JPS6046650B2 - 液体貯槽の耐圧試験方法 - Google Patents
液体貯槽の耐圧試験方法Info
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- JPS6046650B2 JPS6046650B2 JP2651679A JP2651679A JPS6046650B2 JP S6046650 B2 JPS6046650 B2 JP S6046650B2 JP 2651679 A JP2651679 A JP 2651679A JP 2651679 A JP2651679 A JP 2651679A JP S6046650 B2 JPS6046650 B2 JP S6046650B2
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Landscapes
- Investigating Strength Of Materials By Application Of Mechanical Stress (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は、液化ガス等のように水より比重が小さい
液体を収容する貯槽の耐圧試験方法に関し、特に耐圧試
験実施に好適な貯槽製作プロセスとした液体貯槽の耐圧
試験方法に関する。
液体を収容する貯槽の耐圧試験方法に関し、特に耐圧試
験実施に好適な貯槽製作プロセスとした液体貯槽の耐圧
試験方法に関する。
一般に低温液体を実質的に収容する貯槽は貯液前に耐
圧試験を必要とするが、その耐圧試験を従来は貯槽製作
完了後に行なつていた。
圧試験を必要とするが、その耐圧試験を従来は貯槽製作
完了後に行なつていた。
すなわち、従来の貯槽は第1図に示すごとく、ます基
礎上に貯槽底板1を設置固定したのち、この貯槽底板1
上に低温液体の実液上限位L、Lより高さ寸法が大きな
一体的筒状構成の貯槽側板2を載置して両者を溶接結合
することにより製作され、その製作後に試験水を槽内に
注入することで前記貯槽の耐圧試験を実施している。
礎上に貯槽底板1を設置固定したのち、この貯槽底板1
上に低温液体の実液上限位L、Lより高さ寸法が大きな
一体的筒状構成の貯槽側板2を載置して両者を溶接結合
することにより製作され、その製作後に試験水を槽内に
注入することで前記貯槽の耐圧試験を実施している。
ところが、試験水の比重は1であつて実液(液化ガス
)比重0.5〜0.6よりも大きいので、前記耐圧試験
は、その試験水圧力分布P、と、実液貯蔵時において実
際に貯槽側板2に作用する実液圧力分布P2とが下側最
大圧力部分でP、≧P2なるようにして実施しているの
が現状である。
)比重0.5〜0.6よりも大きいので、前記耐圧試験
は、その試験水圧力分布P、と、実液貯蔵時において実
際に貯槽側板2に作用する実液圧力分布P2とが下側最
大圧力部分でP、≧P2なるようにして実施しているの
が現状である。
しかし、斯様な試験方法では、前述のごとき試験水と
実液との比重差によつて試験水位W土が実液位L、Lよ
り低くなるので、貯槽側板2の上層部には、実際に実液
圧力が作用するにも拘わらず試験水圧力の掛からない部
分2aが生じる問題点があつた。
実液との比重差によつて試験水位W土が実液位L、Lよ
り低くなるので、貯槽側板2の上層部には、実際に実液
圧力が作用するにも拘わらず試験水圧力の掛からない部
分2aが生じる問題点があつた。
そこで、貯槽側板2の略全面に試験水圧力を掛けるべ
き試験水位W、Lを実液位L、Lと同じくすると、貯槽
側板2の下層部には実液圧力を大きく上回る相当な試験
水圧が掛かつて貯槽側板2および貯槽底板1のそれぞれ
に大きな応力が発生するので、これらの板厚を相当増厚
しなければならず頗ぶる不経済であるなど種々の問題点
が生じる。
き試験水位W、Lを実液位L、Lと同じくすると、貯槽
側板2の下層部には実液圧力を大きく上回る相当な試験
水圧が掛かつて貯槽側板2および貯槽底板1のそれぞれ
に大きな応力が発生するので、これらの板厚を相当増厚
しなければならず頗ぶる不経済であるなど種々の問題点
が生じる。
この発明は上記問題点を解消すべくなされたもので、
その目的は、貯槽底板上にて貯槽側板を上層形成部、下
層形成部の順で分断形成していくことにより、貯槽製作
過程で前記上下層形成部のそれぞれを順次個別的に耐圧
試験することができ、もつて貯槽内実液上限位より低い
試験水位て実液圧力以上の試験水圧力を貯槽側板全面に
結果的に掛けたこととなつて貯槽耐圧試験の信頼性向上
を図ることができるようにした液体貯槽の耐圧試験方法
を提唱するにある。以下に、この発明の実施態様を第2
図および第3図に基づいて説明する。
その目的は、貯槽底板上にて貯槽側板を上層形成部、下
層形成部の順で分断形成していくことにより、貯槽製作
過程で前記上下層形成部のそれぞれを順次個別的に耐圧
試験することができ、もつて貯槽内実液上限位より低い
試験水位て実液圧力以上の試験水圧力を貯槽側板全面に
結果的に掛けたこととなつて貯槽耐圧試験の信頼性向上
を図ることができるようにした液体貯槽の耐圧試験方法
を提唱するにある。以下に、この発明の実施態様を第2
図および第3図に基づいて説明する。
まず、周縁側上部に環状の枠壁11を有して低温靭性に
富む鋼板等で一体形成された貯槽底板10を保冷性床盤
または基礎上等に設置固定し、かつ前記枠壁11の外周
部にはコンクリートまたは金属製の貯槽外殼14を構築
する。ついで、貯槽底板10の枠壁11上に第2図中実
線で示すごとく貯槽側板の上層形成部12aを液密状態
に組立てる。
富む鋼板等で一体形成された貯槽底板10を保冷性床盤
または基礎上等に設置固定し、かつ前記枠壁11の外周
部にはコンクリートまたは金属製の貯槽外殼14を構築
する。ついで、貯槽底板10の枠壁11上に第2図中実
線で示すごとく貯槽側板の上層形成部12aを液密状態
に組立てる。
その上層形成部12aは、第3図に示す完成貯槽側板1
2全高の約112の高さ寸法に形成されたもので、貯槽
底板10と同質鋼板よりなつており、枠壁11上に載置
して溶接するか、もしは適宜のシール手段によつて前記
枠壁11との間が液密状態に封止される。
2全高の約112の高さ寸法に形成されたもので、貯槽
底板10と同質鋼板よりなつており、枠壁11上に載置
して溶接するか、もしは適宜のシール手段によつて前記
枠壁11との間が液密状態に封止される。
斯様にして貯槽底板10上に貯槽側板12の上層形成部
12aを組立てたならば、その上端開口部を屋根13で
密封状態に覆う。
12aを組立てたならば、その上端開口部を屋根13で
密封状態に覆う。
この屋根13は予め前記上層形成部12aの上端開口縁
に溶接されたものであつてもよい。以上の工程により貯
槽外殻14内には、貯槽底板10と貯槽側板12の上層
形成部12aおよび屋根13によつて密閉容器化された
半完成貯槽tが構成されるので、この半完成貯槽1内に
試験水を注入充満させることにより前記上層形成部12
。
に溶接されたものであつてもよい。以上の工程により貯
槽外殻14内には、貯槽底板10と貯槽側板12の上層
形成部12aおよび屋根13によつて密閉容器化された
半完成貯槽tが構成されるので、この半完成貯槽1内に
試験水を注入充満させることにより前記上層形成部12
。
aの耐圧試験を行なう。この場合、半完成貯槽t内の試
験水位W.Llは後述する完成貯槽T(第3図参照)内
の実液上限位L.Lの約112となり、かつ、このとき
の試験水圧力分布P1″は試験水と実液との比重差によ
つて,実液圧力分布P2よりも大きくなる。
験水位W.Llは後述する完成貯槽T(第3図参照)内
の実液上限位L.Lの約112となり、かつ、このとき
の試験水圧力分布P1″は試験水と実液との比重差によ
つて,実液圧力分布P2よりも大きくなる。
そして、前記耐圧試験(水張試験)実施により貯槽側板
12の上層形成部12aの安全性が確認されたならば、
半完成貯槽t内の試験水を抜き取る。
12の上層形成部12aの安全性が確認されたならば、
半完成貯槽t内の試験水を抜き取る。
試験水抜き取り後には、前記上層形成部12aを貯槽底
板10の枠壁11から切り離して所定高所まで上昇させ
、その上昇位置で適宜手段により保持する。
板10の枠壁11から切り離して所定高所まで上昇させ
、その上昇位置で適宜手段により保持する。
この場合における上層形成部12aの上昇手段としては
、この上層形成部12aが屋根13により有蓋筒状をな
していることから、その内部に空気圧を圧入することに
より浮上させるか、もしくは、その他の例えばクレーン
等を用いればよい。ついで、貯槽底板10の枠壁11と
上昇位置の上層形成部12aとの間に第3図に示すごと
く貯槽側板12の下層形成部12bを組込む。
、この上層形成部12aが屋根13により有蓋筒状をな
していることから、その内部に空気圧を圧入することに
より浮上させるか、もしくは、その他の例えばクレーン
等を用いればよい。ついで、貯槽底板10の枠壁11と
上昇位置の上層形成部12aとの間に第3図に示すごと
く貯槽側板12の下層形成部12bを組込む。
そして、この下層形成部12bを前記枠壁11ノおよび
上層形成部12aのそれぞれに溶接結合する。
上層形成部12aのそれぞれに溶接結合する。
以上の工程により完成貯槽Tを構成したならば、この完
成貯槽T内に再度試験水を注入して最終的な耐圧試験を
実施する。
成貯槽T内に再度試験水を注入して最終的な耐圧試験を
実施する。
この場合、完成貯槽T内の試験水位W.L2は、すでに
試験済の前記上層形成部12aの略中間部あたりにする
。
試験済の前記上層形成部12aの略中間部あたりにする
。
従つて、試験水位W.しは完成貯槽T内の実液上限位L
.Lよりも低く、しかも、貯槽側板12の下層形成部1
2bに作用する試験水圧力分布P1は実液圧力分布P2
より大きくなる。
.Lよりも低く、しかも、貯槽側板12の下層形成部1
2bに作用する試験水圧力分布P1は実液圧力分布P2
より大きくなる。
以上により、完成貯槽側板12の全面に実液圧力以上の
試験水圧力が掛けられたことになり、完成貯槽側板12
全面の耐圧安全性が正確に確認できる。
試験水圧力が掛けられたことになり、完成貯槽側板12
全面の耐圧安全性が正確に確認できる。
そして、安全性確認後に完成貯槽T内の試験水を抜き取
ることにより、完成貯槽TはLPG,LNG等の低温液
体、すなわち、水より比重の小さな実液貯槽用として使
用に供される。
ることにより、完成貯槽TはLPG,LNG等の低温液
体、すなわち、水より比重の小さな実液貯槽用として使
用に供される。
以上、この発明方法では、貯槽側板を上層形成部と下層
形成部に分けて上層形成部から貯槽底板上に形成する貯
槽製作工程とし、前記上層形成部および下層形成部のそ
れぞれを、この順序で別々に水圧試験するようにしたの
で、下記のごとき効果が得られる。
形成部に分けて上層形成部から貯槽底板上に形成する貯
槽製作工程とし、前記上層形成部および下層形成部のそ
れぞれを、この順序で別々に水圧試験するようにしたの
で、下記のごとき効果が得られる。
(1)液化ガスのように水より比重の小さい実液を収容
する貯槽の製作過程で、貯槽側板を上層形成部と下層形
成部に分けて個々に水圧試験できることから、その試験
時における各層形成部内の試験水位は完成貯槽内の実液
上限位より遥かに低くなり、このため、実液上限水位を
試験水位として貯槽耐圧試験を実施する場合と異なり貯
槽底板および貯槽側板の板厚を増す必要がない。
する貯槽の製作過程で、貯槽側板を上層形成部と下層形
成部に分けて個々に水圧試験できることから、その試験
時における各層形成部内の試験水位は完成貯槽内の実液
上限位より遥かに低くなり、このため、実液上限水位を
試験水位として貯槽耐圧試験を実施する場合と異なり貯
槽底板および貯槽側板の板厚を増す必要がない。
(2)貯槽側板の下層形成部に比して実液圧力分布の小
さな上層形成部から耐圧試験を実施するので、下層形成
部の耐圧試験時における試験水位を実液上限位より低い
範囲て上層形成部の試験水位より高くすることができ、
このため、実液上限位より低い試験水位で実液圧力より
大きい試験水圧を貯槽側板の上下層形成部に掛けること
ができる。
さな上層形成部から耐圧試験を実施するので、下層形成
部の耐圧試験時における試験水位を実液上限位より低い
範囲て上層形成部の試験水位より高くすることができ、
このため、実液上限位より低い試験水位で実液圧力より
大きい試験水圧を貯槽側板の上下層形成部に掛けること
ができる。
(3)従つて、この発明方法によれば、貯槽側板に耐圧
試験の実施不能部分や不完全部分が生じるようなことな
く、貯槽側板全面に的確な耐圧試験を簡易に実施するこ
とができて貯槽耐圧試験の信頼性を大幅に向上させるこ
とができる。
試験の実施不能部分や不完全部分が生じるようなことな
く、貯槽側板全面に的確な耐圧試験を簡易に実施するこ
とができて貯槽耐圧試験の信頼性を大幅に向上させるこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来方法を説明するために示した貯槽の部分的
断面図、第2図はこの発明方法の実施説明図、第3図は
この発明方法て貯槽に最終的耐圧試験を実施している状
態の拡大断面図である。
断面図、第2図はこの発明方法の実施説明図、第3図は
この発明方法て貯槽に最終的耐圧試験を実施している状
態の拡大断面図である。
Claims (1)
- 1 水より比重が小さい実液を収容する貯槽の耐圧試験
方法において、貯槽底板上に形成して該貯槽底板との間
をシールした貯槽側板上層形成部の水圧試験を行なつた
のち、この貯槽側板上層形成部を貯槽底板から切り離し
上昇させてその相互間に一体形成した貯槽側板下層形成
部を前記水圧試験時の水位より高く、かつ貯槽内実液上
限位より低い試験水位で水圧試験することを特徴とする
液体貯槽の耐圧試験方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2651679A JPS6046650B2 (ja) | 1979-03-07 | 1979-03-07 | 液体貯槽の耐圧試験方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2651679A JPS6046650B2 (ja) | 1979-03-07 | 1979-03-07 | 液体貯槽の耐圧試験方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS55119040A JPS55119040A (en) | 1980-09-12 |
| JPS6046650B2 true JPS6046650B2 (ja) | 1985-10-17 |
Family
ID=12195633
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2651679A Expired JPS6046650B2 (ja) | 1979-03-07 | 1979-03-07 | 液体貯槽の耐圧試験方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6046650B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6441961U (ja) * | 1987-09-09 | 1989-03-13 |
-
1979
- 1979-03-07 JP JP2651679A patent/JPS6046650B2/ja not_active Expired
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6441961U (ja) * | 1987-09-09 | 1989-03-13 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS55119040A (en) | 1980-09-12 |
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