JPS6123604B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6123604B2 JPS6123604B2 JP54110387A JP11038779A JPS6123604B2 JP S6123604 B2 JPS6123604 B2 JP S6123604B2 JP 54110387 A JP54110387 A JP 54110387A JP 11038779 A JP11038779 A JP 11038779A JP S6123604 B2 JPS6123604 B2 JP S6123604B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wire
- corona discharge
- aluminum
- metal powder
- heating
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Non-Insulated Conductors (AREA)
- Processes Specially Adapted For Manufacturing Cables (AREA)
Description
本発明は、アルミニウム撚線導体から成る超高
圧送電線のコロナ放電を防止する目的でその表面
を処理する方法に関するものである。 超高圧送電線のコロナ放電による可聴音は主に
降雨後電線に残留する雨滴によつて発生する。特
にこの可聴音は500kV以上の送電線で著しい。こ
のコロナ放電現象は布設後長時間経過した電線よ
りも新しい電線で顕著に発生することが経験上知
られている。その理由は撚線機を通つて出てきた
撚線(電線)は表面に油が付着しているのでこの
油によつて電線表面に雨の水滴が第2図Cのよう
に付着してコロナ放電を起すが、電線が古くなつ
てくると、電線の表面が汚れて雨が降つても水滴
は第2図Aに示すようになつてコロナ放電の発生
が少なくなることにある。このような経験に基づ
いてコロナ放電を防止する方法が提案されてい
る。その1つは電線の素線表面に水酸基を有する
化合物を形成する方法(特公昭36―14076号)で
あり、他は電線の素線表面にサンドブラストによ
り粗面を形成する方法(特公昭36―14185号)で
ある。しかし、これらの方法はいずれも素線に表
面処理を施すのでその後これらの素線を撚る際に
相互の摩擦が大きくなつて撚ることが難しく機械
的損失が大きく、また素線間の摩擦によつて処理
された表面が破壊される欠点があつた。 本発明の目的は、撚線を困難にすることなく、
また超高圧下でもコロナ放電を発生することがな
いようにすることができるアルミニウム撚線導体
の表面処理方法を提供することにある。 本発明の実施例を図面を参照して詳細にのべる
と、第1図は本発明の方法を概略的に示す。アル
ミニウム撚線導体10は図示しない撚線機によつ
て撚られた後粉末付着装置12を通つて亜鉛、ア
ルミニウム、マグネシウムのいずれかの粉末又は
これらの2種以上の混合物の如き金属粉14を付
着する。この金属粉の付着は撚線の表面に付着さ
れてコロナ放電の原因となつている油によつて行
なわれるので特別の付着手段を必要としない。次
いでこの金属粉14が付着されたアルミニウム撚
線導体10は加熱炉16を通つて加熱されて油は
金属粉と共に焼付けられる。この加熱炉での加熱
温度は300℃以下とする。加熱時間は300℃以下の
範囲内で温度が高くなるにつれて短かくなる。加
熱温度が300℃以上であるとアルミニウム素線が
軟化し劣化するので好ましくない。 次に本発明の方法とそれ以外の方法とを施した
横断面積が240mm2の鋼心アルミニウム撚線につい
て実験の結果を下記の表に示す。この実験では処
理後の撚線にシヤワーで注水し、1時間経過後注
水を止め、その直後に撚線表面の水滴の付着状態
を観察し、更にこの水滴が消滅するまでの時間を
測定した。尚、表中において水滴の付着状態の
A,B,Cはそれぞれ第2図のA,B,Cを示
し、Aは親水性が最もよくコロナ放電の発生が少
なく、B,Cと親水性が悪くコロナ放電が大きく
なる。
圧送電線のコロナ放電を防止する目的でその表面
を処理する方法に関するものである。 超高圧送電線のコロナ放電による可聴音は主に
降雨後電線に残留する雨滴によつて発生する。特
にこの可聴音は500kV以上の送電線で著しい。こ
のコロナ放電現象は布設後長時間経過した電線よ
りも新しい電線で顕著に発生することが経験上知
られている。その理由は撚線機を通つて出てきた
撚線(電線)は表面に油が付着しているのでこの
油によつて電線表面に雨の水滴が第2図Cのよう
に付着してコロナ放電を起すが、電線が古くなつ
てくると、電線の表面が汚れて雨が降つても水滴
は第2図Aに示すようになつてコロナ放電の発生
が少なくなることにある。このような経験に基づ
いてコロナ放電を防止する方法が提案されてい
る。その1つは電線の素線表面に水酸基を有する
化合物を形成する方法(特公昭36―14076号)で
あり、他は電線の素線表面にサンドブラストによ
り粗面を形成する方法(特公昭36―14185号)で
ある。しかし、これらの方法はいずれも素線に表
面処理を施すのでその後これらの素線を撚る際に
相互の摩擦が大きくなつて撚ることが難しく機械
的損失が大きく、また素線間の摩擦によつて処理
された表面が破壊される欠点があつた。 本発明の目的は、撚線を困難にすることなく、
また超高圧下でもコロナ放電を発生することがな
いようにすることができるアルミニウム撚線導体
の表面処理方法を提供することにある。 本発明の実施例を図面を参照して詳細にのべる
と、第1図は本発明の方法を概略的に示す。アル
ミニウム撚線導体10は図示しない撚線機によつ
て撚られた後粉末付着装置12を通つて亜鉛、ア
ルミニウム、マグネシウムのいずれかの粉末又は
これらの2種以上の混合物の如き金属粉14を付
着する。この金属粉の付着は撚線の表面に付着さ
れてコロナ放電の原因となつている油によつて行
なわれるので特別の付着手段を必要としない。次
いでこの金属粉14が付着されたアルミニウム撚
線導体10は加熱炉16を通つて加熱されて油は
金属粉と共に焼付けられる。この加熱炉での加熱
温度は300℃以下とする。加熱時間は300℃以下の
範囲内で温度が高くなるにつれて短かくなる。加
熱温度が300℃以上であるとアルミニウム素線が
軟化し劣化するので好ましくない。 次に本発明の方法とそれ以外の方法とを施した
横断面積が240mm2の鋼心アルミニウム撚線につい
て実験の結果を下記の表に示す。この実験では処
理後の撚線にシヤワーで注水し、1時間経過後注
水を止め、その直後に撚線表面の水滴の付着状態
を観察し、更にこの水滴が消滅するまでの時間を
測定した。尚、表中において水滴の付着状態の
A,B,Cはそれぞれ第2図のA,B,Cを示
し、Aは親水性が最もよくコロナ放電の発生が少
なく、B,Cと親水性が悪くコロナ放電が大きく
なる。
【表】
上記の表から明らかなように本発明の例の1〜
7では比較例12と同様に親水性を有し水滴の発生
が少なく消滅も短時間でコロナ放電が少ないこと
が判る。比較例10では親水性がよいが、300℃の
加熱であるため素線が軟化し、また鋼心の亜鉛メ
ツキ層が部分的に剥れるため好ましくない。尚、
親水性を付与する面からは亜鉛、アルミニウム、
マグネシウム以外の金属粉も考えられるが、他の
金属粉では処理後大気中で腐蝕を起すので上記の
3つのいずれかがよい。 本発明によれば、上記のように、撚線後に表面
処理するので撚線作業は抵抗なく容易に行うこと
ができ、また表面処理によつて親水性が向上し水
滴の発生が少なくその消滅が短時間であるのでコ
ロナ放電が少なくて済み、騒音の発生、電気的損
失を防止することができる。更に金属粉を付着し
て加熱するので加熱時間が少なくて済む上に特別
の付着手段を必要としないため作業性がよく、且
つ金属粉は耐蝕性のよいものを用いるので品質を
低下することはない。
7では比較例12と同様に親水性を有し水滴の発生
が少なく消滅も短時間でコロナ放電が少ないこと
が判る。比較例10では親水性がよいが、300℃の
加熱であるため素線が軟化し、また鋼心の亜鉛メ
ツキ層が部分的に剥れるため好ましくない。尚、
親水性を付与する面からは亜鉛、アルミニウム、
マグネシウム以外の金属粉も考えられるが、他の
金属粉では処理後大気中で腐蝕を起すので上記の
3つのいずれかがよい。 本発明によれば、上記のように、撚線後に表面
処理するので撚線作業は抵抗なく容易に行うこと
ができ、また表面処理によつて親水性が向上し水
滴の発生が少なくその消滅が短時間であるのでコ
ロナ放電が少なくて済み、騒音の発生、電気的損
失を防止することができる。更に金属粉を付着し
て加熱するので加熱時間が少なくて済む上に特別
の付着手段を必要としないため作業性がよく、且
つ金属粉は耐蝕性のよいものを用いるので品質を
低下することはない。
第1図は本発明の方法を実施する装置の概略系
統図、第2図は撚線に付着すする水滴の状態を示
す概略断面図である。 10……アルミニウム撚線導体、14……金属
粉、16……加熱炉。
統図、第2図は撚線に付着すする水滴の状態を示
す概略断面図である。 10……アルミニウム撚線導体、14……金属
粉、16……加熱炉。
Claims (1)
- 1 アルミニウム撚線導体の表面に亜鉛、アルミ
ニウム、マグネシウムの粉末又はこれらの混合物
を付着し、次いで300℃以下で加熱することを特
徴とするアルミニウム撚線導体の表面処理方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11038779A JPS5635311A (en) | 1979-08-31 | 1979-08-31 | Method of surface treating aluminum twisted conductor |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11038779A JPS5635311A (en) | 1979-08-31 | 1979-08-31 | Method of surface treating aluminum twisted conductor |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5635311A JPS5635311A (en) | 1981-04-08 |
| JPS6123604B2 true JPS6123604B2 (ja) | 1986-06-06 |
Family
ID=14534508
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11038779A Granted JPS5635311A (en) | 1979-08-31 | 1979-08-31 | Method of surface treating aluminum twisted conductor |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5635311A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS63159103U (ja) * | 1987-04-03 | 1988-10-18 |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS57185131U (ja) * | 1981-05-20 | 1982-11-24 | ||
| JPS5873512U (ja) * | 1981-11-12 | 1983-05-18 | 三菱電線工業株式会社 | 架空送電線 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5438546Y2 (ja) * | 1972-06-30 | 1979-11-16 |
-
1979
- 1979-08-31 JP JP11038779A patent/JPS5635311A/ja active Granted
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS63159103U (ja) * | 1987-04-03 | 1988-10-18 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5635311A (en) | 1981-04-08 |
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