油エーテルで分配した後、石油エール側の
分配成分をケン化して動脈硬化抑制剤の再抽出、精製処
理を施してもよい。
であり、常温より高い場合には動脈硬化抑制物質の抽出
を阻害するか、あるいは抽出中に変成する。このような
条件のアルコール水性液で抽出処理することにより、ク
ロレラ残渣中に含まれる動脈硬化の抑制を阻害する他の
物質は抽出せずに動脈硬化抑制物質のみを選択的に抽出
できる。なお、本発明においては必要に応じてクロレラ
残渣をアルコール水性液で抽出後の抽出物をケイ酸カラ
ムで分画し、カラムに吸着されない成分を更にアルコー
ル水性液と石油エーテルで分配した後、石油エール側の
分配成分をケン化して動脈硬化抑制剤の再抽出、精製処
理を施してもよい。
次に、本発明の実施例を説明する。実施例1
クロレラ藻体粉末200gに100℃の熱水を1000
m1加えて熱水抽出した。
m1加えて熱水抽出した。
熱水抽水後の残渣を取り出し、この残渣に90%濃度の
メタノール水性液9000mtで20℃の温度下にて抽
出処理し、抽出液を35℃て減圧乾固して動脈硬化抑制
物質を得た。実施例2 上記実施例1て得たメタノール抽出液を減圧乾固せずに
約5000mtまで濃縮し、この濃縮液に石油エーテル
(沸点30〜600C)約5000m1と飽和食塩水約
5000mLとを加えて一昼夜放置してメタノール抽出
液中の脂質を石油エーテル層に転溶させた後、;該石油
エーテル層を等量の水で洗浄し、水溶性成分をほぼ完全
に取り除き、ひきつづき減圧乾固して石油エーテル区画
を調製した。
メタノール水性液9000mtで20℃の温度下にて抽
出処理し、抽出液を35℃て減圧乾固して動脈硬化抑制
物質を得た。実施例2 上記実施例1て得たメタノール抽出液を減圧乾固せずに
約5000mtまで濃縮し、この濃縮液に石油エーテル
(沸点30〜600C)約5000m1と飽和食塩水約
5000mLとを加えて一昼夜放置してメタノール抽出
液中の脂質を石油エーテル層に転溶させた後、;該石油
エーテル層を等量の水で洗浄し、水溶性成分をほぼ完全
に取り除き、ひきつづき減圧乾固して石油エーテル区画
を調製した。
次いで、減圧乾固した石油エーテル区分(約14g)に
5%濃度の水酸化カリウムを含むエタノール溶液750
m1及び抗酸化剤30gを加えて沸騰水中で1紛間加熱
還流した後、直ちに水冷して分液ロードに水で洗浄しな
がら投入し、さらに石油エーテル300〜400m1で
6回不ケン化物を抽出した。抽出後、水で5〜6回(水
に着色が認められなくなるまで)洗浄し、・無水硫酸ナ
トリウムて脱水した後減圧乾固して動脈硬化抑制剤を得
た。応用例 白色在来種(ジャパニーズホワイト)の雄性家兎(体重
3k9)を、コレステロール1%を添加した市販飼料(
オリエンタル酵母工業(株)製商品名:0RC−4)で
m週間飼育して家兎に高コレステロール血症及び動脈硬
化巣を作つた。
5%濃度の水酸化カリウムを含むエタノール溶液750
m1及び抗酸化剤30gを加えて沸騰水中で1紛間加熱
還流した後、直ちに水冷して分液ロードに水で洗浄しな
がら投入し、さらに石油エーテル300〜400m1で
6回不ケン化物を抽出した。抽出後、水で5〜6回(水
に着色が認められなくなるまで)洗浄し、・無水硫酸ナ
トリウムて脱水した後減圧乾固して動脈硬化抑制剤を得
た。応用例 白色在来種(ジャパニーズホワイト)の雄性家兎(体重
3k9)を、コレステロール1%を添加した市販飼料(
オリエンタル酵母工業(株)製商品名:0RC−4)で
m週間飼育して家兎に高コレステロール血症及び動脈硬
化巣を作つた。
なお、コレステロール負荷前の家兎のコレステロール値
は50±5m91d1..氏週間飼育後のコレステロー
ル値は2000±300m91d1であつた。また、コ
レステロール負荷前、コレステロール負荷後(1唱間飼
育後)の家兎を殺し、大動脈を取り出し、常法に従つて
動脈硬化巣の相対面積を調べたところ、コレステロール
負荷前はゼロ、コレステロール負荷後は60%であつた
。次いで、動脈硬化を起した家兎10羽を一群とし、そ
れらの群の家兎をコレステロール0.5%及び下記表に
示す種類、量の動脈硬化抑制剤を添加した市販飼料で4
週間飼育し、4週間後の各群の家兎におけるコレステロ
ール値並びに動脈硬化巣面積を調べた。
は50±5m91d1..氏週間飼育後のコレステロー
ル値は2000±300m91d1であつた。また、コ
レステロール負荷前、コレステロール負荷後(1唱間飼
育後)の家兎を殺し、大動脈を取り出し、常法に従つて
動脈硬化巣の相対面積を調べたところ、コレステロール
負荷前はゼロ、コレステロール負荷後は60%であつた
。次いで、動脈硬化を起した家兎10羽を一群とし、そ
れらの群の家兎をコレステロール0.5%及び下記表に
示す種類、量の動脈硬化抑制剤を添加した市販飼料で4
週間飼育し、4週間後の各群の家兎におけるコレステロ
ール値並びに動脈硬化巣面積を調べた。
その結果を同表に併記した。上表より明らかなように、
本発明により得た動ク脈硬化抑制物質は従来のものに較
べてコレステロール値を低くでき、しかも動脈硬化巣面
積も減少できることがわかる。また、本発明により得た
動脈硬化抑制物質を長期間にわたつて家兎に投与しても
副作用は全く認められなかつた。以上詳述した如く、本
発明によれは従来の動脈硬化抑制剤に較べて動脈硬化の
抑制作用が強く、かつ副作用も全くなく、更に廃棄処理
されていたクロレラ残渣を有効利用でき、もつて安価に
安全かつ抗動脈硬化作用の優れた動脈硬化抑制物質を抽
出できる方法を提供てきるものである。
本発明により得た動ク脈硬化抑制物質は従来のものに較
べてコレステロール値を低くでき、しかも動脈硬化巣面
積も減少できることがわかる。また、本発明により得た
動脈硬化抑制物質を長期間にわたつて家兎に投与しても
副作用は全く認められなかつた。以上詳述した如く、本
発明によれは従来の動脈硬化抑制剤に較べて動脈硬化の
抑制作用が強く、かつ副作用も全くなく、更に廃棄処理
されていたクロレラ残渣を有効利用でき、もつて安価に
安全かつ抗動脈硬化作用の優れた動脈硬化抑制物質を抽
出できる方法を提供てきるものである。
Claims (1)
- 1 クロレラ藻体の水抽出後の残渣を85〜95%のア
ルコール水性液により常温で抽出せしめることを特徴と
する動脈硬化抑制物質の抽出方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP54071560A JPS6045604B2 (ja) | 1979-06-07 | 1979-06-07 | 動脈硬化抑制物質の抽出方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP54071560A JPS6045604B2 (ja) | 1979-06-07 | 1979-06-07 | 動脈硬化抑制物質の抽出方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS55164629A JPS55164629A (en) | 1980-12-22 |
| JPS6045604B2 true JPS6045604B2 (ja) | 1985-10-11 |
Family
ID=13464220
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP54071560A Expired JPS6045604B2 (ja) | 1979-06-07 | 1979-06-07 | 動脈硬化抑制物質の抽出方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6045604B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6058924A (ja) * | 1983-09-10 | 1985-04-05 | Osaka Seiken:Kk | 従属栄養クロレラを有効成分とする血圧降下及び脳卒中予防剤 |
| JP6050573B2 (ja) * | 2011-08-10 | 2016-12-21 | ロート製薬株式会社 | Ltbp−4産生促進剤 |
-
1979
- 1979-06-07 JP JP54071560A patent/JPS6045604B2/ja not_active Expired
Non-Patent Citations (1)
| Title |
|---|
| CANADIAN JOURNAL OF BIOCHEMISTRY AND PHYSIOLOGY=1962 * |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS55164629A (en) | 1980-12-22 |
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