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JPS604862B2 - 微粉化された固体燃料を熱処理する方法及び装置 - Google Patents
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JPS604862B2 - 微粉化された固体燃料を熱処理する方法及び装置 - Google Patents

微粉化された固体燃料を熱処理する方法及び装置

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JPS604862B2
JPS604862B2 JP4519479A JP4519479A JPS604862B2 JP S604862 B2 JPS604862 B2 JP S604862B2 JP 4519479 A JP4519479 A JP 4519479A JP 4519479 A JP4519479 A JP 4519479A JP S604862 B2 JPS604862 B2 JP S604862B2
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【発明の詳細な説明】 本発明は、炭素を含む固体物質の分解操作の為の方法及
び装置に関し、特に、徴粉化された固体燃料を熱処理す
る方法及び装置に関する。
本発明は、工業用及び家庭用の炉に用いられる高熱量の
徴粉化燃料及び、種々の用途に用いられるガス状及び液
状生成物の両者をともに作るのに特に適する。
従来技術に於て、1側未満の粒度を有する徴粉化固体燃
料を毎秒1ぴ〜1び度程度の高加熱率で熱分解(熱処理
)する方法及び装置は既に周知されている。
この様な方法は、遅い加熱率に基づく方法に比して、次
に合成液体燃料または工業的及び化学的原材料に変えら
れる固体及び液体生成物の収量を増加させ得る。従来技
術による徴粉化固体燃料の熱処理方法及び装置の一つと
しては、ソ連発明者証335267号に示されたものが
知られており、上記方法に於ては、燃料は、ガス状熱担
体により1秒未満内に300〜500qoの温度に加熱
され、この温度に於て燃料の熱分解が始まり、ついで、
燃料は熱担体により1秒以内に500〜800qoの温
度に加熱され、この温度に於ては燃料の熱分解が極めて
激しく行われ、よって、固体粒子、ガス、タールの蒸気
及び水蒸気を含む、蒸気とガスとの懸濁体が形成され、
ついで、上記懸濁体を固体物質と、蒸気ガス混合物を精
製及び凝縮する事により、ガス及び有用な液体生成物が
得られ、上記液体から重タール及び発生水(加熱により
発生された水)が分離される。
上記方法を行う為の装置は第一室を有し、この室は、装
入燃料をこの室に供孫旨する為の手段及びこの室にガス
状熱担体を供給する為の手段及びこの室から上記熱担体
を排出する為の手段を有する。
上記熱担体は燃料を、その熱分解が始まる温度迄加熱す
る為に用いられる。装置はさらに、上記第一室の次に連
結された第二室を有し、上記第二室は、この室にガス状
熱挺体を供孫舎する為の手段を有し、この熱担体により
燃料は、その熱分解が極めて激しく起って蒸気とガスと
の懸濁体が形成される温度に迄加熱される。装置はさら
に、蒸気ガス混合物から固体物質を分離する為の手段、
上記混合物を精製及び凝縮してガス及び有用な液体を得
、上記液体からタール及び発生水を分離する為の手段を
有する。上記方法及び装置は、従来の急速熱分解の為の
他の方法及び装置と同様に、タールの収量を増加させ得
、この収量の増加は、生成物中の重タールの含分の増加
を意味する。
生成された重タールの燃焼熱(8400Kcal/k9
)は、生成された固体物質の燃焼熱(6400〜670
0Kcal/k9)より大であるが、これを燃料として
用いるには若干の困難がある。これらの困難は、上記重
タールが非結晶性のプラスチック物質である為に、輸送
管により消費者へ送るには粘性が大であり過ぎ、と云っ
て、容器で輸送するには硬さが不充分である事にある。
従って、重タールを液体燃料として用いる為には、これ
を加熱により液状にする事が必要になるが、この為には
、当然、追加の動力、時間及び労力の消費が必要になる
。また、周知の如く、上記方法及び装置は、小粒の形の
固体生成物を与えるが、上記小粒は多孔質な表面を有し
、この為に、上記固体生成物の吸湿性及び、粉化の傾向
がともに増加される。
吸湿性が高い事は、上記固体生成物を屋外に貯蔵する事
を不可能にし、粉化傾向が大である事は、燃焼状態を不
健全にし、燃料の相当な損失を生じさせる。上記方法は
さらに、発生水の如き副産物を生じ、上記発生水は、そ
の中に溶解された有機化合物を含有するから、排水され
る前に浄化(含有物除去)される事を要するが、この為
には比較的多大の資本投下及び運転費が必要とされる。
本発明の目的は、徴粉化された固体燃料を熱処理する方
法及び装置を提供するにあり、上記方法及び装置は、冷
却操作により重タールが固体粒子により吸着される事を
可能にし、よって生成された固体物質の燃焼熱を高め、
さらに上記固体物質を流体輸送により送る事を可能にし
、さらに、上記固体物質の粉化傾向を事実上皆無にする
本発明による方法に於ては、先ず、原料燃料がガス状熱
担体により、1秒未満内に於て300〜500℃の温度
に加熱され、この温度に於て上記燃料の熱分解が始まり
、ついで、上記燃料が、ガス状熱担体により、1秒未満
内に於て500〜800午0の温度に加熱され、この温
度に於て燃料の激しい熱分解が起り、よって、固体粒子
、ガス、タールの蒸気及び水蒸気を含む蒸気とガスとの
懸濁体が形成され、ついで、上記懸濁体が固体物質と、
蒸気ガス混合物とに分けられ、上記混合物を精製及び凝
縮する事により、ガス及び有用な液体生成物が得られ、
発生水が分離され、さらに本発明に於ては、上記蒸気と
ガスとの懸濁体は、固体物質と、蒸気ガス混合物とに分
けられる前に冷却剤との直接接触により360〜14び
○の温度に冷却され、この温度に於て固体粒子が重ター
ルを吸着する。36ぴC以上の温度に冷却した場合には
、燃料の微粒子より吸着される重タールの量は(事実上
無視され得る程に)微小であり、反対に、14000未
満の温度に冷却した場合には、微粒子により吸着された
タールの量は、中タールの凝縮の結果として高値に達し
、よって、固体物質の過度な豚着(凝集)が生ずる。
冷却剤としては、水(通常水)が用いられ得るが固体燃
料の熱処理により生じた発生水または軽タールを用いる
事が良い方法である。
生成された蒸気とガスとの懸濁体をさらに水により80
〜20午○の温度に冷却する事により、パルプ(泥状体
)の生成物が得られる。
この場合、上記懸濁体を80℃より高い温度に冷却した
のでは、発生水及び、固体物質に吸着されなかったター
ルの凝縮が不可能になり反対し、20℃より低い温度に
冷却するには、一般に、追加の装置が必要になる。本発
明による装置は、第一室を有し、この室はその中へ装入
燃料を供聯合する為の手段及び、ガス状熱担体をこの室
へ供給する為及び、室から排出する為の手段を有し、上
記熱燈体は上記燃料を熱分解が始まる温度に迄加熱する
のに用いられ、装置はさらに、上話第一室の次に連結さ
れた第二室を有し、上記第二室は、上記燃料を、熱分解
が極めて激しく行われて蒸気とガスとの懸濁体が形成さ
れる温度に迄加熱する為に熱担体をこの室中に供給する
為の手段を供し、さらに本発明に於ては、上記第二室の
次に連結された第三室を有し、上記第三室は、この室中
に冷却剤を散布して蒸気とガスとの懸濁体を、固体物質
の微粒子が重しジンを吸着する温度に迄冷却する為に冷
却剤供給源に蓮通する手段及び、固体物質をこの室から
排出する為の手段を有する。
つまり、上記第三室は、冷却剤供給源と蓮通して、蒸気
とガスとの懸濁体が重タールが微粒子により吸着される
温度に迄冷却される事を許し、よって、増大された燃焼
熱を有する固体物質の生成を可能にし、さらに上記固体
物質は、流体輸送により運ばれるに適し、かつ、粉化さ
れ難いものになる。
上記第三室の次に追加室が連結される事が望ましく、上
記追加室は、蒸気とガスとの懸濁体を冷却する為に冷却
剤を室内に散布する為の手段を有し、上記冷却により、
パルプの形の生成物が得られ、上記第三室はさらに、生
成されたパルプ及びガス混合物を排出する為の手段及び
分離器を有する。
上記排出手段及び分離器をパルプ輸送管に蓮通させる事
が可能であり、これにより、分離器から水及び、分離器
内に捕捉された固体粒子を排出する事及び、パルプを消
費者に直接送る事が可能にされる。
また、上記輸送管に、パルプの濃度を変える為に固体物
質または水を加える為の連結管を取付ける事が望ましい
以下、本発明を添付図面に示す実施例に従って説明する
本発明による徴粉化された固体燃料を熱処理する方法は
次の如く行われる。
先ず、1側禾満の粒径を有する徴粉化固体燃料が、乾燥
の為に110qoの温度に子熱される。
ついで、上記子熱された燃料は、自由酸素を含まないガ
ス状熱担体により、1秒未満内に於て300〜500午
0の温度に加熱され、この温度に於て燃料の熱分解が始
まる。使用された熱損体は、既に300〜50000に
加熱された燃料から分離される。ついで燃料はさらに、
ガス状熱担体により1秒未満内に於て500〜8000
0の温度に加熱され、この温度に於て、燃料の激しい熱
分解が行われて、固体粒子、ガス、タールのペーパー及
び水蒸気とから成る「ペーパーとガス」の懸濁体が形成
される。さらに本発明に於ては、上記の発生された懸濁
体は、冷却剤との直接接触により360〜140oCの
温度に強制冷却され、この温度に於て固体の微粒子が重
タールを吸着する。水または、排水の前に浄化される可
き発生水(加熱により発生された水)が、上記懸濁体を
冷却する為に用いられる。生成物を固体燃料の形で得た
い時には、重タールを吸着した微粒子が、ペーパーと蒸
気との混合物から分離されて消費者に送られ、ペーパー
とガスとの混合物は、有用な流体生成物を得る為及びこ
れから発生水を分離する為に凝縮及び浄化される。この
様な、微粒子による重タールの吸着により固体物質の燃
焼熱が増大され、さらに、これを水力輸送する事及び粉
化を防止する事が可能にされる。
ここに特記するに、べ−パーとガスとの懸濁体を360
qo以上の温度に冷却した場合には、燃料の微粒子によ
り吸着される重タールの量が事実上無視され得る程に微
小になり(即ち、本発明の方法の利点が失われ、反対に
、上記懸濁体を140qo以下の温度に冷却すると、中
間レジンの凝縮により、微粒子に吸着されるタールの量
が多大になり、この為に、固体物質の腰着が過度になり
、よって生成物を排出する為の手段の壁への固体物質の
固着が生ずる。
生成物をパルプ(泥状体)の形で得たい時には、360
〜140℃に冷却されたペーパーとガスとの懸濁体は水
による第二強制冷却により80〜20qoに冷却され、
この冷却により、中タール及び一部の軽タールが凝縮さ
れ、これらは固体粒子及び冷却剤とともに、消費者に直
接送られるに適するパルプを形成する。
この場合、上記懸濁体を80oo以上の温度に冷却した
のでは、発生水及び、固体物質により吸着されなかった
軽タールが完全には凝縮されず、反対に20qo以下に
冷却するには、一般に追加設備を必要とし、よって投下
資本及び操作経費が大になる。中タール及び軽タールの
一部の凝縮により、パルプ状の生成物は、その燃焼熱を
増加され、配管により消費者に輸送され得る。
さらに、発生水が冷却剤として用いられた場合には、こ
れを排水する前に浄化する必要がない、と云うのは、発
生水中に溶解された可燃物質(例えば、フェニール酸)
は利用される(生成物中に有用物として取込まれてしま
う)からである。本発明による上述の方法を行う為の装
置は第一サイクロン室1を有し、この室は、円筒形外殻
として作られ、テーパー状の底を有する。
室1には、処理される徴粉化固体燃料をこの室に供給す
る為の手段2が設けられ、この手段は、上記燃料の為の
ホッパ−3を有し、ホッパー3は導管4により上記第一
室1に連結され、導管4中にはセルホィール型フィーダ
ー5が置かれる。第一室1の上部に接して、燃料を加熱
する為のガス状熱担体を供給する為の手段6が置かれ、
上記担体により燃料は、その熱分解が始まって、固体粒
子、ガス、タールの蒸気及び水蒸気を含む蒸気とガスと
の懸濁体が形成される温度に迄加熱される。上記手段6
は連結管7を有し、この管は第一室1の外殻に切線方向
に連結される。上記連結管7中にはこれと同軸D‘こ、
ガス燃料供給源に蓮適するバーナー(両者ともに図示な
し)が取付けられ、上記バーナーは、ガス燃料を燃焼し
て、ほとんど酸素を含まない燃焼ガスの形の熱迫体を作
る役をする。第一室1には、その室内に於てこれと同軸
心になる様に、連結管8が連結され、この管8の池端は
、用いられた熱担体を排出する為の手段9に連結され、
9は熱坦体により特出された未分解の燃料を排出する為
のセルホイール型ゲート10及び、熱担体を排出する為
の導管11を有し、導管11は、ボイラー12の炉に連
結される。上記第一室1の次には導管13により第2サ
イクロン室15が連結され、導管13はセルホィール型
フィーダー14を有する。
上記第二室15は、その中にガス状熱損体を送って、燃
料を激しい熱分解が行われる温度に迄加熱する為の手段
16を有し、この手段は連結管17を有し、連結管17
の池端は上記室15に切線方向に連結され、さらに管1
7内には、これと同軸心にバーナー(図示なし)が取付
けられ、上記バーナーは、燃料を燃焼して、酸素を含ま
ない燃焼ガスの形の熱坦体を作る役をする。上記第二室
15には導管18により第三サイクロン室19が連結さ
れ、室19の上部には、冷却剤を散布して、一蒸気とガ
スとの懸濁体を、重タールが微粒化固体粒子により吸着
される温度に迄冷却する為の手段20が設けられ、この
手段20は、第三室19内に切線方向に取付けられた多
数の散布器21を有し、これら散布器21は導管22に
連結され、導管22は導管23または24を経て、通常
水または発生水のそれぞれの供給源25または26と蓮
通する。
上記第三室19は、重タールを吸着した微粉化粒子状の
固体物質を排出する為の手段27を有し、この手段27
は、セルホィール型計量器29を有する連結管の形に作
られる。さらに第三室19には、室内に於てこれを同軸
心をなす様に連結管30が連結これ、連結管30の他端
はサイクロン型分離器31に連結され、分離器31は、
蒸気とガスとの混合物を排出する働き及び、ガス及び有
用な液体生成物を得る為に上記ガスを凝縮器に送る作用
をする。上記第三室の次には追加サイクロン室32が蓮
結され、室32の上部には、この室内に水を散布し、蒸
気とガスの懸濁体を冷却してパルプの形の生成物を得る
為の手段33が取付けられ、手段3,3は、この室内に
切線方向に取付けられた多数の散布器34を有し、散布
器34は導管35及び23または24を経て通常水供給
源または発生水供給源26のそれぞれに連結される。
室32の下部には、パルプを排出する為の手段36が連
結され、手段36は、垂直に置かれた管であり、その下
端に、パルプを排出する為のセルホィール型計量器37
を有する。さらに室32は室内に於てこれと同軸DIこ
なる様に連結管38が連結され、管38の他端は、緑式
サイクロンの形に作られた分離器39に連結され、分離
器39の上部にはガス及び軽タールの蒸気の一部を排出
する為の導管40が設けられ、管39の下端には、この
分離器中に枕積した固体粒子を排出する為のセルホィー
ル型計量器41が設けられる。上記排出手段36及び分
離器39は導管42または43を経てパルプ輸送管44
に連結され、管44にはパルプ濃度を変える為に固体物
質または水を加える為の連結管45及び46が取付けら
れる。導管22及び35には、冷却剤の供給を制御する
為の制御器47及び48がそれぞれ設けられる。
次に、上述の装置の作動について説明するが、この説明
は、原料燃料として褐炭が用いられるものとする。
上述の装置は次の様に作動する。
1磯禾満の粒度を有する徴粉化された褐炭が、乾燥され
た後、フィーダー5によりホッパー3から第一室1中に
供給され、同時に、50び0以上の温度を有する燃焼ガ
ス状の酸素を含まない熱担体が連結管7を経て室1に送
られる。
熱担体は、褐炭1トン当り200k9の割合で室1に切
線方向に入り、徴粉化褐炭を伴って行く。
遠心力及び重力の作用により褐炭の徴粉は、室壁に向け
て投げられ、渦流状に降下し、熱坦体により約500℃
に加熱される。用いられたガス状熱担体は350ooに
冷却され、連結管8を経てサイクロン9中に排出される
。熱担体により取出された徴粉化褐炭の一部はサイクロ
ン9中で通常の如く上記担体から分離され、ついで用い
られた熱担体は、二次利用(熱回収)の為に何らかの熱
消費体、例えばボイラー12の炉に送られる。
ついで、褐炭粉はフィーダー14により第一室から第二
室15中に送られ、同時に約900℃に加熱された燃焼
ガスの形の熱担体が連結管17を経て第二室中に送られ
る。
熱担体は褐炭1トン当り310k9の割合で供給される
第二室中に於て褐炭は、何分の1秒間かの間に500〜
80000に加熱され、この温度に於て、褐炭の熱分解
が行われ、固体粒子及び蒸気ガス混合物を含む蒸気ガス
懸濁体が形成される。上記懸濁体は導管18を経て第三
室19中に入り、同時に冷却剤、例えば褐炭の処理によ
り生じた発生水が供聯合源26から散布器21を経て室
19中に入れうれる。室19中に送られる冷却剤の量は
、蒸気ガス懸濁体を360〜14000に冷却するに充
分である様に定められる、即ち褐炭1トン当り700k
9である。
この状態下に於て褐炭粒子は重タールを強力に吸着し、
よって褐炭粒子はゴム状になる。生成された固体物質を
ゴム状粒子の形で得たい場合には、上記生成物はセルホ
イール型計量器29により室19から排出され、発生さ
れた蒸気ガス混合物は、連結管30を経て分離器31中
に送られ、この分離器31中で固体粒子を分離された後
、凝縮器に送られ、ここで凝縮されてガス及び有用な液
体生成物が得られる。凝縮により生じた発生水は、冷却
剤として用いられる為に供給源26中に送られる。熱分
解により生じた固体物質は、燃料として高熱量を有し、
その値は、微粉化された粒子による重タールの吸着より
、6400〜6700Kcal/k9から約6600〜
7200Kcal/k9に上げられており、同時に上記
固体物質の吸湿性は著しく減少されている。
固体物質、蒸気ガス混合物及び水を含む蒸気ガス懸濁体
は、第三室19から追加冷却室32中へ送られ、同時に
、通常水が散布器34を経て追加室32中に切線方向に
供給されて蒸気ガス懸濁体が80〜2000の温度に冷
却され、よって、童、中、軽タールの蒸気及び水蒸気が
凝縮され、これらがゴム状化された固体粒子とともに懸
濁体(パルプ)を形成し、上記パルプは排出手段36中
に流下する。凝縮されなかった蒸気ガス混合物は、連結
管38を経て湿式サイクロン39に送られ、ここで、同
伴されて来た固体及び液体が分離され、清浄化された蒸
気ガス混合物はさらに次の操作に送られ、そこで、上記
混合物から有用な生成物が通常の如くして分離され、残
留ガスはボイラー12の炉に送られる。パルプは排出手
段36及び分離器39から計量器37及び41により輸
送管44へ送られ、これと蓮通したパルプの消費機械に
至る。
パルプの濃度を変え度い時には、水または重タールを吸
着した固体粒子(固体の生成物)が連結管46または4
5からパルプに加えられる。実施例 1 灰分9.6%を有する褐炭が、粒度が1柳禾満になる迄
粉砕され、乾燥の為に110oCの温度に予熱された。
ついで「褐炭はサイクロン室1中に入れられて、酸素を
含まない燃焼ガス状の、500qo以上の温度を有する
熱担体により加熱された。上言己燃焼ガスは、褐炭1ト
ン当り200k9の割合で室1中に供給された。1秒未
満(約0.3秒)の間に褐炭が300〜500oo(即
ち「褐炭の熱分解が始まる温度)迄加熱された。
この様な急速加熱によっては褐炭の成分はほとんど変化
しなかった、と云うのは発生水、ガス及び同伴された褐
炭から成る物が僅か20k9だけが褐炭から除去された
に過ぎないからである。上記温度に加熱された後、褐炭
は第二サイクロン室15中に送られ、同室内で酸素を含
まない高温燃焼ガスの渦流により収集搬送される。
供給された燃焼ガスの量は褐炭1トン当り310k9で
あり、燃焼ガスの温度は900q○以上であった。褐炭
は燃焼ガスと混合されて約0.乳酸以内で500〜80
0℃(即ち、褐炭の熱分解が行われる温度)迄加熱され
、よって、褐炭1トン当り530k9の固体物質、26
0kgの熱分解ガス、120k9のタール(24000
の沸点を有し、天然ガソリンを含むもの)及び70k9
の発生水(4.5%の水落性フェニール酸及び他の有機
化合物を含む)とから成る蒸気ガス懸濁体が形成された
。上記懸濁体は、本発明に従い、第三サイクロン室19
中に送られ、室19中に切線方向に供給された水との直
接接触により冷却された。
褐炭の処理により生じた発生水を浄化する必要を無くす
る為に、上記発生水は冷却剤として用いられた。
上記懸濁体を360qoまたは140qoの温度迄冷却
する為に、褐炭1トン当りそれぞれ710k9または1
230k9の水が供給された。固体生成物を得たかった
時には、上記懸濁体から固体物質がほぼ全部または完全
に分離され、分離された後の懸濁体は精製の為に次の操
作(通常は凝縮)に送られ、よって有用な液状及びガス
状生成物が得られた。
褐炭の熱分解により得られた固体物質は、燃料として高
熱量を有し、その値は、微粒子による重タールの吸着に
より、装入褐炭に比して、6400〜6700Kcal
′k9から6600〜7200Kcal′k9に上昇し
た。
また、固体物質の微粒子はタールの薄層により掩われて
いるから、上記固体物質の吸湿性は著しく減少され、ま
たさらに、上記固体物質はブリケット化(練炭化)され
易かった。固体物質の吸湿性が著しく減少された事によ
り、それらを導管により運ぶ事が可能にされた。
上記二次冷却により、前に吸着されなかった中及び軽タ
ールの部分及び発生水蒸気が凝縮され、これらは固体粒
子及び水とともに、パルプ状の混合物を作り、パルプは
輸送管44により使用場所に送られた。蒸気ガス懸濁体
の冷却により生じた発生ガスは浄化されて、消費機器(
例えば、この装置のボイラー12の炉)に送られた。上
述の如くして作られたパルプの燃焼熱は、天然褐炭に基
づく褐炭と水とのパルプの燃焼熱の2〜3倍である。
実施例 2粉砕された泥炭(分解度45〜60%、灰分
5.7%のもの)が、約0〜0.06肋に微粉砕され、
残留水分が約9%になる迄乾燥して後、サイクロン室1
中に供給され、350午○以上の温度を有する燃焼ガス
が袋入泥炭の1トン当り160〜230k9の割合で供
給され、0.乳砂以内に泥炭は250〜300qoに加
熱され、この温度に於て泥炭の熱分解が開始された。
この様な急速加熱によっては泥炭成分はほとんど変えら
れなかった。上記の如く加熱された後、泥炭は第二サイ
クロン室15に送られ、再び600qC以上の温度を有
する燃焼ガスにより加熱された。上記燃焼ガスは泥炭の
1トン当り180〜270k9の割合で供給され、約0
.3秒以内に於て泥炭は500〜550ooの温度に加
熱され、この温度に於て泥炭の激しい熱分解が起り、蒸
気ガス懸濁体が形成され、この懸濁体は、タール50%
、固体物質34%、水溶性のフェノール及び他の有機化
合物11%及び発生ガス5%を含んでいた。上記懸濁体
は、本発明に従い、第三サイクロン室19中に送られ、
室中に切線方向に供総合された水との直接接触により強
制冷却された。
泥炭の処理により発生された発生水の浄化を不要にする
為に上記発生水は冷却剤として用いられた。上記懸濁体
を約360qoまたは140℃の温度に冷却する為に、
それぞれ菱入泥炭の1トン当り605k9または930
k9の水が供給された。上記、360ooまたは140
℃の温度への冷却により、500k9の固体物質がそれ
ぞれ45kgまたは82k9のタールを吸着した。固体
物質状の生成物を得る為に、上記固体物質は蒸気ガス混
合物から部分的にまたは完全に分離され、完全に分離さ
れた場合には、上記蒸気ガス混合物は次の処理に送られ
て精製され、よって有用な液状及びガス状生成物が得ら
れた。泥炭の熱分解により生成された固体物質は、燃料
として高熱量を有し、その値は、微粒子による重タール
の吸着により6000Kcal/k9から6300KC
al/k9に上昇した。
また団体物質の吸湿性は著しく減少され、さらに固体物
質はブリケツト化(練炭化)され易くなった。生成され
た固体物質は、その吸湿性が低いので水力輸送(流体輸
送)により消費機器に送られ得る。
燃料の吸湿性を減少する為に、360〜14ぴ0に冷却
された蒸気ガス懸濁体は、本発明に従い追加室32中に
送られ、ここで80〜2び0の温度に再冷却され、よっ
て固体物質に吸着されなかった中及び軽タールの一部の
蒸気及び発生水の蒸気が凝縮され、これらが固体物質と
ともにパルプ状の混合物を形成した。上記パルプは消費
機器に送られ、一方、冷却された発生ガスは、湿式サイ
クロン39中に送られ、ここで、収集搬送された固体粒
子及び液体が分離された後、消費機器に送られた。生成
された、重タールを吸着した微粒子状の固体物質は蒸気
ガス懸濁体から分離され、分離された懸濁体は精製及び
凝縮操作に送られ、よってガス及び有用な液体生成物が
得られた。上記懸濁体の凝縮により生じた発生水は、タ
ールを分離された後、冷却剤として用いられた。
【図面の簡単な説明】
図は、本発明による徴粉化された固体燃料を熱処理する
方法を行う為の装置を示す説明図である。 1・・…・第一室、15・・・・・・第二室、19・・
・・・・第三室、20・・・・・・第三室中へ冷却剤を
供給及び散布する為の手段、27・・・・・・固体物質
を排出する為の手段、31・・・・・・水蒸気とガスと
の懸濁体を排出する為の手段、32・・・・・・追加室
、33・・・・・・追加室中へ水を供給及び散布する為
の手段、36・・・・・・パルプを排出する為の手段、
39・・・・・・分離器、44・・・・・・輸送管、4
5,46・・・・・・連結管、47,48・・・・・・
制御器。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 微粉化した固体燃料をガス状熱担体により1秒未満
    内に於て燃料の熱分解が始まる300〜500℃の温度
    に加熱し、ついで、上記燃料をガス状熱担体により1秒
    未満に於て燃料の強い熱分解が起きる500〜800℃
    の温度に加熱し、固体粒子、ガス、タール蒸気、及び水
    蒸気とを含む、蒸気とガスとの懸濁体を形成し、上記懸
    濁体を固体物質と、蒸気ガス混合物とに分け、上記混合
    物を精製及び凝縮して有用な液状生成物を得る微粉化さ
    れた固体燃料を熱処理する方法において、上記懸濁体を
    、固体物質と、蒸気ガス混合物とに分ける前に、冷却剤
    との直接接触により微粉固体粒子が重タールを吸収する
    360〜140℃の温度に冷却し、次に、パルプ状の生
    成物が得られる約80〜20℃の温度に冷却することを
    特徴とする方法。 2 蒸気とガスとの懸濁体を冷却する為の冷却剤として
    水が用いられることを特徴とする特許請求の範囲第1項
    に記載の方法。 3 固体燃料の熱処理により生じた発生水が冷却剤とし
    て用いられることを特徴とする特許請求の範囲第1項ま
    たは第2項に記載の方法。 4 第一室を有し、上記第一室は、燃料の熱分解が始ま
    る温度に迄上記燃料を加熱する為のガス状熱担体をこの
    室に供給する為の手段及び、上記熱担体をこの室から排
    出する為の手段を有し;さらに、上記第一室の次に連結
    された第二室を有し、上記第二室は、上記燃料の激しい
    熱分解が行なわれて蒸気とガスとの懸濁体が形成される
    温度に上記燃料を加熱する為のガス状熱担体をこの室に
    供給する為の手段及び、蒸気ガス混合物から固体物質を
    分離する為の手段を有する装置において、上記第二室1
    5に連結された第三室19を設け、上記第三室は、上記
    蒸気とガスとの懸濁体を、固体微粉粒子が重タールを吸
    着する温度に迄冷却する為にこの室中に冷却剤を供給及
    び散布する為の手段20、生成された固体生成物をこの
    室から排出する為の手段27及び、蒸気とガスとの懸濁
    体をこの室から排出してこれを精製及び凝縮手段へ送る
    為の手段31を有し、上記第三室19に連結された追加
    室32を設け、上記追加室は、蒸気とガスとの懸濁体を
    、中タール及び、軽タールの一部が凝縮されてパルプ状
    の生成物が得られる温度に迄冷却する為に、この室中に
    、水を供給及び散布する為の手段33、この室からパル
    プ状生成物を排出する為の手段36及び、ガスを排出す
    る為の分離器39を有し、さらに、上記分離器39及び
    上記パルプ排出手段36は、パルプ輸送管44に連結さ
    れ、上記輸送管には、パルプの濃度を変える為に固体生
    成物または、水を加える為の連結管45及び46が取付
    けられることを特徴とする装置。
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