Deprecated: The each() function is deprecated. This message will be suppressed on further calls in /home/zhenxiangba/zhenxiangba.com/public_html/phproxy-improved-master/index.php on line 456
JPS6133820B2 - - Google Patents
[go: Go Back, main page]

JPS6133820B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6133820B2
JPS6133820B2 JP5722376A JP5722376A JPS6133820B2 JP S6133820 B2 JPS6133820 B2 JP S6133820B2 JP 5722376 A JP5722376 A JP 5722376A JP 5722376 A JP5722376 A JP 5722376A JP S6133820 B2 JPS6133820 B2 JP S6133820B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
amino
caprolactam
chloroform
adduct
present
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP5722376A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS52142088A (en
Inventor
Ichiro Kawamoto
Makoto Sasaki
Yoshihiro Shibai
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toray Industries Inc
Original Assignee
Toray Industries Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toray Industries Inc filed Critical Toray Industries Inc
Priority to JP5722376A priority Critical patent/JPS52142088A/ja
Publication of JPS52142088A publication Critical patent/JPS52142088A/ja
Publication of JPS6133820B2 publication Critical patent/JPS6133820B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はα−アミノ−ε−カプロラクタム・ク
ロロホム付加物およびその製法に関するものであ
る。
α−アミノ−ε−カプロラクタムは必須アミノ
酸であるリジンの合成原料として公知であるが、
この他にもα−アミノ−ε−カプロラクタムが持
つている有機アミンとしての特性を活かして今後
多様な使途に発展してゆく可能性を有する極めて
有用な化合物である。ところが、このα−アミノ
−ε−カプロラクタムは、非常に活性の大きいア
ミノ基を有するために、空気により不純化されや
すく、安定して保存し難いという欠点や、また、
原料として用いる際の反応性が大きすぎるという
欠点があつた。
そこで、本発明者らはα−アミノ−ε−カプロ
ラクタムについて鋭意研究した結果、α−アミノ
−ε−カプロラクタムはクロロホルムと付加物を
生成し、しかも、該付加物は結晶体として単離す
ることができ、そして、上記欠点のない有用な新
規物質であること、および、その有利な製造条件
を見い出し、本発明をなすに至つたものである。
すなわち、本発明は、α−アミノ−ε−カプロ
ラクタム1モルにクロロホルム1モルが結合して
なる結晶状付加物、および、α−アミノ−ε−カ
プロラクタムとクロロホルムとをモル比1:(1
以上)で接触させ、次いで、30℃以下で晶析分離
することからなる上記付加物の製法から構成され
る。
本発明の結晶状付加物は、融点31℃の白色結晶
である。元素分析およびNMRスペクトルでの測
定結果によると、この付加物はα−アミノ−ε−
カプロラクタムとクロロホルムとがモル比1:1
で結合してなる物質である。また、NMRスペク
トル測定によるα−アミノ−ε−カプロラクタム
のアミノ基の化学シフト、アミノ基の水素の化学
シフト、クロロホルムの水素の化学シフトおよび
付加物におけるクロロホルムの水素の化学シフト
の値からクロロホルムの水素はα−アミノ−ε−
カプロラクタムのアミノ基に結合しているものと
推定される。
本発明の付加物は30℃以下では安定であるが、
α−アミノ−ε−カプロラクタムとクロロホルム
の結合力は比較的小さいものと見られ、たとえば
この付加物を加熱することにより、容易にクロロ
ホルムが脱離し、α−アミノ−ε−カプロラクタ
ムを回収することができる。
本発明の付加物はα−アミノ−ε−カプロラク
タムとクロロホルムを通常液相で接触させること
により、製造することができる。この場合両者を
溶解し得る溶媒か過剰のクロロホルムを使用する
のが好ましい。α−アミノ−ε−カプロラクタム
とクロロホルムの量比は生成する付加物の組成に
は影響を与えないが、付加物結晶の収率を高める
ためにはクロロホルムをα−アミノ−ε−カプロ
ラクタムに対して等モル以上用いるのが好まし
い。α−アミノ−ε−カプロラクタムとクロロホ
ルムの両者を溶解し得る溶媒としては、例えば炭
素数2以上の脂肪族アルコール類が使用できる。
α−アミノ−ε−カプロラクタムとクロロホルム
の付加物を生成するためには、クロロホルムと接
触させる際、α−アミノ−ε−カプロラクタムは
遊離の形で存在することが必要である。従つて、
系内に酸が存在する場合には、アンモニアのよう
なアルカリで中和する必要がある。一方、アンモ
ニアのようなアルカリは系内に存在しても付加物
生成に支障はない。反応温度は特に制限されない
が、α−アミノ−ε−カプロラクタムに対するク
ロロホルムの量や溶媒の使用量などによつて通常
0〜60℃の範囲で選定される。また反応時間は十
分な撹拌を行なえば数分以上でよい。
液相中に生成した本発明の付加物は通常過剰の
クロロホルムないし溶媒を留去させ、かつ系の温
度を30℃以下にすることによつて結晶として分離
することができる。効率よく付加物の分離を行な
うためには、過剰のクロロホルムまたは溶媒の量
は付加物に対する重量基準で1.5倍以下好ましく
は1倍以下にするのが良い。
本発明の付加物は優れた結晶化特性を有し、晶
析を繰り返えすことより容易に精製することがで
きる。また上でも述べたごとく、比較的容易にク
ロロホルムを放出してα−アミノ−ε−カプロラ
クタムにすることができる。たとえば付加物を単
に65℃に加熱してもよいし、また約20mmHg程度
の減圧下におくことによつてもクロロホルムを放
出させることができる。
したがつてこのような本発明の付加物の性質を
利用すればα−アミノ−ε−カプロラクタムの高
度な精製を行なうことができる。
すなわち粗α−アミノ−ε−カプロラクタムに
クロロホルムを加えて1:1付加物を形成せし
め、これを結晶として精取した後、クロロホルム
を何らかの手段で放出させて精製されたα−アミ
ノ−ε−カプロラクタムを回収することができる
のである。α−アミノ−ε−カプロラクタムの高
度の精製はこの化合物をリジン原料として使用す
る場合に特に重要である。
本発明の付加物はまた各種のα−アミノ−ε−
カプロラクタム誘導体(たとえば防かび剤として
の効果を持つものが知られている)を製造する際
にもそのままの形で原料として使用することがで
きる。
本発明の付加物においては本来非常に活性の大
きいα−アミノ−ε−カプロラクタムのアミノ基
が適度に反応性を抑制された形になつており、原
料として使用する場合好都合である。またはα−
アミノ−ε−カプロラクタムは非常に活性の大き
いアミノ基を有するためにシクロヘキシルアミン
のような有機アミン類の一般的性質と同じように
空気中に長期間保存すると一部不純化して着色す
るので問題であるが、本発明の付加物はアミノ基
の活性が適度に抑制されており、保存に対しても
安定である。さににまた、融点が31℃であるので
常温で結晶として取扱えるという利点がある。
以下実施例により本発明を具体的に説明する。
実施例 1 α−アミノ−ε−カプロラクタム12.8g(0.10
モル)とクロロホルム17.9g(0.15モル)をかき
まぜ機、還流冷却器、温度計を備えた200ml容3
つ口フラスコに仕込み湯浴で加温して内液を40℃
に維持しながら15分間かきまぜた。この後湯浴を
氷水の浴に切替え、3つ口フラスコの内液を10℃
に徐冷すると白色の結晶が析出した。3つ口フラ
スコの内液全量を取り出し、過して19.2gの結
晶を得た。
この結晶の融点は31℃であり、ガスクロマトグ
ラフイによる分析値はα−アミノ−ε−カプロラ
クタム51.5重量%、クロロホルム48.5重量%であ
つた。この分析結果はα−アミノ−ε−カプロラ
クタムとクロロホルムがモル比1:1で結合した
場合の計算値(α−アミノ−ε−カプロラクタム
51.78重量%、クロロホルム48.22重量%)とよく
一致する。
この結果の元素分析結果はC:33.83%、H:
5.18%、N:11.21%、0:6.91%、Cl:42.87%
であつた。この結果はα−アミノ−ε−カプロラ
クタムとクロロホルムがモル比1:1で結合した
場合の計算値(C:33.96%、H:5.30%、N:
11.32%、O:6.46%、Cl:42.96%)とよく一致
する。
この結晶のNMRスペクトルは、α−アミノ−
ε−カプロラクタムとクロロホルムのプロトンの
比は12:1でα−アミノ−ε−カプロラクタムと
クロロホルムがモル比1:1で結合している結晶
であることを示し、アミノ基の水素の化学シフト
がδ2.1、クロロホルムの水素の化学シフトはδ
7.6を示した。この化学シフトは、α−アミノ−
ε−カプロラクタムおよびクロロホルムそれぞれ
単独のNMRスペクトルにおけるアミノ基の水素
の化学シフトδ1.5、クロロホルムの水素の化学
シフトδ7.4と相違しており、クロロホルムはα
−アミノ−ε−カプロラクタムのアミノ基に結合
している可能性を示唆している。
上で得た付加物の結晶10gを減圧デシケータに
入れ、系内を3時間10mmHgにして4.6gの白色結
晶を得た。この結晶のガスクロマトグラフイによ
るα−アミノ−ε−カプロラクタムの分析値は
99.6重量%であり、IRスペクトルはα−アミノ−
ε−カプロラクタムのスペクトルと完全に一致し
た。
実施例 2 α−アミノ−ε−カプロラクタム12.8g(0.10
モル)、クロロホルム11.9g(0.10モル)、エチル
アルコール3mlを混合し、アンモニアガスを少量
吹込んだ後、実施例1の3つ口フラスコに仕込
み、25℃で30分間かきまぜた。次に内液を5℃に
冷却し、全液を過して18.7gの白色結晶を得
た。
この結晶の融点は31℃で、ガスクロマトグラフ
イの分析結果はα−アミノ−ε−カプロラクタム
51.6重量%、クロロホルム48.4重量%であつた。
またNMRスペクトルは実施例1で得た結晶と同
一であつた。
実施例 3 実施例1で、生成物として得られたα−アミノ
−ε−カプロラクタムとクロロホルムの1:1結
晶状付加物(白色結晶)25gとα−アミノ−ε−
カプロラクタム(白色結晶)25gとをそれぞれサ
ンプルビンにて室温下30日間保管した。α−アミ
ノ−ε−カプロラクタムとクロロホルムの1:1
結晶状付加物は白色結晶のままであつたが(50%
水溶液のAPHA=100)、α−アミノ−ε−カプロ
ラクタムは黄色に変色していた(50%水溶液の
APHA=3000)。
実施例 4 α−アミノシクロヘキサノンオキシムを100%
硫酸中でベツクマン転位して得られた粗CLA
(純度95.2%)15gを200ml三ツ口フラスコに入
れ、クロロホルム15mlを加えて30℃で溶解させ
た。この溶液を0℃に保ちながら30分かきまぜる
と結晶が析出した。得られたスラリを遠心分離機
を用いて過し、白色結晶19.5gを得た。この結
晶の組成をガスクロマトグラフイーによつて求め
たところα−アミノ−ε−カプロラクタム50.8
%、クロロホルム49.2%であつた。この結晶15.0
gを水15mlに溶解し、得られた水層を減圧下に濃
縮乾固して結晶7.6gを得た。この結晶中のCLA
純度をガスクロマトグラフイーによつて求めたと
ころ99.7%であつた。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 α−アミノ−ε−カプロラクタム1モルにク
    ロロホルム1モルが結合してなる結晶状付加物。 2 α−アミノ−ε−カプロラクタムとクロロホ
    ルムとをモル比1:(1以上)で接触させ、次い
    で、30℃以下で晶析分離することを特徴とするα
    −アミノ−ε−カプロラクタム・クロロホルム結
    晶状付加物の製法。
JP5722376A 1976-05-20 1976-05-20 Addition compound of alpha-amino-epsilon-caprolactam Granted JPS52142088A (en)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5722376A JPS52142088A (en) 1976-05-20 1976-05-20 Addition compound of alpha-amino-epsilon-caprolactam

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5722376A JPS52142088A (en) 1976-05-20 1976-05-20 Addition compound of alpha-amino-epsilon-caprolactam

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS52142088A JPS52142088A (en) 1977-11-26
JPS6133820B2 true JPS6133820B2 (ja) 1986-08-04

Family

ID=13049521

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5722376A Granted JPS52142088A (en) 1976-05-20 1976-05-20 Addition compound of alpha-amino-epsilon-caprolactam

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS52142088A (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS52142088A (en) 1977-11-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
Kappe et al. Dipivaloylketene and its dimers.[2+ 4] Versus [2+ 2] cycloaddition reactions of. alpha.-oxo ketenes
AU611235B2 (en) Process for preparing bis(3,5-dioxpiperazinyl) alkanes or alkenes
JPS6133820B2 (ja)
CA1055046A (en) Preparation of .epsilon.(.gamma.glutamyl)-lysine
JPH0742269B2 (ja) 4−アルコキシ−3−ピロリン−2−オン−1−イル−酢酸アルキルエステルおよびその製造方法
US4058563A (en) Novel schiff bases
JPH04504405A (ja) シアノジエン類、ハロピリジン類、中間体及びそれらの製造方法
US3401194A (en) Process for the resolution of stereoisomers from racemic 1-hydroxy-2-amino butane
US3641003A (en) Method of preparing an alpha-amino-omega-lactam
NO752972L (ja)
JP3046258B2 (ja) 1−クロロカルボニル−4−ピペリジノピペリジンまたはその塩酸塩の製造方法
JP3640319B2 (ja) ベンズアミド誘導体の製造方法
US4010160A (en) Process for the manufacture of 1,3-bis-(β-ethylhexyl)-5-amino-5-methyl-hexahydropyrimidine
CN105037160A (zh) 一种制备维生素b1中间体的方法
RU2227141C2 (ru) Способ получения соединения бензиламина
US2955109A (en) Process for the production of
HU196385B (en) Process for producing nizatidine
JPS6133819B2 (ja)
US5998614A (en) Preparation of asymmetric cyclic ureas using an alkali metal in liquid ammonia process
JP2708552B2 (ja) 脂肪族トリアミン化合物の精製方法
KR870000203B1 (ko) 9-카바모일플루오렌 유도체의 제조방법
JP2815438B2 (ja) 1,2―ビス(ニコチンアミド)プロパンの精製方法
US4048169A (en) 1,3-Bis-(β-ethylhexyl)-5-nitro-5-methyl-hexahydropyrimidine-naphthalene-1,5-disulphonate
JPS5962559A (ja) 純粋なジアセトニトリルの製法
JP2696727B2 (ja) ジニトロアゾベンゼンの製造方法