JPS6120331B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6120331B2 JPS6120331B2 JP53039168A JP3916878A JPS6120331B2 JP S6120331 B2 JPS6120331 B2 JP S6120331B2 JP 53039168 A JP53039168 A JP 53039168A JP 3916878 A JP3916878 A JP 3916878A JP S6120331 B2 JPS6120331 B2 JP S6120331B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- exhaust gas
- carbon monoxide
- oxygen
- hydrogen
- present
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Landscapes
- Exhaust Gas Treatment By Means Of Catalyst (AREA)
- Incineration Of Waste (AREA)
- Treating Waste Gases (AREA)
Description
本発明は、一酸化炭素含有排ガスの処理方法、
特に排ガス中の一酸化炭素を低温で容易に二酸化
炭素に酸化して無毒化する排ガス処理方法に関す
るものである。 一酸化炭素はその毒性に基づき、有力な公害源
として厳しく規制されている。たとえば、公害対
策基本法に基づく環境庁告示によれば、一酸化炭
素(CO)の環境基準は「1時間値の1日平均値
が10ppm以下であり、かつ1時間値の5時間平
均値が20ppm以下である」と規定されている。
したがつて、一酸化炭素を含有する排ガスを大気
中に放出するには、それに先立つてその一酸化炭
素を十分に除去して無害化しておく必要がある。 従来、一酸化炭素を無害化する最も有力な方法
は、一酸化炭素を酸素によつて酸化して二酸化炭
素とする方法である。そしてこの方法には、たと
えば触媒を用いて酸化する方法、800℃以上に加
熱して酸化する方法が知られている。しかし、前
者の方法は触媒が被毒されやすく、かつ触媒のコ
ストが高い欠点があり、また後者の方法は排ガス
を高温に加熱するために燃料コストが高くつく等
の欠点ぐがあつた。 本発明者等は一酸化炭素含有排ガスを工業的に
有利に処理して無毒化する方法について種々研究
を行なつた結果、一酸化炭素含有排ガスを酸素の
存在下に、かつ水素を添加して加熱すれば、比較
的低温で一酸化炭素が容易に二酸化炭素に酸化さ
れるという驚くべき新知見を得、この知見に基づ
いて本発明を完成したのである。 すなわち本発明の一酸化炭素含有排ガスの処理
方法は、一酸化炭素含有排ガスを酸素の存在下で
かつ水素を添加して400〜800℃の温度に保持する
ことを特徴とする方法である。 本発明における処理の対象となる一酸化炭素含
有排ガスとしは、自動車エンジン等の内燃機関の
排ガス、鉱石焼結炉排ガス、及び種々の工業的プ
ロセスから排出される一酸化炭素含有排ガス等が
あげられる。この種の一酸化炭素含有排ガスは、
通常、COを0.1〜5容量%、及びO2を0.2〜20容
量%含有している。しかし本発明の方法はCOを
含有するが、O2を全く或いは殆んど含有しない
ような排ガスに対しても適用できる。この場合に
は、必要な酸素を酸素又は空気などの酸素含有ガ
スとして添加する。 本発明の処理方法において排ガス中に存在せし
める酸素の量は、排ガス中の一酸化炭素を化学量
論的に二酸化炭素に酸化するのに十分な量であ
り、O2濃度としては通常、0.1〜20容量%であ
る。そして、排ガス中に既に十分な量の酸素が含
有されているときには、特別に酸素を補充する必
要がないが、排ガス中に酸素が全く含まれていな
いか、又は十分な量で含まれていないときには、
上記したように必要な酸素を酸素又は空気等とし
て添加し、補充する。 また本発明においては、加熱処理に先立つて、
又は加熱処理と同時に一酸化炭素含有排ガスに水
素を添加する。水素の添加割合は、排ガスの含有
CO1モルに対して、通常0.02モル以上、好ましく
は0.2モル以上、より好ましくは0.5〜10モルであ
る。水素の添加割合が少なすぎると、低温でCO
をCO2に酸化せしめる水素添加効果を十分に発揮
できなくなるし、また水素の添加割合を必要以上
に多くしても、それに比例した水素添加効果が得
られないのみか、多量の水素添加はコスト高を招
くので、好ましくない。 本発明においては、上記のようにして十分な量
の酸素が存在し、かつ十分な量の水素を添加した
一酸化炭素含有排ガスを適当な温度に保持して一
酸化炭素を二酸化炭素に酸化させる。その保持温
度は400〜880℃、好ましくは500〜750℃の範囲で
あり、その温度に保持する時間は0.01秒以上、好
ましくは0.1秒以上である。排ガス中の一酸化炭
素を速やかに、円滑に二酸化炭素に酸化させるに
は、加熱温度での保持時に一酸化炭素と酸素及び
水素とがなるべく均一に混合されているのが望ま
しく、そのためには加熱温度での保持前又は少な
くとも加熱温度での保持時に適当なガス混和手
段、たとえば、多孔ノズルを使用して処理ガスを
多点供給する方法、蒸気又は窒素ガスで処理ガス
を稀釈して供給する方法、あるいは煙道内に邪魔
板を設置する方法等を用いて、処理ガスを混合す
るのが望ましい。 このように本発明にしたがつて、一酸化炭素含
有排ガスを酸素の存在下で、かつ水素を添加して
比較的低温の400〜800℃に保持するという極めて
簡単な処理を施すことにより、排ガス中の一酸化
炭素を容易に、短時間に二酸化炭素に酸化して、
無毒化することができる。したがつて、本発明の
一酸化炭素含有排ガス処理方法は、従来の触媒法
に較べて触媒の被毒に基く触媒の再生又は交換な
どの煩雑な操作が必要でないし、触媒を使用しな
いのでコスト的にも安価に処理をできる。また、
従来の酸素の存在下で800℃以上の温度に加熱し
て酸化する方法に較べて加熱のための燃料費が著
しく少なくてすむ。したがつて、本発明の工業的
価値は著大である。 なお、本発明の処理において、酸素とともに水
素を添加しておけば、比較的低温の400〜800℃の
加熱で容易にCOがCO2に酸化される理由は必ず
しも明らかでない。しかし、その理由としては、
下記反応式に従つて、酸素の一部が原子状とな
り、これがCOの酸化に寄与しているものと推測
される。 H2+O2→H2O+〔O〕 CO+〔O〕→CO2 以下に実施例及び比較例をあげて説明をする
が、この実施例は単なる例示であり、本発明はこ
の実施例によつてなんら制限されるものではな
い。なお、実施例及び比較例に記載の%及び
ppmはいずれも容量に基づくものである。 実施例 1 直径50mm×長さ300mmの石英ガラス管を電気炉
中で表1に示す所定の温度に加熱し、この石英ガ
ラス管中に、表1に示す組成のガスに水素を
1000ppm添加しものを、空間速度2400hr-1で流通
して加熱した。 その結果は表1に示すとおりであつた。
特に排ガス中の一酸化炭素を低温で容易に二酸化
炭素に酸化して無毒化する排ガス処理方法に関す
るものである。 一酸化炭素はその毒性に基づき、有力な公害源
として厳しく規制されている。たとえば、公害対
策基本法に基づく環境庁告示によれば、一酸化炭
素(CO)の環境基準は「1時間値の1日平均値
が10ppm以下であり、かつ1時間値の5時間平
均値が20ppm以下である」と規定されている。
したがつて、一酸化炭素を含有する排ガスを大気
中に放出するには、それに先立つてその一酸化炭
素を十分に除去して無害化しておく必要がある。 従来、一酸化炭素を無害化する最も有力な方法
は、一酸化炭素を酸素によつて酸化して二酸化炭
素とする方法である。そしてこの方法には、たと
えば触媒を用いて酸化する方法、800℃以上に加
熱して酸化する方法が知られている。しかし、前
者の方法は触媒が被毒されやすく、かつ触媒のコ
ストが高い欠点があり、また後者の方法は排ガス
を高温に加熱するために燃料コストが高くつく等
の欠点ぐがあつた。 本発明者等は一酸化炭素含有排ガスを工業的に
有利に処理して無毒化する方法について種々研究
を行なつた結果、一酸化炭素含有排ガスを酸素の
存在下に、かつ水素を添加して加熱すれば、比較
的低温で一酸化炭素が容易に二酸化炭素に酸化さ
れるという驚くべき新知見を得、この知見に基づ
いて本発明を完成したのである。 すなわち本発明の一酸化炭素含有排ガスの処理
方法は、一酸化炭素含有排ガスを酸素の存在下で
かつ水素を添加して400〜800℃の温度に保持する
ことを特徴とする方法である。 本発明における処理の対象となる一酸化炭素含
有排ガスとしは、自動車エンジン等の内燃機関の
排ガス、鉱石焼結炉排ガス、及び種々の工業的プ
ロセスから排出される一酸化炭素含有排ガス等が
あげられる。この種の一酸化炭素含有排ガスは、
通常、COを0.1〜5容量%、及びO2を0.2〜20容
量%含有している。しかし本発明の方法はCOを
含有するが、O2を全く或いは殆んど含有しない
ような排ガスに対しても適用できる。この場合に
は、必要な酸素を酸素又は空気などの酸素含有ガ
スとして添加する。 本発明の処理方法において排ガス中に存在せし
める酸素の量は、排ガス中の一酸化炭素を化学量
論的に二酸化炭素に酸化するのに十分な量であ
り、O2濃度としては通常、0.1〜20容量%であ
る。そして、排ガス中に既に十分な量の酸素が含
有されているときには、特別に酸素を補充する必
要がないが、排ガス中に酸素が全く含まれていな
いか、又は十分な量で含まれていないときには、
上記したように必要な酸素を酸素又は空気等とし
て添加し、補充する。 また本発明においては、加熱処理に先立つて、
又は加熱処理と同時に一酸化炭素含有排ガスに水
素を添加する。水素の添加割合は、排ガスの含有
CO1モルに対して、通常0.02モル以上、好ましく
は0.2モル以上、より好ましくは0.5〜10モルであ
る。水素の添加割合が少なすぎると、低温でCO
をCO2に酸化せしめる水素添加効果を十分に発揮
できなくなるし、また水素の添加割合を必要以上
に多くしても、それに比例した水素添加効果が得
られないのみか、多量の水素添加はコスト高を招
くので、好ましくない。 本発明においては、上記のようにして十分な量
の酸素が存在し、かつ十分な量の水素を添加した
一酸化炭素含有排ガスを適当な温度に保持して一
酸化炭素を二酸化炭素に酸化させる。その保持温
度は400〜880℃、好ましくは500〜750℃の範囲で
あり、その温度に保持する時間は0.01秒以上、好
ましくは0.1秒以上である。排ガス中の一酸化炭
素を速やかに、円滑に二酸化炭素に酸化させるに
は、加熱温度での保持時に一酸化炭素と酸素及び
水素とがなるべく均一に混合されているのが望ま
しく、そのためには加熱温度での保持前又は少な
くとも加熱温度での保持時に適当なガス混和手
段、たとえば、多孔ノズルを使用して処理ガスを
多点供給する方法、蒸気又は窒素ガスで処理ガス
を稀釈して供給する方法、あるいは煙道内に邪魔
板を設置する方法等を用いて、処理ガスを混合す
るのが望ましい。 このように本発明にしたがつて、一酸化炭素含
有排ガスを酸素の存在下で、かつ水素を添加して
比較的低温の400〜800℃に保持するという極めて
簡単な処理を施すことにより、排ガス中の一酸化
炭素を容易に、短時間に二酸化炭素に酸化して、
無毒化することができる。したがつて、本発明の
一酸化炭素含有排ガス処理方法は、従来の触媒法
に較べて触媒の被毒に基く触媒の再生又は交換な
どの煩雑な操作が必要でないし、触媒を使用しな
いのでコスト的にも安価に処理をできる。また、
従来の酸素の存在下で800℃以上の温度に加熱し
て酸化する方法に較べて加熱のための燃料費が著
しく少なくてすむ。したがつて、本発明の工業的
価値は著大である。 なお、本発明の処理において、酸素とともに水
素を添加しておけば、比較的低温の400〜800℃の
加熱で容易にCOがCO2に酸化される理由は必ず
しも明らかでない。しかし、その理由としては、
下記反応式に従つて、酸素の一部が原子状とな
り、これがCOの酸化に寄与しているものと推測
される。 H2+O2→H2O+〔O〕 CO+〔O〕→CO2 以下に実施例及び比較例をあげて説明をする
が、この実施例は単なる例示であり、本発明はこ
の実施例によつてなんら制限されるものではな
い。なお、実施例及び比較例に記載の%及び
ppmはいずれも容量に基づくものである。 実施例 1 直径50mm×長さ300mmの石英ガラス管を電気炉
中で表1に示す所定の温度に加熱し、この石英ガ
ラス管中に、表1に示す組成のガスに水素を
1000ppm添加しものを、空間速度2400hr-1で流通
して加熱した。 その結果は表1に示すとおりであつた。
【表】
比較例 1
水素を全く添加しないで、そのほかは実施例1
と同様の実験を行なつた。 その結果は表2に示すとおりであつた。
と同様の実験を行なつた。 その結果は表2に示すとおりであつた。
【表】
実施例1の表1と比較例1の表2との対比から
明らかなように、水素の添加によつて無添加の場
合に較べて、一酸化炭素が著しく容易に酸化さ
れ、無毒化される。 実施例 2 O2 7.0% CO2 4.0% H2O 8.0% CO 4800ppm N2 残部 上記組成の、廃ガス焼却炉より毎時10万立方メ
ートルの割合で排出される排ガス中に、その排ガ
ス導出ダクトの750℃の温度の個所において、混
合後のH2濃度が5000ppmになるように水素を添
加したところ、導出ダクト末端から排出される排
ガスはCO濃度が340ppm、H2濃度が0ppmであつ
た。 比較例 2 実施例2における実験において、水素の添加を
中止したところ、導出ダクト末端から排出される
排ガスはCO濃度が2880ppmに上昇した。
明らかなように、水素の添加によつて無添加の場
合に較べて、一酸化炭素が著しく容易に酸化さ
れ、無毒化される。 実施例 2 O2 7.0% CO2 4.0% H2O 8.0% CO 4800ppm N2 残部 上記組成の、廃ガス焼却炉より毎時10万立方メ
ートルの割合で排出される排ガス中に、その排ガ
ス導出ダクトの750℃の温度の個所において、混
合後のH2濃度が5000ppmになるように水素を添
加したところ、導出ダクト末端から排出される排
ガスはCO濃度が340ppm、H2濃度が0ppmであつ
た。 比較例 2 実施例2における実験において、水素の添加を
中止したところ、導出ダクト末端から排出される
排ガスはCO濃度が2880ppmに上昇した。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 一酸化炭素含有排ガスを酸素の存在下でかつ
水素を添加して400〜800℃の温度に保持すること
を特徴とする一酸化炭素含有排ガスの処理方法。 2 排ガス中の一酸化炭素を化学量論的に二酸化
炭素に酸化するのに十分な量の酸素を存在せしめ
る特許請求の範囲第1項記載の処理方法。 3 保持温度を500〜750℃とする特許請求の範囲
第1項又は第2項記載の処理方法。 4 排ガス中の一酸化炭素1モルに対して0.02モ
ル以上の水素を添加する特許請求の範囲第1項、
第2項又は第3項記載の処理方法。 5 排ガス中の一酸化炭素1モルに対して0.5〜
10モルの水素を添加する特許請求の範囲第1項、
第2項又は第3項記載の処理方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3916878A JPS54131568A (en) | 1978-04-05 | 1978-04-05 | Treatment of carbon monoxide-containing exhaust gas |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3916878A JPS54131568A (en) | 1978-04-05 | 1978-04-05 | Treatment of carbon monoxide-containing exhaust gas |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS54131568A JPS54131568A (en) | 1979-10-12 |
| JPS6120331B2 true JPS6120331B2 (ja) | 1986-05-21 |
Family
ID=12545579
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3916878A Granted JPS54131568A (en) | 1978-04-05 | 1978-04-05 | Treatment of carbon monoxide-containing exhaust gas |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS54131568A (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4760977B2 (ja) * | 2009-10-22 | 2011-08-31 | Jfeスチール株式会社 | 高炉操業方法 |
| JP4760976B2 (ja) * | 2009-10-22 | 2011-08-31 | Jfeスチール株式会社 | 高炉操業方法 |
-
1978
- 1978-04-05 JP JP3916878A patent/JPS54131568A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS54131568A (en) | 1979-10-12 |
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