JPS6058658B2 - 義歯床製作法 - Google Patents
義歯床製作法Info
- Publication number
- JPS6058658B2 JPS6058658B2 JP9989281A JP9989281A JPS6058658B2 JP S6058658 B2 JPS6058658 B2 JP S6058658B2 JP 9989281 A JP9989281 A JP 9989281A JP 9989281 A JP9989281 A JP 9989281A JP S6058658 B2 JPS6058658 B2 JP S6058658B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- flask
- synthetic resin
- denture base
- resin
- thermoplastic synthetic
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Dental Preparations (AREA)
- Dental Prosthetics (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は義歯床製作法に関する。
従来、歯科用義歯床はアクリル樹脂ポリマー粉末とモノ
マー液を混和して餅状になつたものを常温で口ストワッ
クス法の石膏型であるフラスコに入れ、かつプレスによ
り圧力をかけて温水中で重合して製作されていた。
マー液を混和して餅状になつたものを常温で口ストワッ
クス法の石膏型であるフラスコに入れ、かつプレスによ
り圧力をかけて温水中で重合して製作されていた。
このような従来の製作法は常温で目で確認しながら操作
できることと安価に製作できるという利点がある反面、
重合時にほぼ7%の重合収縮があるため変形が大きく精
度的に非常に劣つたものになる。
できることと安価に製作できるという利点がある反面、
重合時にほぼ7%の重合収縮があるため変形が大きく精
度的に非常に劣つたものになる。
又温水中て数時間をかけて重合する必要があるため操作
時間が非常に長くかかり1日で製作出来る数が少ない。
又アクリル樹脂以外の熱可塑性樹脂を使用出来ない欠点
があつた。さらにいうならばこのような重合による製作
法では、未反応の合成樹脂練和物を一旦フラスコ内に注
入してから加熱しその熱により化学反応が促進されるこ
とから、石膏の肉厚の不均一さにより合成樹脂への熱の
伝導も不均一になつてしまい低分子の合成樹脂のある義
歯床すなわち未反応部分が適所に残存する製品になる虞
が大きい。
時間が非常に長くかかり1日で製作出来る数が少ない。
又アクリル樹脂以外の熱可塑性樹脂を使用出来ない欠点
があつた。さらにいうならばこのような重合による製作
法では、未反応の合成樹脂練和物を一旦フラスコ内に注
入してから加熱しその熱により化学反応が促進されるこ
とから、石膏の肉厚の不均一さにより合成樹脂への熱の
伝導も不均一になつてしまい低分子の合成樹脂のある義
歯床すなわち未反応部分が適所に残存する製品になる虞
が大きい。
さて、このように重合による体積収縮を一掃するものと
して熱可塑性樹脂の押出成形法による義歯床の製作法が
ある。これはポリマーのペレット状のものを加熱し流動
体として石膏型に押込み充填して成形するものである。
この製作法は冷却時にほぼ0.7%の冷却収縮を生ずる
だけであるから高精度が得られるうえ操作時間も短かく
てすみ多量に製作出来る利点がある。しかもアクリル樹
脂に限らず全ての熱可塑性樹脂を使用出来る。しかしな
がらこの製作法は、加熱された流動体を石膏型に充填す
るものであるため樹脂、型等の温度設定が非常に難しい
うえ高価な押出成型機や射出成型機を必要とする欠点が
ある。
して熱可塑性樹脂の押出成形法による義歯床の製作法が
ある。これはポリマーのペレット状のものを加熱し流動
体として石膏型に押込み充填して成形するものである。
この製作法は冷却時にほぼ0.7%の冷却収縮を生ずる
だけであるから高精度が得られるうえ操作時間も短かく
てすみ多量に製作出来る利点がある。しかもアクリル樹
脂に限らず全ての熱可塑性樹脂を使用出来る。しかしな
がらこの製作法は、加熱された流動体を石膏型に充填す
るものであるため樹脂、型等の温度設定が非常に難しい
うえ高価な押出成型機や射出成型機を必要とする欠点が
ある。
しかも機械内部で成形行程が進むため目で確認できず樹
脂がすみずみまで行きわたらない危険性が大きい。本発
明はかかる実情に鑑み高精度の義歯床を安・価な装置に
より能率的に得られる製作法を提供することを目的とす
る。すなわち本発明の特徴とするところは熱可塑性樹脂
の温度条件に合わせて100℃〜450’Cの所望温度
に設定された恒温状態の中で分割された下部フ・ラスコ
上で加熱軟化された熱可塑性合成樹脂を上下部フラスコ
を合わせて圧縮成形することにある。
脂がすみずみまで行きわたらない危険性が大きい。本発
明はかかる実情に鑑み高精度の義歯床を安・価な装置に
より能率的に得られる製作法を提供することを目的とす
る。すなわち本発明の特徴とするところは熱可塑性樹脂
の温度条件に合わせて100℃〜450’Cの所望温度
に設定された恒温状態の中で分割された下部フ・ラスコ
上で加熱軟化された熱可塑性合成樹脂を上下部フラスコ
を合わせて圧縮成形することにある。
さらに例示図面によりその一実施例を説明するならば、
100℃〜450℃の所望温度に設定された室1の中に
口ストワックス法による石膏型のフラスコ2および熱可
塑性合成樹脂3を一床分ずつ収容した容器4を収納し、
次いでフラスコ2を上下に分割してその中にほぼ飴状に
加熱軟化した熱可塑性合成樹脂3を加熱したフラスコ2
内に入れた後フラスコ2を上下に合わせて圧縮成形機5
にかけて加圧圧縮成形し、その後保圧器6に移して室1
外に出して自然冷却させるものである。
100℃〜450℃の所望温度に設定された室1の中に
口ストワックス法による石膏型のフラスコ2および熱可
塑性合成樹脂3を一床分ずつ収容した容器4を収納し、
次いでフラスコ2を上下に分割してその中にほぼ飴状に
加熱軟化した熱可塑性合成樹脂3を加熱したフラスコ2
内に入れた後フラスコ2を上下に合わせて圧縮成形機5
にかけて加圧圧縮成形し、その後保圧器6に移して室1
外に出して自然冷却させるものである。
なお、熱可塑性合成樹脂の種類に応じフラスコ収納室を
1000C〜400℃に、樹脂収納室を2004500
Cに、圧縮成形する室を100収C〜450℃に自由に
温度設定出来る。
1000C〜400℃に、樹脂収納室を2004500
Cに、圧縮成形する室を100収C〜450℃に自由に
温度設定出来る。
又成形作業は耐熱手袋等を用いることにより手作業で行
なつてもよいし、図示しない適宜な製作機械と制御回路
を組合わせて自動的に行なつてもよい。
なつてもよいし、図示しない適宜な製作機械と制御回路
を組合わせて自動的に行なつてもよい。
例えば、樹脂収納室に熱可塑性合成樹脂を載せた下部フ
ラスコを収納するとともに、成形室内において圧縮成形
機に人工歯を内蔵する上部フラスコを取り付け、上記樹
脂が加熱軟化した状態で下部フラスコを樹脂収納室から
取出して成形機にかけ、上、下フラスコを合わせて圧縮
成形する場合等がある。本発明は上記の如き製作法であ
るから次の効果を発揮する。
ラスコを収納するとともに、成形室内において圧縮成形
機に人工歯を内蔵する上部フラスコを取り付け、上記樹
脂が加熱軟化した状態で下部フラスコを樹脂収納室から
取出して成形機にかけ、上、下フラスコを合わせて圧縮
成形する場合等がある。本発明は上記の如き製作法であ
るから次の効果を発揮する。
すなわち第一に、加熱軟化した熱可塑性合成樹脂を成形
するため重合収縮の無い高精度の義歯床が得られること
になるうえその成形は分割したフラスコ内に熱可塑性合
成樹脂を入れて圧縮成形す一るから安価な装置で製作出
来ることになる。
するため重合収縮の無い高精度の義歯床が得られること
になるうえその成形は分割したフラスコ内に熱可塑性合
成樹脂を入れて圧縮成形す一るから安価な装置で製作出
来ることになる。
第二に、圧縮成形であるため圧縮時にフラスコからの樹
脂のはみ出し具合を目で確認出来るため樹脂がすみずみ
まで行きわたる成形が可能である。殊に歯科用義歯床は
オーダーに合つた型が一つしかないため失敗は許されな
い面があるためこの目で確認できることは大切である。
第三に、恒温状態の中で既に加熱されたフラスコ内に加
熱軟化した熱可塑性合成樹脂を入れて圧縮成形するため
操作が簡単でしかも重合時間がないため早く製作するこ
とが出来る。
脂のはみ出し具合を目で確認出来るため樹脂がすみずみ
まで行きわたる成形が可能である。殊に歯科用義歯床は
オーダーに合つた型が一つしかないため失敗は許されな
い面があるためこの目で確認できることは大切である。
第三に、恒温状態の中で既に加熱されたフラスコ内に加
熱軟化した熱可塑性合成樹脂を入れて圧縮成形するため
操作が簡単でしかも重合時間がないため早く製作するこ
とが出来る。
第四に、アクリル樹脂に限らず多種類の熱可塑性樹脂を
使用することが出来るため秀れた効果がある。
使用することが出来るため秀れた効果がある。
なお、昭和七年実用新案登録公告第3501号公報とし
てその当時歯科医療に一般に使用されていたゴム床の成
形器が提案されている。これは加熱しない状態すなわち
常温中において上下フラスコ内にゴム可塑物をセットし
、かかる状態で加熱・成形するものである。しかし、こ
のような成形器では近年使用された所定の温度設定が大
切な熱可塑性合成樹脂による義歯床の製作は困難であり
、実施化は無理である。
てその当時歯科医療に一般に使用されていたゴム床の成
形器が提案されている。これは加熱しない状態すなわち
常温中において上下フラスコ内にゴム可塑物をセットし
、かかる状態で加熱・成形するものである。しかし、こ
のような成形器では近年使用された所定の温度設定が大
切な熱可塑性合成樹脂による義歯床の製作は困難であり
、実施化は無理である。
本発明は上下部フラスコと熱可塑性合成樹脂を予めそれ
ぞれの所定加熱温度に設定し、分割された所定温度の下
部フラスコ上に位置した100〜450℃の所定温度で
加熱軟化された熱可塑性合成樹脂を、上下部フラスコを
合わせて圧縮成形するから、簡易な機械で失敗なく義歯
床が短時間で精度が良好に得られる。
ぞれの所定加熱温度に設定し、分割された所定温度の下
部フラスコ上に位置した100〜450℃の所定温度で
加熱軟化された熱可塑性合成樹脂を、上下部フラスコを
合わせて圧縮成形するから、簡易な機械で失敗なく義歯
床が短時間で精度が良好に得られる。
図面は本発明の一実施例を示す断面図である。
2・・・・・・フラスコ、3・・・・・・熱可塑性合成
樹脂、4・・・容器。
樹脂、4・・・容器。
Claims (1)
- 1 上下部フラスコと熱可塑性合成樹脂を予めそれぞれ
の所定加熱温度に設定し、分割された所定温度の下部フ
ラスコ上に位置した100〜450℃の所定温度で加熱
軟化された熱可塑性合成樹脂を、上下部フラスコを合わ
せて圧縮成形することを特徴とする義歯床製作法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9989281A JPS6058658B2 (ja) | 1981-06-26 | 1981-06-26 | 義歯床製作法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9989281A JPS6058658B2 (ja) | 1981-06-26 | 1981-06-26 | 義歯床製作法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS581439A JPS581439A (ja) | 1983-01-06 |
| JPS6058658B2 true JPS6058658B2 (ja) | 1985-12-20 |
Family
ID=14259419
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9989281A Expired JPS6058658B2 (ja) | 1981-06-26 | 1981-06-26 | 義歯床製作法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6058658B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60128394U (ja) * | 1984-02-06 | 1985-08-28 | 株式会社テイ、アイ、シイ・シチズン | 表示装置 |
| JPS62164453A (ja) * | 1986-01-16 | 1987-07-21 | 住友化学工業株式会社 | 義歯床製作法 |
-
1981
- 1981-06-26 JP JP9989281A patent/JPS6058658B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS581439A (ja) | 1983-01-06 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US11116611B1 (en) | Process and systems for molding thermosetting plastics | |
| US2962767A (en) | Molding process | |
| JPS6058658B2 (ja) | 義歯床製作法 | |
| US3216060A (en) | Apparatus for the manufacture of molded articles | |
| US2738551A (en) | Transfer molding method | |
| US2703435A (en) | Apparatus for molding artificial teeth | |
| US2790998A (en) | Molding method | |
| DE3568787D1 (en) | Method of producing moulded parts by compressing fibrous material with simultaneous bonding | |
| US6186761B1 (en) | Dental injection molding system | |
| DE699909C (de) | Verfahren zum Verformen von Polyvinylchlorid | |
| JPS6033941Y2 (ja) | 義歯床製作装置 | |
| KR200233742Y1 (ko) | 의치의 제작에 있어 열중합 레진(resin)의 주입 및경화장치 | |
| EP0163499A2 (en) | Injection or transfer moulding | |
| JPS6232017Y2 (ja) | ||
| JPH10146858A (ja) | 半導体素子のモールド成形方法およびモールドに用いる樹脂材をスティック状に押出成形する押出成形方法と押出成形装置 | |
| JPH0521059B2 (ja) | ||
| US2620512A (en) | Apparatus for molding dental inlays | |
| JP4042651B2 (ja) | タブレット製造装置 | |
| CN212707801U (zh) | 一种塑胶产品生产用注塑模具 | |
| US3607996A (en) | Method of processing dentures | |
| RU2012502C1 (ru) | Способ переработки реактопластов | |
| GB680483A (en) | Method and apparatus for forming artificial teeth | |
| SU386777A1 (ru) | Способ изготовления изделий из порошкообразных термореактивных полимеров | |
| US4059374A (en) | Device for preparing polymer articles from monomers | |
| SU474198A1 (ru) | Способ дожировани и таелетировани термоеактивных волокнистых прессматериалов |