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JPS6058752B2 - N−(4−フルオロフエニル)−2,3−ジクロロマレイミドの製造法 - Google Patents
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JPS6058752B2 - N−(4−フルオロフエニル)−2,3−ジクロロマレイミドの製造法 - Google Patents

N−(4−フルオロフエニル)−2,3−ジクロロマレイミドの製造法

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Publication number
JPS6058752B2
JPS6058752B2 JP1230177A JP1230177A JPS6058752B2 JP S6058752 B2 JPS6058752 B2 JP S6058752B2 JP 1230177 A JP1230177 A JP 1230177A JP 1230177 A JP1230177 A JP 1230177A JP S6058752 B2 JPS6058752 B2 JP S6058752B2
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JP
Japan
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fluorophenyl
reaction
acid
fluoroaniline
anhydride
Prior art date
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JP1230177A
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JPS5398958A (en
Inventor
太一郎 重松
健二 吉田
宏保 相沢
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Mitsubishi Chemical Corp
Original Assignee
Mitsubishi Chemical Industries Ltd
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Publication date
Application filed by Mitsubishi Chemical Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Chemical Industries Ltd
Priority to JP1230177A priority Critical patent/JPS6058752B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明はN−(4−フルオロフェニル)−2、3−ジ
クロロマレイミドの製造方法に係るものである。
更に詳しくは、優れた殺菌力を有する上記化合物を高純
度で且つ工業的に有利に製造する方法を提供することを
目的とするものである。 近時、農薬は残留性、毒性等
の面からより安全性の高いものが要求される様になり、
主成分のみならず含有する不純物にもその量が多いと安
全性の確認が求められる様になつてきている。この様な
意味から高純度の農薬原体を製造することは有意義であ
る。 我々は先に2、3−ジクロロマレイン酸又はその
無水物と4−フルオロアニリンを有機溶媒中で反応させ
るか、或いはこれらを水性媒体中で反応させるN−(4
−フルオロフェニル)−2、3−ジクロロマレイミドの
製造方法を提供した(特公昭47−20012、特開昭
49−110661、特開昭50一148354)が、
本化合物を高純度で工業的に有利に製造する方法につい
て更に検討を行なつた結果、2、3−ジクロロマレイン
酸又はその無水物と4−フルオロアニリンとを適当量の
強酸性物質の存在下水性媒体中で反応させれば、これら
の化合物を有機溶媒中で反応させる場合にくらべて高収
率で高純度のN−(4−フルオロフェニル)−2|3−
ジクロロマレイミドが得られることを知得し、また、こ
れらの化合物を単なる水性媒体中で反応させた場合の特
徴即ち、高収率で取扱い容易な均一粒径を有する生成物
か得られる等の特徴をそこなうことなく、より高純度の
N−(4−フルオロフェニル)−2、3−ジクロロマレ
イミドが安定して得られることを知得し、本発明に到達
し’た。
従来イミド生成反応においては、ベンゼン、トルエン
、キシレン等の芳香族炭化水素、クロロホルム、四塩化
炭素等の塩素化アルカン類、アセトン、メチルエチルケ
トン等のケトン類、メタノー・ル、エタノール等の低級
アルコール類、酢酸等の脂肪酸等の有機溶媒を使用する
のが一般的てあるが、2,3−ジクロロマレイン酸又は
その無水物と4−フルオロアニリンとを反応させてN−
(4一フルオロフェニル)−2,3−ジクロロマレイミ
ドを製造する場合には、改良法として水性媒体中で反応
を行なう方法が見出されており、この方法の特徴は、高
収率で且つ微細な均一粒子が得られることにある。
本発明者らは、水性媒体中で反応を行なうというこの改
良法についてさらに詳細に検討した結果、収率は極めて
良いが生成物中に副生成物であるN−(4−フルオロフ
ェニル)−2−(4−フルオロフェニルアミノ)−3−
クロロマレイミドが数%混入し、反応条件たとえば、滴
下方法、攪拌状態等の微妙な差によつてその副生量が0
.5〜5%の間で変動し、その副生量を常に少なくする
様に制御することは困難てあることを認めた。また、p
−トルエンスルホン酸等の触媒を用いベンゼン等の芳香
族炭化水素中で反応を行なつた場合にも、やはり2〜5
%のN−(4−フルオロフェニル)−2−(4−フルオ
ロフェニルアミノ)−3−クロロマレイミドが生成物中
に混入していることを確認した。
本発明らはこれらの欠点を改善すべく鋭意検討した結果
、2,3−ジクロロマレイン酸又はその無水物と4−フ
ルオロアニリンを塩酸及ひ/又は−硫酸の存在下、水及
ひ/又は反応後生成物を分離して得た沖液からなる水性
媒体中で反応させれば、高収率、高純度でN−(4−フ
ルオロフェニル)−2,3−ジクロロマレイミドを製造
でき、しかも取扱い容易な微細な均一粒子が得られるこ
.とを認め本発明を完成した。
次に本発明を詳細に説明するに、本発明方法の原料とな
る2,3−ジクロロマレイン酸又はその無水物は種々の
方法によつて製造される。
たとえば、ジクロロマレイン酸は3−ホルミンー2,3
ージクロロアクリル酸を発煙硝酸て酸化することによつ
て得られる(Ber.?,2588〜90)。また、ジ
クロロ無水マレイン酸は無水マレイン酸を鉄の存在下塩
素と反応させることにより得られる(ソ連特許4341
馳)。 ク本発明方法は
、塩酸、硫酸またはこれらの混合物の存在下行なわれる
。使用する塩酸または硫酸水溶液の濃度は0.1N〜△
が用いられる。
濃度がこれより薄いとN一(4−フルオロフェニル)−
2−(4−フルオロフェニルアミノ)−3−クロロマレ
イミドの副生量が増大し、かつその副生量を制御するこ
とが困難になるので好ましくない。また、濃度がこれ以
上に濃くなると収率が低下するので好ましくない。塩酸
または硫酸水溶液の使用量は、4−フルオロアニリンに
対して5〜2鍾量倍が好ましい。
使用量がこれ以下だと反応液のスラリー濃度が高く)な
りすぎ、取扱いが著しく困難になる。また、これ以上で
は空時得率が悪くなり好ましくない。反応を行なうに際
して、塩酸または硫酸および水は混合した後の濃度およ
び量が上記範囲内にあればよく、たとえば次の様な組合
せで反応させることができる。(1)塩酸又は硫酸水溶
液中の2,3−ジクロロマレイン酸又はその無水物と4
−フルオロアニリン(Ii)2,3−ジクロロマレイン
酸またはその無水物の水溶液と、塩酸又は硫酸水溶液中
の4−フルオロアニリン(Iii)塩酸又は硫酸水溶液
中の2,3−ジクロロマレイン酸又はその無水物と、塩
酸又は硫酸水溶液中の4−フルオロアニリン2,3−ジ
クロロマレイン酸又はその無水物と4−フルオロアニリ
ンとを反応させる場合において、ジクロロマレイン酸又
はその無水物は4−フルオロアニリンに対し通常0.8
モルないし2倍モル、好ましくは0.9〜1.3倍モル
使用される。
また、反応温度は通常30〜150℃、好ましくは40
、〜還流温度の範囲から選ばれる。また、本反応は塩酸
又は硫酸の存在下2,3−ジクロロマレイン酸又はその
無水物と4−フルオロアニリンとを滴下混合し、次いで
反応を完結させるか、混合時を第1段階、反応完結時を
第2段階とすれば、第1段階を70℃以下て実施し、第
2段階を700〜還流温度で実施することができ、一挙
に一段で反応を行なう場合には、塩酸又は硫酸の存在下
2,3−ジクロロマレイン酸又はその無水物中に4−フ
ルオロアニリンを滴下する方法が好ましいが、上述の如
く2段階で反応を行なう場合は、その逆の滴下方法でも
同様に高収率、高純度で目的化合物を得ることができる
反応時間は特に限定されるものではなく広い範囲から選
ばれるが、通常1〜加時間で反応は完結する。
2段階の反応で行なう時、第1段は滴下即の反応なので
、反応時間は滴下時間をとればよく1吟〜6紛であり、
第2段階は1〜20時間である。
反応後は冷却した後、析出した結晶を酒過するのみで高
純度のN−(4−フルオロフェニル)−2,3−ジクロ
ロマレイミドが高収率にて得られる。また、反応に用い
る水性媒体は水のみを用いることもできるが、反応戸液
をそのまま次の反応に用いることも可能てあり、枦液を
循環使用すると、より効果的である。
なせならば、本発明方法によれば反応が極めて選択的で
あるため、用いた2,3−ジクロロマレイン酸またはそ
の無水物および4−フルオロアニリンのうち、目的物で
あるN−(4−フルオロフェニル)−2,3−ジクロロ
マレイミドにならなかつた部分は、その大部分が未反応
あるは/および反応中間体として沖液中に回収され、こ
れを循環使用すれはN−(4−フルオロフェニル)−2
,3−ジクロロマレイミドとなり、しかも品質的に全く
同等のものが得られるからである。このことは使用する
原料、助剤の原単位を減少させるのみならず排出水で減
少するため、排水処理の負担を軽減するという様に工業
的に極めて有利になることを意味する。以上説明したよ
うに、本発明方法によれば下記実施例に示される通り農
業用殺菌剤として、特にキユウリの炭痘病、カンキツ黒
点病、トマト疫病、稲イモチ病、リンゴ斑点落葉病、黒
星病等に卓越せる効果を有するN−(4−フルオロフェ
ニル)−2,3−ジクロロマレイミドを高収率、高純度
でかつ工業的有利に得ることができる。
次に本発明方法を実施例により更に詳細に説明するが、
本発明はその要旨を超えない限り、以下の実施例に制約
されるものではない。尚、実施例に記載した融点は、M
ettlerFP−51型融点測定器で測定した値であ
り、アセトンで再結晶した後昇華精製したN−(4−フ
ルオロフェニル)−2,3−ジクロロマレイミドの融点
は、240.3〜241.9゜Cであつた。
また、実施例中単に収率とあるのは、4−フルオロアニ
リンに対する収率を意味する。実施例1 2,3−ジクロロ無水マレイン酸80.14y(イ).
48rr101)を0.354N塩酸565m1に溶解
し、攪拌下60℃で4−フルオロアニリン44.45y
(イ).4m01)を1紛間で滴下後90℃に昇温し、
その後4時間反応させる。
冷却後沖別し、充分水洗し乾燥して、平均粒径12.8
μ、融点239.6〜240.9℃のN−(4−フルオ
ロフェニル)−2,3−ジクロロマレイミド99.74
9が得られた(収率95.9%)。ガスクロ分析の結果
、N−(4−フルオロフェニル)−2−(4−フルオロ
フェニルアミノ)−3−クロロマレイミドが0.22W
t%副生しており、これ以外の副生物は認められなかつ
た。実施例2 塩酸の代りに硫酸を用い他は実施例1と同様にして、融
点239.6〜241.0゜C(7)N−(4−フルオ
ロフェニル)−2,3−ジクロロマレイミド100.8
6yが得られた(収率97.0%)。
N−(4−フルオロフェニル)−2−(4−フルオロフ
ェニルアミノ)−3−クロロマレイミドの副生量は、0
.15Wt%であつた。実施例3 2,3−ジクロロ無水マレイン酸40.07g(イ).
24m01)を1.442N塩酸277m1に溶解し、
攪拌下90゜Cで4−フルオロアニリン22.22y(
4).2n101)を1紛間で滴下し、その後8時間反
応させる。
冷却後淵別し、充分水洗し乾燥して、融点239.9〜
241.4、C(7)N−(4−フルオロフェニル)−
2,3−ジクロロマレイミド46.78yを得た(収率
89.9%)。N−(4−フルオロフェニル)−2−(
4−フルオロフェニルアミノ)−3−クロロマ゛レイミ
ドの副生は認められなつた(ガスクロ検出限界0.01
Wt%)。実施例4 実施例3て得られた!戸液270.6yに1.442N
塩酸19mtを加え、この中に2,3−ジクロロ無水マ
レイン酸34.65y(0.2075m01)を溶解し
、攪拌下900Cで4−フルオロアニリン(4).2n
101)をl紛間で滴下し、その後8時間反応させる。
冷却後沖別し、充分水洗し乾燥して、融点240.1〜
241.2℃のN−(4−フルオロフェニル)−2,3
−ジクロノロマレイミド49.75yを得た(収率95
.7%)。N−(4−フルオロフェニル)−2−(4−
フルオロフェニルアミノ)−3−クロロマレイミドの副
生は認められなかつた。この様に戸液を回収して次の反
応に用いると収率が向上する。
このことは最初に用いた原料のうち、目的物にならなか
つた部分は未反応あるいは/および反応中間体として枦
液中に回収されていることを示し、反応が極めて選択的
であることを意味する。実施例5 2,3−ジクロロ無水マレイン酸31.72y(4).
19rn01)を0.365N塩酸274m1に溶解し
、攪拌下60′Cて4−フルオロアニリン22.22y
(0.20TT101)を1紛間で滴下後90℃に昇温
し、ぞの後4時間反応させる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 塩酸及び/又は硫酸の存在下、2,3−ジクロロマ
    レイン酸又はその無水物と4−フルオロアニリンとを水
    及び/又は反応後生成物を分離して得た濾液からなる水
    性媒体中で反応させることを特徴とするN−(4−フル
    オロフェニル)−2,3−ジクロロマレイミドの製造法
    。 2 塩酸及び/又は硫酸の濃度が0.1〜2規定である
    特許請求の範囲第1項記載の製造法。 3 4−フルオロアニリンに対し2,3−ジクロロマレ
    イン酸又はその無水物を0.8〜2倍モル使用すること
    を特徴とする特許請求の範囲第1項ないし第2項記載の
    製造法。
JP1230177A 1977-02-07 1977-02-07 N−(4−フルオロフエニル)−2,3−ジクロロマレイミドの製造法 Expired JPS6058752B2 (ja)

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JPS5398958A JPS5398958A (en) 1978-08-29
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