JPS6052073B2 - エレベ−タ用シ−ブ - Google Patents
エレベ−タ用シ−ブInfo
- Publication number
- JPS6052073B2 JPS6052073B2 JP14603377A JP14603377A JPS6052073B2 JP S6052073 B2 JPS6052073 B2 JP S6052073B2 JP 14603377 A JP14603377 A JP 14603377A JP 14603377 A JP14603377 A JP 14603377A JP S6052073 B2 JPS6052073 B2 JP S6052073B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- groove
- sheave
- undercut
- lobe
- angle
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Pulleys (AREA)
- Cage And Drive Apparatuses For Elevators (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はエレベーター用シーブに係り、特に安定した
大きな摩擦駆動力を得ると共に、ロープの損耗防止に効
果的なシーブ溝形状の改善に関する。
大きな摩擦駆動力を得ると共に、ロープの損耗防止に効
果的なシーブ溝形状の改善に関する。
ロープ式のエレベータはロープとシーブ間の摩擦力に
よりロープを駆動し、乗りかごを上下させる摩擦駆動方
式が採用されていることは一般周知 のとおりである。
よりロープを駆動し、乗りかごを上下させる摩擦駆動方
式が採用されていることは一般周知 のとおりである。
この方式のエレベータではロープとシーブ間に大きな摩
擦力が必要で、万一、ロープがスリップすると、乗りか
ごを所定位置に停止できず、重大な事故に発展しかねな
い。 このことを図にもとづき説明する。
擦力が必要で、万一、ロープがスリップすると、乗りか
ごを所定位置に停止できず、重大な事故に発展しかねな
い。 このことを図にもとづき説明する。
第1図において、シーブ1にはロープ2が巻掛けられ、
このロープ2の両端に乗りかご3と釣合いおもり4とが
懸垂されている。また、一般に釣合いおもり4側には、
乗りかご3との間隔を一定に保つためプーリ5を介して
いる。従つて、シーブ1が電動機等により回転すると、
ロープ2は両者間の摩擦力で駆動され、乗りかご3が上
昇あるいは下降し乗客を輸送する。このように、ロープ
2とシーブ1間には大きな摩擦力が必要とされるため、
シーブ1にはロープ2がはまり込む溝を設けている。一
般に大きな摩擦力が得られる溝形としてV溝および第2
図に示すアンダーカット部7を有するアンダーカット付
丸溝6が知られている。さらに最近では溝の摩耗による
摩擦力の低下を防止するため”第3図のようなアンダー
カット部9を有するアンダーカット付V溝8が提案され
、すでに実用化されている。このアンダーカット付V溝
8は第3図イに示すように、当初は摩擦力の特に大きい
V溝としての機能を有し、シーブ1が摩耗してくる・と
、第3図口のようにアンダーカット付丸溝6と同様の機
能となり、摩擦力の低下を防止する効果がある。 とこ
ろで、周知のようにロープ2とシーブ1すなわち溝との
伝達可能な摩擦力は、両者間の真の摩擦係数をμとする
と、溝のローブ2に対するくさび効果によつて摩擦係数
μは見掛け上μ″に増加する。
このロープ2の両端に乗りかご3と釣合いおもり4とが
懸垂されている。また、一般に釣合いおもり4側には、
乗りかご3との間隔を一定に保つためプーリ5を介して
いる。従つて、シーブ1が電動機等により回転すると、
ロープ2は両者間の摩擦力で駆動され、乗りかご3が上
昇あるいは下降し乗客を輸送する。このように、ロープ
2とシーブ1間には大きな摩擦力が必要とされるため、
シーブ1にはロープ2がはまり込む溝を設けている。一
般に大きな摩擦力が得られる溝形としてV溝および第2
図に示すアンダーカット部7を有するアンダーカット付
丸溝6が知られている。さらに最近では溝の摩耗による
摩擦力の低下を防止するため”第3図のようなアンダー
カット部9を有するアンダーカット付V溝8が提案され
、すでに実用化されている。このアンダーカット付V溝
8は第3図イに示すように、当初は摩擦力の特に大きい
V溝としての機能を有し、シーブ1が摩耗してくる・と
、第3図口のようにアンダーカット付丸溝6と同様の機
能となり、摩擦力の低下を防止する効果がある。 とこ
ろで、周知のようにロープ2とシーブ1すなわち溝との
伝達可能な摩擦力は、両者間の真の摩擦係数をμとする
と、溝のローブ2に対するくさび効果によつて摩擦係数
μは見掛け上μ″に増加する。
すなわち、この溝のくさび効果を示す係数を溝形係数に
とすると、で示される。
とすると、で示される。
この溝形係数には各溝形状により異なり、■溝では、ア
ンダーカット付丸溝6およびアンダーカット付■溝8の
摩耗時〔第3図口〕では、で与えられる。
ンダーカット付丸溝6およびアンダーカット付■溝8の
摩耗時〔第3図口〕では、で与えられる。
ここで、第2図および第3図に示すように2βは■溝の
角度、2αはアンダーカット角、2γは接触角である。
一方、(2)式および(3)式で明らかなように、溝形
係数にはシーブ1の溝にローブ2がくい込む時の接触面
に作用する分力の大きさを表わしている。すなわち、溝
形係数にを大きくし見掛けの摩擦係数μ″を大きくする
ということは、ローブ2とシーブ1の接触面圧を高くす
ることである。従つて、(3)式で明らかなようにアン
ダーカット部7,9を有する溝において、アンダーカッ
ト角2αと接触角2γを大きくすれはするほど溝形係数
には大きくなる。すなわち、シーブ1とローブ2の接触
面圧が高くなり、この結果、見掛けの摩擦係数μ″が大
きくなり、ローブの摩擦駆動力が上昇する。このため、
従来よりアンダーカット角2αおよび接触角2γをでき
るだけ大きくする検討がなされてきた。しかし、接触角
2γは最大でも1800以上にはならないから、見掛け
の摩擦係数μ″を大きくし、ローブの滑りの安全率を上
昇させるためには、アンダーカット角2αをできるだけ
大きくすることになる。。一方、アンダーカット角2α
も大きくし過.ぎるとローブ2が最初からアンダーカッ
ト部7,9に沈んでしまうことになる。従つて、アンダ
ーカット角2αにも大きくできる限度があり、一般的に
はその限度は2α=1100前後とされている。以上説
明したように、ローブ式エレベータではローブ2の滑り
を防止するため、ローブ2とシーブ1間に大きな摩擦力
が必要で、これを補うには他の方法もあるが、シーブ1
の溝形状に頼る面が極めて大きい。
角度、2αはアンダーカット角、2γは接触角である。
一方、(2)式および(3)式で明らかなように、溝形
係数にはシーブ1の溝にローブ2がくい込む時の接触面
に作用する分力の大きさを表わしている。すなわち、溝
形係数にを大きくし見掛けの摩擦係数μ″を大きくする
ということは、ローブ2とシーブ1の接触面圧を高くす
ることである。従つて、(3)式で明らかなようにアン
ダーカット部7,9を有する溝において、アンダーカッ
ト角2αと接触角2γを大きくすれはするほど溝形係数
には大きくなる。すなわち、シーブ1とローブ2の接触
面圧が高くなり、この結果、見掛けの摩擦係数μ″が大
きくなり、ローブの摩擦駆動力が上昇する。このため、
従来よりアンダーカット角2αおよび接触角2γをでき
るだけ大きくする検討がなされてきた。しかし、接触角
2γは最大でも1800以上にはならないから、見掛け
の摩擦係数μ″を大きくし、ローブの滑りの安全率を上
昇させるためには、アンダーカット角2αをできるだけ
大きくすることになる。。一方、アンダーカット角2α
も大きくし過.ぎるとローブ2が最初からアンダーカッ
ト部7,9に沈んでしまうことになる。従つて、アンダ
ーカット角2αにも大きくできる限度があり、一般的に
はその限度は2α=1100前後とされている。以上説
明したように、ローブ式エレベータではローブ2の滑り
を防止するため、ローブ2とシーブ1間に大きな摩擦力
が必要で、これを補うには他の方法もあるが、シーブ1
の溝形状に頼る面が極めて大きい。
このため、シーブ1の溝のアンダーカット角2αをでき
るだけ大きくすることがしばしば試みられてきた。しか
し、アンダーカット角2αを大きくすればするほど、ロ
ーブ2との接触面圧が高くなるため、一般に鋳鉄製のシ
ーブ1の摩擦が促進され、シーブ1の摩耗交換時期を早
めるという問題があつた。この問題に対処するには、シ
ーブ1材の硬度を上げて耐摩耗性を向上することが試み
られたが、この場合においてはロープ2の局部的な摩耗
を促進し、結果としてローブ2を構成する素線の早期断
線を引き起こし、ローブ2の寿命を著しく短命にすると
いう問題が発生した。本発明の目的は、上記した従来の
問題点に対処7し、安定した高い摩擦駆動力のもとで、
ローブの長寿命化を計るシーブ溝形状を提供するにあり
、その要旨は、アンダーカット部を有するシーブ溝の、
前記アンダーカット部の開始点云い代えればローブを巻
掛ける溝からアンダーカット部に至るノ位置に、両方に
跨がる凸曲面あるいは平面よりなる第3の面を形成する
ようにしたものである。
るだけ大きくすることがしばしば試みられてきた。しか
し、アンダーカット角2αを大きくすればするほど、ロ
ーブ2との接触面圧が高くなるため、一般に鋳鉄製のシ
ーブ1の摩擦が促進され、シーブ1の摩耗交換時期を早
めるという問題があつた。この問題に対処するには、シ
ーブ1材の硬度を上げて耐摩耗性を向上することが試み
られたが、この場合においてはロープ2の局部的な摩耗
を促進し、結果としてローブ2を構成する素線の早期断
線を引き起こし、ローブ2の寿命を著しく短命にすると
いう問題が発生した。本発明の目的は、上記した従来の
問題点に対処7し、安定した高い摩擦駆動力のもとで、
ローブの長寿命化を計るシーブ溝形状を提供するにあり
、その要旨は、アンダーカット部を有するシーブ溝の、
前記アンダーカット部の開始点云い代えればローブを巻
掛ける溝からアンダーカット部に至るノ位置に、両方に
跨がる凸曲面あるいは平面よりなる第3の面を形成する
ようにしたものである。
以下、本発明の一実施例を第4図により詳述する。第4
図イはシーブ1が摩耗していない初期状態を示すもので
、アンダーカット部11を有し、かつ、2βなる■溝角
度を有していることは、従来のアンダーカット付V溝8
と同じである。しかし、従来と特に異なる点は、アンダ
ーカット開始点(第2図および第3図のQ部)に第3の
凸曲面12を構成した点にある。この第3の凸曲面12
は曲面半径Rなる曲率を有し、Vおよびアンダーカット
面に連続的に連なるように構成されている。このような
改良形アンダーカット付■溝10の特徴はローブ2の構
成上から明らかにされる。
図イはシーブ1が摩耗していない初期状態を示すもので
、アンダーカット部11を有し、かつ、2βなる■溝角
度を有していることは、従来のアンダーカット付V溝8
と同じである。しかし、従来と特に異なる点は、アンダ
ーカット開始点(第2図および第3図のQ部)に第3の
凸曲面12を構成した点にある。この第3の凸曲面12
は曲面半径Rなる曲率を有し、Vおよびアンダーカット
面に連続的に連なるように構成されている。このような
改良形アンダーカット付■溝10の特徴はローブ2の構
成上から明らかにされる。
第4図イに示すように、直径Dなるローブ2はいくつか
のストランド2Aがより合わされており、かつ、その各
ストランド2Aは、同様にいくつかの素線2aのより合
わせにより構成されている。従つて、ローブ2の断面は
一般に丸形で表現されるが、厳密には各ストランド2A
により多角形、さらには各素線2aにより構成される複
雑な多角形を呈している。このため、第3図イのような
アンダーカット付■溝8で、アンダーカット角2αを大
きくすると、ローブ素線2aの一部が局部的にアンダー
カット開始点Qと接触し、この素線2aが高い面圧を受
けることになる。この場合、シーブ1の摩耗を防止する
ため硬度を高くすると、アンダーカット開始点Qと接触
したローブ素線2aの接触面は、その高い面圧のために
塑性変形し、表面が加工硬化してもろくなり、やがれ疲
れ亀裂が発生して素線断線に至る。この現象は、特に直
径Dが細いローブ2、あるいは部分的に直径Dが細くな
つている部分の素線断線が多いことからも裏付けられる
。従つて、本実施例のようにアンダーカット開始点Qに
曲面半径Rの曲面よりなる第3の凸曲面12を構成すれ
ば、多角形であるローブ2がどのような状態で溝10に
入り込んでも素線2aが局部的にシーブ1と接触するこ
とがなくなるため、ローブ2の塑性変形が防止され、早
期素線断線の問題が解消されるという効果が得られる。
例えば、■溝角度2βが300でアンダーカット角2α
が110度のアンダーカット付■溝10に、直径Dが1
2w0nのローブ2を用いた実験によれば、第3の面1
2の曲面半径Rを3順以上、すなわち、ローブ直径Dに
対し114J)).上にすれば、ローブ2の素線2aに
断線が発生するまでの試験ストローク数は、第3の凸曲
面12がない場合に比べ1.5倍に増加し、また、限界
の素線断線数に至るまでの試験ストローク数も約2倍に
増加する効果が得られた。
のストランド2Aがより合わされており、かつ、その各
ストランド2Aは、同様にいくつかの素線2aのより合
わせにより構成されている。従つて、ローブ2の断面は
一般に丸形で表現されるが、厳密には各ストランド2A
により多角形、さらには各素線2aにより構成される複
雑な多角形を呈している。このため、第3図イのような
アンダーカット付■溝8で、アンダーカット角2αを大
きくすると、ローブ素線2aの一部が局部的にアンダー
カット開始点Qと接触し、この素線2aが高い面圧を受
けることになる。この場合、シーブ1の摩耗を防止する
ため硬度を高くすると、アンダーカット開始点Qと接触
したローブ素線2aの接触面は、その高い面圧のために
塑性変形し、表面が加工硬化してもろくなり、やがれ疲
れ亀裂が発生して素線断線に至る。この現象は、特に直
径Dが細いローブ2、あるいは部分的に直径Dが細くな
つている部分の素線断線が多いことからも裏付けられる
。従つて、本実施例のようにアンダーカット開始点Qに
曲面半径Rの曲面よりなる第3の凸曲面12を構成すれ
ば、多角形であるローブ2がどのような状態で溝10に
入り込んでも素線2aが局部的にシーブ1と接触するこ
とがなくなるため、ローブ2の塑性変形が防止され、早
期素線断線の問題が解消されるという効果が得られる。
例えば、■溝角度2βが300でアンダーカット角2α
が110度のアンダーカット付■溝10に、直径Dが1
2w0nのローブ2を用いた実験によれば、第3の面1
2の曲面半径Rを3順以上、すなわち、ローブ直径Dに
対し114J)).上にすれば、ローブ2の素線2aに
断線が発生するまでの試験ストローク数は、第3の凸曲
面12がない場合に比べ1.5倍に増加し、また、限界
の素線断線数に至るまでの試験ストローク数も約2倍に
増加する効果が得られた。
従つて、第3の凸曲面12の曲面半径Rはローブ直径D
の1ノ4以上にすることが好ましいが、それ以下でも顕
著ではないが効果は得られる。また、これによりシーブ
1の硬度を上げることができるためシーブ1の耐摩耗性
が向上し寿命を伸ばすことができる。さらに第4図口に
示すように、シーブ1の摩耗初期においては、第3の面
12が曲面であるため、アンダーカット角2αを大きく
したと同じことになり、見掛けの摩擦係数μ″が大きく
なるから摩擦力も大きくなるという効果も得られる。
の1ノ4以上にすることが好ましいが、それ以下でも顕
著ではないが効果は得られる。また、これによりシーブ
1の硬度を上げることができるためシーブ1の耐摩耗性
が向上し寿命を伸ばすことができる。さらに第4図口に
示すように、シーブ1の摩耗初期においては、第3の面
12が曲面であるため、アンダーカット角2αを大きく
したと同じことになり、見掛けの摩擦係数μ″が大きく
なるから摩擦力も大きくなるという効果も得られる。
なお、以上の一実施例ではアンダーカット開始点Q部の
第3の面12を曲面で示したが、この曲面に限定するも
のではなく、第5図に示す実施例のように第3の面15
を平面で構成してもよい。この平面による第3の面15
の場合においては、その第3の面の角度2θを、■溝角
度2βに対しβ〉0≧β/2としてV溝13に続き開き
角がさらに小さい■溝面とすれば、前述と同様素線断線
の効果が15倍以上得られることが実験により確認され
た。しかし、第3の面15の角度20がそれ以下であつ
ても顕著ではないが効果は得られる。望むべきはβ〉θ
≧β/2が好ましい。以上の実施例はアンダーカット付
V溝10,13について説明したが、アンダーカット付
丸溝においても同じである。その実施例を示す第6図に
おいて、ローブ2の直径Dは寸法のバラツキがあるため
、丸溝の半径rは大きめに選定され、一般にローブ直径
の半径D/2に対し丸溝の半径γは1.0〜1.3倍程
度に選定されている。さらにローブ2に張力がかかると
直径Dは細くなり、丸溝の半径rとの差は大きくなる。
従つて、見掛け上は接触角度としてγを用いているが、
シーブ1の摩耗初期においては点接触、つまり、アンダ
ーカット開始点(第2図のQ)だけでローブ2とシーブ
1は接触していることになる。このため、その接触部分
のローブ素線2aには高い面圧が発生し、前述と同様の
問題が発生する。従つて、第6図の実施例のように、曲
面半径Rの第3の面12をアンダーカット17の開始点
に設ければ、これまで説明したと同様の効果が得られる
。
第3の面12を曲面で示したが、この曲面に限定するも
のではなく、第5図に示す実施例のように第3の面15
を平面で構成してもよい。この平面による第3の面15
の場合においては、その第3の面の角度2θを、■溝角
度2βに対しβ〉0≧β/2としてV溝13に続き開き
角がさらに小さい■溝面とすれば、前述と同様素線断線
の効果が15倍以上得られることが実験により確認され
た。しかし、第3の面15の角度20がそれ以下であつ
ても顕著ではないが効果は得られる。望むべきはβ〉θ
≧β/2が好ましい。以上の実施例はアンダーカット付
V溝10,13について説明したが、アンダーカット付
丸溝においても同じである。その実施例を示す第6図に
おいて、ローブ2の直径Dは寸法のバラツキがあるため
、丸溝の半径rは大きめに選定され、一般にローブ直径
の半径D/2に対し丸溝の半径γは1.0〜1.3倍程
度に選定されている。さらにローブ2に張力がかかると
直径Dは細くなり、丸溝の半径rとの差は大きくなる。
従つて、見掛け上は接触角度としてγを用いているが、
シーブ1の摩耗初期においては点接触、つまり、アンダ
ーカット開始点(第2図のQ)だけでローブ2とシーブ
1は接触していることになる。このため、その接触部分
のローブ素線2aには高い面圧が発生し、前述と同様の
問題が発生する。従つて、第6図の実施例のように、曲
面半径Rの第3の面12をアンダーカット17の開始点
に設ければ、これまで説明したと同様の効果が得られる
。
アンダーカット付丸溝16の第3の面12の曲面半径R
は、アンダーカット付■溝10と違い、ローブ直径に対
し1ハ鑞上設ければ十分な効果が得られることが実験に
より確認された。なお、以上の説明ではアンダーカット
開始点Qの第3の面12,15を曲面半径Rあるいは平
面”で示したが、このことにこだわることなく、例えば
放物線状の曲面や、2つあるいは3つの平面で構成する
等の方法でもよく、これらは本発明の範囲である。以上
説明したように、ローブを巻掛ける溝から・アンダーカ
ットに至る位置に、両方に跨がる凸曲面あるいは平面よ
りなる第3の面を形成した本発明によれば、安定した大
きな摩擦駆動力が得られると共に、ローブの早期損耗が
防止されるため、ローブ寿命が伸ばされるという効果が
得られる。
は、アンダーカット付■溝10と違い、ローブ直径に対
し1ハ鑞上設ければ十分な効果が得られることが実験に
より確認された。なお、以上の説明ではアンダーカット
開始点Qの第3の面12,15を曲面半径Rあるいは平
面”で示したが、このことにこだわることなく、例えば
放物線状の曲面や、2つあるいは3つの平面で構成する
等の方法でもよく、これらは本発明の範囲である。以上
説明したように、ローブを巻掛ける溝から・アンダーカ
ットに至る位置に、両方に跨がる凸曲面あるいは平面よ
りなる第3の面を形成した本発明によれば、安定した大
きな摩擦駆動力が得られると共に、ローブの早期損耗が
防止されるため、ローブ寿命が伸ばされるという効果が
得られる。
ノ
第1図はエレベータの構成を説明する概略図、第2図お
よび第3図は従来のエレベータ用シーブの一例を示す溝
部断面図、第4図は本発明の一実施例を示す第3図と同
様の断面図、第5図および第6図は本発明の他の実施例
を示す第3図および第2図と同様の断面図てある。 1・・・・・・シーブ、2・・・・・・ローブ、3・・
・・・・乗りかご、4・・・・・釣り合いおもり、7,
9,11,14,17・・・・・アンダーカット部、8
,10,13・・・・アンダーカット付■溝、6,16
・・・・・・アンダーカット付丸溝、12,15・・・
・・・第3の面、2β・・・・■溝の角度、2θ・・・
・・・第3の面の角度、Q・・・・・・アンダーカット
開始点、D・・・・・・ローブ直径、R・・・・・・第
3の面の曲面半径。
よび第3図は従来のエレベータ用シーブの一例を示す溝
部断面図、第4図は本発明の一実施例を示す第3図と同
様の断面図、第5図および第6図は本発明の他の実施例
を示す第3図および第2図と同様の断面図てある。 1・・・・・・シーブ、2・・・・・・ローブ、3・・
・・・・乗りかご、4・・・・・釣り合いおもり、7,
9,11,14,17・・・・・アンダーカット部、8
,10,13・・・・アンダーカット付■溝、6,16
・・・・・・アンダーカット付丸溝、12,15・・・
・・・第3の面、2β・・・・■溝の角度、2θ・・・
・・・第3の面の角度、Q・・・・・・アンダーカット
開始点、D・・・・・・ローブ直径、R・・・・・・第
3の面の曲面半径。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 乗りかごを吊下げるロープを巻掛けて摩擦駆動する
溝と、この溝の底部に形成したアンダーカット部とを有
するシーブにおいて、前記溝から前記アンダーカット部
に至る位置に、前記溝と前記アンダーカット部に跨がる
凸曲面あるいは平面よりなる第3の面を形成したことを
特徴とするエレベーター用シーブ。 2 特許請求の範囲第1項記載において、前記溝はV溝
であり、前記第3の面は前記ロープ直径の1/4以上の
半径の凸曲面であることを特徴とするエレベーター用シ
ーブ。 3 特許請求の範囲第1項記載において、前記溝は丸溝
であり、前記第3の面は前記ロープ直径の1/12以上
の半径の凸曲面であることを特徴とするエレベーター用
シーブ。 4 特許請求の範囲第1項記載において、前記溝はV溝
であり、前記第3の面は前記V溝に続き開き角がさらに
小さいV溝面を形成する平面であることを特徴とするエ
レベーター用シーブ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14603377A JPS6052073B2 (ja) | 1977-12-07 | 1977-12-07 | エレベ−タ用シ−ブ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14603377A JPS6052073B2 (ja) | 1977-12-07 | 1977-12-07 | エレベ−タ用シ−ブ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5480946A JPS5480946A (en) | 1979-06-28 |
| JPS6052073B2 true JPS6052073B2 (ja) | 1985-11-16 |
Family
ID=15398579
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14603377A Expired JPS6052073B2 (ja) | 1977-12-07 | 1977-12-07 | エレベ−タ用シ−ブ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6052073B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS59102787A (ja) * | 1983-11-18 | 1984-06-13 | 株式会社東芝 | エレベ−タのトラクシヨンシ−ブ |
| JP2003104667A (ja) * | 2001-09-27 | 2003-04-09 | Toshiba Elevator Co Ltd | エレベータ駆動装置 |
| CN108147263A (zh) * | 2018-02-06 | 2018-06-12 | 宁波谷达机电有限公司 | 一种电梯曳引装置 |
-
1977
- 1977-12-07 JP JP14603377A patent/JPS6052073B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5480946A (en) | 1979-06-28 |
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