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JPS608919B2 - 自動溶接用ワイヤ - Google Patents
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JPS608919B2 - 自動溶接用ワイヤ - Google Patents

自動溶接用ワイヤ

Info

Publication number
JPS608919B2
JPS608919B2 JP14739274A JP14739274A JPS608919B2 JP S608919 B2 JPS608919 B2 JP S608919B2 JP 14739274 A JP14739274 A JP 14739274A JP 14739274 A JP14739274 A JP 14739274A JP S608919 B2 JPS608919 B2 JP S608919B2
Authority
JP
Japan
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weight
wire
carboxylic acid
mineral oil
refined mineral
Prior art date
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Expired
Application number
JP14739274A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5172937A (en
Inventor
誠 小林
武久 宇津木
勲夫 岡崎
政人 小島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication of JPS608919B2 publication Critical patent/JPS608919B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、銅〆ッキなどのメッキが施されていない自動
溶接用ワイヤを提供せんとするものである。
一般に、自動溶接用ワイヤの表面には耐錆性と外観の向
上を目的として銅〆ッキなどのメッキが施されている。
しかしながら、メキの施されたワイヤはこの反面、次の
ような種々の欠点がある。(ィ} 溶接金属に錆などが
入りこんで、溶接部に割れを発生させる危険性がある。
{口i 溶接用トーチの中でワイヤが摩擦力を受けたと
き、メッキが削れ、削れ粉となってト−チ内にワイヤ通
路をつまらせてしまい、アークを不安定にする。
し一 ワイヤの製造に際しては、シアンなどの廃液によ
る公害が発生する。
このため、本発明者らは、従来のワイヤの欠点を解消す
べ〈、メッキをしないで、これに代用できる種々の表面
処理について、調査、検討した結果、メッキの施されて
いないワイヤに、カルボン酸アミン塩を0.5重量%以
上または多価アルコ−ルのカルボン酸部分ェステルを0
.5重量%以上またはこれら両者を合せて0.5重量%
以上を含み、かつ脂肪酸、グラファィト、二硫化モリブ
デンなどの潤滑性向上剤を1.の重量%以上含有した精
製鉱油を塗布すれば、以下に詳述するように従来用いら
れてきた銅〆ツキなどのメッキを施したワイヤに比して
、耐錆性、ワイヤの送給性が大きく改善されることを見
出した。
すなわち、本発明は、このような技術成果をもとに、従
来メッキ付ワイヤより溶接性能のうえで種々優れたメッ
キなしワイヤを提供し、合わせて公害の防止をはからん
とするものである。
溶接用以外のメッキを付けないワイヤ、例えばロープ用
ワイヤなどでは、ワイヤの最終仕上のときに菜種油など
の植物油を塗布して、ワイヤ表面に光沢を与えると共に
短期の防錆力を持たせるという試みもなされている。
しかるに、これらの油は防錆力が不十分なうえ、長期間
経過すると油が劣化して固形化するため溶接用ワイヤに
は不向きである。これに比べ精製された灯油、スピンド
ル油、マシン油などの滋油は十分安定な物質であるため
、植物油のように劣化することはない。そして、適度の
粘性と適度の潤滑性能を有し溶接用トーチ内でワイヤが
受ける摩擦力を軽減する。しかし、鉱油だけでは防錆力
は不十分であるから、この鉱油にカルボン酸アミン塩や
多価アルコールのカルボン酸部分ェステルを0.5重量
%以上添加すれば防錆力は飛躍的に改善される。ここで
いうカルボン酸アミン塩とは、ドデシルアミン、オレオ
イルイミダゾリン、ジシクロヘキシルアミンなどのよう
なアミノ基(−NH2、=NH、三N)を有する物質と
カルボン酸により生成される塩で、その化学構造式を例
示すると次のようになる。また、ここでいう多価アルコ
−ルのカルボン酸部分ェステルとは、ソルビタン、モノ
オレェートやペンタェリスリット、モノオレェートなど
の多数の水酸基(一OH)を有するアルコールをカルボ
ン酸とのェステルで、その化学構造式を例示すると次の
ようになる。金属の錆の原因は、金属表面に酸素や水分
が吸着し、これが金属と反応して酸化物を作るためであ
る。
それ故、金属の酸化を防ぐには金属表面に吸着力の非常
に強い極性基を有する物質で保護被膜を作ってやれば良
い。このため、カルボン酸のカルボニル基(一COOR
)や、アミンのアミノ基(一NH2、=NH、三N)や
多価アルコールの水酸基(一OH)などの金属への新和
力が大きい極性基を含んだ精製鉱油を溶接用ワイヤ表面
に塗布すると、第1図、第2図のような保護被膜を形成
し、水分や酸素を寄せつけない。図において、1はワイ
ヤ、2は極性基、3は炭化水素基である。また、たとえ
水分や酸素が先に金属表面に付着していても、金属との
新和力の強いCOORなどの極性基は、置換作用により
水分や酸素分子の下にもぐりこんでこれらを浮かびあが
らせ防錆力を発揮する。ここで精製鉱油に添加する極性
基を有する物質は金属表面を数分子層覆うだけでよく、
0.5重量%以上程度含有しておればよい。その下限値
0.5重量%はこれ以下の含有量では十分な吸着膜がで
きないためである。精製鉱油に更に脂肪酸、グラフアィ
ト、二硫化モリブデンなどの潤滑性向上剤を1.広重量
%以上添加すると溶接ト−チ内でうける摩擦力が減少す
る。すなわち、これらの下限値以下の添加量の場合、第
2図に示すような吸着膜が均質に得られなく、部分的に
膜が破損したりするため、実用的な防錆効果や潤滑効果
が得られなくなる。
なお、第2図のような吸着膜を作るには、極性基を有す
る添加剤と炭化水素基を有する精製鉱油の両方が必要で
あることは明白であるため、その添加量には常識的な上
限があり、その値は第3図、第4図に示すように5の重
量%である。これは、5の重量%を超えて添加しても防
錆効果の増大や潤滑効果の増大はさほど期待できない反
面、費用が高くなるという欠点を有すからである。なお
、第3図は、精製鉱油に、ソルビタンモノオレェートの
み(特性A)、ジシクロヘキシルアミン塩のみ(特性B
)、ソルビタミンモノオレェートとジシクoヘキシルア
ミン塩とを1′2づつ混合したもの(特性C)それぞれ
を0.1%〜70%添加した場合の点錆発生個数を調べ
た実験結果を示す図である。
また、第4図は、精製鉱油に、ソルビタンモノオレエー
トとジシクロヘキシルアミン塩とを1′2づつ混合した
もの(特性C)、その混合物にグラフアィトを混合した
もの(特性D)それぞれを0.1〜70%添加した場合
の潤滑効果を調べる実験をした結果を示す図である。な
お、第4図における実験では、トーチ形状が300で2
ターンの中を送給した時のワイヤ送給用のモータのモ−
夕霞流の変化により潤滑効果を確認した。つぎに、実際
にこれらのカルボン酸アミン塩、多価アルコールの部分
ェステル、脂肪酸、二硫化モリブデン、グラフアィトな
どの潤滑性向上剤を含有した精製鉱油を塗布したメッキ
のついていないワイヤをJISで定められた湿潤試験、
塩水贋霧試験、屋内格納試験で確かめた結果は次表1の
ようになり、カルボン酸アミン塩を5.の重量%含有す
る精製鉱油をワイヤ10k9あたり3夕の割合で塗布し
たものは湿潤試験、屋内格納試験で、従来メッキ付ワイ
ヤの1.5〜2.折音の防錆力を持つ。
とくにジシクロヘキシルアミン塩を含むものでは著しく
気相腐食防止効果が大きいので格納試験成績がよい。ま
た、多価アルコールのカルボン酸部分ヱステルを5.の
重量%含有する精製鉱油をワイヤ10k9あたり3夕の
割合で塗布したものは湿潤試験、塩水曙霧試験で、従来
メッキ付ワイヤの1.5〜2.0倍の防錆力を持つ。と
くにソルビータンモノオレェートを含むものでは著しく
水置換性が大きいので湿潤試験成績がよい。また、カル
ポン酸アミン塩と多価アルコールのカルボン酸部分ェス
テル両者を混合して5.0重量%含有する精製鉱油をワ
イヤ10k9あたり3夕の割合で塗布したものは両者の
気相防食性や水置換性の効果が相乗して湿潤試験、塩水
噴霧試験、屋内格納試験すべてに従来メッキ付の2.0
〜3.M音の耐錆性を持っている。表 1 各f車の
耐錆試験結果注)1 精製鉱ジ上11K各々5重量多の
添加剤を含む。
注)2 ヮィャへの塗布量はヮィャ10約あたり39の
割合。また、つぎにワイヤ表面の潤滑性能を、実際に溶
接するトーチの形状を種々変えて、ワイヤ送給をつかさ
どるモータ電流値の大小で判定した。このモータ電流値
は、ワイヤ送給に要する力と比例して変化し、潤滑性能
の良いワイヤではこの値が小さい。この結果、次表2に
示すようにメッキなしワイヤにカルボン酸アミン塩や多
価アルコールのカルボン酸部分ェステルを添加した精製
鉱油を塗布したものでは、従来メッキ付ワイヤよりも約
50%、送給負荷が軽減されており、脂肪酸、二硫化モ
リブデングラフアィトなどの潤滑性向上剤を添加すると
更に送給負荷が軽減する。表 2 各ji亘の添加剤K
よるヮィャ送給性能また、つぎに溶接性能の面から鉱物
油に添加する極性基を有する物質を種々変えて実験する
と、次表3のように他の極性基を持つ物質に比べて、カ
ルボン酸アミン塩および多価アルコールのカルボン酸部
分ヱステルを添加したものは、溶接時のアークが最も安
定し、スパッタも少なく、従来メッキ付ワイヤと同等以
上の性能が得られ、潤滑性向上剤として脂肪酸、二硫化
モリブデン、グラフアィトを1.0〜2.0%添加して
みたかの結果に差異はなかつた。
表 3 各種添加剤による溶接性能 なお、以上の実施例では、カルボン酸アミン塩、カルボ
ン酸部分ェステルまたはこの両者の混合物の含有量が5
.0重量%の場合についてのみ説明したが、前述のよう
に0.5重量%以上5の重量%以下であれば、同様な結
果を得ることができ、また二硫化モリブデン、グラフア
ィトなどの潤滑性向上剤についても、1.0重量%以上
5堰重量%以下であれば同様な効果を得ることができる
以上の結果、カルボン酸アミン塩を0.5重量%以上ま
たは多価アルコールのカルボン酸部分ェステルを0.5
重量%以上50重量%以下、またはこれの両者の混合物
を0.5重量%以上50重量%以下を含み、かつ脂肪酸
、二硫化モリブデン、グラフアィトなどの潤滑性向上剤
を1.の重量%以上5の重量%以下含んだ精製鉱油を塗
布したメッキの施されてし、ないワイヤは従爺メッキ付
ワイヤに比べて、耐錆性が2〜3倍向上し、ワイヤの送
給負荷が約50%軽減され、かつアーク安定性やスパッ
タ発生度合などの溶接性能もメッキ付と同等以上に有す
ることが明らかとなった。
そして加えて、メッキ処理をなくしたため、製造価格の
低減と公害発生の危険をなくすことができたものであり
、その産業性は大なるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明によるワイヤの拡大断面図、第2図は同
ワイヤの表面の拡大断面図、第3図および第4図はそれ
ぞれ本発明のワイヤにおける効果を示す特性図である。 1……ワイヤ。第1図 第2図 第3図 第4図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 カルボン酸アミン塩を0.5重量%以上50重量%
    以下または多価アルコールのカルボン酸部分エステルを
    0.5重量%以上50重量%以下、またはこの両者を合
    せて0.5重量%以上50重量%以下を含有し、かつ脂
    肪酸、グラフアイト、二硫化モリブテンなどの潤滑性向
    上剤を1.0重量%以上50重量%以下含有した精製鉱
    油を塗布した銅メツキなどのメツキが施されていないこ
    とを特徴とする自動溶接用ワイヤ。
JP14739274A 1974-12-20 1974-12-20 自動溶接用ワイヤ Expired JPS608919B2 (ja)

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JP14739274A JPS608919B2 (ja) 1974-12-20 1974-12-20 自動溶接用ワイヤ

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JP14739274A JPS608919B2 (ja) 1974-12-20 1974-12-20 自動溶接用ワイヤ

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JPS5172937A JPS5172937A (en) 1976-06-24
JPS608919B2 true JPS608919B2 (ja) 1985-03-06

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TW418148B (en) 1997-11-11 2001-01-11 Kobe Steel Ltd Wire for welding
JP6493384B2 (ja) * 2014-02-19 2019-04-03 新東工業株式会社 バレル研磨方法

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JPS5172937A (en) 1976-06-24

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