JPS6112767B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6112767B2 JPS6112767B2 JP19742181A JP19742181A JPS6112767B2 JP S6112767 B2 JPS6112767 B2 JP S6112767B2 JP 19742181 A JP19742181 A JP 19742181A JP 19742181 A JP19742181 A JP 19742181A JP S6112767 B2 JPS6112767 B2 JP S6112767B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- thin film
- winding
- making
- making roll
- fiber
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Producing Shaped Articles From Materials (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は繊維補強無機質板の抄造製造法の改良
に関し、特に、石綿セメント板の製造に有用なも
のである。
に関し、特に、石綿セメント板の製造に有用なも
のである。
石綿セメント板を製造する場合、抄造法を用い
ることがある。この抄造法においては、チエスト
で十分撹拌された石綿セメントスラリーがウエツ
トマシンに送り込まれ、ウエツトマシンの抄造シ
リンダーによつて石綿セメントの薄膜が過脱水
されて抄きとられ、抄造シリンダーに接して回転
中の毛布状ベルトに上記薄膜が移され、毛布状ベ
ルトに接して回転中のメーキングロールに、上記
毛布状ベルト上の薄膜が所定の厚さまで圧搾され
ながら巻取られ、所定の巻取厚に達すると切開の
うえ平らに延ばされる。
ることがある。この抄造法においては、チエスト
で十分撹拌された石綿セメントスラリーがウエツ
トマシンに送り込まれ、ウエツトマシンの抄造シ
リンダーによつて石綿セメントの薄膜が過脱水
されて抄きとられ、抄造シリンダーに接して回転
中の毛布状ベルトに上記薄膜が移され、毛布状ベ
ルトに接して回転中のメーキングロールに、上記
毛布状ベルト上の薄膜が所定の厚さまで圧搾され
ながら巻取られ、所定の巻取厚に達すると切開の
うえ平らに延ばされる。
上記において、巻取薄膜を切開して平らに延ば
す際、巻取体はその巻取姿態である円形から平形
に変形されるから、薄膜の巻取層間にはせん断応
力が発生する。而るに、従来においては、このせ
ん断応力による薄膜の層間剥離を防止するため
に、メーキングロールの上記圧搾圧力を相当に高
圧力にして膜間の結着性を確保している。しか
し、この方法では薄膜材料が必要以上に圧縮さ
れ、軽量な板材を得ることが困難である。
す際、巻取体はその巻取姿態である円形から平形
に変形されるから、薄膜の巻取層間にはせん断応
力が発生する。而るに、従来においては、このせ
ん断応力による薄膜の層間剥離を防止するため
に、メーキングロールの上記圧搾圧力を相当に高
圧力にして膜間の結着性を確保している。しか
し、この方法では薄膜材料が必要以上に圧縮さ
れ、軽量な板材を得ることが困難である。
ところで、上記巻取薄膜の平板状への変形にお
いては、上半部では引張りが下半部では圧縮が作
用する。而るに、引張りに対する薄膜のヤング率
は、石綿繊維が張力メンバーとして作用するため
に大であるが、圧縮に対するヤング率は、石綿繊
維が張力メンバーとして作用しないために小であ
る。従つて、上記引張側における薄膜層間のせん
断応力は圧縮側のそれよりも大であり、そのせん
断応力は曲げ中性線に近い薄膜層間に至るほど小
となつていく。
いては、上半部では引張りが下半部では圧縮が作
用する。而るに、引張りに対する薄膜のヤング率
は、石綿繊維が張力メンバーとして作用するため
に大であるが、圧縮に対するヤング率は、石綿繊
維が張力メンバーとして作用しないために小であ
る。従つて、上記引張側における薄膜層間のせん
断応力は圧縮側のそれよりも大であり、そのせん
断応力は曲げ中性線に近い薄膜層間に至るほど小
となつていく。
このように、巻取薄膜を円形から平形に延ばす
ときに薄膜層間に発生するせん断応力が一様でな
い以上、その薄膜層間の剥離性も同一ではない。
従つて、従来のように、全ての薄膜層間にメーキ
ングロールにより同一の圧搾圧力を作用させるこ
とは、ある薄膜層間に対しては必要以上の圧力を
加えていることになり、この過剰圧力が上記した
板材の軽量化に不利をきたすことになる。
ときに薄膜層間に発生するせん断応力が一様でな
い以上、その薄膜層間の剥離性も同一ではない。
従つて、従来のように、全ての薄膜層間にメーキ
ングロールにより同一の圧搾圧力を作用させるこ
とは、ある薄膜層間に対しては必要以上の圧力を
加えていることになり、この過剰圧力が上記した
板材の軽量化に不利をきたすことになる。
本発明に係る繊維補強無機質板の抄造製造法
は、上述の点に鑑みて発明された方法であり、繊
維混合水硬性無機質材のスラリーから抄造シリン
ダーにより抄き取つてベルト上に移した抄造薄膜
をメーキングロールで所定枚数巻取る際、メーキ
ングロールの薄膜加圧力を巻取り初期から巻取り
終了時に至るに従つて、漸次低下させることを特
徴とする方法である。
は、上述の点に鑑みて発明された方法であり、繊
維混合水硬性無機質材のスラリーから抄造シリン
ダーにより抄き取つてベルト上に移した抄造薄膜
をメーキングロールで所定枚数巻取る際、メーキ
ングロールの薄膜加圧力を巻取り初期から巻取り
終了時に至るに従つて、漸次低下させることを特
徴とする方法である。
以下、図面により本発明を説明する。
第1図において、1はバツトであり、石綿セメ
ントのスラリーが満されている。2は抄造シリン
ダー、3は抄造シリンダー2に接して回転中の毛
布状ベルトであり、スラリー中の石綿セメントが
抄造シリンダー2で薄膜状に抄き取られ、この薄
膜がベルト3上に移される。4は毛布状ベルトに
接して回転中のメーキングロールであり、ベルト
3上の薄膜がこのメーキングロール4に所定厚さ
に達するまで巻取られていく。このメーキングロ
ール4の薄膜に対する加圧力は巻取り初期から巻
取り終了時に至るに従つて漸次に低下させる。メ
ーキングロール4の薄膜巻取厚さが所定の厚さに
達すると、巻取体を切開し、円形から平形に展開
し、これを引取りコンベア5上に移載する。
ントのスラリーが満されている。2は抄造シリン
ダー、3は抄造シリンダー2に接して回転中の毛
布状ベルトであり、スラリー中の石綿セメントが
抄造シリンダー2で薄膜状に抄き取られ、この薄
膜がベルト3上に移される。4は毛布状ベルトに
接して回転中のメーキングロールであり、ベルト
3上の薄膜がこのメーキングロール4に所定厚さ
に達するまで巻取られていく。このメーキングロ
ール4の薄膜に対する加圧力は巻取り初期から巻
取り終了時に至るに従つて漸次に低下させる。メ
ーキングロール4の薄膜巻取厚さが所定の厚さに
達すると、巻取体を切開し、円形から平形に展開
し、これを引取りコンベア5上に移載する。
この場合、前述した通り、平形体Pの上面側従
つてメーキングロール巻取り時でのメーキングロ
ール面に近い側の薄膜層間ほど大なるせん断力が
作用し、平形体の上面から離隔せる薄膜層間ほど
せん断応力が減少していく。従つて、メーキング
ロール4の加圧力が上記のように経時的に漸次に
小さくされ、メーキングロール面から離隔せる薄
膜層間ほど層間結着力が小さくなつていても、そ
れに対応して平形展開時の上記層間せん断力が小
さくなつているから、平形展開時の層間剥離は充
分に防止できる。而して、メーキングロール4の
漸次減少圧力分だけ、薄膜の圧縮高密度化を少な
くでき、層間剥離のない軽量板材を得ることがで
きる。
つてメーキングロール巻取り時でのメーキングロ
ール面に近い側の薄膜層間ほど大なるせん断力が
作用し、平形体の上面から離隔せる薄膜層間ほど
せん断応力が減少していく。従つて、メーキング
ロール4の加圧力が上記のように経時的に漸次に
小さくされ、メーキングロール面から離隔せる薄
膜層間ほど層間結着力が小さくなつていても、そ
れに対応して平形展開時の上記層間せん断力が小
さくなつているから、平形展開時の層間剥離は充
分に防止できる。而して、メーキングロール4の
漸次減少圧力分だけ、薄膜の圧縮高密度化を少な
くでき、層間剥離のない軽量板材を得ることがで
きる。
上記において、抄造シリンダーで抄き取つた薄
膜は、シリンダーの過作用のために表面ほど繊
維リツチとなり、従つて、メーキングロールの巻
取薄膜も表面に至るほど繊維リツチとなる。而し
て、上記巻取時に、第1図の6で示すように、ス
ラリーから繊維分を除去したものを薄膜上に散布
して、繊維リツチな部分に不足の固形分を補給
し、薄膜の材料を均質化することが望ましい。こ
の場合、スラリーの散布量は、通常、一層の原料
構成固形分に対し、0.5〜5%の固形分を補給し
得る量である。
膜は、シリンダーの過作用のために表面ほど繊
維リツチとなり、従つて、メーキングロールの巻
取薄膜も表面に至るほど繊維リツチとなる。而し
て、上記巻取時に、第1図の6で示すように、ス
ラリーから繊維分を除去したものを薄膜上に散布
して、繊維リツチな部分に不足の固形分を補給
し、薄膜の材料を均質化することが望ましい。こ
の場合、スラリーの散布量は、通常、一層の原料
構成固形分に対し、0.5〜5%の固形分を補給し
得る量である。
上記スラリーの散布に代え、そのスラリーの固
形分である乾燥粉体を散布することも可能であ
る。
形分である乾燥粉体を散布することも可能であ
る。
スラリー又は乾操粉体の散布は、第2図に示す
ように、下端がメーキングロール4に等巾の樋7
より流下させて行うこともでき、特に乾燥粉体の
場合は、樋7にバイブレータを付設することが望
ましい。
ように、下端がメーキングロール4に等巾の樋7
より流下させて行うこともでき、特に乾燥粉体の
場合は、樋7にバイブレータを付設することが望
ましい。
実施例
珪藻土:35%(重量%)、石灰:30%、セメン
ト:20%、石綿:10%、パルプ:5%を固形分と
するスラリーを抄造し、その抄造薄膜をメーキン
グロールに、巻取り初期圧力:50Kg/cm、巻取り
終了時圧力:15Kg/cmの条件で10回巻取り、これ
を切開し、平に延ばし、プレス圧:100Kg/cm2のプ
レス加圧で最終脱水を行い、蒸気圧8Kg/cm2の飽
和水蒸気でオートクレーブにより10時間養生し
た。このようにして得た板材の比重は0.92であ
り、層間の耐剥離強度は10〜11Kg/cm2であつた。
ト:20%、石綿:10%、パルプ:5%を固形分と
するスラリーを抄造し、その抄造薄膜をメーキン
グロールに、巻取り初期圧力:50Kg/cm、巻取り
終了時圧力:15Kg/cmの条件で10回巻取り、これ
を切開し、平に延ばし、プレス圧:100Kg/cm2のプ
レス加圧で最終脱水を行い、蒸気圧8Kg/cm2の飽
和水蒸気でオートクレーブにより10時間養生し
た。このようにして得た板材の比重は0.92であ
り、層間の耐剥離強度は10〜11Kg/cm2であつた。
比較例
メーキングロールの圧力を常時一定の50Kg/cm
とした以外は実施例に同じとした。このようにし
て得た板材の比重は1:1であり、実施例品より
も大であつた。尚、層間の耐剥離強度は10〜11
Kg/cm2であり、比較例品と実施例品との間にはほ
とんど差がなかつた。
とした以外は実施例に同じとした。このようにし
て得た板材の比重は1:1であり、実施例品より
も大であつた。尚、層間の耐剥離強度は10〜11
Kg/cm2であり、比較例品と実施例品との間にはほ
とんど差がなかつた。
第1図は本発明において使用する製造装置を示
す説明図、第2図は本発明における巻取薄膜への
固形分散布装置を示す説明図である。 図において、2は抄造シリンダー、3はベル
ト、4はメーキングロールである。
す説明図、第2図は本発明における巻取薄膜への
固形分散布装置を示す説明図である。 図において、2は抄造シリンダー、3はベル
ト、4はメーキングロールである。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 繊維混合水硬性無機質材のスラリーから抄造
シリンダーにより抄き取つてベルト上に移した抄
造薄膜をメーキングロールで所定枚数巻取る際、
メーキングロールの薄膜加圧力を巻取り初期から
巻取り終了時に至るに従つて、漸次低下させるこ
とを特徴とする繊維補強無機質板の抄造製造法。 2 薄膜巻取時に薄膜上に水硬性無機質材を散布
することを特徴とする特許請求の範囲第1項記載
の繊維補強無機質板の抄造製造法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19742181A JPS5898211A (ja) | 1981-12-07 | 1981-12-07 | 繊維補強無機質板の抄造製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19742181A JPS5898211A (ja) | 1981-12-07 | 1981-12-07 | 繊維補強無機質板の抄造製造法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5898211A JPS5898211A (ja) | 1983-06-11 |
| JPS6112767B2 true JPS6112767B2 (ja) | 1986-04-10 |
Family
ID=16374232
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19742181A Granted JPS5898211A (ja) | 1981-12-07 | 1981-12-07 | 繊維補強無機質板の抄造製造法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5898211A (ja) |
-
1981
- 1981-12-07 JP JP19742181A patent/JPS5898211A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5898211A (ja) | 1983-06-11 |
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