JPS6132888B2 - - Google Patents
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- JPS6132888B2 JPS6132888B2 JP177980A JP177980A JPS6132888B2 JP S6132888 B2 JPS6132888 B2 JP S6132888B2 JP 177980 A JP177980 A JP 177980A JP 177980 A JP177980 A JP 177980A JP S6132888 B2 JPS6132888 B2 JP S6132888B2
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- wire
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- overhead
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Landscapes
- Processes Specially Adapted For Manufacturing Cables (AREA)
- Electric Cable Installation (AREA)
- Suspension Of Electric Lines Or Cables (AREA)
Description
本発明は架空被覆電線の架設方法の改良に関す
るものであり、その目的とするところは架空被覆
電線の応力腐食断線を防止して、その耐用年数を
向上せしめんとするものである。 従来架空被覆電線は硬銅線或はより線からなる
導体上のポリエステル等のセパレータを設け、そ
の外側のゴム、プラスチツクの絶縁体を被覆する
か又は導体上に直接上記の絶縁体を被覆している
ものであり、これらは何れも導体には、その伸線
加工時、撚り線加工時或はドラム巻きによる残留
応力が存在している。 このような構造の架空被覆電線を屋外の高圧、
低圧配電線通路に使用した場合、雨水等の水分が
電線引留部、分岐部等を伝わり被覆絶縁体をはぎ
とつた部分から導入内に侵入する。水分がこの隙
間に長時間滞在すると酸素濃淡電池作用等の腐食
電池が残留応力の存在する導体に加わるため、こ
れが要因となつて導体に応力腐食割れがおこり、
ついには導体が破断するという現象を生ずるもの
である。なお、従来応力腐食割れは純粋なメタル
にはおきないとされていたが、最近では絶縁被覆
銅線の腐食断線現象のほとんどが、かかる要因に
よるものであることが明になつた。 而して架空配電線は製造、出荷されるまでに導
体である硬銅線並に硬銅撚線は種々の工程即ち伸
線工程、撚線工程、数回の巻き返し工程を行うた
め、これらの工程における引張残留応力に関して
検討を行つたところ、出荷されるまでに硬銅線並
の硬銅撚線は同じ円周上の長さ方向の歪量におい
て0.20〜0.30%の不均一残留歪を有することを確
めた。 又これらの電線はその後架線されて使用される
が、架線時の長さ方向の歪量は僅に0.05%以下で
ある。従つて架線さた電線には、電線製造時の不
均一残留歪と架線時の歪が重畳して作用するもの
である。特に電線製造時に発生する不均一残留歪
は架線時の歪に比して極めて大きく、これが応力
腐食割れに対して悪影響を及ぼしていることをつ
きとめた。 本発明者は電線製造時に発生する長さ方向の不
均一残留歪と応力腐食割れ寿命との関係について
鋭意研究を行つた結果、電線長さ方向の不均一残
留歪を少くすることにより応力腐食割れに対する
寿命が著しく向上することを見出したものであ
る。即ち本発明は硬銅撚線導体の外側に絶縁体を
押出被覆して架空配電用絶縁電線を製造し、これ
を架設する方法において、該絶縁電線の製造時又
は架設時に矯正ロール又は整直機により該導体又
は該絶縁電線長手方向の不均一残留歪を0.15%以
下として後、この状態のまま架線することを特徴
とするものである。 本発明方法において電線長さ方向の不均一残留
歪は電線を一定の張力(5〜10Kg/mm2)で直線状
に架線した後、電線を解放したときに、電線が直
上になる状態を不均一残留歪0とし、ある彎曲度
をもつて曲る状態を不均一残留歪有りとし、その
不均一残留歪の大きさは一般にε=r/R(ε:
歪量、r:電線の半径、R:電線曲がりの曲率半
径)で表わされる。 而してこの電線長さ方向の不均一残留歪を0.15
%以下にする方法としては、電線製造時或は電線
架設時に電線を整直機、矯正ロールにより過大な
張力を電線に附与することによりえることが出来
るものである。 次に電線長さ方向の不均一残留歪と応力腐食割
れとの関係を示すと第1図の如くとなる。 第1図から明らかの如く不均一残留歪と応力腐
食割れ寿命との間には一定の関係があり、不均一
残留歪が0.20%附近に遷移点があり、不均一残留
歪を0.15%以下にすることによつて応力腐食割れ
に対する寿命が著しく向上することがわかる。 次に本発明の実施例について説明する。 素線径2mm、19本撚りの硬銅撚線導体の外側に
2.5mm厚のポリエチレンを押出被覆して60mm2OE線
(19/2.0)(屋外ポリエチレン電線)を製造及び架
設するに際し、次の如き導体長手方向の不均一残
留歪において架線した。 実施例 (1) 導体撚合せ後、整直機を通し導体長手方向の不
均一残留歪を0.02%となした後、その外側にポリ
エチレンを被覆してえた絶縁電線を架線した。 実施例 (2) 導体撚合せ後、矯正ロール(50mmφのロールを
上下左右に各々5個づつ配置したもの)中を通し
導体長手方向の不均一残留歪を0.01%となした
後、その外側にポリエチレンを被覆してえた絶縁
電線を架線した。 実施例 (3) 導体撚合せ後、該導体の40Kg/mm2の張力を加え
導体長手方向の不均一残留歪を0.02%となした
後、その外側にポリエチレンを被覆してえた絶縁
電線を架線した。 実施例 (4) 導体撚合せ後、その外側にポリエチレンを被覆
して架空用絶縁線を製造した後、整直機を通し、
該電線長手方向の不均一残留歪を0.05%とした電
線を架線した。 実施例 (5) 実施例(4)における整直後の代りに矯正ロールを
使用し不均一残留歪を0.03%とした電線を架線し
た。 実施例 (6) 電線架設時、ドラムから引出した電線を整直機
を通し、電線長手方向の不均一残留歪を0.06%と
した電線を架線した。 実施例 (7) 電線架設時、ドラムから引出した電線を矯正ロ
ールを通し電線長手方向の不均一残留歪を0.1%
とした電線を架線した。 実施例 (8) 電線架設時、ドラムから引出した電線に40Kg/
mm2の張力を加え電線長手方向の不均一残留歪を
0.12%とした電線を架線した。 比較例 (1) 電線架設時、ドラムから引出した電線を整直機
を通し電線長手方向の不均一残留歪を0.2%とし
た電線を架線した。 比較例 (2) 導体撚合せ後、矯正ロールを通し導体長手方向
の不均一残留歪を0.25%とし、その外側のポリエ
チレンを被覆した絶縁電線を架線した。 比較例 (3) 導体撚合せ後、通常の方法によりその外側にポ
リエチレンを被覆し、導体長手方向の不均一残留
歪0.3%の絶縁電線を架線した。 その上記における架設方法は、架設張力10Kg/
mm2においてスパン長30mの電柱間に架線した。 又これらの絶縁電線について夫々応力腐食割れ
を測定するために架線した電線(長さ30m)の中
央部100cmにわたつて絶縁体をはぎとり、導体を
露出せしめ予め硬質塩化ビニル密閉容器中に
1N,NH4OH+2N,H2SO4を入れたものの中に前
記の導体を浸漬せしめ、80℃20℃のヒートサイ
クルを加え応力腐食断線まで実験を継続した。そ
の結果を示すと第1表の如くである。
るものであり、その目的とするところは架空被覆
電線の応力腐食断線を防止して、その耐用年数を
向上せしめんとするものである。 従来架空被覆電線は硬銅線或はより線からなる
導体上のポリエステル等のセパレータを設け、そ
の外側のゴム、プラスチツクの絶縁体を被覆する
か又は導体上に直接上記の絶縁体を被覆している
ものであり、これらは何れも導体には、その伸線
加工時、撚り線加工時或はドラム巻きによる残留
応力が存在している。 このような構造の架空被覆電線を屋外の高圧、
低圧配電線通路に使用した場合、雨水等の水分が
電線引留部、分岐部等を伝わり被覆絶縁体をはぎ
とつた部分から導入内に侵入する。水分がこの隙
間に長時間滞在すると酸素濃淡電池作用等の腐食
電池が残留応力の存在する導体に加わるため、こ
れが要因となつて導体に応力腐食割れがおこり、
ついには導体が破断するという現象を生ずるもの
である。なお、従来応力腐食割れは純粋なメタル
にはおきないとされていたが、最近では絶縁被覆
銅線の腐食断線現象のほとんどが、かかる要因に
よるものであることが明になつた。 而して架空配電線は製造、出荷されるまでに導
体である硬銅線並に硬銅撚線は種々の工程即ち伸
線工程、撚線工程、数回の巻き返し工程を行うた
め、これらの工程における引張残留応力に関して
検討を行つたところ、出荷されるまでに硬銅線並
の硬銅撚線は同じ円周上の長さ方向の歪量におい
て0.20〜0.30%の不均一残留歪を有することを確
めた。 又これらの電線はその後架線されて使用される
が、架線時の長さ方向の歪量は僅に0.05%以下で
ある。従つて架線さた電線には、電線製造時の不
均一残留歪と架線時の歪が重畳して作用するもの
である。特に電線製造時に発生する不均一残留歪
は架線時の歪に比して極めて大きく、これが応力
腐食割れに対して悪影響を及ぼしていることをつ
きとめた。 本発明者は電線製造時に発生する長さ方向の不
均一残留歪と応力腐食割れ寿命との関係について
鋭意研究を行つた結果、電線長さ方向の不均一残
留歪を少くすることにより応力腐食割れに対する
寿命が著しく向上することを見出したものであ
る。即ち本発明は硬銅撚線導体の外側に絶縁体を
押出被覆して架空配電用絶縁電線を製造し、これ
を架設する方法において、該絶縁電線の製造時又
は架設時に矯正ロール又は整直機により該導体又
は該絶縁電線長手方向の不均一残留歪を0.15%以
下として後、この状態のまま架線することを特徴
とするものである。 本発明方法において電線長さ方向の不均一残留
歪は電線を一定の張力(5〜10Kg/mm2)で直線状
に架線した後、電線を解放したときに、電線が直
上になる状態を不均一残留歪0とし、ある彎曲度
をもつて曲る状態を不均一残留歪有りとし、その
不均一残留歪の大きさは一般にε=r/R(ε:
歪量、r:電線の半径、R:電線曲がりの曲率半
径)で表わされる。 而してこの電線長さ方向の不均一残留歪を0.15
%以下にする方法としては、電線製造時或は電線
架設時に電線を整直機、矯正ロールにより過大な
張力を電線に附与することによりえることが出来
るものである。 次に電線長さ方向の不均一残留歪と応力腐食割
れとの関係を示すと第1図の如くとなる。 第1図から明らかの如く不均一残留歪と応力腐
食割れ寿命との間には一定の関係があり、不均一
残留歪が0.20%附近に遷移点があり、不均一残留
歪を0.15%以下にすることによつて応力腐食割れ
に対する寿命が著しく向上することがわかる。 次に本発明の実施例について説明する。 素線径2mm、19本撚りの硬銅撚線導体の外側に
2.5mm厚のポリエチレンを押出被覆して60mm2OE線
(19/2.0)(屋外ポリエチレン電線)を製造及び架
設するに際し、次の如き導体長手方向の不均一残
留歪において架線した。 実施例 (1) 導体撚合せ後、整直機を通し導体長手方向の不
均一残留歪を0.02%となした後、その外側にポリ
エチレンを被覆してえた絶縁電線を架線した。 実施例 (2) 導体撚合せ後、矯正ロール(50mmφのロールを
上下左右に各々5個づつ配置したもの)中を通し
導体長手方向の不均一残留歪を0.01%となした
後、その外側にポリエチレンを被覆してえた絶縁
電線を架線した。 実施例 (3) 導体撚合せ後、該導体の40Kg/mm2の張力を加え
導体長手方向の不均一残留歪を0.02%となした
後、その外側にポリエチレンを被覆してえた絶縁
電線を架線した。 実施例 (4) 導体撚合せ後、その外側にポリエチレンを被覆
して架空用絶縁線を製造した後、整直機を通し、
該電線長手方向の不均一残留歪を0.05%とした電
線を架線した。 実施例 (5) 実施例(4)における整直後の代りに矯正ロールを
使用し不均一残留歪を0.03%とした電線を架線し
た。 実施例 (6) 電線架設時、ドラムから引出した電線を整直機
を通し、電線長手方向の不均一残留歪を0.06%と
した電線を架線した。 実施例 (7) 電線架設時、ドラムから引出した電線を矯正ロ
ールを通し電線長手方向の不均一残留歪を0.1%
とした電線を架線した。 実施例 (8) 電線架設時、ドラムから引出した電線に40Kg/
mm2の張力を加え電線長手方向の不均一残留歪を
0.12%とした電線を架線した。 比較例 (1) 電線架設時、ドラムから引出した電線を整直機
を通し電線長手方向の不均一残留歪を0.2%とし
た電線を架線した。 比較例 (2) 導体撚合せ後、矯正ロールを通し導体長手方向
の不均一残留歪を0.25%とし、その外側のポリエ
チレンを被覆した絶縁電線を架線した。 比較例 (3) 導体撚合せ後、通常の方法によりその外側にポ
リエチレンを被覆し、導体長手方向の不均一残留
歪0.3%の絶縁電線を架線した。 その上記における架設方法は、架設張力10Kg/
mm2においてスパン長30mの電柱間に架線した。 又これらの絶縁電線について夫々応力腐食割れ
を測定するために架線した電線(長さ30m)の中
央部100cmにわたつて絶縁体をはぎとり、導体を
露出せしめ予め硬質塩化ビニル密閉容器中に
1N,NH4OH+2N,H2SO4を入れたものの中に前
記の導体を浸漬せしめ、80℃20℃のヒートサイ
クルを加え応力腐食断線まで実験を継続した。そ
の結果を示すと第1表の如くである。
【表】
【表】
以上詳述した如く本発明方法によれば架空配電
線の応力腐食割れに耐する寿命を著しく増大せし
める等顕著な効果を有する。
線の応力腐食割れに耐する寿命を著しく増大せし
める等顕著な効果を有する。
図面は導体長手方向の不均一残留歪と応力腐食
割れ発生までの期間との関係曲線図である。
割れ発生までの期間との関係曲線図である。
Claims (1)
- 1 硬銅撚線導体の外側に絶縁体を押出被覆して
架空配電用絶縁電線を製造し、これを架設する方
法において、該絶縁電線の製造時又は架設時に矯
正ロール又は整直機により該導体又は該絶縁電線
長手方向の不均一残留歪を0.15%以下とした後こ
の状態のまま架線することを特徴とする架空配電
線の架設方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP177980A JPS56101315A (en) | 1980-01-11 | 1980-01-11 | Method of installing aerial distribution wire |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP177980A JPS56101315A (en) | 1980-01-11 | 1980-01-11 | Method of installing aerial distribution wire |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS56101315A JPS56101315A (en) | 1981-08-13 |
| JPS6132888B2 true JPS6132888B2 (ja) | 1986-07-30 |
Family
ID=11511055
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP177980A Granted JPS56101315A (en) | 1980-01-11 | 1980-01-11 | Method of installing aerial distribution wire |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS56101315A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP7468582B2 (ja) * | 2022-08-12 | 2024-04-16 | 株式会社プロテリアル | 多芯ケーブル及び多芯ケーブルアッセンブリ |
-
1980
- 1980-01-11 JP JP177980A patent/JPS56101315A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS56101315A (en) | 1981-08-13 |
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