JPS6133862B2 - - Google Patents
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- JPS6133862B2 JPS6133862B2 JP1400176A JP1400176A JPS6133862B2 JP S6133862 B2 JPS6133862 B2 JP S6133862B2 JP 1400176 A JP1400176 A JP 1400176A JP 1400176 A JP1400176 A JP 1400176A JP S6133862 B2 JPS6133862 B2 JP S6133862B2
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Landscapes
- Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Description
本発明は耐油性、耐熱性にすぐれたゴム状の共
重合体組成物に関する。さらに詳しくは、(イ)ブタ
ジエン、(ロ)α・β−不飽和ニトリル化合物、およ
び(ハ)α・β−不飽和カルボン酸エステルよりなる
特定のゴム状三元共重合体に特定の配合剤を配合
して加硫した加硫組成物に関するものであり、耐
熱性にすぐれ、かつ耐油性と耐寒性のバランスの
とれた共重合体組成物を提供しようとするもので
ある。 従来、オイル、ガソリン、溶剤などに対する抵
抗性の強いゴムとして各種の耐油性ゴムが使用さ
れてきた。なかでもNBRはその耐油性が優れて
いると共に耐寒性にもすぐれており、かつ加工時
の作業性もすぐれていることから、最もよく用い
られているゴムではあるが、他の耐油性ゴム(例
えばヒドリンゴム、アクリルゴム、フツ素ゴム)
に比較して、その耐熱性において劣ることが最大
の欠点であつた。 近年、自動車の排気ガス規制がきびしくなり、
各自動車メーカーではそれぞれ対策を溝じている
が、その対策の一環としてNBRと同程度の耐油
性、耐寒性を有し、しかも耐熱性のすぐれたゴム
の出現が要望されてきた。 本発明の目的はこのような要望を満足するゴム
状共重合体組成物を提供することにある。 本発明者らは、上記の目的で種々研究の結果、
(イ)ブタジエン、(ロ)α・β−不飽和ニトリル化合
物、および(ハ)α・β−不飽和カルボン酸エステル
よりなる特定のゴム状三元共重合体に特定の配合
剤を配合して加硫した加硫組成物が、NBRと同
程度の耐油性および耐寒性を保有すると同時に
NBRの欠点とされていた耐熱性の点で著しく改
良されていることを見出して本発明に到達した。 即ち、本発明は、 (a)(イ) ブタジエン 10重量%以上50重量%未満 (ロ) α・β−不飽和ニトリル化合物
10重量%以上40重量%未満 (ハ) α・β−不飽和カルボン酸エステル
10重量%以上80重量%未満 なるゴム状三元共重合体 100重量部 (b) 無機充填剤 20 〜400重量部 (c) 加硫剤 0.1〜 5重量部 (d) 加硫助剤 0.1〜 5重量部 (e) 芳香族アミンとメルカプトベンゾイミダゾー
ル類またはN−アルキル置換ジチオカルバミン
酸との組合せからなる老化防止剤
0.5〜 5重量部 (f) その他のゴム添加剤 適 量 を配合し、加硫してなる共重合体組成物を提供す
る。 ブタジエンのゴム状三元共重合体中に占める含
有量は耐熱性に影響し、50重量%以上では耐熱性
が十分に発現しない。一方、硫黄加硫性および耐
寒性を良好にする点から、10重量%以上の含有が
必要である。従つてブタジエンの含有量は10重量
%以上50重量%未満である。 α・β−不飽和ニトリル化合物としては、アク
リロニトリル、メタクリロニトリルなどがあげら
れるが、アクリロニトリルが特に好ましい。 α・β−不飽和カルボン酸エステルは一般式 〔R1は水素またはメチル基、R2は炭素数1〜12の
アルキル基〕 で表わされる。その具体例としては、アクリル酸
メチル、アクリル酸エチル、アクリル酸−n−プ
ロピル、アクリル酸−n−ブチル、アクリル酸−
n−ヘキシル、アクリル酸−n−オクチル、アク
リル酸−2−エチル−ヘキシル、アクリル酸ドデ
シル、アクリル酸−2−メトキシエチル、メタク
リル酸メチル、メタクリル酸−n−ブチル、メタ
クリル酸−n−オクチル、メタクリル酸−2−エ
チル−ヘキシル、メタクリル酸−n−ドデシルな
どがあげられる。これらのうちで好ましいものは
アクリル酸メチルル、アクリル酸エチル、アクリ
ル酸−n−ブチル、アクリル酸−2−エチル−ヘ
キシル、メタクリル酸エチル、メタクリル酸−n
−ブチル、メタクリル酸−2−エチル−ヘキシル
で、とくに好ましいものはアクリル酸−n−ブチ
ルである。 ゴム状三元共重合体の好ましい組成範囲は、 (イ) ブタジエン 20〜40重量% (ロ) α・β−不飽和ニトリル化合物 15〜30重量% (ハ) α・β−不飽和カルボン酸エステル
30〜60重量% であり、とくに(ロ)成分がアクリロニトリル、(ハ)成
分がアクリル酸−n−ブチルである上記組成のゴ
ム状三元共重合体が好ましい。 本発明に用いられるゴム状三元共重合体の重合
方法にはとくに制限がなく、乳化重合、懸濁重
合、溶液重合、塊状重合のいずれでもよいが、と
くに乳化重合が好ましい。 重合によつて得られるゴム状重合体のムーニー
粘度(ML1+4、100℃)は約30〜90である。 本発明に用いられる無機充填剤は、一般に使用
されるカーボンブラツク、ホワイトカーボン、炭
酸カルシウム、白艶華またはチタン白などであ
り、これらの併用も可能である。その使用量はゴ
ム状三元共重合体100重量部当り、20〜400重量部
であるが、40〜100重量部が通常好ましい。 本発明に用いられる加硫剤としては硫黄が好ま
しい。NBRよりも耐熱性にすぐれる耐油性ゴム
(ヒドリンゴム、アクリルゴム、フツ素ゴムな
ど)はNBRのような硫黄加硫は行なわれていな
いが、本発明組成物はNBRと同様の条件で硫黄
加硫して得ることができるので、一般性があり、
実用上有利である。加硫剤の使用量はゴム状三元
共重合体100重量部当り、0.1〜5重量部、好まし
くは0.1〜0.5重量部である。 本発明に用いられる加硫助剤としては、スルフ
エンアミド系(例えばJIS−K6215CZ)やチウラ
ム系(例えばJIS−K6206TT)が好ましい。加硫
助剤の使用量はゴム状三元共重合体100重量部当
り、0.1〜5重量部、好ましくは1〜5重量部で
ある。 本発明に用いられる老化防止剤としては、ペル
オキシド不活性型老化防止剤(ニ)である芳香族アミ
ンと二次老化防止剤(ホ)であるメルカカプトベンゾ
イミダゾール類またはN−アルキル置換ジチオカ
ルバミン酸類の組合せが好ましい。 芳香族アミンとしては、下記の一般式で表わさ
れる化合物が使用できる。 〔R1はフエニルまたはナフチル基、R2はHまたは
アルキル基である〕 好ましい芳香族アミンは、フエニル−β−ナフ
チルアミンまたはアルキル化ジフエニルアミン、
特にオクチル化ジフエニルアミンである。 メルカプトベンゾイミダゾール類は下記の一般
式で表わされる。 〔R1はHまたはCH3、MはHまたは周期律表第
または第族の金属で、好ましくはNiおよび
Zn、nは1または2〕 N−アルキル置換ジチオカルバミン酸類として
は水素または周期律表第、、、および
族の金属の塩で、これらのうち好ましいものとし
て第および族の金属塩が挙げられ、とくに好
ましいものとしてZnおよびNi塩が挙げられる。
下記の一般式で表わされる。 〔R1、R2は炭素数1〜8のアルキル基、好ましく
は炭素数1〜4のアルキル基〕 上記の化合物を(ニ)/(ホ)=5/1〜1/5の比率
で併用した場合にすぐれた老化防止効果がえられ
る。特に好ましい併用比率は(ニ)/(ホ)=3/1〜
1/3である。 芳香族アミンとメルカプトベンゾイミダゾール
類またはN−アルキル置換ジチオカルバミン酸類
との組合せからなる老化防止剤の使用量はゴム状
三元共重合体100重量部当り0.5〜5重量部、好ま
しくは1〜3重量部である。 その他のゴム添加剤としては、特に制限はない
が、通常ゴムに対して用いられる亜鉛華、ステア
リン酸、可塑剤などであり、適宜その適量が用い
られる。 本発明の組成物は以上に述べたゴム状三元共重
合体(a)に無機充填剤(b)、加硫剤(c)、加硫助剤(d)、
芳香族アミンとメルカプトベンゾイミダゾール類
またはN−アルキル置換ジチオカルバミン酸類と
の組合せからなる老化防止剤(e)およびその他のゴ
ム添加剤(f)を加え、ロール、バンバリーなどの混
合機で良く配合したのち、加硫プレス、加硫釜な
どを用いて加硫して製造される。 次に本発明を実施例で説明する。 なお物性の測定は以下の方法に従つた。 (i) 引張り試験−JIS K6301−3 (ii) かたさ試験−JIS K6301−5JIS A型 (iii) 老化試験−JIS K6301−6 試験管加熱老化試験試験条件は温度150℃時間
70時間 (iv) 耐油試験−JIS K6301−12、 No.1油、No.3油の体積変化を試験した。条件
は120℃、70時間 (v) 耐寒試験−JIS K6301−14 衝撃ゼイ化試験 組成分析は元素分析値(炭素、ちつ素)より求
めた。 また、以下の例における部および%は、とくに
ことわらない限り、重量による。 実施例 1〜4 ブタジエン、α・β−不飽和ニトリル化合物、
α・β−不飽和カルボン酸エステルの共重合処方
および重合条件を次のようにした。 水 180 部 ブタジエン 23 アクリロニトリル 23 エチルアクリレート 54 不均化ロジン酸カリウム塩 4.5 リン酸カリウム 0.3 硫酸第一鉄 0.005 パラメンタンハイドロパーオキサイド 0.02 t−ドデシルメルカプタン 0.1〜0.5(変量) 重合温度 30 ℃ 転化率 70 % 所定の転化率に達したところで重合停止剤とし
てジメチルジチオカルバミン酸ナトリウム0.5部
を添加し、重合を停止した。次に表−2で示した
老化防止剤を加え水蒸気蒸留により未反応モノマ
ーを除去し塩化カルシウムを加えて重合体を析出
させた。析出し重合体を水洗し、100℃で1.5時間
乾燥した。 共重合体のムーニー粘度(ML1+4、100℃)およ
び共重合体中のモノマー組成比は下記の通りであ
る。 ムーニー粘度(ML1+4、100℃) 53.5 結合AN量(%) 24.3 結合BD量(〃) 26.9 結合EA量(〃) 48.8 オクチル化ジフエニルアミンとフエニル−β−
ナフチルアミンはあらかじめ脂肪酸セツケンで乳
化し、ラテツクスへ添加した。メルカプトベンゾ
イミダゾールまたはジメチルジチオカルバミン酸
−Niは配合時に加えた。物性評価のための配合
処方は次の通りである。 重合体 100 部 亜鉛華 5 ステアリン酸 1 HAFカーボンブラツク 50 硫 黄 0.3 TT 2.0 CZ 2.0 160℃の加熱プレスにて20分間加硫して加硫物
を得た。 加硫物の物性を表−1に示した。 比較例 1、2 実施例1の方法で重合したゴム状三元共重合体
へ表−1で示した老化防止剤を添加した。添加方
法は実施例1に従つて行なつた。物性評価方法は
実施例1に従つて行なつた。加硫物の物性は表−
1に示した。 比較例 3〜6 市販NBR(日本合成ゴム社製NBR N231L)を
用い表−1で示した老化防止剤を実施例1の添加
方法で加えた。 物性評価方法は、実施例1に従つて行なつた。
加硫物の物性は表−1に示した。 実施例1、2、3、4は比較例1、2に比べ耐
熱性が非常に良好である。 また比較例3、4に比べ比較例5、6の耐熱性
は余り改善されていない。 この結果から、オクチル化ジフエニルアミンあ
るいはフエニル−β−ナフチルアミンとメルカプ
トベンゾイミダゾールあるいはジメチルジチオカ
ルバミン酸ニツケルととの併用老化防止剤系は、
NBRでは耐熱性向上に顕著な効果は見られない
が本発明組成物に関しては非常に効果があること
は明白である。 比較例 7 ブタジエンをイソプレンに替え、表−2に示し
た配合として共重合体を調製し、その加硫物の物
性を測定した。その結果は表−2に示した通りで
あり、ブタジエンをイソプレンに替えて得られた
共重合体組成物は、耐寒性に劣り、また耐熱性に
ついても強度の低下(△TB)が大きい。従つて
ブタジエンを用いる本発明の方が、イソプレンを
用いる場合よりも優れている。
重合体組成物に関する。さらに詳しくは、(イ)ブタ
ジエン、(ロ)α・β−不飽和ニトリル化合物、およ
び(ハ)α・β−不飽和カルボン酸エステルよりなる
特定のゴム状三元共重合体に特定の配合剤を配合
して加硫した加硫組成物に関するものであり、耐
熱性にすぐれ、かつ耐油性と耐寒性のバランスの
とれた共重合体組成物を提供しようとするもので
ある。 従来、オイル、ガソリン、溶剤などに対する抵
抗性の強いゴムとして各種の耐油性ゴムが使用さ
れてきた。なかでもNBRはその耐油性が優れて
いると共に耐寒性にもすぐれており、かつ加工時
の作業性もすぐれていることから、最もよく用い
られているゴムではあるが、他の耐油性ゴム(例
えばヒドリンゴム、アクリルゴム、フツ素ゴム)
に比較して、その耐熱性において劣ることが最大
の欠点であつた。 近年、自動車の排気ガス規制がきびしくなり、
各自動車メーカーではそれぞれ対策を溝じている
が、その対策の一環としてNBRと同程度の耐油
性、耐寒性を有し、しかも耐熱性のすぐれたゴム
の出現が要望されてきた。 本発明の目的はこのような要望を満足するゴム
状共重合体組成物を提供することにある。 本発明者らは、上記の目的で種々研究の結果、
(イ)ブタジエン、(ロ)α・β−不飽和ニトリル化合
物、および(ハ)α・β−不飽和カルボン酸エステル
よりなる特定のゴム状三元共重合体に特定の配合
剤を配合して加硫した加硫組成物が、NBRと同
程度の耐油性および耐寒性を保有すると同時に
NBRの欠点とされていた耐熱性の点で著しく改
良されていることを見出して本発明に到達した。 即ち、本発明は、 (a)(イ) ブタジエン 10重量%以上50重量%未満 (ロ) α・β−不飽和ニトリル化合物
10重量%以上40重量%未満 (ハ) α・β−不飽和カルボン酸エステル
10重量%以上80重量%未満 なるゴム状三元共重合体 100重量部 (b) 無機充填剤 20 〜400重量部 (c) 加硫剤 0.1〜 5重量部 (d) 加硫助剤 0.1〜 5重量部 (e) 芳香族アミンとメルカプトベンゾイミダゾー
ル類またはN−アルキル置換ジチオカルバミン
酸との組合せからなる老化防止剤
0.5〜 5重量部 (f) その他のゴム添加剤 適 量 を配合し、加硫してなる共重合体組成物を提供す
る。 ブタジエンのゴム状三元共重合体中に占める含
有量は耐熱性に影響し、50重量%以上では耐熱性
が十分に発現しない。一方、硫黄加硫性および耐
寒性を良好にする点から、10重量%以上の含有が
必要である。従つてブタジエンの含有量は10重量
%以上50重量%未満である。 α・β−不飽和ニトリル化合物としては、アク
リロニトリル、メタクリロニトリルなどがあげら
れるが、アクリロニトリルが特に好ましい。 α・β−不飽和カルボン酸エステルは一般式 〔R1は水素またはメチル基、R2は炭素数1〜12の
アルキル基〕 で表わされる。その具体例としては、アクリル酸
メチル、アクリル酸エチル、アクリル酸−n−プ
ロピル、アクリル酸−n−ブチル、アクリル酸−
n−ヘキシル、アクリル酸−n−オクチル、アク
リル酸−2−エチル−ヘキシル、アクリル酸ドデ
シル、アクリル酸−2−メトキシエチル、メタク
リル酸メチル、メタクリル酸−n−ブチル、メタ
クリル酸−n−オクチル、メタクリル酸−2−エ
チル−ヘキシル、メタクリル酸−n−ドデシルな
どがあげられる。これらのうちで好ましいものは
アクリル酸メチルル、アクリル酸エチル、アクリ
ル酸−n−ブチル、アクリル酸−2−エチル−ヘ
キシル、メタクリル酸エチル、メタクリル酸−n
−ブチル、メタクリル酸−2−エチル−ヘキシル
で、とくに好ましいものはアクリル酸−n−ブチ
ルである。 ゴム状三元共重合体の好ましい組成範囲は、 (イ) ブタジエン 20〜40重量% (ロ) α・β−不飽和ニトリル化合物 15〜30重量% (ハ) α・β−不飽和カルボン酸エステル
30〜60重量% であり、とくに(ロ)成分がアクリロニトリル、(ハ)成
分がアクリル酸−n−ブチルである上記組成のゴ
ム状三元共重合体が好ましい。 本発明に用いられるゴム状三元共重合体の重合
方法にはとくに制限がなく、乳化重合、懸濁重
合、溶液重合、塊状重合のいずれでもよいが、と
くに乳化重合が好ましい。 重合によつて得られるゴム状重合体のムーニー
粘度(ML1+4、100℃)は約30〜90である。 本発明に用いられる無機充填剤は、一般に使用
されるカーボンブラツク、ホワイトカーボン、炭
酸カルシウム、白艶華またはチタン白などであ
り、これらの併用も可能である。その使用量はゴ
ム状三元共重合体100重量部当り、20〜400重量部
であるが、40〜100重量部が通常好ましい。 本発明に用いられる加硫剤としては硫黄が好ま
しい。NBRよりも耐熱性にすぐれる耐油性ゴム
(ヒドリンゴム、アクリルゴム、フツ素ゴムな
ど)はNBRのような硫黄加硫は行なわれていな
いが、本発明組成物はNBRと同様の条件で硫黄
加硫して得ることができるので、一般性があり、
実用上有利である。加硫剤の使用量はゴム状三元
共重合体100重量部当り、0.1〜5重量部、好まし
くは0.1〜0.5重量部である。 本発明に用いられる加硫助剤としては、スルフ
エンアミド系(例えばJIS−K6215CZ)やチウラ
ム系(例えばJIS−K6206TT)が好ましい。加硫
助剤の使用量はゴム状三元共重合体100重量部当
り、0.1〜5重量部、好ましくは1〜5重量部で
ある。 本発明に用いられる老化防止剤としては、ペル
オキシド不活性型老化防止剤(ニ)である芳香族アミ
ンと二次老化防止剤(ホ)であるメルカカプトベンゾ
イミダゾール類またはN−アルキル置換ジチオカ
ルバミン酸類の組合せが好ましい。 芳香族アミンとしては、下記の一般式で表わさ
れる化合物が使用できる。 〔R1はフエニルまたはナフチル基、R2はHまたは
アルキル基である〕 好ましい芳香族アミンは、フエニル−β−ナフ
チルアミンまたはアルキル化ジフエニルアミン、
特にオクチル化ジフエニルアミンである。 メルカプトベンゾイミダゾール類は下記の一般
式で表わされる。 〔R1はHまたはCH3、MはHまたは周期律表第
または第族の金属で、好ましくはNiおよび
Zn、nは1または2〕 N−アルキル置換ジチオカルバミン酸類として
は水素または周期律表第、、、および
族の金属の塩で、これらのうち好ましいものとし
て第および族の金属塩が挙げられ、とくに好
ましいものとしてZnおよびNi塩が挙げられる。
下記の一般式で表わされる。 〔R1、R2は炭素数1〜8のアルキル基、好ましく
は炭素数1〜4のアルキル基〕 上記の化合物を(ニ)/(ホ)=5/1〜1/5の比率
で併用した場合にすぐれた老化防止効果がえられ
る。特に好ましい併用比率は(ニ)/(ホ)=3/1〜
1/3である。 芳香族アミンとメルカプトベンゾイミダゾール
類またはN−アルキル置換ジチオカルバミン酸類
との組合せからなる老化防止剤の使用量はゴム状
三元共重合体100重量部当り0.5〜5重量部、好ま
しくは1〜3重量部である。 その他のゴム添加剤としては、特に制限はない
が、通常ゴムに対して用いられる亜鉛華、ステア
リン酸、可塑剤などであり、適宜その適量が用い
られる。 本発明の組成物は以上に述べたゴム状三元共重
合体(a)に無機充填剤(b)、加硫剤(c)、加硫助剤(d)、
芳香族アミンとメルカプトベンゾイミダゾール類
またはN−アルキル置換ジチオカルバミン酸類と
の組合せからなる老化防止剤(e)およびその他のゴ
ム添加剤(f)を加え、ロール、バンバリーなどの混
合機で良く配合したのち、加硫プレス、加硫釜な
どを用いて加硫して製造される。 次に本発明を実施例で説明する。 なお物性の測定は以下の方法に従つた。 (i) 引張り試験−JIS K6301−3 (ii) かたさ試験−JIS K6301−5JIS A型 (iii) 老化試験−JIS K6301−6 試験管加熱老化試験試験条件は温度150℃時間
70時間 (iv) 耐油試験−JIS K6301−12、 No.1油、No.3油の体積変化を試験した。条件
は120℃、70時間 (v) 耐寒試験−JIS K6301−14 衝撃ゼイ化試験 組成分析は元素分析値(炭素、ちつ素)より求
めた。 また、以下の例における部および%は、とくに
ことわらない限り、重量による。 実施例 1〜4 ブタジエン、α・β−不飽和ニトリル化合物、
α・β−不飽和カルボン酸エステルの共重合処方
および重合条件を次のようにした。 水 180 部 ブタジエン 23 アクリロニトリル 23 エチルアクリレート 54 不均化ロジン酸カリウム塩 4.5 リン酸カリウム 0.3 硫酸第一鉄 0.005 パラメンタンハイドロパーオキサイド 0.02 t−ドデシルメルカプタン 0.1〜0.5(変量) 重合温度 30 ℃ 転化率 70 % 所定の転化率に達したところで重合停止剤とし
てジメチルジチオカルバミン酸ナトリウム0.5部
を添加し、重合を停止した。次に表−2で示した
老化防止剤を加え水蒸気蒸留により未反応モノマ
ーを除去し塩化カルシウムを加えて重合体を析出
させた。析出し重合体を水洗し、100℃で1.5時間
乾燥した。 共重合体のムーニー粘度(ML1+4、100℃)およ
び共重合体中のモノマー組成比は下記の通りであ
る。 ムーニー粘度(ML1+4、100℃) 53.5 結合AN量(%) 24.3 結合BD量(〃) 26.9 結合EA量(〃) 48.8 オクチル化ジフエニルアミンとフエニル−β−
ナフチルアミンはあらかじめ脂肪酸セツケンで乳
化し、ラテツクスへ添加した。メルカプトベンゾ
イミダゾールまたはジメチルジチオカルバミン酸
−Niは配合時に加えた。物性評価のための配合
処方は次の通りである。 重合体 100 部 亜鉛華 5 ステアリン酸 1 HAFカーボンブラツク 50 硫 黄 0.3 TT 2.0 CZ 2.0 160℃の加熱プレスにて20分間加硫して加硫物
を得た。 加硫物の物性を表−1に示した。 比較例 1、2 実施例1の方法で重合したゴム状三元共重合体
へ表−1で示した老化防止剤を添加した。添加方
法は実施例1に従つて行なつた。物性評価方法は
実施例1に従つて行なつた。加硫物の物性は表−
1に示した。 比較例 3〜6 市販NBR(日本合成ゴム社製NBR N231L)を
用い表−1で示した老化防止剤を実施例1の添加
方法で加えた。 物性評価方法は、実施例1に従つて行なつた。
加硫物の物性は表−1に示した。 実施例1、2、3、4は比較例1、2に比べ耐
熱性が非常に良好である。 また比較例3、4に比べ比較例5、6の耐熱性
は余り改善されていない。 この結果から、オクチル化ジフエニルアミンあ
るいはフエニル−β−ナフチルアミンとメルカプ
トベンゾイミダゾールあるいはジメチルジチオカ
ルバミン酸ニツケルととの併用老化防止剤系は、
NBRでは耐熱性向上に顕著な効果は見られない
が本発明組成物に関しては非常に効果があること
は明白である。 比較例 7 ブタジエンをイソプレンに替え、表−2に示し
た配合として共重合体を調製し、その加硫物の物
性を測定した。その結果は表−2に示した通りで
あり、ブタジエンをイソプレンに替えて得られた
共重合体組成物は、耐寒性に劣り、また耐熱性に
ついても強度の低下(△TB)が大きい。従つて
ブタジエンを用いる本発明の方が、イソプレンを
用いる場合よりも優れている。
【表】
【表】
【表】
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 (a)(イ) ブタジエン 10重量%以上50重量%未満 (ロ) α・β−不飽和ニトリル化合物
10重量%以上40重量%未満 (ハ) α・β−不飽和カルボン酸エステル
10重量%以上80重量%末満 よりなるゴム状三元共重合体100重量部 (b) 無機充填剤 20 〜400重量部 (c) 加硫剤 0.1〜 5重量部 (d) 加硫助剤 0.1〜 5重量部 (e) 芳香族アミンとメルカプトベンゾイミダゾー
ル類またはN−アルキル置換ジチオカルバミン
酸類との組合せからなる老化防止剤
0.5〜 5重量部 (f) その他のゴム添加剤 適 量 を配合し、加硫してなる共重合体組成物。 2 α・β−不飽和ニトリル化合物がアクリロニ
トリルである特許請求の範囲第1項記載の共重合
体組成物。 3 α・β−不飽和カルボン酸エステルが、アク
リル酸メチル、アクリル酸エチル、アクリル酸−
n−ブチル、アクリル酸−2−エチル−ヘキシ
ル、メタクリル酸エチル、メタクリル酸−n−ブ
チルまたはメタクリル酸−2−エチル−ヘキシル
である特許請求の範囲第1項記載の共重合体組成
物。 4 上記ゴム状三元共重合体の組成が、 (イ) ブタジエン 20〜40重量% (ロ) α・β−不飽和ニトリル化合物 15〜30重量% (ハ) α・β−不飽和カルボン酸エステル
30〜60重量% である特許請求の範囲第1項記載の共重合体組成
物。 5 無機充填剤がカーボンブラツク、ホワイトカ
ーボン、炭酸カルシウム、白艶華またはチタン白
である特許請求の範囲第1項記載の共重合体組成
物。 6 加硫剤として硫黄を0.1〜0.5重量部の割合で
配合する特許請求の範囲第1項記載の共重合体組
成物。 7 芳香族アミンがアルキル化ジフエニルアミン
またはフエニル−β−ナフチルアミンである特許
請求の範囲第1項記載の共重合体組成物。 8 芳香族アミンがオクチル化ジフエニルアミン
である特許請求の範囲第7項記載の共重合体組成
物。 9 メルカプトベンゾイルイミダゾール類がメル
カプトベンゾイミダゾール、メルカプトベンゾイ
ミダゾールのNi塩またはZn塩、メチル−メルカ
プトベンゾイミダソゾール、またはメチル−メル
カプトベンゾイミダゾールのNi塩またはZn塩で
ある特許請求の範囲第1項記載の共重合体組成
物。 10 N−アルキル置換ジチオカルバミン酸類が
ジエチルジチオカルバミン酸、ジエチルジチオカ
ルバミン酸のZn塩またはNi塩、またはジ−n−
ブチル−ジチオカルバミン酸、ジ−n−ブチル−
ジチオカルバミン酸のZn塩またはNi塩である特
許請求の範囲第1項記載の共重合体組成物。 11 老化防止剤が、 オクチル化ジフエニルアミンとメルカプトベン
ゾイミダゾール、フエニル−β−ナフチルアミン
とメルカプトベンゾイミダール、オクチル化ジフ
エニルアミンとジ−n−ブチル−ジチオカルバミ
ン酸Ni塩またはフエニル−β−ナフチルアミン
とジ−n−ブチル−ジチオカルバミン酸Ni塩の
組合せである特許請求の範囲第1項記載の共重合
体組成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1400176A JPS5298048A (en) | 1976-02-13 | 1976-02-13 | Copolymer composition |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1400176A JPS5298048A (en) | 1976-02-13 | 1976-02-13 | Copolymer composition |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5298048A JPS5298048A (en) | 1977-08-17 |
| JPS6133862B2 true JPS6133862B2 (ja) | 1986-08-05 |
Family
ID=11848971
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1400176A Granted JPS5298048A (en) | 1976-02-13 | 1976-02-13 | Copolymer composition |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5298048A (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001207008A (ja) * | 2000-01-28 | 2001-07-31 | Nippon Zeon Co Ltd | アクリルゴム組成物、架橋性アクリルゴム組成物およびその架橋物 |
| JP5499951B2 (ja) * | 2010-06-30 | 2014-05-21 | 日本ゼオン株式会社 | 二次電池用バインダー、製造方法、二次電池負極用組成物、及び二次電池 |
| JP5928273B2 (ja) * | 2012-09-20 | 2016-06-01 | 株式会社ブリヂストン | ゴム組成物の製造方法 |
-
1976
- 1976-02-13 JP JP1400176A patent/JPS5298048A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5298048A (en) | 1977-08-17 |
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