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JPS6131679B2 - - Google Patents
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JPS6131679B2 - - Google Patents

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Publication number
JPS6131679B2
JPS6131679B2 JP3035979A JP3035979A JPS6131679B2 JP S6131679 B2 JPS6131679 B2 JP S6131679B2 JP 3035979 A JP3035979 A JP 3035979A JP 3035979 A JP3035979 A JP 3035979A JP S6131679 B2 JPS6131679 B2 JP S6131679B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
magnetic
cartridge
vibration system
power generation
needle
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP3035979A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS55121798A (en
Inventor
Shuichi Obata
Masayuki Ito
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP3035979A priority Critical patent/JPS55121798A/ja
Publication of JPS55121798A publication Critical patent/JPS55121798A/ja
Publication of JPS6131679B2 publication Critical patent/JPS6131679B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04RLOUDSPEAKERS, MICROPHONES, GRAMOPHONE PICK-UPS OR LIKE ACOUSTIC ELECTROMECHANICAL TRANSDUCERS; ELECTRIC HEARING AIDS; PUBLIC ADDRESS SYSTEMS
    • H04R11/00Transducers of moving-armature or moving-core type
    • H04R11/08Gramophone pick-ups using a stylus; Recorders using a stylus
    • H04R11/12Gramophone pick-ups using a stylus; Recorders using a stylus signals being recorded or played back by vibration of a stylus in two orthogonal directions simultaneously

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Electromagnetism (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Acoustics & Sound (AREA)
  • Signal Processing (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は先端に針先を有するカンチレバーの他
端にマグネツト振動子を設け、そのマグネツト振
動子を角度運動可能なように支持した振動系と、
この振動系を構成するマグネツト振動子が配置さ
れる磁気空間を有し、上記振動系と磁気的に結合
される発電系とを備え、上記マグネツト振動子が
上記磁気空間で角度運動したとき上記発電系に設
けた発電コイルから起動力を取り出すように構成
した可動磁石型ピツクアツプカートリツジに関す
るものであり、その目的とするところは高い周波
数帯域での再生周波特性が良好であり、かつ歪が
少なく高再生出力を取り出し得る優れた可動磁石
型ピツクアツプカートリツジを提供することにあ
る。
一般に可動磁石型ピツクアツプカートリツジは
針交換タイプのものが多く、第1図に示すように
振動系1を備えた交換針2と、この交換針2が取
付けられる発電系3を備えたカートリツジ本体4
より構成されている。ここで、上記交換針2は先
端に針先5を有するカンチレバー6の他端にマグ
ネツト振動子7を設け、このマグネツト振動子7
を非磁性材料よりなる筒状の保持体8内において
その保持体8内に配設した粘弾性材料よりなるダ
ンパー9で角度運動可能なように保持した振動系
1をつまみ10と一体に構成したものであり、一
方、上記カートリツジ本体4は磁性材料よりなる
コの字状のコア11,12にそれぞれ発電コイル
13A,13B,14A,14Bを巻装し、それ
らコア11,12の先端の相対向したヨーク部1
5A,15Bおよび16A,16Bを45゜−45゜
方式の最大感度軸の方向にそれぞれ対向配列し、
その部分に磁気空間を形成した発電系3を非磁性
材料よりなるシールドケース17内に構成したも
のであり、そして、上記交換針1はそれを構成す
る保持体8を上記カートリツジ本体4の前面に設
けた取付孔18より挿入し、その保持体8内に保
持したマグネツト振動子7を上記ヨーク部15
A,15B及び16A,16Bの対応空間内に形
成される磁気空間に配置するように取付け、上記
振動系1を構成するカンチレバー6の先端針先5
によつてレコード盤面19をトレーシングすると
き、そのカンチレバー6の他端に設けたマグネツ
ト振動子7が振動して上記発電系3を構成するコ
ア11,12を流れる磁束を変化し、そのコア1
1,12の外周に巻装した発電コイル13A,1
3B及び14A,14Bに起電力が発生するよう
に構成していた。しかしながら、上述の構成の可
動磁石型ピツクアツプカートリツジでは上記振動
系1を構成するマグネツト振動子7が上記発電系
3を構成するヨーク部15A,15B及び16
A,16Bによつて形成される磁気空間内に配置
され、その磁気空間が上記カートリツジ本体4内
に存在する関係で上記振動系1の振動支点20
(この場合ダンパー9の中心線とマグネツト振動
子7のセンター軸との交点)は必然的に上記カー
トリツジ本体4内に配置されることになり、上記
振動系1を構成するカンチレバー6の長さを短く
してその振動系1自体の質量を小さくしようとす
ると上記レコード盤面19と上記振動支点20と
の距離が短くなつて上記カートリツジ本体4が上
記レコード盤面19に当接することになり、再生
特性すなわち高い周波数帯域での再生周波数特性
を改善するにはおのずと限度があつた。すなわ
ち、上述の可動磁石型ピツクアツプカートリツジ
の場合には上記振動系1の振動支点20が上記カ
ートリツジ本体4内に存在する関係で上記カンチ
レバー6の長さを短くしようとすればその垂直ト
ラツキング角を深くして上記レコード盤面19と
上記振動支点20との距離を保持しなければなら
ないため高い周波数帯域での再生周波数特性を改
善し得てもその再生出力に歪が多く含まれること
になり、一方上記カンチレバー6の垂直トラツキ
ング角を理想的な角度に保持して歪の少ない再生
出力を取出そうとすれば上記カンチレバー6の長
さはおのずと長くしなければならず、高い周波数
帯域での再生周波数特性が悪化するという欠点が
あつた。
本発明はこのような従来の欠点を解消するもの
であり、先端に針先を有するカンチレバーの他端
にマグネツト振動子を取付け、このマグネツト振
動子を角度運動可能なように支持すると共にその
マグネツト振動子近傍に振動支点を配した振動系
を有する交換針と、この交換針が着脱自在に取付
けられ、内部に45゜−45゜方式の最大感度軸の方
向に複数のヨークをそれぞれ対向配列して上記振
動系が結合される磁気空間を形成すると共にこれ
らヨークに磁気的に結合されたコアに発電コイル
を巻装した発電系を収納したカートリツジ本体と
を備えてなり、上記カートリツジ本体はその内部
に収納した上記発電系の上記振動系に対する実効
的な磁気空間が上記カートリツジ本体の外方に配
されるようになし、上記交換針を上記カートリツ
ジ本体に装着したときそれを構成するマグネツト
振動子が上記カートリツジ本体の外方に引き出さ
れた実効的な磁気空間内に配置されて上記カート
リツジ本体内に収納した上記発電系との磁気的な
結合がなされるように構成するとともに、上記振
動系はそれを構成するマグネツト振動子の外周囲
を取り巻くように45゜−45゜方式の最大感度軸の
方向にそれぞれ対向して配列した複数の補助ヨー
クを含み、この振動系が構成される交換針を発電
系を収納したカートリツジ本体に装着したとき上
記振動系に設けた複数の補助ヨークのそれぞれに
上記発電系を構成する複数のヨークのそれぞれを
上記カートリツジ本体外あるいはカートリツジ本
体内において外接し、上記発電系を構成する実効
的な磁気空間を上記カートリツジ本体の外方位置
における上記補助ヨークの対向空間に形成する構
成を特徴とするものである。
上記構成により本発明は実質的な磁気空間をカ
ートリツジ本体の外方に引き出すことができるの
で、カンチレバー自体の長さを短かくすることが
でき、また、振動系に補助ヨークを設けることに
より高再生出力を取り出すことができるようにし
たものである。
以下、本発明について実施例の図面と共に説明
する。
第2図および第4図は本発明の可動磁石型ピツ
クアツプカートリツジの一実施例を示し、図中、
21は振動系22を備えた交換針、23は上記交
換針21に設けた振動系22が磁気的に結合され
る発電系24を備えたカートリツジ本体である。
上記交換針21に設けた振動系22は先端に針先
25を有するカンチレバー26の先端にマグネツ
ト振動子27を取付け、このマグネツト振動子2
7を非磁性材料よりなる保持体28の先端凹所2
8a内に挿入し、この保持体28の貫通孔26b
に上記マグネツト振動子27の後面に設けたサス
ペンシヨンワイヤ29に予め固着した支持体30
を挿通し、この支持体30を上記保持体28の後
方より引つ張つて上記サスペンシヨンワイヤ29
に予め挿通したダンパー31を適度に圧縮して上
記保持体30に設けた取付ねじ32を締付けるこ
とにより、上記マグネツト振動子27を上記凹所
28a内に角度運動可能なように支承したもので
あり、この振動系22には一体的につまみ33が
形成されている。そして、上記つまみ33に一体
的に設けた導体又は磁性材料よりなる円呼状のシ
ールドリング34によつて上記振動系22を構成
する保持体28の先端部分が覆われており、その
保持体28の先端凹所28a内に配設したマグネ
ツト振動子27及び発電系24のヨーク部を磁気
的に外部と遮幣している。上記カートリツジ本体
23は磁性材料よりなるコの字状のコア35,3
6にそれぞれ発電コイル37A,37B及び38
A,38Bを巻装し、それらコア35,36の相
対向するヨーク部39A,39B,40A,40
Bを45゜−45゜方式の最大感度軸の方向にそれぞ
れ対向配列した発電系24を磁性材料よりなるシ
ールドケース41内に収納して固定したものであ
り、それらヨーク部39A,39Bおよび40
A,40Bの対応箇所に上記振動系22を構成す
るマグネツト振動子27が配置される磁気空間2
4を備えている。ここに、上記カートリツジ本体
23はその前面に上記交換針21の後面に設けた
突起43が挿通される正方形の取付窓44を備え
ており、この取付窓44からは上記磁気回路24
を構成するヨーク部39A,39B及び40A,
40Bが突設されている。一方、上記交換針21
の後面には上記カートリツジ本体23の前面に突
設した上記ヨーク部39A,39B及び40A,
40Bが挿通される孔部(図示せず)が上記交換
針21に設けた振動系22を取り巻くように形成
されている。
このような構成において、上記カートリツジ本
体23に上記交換針21を取付けると、第2図に
示すように上記カートリツジ本体23側に設けら
れてその前面に突設した発電系24のヨーク部3
9A,39B及び40A,40Bによつて形成さ
れる磁気空間42内に上記交換針21側に設けら
れた振動系22を構成するマグネツト振動子27
が配置される。したがつて、上記振動系22を構
成するカンチレバー26の先端の針先25がレコ
ード盤面45の音溝をトレーシングすると、その
カンチレバー26の他端に設けたマグネツト振動
子27が振動して上記発電系24を構成するヨー
ク,コアを流れる磁束を変化し、そのコア35,
36に巻装した発電コイル37A,37B,38
A,38Bに起電力を発生する。しかも、上記振
動系22を構成するカンチレバー26の垂直トラ
ツキング角を理想的な角度に保持したままで上記
振動系22の振動支点(この場合にはマグネツト
振動子27の重心点)46と上記レコード盤面4
5との間に距離を短かくしてもカートリツジ本体
23のレコード盤面45に対する距離を充分に取
ることができる。つまり、実効的な磁気空間42
を針先25に近づけて、その磁気空間42内にマ
グネツト振動子27を角度運動可能なように配置
することができるために上記カンチレバー26自
体の長さが短かくなり、そのために高い周波数帯
域での再生周波数特性を良好にして歪の少ない再
生出力を取り出すことができる。
また、図に示すようにその保持体28の一部を
磁性材料に置き代えているので上記振動系22を
構成するマグネツト振動子27と上記発電系24
を構成するヨーク部39A,39B及び40A,
40Bとを上記カートリツジ本体23の外方で磁
気的に結合する場合、その磁気的な結合度をより
強くすることができ、取り出される再生出力の高
出力化を図ることができる。この場合、上記振動
系22はそれを構成する保持体28の先端に非磁
性材料よりなる筒状のスペーサスリーブ47を設
け、このスペーサスリーブ47の外周囲に45゜−
45゜方式の最大感度軸の方向にそれぞれ対向して
設けたスリツト47a〜47dのそれぞれに磁性
材料よりなる短冊状の補助ヨーク部48,49,
50,51を固着して円孤状シールドリング34
とともにつまみ33に一体に構成し、上記カート
リツジ本体23に取付けたときその前面に突設し
た発電系24を構成するそれぞれのヨーク部39
A,39B及び40A,40Bが上記補助ヨーク
部48,49,50,51のそれぞれに外接する
ようにすればよい。このように構成すると、上記
振動系22を構成するカンチレバー26の垂直ト
ラツキング角を理想的な角度に保持し、かつ上記
カートリツジ本体23の最下面の上記レコード盤
面45に対する距離を適度に保持したままで上記
カンチレバー26自体を短かくすることができる
ため、高い周波数帯域での再生周波数特性を改善
して歪の少ない再生出力を取出すことができる。
また、上記振動系22に設けた補助ヨーク48〜
51が有効な磁気伝達部として寄与し、再生出力
の減少につながる非磁性材料よりなる磁気的損失
ギヤツプが減少するため、上記マグネツト振動子
27を小さくすることができ、そして、上記マグ
ネツト振動子27の小さくなつた部分を上記補助
ヨーク48〜51が磁気結合面で充足するために
結果として極く軽質量の振動系を構成することが
でき、その再生出力信号の高出力化を図ることが
できる。また、ステレオ再生におけるセパレーシ
ヨン特性は上記振動系22を設けた補助ヨーク4
8〜51で一義的に決定されるために交換針21
の取換時にセパレーシヨン特性を悪化することが
なく、また、そのバラツキも最小限に抑えること
ができる。
第5図〜第7図は本発明の可動磁石型ピツクア
ツプカートリツジの他の実施例を示し、図中、1
21は振動系122を備えた交換針、123は上
記交換針121に設けた振動系122が磁気的に
結合される発電系124を備えたカートリツジ本
体である。上記交換針121は上記振動系122
を導体又は磁性体よりなる円孤状のシールドリン
グ134と共につまみ133に一体に構成したも
のである。上記振動系122は先端に針先125
を有するカンチレバー126の先端に円板状のマ
グネツト振動子127を取付け、このマグネツト
振動子127を非磁性材料よりなる筒状の保持体
128の先端凹所128a内に挿入し、この保持
体128の貫通孔128bに上記マグネツト振動
子127の後面に設けたサスペンシヨンワイヤ1
29に予め固着した支持体130を挿通し、この
支持体130を上記保持体128の後より引つ張
つて上記サスペンシヨンワイヤ129に予め挿通
した円板状のダンパー131を適度に圧縮して上
記保持体130に設けた取付ねじ132を締付け
ることにより、上記マグネツト振動子127を上
記凹所128a内に揺動運動可能なように支承し
たものである。上記振動系122を構成する保持
体128は非磁性材料よりなる筒状のスペーサス
リーブ120とこのスペーサスリーブの外周囲に
45゜−45゜方式の最大感度軸の方向にそれぞれ対
向して設けたスリツト120a〜120d内に固
着した磁性材料よりなる短冊状の補助ヨーク11
9,118,117,116とで筒状体を構成
し、この筒状体を上記保持体128の外周囲に設
けた段部に挿入して固着することにより、その先
端に上記マグネツト振動子127及びダンパー1
31の取付用の凹所128aを形成したものであ
る。上記振動系122はつまみ133に一体に構
成され、それを構成する補助ヨーク116〜11
9及びマグネツト振動子127が上記つまみ13
3に一体に形成した円孤状のシールドリング13
4によつて取り巻かれており、外部磁界と遮蔽さ
れている。上記カートリツジ本体123は磁性材
料よりなるコの字状のコア135,136にそれ
ぞれ発電コイル137A,137B及び138
A,138Bを巻装し、それらコア135,13
6の相対向するヨーク部139A,139B,1
40A,140Bを45゜−45゜方式の最大感度軸
の方向にそれぞれ対向して配列した発電系124
を磁性材料よりなるシールドケース141内に収
納して固定したものであり、それらヨーク部13
9A,139B及び140A,140Bの対応箇
所に上記振動系122が結合される磁気空間14
2を備えている。ここに、上記カートリツジ本体
123はその前面に上記交換針121の後面に設
けた突起143が挿通される正方形の取付窓14
4を備えており、この取付窓144には上記磁気
回路124を構成するヨーク部139A,139
B及び140A,140Bに対応して配設されて
いる。
このような構成において、上記カートリツジ本
体123の取付窓144に上記交換針121を取
付けると、第5図に示すように上記カートリツジ
本体123の取付窓144から上記交換針121
の後面に突設した振動系122が挿入されて上記
カートリツジ本体123内に設けた発電系124
を構成する磁気空間142に配置される。そして
上記振動系122を構成する保持体128の外周
囲に固着した補助ヨーク116〜119のそれぞ
れが上記磁気回路124を構成するヨーク部13
9A,139B,140A,140Bのそれぞれ
に当接され、上記振動系122が上記カートリツ
ジ本体123内においてそのカートリツジ本体1
23内に収納した発電系124と磁気的に結合さ
れる。ここで、上記カートリツジ本体123内に
設けた発電系124と上記振動系122に設けた
補助ヨーク116〜119との磁気的結合は可動
磁石型ピツクアツプカートリツジ全体からみれば
単に磁気回路の結合にすぎず、可動磁石型ピツク
アツプカートリツジを構成する磁気回路と振動系
との実質的な磁気的結合は上記カートリツジ本体
123の外部において行なわれる。つまり、上記
振動系122を構成するマグネツト振動子127
は上記磁気回路124に結合されて上記カートリ
ツジ本体123の外部に配設される補助ヨーク1
16〜119との間で行なわれる。したがつて、
上記振動系122を構成するカンチレバー126
の先端の針先125がレコード盤面145の音溝
をトレーシングすると、そのカンチレバー126
の他端に設けたマグネツト振動子127が振動し
て上記補助ヨーク116〜117を含む発電系1
24を流れる磁束を変化し、そのコア135,1
36に巻装した発電コイル137A,137B,
138A,138Bに起電力を発生する。このよ
うに交換針121に補助ヨーク116〜119を
有する振動系122を取付けると、上記振動系1
22を構成するカンチレバー126の垂直トラツ
キング角を理想的に角度に保持したままで上記振
動系122の振動支点(この場合にはマグネツト
振動子127の重心点)146と上記レコード盤
面145との間の距離を短かくしてもレコード盤
面145に対するカートリツジ本体123の距離
を充分に取ることができる。つまり、実効的な磁
気空間を針先125側に近づけることができるた
めに上記カンチレバー126自体の長さが極度に
短かくなり、第8図に示すように高い周波数帯域
での再生周波数特性を良好にして歪の少ない再生
出力を取り出すことができる。第8図において、
曲線Aは従来例の可動磁石型ピツクアツプカート
リツジの周波数特性、曲線Bは本例での可動磁石
型ピツクアツプカートリツジの周波数特性を示
し、これらの比較からも明らかなように従来例で
は可聴周波数帯域の上限である20KHz附近にうね
りが見られるが、本例では50KHz附近の高い周波
数帯域までフラツトな特性を得ることができる。
また、上記振動系122に設けた補助ヨーク11
6〜119が有効な磁気伝達部として寄与し、再
生出力の減少につながる非磁性材料よりなる磁気
的損失ギヤツプが減少するため、上記マグネツト
振動子127を小さくすることができ、そして、
上記マグネツト振動子127の小かくなつた部分
を上記補助ヨーク116〜119が磁気結合面で
充足することができるために結果として極く軽質
量の振動系を構成することができ、その再生出力
信号の高出力化を図ることができる。また、交換
針121はそれに設けた振動系122がカートリ
ツジ本体123内において上記発電系124に結
合されるために、その発電系124を構成するヨ
ーク部139A,139B,140A,140B
を損傷させるようなことが少ない。また、ステレ
オ再生のセパレーシヨン特性は上記マグネツト振
動子127に近接する補助ヨーク116〜119
の配列によつて決定することができるため、これ
ら補助ヨーク116と117、及び118と11
9を45゜−45゜方式の最大感度軸の方向にそれぞ
れ対向配列するだけで最適セパレーシヨン特性を
得ることができる。換言すれば、従来の形式では
針振動部側と発電部側とが組合されてはじめてセ
パレーシヨン特性が決定されるものであるため、
針振動部側と発電部側との組合せによりセレーシ
ヨン特性に多くのバラツキが発生するものである
のに対し、本例では針振動部側にその性能を決定
する補助ヨークが構成されるために針振動部を精
度よく生産することにより、針交換時にセパレー
シヨン特性が悪化することなく、また、そのバラ
ツキも最少限にすることができる。
尚、補助ヨーク116〜119部分がカートリ
ツジ本体123の発電部のシールドケース141
より外部に突出するために外部誘導ハムによる
S/Nの悪化が考えられるが、S/Nの悪化の直
接的な原因はシールドケース141の穴部から直
接コイル137A,137B,138A,138
Bに飛び込む誘導によるものであり、補助ヨーク
116〜119を設けることによりS/Nの悪化
は無視できる程度のものである。そして、これら
S/Nの悪化の対策としては補助ヨーク116〜
119の外周部にシールドリング134を設ける
ことにより改善されるものである。
このように実効的な磁気回路を針先125側に
近づけると、その極度な軽質量化が可能となり、
針先から見た実効質量を著しく小さな数値に設定
可能となり、かつレコード盤面とカートリツジ本
体の最下面との間の距離を従来通り維持しながら
超高性能な周波数特性と高出力化を図ることがで
き、また、針交換時のセパレーシヨン特性に変化
のない理想的な可動磁石型ピツクアツプカートリ
ツジを提供することのできるものである。
以上のように本発明によれば、45゜−45゜式の
最大感度軸の方向にヨークを対向して配列し、こ
れらヨークに磁気的に結合したコアに発電コイル
を巻装した磁気回路を収納したカートリツジ本体
と、このカートリツジ本体に設けた磁気回路の磁
気空間内に角度運動可能なように先端に針先を有
するカンチレバーの他端に設けたマグネツト振動
子を支持した振動系を備えてなり、上記振動系に
はマグネツト振動子の外周囲を取り巻くように前
記ヨークと結合する補助ヨークを備えるととも
に、この振動系を構成するマグネツト振動子を上
記カートリツジ本体の外方に引き出した実効的な
磁気空間に配列するようにしたので、上記振動系
を構成するマグネツト振動子近傍の振動支点がレ
コード盤面に近くなつても上記振動系を構成する
カンチレバーの垂直トラツキング角を理想的な角
度に保持したままで上記カートリツジ本体の最下
面からレコード盤面までの距離を充分に保つこと
ができ、したがつて、上記カンチレバー自体の長
さを短かくすることができるために高い周波数帯
域までの再生周波数特性を大きく改善することが
でき、かつ歪の少ない高再生出力を取り出すこと
ができるなどのすぐれた利点を有するものであ
る。
しかも本発明は交換針側に磁気回路構成用の補
助ヨークを設けているため、振動子系部分がより
小型に設計でき、実効質量の小さい高性能の振動
子を実現することができるとともに、コイルを有
するヨーク側が大型化でき、その結果、高能率の
発電ユニツトが構成できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の可動磁石型ピツクアツプカート
リツジの断面図、第2図は本発明の可動磁石型ピ
ツクアツプカートリツジの一実施例を示す断面
図、第3図はその要部の切欠拡大斜視図、第4図
はその要部の組立斜視図、第5図は本発明の可動
磁石型ピツクアツプカートリツジの他の実施例を
示す断面図、第6図はその要部の切欠拡大斜視
図、第7図はその要部の組立斜視図、第8図は本
発明の可動磁石型ピツクアツプカートリツジと従
来の可動磁石型ピツクアツプカートリツジとの周
波数特性の比較特性曲線図である。 21,121…交換針、22,122…振動
系、23,123…カートリツジ本体、24,1
24…発電系、25,125…針先、26,12
6…カンチレバー、27,127…マグネツト振
動子、128…保持体、31,131…ダンパ
ー、34,134…シールドリング、35,3
6,135,136…コア、37A,37B,3
8A,38B,137A,137B,138A,
138B…発電コイル、39A,39B,40
A,40B,139A,139B,140A,1
40B…ヨーク、41,141…シールドケー
ス、41,142…磁気空間、46,146…振
動支点、47,120…スペーサスリーブ、48
〜51,116〜119…補助リング。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 先端に針先を有するカンチレバーの他端にマ
    グネツト振動子を取付け、このマグネツト振動子
    を角度運動可能なように支持すると共にそのマグ
    ネツト振動子近傍に振動支点を配した振動系を有
    する交換針と、この交換針が着脱自在に取付けら
    れ、内部に45゜−45゜方式の最大感度軸の方向に
    複数のヨークをそれぞれ対向配列して上記振動系
    が結合される磁気空間を形成すると共にこれらヨ
    ークに磁気的に結合されたコアに発電コイルを巻
    装した発電系を収納したカートリツジ本体とを備
    えてなり、上記カートリツジ本体はその内部に収
    納した上記発電系の上記振動系に対する実効的な
    磁気空間が上記カートリツジ本体の外方に配され
    るようになし、上記交換針を上記カートリツジ本
    体に装着したときそれを構成するマグネツト振動
    子が上記カートリツジ本体の外方に引き出された
    実効的な磁気空間内に配置されて上記カートリツ
    ジ本体内に収納した上記発電系との磁気的な結合
    がなされるように構成するとともに、上記振動系
    はそれを構成するマグネツト振動子の外周囲を取
    り巻くように45゜−45゜方式の最大感度軸の方向
    にそれぞれ対向して配列した複数の補助ヨークを
    含み、この振動系が構成される交換針を発電系を
    収納したカートリツジ本体に装着したとき上記振
    動系に設けた複数の補助ヨークのそれぞれに上記
    発電系を構成する複数のヨークのそれぞれを上記
    カートリツジ本体外において外接し、上記発電系
    を構成する実効的な磁気空間を上記カートリツジ
    本体の外方位置における上記補助ヨークの対向空
    間に形成したことを特徴とする可動磁石型ピツク
    アツプカートリツジ。 2 先端に針先を有するカンチレバーの他端にマ
    グネツト振動子を取付け、このマグネツト振動子
    を角度運動可能なように支持すると共にそのマグ
    ネツト振動子近傍に振動支点を配した振動系を有
    する交換針と、この交換針が着脱自在に取付けら
    れ、内部に45゜−45゜方式の最大感度軸の方向に
    複数のヨークをそれぞれ対向配例して上記振動系
    が結合される磁気空間を形成すると共にこれらヨ
    ークに磁気的に結合されたコアに発電コイルを巻
    装した発電系を収納したカートリツジ本体とを備
    えてなり、上記カートリツジ本体はその内部に収
    納した上記発電系の上記振動系に対する実効的な
    磁気空間が上記カートリツジ本体の外方に配され
    るようになし、上記交換針を上記カートリツジ本
    体に装着したときそれを構成するマグネツト振動
    子が上記カートリツジ本体の外方に引き出された
    実効的な磁気空間内に配置されて上記カートリツ
    ジ本体内に収納した上記発電系との磁気的な結合
    がなされるように構成するとともに、上記振動系
    はそれを構成するマグネツト振動子の外周囲を取
    り巻くように45゜−45゜方式の最大感度軸の方向
    にそれぞれ配列した複数の補助ヨークを含み、こ
    の振動系が構成される交換針を発電系を収納した
    カートリツジ本体に装着したとき上記振動系に設
    けた複数の補助ヨークのそれぞれに上記発電系を
    構成する複数のヨークのそれぞれを上記カートリ
    ツジ本体内において外接し、上記発電系を構成す
    る実効的な磁気空間を上記カートリツジ本体の外
    方位置における上記補助ヨークの対向空間に形成
    したことを特徴とする可動磁石型ピツクアツプカ
    ートリツジ。 3 複数の補助ヨークはそれぞれ独立して短冊状
    に形成し、振動系を構成するマグネツト振動子を
    角度運動可能なように支持するための筒状体の外
    周囲における45゜−45゜方式の最大感度軸の方向
    にそれぞれ対向して設けたスリツト内に挿入して
    固着したことを特徴とする特許請求の範囲第1項
    記載の可動磁石型ピツクアツプカートリツジ。 4 交換針にはそれぞれに設けた振動系に対する
    発電系の実効的な磁気空間を取り巻くようにシー
    ルドリングを形成したことを特徴とする特許請求
    の範囲第1項記載の可動磁石型ピツクアツプカー
    トリツジ。 5 複数の補助ヨークはそれぞれ独立して短冊状
    に形成し、振動系を構成するマグネツト振動子を
    角度運動可能なように支持するための筒状体の外
    周囲における45゜−45゜方式の最大感度軸の方向
    にそれぞれ対向して設けたスリツト内に挿入して
    固着したことを特徴とする特許請求の範囲第2項
    記載の可動磁石型ピツクアツプカートリツジ。 6 交換針にはそれに設けた振動系に対する発電
    系の実効的な磁気空間を取り巻くようにシールド
    リングを形成したことを特徴とする特許請求の範
    囲第2項記載の可動磁石型ピツクアツプカートリ
    ツジ。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN1302473C (zh) * 2003-10-08 2007-02-28 蒂雅克股份有限公司 光读取装置
CN106067718A (zh) * 2015-04-21 2016-11-02 铁三角有限公司 可动磁铁式拾音头

Cited By (3)

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CN1302473C (zh) * 2003-10-08 2007-02-28 蒂雅克股份有限公司 光读取装置
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US9659580B2 (en) 2015-04-21 2017-05-23 Kabushiki Kaisha Audio-Technica Moving-magnet type pickup cartridge

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