JPS604699B2 - 酒精含有チヨコレ−ト - Google Patents
酒精含有チヨコレ−トInfo
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- JPS604699B2 JPS604699B2 JP55109189A JP10918980A JPS604699B2 JP S604699 B2 JPS604699 B2 JP S604699B2 JP 55109189 A JP55109189 A JP 55109189A JP 10918980 A JP10918980 A JP 10918980A JP S604699 B2 JPS604699 B2 JP S604699B2
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Landscapes
- Confectionery (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は酒精を含有するチョコレートに関し、さらに詳
細には酒精をチョコレート全体に均一混和させてなる実
質的に固形のチョコレ−トに関するものである。
細には酒精をチョコレート全体に均一混和させてなる実
質的に固形のチョコレ−トに関するものである。
従来、酒精を含有するチョコレートは、その内部に設け
た空胴に酒精を封入した、いわゆるボンボン型のもので
あった。
た空胴に酒精を封入した、いわゆるボンボン型のもので
あった。
これは、チョコレートが微細な砂糖、無脂乳固形分、無
脂カカオ分などの粒子を油脂中に分散させた組識構造で
なるのに対し、酒精は主として水とアルコールとの混合
物であるため、これらチョコレートと酒精とを直接混和
することが極めて困難であるからである。本発明は、こ
の従来の常識を打破し、酒精を固形のチョコレート全体
に均一混和してなる酒精含有チョコレートを提供するも
のである。本発明者等は、従来乳化剤としてチョコレー
ト中に0.3〜0.5%使用されていたレシチン(大豆
リン脂質)を、今回0.5〜5重量%に増量すれば、ア
ルコール分8咳容量%以上の酒精をチョコレート重量に
対し数パーセント以上均一に混和させることができ、し
かも含有されたアルコール分が6カ月にわたる長期保存
後も殆んど低下せずにチョコレート全体に保持されるこ
とを突き止めた。
脂カカオ分などの粒子を油脂中に分散させた組識構造で
なるのに対し、酒精は主として水とアルコールとの混合
物であるため、これらチョコレートと酒精とを直接混和
することが極めて困難であるからである。本発明は、こ
の従来の常識を打破し、酒精を固形のチョコレート全体
に均一混和してなる酒精含有チョコレートを提供するも
のである。本発明者等は、従来乳化剤としてチョコレー
ト中に0.3〜0.5%使用されていたレシチン(大豆
リン脂質)を、今回0.5〜5重量%に増量すれば、ア
ルコール分8咳容量%以上の酒精をチョコレート重量に
対し数パーセント以上均一に混和させることができ、し
かも含有されたアルコール分が6カ月にわたる長期保存
後も殆んど低下せずにチョコレート全体に保持されるこ
とを突き止めた。
したがって、本発明の主たる目的は、チョコレート生地
に、その重量に対し1.5〜3の重量%の酒精と0.5
〜5重量%の大豆リン脂質とを添加し、均一に混和させ
てなる酒精含有チョコレートを提供するにある。驚くこ
とに、本発明の酒精含有チョコレートは、酒精の味を楽
しめるだけでなく、従来のチョコレートよりも明らかに
口溶けが良好である。本発明の酒精含有チョコレートは
、大豆リン脂質を予めチョコレート生地中に練り込んで
おき、そこに酒精を添加する方法或いは酒精を混和した
後に大豆リン脂質を加える方法或いは酒精と大豆リン脂
質とを乳化した状態でチョコレートに添加する方法など
、任意の順序で両成分を加えて製造することができる。
したがって、本発明の他の目的は、チョコレ−ト重量に
対し1.5〜3の重量%の酒精と0.5〜5重量%の大
豆リン脂質とを任意の順序でチョコレート生地に直接添
加し、高速燈梓混合してチョコレート全体に均一に混和
させた後、固化成型することからなる酒精含有チョコレ
ートの製造方法を提供することである。
に、その重量に対し1.5〜3の重量%の酒精と0.5
〜5重量%の大豆リン脂質とを添加し、均一に混和させ
てなる酒精含有チョコレートを提供するにある。驚くこ
とに、本発明の酒精含有チョコレートは、酒精の味を楽
しめるだけでなく、従来のチョコレートよりも明らかに
口溶けが良好である。本発明の酒精含有チョコレートは
、大豆リン脂質を予めチョコレート生地中に練り込んで
おき、そこに酒精を添加する方法或いは酒精を混和した
後に大豆リン脂質を加える方法或いは酒精と大豆リン脂
質とを乳化した状態でチョコレートに添加する方法など
、任意の順序で両成分を加えて製造することができる。
したがって、本発明の他の目的は、チョコレ−ト重量に
対し1.5〜3の重量%の酒精と0.5〜5重量%の大
豆リン脂質とを任意の順序でチョコレート生地に直接添
加し、高速燈梓混合してチョコレート全体に均一に混和
させた後、固化成型することからなる酒精含有チョコレ
ートの製造方法を提供することである。
本発明の方法は、テンパリング工程を含むものおよび含
まないもの、いずれにも適用することができ、さらにテ
ンパリング工程を含むものについてはこのテンパリング
工程の前または後のいずれの時期に酒精を加えてもよい
。
まないもの、いずれにも適用することができ、さらにテ
ンパリング工程を含むものについてはこのテンパリング
工程の前または後のいずれの時期に酒精を加えてもよい
。
さらに本発明は、純チョコレート生地、チョコレート生
地、準チョコレート生地、或いは菓子類に属するチョコ
レート生地などあらゆる種類のチョコレート生地に対し
て適用することができる。
地、準チョコレート生地、或いは菓子類に属するチョコ
レート生地などあらゆる種類のチョコレート生地に対し
て適用することができる。
本発明の酒精含有チョコレートに使用する酒精は、アル
コール(エチルアルコール)分を8解き量%以上、好ま
しくは9泣き量%以上含有するものである。このような
酒精は、たとえばブランデー、ワイン、ウイスキー、リ
キュール、果実酒、清酒などあらゆる種類の酒類をたと
えば蒸留操作などによりアルコール分8咳容量%以上に
して得られる。勿論、純エチルアルコールを8鉄容量%
以上含有する水溶液であってもよい。この濃度アルコー
ルの使用量はチョコレート重量に対し1.5〜3の重量
%の範囲で可能であり、1.5%より少ない使用量では
、本発明による口溶け良好という効果が得られなくなり
、30%より多く使用すると油中水型のチョコレート乳
化構造が破壊されて水中油型の構造に逆転するため成型
不能となる。したがって、本発明においては、チョコレ
ート重量に対し5〜15重量%の酒精を使用するのが好
適である。一方、チョコレート中にアルコールを均一混
和させると共にその狸散を防止して長期保存を可能にす
る大豆リン脂質は大豆油製造の際得られるレシチンを包
含し、前記目的でチョコレート重量に対し0.5〜5重
量%の範囲で使用される。0.5%より少ないと前記目
的が良好に達成されず、また5%以上ではチョコレート
の風味が損なわれるのみならず、雛型性および耐熱性も
悪化する。
コール(エチルアルコール)分を8解き量%以上、好ま
しくは9泣き量%以上含有するものである。このような
酒精は、たとえばブランデー、ワイン、ウイスキー、リ
キュール、果実酒、清酒などあらゆる種類の酒類をたと
えば蒸留操作などによりアルコール分8咳容量%以上に
して得られる。勿論、純エチルアルコールを8鉄容量%
以上含有する水溶液であってもよい。この濃度アルコー
ルの使用量はチョコレート重量に対し1.5〜3の重量
%の範囲で可能であり、1.5%より少ない使用量では
、本発明による口溶け良好という効果が得られなくなり
、30%より多く使用すると油中水型のチョコレート乳
化構造が破壊されて水中油型の構造に逆転するため成型
不能となる。したがって、本発明においては、チョコレ
ート重量に対し5〜15重量%の酒精を使用するのが好
適である。一方、チョコレート中にアルコールを均一混
和させると共にその狸散を防止して長期保存を可能にす
る大豆リン脂質は大豆油製造の際得られるレシチンを包
含し、前記目的でチョコレート重量に対し0.5〜5重
量%の範囲で使用される。0.5%より少ないと前記目
的が良好に達成されず、また5%以上ではチョコレート
の風味が損なわれるのみならず、雛型性および耐熱性も
悪化する。
好適には、チョコレート重量に対し1.0〜2.の重量
%が使用される。この使用量は、従来の粘度低下効果を
目的とした0.3〜0.5重量%の使用量をかなり上廻
るものであり、このような多量のレシチンを使用すると
かえって粘度が上昇して良質のチョコレートが得られな
くなるという常識からすれば、予想外のことである。レ
シチンが本発明による上記の効果(すなわちチョコレ−
ト中へのアルコールの均一混和およびアルコールの揮発
防止という効果)を発揮する理由は、アルコールが水と
同様極性の溶剤であってレシチンの親水基と結合し、か
〈してアルコールの表面にレシチン被覆が形成されるた
めと思われる。上託したように、本発明による方法は、
テンパリング工程を含むもの或いは含まないものいずれ
にも適用でき、それらの方法は当業者に周知されたもの
である。ただし、本発明を実施する際、テンパリング工
程を含む場合は、テンパリング後5分以内、好ましくは
1分以内に2000以下、好ましくは5〜1000の温
度で冷却を開始せねばならず、さもないとチョコレート
製品にブルームが生ずる。一方、テンパリング工程を含
まない場合は、30〜7000のチョコレート生地を1
0分以内、好ましくは5分以内、特に好ましくは3硯砂
以内に20こ0以下の温度で冷却を開始しなければなら
ない。さもないと、同様にチョコレート製品にブルーム
が生ずる。本発明による酒精含有チョコレートは、従来
のボンボンとは異なり、酒精が固形チョコレートの全体
に均一混和された新規なものであり、大豆リン脂質の効
果によりアルコールの揮発が防止されて6ヵ月以上にわ
たる長期保存に耐えることができ、しかも従来のチョコ
レートよりも口中いおける口溶けが極めて良好である。
%が使用される。この使用量は、従来の粘度低下効果を
目的とした0.3〜0.5重量%の使用量をかなり上廻
るものであり、このような多量のレシチンを使用すると
かえって粘度が上昇して良質のチョコレートが得られな
くなるという常識からすれば、予想外のことである。レ
シチンが本発明による上記の効果(すなわちチョコレ−
ト中へのアルコールの均一混和およびアルコールの揮発
防止という効果)を発揮する理由は、アルコールが水と
同様極性の溶剤であってレシチンの親水基と結合し、か
〈してアルコールの表面にレシチン被覆が形成されるた
めと思われる。上託したように、本発明による方法は、
テンパリング工程を含むもの或いは含まないものいずれ
にも適用でき、それらの方法は当業者に周知されたもの
である。ただし、本発明を実施する際、テンパリング工
程を含む場合は、テンパリング後5分以内、好ましくは
1分以内に2000以下、好ましくは5〜1000の温
度で冷却を開始せねばならず、さもないとチョコレート
製品にブルームが生ずる。一方、テンパリング工程を含
まない場合は、30〜7000のチョコレート生地を1
0分以内、好ましくは5分以内、特に好ましくは3硯砂
以内に20こ0以下の温度で冷却を開始しなければなら
ない。さもないと、同様にチョコレート製品にブルーム
が生ずる。本発明による酒精含有チョコレートは、従来
のボンボンとは異なり、酒精が固形チョコレートの全体
に均一混和された新規なものであり、大豆リン脂質の効
果によりアルコールの揮発が防止されて6ヵ月以上にわ
たる長期保存に耐えることができ、しかも従来のチョコ
レートよりも口中いおける口溶けが極めて良好である。
以下、実施例により本発明を説明する。
実施例 1
チョコレート生地配合:
砂糖 45夕カカオマス
16ココアノゞ夕−
19粉乳
18.4レシチン 1.5
香料 0.1100‐
0夕上記の配合を用いて常法で製造したチョコレート生
地を45℃まで冷却した後、この生地の重量に対し8重
量%の93容量%濃度のアルコールを添加し、高速燈梓
混合した。
16ココアノゞ夕−
19粉乳
18.4レシチン 1.5
香料 0.1100‐
0夕上記の配合を用いて常法で製造したチョコレート生
地を45℃まで冷却した後、この生地の重量に対し8重
量%の93容量%濃度のアルコールを添加し、高速燈梓
混合した。
これを通常のテンパリング工程にかけた後、モールド中
に注型し、その後1硯砂以内に10℃にて冷却した。比
較のため、レシチン量を0.4重量%使用しかつアルコ
ール分を1.2重量%添加した以外は、上記と同様にし
てチョコレートを作成した。
に注型し、その後1硯砂以内に10℃にて冷却した。比
較のため、レシチン量を0.4重量%使用しかつアルコ
ール分を1.2重量%添加した以外は、上記と同様にし
てチョコレートを作成した。
上記で得られた両チョコレートにつき、アルコールの漣
教テストを行ない、下記第1表の結果を得た。
教テストを行ない、下記第1表の結果を得た。
第1表
25℃K保存した場合のアルコールの残留量さらに、2
0名からなる専門パネルにより、上記で得られた両チョ
コレートにつき口溶けの優劣を判定し、下記第2表の結
果を得た。
0名からなる専門パネルにより、上記で得られた両チョ
コレートにつき口溶けの優劣を判定し、下記第2表の結
果を得た。
第2表
上記の結果から、本発明による酒精含有チョコレートは
良好な保存性(アルコール輝散防止性)と、より良好な
口溶けとを有することが判るであろう。
良好な保存性(アルコール輝散防止性)と、より良好な
口溶けとを有することが判るであろう。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 チヨコレート生地に、その重量に対し1.5〜30
重量%の酒精と0.5〜5重量%の大豆リン脂質とを添
加し、均一に混和させてなる酒精含有チヨコレート。 2 チヨコレートの重量に対し5〜15重量%の酒精と
1.0〜2.0重量%の大豆リン脂質と混和させてなる
特許請求の範囲第1項記載の酒精含有チヨコレート。 3 酒精がアルコール分80容量%以上の濃度である特
許請求の範囲第1項乃至第2項のいずれかに記載の酒精
含有チヨコレート。 4 酒精がブランデー、ワイン、ウイスキー、清酒など
の酒類を蒸留処理してアルコール分80容量%以上の濃
度にしたもの、または純エチルアルコールを80容量%
以上含有するアルコール水溶液である特許請求の範囲第
3項記載の酒精含有チヨコレート。 5 大豆リン脂質がレシチンである特許請求の範囲第1
項乃至第4項のいずれかに記載の酒精含有チヨコレート
。 6 チヨコレートの重量に対し、1.5〜30重量%の
酒精と0.5〜5重量%の大豆リン脂質とを任意の順序
でチヨコレート生地に直接添加し、高速撹拌混合してチ
ヨコレート全体に均一に混和させた後、固化成型するこ
とを特徴とする酒精含有チヨコレートの製造方法。 7 チヨコレートの重量に対し5〜15重量%の酒精と
0.5〜5重量%の大豆リン脂質とを添加する特許請求
の範囲第6項記載の方法。 8 酒精がアルコール分80容量%以上の濃度である特
許請求の範囲第6項または第7項記載の方法。 9 酒精がブランデー、ワイン、ウイスキー、清酒など
の酒類を蒸留処理してアルコール分80容量%以上の濃
度にしたもの、または純エチルアルコールを80容量%
以上含有するアルコール水溶液である特許請求の範囲第
8項記載の方法。 10 大豆リン脂質がレシチンである特許請求の範囲第
6項乃至第9項のいずれかに記載の方法。 11 テンパリング工程を含み、テンパリングの前また
は後のチヨコレート生地に酒精と大豆リン脂質とを添加
し、テンパリング後5分以内に20℃以下の温度で冷却
を開始する特許請求の範囲第6項記載の方法。 12 テンパリング工程を含まず、酒精と大豆リン脂質
とが添加された30〜70℃の生地を10分以内に20
℃以下の温度で冷却を開始する特許請求の範囲第6項記
載の方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP55109189A JPS604699B2 (ja) | 1980-08-11 | 1980-08-11 | 酒精含有チヨコレ−ト |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP55109189A JPS604699B2 (ja) | 1980-08-11 | 1980-08-11 | 酒精含有チヨコレ−ト |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5736937A JPS5736937A (en) | 1982-02-27 |
| JPS604699B2 true JPS604699B2 (ja) | 1985-02-06 |
Family
ID=14503888
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP55109189A Expired JPS604699B2 (ja) | 1980-08-11 | 1980-08-11 | 酒精含有チヨコレ−ト |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS604699B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5948049A (ja) * | 1982-09-10 | 1984-03-19 | Nisshin Kako Kk | 速乾性チヨコレ−ト加工品 |
| JP5122961B2 (ja) * | 2005-08-29 | 2013-01-16 | 正和 河原 | チョコレート食品 |
| JP6347506B2 (ja) * | 2014-03-03 | 2018-06-27 | 株式会社明治 | 油性菓子の製造方法 |
-
1980
- 1980-08-11 JP JP55109189A patent/JPS604699B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5736937A (en) | 1982-02-27 |
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