JPS6048855B2 - 気密封着方法 - Google Patents
気密封着方法Info
- Publication number
- JPS6048855B2 JPS6048855B2 JP53016865A JP1686578A JPS6048855B2 JP S6048855 B2 JPS6048855 B2 JP S6048855B2 JP 53016865 A JP53016865 A JP 53016865A JP 1686578 A JP1686578 A JP 1686578A JP S6048855 B2 JPS6048855 B2 JP S6048855B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- copper
- kovar
- glass
- outer ring
- sealing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Lead Frames For Integrated Circuits (AREA)
- Piezo-Electric Or Mechanical Vibrators, Or Delay Or Filter Circuits (AREA)
- Casings For Electric Apparatus (AREA)
- Manufacture Of Electron Tubes, Discharge Lamp Vessels, Lead-In Wires, And The Like (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は銅クラツドコバール製の金属外環をガラスと封
着する気密封着方法に関する。
着する気密封着方法に関する。
銅クラツドコバール製の金属外環をガラスと封着した気
密封着体は広く用いられている。
密封着体は広く用いられている。
例えば第1図は水晶振動子用気密容器の縦断面図を示し
、1は銅製のキャップ、2は気密端子ステムで、銅3お
よびコバール(Fe53%、Ni28%、Co18%)
4のクラッド材を絞りプレス成型してなり、フランジ6
と透孔7、7とを備え、前記フランジ6の上面が銅3で
、かつ透孔7、7の内側がコバール4である金属外環5
の前記透孔7、7に、ホウケイ酸ガラス8、8を介して
コバール製のリード線9、9を気密かつ絶縁的に封着し
たものである。10は水晶振動子で、リード線9、9の
先端に固着されている。
、1は銅製のキャップ、2は気密端子ステムで、銅3お
よびコバール(Fe53%、Ni28%、Co18%)
4のクラッド材を絞りプレス成型してなり、フランジ6
と透孔7、7とを備え、前記フランジ6の上面が銅3で
、かつ透孔7、7の内側がコバール4である金属外環5
の前記透孔7、7に、ホウケイ酸ガラス8、8を介して
コバール製のリード線9、9を気密かつ絶縁的に封着し
たものである。10は水晶振動子で、リード線9、9の
先端に固着されている。
そして前記キャップ1のフランジ部1aを気密端子ステ
ム2のフランジ6上に重ね合せて冷間圧接により固着封
止されている。こ、で、金属外環5はガラス封着に先立
つて、コバール4とガラス8と気密封着性を良くするた
めに予備酸化処理が施され、第2図に示すようにコバー
ル4の表面に酸化膜4aが形成された状態で、グラファ
イト製の封着治具11を用いて、ガラスブレツト80と
リード線9と組み合せて、中性または弱還元性雰囲気中
で1000℃程度に加熱して、ガラスブレツト80を溶
融して封着される。
ム2のフランジ6上に重ね合せて冷間圧接により固着封
止されている。こ、で、金属外環5はガラス封着に先立
つて、コバール4とガラス8と気密封着性を良くするた
めに予備酸化処理が施され、第2図に示すようにコバー
ル4の表面に酸化膜4aが形成された状態で、グラファ
イト製の封着治具11を用いて、ガラスブレツト80と
リード線9と組み合せて、中性または弱還元性雰囲気中
で1000℃程度に加熱して、ガラスブレツト80を溶
融して封着される。
しかしながら、前記予備酸化処理は空気中で700〜9
000Cに加熱して行なわれるので、コバール4の表面
に酸化膜4aが形成されるのみならず、銅3の表面にも
酸化第1銅、酸化第2銅等の酸化膜3aが形成される。
このように銅3の表面に酸化膜3aが有ると、前記10
0O゜C程度の封着温度では酸化物の蒸気圧が高いため
、蒸発して封着治具111に付着し、封着治具11の損
耗が激しくなる。また、コバール4の表面の酸化膜4a
上に銅3の酸化物が飛び、コバール4とガラス8との封
着強度の低下を生する危険性がある。それゆえ、本発明
の主たる目的は、銅クラッド;コバール製の金属外環を
予備酸化してガラスを封着する気密封着方法において、
封着治具の損耗を防止し、しかもコバールとガラスの間
に大きい封着強度が得られる気密封着方法を提供するこ
とである。
000Cに加熱して行なわれるので、コバール4の表面
に酸化膜4aが形成されるのみならず、銅3の表面にも
酸化第1銅、酸化第2銅等の酸化膜3aが形成される。
このように銅3の表面に酸化膜3aが有ると、前記10
0O゜C程度の封着温度では酸化物の蒸気圧が高いため
、蒸発して封着治具111に付着し、封着治具11の損
耗が激しくなる。また、コバール4の表面の酸化膜4a
上に銅3の酸化物が飛び、コバール4とガラス8との封
着強度の低下を生する危険性がある。それゆえ、本発明
の主たる目的は、銅クラッド;コバール製の金属外環を
予備酸化してガラスを封着する気密封着方法において、
封着治具の損耗を防止し、しかもコバールとガラスの間
に大きい封着強度が得られる気密封着方法を提供するこ
とである。
本発明は要約すると、銅クラツドコバール製の金属部材
を予備酸化後、銅の酸化膜のみを選択的に除去してガラ
ス封着することを特徴とするものてある。
を予備酸化後、銅の酸化膜のみを選択的に除去してガラ
ス封着することを特徴とするものてある。
本発明の上述の目的およびその他の目的と特徴は、図面
を参照して行なう発明の詳細な説明から一層明らかとな
ろう。
を参照して行なう発明の詳細な説明から一層明らかとな
ろう。
まず、この発明を第1図に示す気密端子ステム フ2に
実施する場合について説明すると、銅3とコバール4の
クラッド材を絞りブレス成型して、第3図に示すように
、フランジ6と透孔7,7を有する金属外環5を製作し
、空気中で700〜900℃に加熱する。
実施する場合について説明すると、銅3とコバール4の
クラッド材を絞りブレス成型して、第3図に示すように
、フランジ6と透孔7,7を有する金属外環5を製作し
、空気中で700〜900℃に加熱する。
すると第4図に示すようにコバール4 門の表面に酸化
膜4aが形成されるとともに、銅3の表面にも酸化膜3
aが形成される。次にこの酸化膜3aおよび4aを有す
る金属外環5を、塩酸:水が1:1の塩酸液に10〜1
床′間浸漬する。すると、銅3の表面の酸化膜3aが一
種のビックJリング作用(PicklingactiO
n)によつて銅3より浮き上つた状態になる。続いてこ
れを過酸化水素水5 〜20%、硫酸2〜10%、リン
酸5〜15%およびアニオン系界面活性剤0.01〜0
.05%の水溶液に浸漬すると、銅3より浮き上つた酸
化膜3aのみが溶解除去されて、第5図に示すようにコ
バール4の表面にのみ酸化膜4aが残る。なお、塩酸液
に浸漬するのみで、酸化第2銅の溶解は行なえるが、酸
化第1銅の溶解は困難であり、しかも塩酸液に長時間浸
漬すると、銅の酸化.膜3aのみならずコバールの酸化
膜4aも溶解除去されてしまうので、塩酸液に短時間浸
漬後、前記の水溶液に浸漬することが良好な結果を与え
る。
膜4aが形成されるとともに、銅3の表面にも酸化膜3
aが形成される。次にこの酸化膜3aおよび4aを有す
る金属外環5を、塩酸:水が1:1の塩酸液に10〜1
床′間浸漬する。すると、銅3の表面の酸化膜3aが一
種のビックJリング作用(PicklingactiO
n)によつて銅3より浮き上つた状態になる。続いてこ
れを過酸化水素水5 〜20%、硫酸2〜10%、リン
酸5〜15%およびアニオン系界面活性剤0.01〜0
.05%の水溶液に浸漬すると、銅3より浮き上つた酸
化膜3aのみが溶解除去されて、第5図に示すようにコ
バール4の表面にのみ酸化膜4aが残る。なお、塩酸液
に浸漬するのみで、酸化第2銅の溶解は行なえるが、酸
化第1銅の溶解は困難であり、しかも塩酸液に長時間浸
漬すると、銅の酸化.膜3aのみならずコバールの酸化
膜4aも溶解除去されてしまうので、塩酸液に短時間浸
漬後、前記の水溶液に浸漬することが良好な結果を与え
る。
こののち、第6図に示すように、グラファイト.製の封
着治具11を用いて、酸化膜3aを除去した金属外環5
、ガラスタブレット80およびリード線9を所定の関係
位置に組み立て、中性または弱還元性雰囲気中で100
0℃程度に加熱して、ガラスタブレット80を溶融した
ガラス8を介して金・属外環5とリード線9とを気密か
つ絶縁的に封着する。
着治具11を用いて、酸化膜3aを除去した金属外環5
、ガラスタブレット80およびリード線9を所定の関係
位置に組み立て、中性または弱還元性雰囲気中で100
0℃程度に加熱して、ガラスタブレット80を溶融した
ガラス8を介して金・属外環5とリード線9とを気密か
つ絶縁的に封着する。
このガラス封着の際には、銅3の表面の酸化膜3aが除
去されているので、銅の酸化膜3aの蒸発に基因する封
着治具11の損耗やコバール4とガラス8との封着強度
の低下といつた問題は皆無となる。第7図はこの発明が
好適する他の例の水晶振動子用気密端子ステム12の縦
断面図を示す。
去されているので、銅の酸化膜3aの蒸発に基因する封
着治具11の損耗やコバール4とガラス8との封着強度
の低下といつた問題は皆無となる。第7図はこの発明が
好適する他の例の水晶振動子用気密端子ステム12の縦
断面図を示す。
図において、13は銅3とコバール4のクラッド材をコ
バール4が内側になるように絞りブレスしてなる金属外
環で、フランジ14と天板部15とを有し、フランジ1
4の上面は銅3となつており、天板部15の両端部近傍
には2個のリード線封着用の透孔16,16が穿設され
ている。金属外環13内にはホウケイ酸ガラス17が充
填されており、前記透孔16,16にガラス17を介し
てコバール製のリード線18,18が気密かつ絶縁して
封着されている。この気密端子ステム12は、簡単にい
えば、第1図の気密端子ステム2が、上方に凹状の形状
を有し、かつ透孔7,7内に独立したガラス8,8を介
してリード線9,9が封着されているのに対して、上方
に凸状の形状を有し、かつ共通のガラス17によつてリ
ード線18,18が封着されている点が相違している。
このような気密端子ステム12を製造する場合も、前記
と同様の問題が生じ、この発明の適用によつて同様の効
果が得られる。第8図はこの発明が好適する光半導体装
置用レンズキャップ19の縦断面図を示す。
バール4が内側になるように絞りブレスしてなる金属外
環で、フランジ14と天板部15とを有し、フランジ1
4の上面は銅3となつており、天板部15の両端部近傍
には2個のリード線封着用の透孔16,16が穿設され
ている。金属外環13内にはホウケイ酸ガラス17が充
填されており、前記透孔16,16にガラス17を介し
てコバール製のリード線18,18が気密かつ絶縁して
封着されている。この気密端子ステム12は、簡単にい
えば、第1図の気密端子ステム2が、上方に凹状の形状
を有し、かつ透孔7,7内に独立したガラス8,8を介
してリード線9,9が封着されているのに対して、上方
に凸状の形状を有し、かつ共通のガラス17によつてリ
ード線18,18が封着されている点が相違している。
このような気密端子ステム12を製造する場合も、前記
と同様の問題が生じ、この発明の適用によつて同様の効
果が得られる。第8図はこの発明が好適する光半導体装
置用レンズキャップ19の縦断面図を示す。
図において、20は銅3およびコバール4のクラッド材
を銅3が内側になるように絞りブレス成型してなる金属
外環で、フランジ21と天板部22とを有し、フランジ
21の下面が銅3となつており、天板部22には透孔2
3を有する。前記透孔23部分には半球状のガラスレン
ズ24が気密に封着されている。このようなレンズキャ
ップ19を製造する場合も、前記と同様の問題が生じ、
この発明の適用によつて同様の効果が得られる。上記実
施例は、水晶振動子用気密容器やレンズキャップという
特定の物品の特定の構造において本発明を説明したが、
本発明は何らこれに限定されるものではなく、銅クラツ
ドコバール製の金属外環を予備酸化してガラスと封着す
る際にはすべて適用可能てある。
を銅3が内側になるように絞りブレス成型してなる金属
外環で、フランジ21と天板部22とを有し、フランジ
21の下面が銅3となつており、天板部22には透孔2
3を有する。前記透孔23部分には半球状のガラスレン
ズ24が気密に封着されている。このようなレンズキャ
ップ19を製造する場合も、前記と同様の問題が生じ、
この発明の適用によつて同様の効果が得られる。上記実
施例は、水晶振動子用気密容器やレンズキャップという
特定の物品の特定の構造において本発明を説明したが、
本発明は何らこれに限定されるものではなく、銅クラツ
ドコバール製の金属外環を予備酸化してガラスと封着す
る際にはすべて適用可能てある。
本発明は以上のように、銅クラツドコバール製の金属外
環を予備酸化後、銅の酸化物のみを除去し、グラファイ
ト製の封着治具を用いてガラスと封着するものであるか
ら、銅の酸化膜に基因する封着治具の損耗および封着強
度の低下といつた問題を解消して、良品質のガラス封着
体を能率よく生産できるという効果を奏する。
環を予備酸化後、銅の酸化物のみを除去し、グラファイ
ト製の封着治具を用いてガラスと封着するものであるか
ら、銅の酸化膜に基因する封着治具の損耗および封着強
度の低下といつた問題を解消して、良品質のガラス封着
体を能率よく生産できるという効果を奏する。
第1図は水晶振動子用気密容器の一例の縦断面図、第2
図は従来方法を説明するための封着前の要部拡大縦断面
図、第3図ないし第6図は本発明方法を水晶振動子用気
密端子ステムに適用した場合の各工程の縦断面図を示し
、第3図は金属外環の縦断面図、第4図は金罠外線の予
備酸化後の要部拡大縦断面図、第5図は銅の酸化膜を除
去した金属外環の要部拡大縦断面図、第6図は封着前の
要部拡大縦断面図である。 第7図および第8図はこの発明か好適する気密封着体の
他の例の縦断面図を示し、第7図は水晶振動子用気密端
子ステム、第8図は光半導体装置用レンズキャップであ
る。3 ・・・・・・銅、3a・・・・・・銅の酸化膜
、4 ・・・・・・コバール、4a・・・・・・コバー
ルの酸化膜、5,13,20・・・・・・金属外環、7
,16,23・・・・・・透孔、8,17,24・・・
・・・ガラス、9,18・・・・・・リード線、11・
・・・・・封着治具。
図は従来方法を説明するための封着前の要部拡大縦断面
図、第3図ないし第6図は本発明方法を水晶振動子用気
密端子ステムに適用した場合の各工程の縦断面図を示し
、第3図は金属外環の縦断面図、第4図は金罠外線の予
備酸化後の要部拡大縦断面図、第5図は銅の酸化膜を除
去した金属外環の要部拡大縦断面図、第6図は封着前の
要部拡大縦断面図である。 第7図および第8図はこの発明か好適する気密封着体の
他の例の縦断面図を示し、第7図は水晶振動子用気密端
子ステム、第8図は光半導体装置用レンズキャップであ
る。3 ・・・・・・銅、3a・・・・・・銅の酸化膜
、4 ・・・・・・コバール、4a・・・・・・コバー
ルの酸化膜、5,13,20・・・・・・金属外環、7
,16,23・・・・・・透孔、8,17,24・・・
・・・ガラス、9,18・・・・・・リード線、11・
・・・・・封着治具。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 銅クラツドコバール製の金属外環を予備酸化後、銅
の酸化物のみを除去し、グラファイト製の封着治具を用
いて少なくとも前記コバール部分にガラスを封着するこ
とを特徴とする気密封着方法。 2 銅クラツドコバール製の金属外環を予備酸化後、塩
酸液に浸漬し、さらに過酸化水素水5〜30%、硫酸2
〜10%、リン酸5〜15%およびアニオン系界面活性
剤0.01〜0.05%よりなる水溶液に浸漬して、銅
の酸化物のみを除去する特許請求の範囲第1項記載の気
密封着方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP53016865A JPS6048855B2 (ja) | 1978-02-15 | 1978-02-15 | 気密封着方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP53016865A JPS6048855B2 (ja) | 1978-02-15 | 1978-02-15 | 気密封着方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS54109365A JPS54109365A (en) | 1979-08-27 |
| JPS6048855B2 true JPS6048855B2 (ja) | 1985-10-29 |
Family
ID=11928100
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP53016865A Expired JPS6048855B2 (ja) | 1978-02-15 | 1978-02-15 | 気密封着方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6048855B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH01155860U (ja) * | 1988-04-18 | 1989-10-26 |
-
1978
- 1978-02-15 JP JP53016865A patent/JPS6048855B2/ja not_active Expired
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH01155860U (ja) * | 1988-04-18 | 1989-10-26 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS54109365A (en) | 1979-08-27 |
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